JP2006092685A - ディスク再生装置及びディスク再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装填されたディスクの種別が変化しても誤りなく情報を再生する。
【解決手段】 CD又はCD−ROMフォーマットのディスクを再生する場合にRF再生信号波形の品質が悪いため、エラー訂正しきれずに再生音にノイズが混在したり、データ・エラーになったりする。実際の再生信号を送り出す前に、プレスCD又はCD−R、あるいはCD−RWのいずれであるかを判定し、前者であれば高域補償を実施し、後者の場合には低域補償を実施することで、再生RF信号品質を改善する。C1エラー値又はRFジッター値などを計測し、これらの数値があらかじめ設定された判定基準値を超えれは補償機能を実施する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ディスク型の記録媒体に記録されている情報を再生するディスク再生装置及びディスク再生方法に係り、特に、CDドライブのように記録媒体の記録面への照射光に対する反射光を受光して得られるRF信号に基づいて情報を再生するディスク再生装置及びディスク再生方法に関する。
さらに詳しくは、本発明は、CD−RやCD−RWといった種別の異なるリムーバブルなディスクを着脱自在に装填し、その記録面から情報を再生するディスク再生装置及びディスク再生方法に係り、特に、装填されたディスクの種別が変化しても誤りなく情報を再生するディスク再生装置及びディスク再生方法に関する。
昨今の技術革新に伴い、さまざまな種類の計算機システムが開発され市販されている。これら計算機システムは、一般に、必要な情報を蓄積するため、あるいは動作プログラムをインストールするために、外部記憶システムを備えている。
磁気記録方式のハード・ディスク記憶装置(Hard Disk Drive)は、代表的な記憶装置である。ドライブ・ユニット内には記録媒体である数枚の磁気メディアが収容され、スピンドル・モータによって高速に回転する。メディアには、ニッケル・リンなどのメッキを施した磁性体が塗布されている。そして、磁気ヘッドを回転するメディア表面上で半径方向にスキャンさせることによって、メディア上にデータに相当する磁化を生じさせて書き込みを行ない、あるいはデータを読み出すことができる。
ハード・ディスクは既に広汎に普及している。例えば、パーソナル・コンピュータ用の標準的な外部記憶装置として、コンピュータを起動するために必要なオペレーティング・システム(OS)やアプリケーションなど、さまざまなソフトウェアをインストールしたり、作成・編集したファイルを保存したりするためにハード・ディスクが利用されている。
また、ハード・ディスクにインストールするための動作プログラムや、データ・コンテンツを複数のシステム間で移動するために、リムーバブルな記録ディスクを着脱自在に装填して情報を再生するタイプの外部記憶装置もある。従来は、フレキシブル・ディスクのような可搬型メディアが主流であったが、最近ではプログラムやデータ・コンテンツの肥大化とも相俟って、CDのような比較的大容量のディスク型記録媒体並びにそのディスク再生装置が広く使用されている。
CDは、記録面への照射光に対する反射光を受光して得られるRF信号に基づいて情報を再生することができる記録媒体である。CD−ROMのように記録情報に相当するピットが製造元であらかじめ形成された読み出し専用のCD(プレスCD)の他に、最近では、CD−RやCD−RWのように、エンドユーザで情報の書き込みを行なうことができるディスク並びにこれ対応したドライブが普及してきている。
CDは、反射層と記録層色素の組合せに応じてメディアのバリエーションができている(例えば、非特許文献1を参照のこと)。例えば、CD−Rは、基板(サブストレート)、有機色素層、記録層、反射層、オーバーコート層、保護層からなる。記録層の色素は、メーカ毎に異なり、例えばシアニン青、フタロシアニン、アゾプレスなどが使用される。また、反射層は金と銀の2種類が使用される。CD−Rのデータの記録は、波長780ナノメートルの半導体レーザを照射し、ピットを書き込むことで行なわれる。すなわち、レーザ光の照射熱によって色素が分解するとともにポリカーボネート基板が熱で変化して溝が形成され、ピットが刻まれる。一度書き込んだ内容は消去不可能である。なお、プレスCDは、CD−Rと構造が類似するが、あらかじめ凹凸が刻まれたポリカーボネート基板に直接反射層がアルミ蒸着されているので、色素層を持たない。
一方、CD−RWは、基板、反射層、下部保護層、相変化記録層、反射層、上部保護層、UVコート層、印刷面からなる。レーザ光の出力により相変化記録層を急激に熱し、その後急冷却することでアモルファス状態を作り出して反射状態を結晶状態よりも低くなることを利用して、ピットを形成する。また、記録時と再生時の中間のレーザ出力で急激に熱し、その後ゆっくりと冷却することで結晶状態を作り出し、消去を行なうことができる。
