JP2006100371A - 配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法 - Google Patents

配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006100371A
JP2006100371A JP2004281793A JP2004281793A JP2006100371A JP 2006100371 A JP2006100371 A JP 2006100371A JP 2004281793 A JP2004281793 A JP 2004281793A JP 2004281793 A JP2004281793 A JP 2004281793A JP 2006100371 A JP2006100371 A JP 2006100371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring pattern
conductive
insulating substrate
resin
conductive resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004281793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4325523B2 (ja
Inventor
Norito Tsukahara
法人 塚原
Kazuhiro Nishikawa
和宏 西川
Osamu Uchida
内田  修
Daisuke Sakurai
大輔 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004281793A priority Critical patent/JP4325523B2/ja
Publication of JP2006100371A publication Critical patent/JP2006100371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325523B2 publication Critical patent/JP4325523B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

【課題】絶縁性基板上に導電性樹脂を用いて配線パターンを形成した配線基板に関し、両端間の導通抵抗が低くて安定していると共に、絶縁性基板に対する接着性が優れた配線パターンを有する配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】絶縁性基板110上に導電性樹脂130により形成された配線パターン120の厚み方向の成分密度が、絶縁性基板110から離れるにしたがって導電性成分が高い高密度導電成分層140を、絶縁性基板110に近づくにしたがって樹脂成分が高い高密度樹脂成分層150を形成することにより、導通抵抗が低く、導通抵抗ばらつきも小さく、しかも、絶縁性基板110との接着性に優れた配線パターン120を備えた配線基板100を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、絶縁性基板上に導電性樹脂を用いて配線パターンを形成した配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法に関する。
近年、携帯電話やPDA等の携帯端末等の電子機器の小型化・高密度化に伴い、これらの機器に使用される配線基板には高密度の配線が必要となり、精度の高い微細パターンを形成することが要求されている。
通常、絶縁性基板上に導電性樹脂を用いて配線パターンを形成する方法としては、配線パターン形成シートを使用する方法または転写型を使用する方法が用いられる。これらの方法によって形成される配線パターンは、微細化すると、導電性樹脂内の導電性成分である導電性粒子の分布や絶縁性基板に対する接着力のばらつきを生じる。そのため、配線パターンの導通抵抗が大きくなったり、導通抵抗のばらつきを生じることがある。また、配線パターンの接着強度のばらつきにより、部分的に剥離を生じる場合がある。さらに、一般的に、導電性樹脂による配線パターンの外表面は樹脂成分による被膜を生じやすく、導通抵抗が大きくなる傾向がある。
一方、上記のような電子機器の開発において、半導体チップ等を高密度に実装できる多層配線基板の使用も増している。この場合、配線基板の任意の電極を任意の配線パターン位置において層間接続できるインナービアホール接続法が多く用いられている。インナービアホール接続法において、スクリーン印刷法によりビアホール内に充填される導電性樹脂で接続する場合、高密度な層間接続を実現するためにインナービアホールのサイズを小さくすると同様な問題が生じる。
すなわち、配線パターンおよびインナービアホールのいずれにおいても、印刷性と導電性とは、導電性樹脂の材料構成面から見て相反するものである。つまり、導電性を向上させるために導電性成分、すなわち導電性粒子の構成比を上げると、導電性樹脂の粘度が上昇して流動性および接着性が悪くなるので印刷し難くなる。また、印刷性を向上させるために導電性粒子の構成比を減少させると、導電性粒子同士の接触面積が小さくなって導通抵抗の上昇等により接続の信頼性に問題を生じる。
このような状況において、インナービアホールの課題を解決するために、下記に示すような配線基板の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
以下、図9と図10を用いて配線基板の製造方法を説明する。
