JP2006098680A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示される画質を向上させることができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素3が並行しつつ、それぞれ線順次に選択される。そして、それぞれのラインの画素3に画像データとリセットデータとを書き込む。
さらに、領域A内の全ての画素3にリセットデータが書き込まれている期間内に、その領域Aの発光部31が発光しない非発光期間を設ける。これにより、リセットデータが書き込まれた画素3の輝度が発光部31によって高くなることがない。よって、液晶表示部1に表示される画像のコントラストを向上させることができる。また、非発光期間を設けることは省電力にも寄与し電力効率も良い。
【選択図】 図4

Description

この発明は、液晶表示部の背面を照射する発光手段を備える液晶表示装置に係り、特に、液晶表示部が表示する画像の品質向上に関する技術に関する。
液晶表示装置は、液晶表示部を構成する各画素が画像データを保持することに起因して、エッジがぼけて知覚される「動きボケ」(「尾引き」ともいう)の問題を有する。この問題を解消するため、画像データを消去するリセットデータを各画素に挿入する駆動方法が種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1によれば、ゲート線ごとにリセットデータを挿入することが開示されている。これにより、「動きボケ」を低減している。
また、特許文献2によれば、液晶表示部を上下左右に4または8分割し、分割された各領域を交互に(またはちどりに)2つのグループに属するようにする。そして、1フレーム期間において、一方のグループに属する領域内の画素には画像データを挿入し、他方のグループに属する領域内の画素にはリセットデータを挿入する。このとき、画像データまたはリセットデータの挿入にあわせて、各領域のバックライトが点灯または消灯するように制御される。これにより、「動きボケ」を低減している。
特許第3229250号公報 特開2001−184034号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
特許文献1では、リセットデータが画素に書き込まれている状態でもバックライトが発光しており、いわゆる黒浮きが発生する。このため、コントラストが低下する不都合が生じる。
特許文献2では、2つのグループに属する分割領域が交互に配置されているので、隣接するバックライトの点滅タイミングも大きく異なり、バックライトの制御が複雑になる。また、電子シャッター等により分割領域ごとに個別に点灯、消灯させるので、液晶表示装置が複雑かつ高コストになる不都合が生じる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、表示される画質を向上させることができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、行列状に並ぶ複数個の画素を有する液晶表示部と、ライン単位で画素を選択するライン駆動手段と、選択された各画素に、画像データまたはリセットデータを書き込むデータ駆動手段と、ライン駆動手段及びデータ駆動手段を操作する駆動制御手段と、前記液晶表示部の背面をライン方向に複数の領域に区分し、領域ごとに光を照射するように発光する複数個の発光手段と、各発光手段を制御する発光制御手段と、を備える液晶表示装置において、複数個の発光手段は、液晶表示部の背面側であって各領域にそれぞれ対向して配置され、前記駆動制御手段は、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素を並行しつつ、それぞれ順次に選択し、かつ、選択された一方のラインの各画素に画像データを書き込むとともに、選択された他方のラインの各画素にリセットデータを書き込むように制御し、前記発光制御手段は、画像データを書き込むために領域内の画素を選択し始める時から、リセットデータを書き込むために領域内の各画素を選択し終わる時までの期間は、少なくともその領域の発光手段は発光するとともに、リセットデータを書き込むために領域内の各画素を選択し終わる時から、画像データを書き込むために領域内の画素を選択し始める時までの期間内に、その領域の発光手段が発光しない非発光期間を含むように制御することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素が並行しつつ、それぞれ線順次に選択される。そして、それぞれのラインの画素に画像データとリセットデータとを書き込む。
また、領域内の全ての画素にリセットデータが書き込まれている期間内に、その領域の発光手段が発光しない非発光期間を設ける。これにより、リセットデータが書き込まれた画素の輝度が、発光手段によって高くなることがない。よって、液晶表示部に表示される画像のコントラストを向上させることができる。また、非発光期間を設けることは省電力にも寄与し、結果コントラスト向上に対する電力効率も良い。
