JP2006092491A - 本人認証装置、本人認証システム、本人認証方法および本人認証プログラム - Google Patents

本人認証装置、本人認証システム、本人認証方法および本人認証プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】経時変化に伴って変動する顔画像データの特徴量に基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができること。
【解決手段】経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証装置10であって、撮像部104は、顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像し、ICタグ読取/書込部103は、顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを顧客が携帯する所定のICタグ3から読み取り、認証判定部1072は、ICタグ読取/書込部103によって読み取られた複数の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証装置、本人認証システム、本人認証方法、本人認証プログラムに関し、特に、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができる本人認証装置、本人認証システム、本人認証方法および本人認証プログラムに関する。
従来、金融機関の営業所などにおいて、顔画像データ、声紋データ、指紋データなどの個人を特定する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証装置が知られていた。かかる本人認証装置は、例えば、金融機関の窓口などに設置され、顧客によって携帯された銀行通帳などに貼付されたICタグから読取った顔画像データの特徴量と顧客の顔を撮像した顔画像データの特徴量を照合して顧客の認証判定をする。
例えば、特許文献1は、顧客が携帯しているICカードに登録された顧客の顔画像データの特徴量とサーバに登録された顧客の顔画像データの詳細な特徴量を使用して2段階で顧客の認証判定を行う従来技術を開示している。また、特許文献2では、顔画像データと個人情報をICカードに記憶し、顧客の個人情報を確認する共に表示された顔画像データに基づいて顧客を目視確認することによって顧客の認証判定をする従来技術を開示している。
特開昭62−212781号公報 特開昭62−147580号公報
しかしながら、特許文献1および2の従来技術では、来店したときの顧客の顔画像データの特徴量と事前に登録した顔画像データの特徴量の一致度を算出して、顧客の本人認証をしていた。または、来店したときの顧客の顔と事前に登録した顔画像データを目視確認して、顧客の本人認証をしていた。したがって、顧客が顔画像データを登録したときと違う化粧をしていた場合などは、顧客が本人であるにも関わらず本人でないと認証してしまう場合があった。
金融機関では、本人であると認証した場合に本人に対応したサービスを提供しているので、本人を本人でないと認証した場合には顧客に迷惑をかけ、ひいては金融機関の営業上の損失となる。すなわち、本人でない人を本人であると認証するのはセキュリティ上問題であることは言うまでもないが、金融機関では、本人であるのに本人でないと認証してしまうことが問題となっていた。
また、指紋データのように経時変化しない生態認証データに基づいて顧客の本人認証をする場合は、このような問題は生じないが、顔画像データのように経時変化をする生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする場合に、本人であるのに本人でないと認証してしまい、現実にそぐわないことが課題になっていた。
本発明は、上述した問題点を解消するためになされてものであり、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができる本人認証装置、本人認証システム、本人認証方法および本人認証プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証装置であって、前記顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像する撮像手段と、前記顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを当該顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証する認証手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記撮像手段により撮像された撮像画像データから所定の特徴量を前記生体認証データとして取得する生体認証データ取得手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記認証手段は、前記読取手段によって読み取られた最新の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データとが所定の誤差内である場合には、前記顧客が本人であるものと認証することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記認証手段は、前記読取手段によって読み取られた最新の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データとが所定の誤差内ではない場合には、前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データを前記読取手段で読み取られた複数の認証データとそれぞれ比較し、各比較結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記撮像手段は顧客の顔画像を撮像し、前記読取手段は、前記顧客の顔部分を過去複数時点で撮像した複数の顔画像データからそれぞれ算出された複数の生体認証データを当該顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取り、前記認証手段は、前記読取手段によって読み取られた複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した顔画像データに基づいて算出された生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記顔画像データを表示する顔画像表示手段と、前記顔画像データを前記顔画像表示手段に表示制御する顔画像データ表示制御手段をさらに備え、前記読取手段は、前記顧客の顔部分を過去複数時点で撮像した複数の顔画像データからそれぞれ算出された複数の生体認証データと一または複数の顔画像データとを読み取り、前記顔画像データ表示制御手段は、前記認証手段によって前記顧客が本人でないと認証された場合に、前記読取手段によって前記記憶媒体から読み取られた一もしくは複数の顔画像データを前記顔画像表示手段に