図9は、配線基板の製造方法を説明する断面図であり、図10(a)は導電性樹脂の分離充填設備の平面図、同図(b)は正面図である。
まず、図9(a)に示すように、銅箔等の配線材料1010を貼り合わせた絶縁性基板1020の表面にカバーフィルム1030を接着する。その後、図9(b)に示すように、カバーフィルム1030と絶縁性基板1020を貫通してビアホール1040をレーザ加工等により形成する。
次に、図9(c)に示すように、印刷マスク1050を貼り合わせて、スクリーン印刷により印刷マスク1050を介して導電性樹脂1060をビアホール1040に充填する。そして、印刷マスク1050を取り除いて、図9(d)に示す仕掛基板1070を作製する。
次に、図10に示す導電性樹脂の分離充填設備を用いて、ビアホール1040の穴底方向に遠心力が働くように遠心分離を行い、導電性樹脂1060をビアホール1040へ充填する。遠心分離は、配線材料1010を外側にして仕掛基板1070を固定したホルダー1090を回転ステージ1080に取り付け、駆動部1100で回転させ、遠心力を加えることにより行われる。
これによって、図9(e)に示す遠心分離後の状態において、ビアホール1040の穴底に導電性樹脂1060内の導電性成分である比重の大きい導電性粒子が優先的に充填される。その結果、導電性樹脂1060は導電性粒子と樹脂成分に分離され、ビアホール1040内の導電性粒子密度が高く、カバーフィルム1030の表面に樹脂成分が多く存在することになる。
次に、図9(f)に示すように、カバーフィルム1030の表面に残存した樹脂成分が多い導電性樹脂1060をスキージ1110によって掻き取ってカバーフィルム1030を剥離する。それにより、図9(g)に示すように、絶縁性基板1020の表面から導電性樹脂1060が突出した状態が得られる。
次に、図9(h)に示すように、銅箔等の配線材料1120を積層し、加熱加圧して配線材料1120を絶縁性基板1020に接着させると、図9(i)の状態が得られる。
最後に、表面の配線材料1010、1120をエッチングによってパターニングし、図9(j)に示す両面配線基板1130が得られる。
上記方法により、ビアホール1040内に導電性樹脂1060の導電性成分を高密度に充填でき、層間接続特性の安定した配線基板の製造方法が提案されている。
特開2001−345528号公報
しかし、特許文献1に示されているインナービアホールの製造方法は、導電性樹脂1060の印刷時に印刷マスク1050を使用して樹脂成分を集めるスペースを作っておき、遠心分離によりこのスペースに集めた樹脂成分をスキージで掻き取るものである。そのため、従来の製造方法と比較して、遠心分離工程が必要であると共に、印刷マスク1050を貼り合わせたり、カバーフィルム1030の表面の導電性樹脂1060を掻き取る工程が必要である。さらに、掻き取られる分だけ余分な導電性樹脂1060が必要である。
一方、配線パターンの微細化に対しては、よい解決策がない。
本発明は、このような配線パターンの課題を解決するためになされたもので、導通抵抗が低く、同時に絶縁性基板に対する接着性に優れる配線パターンおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するめに、本発明の配線基板は、絶縁性基板と、絶縁性基板上に形成された導電性樹脂からなる配線パターンを備えた配線基板において、配線パターンの厚み方向の成分密度が、絶縁性基板から離れるにしたがって導電性成分が高く、絶縁性基板に近づくにしたがって樹脂成分が高くなる構成を有する。
この構成により、絶縁性基板上に形成された導電性樹脂からなる配線パターンの表面部分の導電性成分の密度が高いので、導通抵抗が低く、また導通抵抗のばらつきを小さくできる。さらに、配線パターンの絶縁性基板に近い部分は、樹脂成分の密度が高いので、絶縁性基板に対する接着性が優れ、微細化に有利な配線基板を実現できる。
また、本発明の配線基板は、配線パターンが絶縁性基板の窪み内に形成されている構成であってもよい。
この構成により、絶縁性基板の窪み内に形成された導電性樹脂からなる配線パターンの、表面部分において導電性成分の密度が高いので、導通抵抗が低く、また導通抵抗のばらつきを小さくできる。さらに、窪みの底面近傍では樹脂成分の密度が高いので、絶縁性基板に対する導電性樹脂の接着力が非常に強く、精度の高い微細パターンを有する配線基板とすることができる。
また、本発明の配線基板の製造方法は、絶縁性基板上に配線パターン形状の貫通孔を有する配線パターン形成シートを貼り付ける工程と、貼り付けた配線パターン形成シートの貫通孔にペースト状の導電性樹脂を充填する工程と、配線パターン形成シート上に離型シートを貼り付ける工程と、貫通孔内の導電性樹脂を、離型シート側の導電性成分と絶縁性基板側の樹脂成分に、配線パターンの厚み方向に沿って分離する分離工程と、配線パターン形成シートと離型シートを絶縁性基板から剥離する工程と、導電性樹脂を硬化させる工程とを備える。
この製造方法により、導電性樹脂からなる配線パターンの、表面部分において導電性成分の密度が高いので、導通抵抗が低く、また導通抵抗のばらつきの小さい配線基板を実現できる。さらに、配線パターンの絶縁性基板に近い接着部分は樹脂成分の密度が高く、絶縁性基板に対する接着性が優れるため、微細化に有利な配線パターンを備えた配線基板を安定して製造することができる。
また、本発明の配線基板の製造方法は、転写型に形成された配線パターン形状の窪みにペースト状の導電性樹脂を充填する工程と、窪み内の導電性樹脂を、窪みの底に近い側の導電性成分と窪みの底から離れた側の樹脂成分に、窪みの深さ方向に沿って分離する分離工程と、転写型を反転させて絶縁性基板に密着させた後、転写型を絶縁性基板から離して導電性樹脂を転写する工程と、導電性樹脂を硬化させる工程とを備えるようにしてもよい。