また、請求項2に記載の発明は、行列状に並ぶ複数個の画素を有する液晶表示部と、ライン単位で画素を選択するライン駆動手段と、選択された各画素に、画像データまたはリセットデータを書き込むデータ駆動手段と、ライン駆動手段及びデータ駆動手段を操作する駆動制御手段と、前記液晶表示部の背面をライン方向に複数の領域に区分し、領域ごとに光を照射するように発光する複数個の発光手段と、各発光手段を制御する発光制御手段と、を備える液晶表示装置において、複数個の発光手段は、液晶表示部の背面側であって各領域にそれぞれ対向して配置され、前記駆動制御手段は、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素を並行しつつ、それぞれ順次に選択し、かつ、選択された一方のラインの各画素に画像データを書き込むとともに、選択された他方のラインの各画素にリセットデータを書き込むように制御し、前記発光制御手段は、画像データを書き込むために領域内の画素を選択し始める時に、その領域の発光手段が発光を開始するとともに、リセットデータを書き込むために領域内の各画素を選択し終わる時まで、その領域の発光手段が発光を継続して終了するように制御することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2に記載の発明によれば、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素が並行しつつ、それぞれ線順次に選択される。そして、それぞれのラインの画素に画像データとリセットデータとを書き込む。
また、発光制御手段の制御により、リセットデータを書き込むために領域内の全ての画素を選択し終わると、その領域の発光手段は消灯する。その後、画像データを書き込むために領域内のいずれかの画素を選択し始める時まで発光手段は消灯を継続する。これにより、リセットデータが書き込まれている画素の輝度が、発光手段によって高くなることはない。よって、液晶表示部に表示される画像のコントラストを十分に向上させることができる。また、非発光期間を十分に設けることで省電力にも寄与し、結果コントラスト向上に対する電力効率もさらに向上する。
また、請求項3に記載の発明は、行列状に並ぶ複数個の画素を有する液晶表示部と、ライン単位で画素を選択するライン駆動手段と、選択された各画素に、画像データまたはリセットデータを書き込むデータ駆動手段と、ライン駆動手段及びデータ駆動手段を操作する駆動制御手段と、前記液晶表示部の背面をライン方向に複数の領域に区分し、領域ごとに光を照射するように発光する複数個の発光手段と、各発光手段を制御する発光制御手段と、を備える液晶表示装置において、複数個の発光手段は、液晶表示部の背面側であって各領域にそれぞれ対向して配置され、前記駆動制御手段は、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素を並行しつつ、それぞれ順次に選択し、かつ、選択された一方のラインの各画素に画像データを書き込むとともに、選択された他方のラインの各画素にリセットデータを書き込むように制御し、前記発光制御手段は、画像データを書き込むために領域内の画素を選択し始める時に、その領域の発光手段が発光を開始するとともに、リセットデータを書き込むために領域内の各画素を選択して、各画素に書き込まれるリセットデータの応答が完了する時まで、その領域の発光手段が発光を継続して終了するように制御することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3に記載の発明によれば、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素が並行しつつ、それぞれ線順次に選択される。そして、それぞれのラインの画素に画像データとリセットデータとを書き込む。
また、発光制御手段の制御により、領域内の全ての画素に書き込まれるリセットデータの応答が完了する時まで、発光手段が発光を継続して消灯する。すなわち、リセットデータに応じた透過率に完全に遷移する時まで、発光手段が発光を継続している。したがって、発光手段が消灯するときに残留発光が生じても、この残留発光がリセットデータの応答が完了する前の画素に達することはない。勿論、残留発光が画像データが書き込まれている画素に達することもない。よって、液晶表示部に表示される画像に、残留発光の特性に起因する色むら(または、「色つき」ともいう)が発生することを防止することができる。
その後、画像データを書き込むために領域内のいずれかの画素を選択し始める時まで、発光手段は消灯を継続する。これにより、リセットデータが書き込まれている画素の輝度が、発光手段によって高くなることがない。よって、液晶表示部に表示される画像のコントラストを向上させることができる。なお、非発光期間を設けることは省電力にも寄与し、結果コントラスト向上に対する電力効率も良い。
また、請求項4に記載の発明は、行列状に並ぶ複数個の画素を有する液晶表示部と、ライン単位で画素を選択するライン駆動手段と、選択された各画素に、画像データまたはリセットデータを書き込むデータ駆動手段と、ライン駆動手段及びデータ駆動手段を操作する駆動制御手段と、前記液晶表示部の背面をライン方向に複数の領域に区分し、領域ごとに光を照射するように発光する複数個の発光手段と、各発光手段を制御する発光制御手段と、を備える液晶表示装置において、複数個の発光手段は、液晶表示部の背面側であって各領域にそれぞれ対向して配置され、前記駆動制御手段は、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素を並行しつつ、それぞれ順次に選択し、かつ、選択された一方のラインの各画素に画像データを書き込むとともに、選択された他方のラインの各画素にリセットデータを書き込むように制御し、各発光手段が順次に発光する場合において、互いに隣接する2個の発光手段のうち先行して発光する方を先発光手段とし、他方を後発光手段とし、さらに先発光手段、後発光手段が担う領域をそれぞれ先領域、後領域として、前記発光制御手段は、先領域内であって後領域側にある画素を画像データを書き込むために選択し始める時に、後発光手段が発光を開始するとともに、後領域内であって先領域側にある各画素をリセットデータを書き込むために選択し終わる時まで、先発光手段が発光を継続して終了するように制御することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項4に記載の発明によれば、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素が並行しつつ、それぞれ線順次に選択される。そして、それぞれのラインの画素に画像データとリセットデータとを書き込む。