既に述べたように、これらCDの記録面にレーザ光を照射し、その反射光を受光して得られるRF信号に基づいて情報を再生することができる。ここで、RF信号の再生状態が良好でないと、デジタル信号処理を高品質で行なうことができないという問題がある。
音楽再生を目的とするCD再生機やコンピュータ・データの再生を目的とするCD−ROM再生機などにおいて、データ・エラー量はあるレベルを超えるとシステム的に許容されない。データのエラーに関しては信号処理回路などで訂正する機能を装備しているが、ディスクから再生されるRF信号の品位が十分でない場合には、信号処理回路の訂正機能でも訂正することができず、データ・エラーとなってしまう。
CDフォーマット又はCD−ROMフォーマットのディスクを再生する場合に、RF再生信号波形(3T〜11Tのアイパターン)の品質が悪いために、エラー訂正しきれずに再生音にノイズが混入する場合や、データ・エラーになる場合がある。このため、RF信号の再生状態に応じて周波数補正を施し、デジタル信号処理し易くする必要がある。
CDフォーマット又はCD−ROMフォーマットにおけるRF再生信号品質の改善のために、RF再生信号に対する高域補償は一般的に行なわれている。すなわち、ディスク及び光学ピックアップの組み合わせなどで生じる低品位なRF再生信号を信号処理する前の段階で補償する手段として、RF高域補償イコライザ回路などが従来から使用されている。
例えば、照射レーザ光に対するディスクからの反射光の受光レベルに応じてイコライザがRF信号の周波数特性を変化させるとともに、受光レベルに応じてイコライザの特性を変化させることにより、ディスクの種別が変化しても誤りなく情報を再生することができる光ディスク装置について提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。この光ディスク装置によれば、受光レベルが小さくなると高周波領域の利得を上げ、逆に受光レベルが大きくなると高周波利得を下げてRF信号の立ち上がり特性を一定にするようにしている。
ところが、CDフォーマット毎に性質が異なり、RF再生波形において劣化する周波数帯域がそれぞれ異なるという問題がある。このようにディスクの種類に応じて反射光の受光レベルすなわちRF信号の再生状態が相違するが、ディスク再生装置は各ディスクに対しコンパチビリティを補償しなければならない。
高域補償の方法としては、周波数及び補償量の設定が1種類の固定値である場合や、周波数及び補償量の設定が複数又は連続可変の場合がある。いずれにしても、これらの高域補償では3T〜4Tなどの高域信号のレベルが劣化し易いプレスCD又はCD−Rに対しては有効である場合が多い。
しかしながら、10T〜11Tなどの低域信号のレベルが劣化し易いCD−RW(消去・記録可能型)については、高域補償は逆効果になる場合が多い。つまり、従来から行なわれている高域補償方式のみのRFイコライザだけでは、CD−RWのRF再生信号品質の改善は行なうことができない。
要するに、従来の高域補償回路は、プレスCDやCD−Rなどには有効な場合があるが、消去・再記録が可能なCD−RWディスクについては全く有効ではない場合が多い。
特開2001−14680号公報、図2 森康裕著「CD−R・DVD−Rマスター」(三才ムック、90頁〜92頁、2002年6月1日)
本発明の目的は、CDドライブのように記録媒体の記録面への照射光に対する反射光を受光して得られるRF信号に基づいて情報を好適に再生することができる、優れたディスク再生装置及びディスク再生方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、CD−RやCD−RWといった種別の異なるリムーバブルなディスクを着脱自在に装填し、その記録面から情報を好適に再生することができる、優れたディスク再生装置及びディスク再生方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、装填されたディスクの種別が変化しても誤りなく情報を再生することができる、優れたディスク再生装置及びディスク再生方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、装填されたディスクの種別が変化しても、適切な周波数補償を施してRF再生信号品質の改善を行なうことにより、誤りなく情報を再生することができる、優れたディスク再生装置及びディスク再生方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、リムーバブルなディスクを装填し、記録面への照射光に対する反射光を受光して得られるRF信号を復調及び復号して情報を再生するディスク再生装置であって、
