JP2005134724A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バックライト光源を1フレーム期間内で間欠駆動する際、各走査ライン毎に表示輝度差が生じるのを防止して、高品位な画像表示を実現することが可能な液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 表示すべき画像データを液晶表示パネル1に書き込むとともに、バックライト光源3を1フレーム期間内で間欠点灯することにより、動画表示の際に生じる動きぼけを防止する液晶表示装置であって、前記画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、その画像データが書き込まれる前記液晶表示パネル1の走査ラインを検出するライン検出手段10、12と、前記ライン検出手段12の検出結果に基づき、各走査ラインの画像表示期間において、前記画像データの定める表示輝度が略同一となるように、前記画像データの階調変換を行う階調変換手段5とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バックライト光源により液晶表示パネルを照明して画像を表示する液晶表示装置に関し、特にインパルス型表示に近づけることにより、動画表示の際に生じる動きぼけを防止する液晶表示装置に関するものである。
近年、高精細、低消費電力、省スペースを実現できる液晶表示装置(LCD)等のフラットパネル型表示装置(FPD)が盛んに開発されてきており、その中でも特にコンピュータ表示装置やテレビジョン表示装置等の用途へのLCDの普及は目覚しいものがある。しかしながら、このような用途に従来から主として用いられてきた陰極線管(CRT)表示装置に対して、LCDにおいては、動きのある画像を表示した場合に、観視者には動き部分の輪郭がぼけて知覚されてしまうという、いわゆる「動きぼけ」の欠点が指摘されている。
動画表示における動きぼけが液晶の光学応答時間の遅れ以外に、例えば特開平9−325715号公報に記載されているように、LCDの表示方式そのものにも起因するという指摘がなされている。電子ビームを走査して蛍光体を発光させて表示を行うCRT表示装置においては、各画素の発光は蛍光体の若干の残光はあるものの概ねインパルス状となる、いわゆるインパルス型表示方式となっている。
これに対して、LCD表示装置においては、液晶に電界を印加することにより蓄えられた電荷が次に電界を印加するまで比較的高い割合で保持されるため(特にTFT LCDにおいては、画素を構成するドット毎にTFTスイッチが設けられており、さらに通常は各画素毎に補助容量が設けられているので蓄えられた電荷の保持能力がきわめて高い)、液晶画素が次のフレームの画像情報に基づく電界印加により書き換えられるまで発光し続けるという、いわゆるホールド型表示方式である。
このような、ホールド型表示装置においては、画像表示光のインパルス応答が時間的な広がりを持つため、時間周波数特性が劣化して、それに伴い空間周波数特性も低下し、観視画像のぼけが生じる。そこで、上述の特開平9−325715号公報においては、表示面に設けたシャッタもしくは光源ランプ(バックライト)をオン/オフ制御することにより、表示画像の各フィールド期間の後半のみ表示光を観視者に提示して、インパルス応答の時間的広がりを制限することにより、観視画像の動きぼけを改善する表示装置が提案されている。
これについて、図9及び図10とともに説明する。図9において、101はストロボランプ等の高速に点灯/消灯が可能な光源ランプ、102は光源ランプ101に電力を供給する電源、103は電気的な画像信号を画像表示光に変換する、TFT型液晶などの透過型の表示素子、106は画像信号と同期信号とにより表示素子103を駆動するための駆動信号を発生する駆動回路、107は入力された同期信号の垂直同期に同期した制御パルスを発生させ、電源102のオン/オフを制御するためのパルス発生回路である。
光源ランプ101は、電源102からのパルス状の電力供給によって、点灯率が50%の場合、フィールド期間T内の時刻t1から時刻t2までの期間だけ消灯し、時刻t2から時刻t3までの期間だけ点灯する(図10参照)。また、電源102からのパルス状の電力供給によって、点灯率が25%の場合、フィールド期間T内の時刻t1から時刻t6までの期間だけ消灯し、時刻t6から時刻t3までの期間だけ点灯する(図10参照)。
すなわち、パルス発生回路107及び電源102により光源ランプ101の発光期間が制御される。従って、画像ディスプレイとしての画像表示光の総合的な応答は、例えば、点灯率が50%である場合、時刻t2から時刻t3までの時間のパルスオン波形、時刻t4から時刻t5までの時間のパルスオン波形のみとなる。このため、ディスプレイ総合応答の時間的な広がりは減少し、その時間周波数特性もよりフラットな特性に改善されるので、動画表示時の画質劣化も改善される。
このように、表示すべき画像信号を書き込んで所定時間を経過した後に、バックライト光源を全面点灯させることにより、動画表示の際に生じる動きぼけ等の画質劣化を改善する方式は全面フラッシュ型と呼ばれ、上記特開平9−325715号公報の他にも、例えば特開2001−201763号公報、特開2002−55657号公報等にて開示されている。
また、上述の全面フラッシュ型のバックライト点灯方式に対して、例えば特開平11−202286号公報、特開2000−321551号公報、特開2001−296838号公報には、複数の分割表示領域に対応する発光分割領域毎にバックライト光源を順次スキャン点灯させることにより、動画表示の際に生じる動きぼけ等の画質劣化を改善する、所謂走査型のバックライト点灯方式が提案されている。
このようにバックライトを順次高速点滅させることで、ホールド型駆動の表示状態からCRTのようなインパルス型駆動の表示に近づけるものについて、図11乃至図13とともに説明する。図11においては、液晶表示パネル202の裏面に複数(ここでは4本)の直下型蛍光灯ランプ(CCFT)203〜206を走査線に平行な方向に配置し、液晶表示パネル202の走査信号に同期させて1フレーム期間内で各ランプ203〜206を上下方向に順次点灯させる。尚、各ランプ203〜206は液晶表示パネル202を水平方向に4分割した各表示領域に対応している。
図12は図11に対応したランプの点灯タイミングを示す図である。図12において、Highの状態がランプの点灯状態を示す。例えば、液晶表示パネル202における上側1/4の分割表示領域に対して、1フレーム中の(1)のタイミングで映像信号が書き込まれ、(2)の液晶応答期間だけ遅延して、(3)のタイミングで蛍光灯ランプ203を点灯させる。このように、映像信号の書き込み後、各分割表示領域に対して1本のランプのみを点灯させる動作を、1フレーム期間内で順次繰り返す。