この製造方法により、転写型の材料および印刷する絶縁性基板の種類に対して選択の自由度が大きい転写印刷方式を適用することができる。さらに、導電性樹脂からなる配線パターンの表面部分において導電性成分の密度が高いので導通抵抗が低く、また導通抵抗のばらつきの小さい配線基板を実現できる。また、配線パターンの絶縁性基板に近い接着部分は、樹脂成分の密度が高く接着性に優れているため、微細化に有利な配線パターンを備えた、各種絶縁性基板に配線基板を製造することができる。
また、本発明の配線基板の製造方法は、絶縁性基板に形成された配線パターン形状の窪みにペースト状の導電性樹脂を充填する工程と、絶縁性基板上にカバーシートを貼り付ける工程と、窪み内の導電性樹脂を、カバーシート側の導電性成分と窪みの底に近い側の樹脂成分に、窪みの深さ方向に沿って分離する分離工程と、カバーシートを絶縁性基板から剥離する工程と、導電性樹脂を硬化させる工程とを備えるようにしてもよい。
この製造方法により、導電性樹脂からなる配線パターンの表面部分は、導電性成分の密度が高いので導通抵抗が低く、また導通抵抗のばらつきの小さい配線基板を実現できる。さらに、配線パターンの窪みの底面近傍は、樹脂成分の密度が高く、絶縁性基板との接着力に優れるため、精度の高い微細パターンを絶縁性基板の窪み内に有する配線基板を安定して製造することができる。
また、本発明の配線基板の製造方法は、分離工程が、配線パターン形状の貫通孔または窪みに充填された導電性樹脂に遠心力が働くようにしてもよい。
この製造方法により、配線パターンを構成する導電性樹脂中の導電性成分と樹脂成分を、その比重差を利用して、配線パターン表面側の導通性成分と絶縁性基板側の樹脂成分に効率よく、確実に分離させることができる。その結果、配線パターンの導通抵抗の低減と絶縁性基板との接着力の向上を同時に実現できる。
また、本発明の配線基板の製造方法は、形成された配線パターンの両端間に所定の電圧を印加して、導電性樹脂中の導電性成分を溶融結合させてもよい。
この製造方法により、分離工程で配線パターンの表面側に分離された導電性樹脂中の導電性成分である金属粉等からなる導電性粒子が、印加された電圧により溶融結合する。その結果、配線パターン表面における導通抵抗をさらに小さくできる。また、導通抵抗の特性ばらつきもさらに小さくなるため配線パターンの微細化に有利であると共に、配線パターンの表面の導通抵抗が小さいため高周波特性に優れた配線基板を実現できる。
本発明によれば、絶縁性基板上に形成された導電性樹脂からなる配線パターンの、表面部分において導電性成分の密度が高いので、導通抵抗が低く、また導通抵抗のばらつきも小さくできる。さらに、配線パターンの絶縁性基板に近い部分は、樹脂成分の密度が高く絶縁性基板との接着性に優れるため、微細化に有利な配線パターンを備えた配線基板を実現できるという大きな効果を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の断面図である。なお、断面図は、複数本並んだ細長い配線パターンの長さ方向に対して直角な方向に切断した状態を示している。
図1において、配線基板100は、ガラスクロスに樹脂を含浸させたガラスエポキシ樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂やポリイミド等の熱硬化性樹脂等の樹脂基板からなる絶縁性基板110上に導電性樹脂130からなる配線パターン120を所定の位置に設けて構成されている。
この導電性樹脂130は、例えば、樹脂成分としてのエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂の中に、例えば、導電性成分として粒子径3μm程度の銀粉等の導電性に優れる金属粉を混合して構成されている。そして、上記の配線パターン120の厚み方向における導電性樹脂130の成分は、絶縁性基板110から離れるにしたがって導電性成分の密度の高い層(以下、高密度導電成分層)140に、絶縁性基板110に近づくにしたがって樹脂成分の密度の高い層(以下、高密度樹脂成分層)150になるような勾配を持っている。
そして、絶縁性基板110から離れた配線パターン120の表面部分を高密度導電成分層140とすることにより、配線パターン120の導通抵抗が低く、特性ばらつきの小さい配線基板100を実現できる。また、絶縁性基板110に近い部分を高密度樹脂成分層150とすることにより、配線パターン120を強固に絶縁性基板110の表面に接着することができる。
つまり、本発明の第1の実施の形態の配線パターン120は、導通抵抗が低く、かつ絶縁性基板110に対する接着力が強いので、微細化に対する導通抵抗の増加や接着力の低下に対して非常に有利なものである。また、配線パターン120の表面の導通抵抗を小さくできるため、別の配線パターンとの接続や電子部品等との接触抵抗の低い接続の実現により周波数特性に優れた配線基板100を提供できる。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法について、図2を用いて説明する。図2は、配線基板の製造方法を工程順に説明する断面図である。
まず、図2(a)に示すように、絶縁性基板110の上に配線パターン形状の貫通孔200Aを有する配線パターン形成シート200を貼り合わせる。なお、配線パターン形成シート200と絶縁性基板110との接着力は、後で容易に剥離できる程度の接着強度を有することが望ましい。