装填されているディスクのフォーマットを判定するディスク・フォーマット判定手段と、
RF信号の高域成分を補償する高域補償部と、
RF信号の低域成分を補償する低域補償部と、
判定されたディスク・フォーマットの判定結果に基づいて、前記高域補償部又は前記低域補償部のいずれを用いてRF信号の周波数特性を補償すべきかを決定する制御部と、
を具備することを特徴とするディスク再生装置である。
前記ディスク・フォーマット判定手段は、例えば、装填されたディスク記録面からの反射光の強度に基づいてディスクのフォーマットを判定することができるが、勿論他の方法によって判定するようにしてもよい。
本発明に係るディスク再生装置には、さまざまなCDフォーマットのディスクが装填可能である。前記制御部は、プレスCD又はCD−Rが装填されていると判定されたときには前記高域補償部を用いてRF信号の周波数特性を補償すべきと決定し、CD−RWが装填されていると判定されたときには前記低域補償部を用いてRF信号の周波数特性を補償すべきと決定することができる。
また、本発明に係るディスク再生装置は、RF信号の品質劣化を判定する信号品質判定手段をさらに備えていてもよい。前記信号品質判定手段は、例えば、RF信号を復調及び復号した後のC1エラー数を計測し、該計測値に基づいてRF信号の品質を判定することができる。このような場合、前記制御部は、RF信号の品質の劣化が判定されたことに応答して、前記高域補償部又は前記低域補償部のいずれを用いたRF信号の周波数特性の補償処理を実行することができる。ここで言うC1エラーは、BLER(ブロック・エラー率)とも呼ばれ、1秒間のデータを7350個のブロックに分割し、そのうちエラー訂正が行なわれた数で表され、単位はcps(count per second)である。
本発明は、記録面にレーザ光を照射し、その反射光を受光して得られるRF信号に基づいて情報を再生するディスク再生装置に関する。この種のディスク再生装置においては、RF信号の再生状態が良好でないと、デジタル信号処理を高品質で行なうことができない。このため、RF信号の再生状態に応じて周波数補正を施し、デジタル信号処理し易くする必要がある。
一般に、CDフォーマット又はCD−ROMフォーマットにおけるRF再生信号品質の改善のために、RF再生信号に対する高域補償が行なわれている。高域補償の方法としては、周波数及び補償量の設定が1種類の固定値である場合や、周波数及び補償量の設定が複数又は連続可変の場合がある。ところが、フォーマット毎に反射光の受光レベルすなわちRF信号の再生状態が相違し、RF再生波形において劣化する周波数帯域がそれぞれ異なるという問題がある。
3T〜4Tなどの高域信号のレベルが劣化し易いプレスCD又はCD−Rに対して高域補償は有効であるが、10T〜11Tなどの低域信号のレベルが劣化し易いCD−RW(消去・記録可能型)については高域補償は逆効果になる場合が多い。すなわち、高域補償方式のみのRFイコライザだけでは、CD−RWのRF再生信号品質の改善は行なうことができない。
そこで、本発明では、RF再生信号品質が十分でない場合に対応するために、実際の再生信号を送り出す前に、プレスCD又はCD−R、あるいはCD−RWのいずれであるかを判定し、前者であれば高域補償を実施し、後者の場合には低域補償を実施することで、再生RF信号品質を改善するようにした。
すなわち、CD−Rディスクへの記録状態が悪い場合や環境保存などにより、PF再生波形の高域の信号が劣化したときには、RF波形のうち広域性文を低域に対し持ち上げるという高域補償を適用することにより、エラーが発生しない状態まで改善する。
一方、CD−RWディスクへの記録状態が悪い場合や環境保存などによりRF再生波形の低域の信号が劣化したときには、低域成分を高域に対し持ち上げるという低域補償を適用することにより、信号エラーを大幅に改善することができる。
このようなメディアのフォーマットに応じた補償機能の実施に当たっては、C1エラー値又はRFジッター値などを計測し、これらの数値があらかじめ設定された判定基準値を超えたことに応答して補償機能を実施する、といった自動補正機構が考えられる。
本発明によれば、CD−RやCD−RWといった種別の異なるリムーバブルなディスクを着脱自在に装填し、その記録面から情報を好適に再生することができる、優れたディスク再生装置及びディスク再生方法を提供することができる。
また、本発明によれば、装填されたディスクの種別が変化しても誤りなく情報を再生することができる、優れたディスク再生装置及びディスク再生方法を提供することができる。