また、先領域内であって、後領域側にある画素が画像データを書き込むために選択される時に、後発光手段が発光を開始する。これにより、かかる画素に照射される光が不足することを回避する。よって、画像データが書き込まれる画素間で輝度が不均一とならない。したがって、液晶表示部に表示される画像に縞模様が発生することを防止することができる。
さらに、後領域内であって、先領域側にある各画素が、リセットデータを書き込むために選択される時まで、先発光手段が発光を継続して終了する。これにより、かかる画素に画像データが書き込まれているときは、照射される光が不足しないようにすることができる。よって、画像データが書き込まれている画素間で輝度が不均一とはならない。したがって、液晶表示部に表示される画像に縞模様が発生することを、さらに、防止することができる。
この発明に係る液晶表示装置によれば、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素が並行しつつ、それぞれ線順次に選択される。そして、それぞれのラインの画素に画像データとリセットデータとを書き込む。また、発光制御手段の制御により、領域内の全ての画素にリセットデータが書き込まれている期間内に、その領域の発光手段が発光しない非発光期間を設ける。これにより、リセットデータが書き込まれた画素の輝度が、発光手段によって高くなることがない。よって、液晶表示部に表示される画像のコントラストを向上させることができる。なお、非発光期間を設けることにより省電力に寄与し、コントラスト向上に対する電力効率も良い。
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。
図1は、実施例1に係る液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。
液晶表示装置は、液晶表示部1とゲートドライバ11とドレインドライバ13とタイミングコントローラ9とバックライト部21と発光制御部23とを有する。
液晶表示部1は、互いに交差して配置される複数(N本)のゲート線Gと複数(M本)のデータ線Dと、各交差部に配置されて行列状に並ぶ複数個の画素3を有する。たとえば、XGA(Extended Graphics Array)方式の場合、液晶表示部1は768本のゲート線Gと1024本のデータ線Dとが直交して配置され、1024×768個の画素3を備える。液晶表示部1は、この発明における液晶表示部に相当する。
各画素3は、スイッチング素子として用いる薄膜トランジスタ(Thin Film Transistors)Trを介して、ゲート線Gとデータ線Dと接続される。
より具体的には、ゲート線G、データ線Dはそれぞれ薄膜トランジスタTrのゲート電極、ドレイン電極に接続され、また、画素3はソース電極に接続される。そして、ゲートパルスがゲート線Gを通じて薄膜トランジスタTrに供給されると、薄膜トランジスタTrはオン状態に移行する。これにより、ゲート線Gのラインの画素3が選択される。他方、データ線Dを通じて供給されるデータは、選択された画素3に書き込まれて保持される。
より詳しくは、画素3はソース電極と接続される画素電極や、この画素電極に接続される液晶層等(いずれも図示省略)を有する。また、「データが画素3に書き込まれる」とは表示する階調に対応する電圧を液晶層に印加して、液晶層を所定の透過率に遷移させることである。
この液晶層としては、ベンド配向の状態で画像表示を行ういわゆるOCB(Optical Compensated Bend)モードを用いる。なお、液晶層はOCBモードに限定されるものではなく、ツイストネマチック(Twisted-Nematic)モード等の他のモードであってもよい。
ドレインドライバ13は各データ線Dに接続されて、データを供給して選択された画素3にデータを書き込む。データとしては、液晶表示部1に表示させる画像に応じた画像データとこの画像データを消去するリセットデータとがある。ドレインドライバ13は、この発明におけるデータ駆動手段に相当する。
ゲートドライバ11は、各ゲート線Gに接続されて、ゲートパルスを出力することで各ラインの画素3を選択する。このゲートパルスとしては、画像データを書き込むために画素3を選択する画像用ゲートパルスと、リセットデータを書き込むために画素3を選択するリセット用ゲートパルスとがある。ゲートドライバ11は、この発明におけるライン駆動手段に相当する。
タイミングコントローラ9は、これらゲートドライバ11及びドレインドライバ13に接続されて、両者を操作する。具体的には、タイミングコントローラ9は、外部から入力される垂直同期信号Vsyncと水平同期信号Hsyncとに基づき、垂直同期信号Vsyncを所定時間、遅延させたフレーム開始パルスFstartと画像用ゲートパルスを生成する。
また、タイミングコントローラ9は、各画素3について、1フレーム期間に対するリセットデータが書き込まれている期間の比(以下では、単に「リセット挿入率」と呼ぶ)を可変に設定することができる。このリセット挿入率を参照することで、リセット用ゲートパルスを生成する。その他、ゲートドライバ11とドレインドライバ13を操作するために必要な信号を生成する。タイミングコントローラ9は、この発明における駆動制御手段に相当する。
図2を参照して、実施例1の液晶表示部1の動作を説明する。図2は、液晶表示部の動作の一例を示すタイミングチャートであり、(a)はゲートパルスのタイミングチャートであり、(b)は各ラインの画素の様子を示す模式図である。