次に、図2(b)に示すように、スクリーン印刷法等により配線パターン形成シート200を介してペースト状の導電性樹脂130を貫通孔200Aに充填して、図2(c)に示す状態とする。この状態では、導電性樹脂130の導電成分と樹脂成分は、ほぼ均等に混合されている。
次に、図2(d)に示すように、配線パターン形成シート200の上面に、例えばPET(ポリエステル)、PP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)フィルム等からなる離型シート210を貼り付け、仕掛基板220を作製する。なお、離型シート210は、配線パターン形成シート200に対し接着力を有すると共に、導電性樹脂130の特性に影響しないものが望ましい。なお、離型シート210が、配線パターン形成シート200と、例えば冶具等で密着される場合には、接着力は特に必要ではない。
次に、分離工程として、図3の平面図に示す導電性樹脂の分離装置の第1固定冶具300Aと第2固定冶具300Bの間に仕掛基板220を装着する。そして、図3の矢印で示すように、回転ステージ310の外周方向で、仕掛基板220の離型シート210の方向に遠心力が働くように回転ステージ310を回転させる。この遠心力により、導電性樹脂130の導電性成分である金属粉と樹脂成分との比重差を利用して、高密度導電成分層140が離型シート210側に、高密度樹脂成分層150が絶縁性基板110側となるように、貫通孔200A内の導電性樹脂130が分離され、図2(e)に示す状態となる。
つまり、この分離工程によって、貫通孔200A内の導電性樹脂130は、絶縁性基板110から離れた側に高密度導電成分層140が、絶縁性基板110に近い側に高密度樹脂成分層150が、それぞれ多くなるような勾配を有する配線パターン120となる。
なお、上記の導電性樹脂130の分離装置において、駆動部の構成等は従来の導電性樹脂の分離充填設備を用いることができる。
次に、図2(f)に示すように、仕掛基板220の配線パターン形成シート200と離型シート210を剥離する。この場合、配線パターン形成シート200と離型シート210を、別々に剥離しても、同時に剥離してもよい。
次に、導電性樹脂130の樹脂成分である熱硬化性樹脂の硬化温度以上に加熱して導電性樹脂130を硬化させると、図1に示した配線基板100が作製される。このとき、導電性樹脂130は、絶縁性基板110に近い側が高密度樹脂成分層150となっているので、絶縁性基板110に対して強固に接着される。
なお、上記導電性樹脂130からなる配線パターン120の硬化工程は、離型シート210と配線パターン形成シート200を剥離する前に行ってもよい。
この製造方法により、導電性樹脂130からなる配線パターン120の表面部分は、高密度導電成分層140となるため、導通抵抗が低く、また樹脂成分の介在による導通抵抗のばらつきを抑制できる。さらに、絶縁性基板110に近い接着部分は高密度樹脂成分層150となるため、絶縁性基板110に対する配線パターン120の接着性が向上する。その結果、微細化に対しても、導通抵抗が低く接着力が低下しない配線パターン120を備えた配線基板100を安定して製造することができる。
なお、上記の製造方法では、絶縁性基板110上に、配線パターン形成シート200を使用して配線パターン120を形成したが、これに限られない。
以下に、転写型を用いて配線パターン120を形成する方法について説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態の別の例に係る配線基板の製造方法を説明する断面図である。
まず、図4(a)に示すように、転写型400に形成された配線パターン形状の窪み400A内にスクリーン印刷等により、導電性樹脂130を充填する。その後、転写型400の上面400Bにカバーシート410を貼り付けて、図4(b)に示すような導電性樹脂130を内包した転写型420を作製する。
次に、第1の実施の形態と同様に、導電性樹脂の分離装置(図示せず)に導電性樹脂130を内包した転写型420を装着する。そして、窪み400Aの底400C方向に向けて遠心力が働くように回転ステージ(図示せず)を回転させる。この遠心力により、導電性樹脂130の導電性成分である金属粉と樹脂成分との比重差を利用して、高密度導電成分層140が窪み400Aの底400C側に、高密度樹脂成分層150がカバーシート410側となるように、窪み400A内の導電性樹脂130が分離され、図4(c)に示すような勾配を有する状態となる。なお、回転方向に依存して、配線パターンの厚み方向だけでなく回転方向に密度勾配を生じる場合には、回転方向を正逆回転させることにより回転方向の密度勾配を緩和してもよい。
次に、導電性樹脂130を内包した転写型420のカバーシート410を剥離してから、図4(d)に示すように転写型400を反転させ、絶縁性基板110に転写型400を密着させる。
次に、図4(e)に示すように、転写型400を絶縁性基板110から離して窪み400Aに充填されていた導電性樹脂130を絶縁性基板110に転写する。
最後に、導電性樹脂130の樹脂成分である熱硬化性樹脂の硬化温度以上に加熱して導電性樹脂130を硬化させて、図1に示した配線基板100が形成される。このとき、導電性樹脂130の絶縁性基板110に近い側は、高密度樹脂成分層150となっているので、第1の実施の形態と同様に、絶縁性基板110に対して接着力に優れた配線パターン120が形成される。
この製造方法により、転写型400の材料および転写される絶縁性基板110の材料に対する選択の自由度が大きい転写印刷方式を利用することができる。また、導電性樹脂130からなる配線パターン120の表面部分は、導電性成分の密度が高いので、導通抵抗が低く、また樹脂成分の介在による導通抵抗のばらつきを抑制した配線パターン120を形成できる。さらに、絶縁性基板110に近い部分は、樹脂成分の密度が高い高密度樹脂成分層150が形成されているため絶縁性基板110との接着性が優れている。その結果、微細化しても導通抵抗が低く接着力に優れる配線パターン120を、種々の絶縁性基板110に容易に形成される配線基板100を安定して製造することができる。
