JP2006102083A - ミキサー - Google Patents

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Takahiro Oshita
孝博 大下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】カッター軸受け部の耐熱性を確保しながら、容器の隙間に汚れが生じるのを防ぐとともに、コック部の分解、清掃が容易なミキサーを提供する。
【解決手段】抽出管18を有し本体(図示せず)の上に載置される容器台17と、容器台17に取着される容器14と、カッター25を具備し容器台17に取着される主軸受け19と、容器台17に取着され調理物を抽出する流路を有するコック33と、コックパッキン40付きのコック栓41に回動自在に取り付けられコックパッキン40で流路を開閉する方向にコック栓41を駆動するコックレバー47とを備え、容器台17と主軸受け19の間に外周、内周シール部材21、22を配設したもので、透明性を要しない主軸受け19をフェノール樹脂等安価な材料で形成でき、主軸受け19と容器台17の間のシールによりジュース等の浸入、隙間の汚れを防止し、隙間部分の洗浄やお手入れが容易になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、主として業務用に使用され、野菜や果実等を粉砕して液体物と混合させることにより、ミックスジュースなどを作るミキサーに関するものである。
従来、この種のミキサーは、容器内で粉砕されてできたジュースなどの調理物を、コック栓を開くことにより、容器から抽出されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、上記特許文献1に記載された従来のミキサーを示すものである。図9に示すように容器1は、中央部にカッター2とオイルレスベアリング3を、底に開口部4と、容器1の内部と外部を連通させ、途中にコック栓5を回動自在に具備したコック6を備えている。コック栓5はジュース等の調理物が流れる穴7が貫通するように形成され、コック栓5に取り付けられたコックレバー8の回動により開閉される。容器1は、本体9の上に載置され、本体9はモータ(図示せず)を内蔵し、運転を入り切りするスイッチ10を備えている。
特公昭62−57336号公報
しかしながら、前記従来のミキサーの構成では、工具を使ってもコック栓5やコック6を容易に分解することができないため、曲がりくねったコック6内部やコック栓5の洗浄、手入れがしづらいという課題があった。その一方で、ミキサーを主として業務用に使用しているユーザーは、食中毒や異臭の発生を防ぎ、商品であるジュース等のおいしさを維持するために、衛生面に気を配り、毎日営業後にジュースが触れる部品の洗浄、お手入れを実施し、清潔に保つよう心掛けており、洗浄、お手入れ性の向上に対し強いニーズがあった。
また、業務用ミキサーは家庭用に比べ使用頻度が著しく高く、オイルレスベアリング3の温度上昇が100℃以上に高くなることもあるため、オイルレスベアリング3を設けた容器1を、熱変形しない耐熱性の高い材質で形成する必要があり、かつジュースの内容がわかるよう透明性があり傷付きにくい材質にする必要があるが、それを満足できる材質は少なく、あっても高価であったり量産性が悪いという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、オイルレスベアリング周囲の耐熱性を確保しながら、容器の隙間に汚れが生じるのを防ぐとともに、ジュースの流れるコック部を容易に分解できるようにして、内部の洗浄、お手入れ性を大幅に向上した使い勝手の良いミキサーを安価に提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のミキサーは、モータを内蔵した本体と、抽出管を有し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に着脱自在に取り付けられる容器と、カッターを回転自在に具備し前記容器台に取着される主軸受けと、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を構成するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられるとともに前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、上面が前記コックレバーに当接するとともに前記コック栓を摺動自在に前記コックに支持するコック栓押さえとを備え、前記容器台と主軸受けの間にシール部材を配設したもので、容器、容器台、主軸受け、コックが分割されているので、耐熱性の必要な主軸受けを透明にする必要がなく、耐熱性の優れたフェノール樹脂で形成して安価に量産できるようになるとともに、前記主軸受けと容器台の間がシールされるため、ジュース、汚水、油等の浸入を防ぎ、その隙間が汚れるのを防止することができ、その隙間部分の洗浄やお手入れの手間を省くことができる。さらに各部が容易に分解できるので、洗浄、清掃が容易で使用勝手が大幅に向上する。