図2の横軸は時間である。図2(a)の上段には、垂直同期信号Vsyncとフレーム開始パルスFstartとのタイミングチャートを図示している。下段には、各ゲート線Gに通じるゲートパルスのタイミングチャートをそれぞれ図示している。なお、便宜上、液晶表示部1が有するゲート線Gは12本とし、各ゲート線Gに「1」から「12」の数字を付記する。
図示するように、フレーム開始パルスFstartは、垂直同期信号Vsyncから所定の時間Ts遅延しており、1フレーム期間ごとに出力される。
このフレーム開始パルスFstartに同期して、ゲートドライバ11は次のように動作する。期間T1において、ゲート線G1に画像用ゲートパルスを出力するとともに、ゲート線G8にリセット用ゲートパルスを出力する。図2では、画像用ゲートパルスを、丸で囲む「I」を付記して明示し、リセット用ゲートパルスを丸で囲む「B」を付記して明示する。
画像用ゲートパルスに関しては、次の期間T2、T3、…において、それぞれゲート線G2、G3、…というように、順次に次段のゲート線Gに出力される。そして、期間T12が終了する時に、全てのゲート線Gに各1回画像用ゲートパルスを出力することになる。他方、リセット用ゲートパルスに関しては、期間T2、T3、…において、それぞれゲート線G9、G10、…というように、順次に次段のゲート線Gに出力される。なお、期間T5において最下段のゲート線G12にリセット用ゲートパルスを出力すると、次の期間T6では最上段のゲート線G1にリセット用ゲートパルスを出力する。このようにして、リセット用ゲートパルスについても1フレーム期間に、全ゲート線Gに各1回出力される。
また、画像用ゲートパルス及びリセット用ゲートパルスが出力される2本のゲート線Gは、各タイミングにおいて(G1、G8)、(G2、G9)、…というように、互いに7本分のゲート線Gに相当する間隔が確保されている。
このようにゲートドライバ11が動作することで、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素3を並行しつつ、それぞれ順次に選択する。
図2(b)の縦軸には各ラインの画素3をとる。ここで、各ゲート線G1〜G12の各ラインに対応した画素3を「3−1」〜「3−12」と示す。そして、各画素3に書き込まれている画像データ、リセットデータをそれぞれ白、黒として模式的に示している。
このように、各画素3について、リセット挿入率は約58%である。リセットデータが書き込まれるラインの画素3が、画像データが書き込まれるラインの画素3と並行しているので、各期間T1〜T12において、液晶表示部1の全画素3に対するリセットデータが書き込まれている画素3の割合も、常に一定(約58%)である。なお、リセット挿入率を変更することで、これらの割合を変えることができる。
再び、図1及び図3を参照する。図3は、バックライト部の垂直断面図である。バックライト部21は、ライン方向に並列して6本並べた蛍光管25を液晶表示部1の背面側に設けている。ここで、蛍光管25とは蛍光ランプとも呼ばれ、電子により励起された蛍光物質によって発光するものであり、たとえば、冷陰極線管等が例示される。各蛍光管25の液晶表示部1と反対側には、それぞれ反射板27が設けられている。また、各蛍光管25と液晶表示部1との間には散乱シート28が挿入されている。さらに、各蛍光管25の間には遮光壁29が設置され、各蛍光管25の光がバックライト部21の内部に拡散することを防止する。以上のように構成することで、バックライト部21には、遮光壁29で分割される面ごとに発光する6個の発光部31が形成される。各発光部31は、遮光壁29で囲まれた面に対向する、液晶表示部1の領域Aのそれぞれに光を照射する。このように構成される各発光部31は、いわゆる直下型である。なお、遮光壁29の遮光率は0%でもよいが、高いほどコントラストは向上する。各発光部31は、それぞれこの発明における発光手段に相当する。
発光制御部23は、同期回路35と点滅信号生成回路37とインバータ39とを有し、タイミングコントローラ9と連携して各発光部31を操作する。具体的には以下の通りである。なお、発光制御部23は、この発明における発光制御手段に相当する。
同期回路35は、外部から入力される垂直同期信号Vsyncに基づいて、フレーム開始パルスFstartと同期する発光開始パルスを生成する。
点滅信号生成回路37は、この同期回路35に接続される。そして、発光開始パルスと外部入力の水平同期信号Hsyncとに基づき、かつ、各発光部31の領域Aに含まれるライン数(ゲート線Gの本数)を考慮して、各発光部31用に点灯及び消灯信号(以下、「点滅信号」という)を生成する。
インバータ39は、点滅信号生成回路37と各発光部31の蛍光管25との間に接続される。そして、各点滅信号に基づき、各蛍光管25を独立に点灯・消灯させる。
このように、いわゆる直下型による各発光部31を採用することで、液晶シャッターを用いるバックライトに比べて、その構造や点滅制御を簡略化できる。
図4を参照して発光制御部23の制御方法を説明する。図4(a)は、各ラインの画素の様子を示す模式図であり、(b)は発光部31の状態を示すタイミングチャートである。各図の横軸は時間である。
図4(a)の縦軸は各ラインの画素3である。図4(a)において、リセットデータが書き込まれている画素3の分布する範囲には斜線を付して、画像データが書き込まれている画素3の分布する範囲と区別している。たとえば、1ライン目の画素3は、時刻t1から時刻t3まで画像データが書き込まれており、時刻t3から時刻t7までリセットデータが書き込まれている。なお、図4(a)に示す液晶表示部1は、全部で768ラインあるものとして、目安として縦軸の画素3に、そのライン数を付記する。また、この液晶表示部1の背面には6個の発光部31を設けているものとして、各発光部31の領域A1〜領域A6は1点鎖線で区画して表す。この場合、各領域Aには128本のゲート線Gが含まれることになる。
