JP2006092194A - 障害復旧支援装置および障害復旧支援システム - Google Patents

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洋 大平
Kiyohide Ishiwatari
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Hiroyuki Sakakibara
弘之 榊原
Kiichi Yamada
紀一 山田
Kaoru Yasukawa
薫 安川
Koki Uetoko
弘毅 上床
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Abstract

【課題】 情報機器に発生した障害に対して、さまざまなユーザの意向を反映したきめ細やかな対応を容易にする。
【解決手段】 障害復旧支援装置110は、自己診断部111と、プログラム記憶部112と、動作情報記憶部113と、更新可否情報記憶部114と、更新制御部115と、プログラム更新部116の各機能を備えている。更新制御部115は、プログラム記憶部112に記憶されているプログラムについて動作情報を参照して、更新が必要なプログラム、すなわち障害の発生しているプログラムを特定する。その後、更新制御部115は特定されたプログラムの更新可否情報を参照し、これが更新可であれば、プログラム更新部116を介してプログラムを取得し、更新する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コピー機やスキャナ等の情報機器において発生した障害の復旧を支援するための技術に関する。
企業のオフィス等においては、インターネット等のネットワークに接続されたコピー機やスキャナ、プリンタおよびこれらの機能を兼ね備えた複合機等の情報機器が普及している。このような情報機器は、継続的・反復的に使用されることで障害が発生することがあるが、この障害に対応すべく、情報機器メーカーにおいては管理センタを設置し、障害からの復旧のためにサービスマンを派遣したり、必要な情報をユーザに提供したりするサービスを提供している。ユーザは障害からの迅速な復旧を求めており、また、管理センタにおいては、障害への対応に際して人的および時間的なコストを低減することが求められている。そのため、管理センタにおいては、情報機器に発生した障害の内容をいち早く特定し、それぞれの障害に応じて適切な対応を行うことが重要となる。
情報機器に発生する障害は、ハードウェアに起因する障害(以下「ハードウェア障害」という)とソフトウェアやファームウェア等のプログラムに起因する障害(以下「ソフトウェア障害」という)とに大別される。このソフトウェア障害には、プログラムの正常な動作の妨げとなる、いわゆる「バグ」が含まれる。そして、情報機器に発生したこれらの障害の内容を特定するために、ハードウェア障害に対してはダイアグと呼ばれる自己診断機能を実行させたり、ソフトウェア障害に対してはプログラムの動作ログやエラーに関する情報(以下、これを「動作情報」という)を参照したりすることが従来より行われている。情報機器においては、例えば特許文献1に記載されているように、自己診断機能の実行結果を情報機器に固有な情報と共にネットワークを介して管理センタへ送信したり、あるいはサービスマンに通知したりすることによって、管理センタやサービスマンによる迅速な対応を実現できる。また、特許文献1にも記載されているように、障害の内容が特定されれば、それがサービスマンによる対応を必要とする障害なのか否かが明らかになるので、サービスマンを不必要に派遣させるような無駄を省くこともできる。
さらに、情報機器に発生した障害がソフトウェア障害であると特定された場合には、障害の原因となっているプログラムを書き換えることで、情報機器を障害から復旧させることが可能な場合がある。例えば、障害が上述した「バグ」によるソフトウェア障害である場合、障害の原因となっているプログラムをバグの修正されたバージョンに更新することによって、この障害からの復旧が可能である。このような場合には、例えば特許文献2,3に記載されているような、プログラムの書き換えの可否を判断し、ネットワークを介して新たなプログラムへと自動的に更新する技術を用いることで、管理センタとユーザの双方の作業負担を軽減することが可能となる。
特開2001−34122号公報 特開2001−202224号公報 特開2002−297525号公報
しかし、個々のプログラムを自動更新することで情報機器の機能を改善させる場合には、次のような問題が生じる。
まず、情報機器にはユーザ固有の設定がなされていることがある。一例を挙げると、例えばプリンタや複合機においては、ユーザが用いる用紙の種類やユーザの嗜好等に応じて、用紙に形成される画像の濃度設定が行われている場合がある。具体的には、あるユーザは濃度が低めの出力を好み、またあるユーザは赤味の強いの出力を好む、といった具合である。このように、ユーザ毎に異なる濃度設定が行われている場合に、例えば濃度に関連する画像処理を行うプログラムが更新されてしまうと、ユーザによっては所望の画像が得られなくなるようになってしまうことがある。このようなプログラムに対して自動更新が行われたのでは、ユーザにとっては甚だ不都合である。しかも、ユーザ固有の設定は濃度に限られるものではなく、またプログラムの種類、すなわち情報機器の機能もさまざまであるため、管理センタにおいては、各々のユーザの意向(ユーザ固有の設定)を反映しつつきめ細やかな障害対応を行うのは極めて煩雑であり、困難でもある。
また、プログラムの自動更新に対して否定的なユーザも存在する。このようなユーザは、各々のプログラムに対する更新の必要の是非を自らで判断し、更新の必要なプログラムに対して必要なときにだけ更新を行うことを望んでいる。このようなユーザに対しては、他の方法によって新たなプログラムを提供する必要があるが、自動更新を用いない場合には、ユーザは障害への対応(例えばバグ修正など)がいつ行われたのかを知ることができないため、管理センタから通知を行ったり、あるいはユーザが直接問い合わせたりするといった手間が生じる。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報機器に発生した障害に対して、さまざまなユーザの意向を反映したきめ細やかな対応を容易にする技術を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、複数のプログラムのそれぞれについて、プログラム実行時の動作履歴を少なくとも含む動作情報を収集して記憶する第1の記憶手段と、前記複数のプログラムのそれぞれの更新の可否を示す更新可否情報を記憶する第2の記憶手段と、前記複数のプログラムのそれぞれについて前記第1の記憶手段によって記憶されている動作情報の内容を解析して各プログラムの更新が必要か否かを判断すると共に、更新の必要なプログラムについて前記第2の記憶手段によって記憶されている更新可否情報が更新可を示しているか否かを判断する更新制御手段と、前記更新制御手段が、前記動作情報の内容を解析することによって更新が必要であると判断し、かつ、前記更新可否情報に基づいて更新可と判断したプログラムについて、当該プログラムの更新に必要なデータをネットワークを介して取得し、取得したデータを用いて当該プログラムを更新する更新手段とを備える障害復旧支援装置を提供する。
この障害復旧支援装置によれば、更新可否情報が更新可を示しているプログラムが自動的に更新され、ユーザの意向を反映してきめ細やかなプログラムの更新を行うことが可能となる。
また、本発明の障害復旧支援装置は、より好適な態様として、前記複数のプログラムのそれぞれについて、その更新の態様を示す更新指示情報を記憶する第3の記憶手段を備え、前記更新制御手段は、あるプログラムに対して、その更新を自動で行わない旨の更新指示情報が前記第3の記憶手段に記憶されていた場合には、操作者の指示を待って当該プログラムの更新するか、または当該プログラムを更新しない。
このようにすれば、プログラムを自動で更新しない場合に、プログラムを手動で更新するか、あるいは更新を行わないかを選択することができる。
また、本発明の障害復旧支援装置は、より好適な態様として、前記更新制御手段が前記更新可否情報に基づいてあるプログラムを更新可と判断し、かつ、前記第3の記憶手段に当該プログラムの更新を自動で行わない旨の更新指示情報が記憶されている場合には、当該プログラムが更新可能である旨の通知を行う通知手段を備える。
さらに好適には、プログラムを更新する旨の指示を受け付ける入力手段を備え、あるプログラムが更新可能である旨が前記通知手段により通知され、かつ、当該プログラムを更新する旨の指示が前記入力手段に入力された場合に、前記更新手段は当該プログラムを更新する。
このようにすれば、プログラムを自動で更新しない場合であっても、更新可能なプログラムが存在する場合には通知を受け、必要に応じて更新を行うことが可能となる。
また、本発明の障害復旧支援装置は、より好適な態様として、前記動作情報には、各プログラムのバージョンを示すバージョン情報が含まれており、前記複数のプログラムのそれぞれについて最新のバージョンを示す最新バージョン情報をネットワークを介して取得するバージョン情報取得手段を備え、前記更新制御手段は、前記複数のプログラムのそれぞれについて前記第1の記憶手段によって記憶されている動作情報に含まれるバージョン情報と、前記バージョン情報取得手段によって前記複数のプログラムのそれぞれについて取得された最新バージョン情報とを比較して、各プログラムの更新が必要か否かを判断する。
このようにすれば、プログラムのバージョン情報に基づいて更新を行うか否かを判断することが可能となる。
また、本発明の障害復旧支援装置は、より好適な態様として、自装置の保守契約に関する情報を記憶する第4の記憶手段と、操作者の指示に応じて前記第4の記憶手段によって記憶されている情報を出力する出力手段とを備える。
このようにすれば、障害対応時にサービスマンや管理センタにおいて契約形態を確認する手間が省け、より迅速な対応を行うことが可能となる。
なお、本発明は、1または複数の障害復旧支援装置と、前記1または複数の障害復旧支援装置にネットワークを介して接続された管理装置とを備え、前記管理装置は、複数のプログラムのデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶されているデータを前記ネットワーク経由で前記1または複数の障害復旧支援装置に提供する提供手段とを備え、前記障害復旧支援装置は、複数のプログラムのそれぞれについて、プログラム実行時の動作履歴を少なくとも含む動作情報を収集して記憶する第1の記憶手段と、前記複数のプログラムのそれぞれの更新の可否を示す更新可否情報を記憶する第2の記憶手段と、前記複数のプログラムのぞれぞれについて前記第1の記憶手段によって記憶されている動作情報の内容を解析して各プログラムの更新が必要か否かを判断すると共に、更新の必要なプログラムについて前記第2の記憶手段によって記憶されている更新可否情報が更新可を示しているか否かを判断する更新制御手段と、前記更新制御手段が、前記動作情報の内容を解析することによって更新が必要であり、かつ、前記更新可否情報に基づいて更新可と判断したプログラムについて、当該プログラムの更新に必要なデータを前記管理装置より取得し、取得したデータを用いて当該プログラムを更新する更新手段とを備える障害復旧支援システムとして提供されることも可能である。
(1)第1実施形態
(1−1)構成
図1は、本発明の一実施形態に係る障害復旧支援システム1の構成を示した図である。同図に示されているように、本実施形態の障害復旧支援システム1は、複数の情報機器100,100a,100bと、管理装置200と、ネットワーク300とを備える。
本実施形態においては、情報機器とは、コピー機やプリンタ、あるいは複合機等の画像形成装置のことや、スキャナ等の画像読取装置のことを意味している。図1においては、100を複合機(画像形成装置)、100aをコピー機(画像形成装置)、100bをスキャナ(画像読取装置)とするが、これらのハードウェア上の違いは後述する画像形成部または画像読取部の有無のみであり、本発明においてはいずれも実質的に同等と見なせる。よって、以下では画像形成部と画像読取部の両方を備えた画像形成装置100について説明し、この説明を以て画像形成装置100a,100bの説明に代えることとする。
図2は、画像形成装置100のハードウェア構成を示したブロック図である。同図に示されているように、本実施形態の画像形成装置100は、制御部101と、記憶部102と、画像読取部103と、画像形成部104と、画像処理部105と、通信部106と、操作部107と、通知部108とを備える。
制御部101はCPU(Central Processing Unit)等の演算装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の各種メモリとを備えており、記憶部102に記憶された各種プログラムを実行することにより画像形成装置100各部の動作を制御する。ここで「プログラム」とは、画像形成装置100の基本的な制御を行うファームウェアと、後述する画像処理部105において実行される各種の画像処理のためのソフトウェアとを含んでいる。記憶部102は例えばHDD(Hard Disk Drive)等の主記憶装置であり、上述の各種プログラムに加え、これらのプログラムに対応する動作情報および更新可否情報と、画像形成装置100のハードウェア障害を診断するための自己診断プログラムPRG1と、後述する障害復旧支援装置110の機能を実現するための障害復旧支援プログラムPRG2とを記憶している。動作情報および更新可否情報の詳細については、障害復旧支援装置110の機能と共に説明する。
画像読取部103は、図示せぬプラテン、光源、ミラー、レンズおよび受光素子等を備えており、プラテン上に載置された原稿を光学的に読み取ることで画像信号を生成する。生成された画像信号は、画像処理部105において各種の画像処理が施されて画像データへと変換される。画像形成部104は、図示せぬ感光体、帯電装置、露光装置、現像装置および転写ベルト等を備え、この画像データに基づく画像を用紙等の記録材表面に形成する。
画像処理部105は複数のLSI(Large Scale Integration)を備え、種々の画像処理を行う。この画像処理には、例えば画像信号から画像データを生成するためのAD変換、γ変換、シェーディング補正に加え、ユーザの指示によって行われる画像回転、濃度変換、画像形成モード変換等が含まれる。これらの画像処理にはそれぞれの処理に対応したLSIがあり、画像処理部105においては、画像処理の種類に応じたLSIに画像信号ないし画像データが供給されるようになっている。
通信部106はネットワーク300に接続するためのインターフェースであり、ネットワーク300を介して管理装置200とデータの授受を行う。操作部107は種々のボタン等を備えており、ユーザからの指示を受け付ける。通知部108は例えば液晶ディスプレイを備え、各種画面を表示してユーザに対して視覚的に通知を行う。より好適には、通知部108はスピーカ等を備え、音声やブザー音を放音してユーザに対して聴覚的に通知を行ってもよい。
このような構成のもと、本実施形態の画像形成装置100は、画像読取部103において読み取られた原稿に基づいて生成された画像信号に対して種々の画像処理を行い、生成された画像データに応じた画像を用紙上に形成する。
また、この画像形成装置100は障害復旧支援装置110の機能を兼ね備えており、画像形成装置100に障害が発生した場合には、この障害を復旧させるための処理を実行する。この障害復旧支援装置110の機能は、画像形成装置100の制御部101が、記憶部102に記憶された自己診断プログラムPRG1と障害復旧支援プログラムPRG2とを実行することによって実現されている。つまり、画像形成装置100の制御部101は、障害復旧支援装置110の各部を制御する制御部でもある。
図3は、障害復旧支援装置110の機能構成を示したブロック図である。同図に示されているように、障害復旧支援装置110は、自己診断部111と、プログラム記憶部112と、動作情報記憶部113と、更新可否情報記憶部114と、更新制御部115と、プログラム更新部116の各機能を備えている。これらのうち、自己診断部111と、更新制御部115と、プログラム更新部116は、障害復旧支援装置110の制御部101によって実現される機能である。また、プログラム記憶部112と、動作情報記憶部113と、更新可否情報記憶部114は、いずれも記憶部102に記憶されたプログラム、動作情報および更新可否情報そのものであるが、これらを機能的に区別する便宜上、それぞれを異なる構成要素として説明している。以下では、これらの各部の機能について説明する。
自己診断部111は、記憶部102に記憶された自己診断プログラムPRG1に記述された手順にしたがって、画像形成装置100のハードウェア障害を特定するための自己診断を行う。ここで行われる自己診断とは、例えばメモリの不良箇所の検出等である。
プログラム記憶部112は、画像形成装置100の基本的な制御を行うファームウェアや、画像処理部105において実行される各種の画像処理のためのソフトウェア等の複数のプログラムを記憶している。動作情報記憶部113は動作情報を記憶しており、更新可否情報記憶部114は更新可否情報を記憶している。
ここで、動作情報および更新可否情報の具体的な内容について説明する。
動作情報とは、それぞれのプログラムの動作履歴を示した情報であり、例えば動作ログやエラーログのことである。動作情報には、それぞれのプログラムのエラーの種類に応じて割り当てられたエラーコードが含まれてもよい。動作情報記憶部113には、プログラム記憶部112に記憶された複数のプログラムの動作情報が各々のプログラムに関連付けられて記憶されている。
次に、図4は、4種類のプログラムPRGa,PRGb,PRGc,PRGdと、それぞれのプログラムの更新可否情報とを例示した図である。更新可否情報とは、それぞれのプログラムの更新の可否を示す情報であり、例えば「0(更新不可)」、「1(更新許可)」といったフラグによって記述されている。この更新可否情報はユーザによってあらかじめ指定される情報であり、それぞれの画像形成装置毎に異なるものである。ユーザは、あるプログラムに対して更新を望まない場合には、そのプログラムに対応する更新可否情報に「0」の値を指定する。ここで、ユーザが更新を望まないプログラムとは、例えばユーザ固有の設定に関連する処理を行うプログラム等である。更新可否情報記憶部114には、プログラム記憶部112に記憶された複数のプログラムの更新可否情報が各々のプログラムに関連付けられて記憶されている。なお、更新可否情報は、プログラムのバイナリデータに直接埋め込まれているような態様であってもよい。
ここで、再び図2を参照し、障害復旧支援装置110の各部についての説明を続ける。
更新制御部115は、動作情報記憶部113に記憶された動作情報と更新可否情報記憶部114に記憶された更新可否情報とに基づき、プログラムの更新を行うか否かを判断する。プログラム更新部116は、更新制御部115が更新を行うと判断したプログラムを管理装置200からネットワーク300を介して取得する。
ここで図1に戻り、管理装置200とネットワーク300について説明する。
管理装置200は管理センタに備えられたコンピュータであり、複数の画像形成装置100に記憶されている各種プログラムを記憶している。管理装置200においては、必要に応じてプログラムの書き換えが行われており、それぞれのプログラムについて最新のものが記憶されている。例えば、あるプログラムについてバグ等の障害が発見されれば、このプログラムの修正が行われた時点で管理装置200のプログラムの書き換えを行う。そして、管理装置200は、画像形成装置100からの要求に応じてプログラムを供給する。
ネットワーク300は、例えばインターネット等のコンピュータネットワークであり、画像形成装置100と管理装置200とを電気的に接続する。
(1−2)動作
以上に説明された構成のもと、本実施形態の障害復旧支援システム1においては、障害復旧支援装置110が画像形成装置100の障害の特定を行う。そして、特定された障害がソフトウェア障害であった場合には、さらに障害の原因となっているプログラムを特定し、このプログラムの更新の可否を判断し、プログラムの更新が許可されている場合には管理装置200から更新すべきプログラムを取得する。以下では、この動作についてフローチャートを参照しながら具体的な説明を行う。
図5は、本実施形態の障害復旧支援装置110が行う処理を説明するフローチャートである。本処理は、画像形成装置100において障害が発生した場合に行われる処理である。あるいは、本処理は、画像形成装置100の起動時やアイドル時に行われる処理であってもよいし、操作部107を介してユーザにより本処理の実行を指示されることで行われてもよい。
同図に沿って説明すると、まず、障害復旧支援装置110の制御部101は、自己診断プログラムPRG1を実行し(ステップS101)、画像形成装置100のハードウェアに障害があるか否かを判断する(ステップS102)。このとき、障害がハードウェア障害であると判断されれば(ステップS102;YES)、制御部101は通知部108を用いてユーザに障害の内容を通知し、本処理を終了させる(ステップS103)。ユーザはこの通知内容にしたがって管理センタへ連絡したり、あるいはユーザ自身で復旧可能な障害であれば、障害の復旧を行う。
一方、障害がハードウェア障害でないと判断された場合は(ステップS102;NO)、制御部101は、動作情報記憶部113から各プログラムの動作情報を参照し、障害の原因となっているプログラム、すなわち更新の必要なプログラムを特定する(ステップS104)。その後、制御部101は、この更新の必要なプログラムに関連付けられた更新可否情報を更新可否情報記憶部114より参照し(ステップS105)、このプログラムの更新が許可されているか否かを判断する(ステップS106)。このとき、このプログラムの更新が許可されていない、すなわちこのプログラムの更新可否情報の値が「0」である場合は(ステップS106;NO)、制御部101は通知部108を用いてユーザに障害の内容を通知し、本処理を終了させる(ステップS103)。一方、このプログラムの更新が許可されている、すなわちこのプログラムの更新可否情報の値が「1」である場合は(ステップS106;YES)、制御部101はこのプログラムを管理装置200からネットワーク300を介して取得し、更新を行うことで本処理を終了させる(ステップS107)。
このような処理を行うことで、本実施形態の障害復旧支援装置110は、ソフトウェア障害が発生した場合に、ユーザにより更新が許可されているプログラムのみを更新することが可能となる。例えば、障害の原因となっているプログラムが図4のプログラムa(PRGa)やプログラムb(PRGb)であった場合は、これらのプログラムはユーザにより更新が許可されているので、ステップS106の判断が肯定的となり、プログラムの更新が行われる。しかし、障害の原因となっているプログラムが図4のプログラムc(PRGc)やプログラムd(PRGd)であった場合には、これらのプログラムはユーザにより更新が許可されていないので、ステップS106の判断が否定的となり、プログラムの更新が行われずに処理が終了する。
以上に説明されたように、本発明によれば、情報機器に発生した障害に対して、管理センタ(管理装置200)側とユーザ側ともに煩雑な処理を行うことなく、ユーザの意向を反映しつつプログラムの更新を行うことが可能となる。
(2)第2実施形態
次に、上述の第1実施形態と異なる本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は上述の第1実施形態とほぼ同様であるが、画像形成装置の記憶内容に異なる部分がある。よって、ここでは第1実施形態との相違点を中心に説明を行う。以下では、第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、第1実施形態と説明の重複する部分については適宜省略して説明を行うものとする。
(2−1)構成
図6は、本実施形態の画像形成装置100’のハードウェア構成を示したブロック図である。本実施形態の画像形成装置100’と上述の画像形成装置100との相違点は、記憶部に記憶された情報の内容にある。
画像形成装置100’の記憶部102’には、記憶部102と同様の各種プログラムと、これらのプログラムに対応する動作情報および更新可否情報と、自己診断プログラムPRG1と、障害復旧支援プログラムPRG2とに加え、更新指示情報が記憶されている。これに伴い、障害復旧支援装置110’にも、動作情報記憶部113と更新可否情報記憶部114に加えて更新指示情報記憶部117が備わっている。図7にこの障害復旧支援装置110’の機能ブロック図を示す。
更新指示情報とは、ユーザによってあらかじめ指定される情報であり、プログラム記憶部112に記憶されているプログラムの更新を行う態様について示している。本実施形態においては、更新指示情報は「0(更新禁止)」、「1(手動更新)」、「2(自動更新)」の3種類の値が定義されている。
図8は、4種類のプログラムPRGa,PRGb,PRGc,PRGdと、それぞれのプログラムの更新可否情報と更新指示情報とを例示した図である。このように、更新可否情報と更新指示情報はそれぞれのプログラムに関連付けられて記憶されている。
更新指示情報が「0」の場合は、ユーザがそのプログラムの更新を望まないことを意味している。すなわち、このようなプログラムに起因する障害が発生した場合には、ユーザはこのプログラムをネットワーク経由で書き換えるのではなく、別の異なる方法によって障害から復旧させることを意味している。
次に、更新指示情報が「1」の場合は、ユーザがそのプログラムの更新を行う可能性があるものの、障害復旧支援装置110’による自動更新は望んでいないことを意味している。このようなプログラムに起因する障害が発生した場合には、ユーザはまず障害復旧支援装置110’からの通知を受け、この通知に基づいてプログラムに対する更新の必要の是非をユーザ自らが判断し、更新の必要なプログラムに対して必要なときにだけ更新を行う。
そして、更新指示情報が「2」の場合は、ユーザがそのプログラムの更新が障害復旧支援装置110’によって自動的に行われることを望んでいることを意味している。
(2−2)動作
以上に説明された構成のもと、本実施形態の障害復旧支援システム1’においては、障害復旧支援装置110’が画像形成装置100’の障害の特定を行う。そして、特定された障害がソフトウェア障害であった場合には、さらに障害の原因となっているプログラムを特定し、このプログラムの更新の可否と更新の態様とを更新可否情報と更新指示情報とに基づいて判断し、この判断結果に応じてプログラムの更新を制御する。以下では、この動作についてフローチャートを参照しながら具体的な説明を行う。
図9は、本実施形態の障害復旧支援装置110’が行う処理を説明するフローチャートである。本処理は、画像形成装置100’において障害が発生した場合に行われる処理である。あるいは、本処理は、画像形成装置100’の起動時やアイドル時に行われる処理であってもよいし、操作部107を介してユーザにより本処理の実行を指示されることで行われてもよい。
同図に沿って説明すると、まず、障害復旧支援装置110’の制御部101は、自己診断プログラムPRG1を実行し(ステップS201)、画像形成装置100’のハードウェアに異常があるか否かを判断する(ステップS202)。このとき、障害がハードウェア障害であると判断されれば(ステップS202;YES)、制御部101は通知部108を用いてユーザに障害の内容を通知し、本処理を終了させる(ステップS203)。ユーザはこの通知内容にしたがって管理センタへ連絡したり、あるいはユーザ自身で復旧可能な障害であれば、障害の復旧を行う。
一方、障害がハードウェア障害でないと判断された場合は(ステップS202;NO)、制御部101は、動作情報記憶部113から各プログラムの動作情報を参照し、障害の原因となっているプログラム、すなわち更新の必要なプログラムを特定する(ステップS204)。その後、制御部101は、この更新の必要なプログラムに関連付けられた更新可否情報を更新可否情報記憶部114より参照し(ステップS205)、このプログラムの更新が許可されているか否かを判断する(ステップS206)。このとき、このプログラムの更新が許可されていない、すなわちこのプログラムの更新可否情報の値が「0」である場合は(ステップS206;NO)、制御部101は通知部108を用いてユーザに障害の内容を通知し、本処理を終了させる(ステップS203)。
一方、このプログラムの更新が許可されている、すなわちこのプログラムの更新可否情報の値が「1」である場合は(ステップS206;YES)、続いて制御部101はこのプログラムに関連付けられた更新指示情報を更新指示情報記憶部117より参照し(ステップS207)、この値が「2」である、すなわち「自動更新」が指示されているか否かを判断する(ステップS208)。更新の必要なプログラムの更新指示情報が「2」であれば(ステップS208;YES)、制御部201はこのプログラムを管理装置200からネットワーク300を介して取得し、更新を行うことで本処理を終了させる(ステップS209)。
一方、更新指示情報の値が「2」でない場合には(ステップS208;NO)、制御部101はこの更新指示情報の値が「1」、すなわち「手動更新」が指示されているか否かを判断する(ステップS210)。更新の必要なプログラムの更新指示情報が「1」であれば(ステップS210;YES)、制御部201は通知部108を用いて障害の原因となっているプログラムを通知し(ステップS211)、ユーザからの入力を待つ。(ステップS212)ユーザがこの通知を受け、このプログラムの更新を行う旨の指示を操作部107を介して入力したら(ステップS212;YES)、制御部201はこのプログラムを管理装置200からネットワーク300を介して取得し、更新を行うことで本処理を終了させる(ステップS209)。また、ユーザからこのプログラムの更新を行う旨の指示が入力されなかったら(ステップS212;NO)、制御部101はそのまま本処理を終了させる。
このような処理を行うことで、本実施形態の障害復旧支援装置110’は、プログラムの更新を「自動更新」または「手動更新」のいずれかであるかを判断し、「自動更新」の場合には自動的にプログラムの更新を行い、「手動更新」の場合にはユーザに通知してユーザの選択を促すことが可能となる。例えば、障害の原因となっているプログラムが図8のプログラムa(PRGa)であった場合は、これらのプログラムはユーザにより更新が許可され、かつ、「自動更新」が指示されているので、ステップS206,S208の判断が共に肯定的となり、プログラムの更新が行われる。また、障害の原因となっているプログラムが図8のプログラムb(PRGb)であった場合は、これらのプログラムはユーザにより更新が許可され、かつ、「手動更新」が指示されているので、ステップS212においてユーザから更新を行う旨の入力が行われた場合には、プログラムの更新が行われる。しかし、障害の原因となっているプログラムが図8のプログラムPRGcやプログラムPRGdであった場合には、これらのプログラムはユーザにより更新が許可されていないので、ステップS206の判断が否定的となり、プログラムの更新が行われずに処理が終了する。このとき、更新指示情報の内容は結果に影響を及ぼさない。
このようにすれば、「手動更新」が指定されているプログラムに起因する障害が発生した場合に、その障害への対応が管理センタ(管理装置200)側で既に行われていれば、ユーザはこのプログラムの更新の是非を判断し、必要なときだけ更新を行うことができる。ゆえに、本発明によれば、自動更新に否定的なユーザにおいても、管理センタから通知を行ったり、あるいはユーザが直接問い合わせたりするといった手間を生じさせることなく、障害からの復旧を行うことが可能となる。
(3)変形例
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その適用に際しては種々の変形が可能である。以下にその例をいくつか示す。
上述の実施形態においては、本発明の障害復旧支援装置は画像形成装置と一体となっているものとして説明された。しかし、本発明の障害復旧支援装置は画像形成装置とは異なる外部装置として提供されることももちろん可能である。このような場合は、画像形成装置の記憶部を障害復旧支援装置が読み出し、この読み出し結果を障害復旧支援装置内部に一時的に保持した上で、上述した処理を行えばよい。
また、上述の実施形態においては、障害がハードウェア障害であると特定された場合(ステップS102,ステップS202)等には、障害復旧支援装置はユーザに障害の内容を通知して処理を終了させると説明された。しかし、このとき、障害がサービスマンによる対応を必要とするような障害であれば、障害復旧支援装置は自動的に管理センタ(管理装置)に通知を行い、サービスマンを派遣させることができるようにしてもよい。このようにすれば、ユーザが障害の種類を判断したり、管理センタへと問い合わせたりする手間を省くことが可能となる。
また、上述の実施形態においては、障害復旧支援装置が対象とする障害の種類はソフトウェア障害に限定されていた。しかし、ハードウェア障害であっても、障害の種類によってはプログラムの書き換えによって障害から復旧することが可能な場合もある。このような障害についても、障害の原因となるプログラムが特定できるのであれば、本発明を適用することが可能である。
また、上述の実施形態においては、本発明は障害からの復旧についてのみ言及されていたが、本発明は、例えばプログラムのバージョンアップを自動的に行うような場合にも適用することが可能である。このような場合には、上述の実施形態の動作情報に各プログラムの「バージョン情報」を追加し、管理装置に記憶されているプログラムの現在のバージョン、すなわち最新バージョン情報を取得する手段を障害復旧支援装置に設ければよい。そして障害復旧支援装置は、上述の実施形態で行われた処理に加え、画像形成装置内部の各プログラムのバージョン情報と最新バージョン情報とを比較して、各プログラムの更新が必要か否かを判断すればよい。
また、上述の第2実施形態においては、更新可否情報には「0(更新不可)」、「1(更新許可)」という値が定義されており、更新指示情報には「0(更新禁止)」、「1(手動更新)」、「2(自動更新)」の3種類の値が定義されていた。つまり、更新可否情報と更新指示情報のいずれかが「0」となっていれば、他方の値にかかわらず更新は行われないのだから、これらのうちいずれか一方は定義しなくともよい。
なお、本発明の障害復旧支援装置は、内部に自装置の保守契約に関する情報を記憶していてもよい。ここで、保守契約に関する情報とは、画像形成装置の障害に対する保守・サポートの契約形態に関する情報であり、例えばスポット契約(障害対応の都度料金の発生する契約形態)や年間契約(年間一律料金で、何度でも障害対応を依頼できる契約形態)等の種別がある。このような情報を画像形成装置内部に記憶させておけば、障害対応時にサービスマンや管理センタにおいて契約形態を確認する手間が省け、より迅速な対応を行うことが可能となる。
なお、本発明における「情報機器」とは、画像形成装置等に限定されるものではない。ネットワークに接続され、プログラムを実行することにより各種処理を行っている情報機器であれば、上述の実施形態と同様の要領で本発明を適用可能である。このような情報機器の例としては、例えばパソコンやサーバ等のコンピュータ、ゲーム機、あるいはネットワーク通信機能を備えた家電製品(いわゆる情報家電)が挙げられる。
本発明の第1の実施形態に係る障害復旧支援システムの構成を示した図である。 同実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 同実施形態に係る障害復旧支援装置の機能構成を示したブロック図である。 同実施形態における4種類のプログラムと、それぞれのプログラムの更新可否情報とを例示した図である。 同実施形態に係る障害復旧支援装置が行う処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 同実施形態に係る障害復旧支援装置の機能構成を示したブロック図である。 同実施形態における4種類のプログラムと、それぞれのプログラムの更新可否情報と更新指示情報とを例示した図である。 同実施形態に係る障害復旧支援装置が行う処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…障害復旧支援システム、100,100’…画像形成装置、101…制御部、102,102’…記憶部、103…画像読取部、104…画像形成部、105…画像処理部、106…通信部、107…操作部、108…通知部、110,110’…障害復旧支援装置、111…自己診断部、112…プログラム記憶部、113…動作情報記憶部、114…更新可否情報記憶部、115…更新制御部、116…プログラム更新部、117…更新指示情報記憶部、200…管理装置、300…ネットワーク。