これによって、液晶のホールド型駆動の表示状態からCRTのインパルス型駆動の表示状態に近づけることが可能となるため、動画表示を行った場合に1フレーム前の映像信号が認識されなくなり、エッジボケによる動画表示品位の低下を防ぐことができる。尚、図13に示すように、ランプを2本ずつ同時に点灯させることによっても、同様の効果を得ることができるばかりでなく、バックライトの点灯時間を長くすることが可能であり、バックライト輝度の低下を抑制することができる。
また、この走査型のバックライト点灯方式においては、複数の分割表示領域毎に、液晶が光学的に十分応答したタイミングで、対応する発光領域を点灯させるので、液晶への画像の書き込みからバックライト光源が点灯するまでの期間を、表示画面位置(上下位置)に関わらず均一化させることが可能であり、従って表示画面の位置によらず動画の動きぼけを十分に改善することができるという利点がある。
特開平9−325715号公報 特開2001−201763号公報 特開2002−55657号公報 特開平11−202286号公報 特開2000−321551号公報 特開2001−296838号公報
上述した従来の技術は、ホールド型表示装置において動画表示の際に生じる動きぼけによる画質劣化を改善するために、1フレーム期間(例えば60Hzのプログレッシブスキャンの場合は16.7msec)内で、バックライト間欠駆動を行うことで画像表示期間を短縮し、擬似的にホールド型駆動の表示状態からCRTのようなインパルス型駆動の表示に近づけるものである。
すなわち、全面同時フラッシュ点灯方式を用いた液晶表示装置において、画像表示期間(バックライト点灯期間)を1フレーム期間の50%とした場合、図14(a)に示すように、フレーム周波数が例えば4倍(480Hz)に変換された画像データを、液晶表示パネルの表示画面全体に対し順次書き込み走査して、最終走査ライン#Nへの画像書き込みが完了してから、予め決められた所定期間(ここでは、1/4フレーム期間)分だけ遅延させた後、バックライト光源に駆動波形を印加することにより、図14(a)中の斜線部分で示すバックライト点灯期間に、バックライト光源を表示画面の全面に対して一斉に点灯(フラッシュ発光)させる。
このとき、液晶表示パネルの最上位の走査ライン#1における液晶応答期間(画像データの書き込みからバックライト点灯までの期間)と、液晶表示パネルの最下位の走査ライン#Nにおける液晶応答期間とでは、1/4フレーム期間も相違しており、バックライト点灯時点(画像表示タイミング)における液晶の応答到達階調がそれぞれの走査ラインで異なることとなる。
すなわち、液晶表示パネルの各走査ライン#1〜#Nに対する画像データの書き込みタイミングは異なるのに対し、全走査ライン#1〜#Nに対して同一タイミングで画像表示(バックライト点灯)を行うため、同一階調レベルの入力画像データを表示する際にも、図14(b)示すように、例えば走査ライン#1と走査ライン#Nとでは画像表示期間(バックライト点灯期間)内における液晶の応答透過率が異なり、この画像表示期間内の液晶透過率の時間積分の差(図14(b)中の斜線で示す部分)が表示輝度の差として視聴者に視認されてしまう。換言すれば、図15に示すように、表示画面の垂直方向位置によって不均一な輝度分布が出現し、表示画像の品位を損なうという問題があった。
また、走査型のバックライト点灯方式を用いた液晶表示装置において、画像表示期間(バックライト点灯期間)を1フレーム期間の50%とした場合は、図16(a)に示すように、ある走査ライン群(ここでは、表示画面を垂直方向に4分割した各領域に対応)に対する画像データの書き込み走査が完了してから、予め決められた液晶の応答期間(ここでは、1/4フレーム期間)だけ遅延した後、すぐに該走査ライン群に対応するバックライト光源の発光領域を点灯させて、次のフレームの画像データの書き込み走査が始まるまで、バックライト点灯期間(図16(a)中の斜線部分で示す)を保持する。
このとき、液晶表示パネルの各分割領域(走査ライン群)における最上位の走査ライン#1、#N/4+1、#N/2+1、#3N/4+1における液晶応答期間(画像データの書き込みからバックライト点灯までの期間)と、液晶表示パネルの各分割領域(走査ライン群)における最下位の走査ライン#N/4、#N/2、#3N/4、#Nにおける液晶応答期間とでは、1/4フレーム期間も相違しており、バックライト点灯時点(画像表示タイミング)における液晶の応答到達階調がそれぞれの走査ラインで異なることとなる。
すなわち、液晶表示パネルの各走査ラインにおける画像データの書き込みタイミングは異なるのに対し、各分割領域(走査ライン群)における全走査ライン#1〜#N/4、#N/4+1〜#N/2、#N/2+1〜#3N/4、#3N/4+1〜#Nに対して同一タイミングで画像表示(バックライト点灯)を行うため、同一階調レベルの入力画像データを表示する際にも、図16(b)示すように、例えば走査ライン#1と走査ライン#N/4とでは画像表示期間(バックライト点灯期間)内における液晶の応答透過率が異なり、この画像表示期間内の液晶透過率の時間積分の差(図16(b)中の斜線で示す部分)が表示輝度の差として視聴者に視認されてしまう。換言すれば、図17に示すように、表示画面の各分割領域において垂直方向位置によって不均一な輝度分布が出現し、表示画像の品位を損なうという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、バックライト光源を1フレーム期間内で間欠駆動する際、各走査ライン毎に表示輝度差が生じるのを防止して、高品位な画像表示を実現することが可能な液晶表示装置を提供するものである。
本願の第1の発明は、表示すべき画像データを液晶表示パネルに書き込むとともに、バックライト光源を1フレーム期間内で間欠点灯することにより、動画表示の際に生じる動きぼけを防止する液晶表示装置であって、前記画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、その画像データが書き込まれる前記液晶表示パネルの走査ラインを検出するライン検出手段と、前記ライン検出手段の検出結果に基づき、各走査ラインの画像表示期間において、前記画像データの定める表示輝度が略同一となるように、前記画像データの階調変換を行う階調変換手段とを備えたことを特徴とする。
本願の第2の発明は、前記階調変換手段が、前フレームの階調変換された画像データを用いて、現フレームの入力画像データの階調変換を行うものであることを特徴とする。