図4(b)は、各発光部31について「発光」または「非発光」の状態を示している。また、発光部31―1、31−2、…、31−6は、それぞれ領域A1、A2、…、A6に対応するものとする。
領域A1の発光部31−1に注目して説明する。領域A1の画素3に画像データの書き込みが開始されるのは時刻t1である。この時、発光部31−1が発光を開始する。次に、領域A1の全ての画素3にリセットデータが書き込まれるのは時刻t4である。発光部31―1は、時刻t1から時刻t4までの期間、発光を継続する。そして、時刻t4において、発光を終了する。その後再び、領域A1の画素3に画像データの書き込みが開始されるのは時刻t7である。よって、時刻t4から時刻t7までは、発光部31の非発光期間であり、時刻t7において再び発光を開始する。
ここで、時刻t1は、領域A内のゲート線Gに画像用ゲートパルスの出力を開始し始める時とみなすことができる。また、このタイミングは、フレーム開始パルスFstartと同期した発光開始パルスと、水平同期信号Hsyncとに基づいて得ることができる。なお、水平同期信号Hsyncに換えて、ドットクロック等その他の信号を適宜に採用することができる。そこで、点滅信号生成回路37は、ゲートドライバ11が画素3を選択するタイミングと同期して、点滅信号を生成するようにしてもよい。
この場合、図4(b)に示す発光部31−1の制御は、次のように言い換えられる。すなわち、画像データを書き込むために領域A1内の画素3を選択し始める時刻t1から発光を開始し、リセットデータを書き込むために領域A1内の全画素3を選択し終わる時刻t4まで発光を継続して、この時点で発光を終了する。そして、再び、画像データを書き込むために領域A1内の画素3を選択し始める時刻t7まで、発光部31は非発光期間とする。
以上において、発光部31―1に注目して説明したが、他の発光部31−2、…、31−6についても順次、同様である。
このように、実施例1に係る液晶表示装置によれば、領域A内の全ての画素3にリセットデータが書き込まれている期間は、その領域Aの発光部31が発光しない非発光期間となる。これにより、リセットデータが書き込まれた画素3の輝度を、低く抑えることができる。よって、液晶表示部1に表示される画像のコントラストを向上させることができる。また、非発光期間を設けることは省電力にも寄与し、結果コントラスト向上に対する電力効率も良い。
なお、リセットデータを書き込むために領域A内の全画素3を選択し終わる時から、画像データを書き込むために領域A内の画素3を選択し始める時までの期間は、全て非発光期間である必要はなく、非発光期間を一部に含むようにしてもよい。なお、この非発光期間の採り方については、実施例2、実施例3で説明する。
次に、この発明の実施例2を説明する。なお、実施例2に係る液晶表示装置は、実施例1と同様の構成であり、発光制御部23の制御方法が異なるのみである。よって、発光制御部23の制御方法を中心に説明する。
まず、図5を参照して、実施例2の目的を説明する。図5は、液晶表示部の動作の一例を示すタイミングチャートであり、(a)はリセット用ゲートパルスのタイミングチャートであり、(b)は各ラインの画素の透過率の遷移の様子を示す模式図である。
図5の横軸は時間である。図5(a)の縦軸は、リセット用ゲートパルスが出力されるゲート線Giを示している。また、図5(b)の縦軸は、各ゲート線Giのラインの画素3の透過率TRiを示している。
また、図5(b)に示す例示では、0%をリセットデータに応じた画素3の透過率としている。図示するように、時刻t2から時刻t3の期間にかけて、ゲート線Giにリセット用ゲートパルスが出力されている。これに対して、画素3の透過率TRiは、時刻t2から期間TDが経過する時に0%に達する。このように、各画素3はリセットデータへの応答期間TD(以下、単に「応答期間TD」という)が生じる。そして、本明細書では、透過率TRがリセットデータに応じた透過率(例えば、0%)に遷移した時を、「画素3に書き込まれるリセットデータの応答が完了した時」というものとする。
図6を参照して、実施例2に係る発光制御部23の制御方法を説明する。図6(a)の縦軸は各ラインの画素3である。また、図6(a)において、符号「S」を付した領域Sは、応答期間TD中の画素3の分布する範囲を明示し、符号「U」を付した領域Uは、応答期間TDが経過し、リセットデータの応答が完了した画素3の分布する範囲を明示する。なお、その他の領域は、画像データが書き込まれている画素3の分布する範囲である。また、液晶表示部1は全部で768ラインあるものとして、目安として縦軸の画素3に、そのライン数を付記する。さらに、この液晶表示部1の背面には6個の発光部31を設けているものとして、各発光部31の領域A1〜領域A6を1点鎖線で区画して明示する。
図6(b)は、各発光部31について「発光」または「非発光」の状態を示している。また、発光部31―1、31−2、…、31−6は、それぞれ領域A1、A2、…、A6に対応するものとする。
領域A1の発光部31−1に注目して説明する。領域A1の画素3に画像データの書き込みが開始されるのは時刻t1である。この時、発光部31−1が発光を開始する。次に、領域A1の全画素3を、リセット用ゲートパルスにより選択し終わる時が時刻t7である。換言すれば、時刻t7はリセットデータの書き込みが終了する時である。そして、領域A1の全画素3において書き込まれたリセットデータの応答が完了するのは時刻t8である。なお、時刻t7から時刻t8の期間は上述した応答時間TDに相当する。よって、発光部31―1は、時刻t1から時刻t8まで発光を継続する。そして、時刻t8において、発光を終了する。その後再び、領域A1の画素3に画像データの書き込みが開始されるのは時刻t13である。よって、時刻t8から時刻t13までは、発光部31−1の非発光期間であり、時刻t13において再び発光を開始する。