表示制御する、または前記一もしくは複数の顔画像データと前記撮像手段によって認証時点で撮像された顔画像データとを前記顔画像表示手段に表示制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記顧客が本人であると認証された場合に、前記撮像手段により認証時点で撮像された顔画像データ並びに該顔画像データから算出された生体認証データを前記記憶媒体に書込む書込手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記認証手段による認証結果を表示する認証結果表示手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、経時変化に伴って変動する生体認証データを提供する本人認証サーバ装置と、前記本人認証サーバ装置から取得した生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証装置と、を接続する本人認証システムであって、前記本人認証サーバ装置は、前記顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを前記顧客に対応付けて記憶する本人認証データベースを備え、前記本人認証装置は、前記顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像した顧客に係る複数の生体認証データを前記本人認証サーバ装置から取得する取得手段と、前記取得手段により取得された複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証する認証手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証方法であって、前記顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像する撮像工程と、前記顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを当該顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取る読取工程と、前記読取工程によって読み取られた複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証する認証工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証プログラムであって、前記顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像する撮像手順と、前記顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データから得られた複数の生体認証データを当該顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取る読取手順と、前記読取手順によって読み取られた複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証する認証手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像し、顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取り、読み取られた複数の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証するよう構成したので、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、撮像された撮像画像データから所定の特徴量を生体認証データとして取得するよう構成したので、撮像画像データから容易に生体認証データを取得できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、読み取られた最新の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データとが所定の誤差内である場合には、顧客が本人であるものと認証するよう構成したので、最新の生体認証データを最も高く重み付けして評価することにより現実に合った顧客の本人認証をすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、読み取られた最新の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データとが所定の誤差内ではない場合には、顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データを読み取られた複数の生体認証データとそれぞれ比較し、各比較結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証するよう構成したので、複数の生体認証データの比較結果を評価することにより現実に合った顧客の本人認証をすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、顧客の顔画像を撮像し、顧客の顔部分を過去複数時点で撮像した複数の顔画像データからそれぞれ算出された複数の生体認証データを顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取り、読み取られた複数の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した顔画像データに基づいて算出された生体認証データとの照合結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証するよう構成したので、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができる効果を奏する。
また、本発明によれば、顧客の顔部分を過去複数時点で撮像した複数の顔画像データからそれぞれ算出された複数の生体認証データと一または複数の顔画像データとを読み取り、顧客が本人でないと認証された場合に、記憶媒体から読み取られた一もしくは複数の顔画像データを表示制御し、または一もしくは複数の顔画像データと認証時点で撮像された顔画像データとを表示制御するよう構成したので、表示された顔画像データに基づいて顧客が本人であるか否かを容易に目視確認することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、顧客が本人であると認証された場合に、認証時点で撮像された顔画像データ並びに顔画像データから算出された生体認証データを記憶媒体に書込むよう構成したので、記憶媒体の顔画像データと特徴量を更新し、顧客の本人認証の信頼度を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、認証結果を表示するよう構成したので、容易に認証結果を知ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像し、顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを顧客に対応付けて記憶する本人認証データベースから撮像した顧客に係る複数の生体認証データを取得し、取得された複数の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証するよう構成したので、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる本人認証装置の実施例1および2を図面に基づいて詳細に説明する。