本発明のミキサーは、高速回転するカッターを支持する主軸受けの耐熱性を確保しながら、容器の隙間の汚れを防ぐことができるとともに、各部が分解できるので、特にジュースの流れるコック部を容易に分解でき、コック内部の洗浄、お手入れ性を大幅に向上し、使い勝手を向上することができる。
第1の発明は、モータを内蔵した本体と、抽出管を有し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に着脱自在に取り付けられる容器と、カッターを回転自在に具備し前記容器台に取着される主軸受けと、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を構成するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられるとともに前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、上面が前記コックレバーに当接するとともに前記コック栓を摺動自在に前記コックに支持するコック栓押さえとを備え、前記容器台と主軸受けの間にシール部材を配設したもので、容器、容器台、主軸受け、コックが分割されているので、耐熱性の必要な主軸受けを透明にする必要がなく、耐熱性の優れたフェノール樹脂で形成して安価に量産できるようになるとともに、前記主軸受けと容器台の間がシールされるため、ジュース、汚水、油等の浸入を防ぎ、その隙間が汚れるのを防止することができ、その隙間部分の洗浄やお手入れの手間を省くことができる。さらに各部が容易に分解できるので、洗浄、清掃が容易で使用勝手が大幅に向上する。
第2の発明は、特に、第1の発明の抽出管を容器台と主軸受けで構成し、その分割部をシール部材でシールしたもので、主軸受けを容器台から取り外すと、抽出管を分解し開くことができるため、抽出管内部も外から容易に洗浄することができ、お手入れ性を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の容器台と主軸受けの当接面の外周と内周に、シール部材を配したもので、外周からジュースや汚水が、また内周から油や汚水が、容器台と主軸受けの隙間に浸入するのを防止でき、その隙間部分が汚れるのを防ぐことができ、洗浄やお手入れの手間が省け、使い勝手を向上することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の容器台または主軸受けにシール部材が圧入嵌合される凹部を形成したもので、容器台と主軸受けを分解し逆さにしても、シール部材は凹部に圧入されているため、脱落することはなく、脱落による紛失を防止することができる。また、シール部材は凹部に圧入嵌合されることにより、位置決めされるため、容器台と主軸受けを組立てる際に、シール部材の位置ずれや誤装着を防止し、シール不良を防止することができる。
第5の発明は、特に、第3又は第4の発明の外周と内周に配したシール部材を一体的に形成したもので、容器台と主軸受けを分解しお手入れする際に、外周または内周のいずれか一方のシール部材の脱落紛失や装着忘れを防止することができる。また、一体化によりシール部材は大きく摘まみやすくなるため、その着脱操作性も良くなり、使い勝手を向上することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか一つの発明のシール部材の外周部と内周部をその中間部より厚く形成したもので、シール部材が当接する容器台と主軸受けの平面度が悪くても、またシール部材がへたり多少塑性変形しても、シール部材の外周部と内周部が先当たりして確実にシールするため、シール性能とその信頼性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるミキサーの斜視図、図2は、同ミキサーの部分断面図、図3は、同ミキサーの抽出管の横断面図、図4は、同ミキサーの主軸受けを取り外した時の容器台の平面図、図5は、同ミキサーの容器台部分の分解斜視図、図6(a)は、同ミキサーのコックレバーを分解する時の様子を示す斜視図、(b)は同ミキサーのコック栓を分解した状態を示す斜視図である。
図1〜6において、本体11はモータ(図示せず)を内蔵し、スイッチ12とコップ13aを受けるコップ受け台13を有している。野菜や果実等の材料を入れる透明なガラス製の容器14は、外周下部にネジ15が形成され、上部に蓋16が装着されている。容器14は、ネジ15を介してPP樹脂等からなる容器台17に着脱自在に取り付けられ、容器台17を介して本体11の上に着脱自在に載置される。容器台17は調理物を抽出する抽出管18と主軸受け19を備え、容器14中の調理物が漏れないよう、容器台17と主軸受け19の間の当接面外周と内周には凹部20が形成され、当接面外周にはシール部材として外周シール部材21が、当接面内周には同じくシール部材として内周シール部材22が、弾性を有するゴムでかつ凹部20に圧入される寸法に形成され配設されている。また、容器14と主軸受け19の間には容器パッキン23が配設されている。