Claims (7)

  1. 複数のプログラムのそれぞれについて、プログラム実行時の動作履歴を少なくとも含む動作情報を収集して記憶する第1の記憶手段と、
    前記複数のプログラムのそれぞれの更新の可否を示す更新可否情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記複数のプログラムのそれぞれについて前記第1の記憶手段によって記憶されている動作情報の内容を解析して各プログラムの更新が必要か否かを判断すると共に、更新の必要なプログラムについて前記第2の記憶手段によって記憶されている更新可否情報が更新可を示しているか否かを判断する更新制御手段と、
    前記更新制御手段が、前記動作情報の内容を解析することによって更新が必要であると判断し、かつ、前記更新可否情報に基づいて更新可と判断したプログラムについて、当該プログラムの更新に必要なデータをネットワークを介して取得し、取得したデータを用いて当該プログラムを更新する更新手段と
    を備える障害復旧支援装置。
  2. 前記複数のプログラムのそれぞれについて、その更新の態様を示す更新指示情報を記憶する第3の記憶手段を備え、
    前記更新制御手段は、あるプログラムに対して、その更新を自動で行わない旨の更新指示情報が前記第3の記憶手段に記憶されていた場合には、操作者の指示を待って当該プログラムの更新するか、または当該プログラムを更新しない
    請求項1記載の障害復旧支援装置。
  3. 前記更新制御手段が前記更新可否情報に基づいてあるプログラムを更新可と判断し、かつ、前記第3の記憶手段に当該プログラムの更新を自動で行わない旨の更新指示情報が記憶されている場合には、当該プログラムが更新可能である旨の通知を行う通知手段を備える
    請求項2記載の障害復旧支援装置。
  4. プログラムを更新する旨の指示を受け付ける入力手段を備え、
    あるプログラムが更新可能である旨が前記通知手段により通知され、かつ、当該プログラムを更新する旨の指示が前記入力手段に入力された場合に、前記更新手段は当該プログラムを更新する
    請求項3記載の障害復旧支援装置。
  5. 前記動作情報には、各プログラムのバージョンを示すバージョン情報が含まれており、
    前記複数のプログラムのそれぞれについて最新のバージョンを示す最新バージョン情報をネットワークを介して取得するバージョン情報取得手段を備え、
    前記更新制御手段は、前記複数のプログラムのそれぞれについて前記第1の記憶手段によって記憶されている動作情報に含まれるバージョン情報と、前記バージョン情報取得手段によって前記複数のプログラムのそれぞれについて取得された最新バージョン情報とを比較して、各プログラムの更新が必要か否かを判断する
    請求項1記載の障害復旧支援装置。
  6. 自装置の保守契約に関する情報を記憶する第4の記憶手段と、
    操作者の指示に応じて前記第4の記憶手段によって記憶されている情報を出力する出力手段とを備える
    請求項1記載の障害復旧支援装置。
  7. 1または複数の障害復旧支援装置と、
    前記1または複数の障害復旧支援装置にネットワークを介して接続された管理装置とを備え、
    前記管理装置は、
    複数のプログラムのデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶されているデータを前記ネットワーク経由で前記1または複数の障害復旧支援装置に提供する提供手段とを備え、
    前記障害復旧支援装置は、
    複数のプログラムのそれぞれについて、プログラム実行時の動作履歴を少なくとも含む動作情報を収集して記憶する第1の記憶手段と、
    前記複数のプログラムのそれぞれの更新の可否を示す更新可否情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記複数のプログラムのぞれぞれについて前記第1の記憶手段によって記憶されている動作情報の内容を解析して各プログラムの更新が必要か否かを判断すると共に、更新の必要なプログラムについて前記第2の記憶手段によって記憶されている更新可否情報が更新可を示しているか否かを判断する更新制御手段と、
    前記更新制御手段が、前記動作情報の内容を解析することによって更新が必要であり、かつ、前記更新可否情報に基づいて更新可と判断したプログラムについて、当該プログラムの更新に必要なデータを前記管理装置より取得し、取得したデータを用いて当該プログラムを更新する更新手段とを備える
    障害復旧支援システム。
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