(1)実施例1は、顧客によって携帯された銀行通帳に貼付されたICタグから本人認証装置が顔画像データおよび顔画像データの特徴量を読取り、顧客を本人認証する場合について説明する。
(2)実施例2は、本人認証サーバ装置から本人認証装置が顔画像データおよび顔画像データの特徴量を取得し、顧客を本人認証する場合について説明する。
なお、これらの実施例により本発明が限定されるものではない。
本実施例1は、顧客によって携帯された銀行通帳に貼付されたICタグから本人認証装置が顔画像データおよび顔画像データの特徴量を読取り、顧客を本人認証する場合について説明する。ここでは、(1−1)本人認証システムの概要と主要な特徴、(1−2)本人認証システムの構成、(1−3)本人認証システムの本人認証手順の順番に説明する。
(1−1)本人認証システムの概要と主要な特徴
まず、図1および図2を参照して、実施例1係る本人認証システムの概要と主要な特徴について説明する。図1は、実施例1係る本人認証システムを適用する銀行の店舗の一例を説明するための説明図である。また、図2は、実施例1係る本人認証システムの本人認証の概要を説明するための説明図である。
図1に示すように、この店舗では、顧客のいるロビーに面して複数の窓口が設けられている。これらの窓口では、窓口担当のテラーと呼ばれる銀行員が顧客に対応し、顧客が必要としている処理に応じて現金、通帳、伝票の受け渡しを行う。その後方には、役席の席がある。この席では、窓口の管理担当者である役員、例えば課長が各窓口に処理内容の確認や承認などを行う。別の後方には、窓口業務の支援などを行う後方係りの席がある。これらの席では、後方係り担当の行員が窓口で処理された伝票の電算入力等の処理を行う。また、この店舗の一角には出納機が配設され、現金の入金や出金を行う。
本人認証装置10または12は、テラーの席と役席に各1台づつ配置されている。顧客が現金を口座から出金する場合は、顧客が携帯した銀行通帳を本人認証装置10にかざして本人確認を行う。銀行通帳には、非接触型のICタグが貼付されており、ICタグには顧客の生体認証データ、例えば顔画像データおよび顔画像データのN個の特徴量が記憶されている。通常、顧客に対する対応はテラーが行うが、本人認証装置10が本人でないとの認証判定を行った場合には、ICタグから読取った顔画像データを役席の本人認証装置12に表示して課長などが目視確認して認証判定を行う。
次に、図2を参照して、実施例1係る本人認証システムの本人認証の概要を説明する。同図に示すように、顧客が本人認証装置10のICタグ読取/書込装置103に銀行通帳をかざすと、本人認証装置10は、ICタグ3から顔画像データのN個の特徴量を経過時間の順番で読み取る。同時に、本人認証装置10は、顧客の顔画像データをカメラによって取得し、取得した顔画像データから特徴量を算出する。そして、算出した特徴量とICタグから読み取ったi番目の経過時間の順番の特徴量とを照合した照合結果の信頼度Hを経過時間の順番iに重み付けをした重み関数WF(i)で評価する。
H=WF(i)
ここで、添え字iは、1〜Nの値をとる。すなわち、i=1の特徴量が最も新しく、WF(i)は、最大となり、i=Nの特徴量が最も古く、WF(i)は、最小となるような関数を選ぶ。具体的には、WF(i)は、指数関数などである。
さらに、以下のようにICタグから読取ったN個の特徴量の照合結果の信頼度を評価するために信頼度Hの総和をとる。
H=H+WF(i)
信頼度の総和Hが所定の閾値H0以上である場合に、顧客を認証すると判定する。WF(i)が指数関数の場合は、新しい特徴量(i=1〜3)の照合結果の信頼度が支配的となる。
例えば、図2の(A)は、N個の特徴量の全てが一致する場合で(○で示す。)、本人認証装置10は、顧客が本人であると判定する。また、(D)は、N個の特徴量の全てが一致しない場合で(×で示す。)、本人認証装置10は、顧客が本人でないと判定する。従って、本人認証装置10は、役席の本人認証装置12にICタグから読取った顔画像データを表示して課長が目視確認して判定を行う。
また、(B)は、N個の特徴量のうち2番目、3番目の特徴量が一致する場合で、本人認証装置10は、信頼度Hが所定の閾値H0以上であるので顧客が本人であると判定する。また、(C)は、N個の特徴量のうち3番目の特徴量だけが一致する場合で、本人認証装置10は、信頼度Hが所定の閾値H0未満であるので顧客が本人でないと判定する。従って、本人認証装置10は、役席の本人認証装置12にICタグから読取った顔画像データを表示して課長が目視確認して認証判定を行う。
このように、かかる本人認証装置10は、顧客によって携帯された銀行通帳に貼付されたICタグから読み取った顔画像データのN個の特徴量のそれぞれと、カメラによって撮像した顧客の顔画像データから算出した特徴量とを照合する。そして、照合した照合結果の信頼度Hを評価し、評価した信頼度に基づいて顧客が本人であるか否かを判定する。さらに、顧客が本人でないと判定する場合、役席の本人認証装置12にICタグから読取った顔画像データを表示して課長が目視確認して判定を行うこととしたので、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができる。
(1−2)本人認証システムの構成
次に、図3を参照して、実施例1に係る本人認証システム1の構成について説明する。図3は、実施例1に係る本人認証システム1の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本人認証システム1は、ICタグ3、本人認証装置10、12、警備会社端末装置20、ネットワーク40を有する。
ICタグ3は、顧客によって携帯される記憶媒体であり、顧客を特定する複数の生体認証データを記憶する。なお、生体認証データとは、顔画像データ、顔画像データの特徴量、指紋データ、指静脈データ、掌紋データ、網膜データ、虹彩データ、声紋データ、筆跡データを少なくとも含むものである。本実施例1では、ICタグ3は、顔画像データおよびN個の特徴量である本人認証データを記憶し、例えば非接触型ICタグである。
また、本人認証装置10は、銀行の窓口に設置された顔認証装置であり、顔画像データの特徴量により顧客を認証する。具体的には、本人認証データに基づいて顧客の本人認証をする。なお、本人認証装置10については、別途詳細に説明する。
また、本人認証装置12は、役席に設置された顔認証装置であり、本人認証装置10によって顧客が本人でないと認証判定された場合、本人認証装置10から送信されたICタグ3に記憶された顔画像データおよび顧客の顔を撮像した顔画像データを並列表示する。そして、並列表示された顔画像データに基づいて役席の課長の目視確認によって顧客が本人であるか否かが判定される。