主軸受け19は、耐熱性の高いフェノール樹脂等で形成され、主軸24と、カッター25と、コネクター上26と、主軸24を回転自在に支持するオイルレスベアリング27と、調理物や油をシールするオイルシール28と、調理物を抽出する開口部29と、粗い材料が流出したり抽出管18に詰まるのを防ぐ、格子状に形成されたろ過金具30とを具備し、抽出管18と当接してその上壁を構成している。また主軸受け19は、複数のネジ31により容器台17に取り付けられ、カッター25は、本体11内のモータの回転軸(図示せず)に取り付けられたコネクター下(図示せず)とコネクター上26とが嵌合することで、回転するようになっている。
容器台17の抽出管18出口には、抽出口32を具備しジュース等の調理物の流路を構成するコック33が、締付け部材34とコック押さえ35を介して接続されている。内周にネジ35aが形成されたコック押さえ35を、容器台17に形成されたネジ36にねじ込んで固定すると、コック押さえ35と嵌合当接する締付け部材34が、コック33の接続部に形成されたフランジ37に当接し、コック33をOリング38を介して容器台17に押圧して固定するとともに、接続部をシールする。また、締付け部材34にはコック33に着脱できるよう切欠き部39が設けられている。
コック33の流路中には、ゴムで形成されシールを行うコックパッキン40と、コックパッキン40が装着されたコック栓41が配設されている。コック栓41はコック栓押さえ42を介して摺動自在に支持され、バネ43によりコックパッキン40と共に下方に付勢され、コック33内壁に押圧されている。また、コック栓押さえ42の内周にはネジ42aが形成され、コック33のネジ44にねじ込んで固定され、抽出口32上方の開口部をふさいでいる。
コック栓41の上端には、ステンレス製のフック部材45がインサート成形され、フック部材45には開口部46が形成されている。コックレバー47は、軸部48を介してフック部材45に回動自在に、また開口部46を通して着脱自在に取り付けられ、軸部48下方は上方へ摺動するコック栓41と干渉しないよう、くり抜いて形成され、これを操作することによりコック栓41は上下に摺動される。
また、コックレバー47の下部には、コック栓押さえ42の上面と当接し、コックレバー47を起きた位置または倒れた位置で固定する平面部が、前後と底に形成されている。コックカバー49はコック33及びその周辺をカバーする部材で、コックレバー47を通す穴50が形成され、容器台17に嵌合固定されている。
以上のように構成されたミキサーについて、以下にその動作と作用を説明する。
コックレバー47を立てた状態で、ジュースの材料を容器14中に入れ、スイッチ12を入れて透明なガラス製の容器14を通じ、ジュースの仕上がり状態を確認しながら、所定時間カッター25を回転させるとジュースが完成する。この時オイルレスベアリング27は、高速回転する主軸24との摩擦熱により、100℃を超える高温になることがあるが、それを保持する主軸受け19を、透明性はないが耐熱性が高く安価なフェノール樹脂で形成しているため、熱変形が生じることはない。
また、オイルレスベアリング27は高温になると、内部に含浸された潤滑油が表面にしみ出し、高速回転する主軸24やコネクター上26がその油を遠心力で、容器台17と主軸受け19の当接面内周に飛散させるが、その部分は全周にわたり内周シール部材22でシールされているため、飛散した油が容器台17と主軸受け19の当接面の隙間に浸入することもない。さらに、ジュースに面した各部品の接合部は、容器パッキン23、オイルシール28、Oリング38、コックパッキン40により確実にシールされているため、運転時に振動してもジュースが漏れることはない。
次にジュースの抽出は、コップ13aをコップ受け台13に置きコックレバー47を倒すと、軸部48が上方に動き、バネ43で抽出口32上部を押圧していたコック栓41と共にコックパッキン40が上方に引き上げられるため、抽出口32上部のシールが解放されて容器14中のジュースが抽出管18とコック33を流れ、抽出口32からコップ13aに注がれる。
この際、ジュースはろ過金具30を通され、細かく粉砕できなかった材料は、抽出されないようになっている。また、コップ13aをジュースで満たし、倒していたコックレバー47を立てた状態に戻すと、抽出前と同様にバネ43によりコック栓41とコックパッキン40が、抽出口32の上部に圧接されシールするため、ジュースの抽出が止まる。