なお、ゲートドライバ11の選択するタイミングと同期して、点滅信号を生成する場合は、各時刻t1、時刻t8は次のようにとればよい。すなわち、時刻t1は、画像データを書き込むために領域A1内の画素3を選択し始める時とすることができる。また、時刻t8は、リセットデータを書き込むために領域A1内の全画素3を選択し終わる時刻t7から、応答期間TD分を遅延した時とすることができる。なお、応答期間TDは、水平同期信号Hsyncまたはドットクロックをクロック単位として近似してもよい。
以上において、発光部31―1に注目して説明したが、他の発光部31−2、…、31−6についても順次、同様である。
このように、実施例2に係る液晶表示装置によれば、領域A内の各画素3に書き込まれるリセットデータの応答が完了する時まで、その領域Aの発光部31は発光を継続して消灯する。ここで、発光部31が消灯するときに、蛍光管25内の特定の発光スペクトルを有する蛍光体により残留発光する場合がある。このような場合であっても、残留発光が、リセットデータの応答が完了する前の画素3や、画像データが書き込まれている画素3に達することはない。すなわち、残留発光は、リセットデータの応答が完了している画素3にのみ達する。実施例2では、透過率TRが0%の画素3にのみ達することになる。よって、液晶表示部1に表示される画像に、残留発光の特性(残留発光に含まれる特定のスペクトル)に起因する色むら(または、「色つき」ともいう)が発生することを防止することができる。
次に、この発明の実施例3を説明する。なお、実施例3に係る液晶表示装置も、実施例1と同様の構成であり、発光制御部23の制御方法が異なるのみである。よって、発光制御部23の制御方法を中心に説明する。
まず、図7を参照して、実施例3の目的を説明する。図7(a)はある時におけるバックライト21の面内光量分布図であり、(b)はその時の各発光部31の状態を示す模式図である。また、図7(c)、(d)は、これら(a)、(b)に対応するもので、別の時点における場合を例示している。
図7(b)に示すように、バックライト部21には発光部31が6個形成されている。このうち発光部31−1から発光部31―3は発光状態とし、発光部31−4から発光部31―6は非発光状態である。
また、図7(a)の横軸は液晶表示部1の背面を、ラインと垂直な方向に取っており、各発光部31―1、31−2、…、31−6の領域をそれぞれ領域A1、A2、…、A6とする。縦軸は、液晶表示部1の背面に達する光量である。図示するように、領域A3を担う発光部31−3は発光しているものの、領域A3に達する光量は領域A4との境界に近づくに従い低下している。図7(a)では符号「AL」を付した範囲である。以下の説明では、隣接する領域を担う発光部31が非発光状態であるとしたら、所定の光量を確保できない領域を特に光量不足領域ALと呼ぶ。
一方、図7(c)、(d)は、発光部31−1と発光部31―2とは非発光状態であり、発光部31−3から発光部31―6は発光状態である時を示している。この場合は、領域A3に達する光量は、領域A2との境界に近づくに従い低下している。すなわち、領域A3内の光量不足領域ALは、図7(c)に示すように、領域A2との境界側に形成されている。
このように、各領域Aには、隣接する他の領域との境界にかけて、2つの光量不足領域ALが形成されることを本発明者らは知見した。ただし、上端及び下端の領域(図7では、領域A1と領域A6)には、隣接する領域が片側のみであるので、形成される光量不足領域ALも1つとなる。この現象は発光部31の構成に起因するものと考えられるが、そうであっても完全に防止することは困難な場合が多い。
また、光量不足領域ALの画素3に画像データが書き込まれているときは、画素3が画像データに応じた輝度で発光できなくなる。この結果、液晶表示部1にはライン方向に沿って縞模様が発生する。これを防止するため、隣接する発光部31を適宜発光状態として、画素3を適切な輝度で発光させることが望ましい。
図8を参照して、実施例3に係る液晶表示装置における、発光制御部23の制御方法を説明する。図8(a)の縦軸は各ラインの画素3である。図8(a)において、リセットデータが書き込まれている画素3の分布する範囲には斜線を付して明示し、画像データが書き込まれている画素3の分布する範囲と区別している。
また、この液晶表示部1の背面には6個の発光部31を設けているものとして、各発光部31−1、31−2、…、31−6の各領域A1〜領域A6を1点鎖線で区画して明示する。さらに、光量不足領域ALを二点鎖線で区画して明示する。
図8(b)は、各発光部31−1、31−2、…、31−6について「発光」または「非発光」の状態を示している。
領域A2を担う発光部31−2に注目して説明する。領域A1内にある光量不足領域AL内の画素3に、画像データの書き込みが開始されるのは時刻t3である。この時、発光部31−2が発光を開始する。次に、領域A3内にある光量不足領域AL内の全画素3にリセットデータが書き込まれる時は時刻t10である。発光部31―2は、この時刻t3から時刻t10まで発光を継続する。そして、時刻t10において発光を終了する。
ここで、互いに隣接する2個の発光部31において、先行して発光する方を「先発光部」と呼び、他方を「後発光部」と呼ぶこととする。図8(b)から、発光部31−1から発光部31−6にかけて順に発光していることがわかる。よって、図8に示す例示においては、発光部31―2は、発光部31―1に対して後発光部であり、発光部31―3に対して先発光部となる。このように、先発光部と呼ぶか、後発光部と呼ぶかは相対的なものである。また、先発光部、または後発光部の担う領域Aをそれぞれ先領域、後領域と呼ぶこととする。