また、警備会社端末装置20は、本人認証装置10、12と接続された警備会社の端末装置であり、本人認証装置10、12による顧客の本人認証の結果、他人が本人に成り済まして通帳を使用しているなどの不正が発見された場合に銀行から通報を受ける。また、ネットワーク40は、本人認証装置10、12、警備会社端末装置20を接続するネットワークであり、インターネット、LAN、専用回線およびそれらの組み合わせなどである。
続いて、本人認証装置10の構成について詳細に説明する。本人認証装置10は、入力部101、表示部102、ICタグ読取/書込部103、撮像部104、IF部105、記憶部106、制御部107を有する。
入力部101は、銀行窓口のテラーの要求、指示、データを入力する入力装置であり、キーボード、マウスなどである。また、表示部102は、顔画像データなどを表示する表示部であり、LCD(Liquid Crystal Display)などである。
ICタグ読取/書込部103は、顧客によって携帯されたICタグ3が記憶する本人認証データを読取る、またはICタグ3へ本人認証データを書込む読取/書込部であり、具体的にはICタグリーダ/ライタである。また、撮像部104は、顧客の顔を撮像する撮像部であり、具体的にはカメラなどである。また、IF部105は、役席の本人認証装置12または警備会社端末装置20とネットワーク40を介して通信を行う通信インタフェース部である。
ここで、図4を参照して、図3に示すICタグ読取/書込部103の構成について説明する。図4は、図3に示すICタグ読取/書込部103の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すICタグ読取/書込部103は、近接型非接触ICタグであるICタグ3を読取り、または書込みをする読取/書込部であり、アンテナ1031、送受信回路1032、通信制御回路1033、入出力回路1034を有する。
アンテナ1031は、例えば、ICタグ3に対し13.56MHzのマイクロ波帯の電波を送信し、ICタグ3から847KHzの電波を受信するアンテナであり、同時にICタグ3へ送信電波により電力を供給する。また、送受信回路1032は、ICタグ3へ送信する電波を変調、増幅し、またアンテナ1031で受信した電波を増幅、復調する回路である。また、通信制御回路1033は、ICタグ3との通信を制御する回路である。また、入出力回路1034は、本人認証装置10の制御部107とのデータの入出力を行う入出力インタフェ−ス回路である。なお、ICタグ3は、電波を送受信するコイルとデータを記憶し、処理するICチップとを有する。
図3の説明に戻ると、記憶部106は、HHD(Hard Disk Drive)などであり、ICタグ3から読取られた本人認証データ、または撮像された顧客の顔画像データを記憶する。
制御部107は、本人認証装置10の全体を制御する制御部であり、特徴量算出部1071、認証判定部1072、顔画像データ送信部1073、顔画像データ表示制御部1074、本人認証データ書込制御部1075を有する。
特徴量算出部1071は、顔画像データから特徴量を算出する算出部である。このように、特徴量算出部1071は、撮像された撮像画像データから所定の特徴量を生体認証データとして取得することとしたので、撮像画像データから容易に生体認証データを取得できる。
また、認証判定部1072は、ICタグ読取/書込部103によってICタグ3から読取られたN個の特徴量のそれぞれと顧客の顔を撮像した顔画像データの特徴量とを照合した照合結果に基づいて顧客が本人であるか否かを判定する判定部であり、照合結果評価部1072aを有する。照合結果評価部1072aは、N個の特徴量の経過時間の順番に重み付けをしてN個の特徴量のそれぞれの照合結果の信頼度を評価す評価部である。
また、認証判定部1072は、ICタグ読取/書込部103によって読み取られた最新の特徴量と顧客を認証時点で撮像した顔画像データに基づいて算出された特徴量とが所定の誤差内である場合には、顧客が本人であるものと認証する。
また、認証判定部1072は、ICタグ読取/書込部103によって読み取られた最新の特徴量と顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された特徴量とが所定の誤差内ではない場合には、顧客を認証時点で撮像した顔画像データに基づいて算出された特徴量をICタグ読取/書込部103で読み取られた複数の認証データとそれぞれ比較し、各比較結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証する。
また、顔画像データ送信部1073は、顔画像データを役席の本人認証装置12に送信する送信部である。また、顔画像データ表示制御部1074は、認証判定部1072によって顧客が本人でないと認証判定された場合に、ICタグ読取/書込部103によってICタグ3から読取られた顔画像データと撮像部104によって撮像された顔画像データを顔画像データ送信部1073によって役席の本人認証装置12に送信するよう制御する表示制御部である。
このように、ICタグ読取/書込部103は、顧客の顔部分を過去複数時点で撮像した複数の顔画像データからそれぞれ算出された複数の特徴量と一または複数の顔画像データとを読み取り、顔画像データ表示制御部1074は、認証判定部1072によって顧客が本人でないと認証された場合に、ICタグ3から読み取られた一もしくは複数の顔画像データを表示制御する、または一もしくは複数の顔画像データと認証時点で撮像された顔画像データとを表示制御することとしたので、表示された顔画像データに基づいて顧客が本人であるか否かを容易に目視確認することができる。
また、顔画像データ表示制御部1074は、認証判定部1072によって認証判定された認証結果を表示部102に表示制御する。例えば、顧客が本人認証装置10に通帳をかざし、顧客が認証判定された場合は、緑ランプの点灯を画像表示し、認証判定されなかった場合は、赤ランプの点滅を画像表示し、ICタグ3から読取られた顔画像データを表示部102に表示するよう制御する。また、本人認証装置10から通帳が取り除かれるとランプの点灯、点滅、顔画像データの画像表示は消える。
このように、表示部102は、認証結果を表示することとしたので、容易に認証結果を知ることができる。なお、ここではランプの点滅を画像で表示するよう説明したが、LED(Light Emitting Diode)などで表示することもできる。
また、顔画像データ表示制御部1074は、ICタグ読取/書込部103によってICタグ3から本人認証データを読取り、読取った本人認証データを記憶部106に記憶させる。
このように、顔画像データ表示制御部1074は、ICタグ読取/書込部103によってICタグ3から本人認証データを読取り、読取った本人認証データを記憶させることとしたので、顧客が本人認証装置10からICタグ3を取り除いても、銀行員が顧客を目視確認する場合に顧客の顔画像データを表示することができる。