ミキサーの使用後は、図5、6に示すようにコックカバー49を上に引き抜き、コック押さえ35をねじるとコック33が容器台17から外れ、締付け部材34をその切欠き部39を広げながら上に引き抜くと、コック押さえ35もコック33から取り外すことができる。またコック栓押さえ42をねじってコック33から外し、コックパッキン40の下部をバネ43の付勢力に抗して指で上に押して開口部46をコック栓押さえ42の上方に出すと、コックレバー47の軸部48を開口部46から抜くことができ、工具を使わなくても容易に分解することができる。またネジ31を外すと、容器台17から主軸受け19を取り外せ、抽出管18の上方を開放することもできる。またコック33の組立も、この逆の手順で分解時と同様、工具なしで容易にできる。
以上のように、本実施の形態においては、容器14、容器台17、主軸受け19、コック33を分割して構成し、容器台17と主軸受け19の間に外周シール部材21と内周シール部材22を配設することにより、容器14は透明で傷付きにくいガラスで形成し、耐熱性の必要な主軸受け19は不透明だが安価なフェノール樹脂で形成し、耐熱性の不要な容器台17は安価で量産性の良いPP樹脂で形成し、コック33は工具なしで取り外し分解してお手入れできるようになるため、各部を最適な材質で形成し、高い耐久性と使い勝手の良さを確保しながら、安価に量産することができる。
また、容器台17と主軸受け19の間がシールされるため、ジュース、汚水、油等の浸入を防ぎ、その隙間が汚れるのを防止することができるので、その隙間部分の洗浄やお手入れの手間を省くことができ、さらに使い勝手を向上することができる。
また、ジュースの抽出管18を、容器台17と主軸受け19で構成し、その分割部を前記外周シール部材21でシールすることにより、ネジ31をゆるめ主軸受け19を容器台17から取り外すと、抽出管18の上壁を分解し開くことができるため、抽出管18の内部も上からブラシを入れて、容易かつきれいに洗浄することができ、お手入れ性を向上させることができる。また組立時、抽出管18上部の容器台17と主軸受け19の分割部周囲は、全周にわたり外周シール部材21がネジ31の締付けにより圧接されるため、確実にシールされジュース漏れや容器台17と主軸受け19の隙間の汚れも防止できる。
また、容器台17と主軸受け19の当接面の外周と内周に、外周シール部材21と内周シール部材22を配することにより、容器台17と主軸受け19の当接面の隙間は、内も外もすべてシールされるため、容器14上端からジュースが外周面を垂れてきて容器14と容器台17の間に滴下したり、オイルレスベアリング27の油が高速回転する主軸24やコネクター上26の遠心力で、容器台17と主軸受け19の当接面内周に飛散したり、使用後のジュースで汚れた容器台17を、お手入れのため水中に浸漬させたり、ジュースが混じった汚水に入れたりしても、ジュースや油や汚水が、容器台17と主軸受け19の隙間に浸入するのを防止することができ、その当接面が汚れるのを防ぐことができる。
この隙間は、樹脂製の容器台17と主軸受け19の当接面の平面度が精度良く出せないため必ず発生するもので、この当接面の汚れもシール部材がないと必ず発生するが、これを洗浄するには3本のネジ31をドライバーでゆるめ、主軸受け19を容器台17から取り外す必要があるため、この汚れを防ぐことにより、お手入れの手間が省け使い勝手を向上することができる。
さらに、容器台17に、外周シール部材21と内周シール部材22が圧入嵌合される凹部20を形成することにより、容器台17と主軸受け19を分解し逆さにしても、外周シール部材21、内周シール部材22が脱落することはなく、脱落による紛失を防止することができる。また、外周シール部材21と内周シール部材22は凹部20に圧入嵌合されることにより、位置決めされるため、容器台17と主軸受け19を組立てる際に、これら外周、内周シール部材21、22の位置ずれや誤装着が生じるのを防ぎ、シール不良を防止することができる。なお、凹部20は容器台17に設ける代りに主軸受け19に形成してもよく、外周、内周シール部材21、22が圧入寸法になるように形成すれば、同様な効果が得られる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の第2の実施の形態におけるミキサーの部分断面図、図8は、同ミキサーのシール部材の平面図と断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図7、8において、主軸受け19は、耐熱性に優れたフェノール樹脂で形成され、抽出管18と当接してその上壁を構成し、複数のネジ31により容器台61に取り付けられている。また、容器台61の上面は、主軸受け19を取り付けた時、主軸受け19の底面との間に一定の隙間62があくように形成され、この隙間62に弾性を有するゴム等で形成されたシール部材63が配設されている。このシール部材63は、前記隙間62の外周部から内周部まで、シート状に一体的に形成され、シール部材63の外周部64と内周部65は、それらの中間部より厚く形成されている。
また、シール部材63には、ネジ31を締付けるボス19aを通す3ヶ所の穴66と、中央部に形成されコネクター上26を通す穴67と、抽出管18の上方に形成されジュースを通す穴68が、設けられている。
以上のように構成されたミキサーについて、以下にその動作と作用を説明する。
スイッチ12を入れ、カッター25を回転させると、高速回転する主軸24やコネクター上26がオイルレスベアリング27からしみ出た潤滑油を遠心力で、容器台17と主軸受け19の当接面内周に飛散させるが、その部分は全周にわたりシール部材63でシールされているため、飛散した油が容器台61と主軸受け19の当接面の隙間に浸入することはない。また、容器14上端からジュースが外周面を垂れてきて容器14と容器台61の間に滴下したり、使用後のジュースで汚れた容器台61を、お手入れのため水中に浸漬させたり、ジュースが混じった汚水に入れたりしても、ジュースや油や汚水が容器台17と主軸受け19の隙間に浸入するのを防止することができ、その当接面が汚れるのを防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態においては、外周と内周に配するシール部材63を一体的に形成することにより、容器台61と主軸受け19を分解しお手入れする際に、外周または内周のいずれか一方のシール部材だけが脱落することはなく、又、シール部材63は外周と内周を一体化し大きいため、紛失や装着忘れを防止することができる。また、一体化によりシール部材63は大きく摘まみやすくなるため、その着脱操作性も良くなり、使い勝手を向上させることができる。
また、シール部材63の外周部64と内周部65を、その他の中間部分より厚く形成することにより、シール部材63が当接する容器台61と主軸受け19の平面度が多少悪くても、またシール部材63がへたり多少塑性変形しても、シール部材63の外周部64と内周部65が、容器台61と主軸受け19の当接面の外周部と内周部で先当たりし、この箇所で確実にシールできるため、容器台61と主軸受け19の隙間にジュースや油や汚水が浸入するのを防止することができ、シール性能とその信頼性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかるミキサーは、容器台と主軸受けの間の確実なシールが可能となるので、液体などをシールするシール機構を有する各種機器、装置に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるミキサーの斜視図 同ミキサーの部分断面図 同ミキサーの抽出管の横断面図 同ミキサーの主軸受けを取り外した時の容器台の平面図 同ミキサーの容器台部分の分解斜視図 (a)同ミキサーのコックレバーを分解する時の様子を示す斜視図(b)同ミキサーのコック栓を分解した状態を示す斜視図 本発明の実施の形態2におけるミキサーの部分断面図 (a)同ミキサーのシール部材の平面図(b)図8(a)のA−A断面図 従来のミキサーの断面図
符号の説明
14 容器
17 容器台
18 抽出管
19 主軸受け
20 凹部
21 外周シール部材(シール部材)
22 内周シール部材(シール部材)
25 カッター
33 コック
40 コックパッキン
41 コック栓
47 コックレバー
63 シール部材

Claims (6)

  1. モータを内蔵した本体と、抽出管を有し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に着脱自在に取り付けられる容器と、カッターを回転自在に具備し前記容器台に取着される主軸受けと、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を構成するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられるとともに前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、上面が前記コックレバーに当接するとともに前記コック栓を摺動自在に前記コックに支持するコック栓押さえとを備え、前記容器台と主軸受けの間にシール部材を配設したミキサー。
  2. 抽出管を容器台と主軸受けで構成し、その分割部をシール部材でシールした請求項1に記載のミキサー。
  3. 容器台と主軸受けの当接面の外周と内周に、シール部材を配した請求項1又は2に記載のミキサー。
  4. 容器台または主軸受けにシール部材が圧入嵌合される凹部を形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載のミキサー。
  5. 外周と内周に配したシール部材を一体的に形成した請求項3又は4に記載のミキサー。
  6. シール部材の外周部と内周部をその中間部より厚く形成した請求項1〜5のいずれか1項に記載のミキサー。
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