本願の第3の発明は、さらに、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が前記階調変換された画像データの定める透過率に到達可能な強調変換データを求める強調変換手段を備えたことを特徴とする。
本願の第4の発明は、前記強調変換手段が、前フレームの階調変換された画像データを用いて、現フレームの階調変換された画像データの強調変換を行うものであることを特徴とする。
本願の第5の発明は、さらに、装置内温度を検出する温度検出手段を備え、前記強調変換手段が、前記温度検出手段による検出結果に基づいて、前記強調変換データを求めることを特徴とする。
本願の第6の発明は、前記階調変換手段の前段に、入力画像データの階調数を、前記液晶表示パネルの表示階調数より小さく変換する階調圧縮変換手段を備えたことを特徴とする。
本願の第7の発明は、前記バックライト光源が、前記液晶表示パネルに供給される垂直同期信号に同期して、1フレーム期間毎に全面同時フラッシュ点灯するものであることを特徴とする。
本願の第8の発明は、記バックライト光源が、複数の発光領域を前記液晶表示パネルに供給される垂直同期信号及び水平同期信号に同期して、1フレーム期間内で順次スキャン点灯するものであることを特徴とする。
本願の第9の発明は、表示すべき画像データの表示期間と非表示期間とを1フレーム期間内に設けることにより、動画表示の際に生じる動きぼけを防止する液晶表示装置であって、前記画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、その画像データが書き込まれる前記液晶表示パネルの走査ラインを検出するライン検出手段と、前記ライン検出手段の検出結果に基づき、各走査ラインの画像表示期間において、前記画像データの定める表示輝度が略同一となるように、前記画像データの階調変換を行う階調変換手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の液晶表示装置によれば、動きぼけを防止するためにバックライト光源を間欠駆動するなどして、1フレーム期間内の画像表示期間を短縮するものにおいて、入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、その画像データが書き込まれる走査ラインを検出し、このライン検出結果に基づき、各走査ラインの画像表示期間において、同一階調レベルの入力画像データに対する表示階調輝度を略同一とするような階調レベルの画像データを求め、液晶表示パネルに供給するように構成しているので、表示画面の垂直方向位置における表示輝度分布を均一化することが可能となり、高品位な画像表示を実現することができる。
本発明の液晶表示装置は、上記のような構成としているので、液晶表示パネルの各走査ラインにおける、入力画像データに対する同一階調レベルの入力画像データに対する表示階調輝度の不均一を補正すべく、入力画像データに対し、該画像データが書き込まれる各走査ライン毎に応じた階調変換を行うことにより、輝度ムラのない高品位な画像表示を実現することが可能となる。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1乃至図5とともに詳細に説明する。ここで、図1は本実施形態の液晶表示装置における要部概略構成を示す機能ブロック図、図2は本実施形態の液晶表示装置における階調変換部の構成例を示す回路図、図3は本実施形態の液晶表示装置における階調変換部の係数切換動作を示す説明図、図4は本実施形態の液晶表示装置における強調変換テーブルメモリ(ROM)の一例を示す概略説明図、図5は本実施形態の液晶表示装置における(a)基本動作原理、(b)液晶応答波形を説明するための説明図である。
本実施形態においては、図1に示すように、液晶層と該液晶層に走査信号及びデータ信号を印加するための電極とを有するアクティブマトリクス型の液晶表示パネル1と、入力画像データに基づいて前記液晶表示パネル1のデータ電極及び走査電極を駆動するための電極駆動部2と、前記液晶表示パネル1の裏面に配置された直下型のバックライト光源3と、バックライト光源3を1フレーム期間(例えば60Hzのプログレッシブスキャンの場合は16.7msec)内で消灯/点灯の間欠駆動を行う光源駆動部4とを備えている。
また、前記液晶表示パネル1の各走査ラインの画像表示期間(バックライト点灯期間)において、同一階調の入力画像データに対する表示階調輝度(液晶透過率の時間積分)が略同一となるように、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後における液晶画素の目標到達階調を決定し、前記画像データの階調変換を行う階調変換部5と、該階調変換部5で階調変換された画像データを1フレーム分格納するフレームメモリ(FM)6を備えている。
さらに、データ書き込みから1フレーム期間経過後に液晶を目標階調に到達応答させるための強調変換パラメータが格納された強調変換テーブルメモリ(ROM)7と、この強調変換テーブルメモリ(ROM)7を参照して、上記階調変換部5で階調変換された画像データの強調変換を行う強調変換部8と、該強調変換部8により強調変換された画像データのフレーム周波数を高周波数(ここでは240Hz)に変換して、上記電極駆動部2に出力するフレーム周波数変換部9とを備えている。
そしてまた、入力画像データから垂直同期信号/水平同期信号を抽出する同期信号抽出部10と、装置内温度を検出するための温度センサ11と、上記入力画像データの垂直同期信号/水平同期信号に基づき、上記光源駆動部4及び上記階調変換部5の動作制御を行うとともに、上記装置内温度に基づき、上記強調変換部8の動作制御を行う制御CPU12とを備えている。
ここで、上記制御CPU12は、同期信号抽出部10で抽出された垂直同期信号に基づき、バックライト光源3を点灯/消灯するタイミングを制御する制御信号を光源駆動部4に出力する。ここでは、例えば1フレーム期間(16.7msec)の前半50%の期間でバックライト光源3を全面消灯するとともに、1フレーム期間の後半50%の期間でバックライト光源3を全面フラッシュ発光させることにより、1フレーム期間内の画像表示期間(バックライト点灯期間)を1/2に短縮するものとする。
また、上記制御CPU12は、同期信号抽出部10で抽出された垂直同期信号及び水平同期信号に基づき、液晶表示パネル1の各走査ラインに書き込まれる画像データを判別し、この判別結果に基づいて、画像データが書き込まれる走査ライン毎に該画像データに対する階調変換動作を切り換えるための制御信号を階調変換部5に出力する。