また、本人認証データ書込制御部1075は、顔画像データ表示制御部1074によって表示部102または役席の本人認証装置12に表示された顔画像データに基づいて目視確認によって顧客が本人であると認証判定された場合、ICタグ3に顧客の顔を撮像した顔画像データおよび顔画像データの特徴量を書込んで更新する。
このように、本人認証データ書込制御部1075は、顧客が本人であると認証された場合に、認証時点で撮像された顔画像データ並びに顔画像データから算出された生体認証データを記憶媒体に書込むこととしたので、記憶媒体の顔画像データと特徴量を更新し、顧客の本人認証の信頼度を高めることができる。
(1−3)本人認証システムの本人認証手順
次に、図5を参照して、図3に示す本人認証システム1の本人認証手順について説明する。図5は、図3に示す本人認証システム1の本人認証手順を示すフローチャートである。まず、顧客によって通帳が窓口の本人認証装置10のICタグ読取/書込部103にかざされると、顔画像データ表示制御部1074は、通帳がICタグ読取/書込部103にかざされたか否かを判定する(ステップS201)。その結果、通帳がICタグ読取/書込部103にかざされていない場合は(ステップS201否定)、顔画像データ表示制御部1074は、通帳がICタグ読取/書込部103にかざされるまで待つ。
一方、通帳がICタグ読取/書込部103にかざされた場合(ステップS201肯定)、顔画像データ表示制御部1074は、通帳に貼付されているICタグ3から顔画像データおよびN個の特徴量を読取るようICタグ読取/書込部103を制御する(ステップS202)。
そして、顔画像データ表示制御部1074は、顧客の顔画像データを取得する撮像部104の撮像ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS203)。その結果、撮像ボタンが押下されなかった場合は(ステップS203否定)、顔画像データ表示制御部1074は、撮像ボタンが押下される迄待つ。
一方、撮像ボタンが押下された場合は(ステップS203肯定)、顔画像データ表示制御部1074は、撮像部104によって顧客の顔を撮像し、記憶部106に記憶する(ステップS204)。そして、特徴量算出部1071は、撮像された顧客の顔画像データの特徴量を算出する(ステップS205)。
さらに、認証判定部1072は、ICタグ3から読取られたN個の特徴量のそれぞれと撮像された顧客の顔画像データの特徴量を照合し、信頼度Hを算出し(ステップS206)、信頼度Hが所定の閾値H0より大きいか否かを判定する(ステップS207)。その結果、信頼度Hが所定の閾値H0より大きい場合は(ステップS207肯定)、認証判定部1072は、顧客が認証された旨表示し(ステップS208)、本手順を終了する。
一方、信頼度Hが所定の閾値H0以下の場合は(ステップS207否定)、顔画像データ表示制御部1074は、顔画像データ送信部1073によって役席の本人認証装置12にICタグ3から読取られた顔画像データと撮像された顧客の顔画像データを送信するよう制御し、送信した顔画像データを表示するよう要求する(ステップS209)。
そして、役席の本人認証装置12は、窓口の本人認証装置10から受信した顔画像データを並列表示する(ステップS210)。さらに、役席の本人認証装置12は、並列表示された顔画像データに基づく課長の目視確認による判定結果を窓口の本人認証装置10に通知する(ステップS211)。
これに対して、窓口の本人認証装置10のICタグ書込制御部1075は、役席の本人認証装置12から課長の目視確認による判定結果を受信して、受信した判定結果に基づいて顧客が認証されたか否かを確認する(ステップS212)。その結果、顧客が認証された場合は(ステップS212肯定)、ICタグ書込制御部1075は、ICタグ読取/書込部103によって顔画像データと顔画像データの特徴量をICタグ3に書込むよう制御する(ステップS213)。
一方、顧客が認証されなかった場合は(ステップS212否定)、ICタグ書込制御部1075は、ICタグ読取/書込部103によって認証されなかった旨をICタグ3に書込むよう制御する(ステップS214)。
上記一連の処理を行うことにより、窓口の本人認証装置10は、ICタグ3から読取った顔画像データのN個の特徴量のそれぞれと顧客の顔を撮像した顔画像データの特徴量とを照合した照合結果の信頼度を算出し、顧客が本人であるか否かを判定する。また、顧客が本人認証装置10によって認証されなかった場合は、顧客の顔を撮像した顔画像データに基づいて課長の目視確認によって顧客の認証判定をする。したがって、経時変化に伴って変動する顔画像データの特徴量に基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができる。
次に、図6を参照して、図5に示す信頼度算出手順、ステップS206をさらに詳細に説明する。図6は、図5に示す信頼度算出手順、ステップS206をさらに詳細に示すフローチャートである。同図に示すように、認証判定部1072は、まず添え字iを初期化し、i=1とし(ステップS301)、続いて信頼度Hを初期化し、H=0.0とする(ステップS302)。
そして、認証判定部1072は、ICタグのi番目の経過時間の順番の特徴量と撮像された顔画像データの特徴量を照合する(ステップS303)。さらに、認証判定部1072は、ICタグのi番目の経過時間の順番の特徴量と撮像された顔画像データの特徴量が一致したか否かを確認する(ステップS304)。その結果、特徴量が一致した場合は(ステップS304肯定)、照合結果評価部1072aは、照合結果の信頼度Hを算出する(ステップS305)。
なお、WF(i)は、ICタグ3から読み取ったi番目の経過時間の順番の特徴量と撮像された顔画像データの特徴量とを照合した照合結果の信頼度Hを特徴量の時間の順番iに重みを付けて評価する重み関数である。また、i=1の特徴量が最も新しく、WF(i)は、最大となり、i=Nの特徴量が最も古く、WF(i)は、最小となるような関数を選ぶ。具体的には、WF(i)は、指数関数などである。
一方、特徴量が一致しない場合は(ステップS304否定)、認証判定部1072は、ステップS306に進む。そして、認証判定部1072は、添え字i=i+1とし(ステップS306)、添え字iが特徴量の個数Nを超えているか否か、または信頼度Hが所定の閾値H0以上であるか否かを判定する(ステップS307)。その結果、添え字iが特徴量の個数N以下である、および信頼度Hが所定の閾値H0未満である場合は(ステップS307否定)、認証判定部1072は、ステップS303〜ステップS306を繰り返す。一方、添え字iが特徴量の個数Nを超えている、または信頼度Hが所定の閾値H0以上である場合は(ステップS307肯定)、認証判定部1072は、本手順を終了する。
上記一連の処理を行うことにより、認証判定部1072は、ICタグ3から読み取ったN個の特徴量と撮像された顔画像データの特徴量とを照合した照合結果を特徴量が新しいほど高く評価することとしたので、顔画像データの特徴量に基づいて本人認証の信頼度を高めることができる。