また、本発明によれば、装填されたディスクの種別が変化しても、適切な周波数補償を施してRF再生信号品質の改善を行なうことにより、誤りなく情報を再生することができる、優れたディスク再生装置及びディスク再生方法を提供することができる。
本発明に係るディスク再生装置によれば、高域信号のレベルが劣化し易いプレスCD又はCD−Rについては高域補償を実施する一方、低域信号のレベルが劣化し易いCD−RW(消去・記録可能型)については低域補償を行なうことで、すべてのCD及びCD−ROMフォーマットメディアのRF再生信号品質を改善することができる。したがって、音楽再生の場合にはノイズ発生を防止するとともに、データ再生の場合にはデータ・エラー発生を防止することができる。つまりRF再生信号の品質が悪い場合にも、メディアに応じた補償を実施することにより、高品質な再生が行なうことができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
A.システム構成
図1には、本発明の一実施形態に係るディスク再生装置のハードウェア構成を模式的に示している。
図示のディスク再生装置は、CD−ROM(プレスCD)や、CD−R、CD−RWなど複数のCDフォーマットから、レーザ光を記録面に照射したときのピットの有無に応じて反射光の強度に変化に基づいてデータを読み取ることができる。これらの光ディスクは、最短データ長(最短ピット長)及び最長データ長(最長ピット長)がそれぞれ3T、11Tに規定され、且つDCフリーであるEFM(Eight to Fourteen Moduration)方式により変調されたデータが記録されている。
ディスク再生装置は、CPU(Central Processing Unit)1にバス2が接続され、このバス2に作業メモリとしてのRAM(Random Access Memory)3、システム制御用のプログラム・データ4aや制御用のパラメータ・データ4bが不揮発的に書き込まれたROM(Read Only Memory)4、サーボ系信号処理回路5、このサーボ系信号処理回路5を介して光ディスク7を回転させるためのスピンドル・モータ6及び光学ピックアップ8が接続されている。また、入出力ポート10を介して、増幅回路9からのRF信号を波形等化するイコライザ11、イコライザ11の出力を2値化した後にクロックを再生し、このクロックによりデータを再生するとともに再生したデータに対してエラー訂正処理を施すデジタル信号処理回路12、このデジタル信号処理回路12からの出力に対しエラー訂正処理などを施すとともに、そのデータを元のデータ列にデコードするデコーダ13、及びホスト・コンピュータ18と通信を行なうためのホスト・インターフェース回路14が接続されて構成される。
ホスト・インターフェース回路14は、例えばUSB(Universal Serial Bus)やSCSI(Small Computer System Interface)などのインターフェース規格に準拠する。このディスク再生装置は、ホスト・インターフェース回路14並びに外部バス17を経由して、パーソナル・コンピュータなどのホスト・システムに接続されている。
サーボ系信号処理回路5は、スピンドル・モータ6の回転駆動と、光学ピックアップ8のディスク半径方向のスキャン動作を同期的に制御し、フォーカッシング及びトラッキング動作を行なう。
ディスク再生装置に電源が投入されると、ROM4に記憶されているプログラム・データ4aがCPU1のメイン・メモリにロードされることにより、CPU1は、図中の破線で示すように、RAM制御手段15及びシステム制御手段16としての機能を有する。
ディスク再生装置で使用可能な光ディスク7は、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどである。また、ディスク再生装置は、ホスト・コンピュータ18からの指令により、通常速再生若しくはx倍速再生を行なうことが可能である。
イコライザ11は、MTF(Modulation Transfer Function)によるアイパターンの劣化を補正する目的で設けられている。光ディスク7の再生においては、ディスクの成型条件などにより、光学ピックアップ8から出力されるインパルス応答波形の裾部分が広がり、アイパターンの中心が鈍ってしまい、この結果、アイパターンの中心を基準として行なう2値化を安定して行えなくなる。そこで、イコライザ11は、例えば、RF再生波形の高周波数領域レベルを持ち上げることで、デジタル信号処理回路12が安定して2値化を行なえるようにし、等価的にMTFの劣化が補正される。イコライザ11による帯域保証機能の詳細については、後述に譲る。