ここで、階調変換部5の一構成例について、図2とともに説明する。階調変換部5は、フレームメモリ6より読み出された1フレーム前の画像データ(目標到達階調データ)を、入力画像データ(入力階調データ)から減算する減算器21と、当該画像データが書き込まれる走査ラインの検出結果に応じて制御CPU12より出力される係数切換制御信号に基づき可変される係数α(α≧0)を、上記減算器21の出力データに対して乗算する乗算器22と、該乗算器22の出力データを入力画像データ(入力階調データ)に加算して、フレームメモリ6及び強調変換部8に出力する加算器23とを備えている。
可変乗算係数αは、図3に示すように、画像データが書き込まれる走査ラインが表示画面の下方になるほど、大きくなるように切換制御されて、各走査ラインの画像表示期間(バックライト点灯期間)において、入力画像データの定める表示階調輝度が略同一となるように、前フレームの階調変換された画像データ(目標到達階調データ)を用いて、現フレームの入力画像データに対する階調変換が行われる。すなわち、同一階調レベルの入力画像データであっても、液晶表示パネル1の下方の走査ラインに書き込まれる画像データである程、その階調遷移方向への強調変換度合いが大きくなるように切換制御される。
尚、階調変換部5の構成は上記一例のものに限られず、例えば変換テーブルメモリ(ROM)を用いた構成としても良いことは言うまでもない。また、上述のものにおいては、1走査ライン毎に画像データの階調変換特性(乗算係数)を切り換えているが、これに限らず、連続する複数の走査ライン毎に画像データの階調変換特性(乗算係数)を切り換える構成としても良い。
ここで、本出願人が表示輝度差の識別限界に関する実験を行った結果、たとえば表示輝度が400cd/m2 における識別限界の輝度比は3.5%であった。識別限界とは、表示輝度差が視聴者に識別されない限界域であるが、様々な環境条件のもとで実際の表示においては、輝度比が最大4%以下であれば視聴者に識別されないことが実験の結果、分かった。従って、液晶表示パネル1の各走査ラインにおいて、同一階調レベルの画像データに対する表示輝度差が視認されない範囲、すなわち輝度比が4%以下の範囲になるように、各走査ライン毎に画像データの階調変換を行えばよい。
さらに、上記制御CPU12は、温度センサ11による温度検出結果に応じて、強調変換テーブルメモリ(ROM)7の参照テーブル領域を切り換えるための制御信号を強調変換部8に出力する。
ここで、強調変換テーブルメモリ(ROM)7には、図4に示すように、1フレーム前の階調変換された画像データ(目標到達階調データ)と現フレームの階調変換された画像データ(目標到達階調データ)との組み合わせ(階調遷移)から特定される強調変換パラメータLEVEL 0〜LEVEL 2(LEVEL 0>LEVEL 1>LEVEL 2)が、それぞれの温度補償テーブル領域A〜Cに格納されており、強調変換部8は温度センサ11による検出温度に応じて制御CPU12より出力される切換制御信号に基づき、温度補償テーブル領域A〜Cのいずれかを切換参照して、対応する強調変換パラメータLEVEL 0〜LEVEL 2を読み出し、現フレームの階調変換された画像データ(目標到達階調データ)に対して液晶表示パネル1の光学応答特性を補償する強調変換データ(表示画像データ)を出力する。
すなわち、温度センサ11による検出温度がT1より低い場合、強調変換部8は強調変換テーブルメモリ(ROM)7の温度補償テーブル領域Aを参照し、強調変換パラメータLEVEL 0を用いて液晶画素が1フレーム期間経過後に上記階調変換部5で階調変換された画像データの定める透過率に到達可能な強調変換データを求める。
また、温度センサ11による検出温度がT1以上でT2より低い場合、強調変換部8は強調変換テーブルメモリ(ROM)7の温度補償テーブル領域Bを参照し、強調変換パラメータLEVEL 1を用いて液晶画素が1フレーム期間経過後に上記階調変換部5で階調変換された画像データの定める透過率に到達可能な強調変換データを求める。
さらに、温度センサ11による検出温度がT2以上である場合、強調変換部8は強調変換テーブルメモリ(ROM)7の温度補償テーブル領域Cを参照し、強調変換パラメータLEVEL 2を用いて液晶画素が1フレーム期間経過後に上記階調変換部5で階調変換された画像データの定める透過率に到達可能な強調変換データを求める。
尚、図4に示したものは、表示信号レベル数すなわち表示データ数が8ビットの256階調である場合において、32階調毎の代表階調遷移パターンについての強調変換パラメータ(実測値)を9×9のマトリクス状に記憶し、代表階調以外の階調を持つ画像データに対しては、該強調変換パラメータ(実測値)を用いて補間演算することで強調変換データを求める構成としているが、これに限られないことは明らかである。
また、各温度補償テーブル領域A〜Cを。それぞれ個別のメモリテーブル(ROM)で構成し、このメモリテーブル(ROM)を温度検出結果に応じて切り換え参照するようにしても良い。
さらに、装置内温度を検出するための温度センサ11は、その目的からなるべく液晶表示パネル1そのものの温度を検出することが可能に設けられるのが望ましく、1個のみならず複数個をそれぞれ装置内の異なる位置に設けても良い。また、上述のものにおいては、液晶応答の温度依存性を補償するために、温度センサ11による検出温度に基づき、3段階に強調変換パラメータを切り換えているが、これに限られないことも明らかである。
以上のように、環境温度を考慮した液晶表示パネル1の光学応答特性を補償すべく、階調変換部5により階調変換された画像データ(目標到達階調データ)に対して適切な強調変換処理を施すことにより、常に液晶画素を画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に所望の透過率へ到達応答させることが可能となる。
尚、上記フレーム周波数変換部9は、例えばフレームメモリを備えたものであり、1フレーム分の強調変換された画像データ(強調変換データ)をフレームメモリに記憶した後、所定のフレーム周波数(ここでは、60×4=240Hz)に変換した表示画像データを出力することで、画像データの時間軸圧縮を行う。
また、上記バックライト光源3としては、直下型蛍光灯ランプの他、直下型又はサイド照射型のLED光源、EL光源などを用いることができる。特にLED(発光ダイオード)は応答速度が数十ns〜数百nsであり、蛍光灯ランプのmsオーダーに比べて応答性が良好なため、よりスイッチングに適した点灯/消灯状態を実現することが可能である。
本実施形態の液晶表示装置は、全面同時フラッシュ型のバックライト点灯方式により、動画表示の際に生じる動きぼけを防止するものである。すなわち、1フレーム分の画像データの書き込み走査が完了してから、予め決められた所定期間分だけ遅延させた後、バックライト光源3に駆動波形を印加することにより、図5(a)中の斜線部分で示すバックライト点灯期間に、バックライト光源3を表示画面の全面に対して一斉に点灯(フラッシュ発光)させる。