上述してきたように、本実施例1では、撮像部104は、顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像し、ICタグ読取/書込部103は、顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを顧客が携帯するICタグ3から読み取り、認証判定部1072は、ICタグ読取/書込部103によって読み取られた複数の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証することとしたので、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができる。
また、本実施例1では、撮像部104は、顧客の顔画像を撮像し、ICタグ読取/書込部103は、顧客の顔部分を過去複数時点で撮像した複数の顔画像データからそれぞれ算出された複数の生体認証データを顧客が携帯するICタグ3から読み取り、認証判定部1072は、ICタグ読取/書込部103によって読み取られた複数の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した顔画像データに基づいて算出された生体認証データとの照合結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証することとしたので、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができる。
また、本実施例1では、認証判定部1072は、ICタグ読取/書込部103によって読み取られた最新の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データとが所定の誤差内である場合には、顧客が本人であるものと認証することとしたので、最新の生体認証データを最も高く重み付けして評価することにより現実に合った顧客の本人認証をすることができる。
また、本実施例1では、認証判定部1072は、ICタグ読取/書込部103によって読み取られた最新の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データとが所定の誤差内ではない場合には、顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データを読み取られた複数の生体認証データとそれぞれ比較し、各比較結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証することとしたので、複数の生体認証データの比較結果を評価することにより現実に合った顧客の本人認証をすることができる。
ところで、上記実施例1では、顧客によって携帯された銀行通帳に貼付されたICタグ3から本人認証装置10が顔画像データおよび顔画像データの特徴量を読取り、顧客を本人認証する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本人認証サーバ装置30から本人認証装置10aが顔画像データおよび顔画像データの特徴量を取得し、顧客を本人認証する場合に適用することもできる。そこで、本実施例2では、本人認証サーバ装置30から本人認証装置10aが顔画像データおよび顔画像データの特徴量を取得し、顧客を本人認証する場合について説明する。ここでは、(2−1)本人認証システムの構成、(2−2)本人認証システムの本人認証手順の順番で説明する。なお、実施例1と共通の内容については、説明を省略する。
(2−1)本人認証システムの構成
まず、図7および図8を参照して、実施例2に係る本人認証システム1aについて説明する。図7は、実施例2係る本人認証システムを適用する銀行の店舗の一例を説明するための説明図である。また、図8は、実施例2に係る本人認証システム1aの構成を示す機能ブロック図である。
図7に示すように、実施例1の図1との相違は、本人認証サーバ装置30が役席の後方に設置されていることである。本人認証サーバ装置30は、経時変化に伴って変動する生体認証データ、本実施例2では顔画像データおよび顔画像データの特徴量を本人認証装置10aおよび12に提供するサーバである。
図8に示すように、本人認証システム1aは、本人認証装置10a、12、警備会社端末装置20、本人認証サーバ装置30、それらを接続するネットワーク40を有する。ここでは、実施例1と相違する本人認証装置10aの制御部107a、および本人認証サーバ装置30について説明する。
本人認証装置10aは、入力部101、表示部102、撮像部104、IF部105、記憶部106、制御部107aを有する。本実施例2では、顧客の顔画像およびN個の特徴量である本人認証データを本人認証サーバ装置30から取得するので、ICタグ読取/書込部103がなくなった。また、制御部107aが実施例1の機能ブロック図と相違する。
制御部107aは、本人認証装置10aの全体を制御する制御部であり、特徴量算出部
1071、認証判定部1072、顔画像データ送信部1073、顔画像データ表示制御部1074、本人認証データ取得部1076、本人認証データ登録要求部1077を有する。これらのうち、本人認証データ取得部1076、本人認証データ登録要求部1077が実施例1の制御部107の構成要素と相違しているので、本人認証データ取得部1076、本人認証データ登録要求部1077について説明する。
本人認証データ取得部1076は、本人認証サーバ装置30から顧客に対応付けられた顔画像データおよびN個の特徴量を取得する取得部である。具体的には、顧客によって窓口の本人認証装置10aのキーボードから顧客番号が入力されると、本人認証装置10aは、顧客によって入力された顧客番号に対応付けられた顔画像データおよびN個の特徴量を本人認証サーバ装置30から取得する。また、本人認証データ登録要求部1077は、顧客の顔を撮像した顔画像データおよび顔画像データの特徴量を本人認証サーバ装置30に登録要求する要求部である。
本人認証サーバ装置30は、経時変化に伴って変動する生体認証データを提供するサーバであり、IF部301、記憶部302、制御部303を有する。本実施例2では、生体認証データは、顔画像データおよび顔画像データの特徴量である。
また、IF部301は、本人認証装置10a、12、および警備会社端末装置20とネットワーク40を介して通信を行う通信インタフェース部である。また、記憶部302は、HHDなどであり、本人認証データベース3021を有する。本人認証データベース3021は、顔画像データおよびN個の特徴量である本人認証データを顧客に対応付けて記憶するデータベースである。具体的には、顔画像データおよびN個の特徴量を顧客の顧客番号に対応付けて記憶する。
制御部303は、本人認証サーバ装置30の全体を制御する制御部であり、本人認証データ検索部3031、本人認証データ送信部3032、本人認証データ登録部3033を有する。本人認証データ検索部3031は、本人認証装置10aから受信した本人認証データの取得要求に基づいて本人認証データベース3021から顧客番号に対応付けられた本人認証データを検索する検索部である。
また、本人認証データ送信部3032は、本人認証データ検索部3031によって検索された本人認証データを本人認証装置10aに送信する送信部である。また、本人認証データ登録部3033は、本人認証装置10aから撮像部104によって撮像された顔画像データおよび顔画像データの特徴量の登録要求を受け付けて、受け付けた顔画像データおよび顔画像データの特徴量を顧客番号に対応付けて本人認証データベース3021に記憶させる登録部である。