ディスク再生装置に光ディスク7が装填されると、スピンドル・モータ6が回転を開始し、光ディスク7が線速度一定で回転される。光ディスク7の回転速度が一定になると、光学ピックアップ8により、レーザ光を記録面に照射するとともにその反射光が読み取られる。記録面ではピットの有無に応じて反射光の強度が変化するので、光ディスク7からデータが読み取られる。
ここで、CD−ROMや色素変化によりデータ書き込みが行なわれるCD−Rでは高反射率であるのに対し、相変化によりデータ書き込みが行なわれるCD−RWでは低反射率である(CD−RはCD−RWの約4倍反射する)。光ピックアップ8において検出されたディスク反射率は、サーボ系信号処理回路5及びバス2経由でCPU1に通知され、CDフォーマットが判別される。
光ピックアップ8により読み取られたデータは、再生RF信号として、再生増幅回路9及びイコライザ11を介してデジタル信号処理回路12に供給され、このデジタル信号処理回路12においてデジタル・データとして再生される。このデジタル・データは、デコーダ13に供給され、このデコーダ13においてエラー訂正が施され、さらに元のデータ配列に戻される。
B.イコライザによるRF再生波形の補償処理
音楽再生を目的とするCD再生機や「コンピュータ・データ再生を目的とするCD−ROM再生機」などにおいて、データエラー量はあるレベルを超えるとシステム的に許容されない。
データのエラーについてはデジタル信号処理回路などで訂正する機能を持たせてはいるが、ディスクから再生されるRF信号の品位があまりに劣悪である場合には、デジタル信号処理回路内の訂正機能でも訂正することができず、データ・エラーとなる。このため、RF信号の再生状態に応じて周波数補正を施し、デジタル信号処理し易くする必要がある。
一般に、CDフォーマット又はCD−ROMフォーマットにおいてRF再生信号品質を改善するために、RF再生信号に対する高域補償が行なわれている。ところが、フォーマット毎に反射光の受光レベルすなわちRF信号の再生状態が相違し、RF再生波形において劣化する周波数帯域がそれぞれ異なるという問題がある。
3T〜4Tなどの高域信号のレベルが劣化し易いプレスCD又はCD−Rに対して高域補償は有効であるが、10T〜11Tなどの低域信号のレベルが劣化し易いCD−RW(消去・記録可能型)については逆効果になる場合が多い。すなわち、高域補償方式のみのRFイコライザだけでは、CD−RWのRF再生信号品質の改善は行なうことができない。
そこで、本実施形態では、イコライザ11は、RF再生波形の高域成分の劣化を補償する高域補償回路と、その低域成分の劣化を補償する低域補償回路とを備え、RF再生波形の劣化が生じたときには、装填されたディスクのフォーマットに基づいていずれかの補償回路を選択的に使用するようにした。具体的には、RF再生信号品質が十分でない場合に対応するために、実際の再生信号を送り出す前に、プレスCD又はCD−R、あるいはCD−RWのいずれであるかを判定し、前者であれば高域補償を実施し、後者の場合には低域補償を実施することで、再生RF信号品質を改善するようにした。
図2には、本実施形態に係るイコライザ11の内部構成を示している。同図に示すように、イコライザ11は、光ピックアップ8により読み取られたRF信号の高域補償を行なう高域補償部11−aと、RF信号に対し補償を施すことなく通過させる補償なし部11−bと、RF信号に対し低域補償を行なう低域補償部11−cと、イコライザ11へRF信号を入力する入力端子並びにイコライザ11から後続のデジタル信号処理部12へ信号を出力する出力端子を上記のいずれかの補償部11−a〜cに選択的に切り替える一対のスイッチ11−d及び11−eを備えている。
スイッチ11−d及び11−eは、初期状態として補償なし部11−bを入力端子及び出力端子に接続している。スイッチ11−d及び11−eの切り替え、すなわち補償部11−a〜cの選択は、例えばCPU1が行なう。CPU1は、データの復号結果などに基づいてRF再生信号の品質を判定し、品質が劣悪になったらイコライザ11による信号の補償処理が必要であると判断する。
また、CPU1は、光ピックアップ8において検出されたディスク反射率などに基づいて、CDフォーマットを判別する。ここで、CD−ROMや色素変化によりデータ書き込みが行なわれるCD−Rでは高反射率であるのに対し、相変化によりデータ書き込みが行なわれるCD−RWでは低反射率である(CD−RはCD−RWの約4倍反射する)ので、光ピックアップ8において検出されたディスク反射率に基づいて、装填されたディスクのCDフォーマットを判別することができる。