そうすると、時刻t3と時刻t10は次のように言い換えられる。すなわち、時刻t3は、先領域A1内であって、後領域A2側にある画素3を、画像データを書き込むために選択し始める時である。また、時刻t10は、後領域A3内であって、先領域A2側にある各画素3を、リセットデータを書き込むために選択し終わる時である。なお、「先領域である領域A1内であって、後領域である領域A2側」とは、先領域A1内にある光量不足領域ALのうち、後領域A2側のもの(図8では、特に符号「AL1」を付す領域)を指すものである。同じく、「後領域であるA3内であって、先領域である領域A2側」とは、後領域A3内にある光量不足領域ALのうち、先領域A2側のもの(図8では特に符号「AL2」を付す領域)を指すものである。
改めて図7を参照して、上述した光量不足領域AL1、AL2について説明する。なお、説明の便宜上、図8の例示による説明の中で注目した領域Aの番号とは多少異なる。図7(a)に示す光量不足領域ALが形成されるのは、領域A3内である。発光部31−1から発光部31−6にかけて順に発光する場合、領域A3は後領域A4に対して、先領域となる。したがって、図7(a)に示す光量不足領域ALは、先領域A3内にある光量不足領域ALのうち、後領域A4側にあるものといえる。よって、図7(a)に示す光量不足領域ALは、上述した光量不足領域AL1に相当することになる。
また、図7(c)に示す光量不足領域ALが形成されるのも、領域A3内である。発光部31−1から発光部31−6にかけて順に発光する場合、領域A3は先領域A2に対して、後領域となる。したがって、図7(c)に示す光量不足領域ALは、後領域A3内にある光量不足領域ALのうち、先領域A2側にあるものといえる。よって、図7(c)に示す光量不足領域ALは、上述した光量不足領域AL2に相当することになる。
なお、光量不足領域AL(光量不足領域AL1と光量不足領域AL2を含む)の採り方は、各発光部31の機能に応じて適宜に選択されるものである。
また、発光制御部23の制御方法については、図8を例示するとともに発光部31―2に注目して説明したが、他の発光部31−1等についても同様である。
このように、実施例3に係る液晶表示装置によれば、画像データが書き込まれている画素3に対して、照射される光量が不足することを防止できる。よって、画像データが書き込まれている画素間で輝度が不均一となることを防止することができる。この結果、液晶表示部1に表示される画像に、ライン方向に沿って縞模様が発生することを防止できる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、バックライト部21に形成される発光部31の個数は、6個であったが、これに限られるものではなく、適宜の個数に変更することができる。また、各発光部31には蛍光管25を1本づつ備えていたが、複数本の蛍光管25をそれぞれ備えるようにしてもよい。さらに、光源として蛍光管25を用いていたが、これに換えて、発光ダイオード(LED)等に適宜変更してもよい。
(2)上述した各実施例では、発光制御部23は、同期回路35を有して、フレーム開始パルスFstartと同期した発光開始パルスを生成し、点滅信号生成回路37に出力していたが、かかる構成に限られない。たとえば、タイミングコントローラ9から直接、フレーム開始パルスFstartを点滅信号生成回路37に入力するように構成してもよい。この場合であっても、フレーム開始パルスFstartは、発光開始パルスに相当する信号であるので、点滅信号生成回路37は点滅信号を生成しインバータ39に出力することができる。また、同期回路35を省略し、構成を簡素化することができる。
実施例1に係る液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 液晶表示部の動作の一例を示す図であり、(a)はゲートパルスのタイミングチャートであり、(b)は各ラインの画素の様子を示す模式図である。 バックライト部の垂直断面図である。 実施例1に係る発光部の動作の一例を示す図であり、(a)は、各ラインの画素の様子を示す模式図であり、(b)は発光部の状態を示すタイミングチャートである。 液晶表示部の動作の一例を示すタイミングチャートであり、(a)はリセット用ゲートパルスのタイミングチャートであり、(b)は各ラインの画素の透過率の遷移の様子を示す模式図である。 実施例2に係る発光部の動作の一例を示す図であり、(a)は、各ラインの画素の様子を示す模式図であり、(b)は発光部の状態を示すタイミングチャートである。 (a)はある時のバックライト21の面内光量分布図であり、(b)はその時の各発光部31の状態を示す模式図であり、(c)は別の時のバックライト21の面内光量分布図であり、(d)はその時の各発光部31の状態を示す模式図である。 実施例2に係る発光部の動作の一例を示す図であり、(a)は、各ラインの画素の様子を示す模式図であり、(b)は発光部の状態を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 …液晶表示部
3 …画素
9 …タイミングコントローラ
11 …ゲートドライバ
13 …ドレインドライバ
23 …発光制御部
31 …発光部

Claims (4)

  1. 行列状に並ぶ複数個の画素を有する液晶表示部と、
    ライン単位で画素を選択するライン駆動手段と、
    選択された各画素に、画像データまたはリセットデータを書き込むデータ駆動手段と、
    ライン駆動手段及びデータ駆動手段を操作する駆動制御手段と、
    前記液晶表示部の背面をライン方向に複数の領域に区分し、領域ごとに光を照射するように発光する複数個の発光手段と、
    各発光手段を制御する発光制御手段と、
    を備える液晶表示装置において、
    複数個の発光手段は、液晶表示部の背面側であって各領域にそれぞれ対向して配置され、
    前記駆動制御手段は、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素を並行しつつ、それぞれ順次に選択し、かつ、選択された一方のラインの各画素に画像データを書き込むとともに、選択された他方のラインの各画素にリセットデータを書き込むように制御し、
    前記発光制御手段は、画像データを書き込むために領域内の画素を選択し始める時から、リセットデータを書き込むために領域内の各画素を選択し終わる時までの期間は、少なくともその領域の発光手段は発光するとともに、リセットデータを書き込むために領域内の各画素を選択し終わる時から、画像データを書き込むために領域内の画素を選択し始める時までの期間内に、その領域の発光手段が発光しない非発光期間を含むように制御する
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 行列状に並ぶ複数個の画素を有する液晶表示部と、
    ライン単位で画素を選択するライン駆動手段と、
    選択された各画素に、画像データまたはリセットデータを書き込むデータ駆動手段と、
    ライン駆動手段及びデータ駆動手段を操作する駆動制御手段と、
    前記液晶表示部の背面をライン方向に複数の領域に区分し、領域ごとに光を照射するように発光する複数個の発光手段と、
    各発光手段を制御する発光制御手段と、
    を備える液晶表示装置において、
    複数個の発光手段は、液晶表示部の背面側であって各領域にそれぞれ対向して配置され、
    前記駆動制御手段は、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素を並行しつつ、それぞれ順次に選択し、かつ、選択された一方のラインの各画素に画像データを書き込むとともに、選択された他方のラインの各画素にリセットデータを書き込むように制御し、
    前記発光制御手段は、画像データを書き込むために領域内の画素を選択し始める時に、その領域の発光手段が発光を開始するとともに、リセットデータを書き込むために領域内の各画素を選択し終わる時まで、その領域の発光手段が発光を継続して終了するように制御する
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 行列状に並ぶ複数個の画素を有する液晶表示部と、
    ライン単位で画素を選択するライン駆動手段と、
    選択された各画素に、画像データまたはリセットデータを書き込むデータ駆動手段と、
    ライン駆動手段及びデータ駆動手段を操作する駆動制御手段と、
    前記液晶表示部の背面をライン方向に複数の領域に区分し、領域ごとに光を照射するように発光する複数個の発光手段と、
    各発光手段を制御する発光制御手段と、
    を備える液晶表示装置において、
    複数個の発光手段は、液晶表示部の背面側であって各領域にそれぞれ対向して配置され、
    前記駆動制御手段は、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素を並行しつつ、それぞれ順次に選択し、かつ、選択された一方のラインの各画素に画像データを書き込むとともに、選択された他方のラインの各画素にリセットデータを書き込むように制御し、
    前記発光制御手段は、画像データを書き込むために領域内の画素を選択し始める時に、その領域の発光手段が発光を開始するとともに、リセットデータを書き込むために領域内の各画素を選択して、各画素に書き込まれるリセットデータの応答が完了する時まで、その領域の発光手段が発光を継続して終了するように制御する
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 行列状に並ぶ複数個の画素を有する液晶表示部と、
    ライン単位で画素を選択するライン駆動手段と、
    選択された各画素に、画像データまたはリセットデータを書き込むデータ駆動手段と、
    ライン駆動手段及びデータ駆動手段を操作する駆動制御手段と、
    前記液晶表示部の背面をライン方向に複数の領域に区分し、領域ごとに光を照射するように発光する複数個の発光手段と、
    各発光手段を制御する発光制御手段と、
    を備える液晶表示装置において、
    複数個の発光手段は、液晶表示部の背面側であって各領域にそれぞれ対向して配置され、
    前記駆動制御手段は、互いに一定の間隔を有する2つのラインの各画素を並行しつつ、それぞれ順次に選択し、かつ、選択された一方のラインの各画素に画像データを書き込むとともに、選択された他方のラインの各画素にリセットデータを書き込むように制御し、
    各発光手段が順次に発光する場合において、互いに隣接する2個の発光手段のうち先行して発光する方を先発光手段とし、他方を後発光手段とし、さらに先発光手段、後発光手段が担う領域をそれぞれ先領域、後領域として、
    前記発光制御手段は、先領域内であって後領域側にある画素を画像データを書き込むために選択し始める時に、後発光手段が発光を開始するとともに、後領域内であって先領域側にある各画素をリセットデータを書き込むために選択し終わる時まで、先発光手段が発光を継続して終了するように制御する
    ことを特徴とする液晶表示装置。
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