(2−2)本人認証システムの本人認証手順
次に、図9を参照して、図8に示す本人認証システム1aの本人認証手順について説明する。図9は、図8に示す本人認証システム1aの本人認証手順を示すフローチャートである。実施例1の本人認証手順との相違は、ステップS401〜ステップS404と、ステップS413〜ステップS417であるので、ステップS401〜ステップS404と、ステップS413〜ステップS417について説明する。
まず、同図のステップS401〜ステップS404の手順について説明する。銀行窓口で顧客によって顧客番号が本人認証装置10aに入力されると、本人認証データ取得部1076は、顧客番号が本人認証装置10aに入力されたか否かを判定する(ステップS401)。その結果、顧客番号が本人認証装置10aに入力されていない場合は(ステップS401否定)、本人認証データ取得部1076は、顧客番号が本人認証装置10aに入力されるまで待つ。
一方、顧客番号が本人認証装置10aに入力された場合(ステップS401肯定)、本人認証データ取得部1076は、顧客番号を本人認証サーバ装置30に送信し、顧客番号に対応付けられた本人認証データの取得を要求する(ステップS402)。
そして、本人認証サーバ装置30の本人認証データ検索部3031は、本人認証装置10aから顧客番号を受信し、受信した顧客番号に対応付けられた本人認証データを検索する(ステップS403)。さらに、本人認証データ送信部3032は、検索された本人認証データを本人認証装置10aに送信する(ステップS404)。
上記一連の処理によって、本人認証装置10aは、本人認証サーバ装置30から顧客の顧客番号に対応付けられた本人認証データを取得することができる。なお、ここでは、顧客が本人認証装置10aから顧客番号を入力するよう説明したが、銀行窓口のテラーが本人認証装置10aから顧客番号を入力しても良い。
また、同図のステップS413〜ステップS417の手順について説明する。役席の本人認証装置12は、表示された顔画像データに基づいて課長の目視確認による判定結果を窓口の本人認証装置10aに通知する(ステップS413)。
そして、本人認証装置10aは、役席の本人認証装置12から課長の目視確認による判定結果を受信して、受信した判定結果に基づいて顧客が認証されたか否かを確認する(ステップS414)。その結果、顧客が認証された場合は(ステップS414肯定)、本人認証データ登録要求部1077は、顧客の顔を撮像した顔画像データおよび顔画像データの特徴量を登録要求する(ステップS415)。そして、本人認証サーバ装置30の本人認証データ登録部3033は、本人認証装置10aから受信した顔画像データおよび顔画像データの特徴量を顧客の顧客番号に対応付けて本人認証データベース3021に登録する(ステップS416)。
一方、顧客が認証されなかった場合は(ステップS414否定)、本人認証データ登録要求部1076は、本人認証サーバ装置30の本人認証データに認証されなかった旨を記録するように要求する(ステップS417)。そして、本人認証サーバ装置30の本人認証データ登録部3033は、本人認証装置10aの要求にしたがって、顧客番号に対応付けられた本人認証データベース3021の本人認証データに認証されなかった旨を記録する(ステップS416)。
上記一連の処理によって、目視確認により顧客が認証された場合は、顧客の顔を撮像した顔画像データおよび顔画像データの特徴量を本人認証データベース3021に登録し、目視確認により顧客が認証されなかった場合は、本人認証装置10aの要求にしたがって認証されなかった旨を顧客の本人認証データに記録する。従って、目視確認によって本人認証の信頼度を高めることができ、また認証されなかった旨を本人認証データベース3021に記録として残したので、顧客が悪意を持って他の本人認証装置を使用しても、他の本人認証装置が共通の本人認証データベース3021を使用している限り、同じ認証判定を二度する必要がなく、接客対応の負担を軽減することができる。
次に、図10を参照して、図9に示す信頼度算出手順、ステップ408について説明する。図10は、図9に示す信頼度算出手順、ステップ408をさらに詳細に示すフローチャートである。図10は、実施例1の図6と同じであるので、ここでは詳細な説明は省略する。
上述してきたように、本実施例2では、撮像部103は、顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像し、本人認証データ取得部1076は、顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを顧客に対応付けて記憶する本人認証データベース3021から撮像した顧客に係る複数の生体認証データを取得し、認証判定部1072は、取得された複数の生体認証データと顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて顧客が本人であるか否かを認証することとしたので、経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて現実に合った顧客の本人認証をすることができる。
ところで、上記実施例1および2では、顔画像データおよび顔画像データの特徴量を本人認証データとした場合ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、顔画像データまたは顔画像データの特徴量と他の生体認証データ、例えば指紋、静脈、声紋などと組み合わせる場合に適用することができる。
以上のように、本発明にかかる本人認証装置は、銀行窓口などで使用される本人認証装置に適している。
実施例1係る本人認証システムを適用する銀行の店舗の一例を説明するための説明図である。 実施例1係る本人認証システムの本人認証の概要を説明するための説明図である。 実施例1に係る本人認証システムの構成を示す機能ブロック図である。 図3に示すICタグ読取/書込部の構成を示す機能ブロック図である。 図3に示す本人認証システムの本人認証手順を示すフローチャートである。 図5に示す信頼度算出手順をさらに詳細に示すフローチャートである。 実施例2係る本人認証システムを適用する銀行の店舗の一例を説明するための説明図である。 実施例2に係る本人認証システムの構成を示す機能ブロック図である。 図8に示す本人認証システムの本人認証手順を示すフローチャートである。 図9に示す信頼度算出手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
1、1a 本人認証システム
3 ICタグ
10、10a、12 本人認証装置
101 入力部
102 表示部
103 ICタグ読取/書込部
1031 アンテナ
1032 送受信回路
1033 通信制御回路
1034 入出力回路
104 撮像部
105 IF部
106 記憶部
1061 本人認証データ記憶部
1062 顔画像データ記憶部
107 制御部
1071 特徴量算出部
1072 認証判定部
1072a 照合結果評価部