そして、CPU1は、RF再生信号の補償処理が必要であると判定された時点で、判定されたCDフォーマットがプレスCD又はCD−Rであれば、高域補償部11−aに接続するようにスイッチの切り替えを行ない、高域補償を実施することで、再生RF信号品質を改善するようにする。また、RF再生信号の補償処理が必要であると判定された時点で、判定されたCDフォーマットがCD−RWであれば、低域補償部11−cに接続するようにスイッチの切り替えを行ない、低域補償を実施することで、再生RF信号品質を改善するようにする。
デジタル信号処理部12では、RF再生信号にEFM変調を施してデジタル・データとして再生される。このデジタル・データは、デコーダ13に供給され、このデコーダ13においてエラー訂正が施され、さらに元のデータ配列に戻される。このエラー訂正の際に、C1エラー数の計測を行なう。C1エラーは、BLER(ブロック・エラー率)とも呼ばれ、1秒間のデータを7350個のブロックに分割し、そのうちエラー訂正が行なわれた数で表され、単位はcps(count per second)である。CPU1は、このC1エラー数に基づいて、RF再生信号の品質の把握とRF信号の補償処理の必要性を判定することができる。
図3及び図4には、本実施形態に係るディスク再生装置におけるデータ再生処理の手順をフローチャートの形式で示している。但し、RF再生信号の補償処理機能を中心に記述してある。
本処理ルーチンは、ディスク再生装置に任意のCDフォーマットのディスクが装填され、さらに再生スタート指令がホスト・コンピュータ18から入力されたことに応答して、開始する。
まず、光ピックアップ8において受光するディスク表面からの反射光の強度などに基づいて、装填されているディスクのCDフォーマットがプレスCD又はCD−R、あるいはCD−RWのうちいずれであるかを判別する(ステップS1)。
イコライザ11内では、スイッチ11−d及び11−eは、初期状態として補償なし部11−bを入力端子及び出力端子に接続している(ステップS2)。この状態で、再生処理を開始する(ステップS3)。そして、RF再生信号にEFM変調を施してデジタル・データとして再生される。
再生されたデジタル・データは、デコーダ13に供給され、このデコーダ13においてエラー訂正が施され、さらに元のデータ配列に戻される。このエラー訂正の際に、C1エラー数の計測を行なう(ステップS4)。そして、デコーダ13では、この計測値を記憶する(ステップS5)。
CPU1には、デコーダ13からC1エラー数が通知されると、このC1エラー数が判定値を超えているかどうかをチェックする(ステップS6)。そして、C1エラー数が判定値を超えない間は、イコライザ11におけるRF再生信号の補正なしにデータ再生処理を継続して行なう(ステップS7)。
ここで、C1エラー数が判定値を超えると(ステップS6)、CPU1は現在装填されているディスクのCDフォーマットをチェックする(ステップS8)。
このとき、ディスクのCDフォーマットがCD−RWであるときには、低域補償部11−cに接続するようにスイッチの切り替えを行ない、低域補償を実施する(ステップS9)。
次いで、ステップS5において計測したC1エラー数と、低域補償時に計測したC1エラー数を比較する(ステップS10)。そして、C1エラー数が低域補償する前の値を下回ったかどうかをチェックする(ステップS14)。
C1エラー数が改善されず、RF再生信号の品質が向上しないならば、補償なし部11−bに接続するようにスイッチの切り替えを行なう(ステップS16)。そして、ステップS5に戻り、イコライザによるRF再生信号の補償処理なしで再生処理を継続する。
一方、C1エラー数が改善され、RF再生信号の品質が向上したならば、低域補償部11−cに接続したまま、低域補償を行ないながら再生処理を継続する(ステップS15)。
また、C1エラー数が判定値を超えたときに、CDフォーマットがCD−RWでない、すなわちプレスCD又はCD−Rである場合には(ステップS8)、高域補償部11−aに接続するようにスイッチの切り替えを行ない、高域補償を実施する(ステップS11)。
次いで、ステップS5において計測したC1エラー数と、高域補償時に計測したC1エラー数を比較する(ステップS17)。そして、C1エラー数が高域補償する前の値を下回ったかどうかをチェックする(ステップS18)。
C1エラー数が改善されず、RF再生信号の品質が向上しないならば、補償なし部11−bに接続するようにスイッチの切り替えを行なう(ステップS20)。そして、ステップS5に戻り、イコライザによるRF再生信号の補償処理なしで再生処理を継続する。
一方、C1エラー数が改善され、RF再生信号の品質が向上したならば、高域補償部11−aに接続したまま、高域補償を行ないながら再生処理を継続する(ステップS19)。
上述したような処理手順によれば、ディスクから再生されるRF信号の状態を適時計測・判定することによって、自動的に最適な補償を行なうシステムを構築することができる。