ここでは、フレーム周波数変換部9により表示画像データのフレーム周波数を4倍(240Hz)にしているので、1フレーム分の画像データの書き込み走査期間は1/4フレーム期間となる。また、液晶表示パネル1の最下位の走査ライン#Nに対する画像データの書き込みが完了した後、1/4フレーム期間だけ遅延してバックライト光源3を全面点灯駆動することにより、1フレーム期間の後半50%のみを画像表示期間とするものについて説明する。
入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、走査ライン#1に書き込まれる画像データが検出されると、制御CPU12より階調変換部5に対して乗算係数α=0とするような切換制御信号が出力される。ここで、図5(b)に示すように、入力画像データの階調レベルが「A」である場合、初期階調レベルを「0」として、階調レベルが「A」の画像データ(目標到達階調データ)が出力される。
一方、入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、例えば走査ライン#Nに書き込まれる画像データが検出されると、制御CPU12より階調変換部5に対して乗算係数αを大きくするような切換制御信号が出力され、図5(b)に示すように、入力画像データの階調レベルが「A」である場合、初期階調レベルを「0」として、階調レベルが「A’」の画像データ(目標到達階調データ)が出力される。
すなわち、走査ライン#1においては、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が到達する目標階調透過率を「A」としているのに対し、走査ライン#Nにおいては、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が到達する目標階調透過率を「A’」とすることで、それぞれの走査ライン(表示ライン)におけるバックライト点灯期間(画像表示期間)の表示輝度(液晶透過率の時間積分)を、略同一(輝度比が4%以下の範囲)とすることができる。
同様に、走査ライン#2〜#N−1のそれぞれに書き込まれる画像データに対しても、制御CPU12が階調変換部5の乗算係数αを適宜可変することにより、各走査ライン(表示ライン)間において、同一階調レベルの画像データに対する表示階調輝度(液晶透過率の時間積分)を略同一とすることができ、表示画面における輝度ムラの発生を防止して、高品位な画像表示を実現することが可能となる。
また次のフレームで、入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、走査ライン#1に書き込まれる画像データが検出されると、制御CPU12より階調変換部5に対して乗算係数α=0とするような切換制御信号が出力される。従って、図5(b)に示すように、入力画像データの階調レベルが「B」である場合、初期階調レベルを「A」として、階調レベルが「B」の画像データ(目標到達階調データ)が出力される。
一方、入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、例えば走査ライン#Nに書き込まれる画像データが検出されると、制御CPU12より階調変換部5に対して乗算係数αを大きくするような切換制御信号が出力され、図5(b)に示すように、入力画像データの階調レベルが「B」である場合、初期階調レベルを「A’」として、階調レベルが「B’」の画像データ(目標到達階調データ)が出力される。
すなわち、走査ライン#1においては、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が到達する目標階調透過率を「B」としているのに対し、走査ライン#Nにおいては、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が到達する目標階調透過率を「B’」とすることで、それぞれの走査ライン(表示ライン)におけるバックライト点灯期間(画像表示期間)の表示輝度(液晶透過率の時間積分)を、略同一(輝度比が4%以下の範囲)とすることができる。
同様に、走査ライン#2〜#N−1のそれぞれに書き込まれる画像データに対しても、制御CPU12が階調変換部5の乗算係数αを適宜可変することにより、各走査ライン(表示ライン)間において、同一階調レベルの画像データに対する表示階調輝度(液晶透過率の時間積分)を略同一とすることができ、表示画面における輝度ムラの発生を防止して、高品位な画像表示を実現することが可能となる。
尚、上記階調変換された画像データは、さらに強調変換部8により液晶表示パネル1の光学応答特性を補償するよう強調変換されて、液晶表示パネル1に供給されるので、確実に液晶画素を1フレーム期間内で上記階調変換された画像データの定める透過率に応答到達させることができ、同一階調レベルの入力画像データに対して、各走査ラインの画像表示期間(バックライト点灯期間)における表示輝度を略同一(輝度比が4%以下の範囲)とすることが可能となる。
以上のように、本実施形態の液晶表示装置によれば、全面フラッシュ型のバックライト点灯方式を用いてインパルス型駆動の表示状態に近づけるものにおいて、各走査ラインへの画像データの書き込みタイミングが異なる(バックライト点灯タイミングは同一)ことに起因する、同一階調レベルの入力画像データに対する表示階調輝度の不均一を補正すべく、各走査ライン毎に入力画像データに対する階調変換特性を可変して、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後の液晶の目標到達階調を決定しているため、輝度ムラのない高品位な画像表示を実現することが可能となる。
また、液晶画素が前記階調変換された画像データ(目標到達階調データ)の定める透過率に1フレーム期間内で応答到達可能な強調変換データを求めて、液晶表示パネルを駆動しているので、液晶表示パネルの光学応答特性を補償して、常に所望の中間調を表示することができる。ここで、パネル温度に応じて、前記強調変換データを求めることにより、液晶の温度依存性も補償することが可能となる。
尚、上述した実施形態のように、バックライト光源3そのものを全面フラッシュ点灯(間欠点灯)するのではなく、常灯(連続点灯)のバックライト光源と液晶表示パネルとの間に、1フレーム期間内における光透過期間(画像表示期間)を制限するLCDなどの光学シャッターを設けて、画像表示光を変調する構成としても良い。