なお、転写型400を用いた製造方法の場合、カバーシート410を使用しないで配線基板100を製造することもできる。しかし、分離装置の固定冶具(図示せず)に導電性樹脂130が付着する可能性があるので、連続生産をする場合にはカバーシート410を使用することが好ましい。
また、上記第1の実施の形態では、高密度導電成分層と高密度樹脂成分層が分離した状態で説明した。配線パターンを高密度導電成分層と高密度樹脂成分層の2層に分離して形成することもできるが、通常は、高密度導電成分層と高密度樹脂成分層の密度が徐々に変わる密度勾配を有している。しかし、図面上では、説明をわかりやすくするために模式的に示している。以下の実施の形態においても同様である。
上記の製造方法により、PET(ポリエチレンテレフタレート)基板を用い、Agからなる導電成分を80wt%、エポキシ樹脂からなる樹脂成分を20wt%含む導電性樹脂で厚み25μmに形成された配線パターンを、例えば回転数1000rpmで1分回転させた場合の導通抵抗は、従来の配線パターンの導通抵抗と比較して、1/2程度に低減できた。
なお、回転数や回転時間等の条件は、導電性樹脂の構成成分や粘度により、変わることはいうまでもない。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る配線基板の断面図である。
図5において、絶縁性基板510は、例えば、ガラスクロスに樹脂を含浸させたガラスエポキシ材やPET樹脂等の樹脂基板からなる。そして、絶縁性基板510の上面510Bの所定位置に設けられた配線パターン520を形成する窪み510A内に導電性樹脂130が充填されて配線基板500が構成される。
なお、導電性樹脂130は、第1の実施の形態において説明したものと同様に、粘性を有する樹脂成分としての熱硬化性樹脂の中に導電性成分としての良導電性の金属粉を混合したペースト状からなる。そして、窪み510A内の厚み方向における導電性樹脂130は、絶縁性基板510の上面510Bに近づくにしたがって高密度導電成分層140が、窪み510Aの底510Cに近づくにしたがって高密度樹脂成分層150が、それぞれ多くなるような成分密度の勾配を持っている。
この構成により、絶縁性基板510の窪み510A内に配設された導電性樹脂130からなる配線パターン520は、表面部分において導電性成分の密度が高いため、導通抵抗が低く、また樹脂成分の介在による導通抵抗のばらつきを小さくできる。さらに、窪み510Aの底510C面近傍は、樹脂成分の密度が高いので、絶縁性基板510に対する配線パターン520の接着力が向上する。その結果、精度の高い微細な配線パターン120を形成しても、導通抵抗が低く、かつ絶縁性基板510から剥離することがない等、信頼性に優れた配線基板500を作製できる。
以下に、本発明の第2の実施の形態に係る配線基板の製造方法について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明する断面図である。
まず、図6(a)に示すように、絶縁性基板510に形成された配線パターン形状の窪み510A内にスクリーン印刷等により、導電性樹脂130を充填する。そして、絶縁性基板510の上面510Bにカバーシート530を貼り付けて、図6(b)に示すような仕掛基板600を作製する。
次に、仕掛基板600をカバーシート530側に向けて遠心力が働くように導電性樹脂の分離装置(図示せず)に装着して、回転ステージ(図示せず)を回転させる。この遠心力により、導電性樹脂130の導電性成分である金属粉と樹脂成分との比重差を利用して、高密度導電成分層140がカバーシート530側に、高密度樹脂成分層150が窪み510Aの底510C側になるように、窪み510Aの深さ方向に導電性樹脂130が分離され、図6(c)に示すような勾配を有する状態となる。
次に、仕掛基板600のカバーシート530を剥離してから、導電性樹脂130の樹脂成分である熱硬化性樹脂の硬化温度以上に加熱して導電性樹脂130を硬化させると、図5に示す配線基板500が作製される。この硬化時に、導電性樹脂130は絶縁性基板510の窪み510Aの底510Cに近い側において高密度樹脂成分層150となっているので、窪み510Aの底510C面および周囲の側壁に対して非常に強固に接着される。
この製造方法により、精度の高い微細な配線パターンを形成しても、導通抵抗が低く、絶縁性基板から配線パターンが剥離しない等、信頼性に優れた配線基板を容易に作製できる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る配線基板の平面図であり、図8は、図7のP−P線断面図である。
本発明の第3の実施の形態に係る配線基板800は、第1の実施の形態の図1に示した配線基板100の配線パターン120において、図7に示すランド700A、700B間に所定の電圧(パルス電圧)を印加して作製したものである。
つまり、電圧の印加により、配線パターン120の高密度導電成分層140中の、3μm程度の銀粉や銅粉等の金属粉からなる導電性粒子の表面に形成された樹脂成分等の絶縁性被膜を絶縁破壊あるいは溶融させて導電性粒子同士を結合させ導電層810を形成する。ここで、所定の電圧とは、導電粒子間の絶縁性被膜を絶縁破壊する以上の電圧で、かつ後述する電圧を印加する接続部分で配線パターンに絶縁破壊を生じない電圧以下の電圧である。