図5には、高域補償部11−aの回路構成例を示している。図示の例では、ベース接地増幅器を用いて高域補償部11−aが構成されている。また、図6には、この高域補償部11−aの周波数特性を示している。同図から判るように、低周波数帯域に比し、高周波数帯域における利得すなわち高周波利得が持ち上げられている。これによって、3T〜4Tなどの高域信号のレベルにおける劣化を補償することができる。
図7には、CD−Rの正常なRF再生波形を示している。同図において1本の波形がピット毎の読み出し信号に相当する。プレスCD又はCD−Rは、3T〜4Tなどの高域信号のレベルが劣化し易い。図8には、CD−Rディスクへの記録状態が悪い場合や環境保存などにより、高域の信号が劣化したRF再生波形を示している。
また、図9には、図8に示した状態のRF波形を、図5に示した高域補償部11−aにて高域補償したときのRF再生波形を示している。図8の状態では信号処理にて多数のエラーが発生していたものが、図9の状態ではほとんどエラーが発生しない状態まで改善できる、ということを理解できよう。
また、図10には、低域補償部11−bの回路構成例を示している。図示の例では、ベース接地増幅器を用いて低域補償部11−bが構成されている。また、図11には、この低域補償部11−bの周波数特性を示している。同図から判るように、高周波数帯域に比し、低周波数帯域における利得すなわち低周波利得が持ち上げられている。これによって、10T〜11Tなどの低域信号のレベルにおける劣化を補償することができる。
図12には、CD−RWの正常なRF再生波形を示している。同図において1本の波形がピット毎の読み出し信号に相当する。CD−RWは、10T〜11Tなどの低域信号のレベルが劣化し易い。図13には、CD−RWディスクへの記録状態が悪い場合や環境保存などにより、低域の信号が劣化したRF再生波形を示している。
図14には、図13に示した状態のRF波形を、図5に示した高域補償部11−aにて高域補償したときのRF再生波形を示している。同図からも判るように、低域が劣化したRF再生波形に対して高域補償を施すと、信号エラーは改善されるのではなく、逆に悪化させてしまう。
一方、図15には、図13に示した状態のRF波形を、図10に示した低域補償部11−cにて低域補償したときのRF再生波形を示している。図13の状態では信号処理にて多数のエラーが発生していたものが、図15の状態ではほとんどエラーが発生しない状態まで改善できる、ということを理解できよう。CD−RWディスクについてはCD−Rディスクのような高域信号の劣化は発生しにくいことが分っているため、図10に示したような低域補償回路で補償するのが有効である。
なお、高域補償回路や低域補償回路については、図5並びに図10にそれぞれ示すような1種類の固定された設定である必要はなく、複数の設定や可変設定などが考えられる。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、デジタル・リムーバブル・メディアとして、樹脂製の円盤に細かいピットを刻んでデータを記録し、レーザ光を記録面に照射したときに、ピットの有無など反射面の状態に応じて反射光の強度に変化に基づいてデータを読み取ることができるCDを例に挙げて、本発明の実施形態について説明してきた。この場合、CDフォーマット毎にRF再生波形が異なる帯域において劣化する場合に、フォーマット毎に対応したRF再生波形の帯域補償機能を実施することにより、すべてのメディアについてRF再生信号品質を改善することができる。
しかしながら、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、例えば、CDと同様にディスクの表面にレーザ光を照射し、その反射光を検出してデータを読み出すことができるDVDにおいても、本発明を適用することにより、フォーマットの種別に応じたRF再生波形の帯域補償機能を実施することによって、すべてのメディアについてRF再生信号品質を改善することができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係るディスク再生装置のハードウェア構成を模式的に示した図である。 図2は、イコライザ11の内部構成を示した図である。 図3は、ディスク再生装置におけるデータ再生処理の手順を示したフローチャートである。 図4は、ディスク再生装置におけるデータ再生処理の手順を示したフローチャートである。 図5は、高域補償部11−aの回路構成例を示した図である。 図6は、図5に示した高域補償部11−aの周波数特性を示した図である。 図7は、CD−Rの正常なRF再生波形を示した図である。 図8は、CD−Rディスクへの記録状態が悪い場合や環境保存などにより、高域の信号が劣化したRF再生波形を示した図である。 