1073 顔画像データ送信部
1074 顔画像データ表示制御部
1075 本人認証データ書込制御部
1076 本人認証データ取得部
1077 本人認証データ登録要求部
20 警備会社端末装置
30 本人認証サーバ装置
301 IF部
302 記憶部
3021 本人認証データベース
303 制御部
3031 本人認証データ登録部
3032 本人認証データ送信部
3033 本人認証データ検索部
40 ネットワーク

Claims (11)

  1. 経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証装置であって、
    前記顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像する撮像手段と、
    前記顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを当該顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証する認証手段と
    を備えたことを特徴とする本人認証装置。
  2. 前記撮像手段により撮像された撮像画像データから所定の特徴量を前記生体認証データとして取得する生体認証データ取得手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の本人認証装置。
  3. 前記認証手段は、前記読取手段によって読み取られた最新の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データとが所定の誤差内である場合には、前記顧客が本人であるものと認証することを特徴とする請求項1または2に記載の本人認証装置。
  4. 前記認証手段は、前記読取手段によって読み取られた最新の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データとが所定の誤差内ではない場合には、前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データに基づいて算出された生体認証データを前記読取手段で読み取られた複数の認証データとそれぞれ比較し、各比較結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証することを特徴とする請求項1または2に記載の本人認証装置。
  5. 前記撮像手段は顧客の顔画像を撮像し、前記読取手段は、前記顧客の顔部分を過去複数時点で撮像した複数の顔画像データからそれぞれ算出された複数の生体認証データを当該顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取り、前記認証手段は、前記読取手段によって読み取られた複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した顔画像データに基づいて算出された生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の本人認証装置。
  6. 前記顔画像データを表示する顔画像表示手段と、前記顔画像データを前記顔画像表示手段に表示制御する顔画像データ表示制御手段をさらに備え、前記読取手段は、前記顧客の顔部分を過去複数時点で撮像した複数の顔画像データからそれぞれ算出された複数の生体認証データと一または複数の顔画像データとを読み取り、前記顔画像データ表示制御手段は、前記認証手段によって前記顧客が本人でないと認証された場合に、前記読取手段によって前記記憶媒体から読み取られた一もしくは複数の顔画像データを前記顔画像表示手段に表示制御する、または前記一もしくは複数の顔画像データと前記撮像手段によって認証時点で撮像された顔画像データとを前記顔画像表示手段に表示制御することを特徴とする請求項5に記載の本人認証装置。
  7. 前記顧客が本人であると認証された場合に、前記撮像手段により認証時点で撮像された顔画像データ並びに該顔画像データから算出された生体認証データを前記記憶媒体に書込む書込手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の本人認証装置。
  8. 前記認証手段による認証結果を表示する認証結果表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の本人認証装置。
  9. 経時変化に伴って変動する生体認証データを提供する本人認証サーバ装置と、前記本人認証サーバ装置から取得した生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証装置と、を接続する本人認証システムであって、
    前記本人認証サーバ装置は、
    前記顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを前記顧客に対応付けて記憶する本人認証データベースを備え、
    前記本人認証装置は、
    前記顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像した顧客に係る複数の生体認証データを前記本人認証サーバ装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証する認証手段と
    を備えたことを特徴とする本人認証システム。
  10. 経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証方法であって、
    前記顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像する撮像工程と、
    前記顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを当該顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取る読取工程と、
    前記読取工程によって読み取られた複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証する認証工程と
    を含んだことを特徴とする本人認証方法。
  11. 経時変化に伴って変動する生体認証データに基づいて顧客の本人認証をする本人認証プログラムであって、
    前記顧客の所定の生体特性を示す所定の部位を撮像する撮像手順と、
    前記顧客の所定の部位を過去複数時点で撮像した撮像画像データからそれぞれ得られた複数の生体認証データを当該顧客が携帯する所定の記憶媒体から読み取る読取手順と、
    前記読取手順によって読み取られた複数の生体認証データと前記顧客を認証時点で撮像した撮像画像データから得られた生体認証データとの照合結果に基づいて前記顧客が本人であるか否かを認証する認証手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする本人認証プログラム。
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