この方法により、図8に示すように、導電層810を有する配線パターン700は、図1に示した配線パターン120よりも導通抵抗がさらに小さく、特性ばらつきも小さいものである。そのため、配線パターン700の微細化に対してより有効であると共に、電流が配線パターン700の表面を流れやすい高周波機器等に有利な配線基板800とできる。
具体的には、例えば、第1の実施の形態の配線パターンに、50Vの電圧を1秒間に3回程度パルス的に印加した場合、さらに、その導通抵抗を、1/2程度に低減できた。
なお、本発明は、従来の導電性樹脂からなる配線パターンにも適用可能であるが、表面が高密度導電成分層を備える配線パターンにおいて、特にその効果が大きいものである。その理由は、通常の配線パターンの表面は、本発明の配線パターンに比較して、樹脂成分が多いため導通抵抗が高く、電圧を印加する接続部分の接触抵抗も大きい。そのため、電圧を印加する接続部分で絶縁破壊を生じやすく、また高い電圧の印加も必要となる等、印加する電圧の制御が困難である。それに対して、本発明による配線パターンの場合、高密度導電成分層により表面の導通抵抗が低く、接触抵抗も小さいので、簡単な印加電圧の制御で、容易に導通抵抗を下げることが可能である。
なお、配線パターン120のランド700A、700B間に印加する電圧の大きさは、配線基板100を使用する電子機器の条件や配線パターンの幅、長さ、厚み等により実験的に決める必要がある。通常、高電圧の印加が可能で、通電による発熱が抑えられ、さらに通電時間の調整が容易なパルス電圧の印加が好ましい。
また、絶縁性基板110上に複数本の配線パターン120が形成されている場合、必要な配線パターン700のみに所定の電圧を印加して、高密度導電成分層140を導通抵抗の低い導電層810に選択的に形成してもよい。
なお、以上の説明では、第1の実施の形態に係る配線基板100において、絶縁性基板110の上に形成された配線パターン120に対して所定の電圧を通電するとしたが、各実施の形態に係る配線基板において、適用できることはいうまでもない。
また、上記各実施の形態における配線基板を携帯機器や携帯端末等に用いることにより、より一層の小型軽量化および薄型化した電子機器を実現できる。
本発明の配線基板は、導通抵抗が低く、特性ばらつきを小さくできる共に、絶縁性基板との接着性に優れた配線パターンを形成できるので、高密度の配線パターンが必要な小型化・高密度化が要望される携帯端末や携帯機器等の電子機器等において有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の断面図 本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明する断面図 本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の導電性樹脂の分離装置の平面図 本発明の第1の実施の形態の別の例に係る配線基板の製造方法を説明する断面図 本発明の第2の実施の形態に係る配線基板の断面図 本発明の第2の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明する断面図 本発明の第3の実施の形態に係る配線基板の平面図 図7のP−P線断面図 従来の配線基板の製造方法を説明する断面図 (a)従来の配線基板の製造方法の導電性樹脂の分離充填設備の平面図(b)同分離充填設備の正面図
符号の説明
100,500,800 配線基板
110,510 絶縁性基板
120,520,700 配線パターン
130 導電性樹脂
140 導電性成分の密度の高い層(高密度導電成分層)
150 樹脂成分の密度の高い層(高密度樹脂成分層)
200 配線パターン形成シート
200A 貫通孔
210 離型シート
220,600 仕掛基板
300A 第1固定冶具
300B 第2固定冶具
310 回転ステージ
400 転写型
400A,510A 窪み
400B,510B 上面
400C,510C 底
410,530 カバーシート
420 導電性樹脂を内包した転写型
700A,700B ランド
810 導電層

Claims (8)

  1. 絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板上に形成された導電性樹脂からなる配線パターンを備えた配線基板であって、
    前記配線パターンの厚み方向の成分密度が、前記絶縁性基板から離れるにしたがって導電性成分が高く、前記絶縁性基板に近づくにしたがって樹脂成分が高くなっていることを特徴とする配線基板。
  2. 前記配線パターンが前記絶縁性基板の窪み内に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 絶縁性基板上に配線パターン形状の貫通孔を有する配線パターン形成シートを貼り付ける工程と、
    貼り付けた前記配線パターン形成シートの前記貫通孔にペースト状の導電性樹脂を充填する工程と、
    前記配線パターン形成シート上に離型シートを貼り付ける工程と、
    前記貫通孔内の前記導電性樹脂を、前記離型シート側の導電性成分と前記絶縁性基板側の樹脂成分に、前記配線パターンの厚み方向に沿って分離する分離工程と、
    前記配線パターン形成シートと前記離型シートを前記絶縁性基板から剥離する工程と、
    前記導電性樹脂を硬化させる工程とを具備することを特徴とする配線基板の製造方法。
  4. 転写型に形成された配線パターン形状の窪みにペースト状の導電性樹脂を充填する工程と、
    前記窪み内の前記導電性樹脂を、前記窪みの底に近い側の導電性成分と前記窪みの底から離れた側の樹脂成分に、前記窪みの深さ方向に沿って分離する分離工程と、