図9は、図8に示した状態のRF波形を、図5に示した高域補償部11−aにて高域補償したときのRF再生波形を示した図である。 図10は、低域補償部11−bの回路構成例を示した図である。 図11は、図10に示した低域補償部11−bの周波数特性を示し他図である。 図12は、CD−RWの正常なRF再生波形を示した図である。 図13は、CD−RWディスクへの記録状態が悪い場合や環境保存などにより、高域の信号が劣化したRF再生波形を示した図である。 図14は、図13に示した状態のRF波形を、図5に示した高域補償部11−aにて高域補償したときのRF再生波形を示した図である。 図15は、図13に示した状態のRF波形を、図10に示した低域補償部11−cにて低域補償したときのRF再生波形を示した図である。
符号の説明
1…CPU
2…バス
3…RAM
4…ROM
5…サーボ信号処理部
6…スピンドル・モータ
7…ディスク
8…光ピックアップ
9…増幅器
10…入出力ポート
11…イコライザ
12…デジタル信号処理部
13…デコーダ
14…ホスト・インターフェース
18…ホスト・コンピュータ

Claims (9)

  1. リムーバブルなディスクを装填し、記録面への照射光に対する反射光を受光して得られるRF信号を復調及び復号して情報を再生するディスク再生装置であって、
    装填されているディスクのフォーマットを判定するディスク・フォーマット判定手段と、
    RF信号の高域成分を補償する高域補償部と、
    RF信号の低域成分を補償する低域補償部と、
    判定されたディスク・フォーマットの判定結果に基づいて、前記高域補償部又は前記低域補償部のいずれを用いてRF信号の周波数特性を補償すべきかを決定する制御部と、
    を具備することを特徴とするディスク再生装置。
  2. 前記ディスク・フォーマット判定部は、装填されたディスク記録面からの反射光の強度に基づいてディスクのフォーマットを判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  3. さまざまなCDフォーマットのディスクが装填可能であり、
    前記制御部は、プレスCD又はCD−Rが装填されていると判定されたときには前記高域補償部を用いてRF信号の周波数特性を補償すべきと決定し、CD−RWが装填されていると判定されたときには前記低域補償部を用いてRF信号の周波数特性を補償すべきと決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  4. RF信号の品質劣化を判定する信号品質判定手段をさらに備え、
    前記制御部は、RF信号の品質の劣化が判定されたことに応答して、前記高域補償部又は前記低域補償部のいずれを用いたRF信号の周波数特性の補償処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  5. 前記信号品質判定手段は、RF信号を復調及び復号した後のC1エラー数を計測し、該計測値に基づいてRF信号の品質を判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のディスク再生装置。
  6. ディスク記録面への照射光に対する反射光を受光して得られるRF信号を復調及び復号して情報を再生するディスク再生方法であって、
    ディスクのフォーマットを判定するディスク・フォーマット判定ステップと、
    RF信号に対する周波数特性の補償処理が必要であるかを判定する補償処理判定ステップと、
    補償処理が必要であると判定されたときに、ディスクのフォーマットに応じて、RF信号に対して高域補償又は低域補償を施すRF信号補償処理ステップと、
    を具備することを特徴とするディスク再生方法。
  7. 前記ディスク・フォーマット判定ステップでは、ディスク記録面からの反射光の強度に基づいてディスクのフォーマットを判定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のディスク再生方法。
  8. 前記補償処理判定ステップでは、RF信号を復調及び復号した後のC1エラー数を計測し、該計測値に基づいてRF信号に対する周波数特性の補償処理が必要であるかを判定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のディスク再生方法。
  9. RF信号補償処理ステップでは、ディスクがプレスCD又はCD−Rであると判定されたときには高域補償を行ない、ディスクがCD−RWであるときには低域補償を行なう、
    ことを特徴とする請求項6に記載のディスク再生方法。
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