また、上述した実施形態において、上記階調変換部5では、ダイナミックレンジ付近へ階調遷移する入力画像データに対しては、遷移方向への十分な強調量を付加することができないため、同一階調レベルの入力画像データに対する走査ライン毎の表示階調輝度の不均一を十分に補正することが不可能となる場合がある。例えば、液晶表示パネルの表示信号レベル数すなわち表示データ数が8ビットの256階調である場合、最大階調である255以上の階調データや最小階調である0以下の階調データを液晶表示パネルに書き込むことはできず、最大階調データまたは最小階調データ付近に階調遷移した場合、表示画面上に生じる輝度ムラを改善することができない。
このような課題を解決するには、上記階調変換部5の前段に、入力画像データの階調数を、液晶表示パネルの表示階調数より小さく変換する階調圧縮変換部(図示せず)を設けることによって、入力画像データのダイナミックレンジを狭くする処理を行った上で、上記階調変換部5に出力する構成としても良い。
この階調圧縮変換部は、例えば図6に示すような入出力特性(階調変換特性)を持つ演算器、LUTテーブルなどによって構成することができる。ここでは、表示信号レベル数が256階調(0〜255)である入力画像データを、液晶表示パネル6の表示データ数(=256階調)より小さな224階調(16〜239)に変換しており、これによって、低階調または高階調付近に遷移する入力画像データに対しても、階調変換部5によって各走査ラインに応じた十分なデータ補正が可能となり、同一階調レベルの入力画像データに対する、各走査ラインの画像表示期間(バックライト点灯期間)における表示階調輝度を略同一(輝度比が4%以下の範囲)とすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図7及び図8とともに説明するが、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。ここで、図7は本実施形態の液晶表示装置における階調変換部の係数切換動作を示す説明図、図8は本実施形態の液晶表示装置における(a)基本動作原理、(b)液晶応答波形を説明するための説明図である。
本実施形態の液晶表示装置は、走査型のバックライト点灯方式により、動画像表示の際に生じる動きぼけを防止するものであるが、基本的な機能ブロック図は図1とともに上述した第1の実施形態のものと同様であるので、異なる点のみを以下詳細に説明する。まず、上記第1の実施形態と異なるのは、走査線と平行に配置された複数本の直下型蛍光灯ランプや、複数個の直下型又はサイド照射型のLED光源、EL光源などを用いて構成されたバックライト光源3のうち、所定の本数(個数)を1発光領域としてこれらを1フレーム期間内で順次スキャン点灯するよう制御している点である。
制御CPU12は、同期信号抽出部10で抽出された垂直/水平同期信号に基づいて、各発光領域を順次スキャン点灯するタイミングを制御している。また、本実施形態では、図1におけるフレーム周波数変換部9を不要として、入力画像データのフレーム周波数を変換することなく、液晶表示パネル1の電極駆動を行っており、従って、1フレーム分の画像データの書き込み走査は1フレーム期間で行われる。
すなわち、本実施形態では、図8(a)に示すように、ある走査ライン群(表示分割領域)に対する画像データの書き込み走査が完了してから、液晶の応答遅延分を考慮して、該走査ライン群に対応するバックライト光源3の発光領域(ある蛍光灯ランプ群又はLED群)を点灯させる。これを上下方向に次の領域、・・・と繰り返す。これによって、図8(a)中の斜線部分で示すように、バックライト点灯期間を、画像データの書き込み走査箇所に対応して、時間の経過に伴い発光領域単位で、順次移行させることができる。
尚、ここでは、図8(a)に示すように、全走査ライン#1〜#Nを垂直方向に4分割したそれぞれの走査ライン群#1〜#N/4、#N/4+1〜#N/2、#N/2+1〜#3N/4、#3N/4+1〜#Nに対応して、バックライト光源3に4つの発光領域を形成し、これら4つの発光領域を画像データの書き込み走査に同期して1フレーム期間内で順次スキャン点灯させることで、1フレーム期間内の画像表示期間(バックライト点灯期間)を1/2に短縮するものについて説明するが、発光分割領域の数は2以上であればいくつでも良く、また各発光領域はバックライト光源3を垂直方向に分割した領域に限られないことは明らかである。
この点においても、バックライト光源3として直下型平面LEDを用いた場合の方が、発光分割領域の設定を自由度の高いものとすることができる。また、バックライト光源3としてLEDを用いた場合、その駆動電流量を制御することで、比較的容易にバックライト輝度を制御することも可能となる。
また、上記制御CPU12は、上記第1実施形態のものと同様、同期信号抽出部10で抽出された垂直同期信号及び水平同期信号に基づき、液晶表示パネル1の各走査ラインに書き込まれる画像データを判別し、この判別結果に基づいて、画像データが書き込まれる走査ライン毎に該画像データの階調変換動作を切り換えるための制御信号を階調変換部5に出力する。
本実施形態においても、図2に示したものと同様の構成の階調変換部5を用いることができるが、可変乗算係数αは、図7に示すように、画像データが書き込まれる走査ラインが各発光領域内の下方になるほど、大きくなるように切換制御されて、各走査ラインの画像表示期間(バックライト点灯期間)において、入力画像データの定める表示階調輝度が略同一(輝度比が4%以下の範囲)となるように、現フレームの入力画像データに対する階調変換が行われる。すなわち、同一階調レベルの入力画像データであっても、液晶表示パネル1の各走査ライン群における下方の走査ラインに書き込まれる画像データである程、その階調遷移方向への強調変換度合いが大きくなるように制御される。
尚、本実施形態においても、階調変換部5の構成は上記一例のものに限られず、例えば変換テーブルメモリ(ROM)を用いた構成としても良いことは言うまでもない。また、上述のものにおいては、1走査ライン毎に画像データの階調変換特性(乗算係数)を切り換えているが、これに限らず、連続する複数の走査ライン毎に画像データの階調変換特性(乗算係数)を切り換える構成としてもよいことは明らかである。
次に、本実施形態の液晶表示装置の動作について説明する。入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、走査ライン#1、#N/4+1、#N/2+1、#3N/4+1に書き込まれる画像データが検出されると、制御CPU12より階調変換部5に対して乗算係数α=0とするような切換制御信号が出力される。ここで、図8(b)に示すように、入力画像データの階調レベルが「A」である場合、初期階調レベルを「0」として、階調レベルが「A」の画像データ(目標到達階調データ)が出力される。
一方、入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、例えば走査ライン#N/4、#N/2、#3N/4、#Nに書き込まれる画像データが検出されると、制御CPU12より階調変換部5に対して乗算係数αを大きくするような切換制御信号が出力され、図8(b)に示すように、入力画像データの階調レベルが「A」である場合、初期階調レベルを「0」として、階調レベルが「A’」の画像データ(目標到達階調データ)が出力される。
すなわち、走査ライン#1、#N/4+1、#N/2+1、#3N/4+1においては、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が到達する目標階調透過率を「A」としているのに対し、走査ライン#N/4、#N/2、#3N/4、#Nにおいては、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が到達する目標階調透過率を「A’」とすることで、それぞれの走査ライン(表示ライン)におけるバックライト点灯期間(画像表示期間)の表示輝度(液晶透過率の時間積分)を、略同一(輝度比が4%以下の範囲)とすることができる。
同様に、走査ライン#2〜#N/4−1、#N/4+2〜#N/2−1、#N/2+2〜#3N/4−1、#3N/4+2〜#N−1のそれぞれに書き込まれる画像データに対しても、制御CPU12が階調変換部5の乗算係数αを適宜可変することにより、各走査ライン(表示ライン)間において、同一階調レベルの画像データに対する表示階調輝度(液晶透過率の時間積分)を略同一とすることができ、表示画面における輝度ムラの発生を防止して、高品位な画像表示を実現することが可能となる。
また次のフレームで、入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、走査ライン#1、#N/4+1、#N/2+1、#3N/4+1に書き込まれる画像データが検出されると、制御CPU12より階調変換部5に対して乗算係数α=0とするような切換制御信号が出力される。従って、図8(b)に示すように、入力画像データの階調レベルが「B」である場合、初期階調レベルを「A」として、階調レベルが「B」の画像データ(目標到達階調データ)が出力される。
一方、入力画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、例えば走査ライン#N/4、#N/2、#3N/4、#Nに書き込まれる画像データが検出されると、制御CPU12より階調変換部5に対して乗算係数αを大きくするような切換制御信号が出力され、図8(b)に示すように、入力画像データの階調レベルが「B」である場合、初期階調レベルを「A’」として、階調レベルが「B’」の画像データ(目標到達階調データ)が出力される。
すなわち、走査ライン#1、#N/4+1、#N/2+1、#3N/4+1においては、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が到達する目標階調透過率を「B」としているのに対し、走査ライン#N/4、#N/2、#3N/4、#Nにおいては、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が到達する目標階調透過率を「B’」とすることで、それぞれの走査ライン(表示ライン)におけるバックライト点灯期間(画像表示期間)の表示輝度(液晶透過率の時間積分)を、略同一(輝度比が4%以下の範囲)とすることができる。
同様に、走査ライン#2〜#N/4−1、#N/4+2〜#N/2−1、#N/2+2〜#3N/4−1、#3N/4+2〜#N−1のそれぞれに書き込まれる画像データに対しても、制御CPU12が階調変換部5の乗算係数αを適宜可変することにより、各走査ライン(表示ライン)間において、同一階調レベルの画像データに対する表示階調輝度(液晶透過率の時間積分)を略同一とすることができ、表示画面における輝度ムラの発生を防止して、高品位な画像表示を実現することが可能となる。
尚、上記階調変換された画像データは、さらに強調変換部8により液晶表示パネル1の光学応答特性を補償するよう強調変換されて、液晶表示パネル1に供給されるので、確実に液晶画素を1フレーム期間内で上記階調変換された画像データの定める透過率に応答到達させることができ、同一階調レベルの入力画像データに対して、各走査ラインの画像表示期間(バックライト点灯期間)における表示輝度を略同一(輝度比が4%以下の範囲)とすることが可能となる。
以上のように、本実施形態の液晶表示装置によれば、走査型のバックライト点灯方式を用いてインパルス型駆動の表示状態に近づけるものにおいて、各走査ラインへの画像データの書き込みタイミングが異なる(バックライト点灯タイミングは同一)ことに起因する、同一階調レベルの入力画像データに対する表示階調輝度の不均一を補正すべく、各走査ライン毎に入力画像データに対する階調変換特性を可変して、画像データの書き込みから1フレーム期間経過後の液晶の目標到達階調を決定しているため、輝度ムラのない高品位な画像表示を実現することが可能となる。
また、液晶画素が前記階調変換された画像データ(目標到達階調データ)の定める透過率に1フレーム期間内で応答到達可能な強調変換データを求めて、液晶表示パネルを駆動しているので、液晶表示パネルの光学応答特性を補償して、常に所望の中間調を表示することができる。ここで、パネル温度に応じて、前記強調変換データを求めることにより、液晶の温度依存性も補償することが可能となる。
尚、上述した実施形態のように、バックライト光源3そのものを複数の発光領域に分割して順次スキャン点灯(間欠点灯)するのではなく、常灯(連続点灯)のバックライト光源と液晶表示パネルとの間に、各分割表示領域に対する、1フレーム期間内における光透過期間(画像表示期間)を制限するLCDなどの光学シャッターを設けて、画像表示光を変調する構成としても良い。
また、上述した実施形態においても、上記階調変換部5では、ダイナミックレンジ付近へ階調遷移する入力画像データに対しては、遷移方向への十分な強調量を付加することができないため、同一階調レベルの入力画像データに対する走査ライン毎の表示階調輝度の不均一を十分に補正することが不可能となる場合がある。例えば、液晶表示パネルの表示信号レベル数すなわち表示データ数が8ビットの256階調である場合、最大階調である255以上の階調データや最小階調である0以下の階調データを液晶表示パネルに書き込むことはできず、最大階調データまたは最小階調データ付近に階調遷移した場合、表示画面上に生じる輝度ムラを改善することができない。
このような課題を解決するには、上記階調変換部5の前段に、入力画像データの階調数を、液晶表示パネルの表示階調数より小さく変換する階調圧縮変換部(図示せず)を設けることによって、入力画像データのダイナミックレンジを狭くする処理を行った上で、上記階調変換部5に出力する構成としてもよい。
この階調圧縮変換部は、例えば図6に示すような入出力特性(階調変換特性)を持つ演算器、LUTテーブルなどによって構成することができる。ここでは、表示信号レベル数が256階調(0〜255)である入力画像データを、液晶表示パネル6の表示データ数(=256階調)より小さな224階調(16〜239)に変換しており、これによって、低階調または高階調付近に遷移する入力画像データに対しても、階調変換部5によって各走査ラインに応じた十分なデータ補正が可能となり、同一階調レベルの入力画像データに対する、各走査ラインの画像表示期間(バックライト点灯期間)における表示階調輝度を略同一(輝度比が4%以下の範囲)とすることができる。
ホールド型表示装置であればよく、たとえばマイクロレンズアレイ構造を用いた電気泳動ディスプレイにも適用可能である。また、平面パネル型の液晶表示パネルを搭載している機器であればよく、パーソナルコンピュータ、テレビ受信機等の身近な機器に限らず、計測機器、医療機器、産業機器全般等にも適用可能である。
本発明の液晶表示装置の第1実施形態における要部概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の液晶表示装置の第1実施形態における階調変換部の一構成例を示す回路図である。 本発明の液晶表示装置の第1実施形態における階調変換部の係数切換動作例を示す説明図である。 本発明の液晶表示装置の第1実施形態における強調変換テーブルメモリの一例を示す説明図である。 本発明の液晶表示装置の第1実施形態における動作原理を説明するための説明図である。 階調圧縮変換部の入出力特性の一例を示す説明図である 本発明の液晶表示装置の第2実施形態における階調変換部の係数切換動作例を示す説明図である。 本発明の液晶表示装置の第2実施形態における基本動作原理を説明するための説明図である。 従来の液晶表示装置(全面フラッシュ型)における要部概略構成を示す機能ブロック図である。 従来の液晶表示装置(全面フラッシュ型)におけるディスプレイ応答を示す説明図である。 従来の液晶表示装置(走査型)における液晶表示パネルに対するバックライト光源の配設例を示す説明図である。 従来の液晶表示装置(走査型)における各ランプの点灯/消灯タイミングの一例を示す説明図である。 従来の液晶表示装置(走査型)における各ランプの点灯/消灯タイミングの他の例を示す説明図である。 従来の液晶表示装置(全面フラッシュ型)における基本動作原理(課題)を説明するための説明図である。 従来の液晶表示装置(全面フラッシュ型)における表示画面上の輝度不均一分布(輝度ムラ)を説明するための説明図である。 従来の液晶表示装置(走査型)における基本動作原理(課題)を説明するための説明図である。 従来の液晶表示装置(走査型)における表示画面上の輝度不均一分布(輝度ムラ)を説明するための説明図である。
符号の説明
1 液晶表示パネル
2 電極駆動部
3 バックライト光源
4 光源駆動部
5 階調変換部
6 フレームメモリ(FM)
7 強調変換テーブルメモリ(ROM)
8 強調変換部
9 フレーム周波数変換部
10 同期信号抽出部
11 温度センサ
12 制御CPU

Claims (9)

  1. 表示すべき画像データを液晶表示パネルに書き込むとともに、バックライト光源を1フレーム期間内で間欠点灯することにより、動画表示の際に生じる動きぼけを防止する液晶表示装置であって、
    前記画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、その画像データが書き込まれる前記液晶表示パネルの走査ラインを検出するライン検出手段と、
    前記ライン検出手段の検出結果に基づき、各走査ラインの画像表示期間において、前記画像データの定める表示輝度が略同一となるように、前記画像データの階調変換を行う階調変換手段とを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記階調変換手段は、前フレームの階調変換された画像データを用いて、現フレームの入力画像データの階調変換を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 画像データの書き込みから1フレーム期間経過後に液晶画素が前記階調変換された画像データの定める透過率に到達可能な強調変換データを求める強調変換手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記強調変換手段は、前フレームの階調変換された画像データを用いて、現フレームの階調変換された画像データの強調変換を行うものであることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 装置内温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記強調変換手段は、前記温度検出手段による検出結果に基づいて、前記強調変換データを求めることを特徴とする請求項3又は4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記階調変換手段の前段に、入力画像データの階調数を、前記液晶表示パネルの表示階調数より小さく変換する階調圧縮変換手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液晶表示装置。
  7. 前記バックライト光源は、前記液晶表示パネルに供給される垂直同期信号に同期して、1フレーム期間毎に全面同時フラッシュ点灯するものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の液晶表示装置。
  8. 前記バックライト光源は、複数の発光領域を前記液晶表示パネルに供給される垂直同期信号及び水平同期信号に同期して、1フレーム期間内で順次スキャン点灯するものであることを特徴とする請求項1乃至6に記載の液晶表示装置。
  9. 表示すべき画像データの表示期間と非表示期間とを1フレーム期間内に設けることにより、動画表示の際に生じる動きぼけを防止する液晶表示装置であって、
    前記画像データの垂直/水平同期信号に基づいて、その画像データが書き込まれる前記液晶表示パネルの走査ラインを検出するライン検出手段と、
    前記ライン検出手段の検出結果に基づき、各走査ラインの画像表示期間において、前記画像データの定める表示輝度が略同一となるように、前記画像データの階調変換を行う階調変換手段とを備えたことを特徴とする液晶表示装置。

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