    前記転写型を反転させて絶縁性基板に密着させた後、前記転写型を前記絶縁性基板から離して前記導電性樹脂を転写する工程と、
    前記導電性樹脂を硬化させる工程とを具備することを特徴とする配線基板の製造方法。
  5. 絶縁性基板に形成された配線パターン形状の窪みにペースト状の導電性樹脂を充填する工程と、
    前記絶縁性基板上にカバーシートを貼り付ける工程と、
    前記窪み内の前記導電性樹脂を、前記カバーシート側の導電性成分と前記窪みの底に近い側の樹脂成分に、前記窪みの深さ方向に沿って分離する分離工程と、
    前記カバーシートを前記絶縁性基板から剥離する工程と、
    前記導電性樹脂を硬化させる工程とを具備することを特徴とする配線基板の製造方法。
  6. 前記分離工程が、前記配線パターン形状の前記貫通孔または前記窪みに充填された前記導電性樹脂に遠心力が働くようにすることを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれかに記載の配線基板の製造方法。
  7. 形成された配線パターンの両端間に所定の電圧を印加して、前記導電性樹脂中の導電性成分を溶融結合させることを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれかに記載の配線基板の製造方法。
  8. 請求項1または請求項2に記載の配線基板を用いたことを特徴とする電子機器。
JP2004281793A 2004-09-28 2004-09-28 配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法 Expired - Fee Related JP4325523B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004281793A JP4325523B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004281793A JP4325523B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006100371A true JP2006100371A (ja) 2006-04-13
JP4325523B2 JP4325523B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=36239930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004281793A Expired - Fee Related JP4325523B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4325523B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101518164A (zh) * 2006-07-21 2009-08-26 芬兰技术研究中心 用于制造导体和半导体的方法
JP2011505703A (ja) * 2007-12-03 2011-02-24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 特に多層プリント配線板(セラミック基板)のための1つのプリント配線板層(回路平面)を製造するための方法
JP4694735B2 (ja) * 2001-08-21 2011-06-08 住友ゴム工業株式会社 導電性パターンの作製方法
JP2013042090A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Fujifilm Corp 導電パターン、その形成方法、プリント配線板及びその製造方法
JP2013042098A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Fujifilm Corp 導電パターン、その形成方法、プリント配線板及びその製造方法
WO2013027781A1 (en) * 2011-08-19 2013-02-28 Fujifilm Corporation Conductive pattern, method for forming the same, printed wiring board, and manufacturing method of the same
JP2014017397A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Ricoh Co Ltd 金属薄膜の形成方法、金属薄膜並びに該金属薄膜を備える金属薄膜積層体、導電性パターン及びアンテナ
WO2015056825A1 (ko) * 2013-10-15 2015-04-23 박찬후 내열기판의 고온열처리를 통한 연성인쇄회로기판 제조방법 및 그 연성회로기판

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4694735B2 (ja) * 2001-08-21 2011-06-08 住友ゴム工業株式会社 導電性パターンの作製方法
CN101518164A (zh) * 2006-07-21 2009-08-26 芬兰技术研究中心 用于制造导体和半导体的方法
JP2009544838A (ja) * 2006-07-21 2009-12-17 ヴァルティオン テクニリネン ツッツキムスケスクス 導体および半導体の製造方法
US9011762B2 (en) 2006-07-21 2015-04-21 Valtion Teknillinen Tutkimuskeskus Method for manufacturing conductors and semiconductors
JP2014040661A (ja) * 2006-07-21 2014-03-06 Valtion Teknillinen Tutkimuskeskus 導体および半導体の製造方法
JP2011505703A (ja) * 2007-12-03 2011-02-24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 特に多層プリント配線板(セラミック基板)のための1つのプリント配線板層(回路平面)を製造するための方法
WO2013027781A1 (en) * 2011-08-19 2013-02-28 Fujifilm Corporation Conductive pattern, method for forming the same, printed wiring board, and manufacturing method of the same
JP2013042098A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Fujifilm Corp 導電パターン、その形成方法、プリント配線板及びその製造方法
CN103733737A (zh) * 2011-08-19 2014-04-16 富士胶片株式会社 导电图案、其形成方法、印刷电路板以及其制造方法
US20140161971A1 (en) * 2011-08-19 2014-06-12 Fujifilm Corporation Conductive pattern, method for forming the same, printed wiring board, and manufacturing method of the same
JP2013042090A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Fujifilm Corp 導電パターン、その形成方法、プリント配線板及びその製造方法
JP2014017397A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Ricoh Co Ltd 金属薄膜の形成方法、金属薄膜並びに該金属薄膜を備える金属薄膜積層体、導電性パターン及びアンテナ
WO2015056825A1 (ko) * 2013-10-15 2015-04-23 박찬후 내열기판의 고온열처리를 통한 연성인쇄회로기판 제조방법 및 그 연성회로기판

Also Published As

Publication number Publication date
JP4325523B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3969192B2 (ja) 多層配線基板の製造方法
KR101116712B1 (ko) 적층 배선 기판 및 그 제조 방법
TWI555451B (zh) 電路基板、電路基板的製造方法及電子機器
JP2007324550A (ja) 多層基板
JP5536852B2 (ja) 多層プリント回路基板の製造方法
JP2008103548A (ja) 多層プリント配線板及びその製造方法
JP4325523B2 (ja) 配線基板とそれを用いた電子機器およびその製造方法
JP2009059814A (ja) 多層プリント基板の製造方法
WO2000035260A1 (fr) Procede de fabrication d'un substrat ceramique
JP2004288795A (ja) 電子部品の製造方法および電子部品
JP2008300819A (ja) プリント基板およびその製造方法
KR101068466B1 (ko) 적층용 단위 기판의 제조방법과, 단위 기판을 이용한 다층 기판 및 그 제조방법
JP6058321B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP4012022B2 (ja) 多層配線基板、多層配線基板用基材およびその製造方法
JP2004276384A (ja) スクリーン印刷版及びその製造方法
JP2006060150A (ja) 配線基板の製造方法
JPH11103165A (ja) 多層配線基板及びその製造方法
JP2004172533A (ja) プリント基板の製造方法およびその製造方法によって形成されるプリント基板
JP2002368414A (ja) 高導電性配線基板の製造方法および製造装置ならびに配線基板
JP2005045008A (ja) 多層積層体およびその製造方法
TWI736421B (zh) 電路板及其製造方法
JP2003188534A (ja) 高導電性配線基板の製造方法
KR101376750B1 (ko) 연성 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JPWO2011024469A1 (ja) 基板製造方法および樹脂基板
JP2011044523A (ja) 樹脂多層基板及び該樹脂多層基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20070313

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20090519

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees