JP2006085620A - 電子装置システムとその電子装置,制御方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】MFP10が、外部サーバ20a,20b上のアプリ(外部アプリ)とネットワーク1等の通信回線を介して通信することにより、その外部アプリを利用して動作を実行する。また、外部サーバ20a内のアプリと通信可能でない場合に、利用すべきアプリを他の外部サーバ20b内のアプリに切り替える。
【選択図】図1
Description
ところで、各機能を自由に選択して実行させるために、各機能毎にその機能を実現するためのアプリケーション(以下単に「アプリ」ともいう)を備える必要があるが、従来は、それらのアプリを全て1台の画像形成装置に備えていた(例えば特許文献1参照)。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置等の電子装置が複数の機能を実現する際の低コスト化とアプリのバージョンアップ作業の軽減化を計ることを目的とする。
請求項3の発明による電子装置は、請求項1の電子装置において、上記アプリケーション切替手段は、利用すべきアプリケーションを当該電子装置内のアプリケーションに切り替えるものである。
請求項4の発明による電子装置は、請求項1〜3のいずれかの電子装置において、上記アプリケーション切替手段が、上記外部装置と通信でない場合に、時間計測を行ない、該計測時間が該外部装置と通信できないまま所定時間に達した場合に、他のアプリケーションに切り替えるものである。
請求項6の発明による電子装置は、アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置であって、アプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、該手段の管理情報に基づいて、外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行する制御手段とを設け、上記アプリケーション管理手段が、上記外部装置と通信可能でない場合に、該外部装置内のアプリケーションの登録を解除する手段を備えたものである。
請求項10の発明による電子装置システムは、請求項8の電子装置システムにおいて、上記アプリケーション管理用サーバのアプリケーション管理手段を、上記電子装置内のアプリケーションおよび上記アプリケーション搭載用サーバ内のアプリケーションを管理する手段とし、上記電子装置のアプリケーション切替手段が、利用すべきアプリケーションを上記電子装置内のアプリケーションに切り替えるものである。
該機能の管理情報に基づいて、外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行する制御機能とを実現させためのプログラムであり、該制御機能は、上記外部装置と通信可能でない場合に、上記管理情報に基づいて、利用すべきアプリケーションを他のアプリケーションに切り替えるアプリケーション切替機能を有するものである。
請求項20の発明によるプログラムは、請求項19のプログラムにおいて、上記アプリケーション切替機能が、利用すべきアプリケーションを他の外部装置内のアプリケーションに切り替えるものである。
請求項22の発明によるプログラムは、請求項19〜21のいずれかのプログラムにおいて、上記アプリケーション切替機能が、上記外部装置と通信でない場合に、時間計測を行ない、該計測時間が該外部装置と通信できないまま所定時間に達した場合に、他のアプリケーションに切り替えるものである。
請求項25の発明による記録媒体は、請求項19〜24のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
まず、この発明による電子装置システムの第1実施例である画像形成システムについて説明する。
図1は、その画像形成システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
図2は、MFP10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このMFP10は、デジタル複写機,プリンタ,FAX装置,スキャナ装置としての機能、つまりコピー機能,プリンタ機能,FAX機能,スキャナ機能を含む各種機能を実現できる画像形成装置であり、図2に示すように、コントローラ11,FCU(ファックスコントロールユニット)12,エンジンインタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」ともいう)13,およびエンジン14等によって構成されている。これらの構成が、原稿の画像読み取り,プリント(画像形成),画像データ送信等の画像処理を行うためのハードウェア資源である。
FCU12は、FAX装置又はモデム機能(FAX通信機能)を有するデジタル複写機や他のMFP(デジタル複合機)等の画像形成装置等の外部装置との通信を公衆回線経由で制御するものである。
エンジンI/F13は、エンジン14をPCI(Peripheral Component Interconnect)バスに接続するためのインタフェースである。
ASIC102は、CPUインタフェース,SDRAMインターフェース,ローカルバスインタフェース,PCIインタフェース,HDDインタフェース等からなる多機能デバイスボードであり、CPU101の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリ等の開発の高効率化を支援するものである。
SDRAM103は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU101がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このSDRAM103の代わりに、DRAMやSRAMを使用してもよい。
NVRAM105は、変更可能な種々のパラメータ等のデータを記憶する不揮発性メモリであり、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。なお、このNVRAM105として、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM,フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを使用することができる。
操作部107は、エンジン14又は外部サーバ20に対する操作命令(コマンド)等の情報(データ)を入力するための各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)およびLCD又はCRTの文字表示器を有する操作手段であり、例えば図3に示すようなものがある。
USB・I/F109およびIEEE1394・I/F110はそれぞれ、外部装置(周辺機器)と直接接続して通信を行うための、USB規格,IEEE1394規格のインタフェース(直接インタフェース)である。
MAC・I/F111は、LAN等のネットワーク1を介して外部サーバ20を含む外部装置と通信を行うためのネットワークインタフェースである。
なお、USB・I/F109やIEEE1394・I/F110以外の直接インタフェースをコントローラ11に増設することもできる。
図3は、このMFP10の操作部107の構成例を示すレイアウト図である。
この操作部107は、液晶タッチパネル51,テンキー52,クリア/ストップキー53,スタートキー(プリントキー)54,予熱キー55,リセットキー56,割り込みキー57,初期設定キー58,および機能切替キー59を備えている。
液晶タッチパネル51は、液晶ディスプレイの表面にタッチパネルを備えており、機能キーや部数、機械の状態を示すメッセージ等を表示することができる。
テンキー52は、印刷部数(コピー枚数)や倍率等の数値を入力するためのキーである。
クリア/ストップキー53は、置数(印刷部数)をクリアしたり、実行中の動作(読み取り動作又は印刷動作)をストップさせたりするためのキーである。
そのため、割り込みキー57が押下された場合は、その押下前のコピーモード、あるいはコピー動作の途中であればその途中経過情報をNVRAM105又はHDD106に書き込んで記憶した後、割り込みモードに移行し、コピーモードを初期化する。
すなわち、機械に収納されている転写紙(用紙)のサイズを設定したり、予熱キー55を押した時(但しコピーモードをクリアするためのモードクリアキーとして使用された時)に設定される初期状態を任意に設定することが可能である。
また、キー操作が一定時間行われなかった場合に、優先して選択されるアプリ等も選択するとか、国際エネルギースター計画に従った低電力状態への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードへの移行時間の設定を行うことが可能である。
ここで、予熱状態は、国際エネルギースター計画でいう、低電力状態を意味している。
予熱状態やオフ状態/スリープ状態を解除し、待機状態に移行させる場合は、予熱キー55を再度押下する。
機能切替キー59は、コピー機能,プリンタ機能,スキャナ機能,FAX機能のいずれかの選択に切り替えるためのキーである。
プリンタ機能とは、外部装置からの画像データをそのまま又は加工処理してプロッタに送って記録媒体上に可視画像として印刷させるプリンタ動作を行わせる機能のことである。
スキャナ機能とは、スキャナに原稿の画像を読み取らせ、その画像データをメモリ(SDRAM103,NVRAM105,又はHDD106)に書き込んで記憶(蓄積)させるスキャナ動作を行わせる機能のことである。
FAX機能とは、スキャナに原稿の画像を読み取らせ、その画像データをFCU12によって外部装置へ送信させるFAX送信動作と、外部装置からFCU12によって画像データを受け取り、その画像データをプロッタに送って記録媒体上に画像を形成させるFAX受信動作を行わせる機能のことである。
オペレータ(ユーザ)が、液晶タッチパネル51に表示されている画面中のいずれかの機能キーにタッチすることにより、その機能キーの枠内に表示されている機能(モード)が選択され、その白黒表示が反転する。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれば変倍値等)は、その機能キーにタッチすることにより、詳細な機能の設定用操作画面が表示される。
液晶タッチパネル51は、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
このMFP10のコントローラ11は、機能切替キー59によってコピー機能(コピーアプリ)の選択に切り替えられると、コピーモードを設定し、液晶タッチパネル51の表示画面を図6に示すコピー機能設定用の操作画面に切り替える。
このコピー機能設定用の操作画面において、略中央の上部には「コピーできます」「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリアが設けられている。
そして、そのメッセージエリアの外側に、以下に示す各機能(動作指示)キーがそれぞれ設けられている。
さらに、メッセージエリアの右側に、原稿枚数を表示する原稿枚数表示部、セットされた枚数(印刷部数)を表示するセット枚数表示部、コピーした枚数を表示するコピー枚数表示部が設けられており、その下側に、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定(指示)するためのソートキー[ソート]、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するためのスタックキー[スタック]、ソート処理されたコピーを一部ずつ綴じる処理を指定するためのステープルキー[ステープル]等がそれぞれ設けられている。
このMFP10の制御部は、機能切替キー59によってスキャナ機能の選択に切り替えられると、スキャナモードを設定し、液晶タッチパネル51の表示画面を図7に示す操作画面に切り替える。
この操作画面には、略中央の上部には「スキャナ読み取りできます」「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリアが設けられている。
そして、そのメッセージエリアの外側に、各機能(動作指示)キーがそれぞれ設けられているが、それらについては説明を省略する。
図6は、MFP10の主要な機能構成例を示すブロック図である。
このMFP10のコントローラ11は、通信処理部121,アプリ応答時間計測部122,アプリ選択部123,アプリ情報記憶部124,および制御部125としての機能を備えている。これらの機能は、図2のCPU101がROM104内のプログラムに従って動作し、必要に応じて図2のSDRAM103,NVRAM105,HDD106,MAC・I/F111,USB・I/F109,IEEE1394・I/F110を選択的に使用することにより実現できるものである。
アプリ応答時間計測部122は、外部アプリ231又は232へ動作指示を送信してからの時間計測を行なう。
よって、制御部125は、アプリ選択部123,通信処理部121,およびネットワーク1を介して外部アプリ231,232と通信を行うことにより、内部アプリ131,132に加えて、外部アプリ231,232も利用可能になるため、多くの機能を実現することができる。
図7は、外部サーバ20のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この外部サーバ20は、PC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置であり、図4に示すように、CPU201,ASIC202,SDRAM203,ROM204,NVRAM205,HDD206,操作部207,モデム208,USB・I/F209,IEEE1394・I/F210,およびMAC・I/F211等によって構成されている。
操作部207は、MFP10に対する操作命令(コマンド)等の情報(データ)を入力するためのキーボードやマウス等の入力装置と、LCDディスプレイ又はCRTディスプレイ等の表示装置とによって構成されている。なお、表示装置の表面に、例えばタッチパネルを備えることもできる。
図8は、MFP10および外部サーバ20aの主要な機能構成例を示すブロック図である。なお、説明の都合上、外部アプリ231に後述するアプリ通信処理部241等の各部が備えられているように図示している。
アプリ通信処理部241は、ネットワーク1上のMFP10を含む画像処理装置と通信を行ったり、直接接続された画像処理装置と通信を行う通信手段である。なお、MFP10等の画像処理装置を直接接続し、それらと通信を行うこともできる。
装置情報記憶部243は、外部サーバ20aで利用可能な画像処理装置に関する情報を記憶するアプリケーション記憶手段である。それによって、外部サーバ20aで利用可能な画像処理装置を登録できる。この装置情報記憶部243は、図7のSDRAM203,NVRAM205,又はHDD206上に存在し、情報が変わるたびに変更される。
〔第1制御例〕
まず、MFP10等の画像処理装置での動作指示時のその画像処理装置と外部サーバ内のアプリである外部アプリとの間の通信シーケンスの第1例(基本)について、図9を参照して説明する。
図9は、MFP10での動作指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第1例を示す図である。
ここで、図6のアプリ情報記憶部124に記憶されているアプリ場所情報(アプリのIPアドレス)を含むアプリ管理テーブル(アプリ管理情報)について、表1を参照して説明する。
アプリ選択部123は、制御部125から動作指示とアプリ場所情報を受け取ると、そのアプリ場所情報に基づいて先に入力された動作指示の内容を処理可能なアプリ(ここでは外部アプリ231(アプリ−1)とする)を利用するアプリとして選択し(S104)、その選択した外部アプリ231に対して、受け取った動作指示を通信処理部121によって送信させる(S105,S106)と共に、アプリ応答時間計測部122へタイムアウト監視要求を送る(S107)。
MFP10のアプリ選択部123は、外部アプリ231からの実行要求(コマンド)を通信処理部121によって受信すると、その実行要求を制御部125へ送る(S110,S111)。このとき、通信処理部121は、応答報告をアプリ応答時間計測部122へ送る(S112)。
アプリ選択部123は、制御部125から実行結果通知を受けると、それを通信処理部121によって外部アプリ231へ送信させる(S115,S116)。このとき、通信処理部121は、アプリ動作終了通知をアプリ選択部123へ送る(S117)。
制御部125は、アプリ選択部123からの終了通知を操作部107へ送って液晶タッチパネル51上に表示させる(S119)。
なお、MFP10以外の画像処理装置でも、動作指示の入力時に図9によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
図10は、MFP10での動作指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第2例を示す図である。
アプリ応答時間計測部122は、アプリ選択部123からタイムアウト監視要求を受けた時(動作指示の送信時)に時間計測を開始しているので、外部アプリ231から実行要求が送られてこないと、通信処理部121から応答報告を受ける前に計測時間が制限時間に達することになり、不応答(タイムアウト)通知をアプリ選択部123へ送る(S128)。
制御部125は、アプリ選択部123から不応答通知を受け取ると、外部アプリ231(アプリ−1)の不応答通知をアプリ情報記憶部124へ送る(S130)。
アプリ情報記憶部124は、制御部125から外部アプリ231の不応答通知を受け取ると、アプリ管理テーブルから外部アプリ231(アプリ−1)の登録を抹消(解除)し(S131)、利用可能なアプリが存在する場所の情報(アプリ場所情報)を制御部125へ送る(S132)。
アプリ選択部123は、制御部125から動作指示とアプリ場所情報を受け取ると、そのアプリ場所情報に基づいて先に入力された動作指示の内容を処理可能なアプリ(ここでは外部アプリ232(アプリ−2)とする)を利用するアプリとして選択し(S134)、その選択した外部アプリ232に対して、受け取った動作指示を通信処理部121によって送信させる(S135,S136)と共に、アプリ応答時間計測部122へタイムアウト監視要求を送る(S137)。
なお、内部アプリ131(アプリ−3)又は内部アプリ132(アプリ−4)を利用するアプリとして選択し、その選択した内部アプリへ受け取った動作指示を送るなど、外部アプリに対する処理と同様の処理を行うことができる。
また、MFP10以外の画像処理装置でも、動作指示の入力時に図10によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
次に、MFP10等の画像処理装置での電源オン時のその画像処理装置と外部サーバ内のアプリである外部アプリとの間の通信シーケンスの第1例(基本)について、図11を参照して説明する。
図11は、MFP10での電源オン時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第1例を示す図である。
MFP10のアプリ選択部123は、外部アプリ231から起動依頼に対する応答(画面表示用データ)を通信処理部121によって受信すると、その画面表示用データを含む画面表示要求を制御部125へ送る(S158,S159)。このとき、通信処理部121は、応答報告をアプリ応答時間計測部122へ送る(S160)。
制御部125は、アプリ選択部123からの画面表示要求を操作部107に送る(引き渡す)(S161)。
制御部125は、操作部107からの動作指示をアプリ選択部123へ送る(S163)。
アプリ選択部123は、制御部125からの動作指示を外部アプリ231に対して通信処理部121によって送信させる(S164,S165)と共に、アプリ応答時間計測部122へタイムアウト監視要求を送る(S166)。
以後のステップS167〜S177の処理は、図9によって説明したステップS109〜S119の処理と同様なので、説明を省略する。
なお、MFP10以外の画像処理装置でも、電源オン時に図10によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
図12は、MFP10での電源オン時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第2例を示す図である。
よって、アプリ応答時間計測部122は、アプリ選択部123からタイムアウト監視要求を受けた時(起動依頼の送信時)に時間計測を開始しているので、通信処理部121から応答報告を受ける前に計測時間が制限時間に達することになり、不応答(タイムアウト)通知をアプリ選択部123へ送る(S187)。
制御部125は、アプリ選択部123から不応答通知を受け取ると、外部アプリ231(アプリ−1)の不応答通知をアプリ情報記憶部124へ送る(S139)。
アプリ情報記憶部124は、制御部125から外部アプリ231の不応答通知を受け取ると、アプリ管理テーブルから外部アプリ231(アプリ−1)の登録を抹消する。
アプリ選択部123は、不応答通知を制御部125へ送った後、外部アプリ232(アプリ−2)も利用可能であれば、その外部アプリ232に対して、起動依頼を通信処理部121によって送信させる(S190,S191)と共に、アプリ応答時間計測部122へタイムアウト監視要求を送る(S192)。
なお、外部アプリ232を搭載している外部サーバ20bがダウン状態のため、外部アプリ231と通信できず、その外部アプリ232からは応答がなかった場合に、内部アプリ131(アプリ−3)又は内部アプリ132(アプリ−4)を利用するアプリとして選択し、その選択した内部アプリへ起動依頼を送り、それに対する応答(画面表示用データ)を取得することにより、その画像表示用データに基づいて内部アプリ131又は132で実行可能な動作を指示するための各種キーを含む操作画面を液晶ディスプレイ51上に表示するなど、外部アプリに対する処理と同様の処理を行うことができる。
また、MFP10以外の画像処理装置でも、電源オン時に図12によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
(1)MFP10を含む各画像処理装置が、外部アプリと通信することにより、その外部アプリを利用して動作を実行するので、つまり複数の画像処理装置で共通のアプリを使用できるため、その各画像処理装置が低コストで複数の機能を実現できることになる。また、アプリのバージョンアップ作業の軽減化を計ることもできる。さらに、内部アプリもそのまま利用して動作を実行することもできるため、自由度が増す。
次に、MFP10等の画像処理装置での動作指示時のその画像処理装置と外部サーバ内のアプリである外部アプリとの間の通信シーケンスの第3例について、図13を参照して説明する。
図13は、MFP10での動作指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第3例を示す図である。
アプリ応答時間計測部122は、アプリ選択部123からタイムアウト監視要求を受けた時(動作指示の送信時)に時間計測を開始しているので、外部アプリ231から実行要求が送られてこないと、通信処理部121から応答報告を受ける前に計測時間が制限時間に達することになり、タイムアウト通知をアプリ選択部123へ送る(S228)。また、時間計測を停止すると共に計測時間を「0」にリセットする。
図13の例では、2回目の動作指示の送信によっても、実行要求が送られてこないため、再びアプリ応答時間計測部122およびアプリ選択部123が上述と同様の処理であるリトライ処理(3回目の動作指示の送信を含む)を行う(S232〜S235)。
以後のステップS238〜S247の処理は、図9によって説明したステップS110〜S119の処理と同様なので、説明を省略する。
また、MFP10以外の画像処理装置でも、動作指示の入力時に図13によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
また、MFP10を含む各画像処理装置が、外部アプリと通信可能でない場合に、その外部アプリと通信可能になるまで、そのための処理(リトライ処理)を繰り返し行うので、外部アプリが格納されたサーバが何らかの原因でダウンした時でも、その状態から正常状態に復帰した場合に、もとの環境に戻すことができる。
次に、MFP10等の画像処理装置でのアプリ確認指示時のその画像処理装置と外部サーバ内のアプリである外部アプリとの間の通信シーケンスの第1例について、図14を参照して説明する。
図14は、MFP10でのアプリ確認指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第1例を示す図である。
制御部125は、アプリ情報記憶部124からのアプリ確認指示とアプリ場所情報をアプリ選択部123へ送る(S252)。
アプリ選択部123は、制御部125からアプリ確認指示とアプリ場所情報を受け取ると、そのアプリ場所情報に基づいて外部アプリ231を選択し(S253)、その選択した外部アプリ231に対して、受け取ったアプリ確認指示を通信処理部121によって送信させる(S254,S255)と共に、アプリ応答時間計測部122へタイムアウト監視要求を送る(S256)。
MFP10のアプリ選択部123は、外部アプリ231からのアプリ応答通知を通信処理部121によって受信すると、そのアプリ応答通知を制御部125へ送る(S258,S259)。このとき、通信処理部121は、応答報告をアプリ応答時間計測部122へ送る(S260)。
制御部125は、アプリ選択部123からのアプリ応答通知をアプリ情報記憶部124へ送る(S261)。
そのテーブル更新が終了すると、図示は省略するが、アプリ確認指示と外部アプリ232(アプリ−2)の存在場所を示すアプリ場所情報を制御部125へ送る。
以後、ステップS252〜S262と同様の処理を、外部アプリ232(アプリ−2)に対して行う。もし、更に他の外部アプリが存在する場合には、その存在する外部アプリの数だけ繰り返しステップS251〜S262と同様の処理を行う。
この各外部アプリに対する処理は、定期的(所定時間毎)に繰り返し行うようにするとよい。
なお、MFP10以外の画像処理装置でも、図14によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
次に、MFP10等の画像処理装置でのアプリ確認指示時のその画像処理装置と外部サーバ内のアプリである外部アプリとの間の通信シーケンスの第2例について、図15を参照して説明する。
図15は、MFP10でのアプリ確認指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第2例を示す図である。
以後のステップS272〜S282の処理を含む各外部アプリに対する処理は、図14によって説明したステップS252〜S262の処理を含む各外部アプリに対する処理と同様なので、説明を省略する
なお、MFP10以外の画像処理装置でも、図15によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
次に、MFP10等の画像処理装置でのアプリ確認指示時のその画像処理装置と外部サーバ内のアプリである外部アプリとの間の通信シーケンスの第3例について、図16を参照して説明する。
図16は、MFP10でのアプリ確認指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第3例を示す図である。
アプリ応答時間計測部122は、アプリ選択部123からタイムアウト監視要求を受けた時(アプリ確認指示の送信時)に時間計測を開始しているので、外部アプリ231からアプリ応答通知が送られてこないと、通信処理部121から応答報告を受ける前に計測時間が制限時間に達することになり、不応答通知をアプリ選択部123へ送る(S297)。
制御部125は、アプリ選択部123から不応答通知を受け取ると、外部アプリ231(アプリ−1)の不応答通知をアプリ情報記憶部124へ送る(S299)。
アプリ情報記憶部124は、制御部125から外部アプリ231の不応答通知を受け取ると、外部アプリ231が応答不能であることを確認し、アプリ管理テーブルを更新する(S300)。つまり、アプリ管理テーブルから外部アプリ231(アプリ−1)の登録を抹消(解除)する。
以後、ステップS292〜S300と同様の処理(又は図14によって説明したステップS252〜S262と同様の処理)を、外部アプリ232(アプリ−2)に対して行う。もし、更に他の外部アプリが存在する場合には、その存在する外部アプリの数だけ繰り返しステップS291〜S300と同様の処理(又は図14によって説明したステップS252〜S262と同様の処理)を行う。
この各外部アプリに対する処理は、定期的(所定時間毎)に繰り返し行うようにするとよい。あるいは、電源オン時に行うようにしてもよい。
また、第4〜第6制御例では、各外部アプリが画像処理装置からのアプリ確信指示によってアプリ応答通知をその画像処理装置へ送信するようにしたが、その各外部アプリをそれぞれ搭載しているサーバがダウン状態から正常状態に復帰した時に、その外部アプリがアプリ応答通知に相当する通知を画像処理装置へ送信するようにしてもよい。
また、MFP10を含む各画像処理装置が、外部アプリと通信可能でない場合に、その外部アプリの登録を解除し、その後その外部アプリと再び通信可能になった場合に、その外部アプリからの通知によってその外部アプリを再登録するので、外部アプリと通信可能になるまでリトライ処理を繰り返し行う必要がなくなり、外部アプリが格納されたサーバが何らかの原因でダウンした時でも、その状態から正常状態に復帰した場合に、ネットワークへの負担を抑えつつ、もとの環境に戻すことができる。
また、例えば図18に示すように、MFP10が、コントローラ11にアプリ情報記憶部を搭載せず、ネットワーク1上にアプリ管理サーバ30を接続して、そこにアプリ情報記憶部124を搭載し、アプリ管理サーバ30と通信することにより、アプリ情報記憶部124へアクセスして、内部アプリや外部アプリに関する情報の書き込み又は読み込み(取得)を行うようにすることもできる。これについては、緒って詳細に説明する。勿論、他の画像処理装置も同様である。
さらに、MFP10が、USB・I/F109やIEEE1394・I/F110等の他のインタフェースにより外部アプリ231又は232と通信可能に接続してその外部アプリを利用することもできる。勿論、他の画像処理装置も同様である。
次に、この発明による電子装置システムの第2実施例である画像形成システムについて説明する。なお、その画像形成システムを構成するMFPを含む画像処理装置と外部サーバとの接続関係,それらのハードウェア構成,操作部上の操作画面は、図1〜図8によって説明したものと同様なので、それらの図示および説明は省略する。また、アプリ管理サーバのハードウェア構成は、外部サーバから操作部,USB・I/F,およびIEEE1394・I/Fを削除したものと同様なので、その図示および説明も省略する。
図18はMFP10およびアプリ管理サーバ30の主要な機能構成例を示すブロック図であり、図6と対応する部分には同一符号を付している。
アプリ管理サーバ30において、アプリ情報記憶部124は利用可能なアプリがMFP10を含むネットワーク1上の各画像処理装置および外部サーバ上のどこに存在しているか、および現在有効になっているアプリがどれか、各アプリが実行可能な動作(処理)の内容など、アプリを管理するための各種情報をアプリ管理テーブルとして記憶する。それによって、MFP10を含む画像処理装置で利用可能なアプリを登録できる。このアプリ情報記憶部124が、アプリケーション管理手段としての機能を果たす。また、図示しない制御部および通信処理部が、アプリケーション応答手段としての機能を果たす。
〔第7制御例〕
まず、MFPでの電源オン時と動作指示時のそのMFPと外部サーバ内のアプリである外部アプリとアプリ管理サーバとの間の通信シーケンスの第1例(基本)について、図19を参照して説明する。
図19は、MFP10での電源オン時と動作指示時のそのMFP10と外部アプリとアプリ管理サーバ30との間の通信シーケンスの第1例を示す図である。
アプリ管理サーバ30は、MFP10から利用可能アプリ検索要求を受信すると、アプリ情報記憶部124のアプリ管理テーブルから利用可能なアプリの種類とそのアプリが存在するアプリ場所情報(IPアドレス)を読み込み(S503)、それを受信した利用可能アプリ検索要求に対する応答(検索結果応答)としてMFP10へ送信する(S504)。
アプリ管理テーブルは、表2に示すように、アプリ(外部アプリ231,232,内部アプリ131,132)毎にアプリ名,アプリが存在するIPアドレス(アプリ場所情報),アプリの種類の情報を記憶している。なお、アプリ−1(コピーアプリ)は外部アプリ231を、アプリ−2(プリンタアプリ)は外部アプリ232を、アプリ−3(スキャナアプリ)は内部アプリ131を、アプリ−4(コピーアプリ)は内部アプリ132をそれぞれ示しているものとする。
表4は、どのMFPがどのアプリを使用できるかを表したテーブルである。
表5は、MFP−アプリ関連付けテーブルであり、各MFPが現時点で使用しているアプリのIPアドレスを示している。
(a)正規の契約を結んだMFPに対してアプリを対応付ける。
(b)負荷を分散するため、使用していないアプリを優先的に割り当てる。
(c)MFPに対して最もパフォーマンスが良いアプリを優先的に割り当てる。
(d)MFPの種類(例えば高速機,低速機)に応じて、アプリを割り当てる(高速動作アプリ,低速動作アプリをスペックに応じて切り替える)。
(e)MFPの搭載メモリに応じて、アプリを割り当てる。
その後、操作部107から動作指示が入力される(S506)と、上記テーブルの内容(表5参照)に基づいてその動作指示の内容を処理可能なアプリ(ここでは外部アプリ231(アプリ−1)とする)を利用するアプリとして選択し、その選択した外部アプリ231に対して、受け取った動作指示を通信処理部121によって送信させる(S507,S508)。
なお、MFP10以外のMFP(画像処理装置)でも、電源オン時と動作指示の入力時に図19によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
図20は、MFP10での電源オン時と動作指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第2例を示す図である。
MFP10の各部およびアプリ管理サーバ30は、MFP10の電源オン時にステップS531〜S535の処理(図19によって説明したステップS501〜S505の処理と同じ)行う。
なお、内部アプリ131(アプリ−3)又は内部アプリ132(アプリ−4)を利用するアプリとして選択し、その選択した内部アプリへ受け取った動作指示を送るなど、外部アプリに対する処理と同様の処理を行うことができる。
また、MFP10以外のMFPでも、電源オン時と動作指示の入力時に図20によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
次に、MFPでの電源オン時と動作指示時のそのMFPと外部サーバ内のアプリである外部アプリとの間の通信シーケンスの第3例(外部サーバがダウンした場合)について、図21を参照して説明する。
図21は、MFP10での電源オン時と動作指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第3例を示す図である。
アプリ管理サーバ30は、MFP10から利用可能アプリ検索要求を受信すると、アプリ情報記憶部124のアプリ管理テーブルから利用可能なアプリのうちの1つのアプリ(ここでは外部アプリ231(アプリ−1)とする)の種類とそのアプリが存在するアプリ場所情報(IPアドレス)を読み込み(S563)、それを受信した利用可能アプリ検索要求に対する応答(検索結果応答)としてMFP10へ送信する(S564)。
一方、アプリ管理サーバ30は、アプリが搭載されているネットワーク1上のMFPおよび外部サーバを定期的に巡回してアプリが使用可能か否かを確認するが、外部アプリ231を搭載している外部サーバ20aが何らかの原因でダウン状態のため、外部アプリ231を巡回した時(S566)、外部アプリ231と通信できず、外部サーバ20aからエラーを受信した場合あるいは制限時間内に応答を受信できなかった場合に、アプリ情報記憶部124内のアプリ管理テーブルを更新する。つまり、アプリ管理テーブルから外部アプリ231(アプリ−1)の登録を抹消する。そして、外部アプリ231(アプリ−1)の使用不可能通知をMFP10を含む各MFPへ送信する(S567)。
アプリ管理サーバ30は、MFP10から利用可能アプリ検索要求を受信すると、アプリ情報記憶部124のアプリ管理テーブルから利用可能なアプリのうちの1つのアプリ(ここでは外部アプリ232(アプリ−2)とする)の種類とそのアプリが存在するアプリ場所情報(IPアドレス)を読み込み(S571)、それを受信した利用可能アプリ検索要求に対する応答(検索結果応答)としてMFP10へ送信する(S572)。
以後、アプリ管理サーバ30からいずれかのアプリの使用不可能通知を受信する度に、上述と同様の処理を行う。
なお、内部アプリ131(アプリ−3)又は内部アプリ132(アプリ−4)を利用するアプリとして選択し、その選択した内部アプリへ受け取った動作指示を送るなど、外部アプリに対する処理と同様の処理を行うこともできる。
また、MFP10以外のMFPでも、電源オン時と動作指示の入力時に図21によって説明した処理と同様の処理を行うことができる。
また、アプリ管理サーバ30が、ネットワーク上のいずれかの外部アプリを搭載した外部サーバと通信可能でない場合に、その外部アプリの登録を解除し、その後その外部アプリと再び通信可能になった場合に、その外部アプリからの通知によってその外部アプリを再登録するので、ネットワーク上の全てのアプリを一括管理できる。そのため、ネットワークの障害に対応しやすくなる。また、回避策も1箇所に集中することができる。
次に、MFPでのMFP登録指示時のそのMFPと外部サーバ内のアプリである外部アプリとの間の通信シーケンスの第1例について、図22を参照して説明する。
図22は、MFP10でのMFP登録指示時のそのMFP10と外部アプリとの間の通信シーケンスの第1例を示す図である。
アプリ管理サーバ30は、MFP10からのMFP登録指示を受信すると、MFP10が利用すべきアプリを指示すべく、アプリ情報記憶部124のアプリ管理テーブルからMFP10が利用すべきアプリ(ここでは外部アプリ231(アプリ−1)とする)の種類とそのアプリが存在するアプリ場所情報(IPアドレス)を読み込み(S593)、それを受信したMFP登録指示に対する応答(利用アプリ指示)としてMFP10へ送信する(S594)。
その後、操作部107から動作指示が入力されると、図示は省略するが、先に記憶した内容に基づいてアプリ管理サーバ30によって指示されたアプリである外部アプリ231(アプリ−1)を利用するアプリとして選択し、その選択した外部アプリ231に対して、受け取った動作指示を通信処理部121によって送信させる。
また、アプリ管理サーバ30は、図20によって説明したステップS536,S537の処理と同様の処理を行う。
なお、内部アプリ131(アプリ−3)又は内部アプリ132(アプリ−4)を利用するアプリとして選択し、その選択した内部アプリへ受け取った動作指示を送るなど、外部アプリに対する処理と同様の処理を行うこともできる。
また、MFP10以外のMFPでも、MFP登録指示の入力時に図22によって説明した処理と同様の処理を、動作指示の入力時に図19のステップS509〜S518の処理と同様の処理を行うことができる。
また、MFP10を含む各MFPが、MFP登録指示をアプリ管理サーバ30へ送信し、そのMFP登録指示を受信したアプリ管理サーバ30が、そのMFP登録指示に対する応答(利用アプリ指示)をアプリ管理情報記憶部124内のアプリ管理テーブルの内容に基づいて対応するMFP10へ送信し、利用アプリ指示を受信したMFPが、その利用アプリ指示の内容(利用すべきアプリ)を記憶するので、外部アプリと通信可能でない場合に、操作部107からMFP登録指示を入力することにより、利用すべきアプリを他のアプリに切り替えることができるので、第7〜第8制御例と同様の効果を得ることもできる。
また、この発明によるプログラムは、MFP等の画像処理装置のコンピュータ(CPU)に、この発明によるアプリケーション管理手段,制御手段(アプリケーション切替手段を含む)としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
30:アプリ管理サーバ 101,201:CPU 102,202:ASIC
103,203:SDRAM 104,204:ROM
105,205:NVRAM 106,206:HDD 107,207:操作部
109,209:USB・I/F 110,210:IEEE1394・I/F
111,211:MAC・I/F 131,132:内部アプリ
121:通信処理部 122:アプリ応答時間計測部 123:アプリ選択部
124:アプリ情報記憶部 125:制御部 131,132:内部アプリ
231,232:外部アプリ
Claims (25)
- アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置であって、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、
該手段の管理情報に基づいて、外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行する制御手段と
を設け、
該制御手段は、前記外部装置と通信可能でない場合に、前記管理情報に基づいて、利用すべきアプリケーションを他のアプリケーションに切り替えるアプリケーション切替手段を有することを特徴とする電子装置。 - 請求項1記載の電子装置において、
前記アプリケーション切替手段は、利用すべきアプリケーションを他の外部装置内のアプリケーションに切り替えることを特徴とする電子装置。 - 請求項1記載の電子装置において、
前記アプリケーション切替手段は、利用すべきアプリケーションを当該電子装置内のアプリケーションに切り替えることを特徴とする電子装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子装置において、
前記アプリケーション切替手段は、前記外部装置と通信でない場合に、時間計測を行ない、該計測時間が該外部装置と通信できないまま所定時間に達した場合に、他のアプリケーションに切り替えることを特徴とする電子装置。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置であって、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、
該手段の管理情報に基づいて、外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行する制御手段と
を設け、
該制御手段は、前記外部装置と通信可能でない場合に、該外部装置と通信可能になるまで、そのための処理を繰り返し行うことを特徴とする電子装置。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置であって、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、
該手段の管理情報に基づいて、外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行する制御手段と
を設け、
前記アプリケーション管理手段は、前記外部装置と通信可能でない場合に、該外部装置内のアプリケーションの登録を解除する手段を有することを特徴とする電子装置。 - 請求項1記載の電子装置と外部装置とを通信回線を介して通信可能に接続する電子装置システムにおいて、
前記外部装置に、
アプリケーション記憶手段と、前記電子装置から動作指示を受信した場合に、前記アプリケーション記憶手段に記憶されているアプリケーションによって該動作指示の内容を処理し、対応する動作の実行要求を前記動作指示に対する応答として前記電子装置へ送信する制御手段とを設け、
前記電子装置の制御手段は、動作指示が入力された場合に、該動作指示を前記外部装置へ送信し、該動作指示に対する応答として前記動作の実行要求を受信した場合に、該実行要求に従って動作を実行することを特徴とする電子装置システム。 - 請求項1記載の電子装置と複数の外部装置とを通信回線を介して通信可能に接続する電子装置システムにおいて、
前記複数の外部装置のうち、少なくとも1台の外部装置をアプリケーション搭載用サーバ、他の1台の外部装置をアプリケーション管理用サーバとし、
前記アプリケーション搭載用サーバに、
アプリケーション記憶手段と、前記電子装置から動作指示を受信した場合に、前記アプリケーション記憶手段に記憶されているアプリケーションによって該動作指示の内容を処理し、対応する動作の実行要求を前記動作指示に対する応答として前記電子装置へ送信する制御手段とを設け、
前記アプリケーション管理用サーバに、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、前記電子装置から利用可能なアプリケーションの検索要求を受けた場合に、該検索要求に対する応答を前記アプリケーション管理手段の管理情報に基づいて前記電子装置へ送信するアプリケーション応答手段とを設け、
前記電子装置に、
利用可能なアプリケーションの検索要求を前記アプリケーション管理用サーバへ送信する利用可能アプリケーション検索要求送信手段と、
該手段による送信に対する応答を受信した場合に、その応答の内容を記憶する応答内容記憶手段とを設け、
前記電子装置のアプリケーション切替手段は、前記アプリケーション搭載用サーバと通信可能でない場合に、前記応答内容記憶手段内の記憶内容に基づいて、利用すべきアプリケーションを他のアプリケーションに切り替える手段であり、
前記電子装置の制御手段は、動作指示が入力された場合に、該動作指示を前記外部装置へ送信し、該動作指示に対する応答として前記動作の実行要求を受信した場合に、該実行要求に従って動作を実行する手段を有することを特徴とする電子装置システム。 - 請求項8記載の電子装置システムにおいて、
前記アプリケーション管理用サーバのアプリケーション管理手段は、複数台のアプリケーション搭載用サーバ内のアプリケーションを管理する手段であり、
前記電子装置のアプリケーション切替手段は、利用すべきアプリケーションを他のアプリケーション搭載用サーバ内のアプリケーションに切り替えることを特徴とする電子装置システム。 - 請求項8記載の電子装置システムにおいて、
前記アプリケーション管理用サーバのアプリケーション管理手段は、前記電子装置内のアプリケーションおよび前記アプリケーション搭載用サーバ内のアプリケーションを管理する手段であり、
前記電子装置のアプリケーション切替手段は、利用すべきアプリケーションを前記電子装置内のアプリケーションに切り替えることを特徴とする電子装置システム。 - 請求項8乃至10のいずれか一項に記載の電子装置システムにおいて、
前記電子装置のアプリケーション切替手段は、前記外部装置と通信可能でない場合に、時間計測を行ない、該計測時間が該外部装置と通信できないまま所定時間に達した場合に、他のアプリケーションに切り替えることを特徴とする電子装置システム。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置と複数の外部装置とを通信回線を介して通信可能に接続する電子装置システムにおいて、
前記複数の外部装置のうち、少なくとも1台の外部装置をアプリケーション搭載用サーバ、他の1台の外部装置をアプリケーション管理用サーバとし、
前記アプリケーション搭載用サーバに、
アプリケーション記憶手段と、前記電子装置から動作指示を受信した場合に、前記アプリケーション記憶手段に記憶されているアプリケーションによって該動作指示の内容を処理し、対応する動作の実行要求を前記動作指示に対する応答として前記電子装置へ送信する制御手段とを設け、
前記アプリケーション管理用サーバに、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、前記電子装置から利用可能なアプリケーションの検索要求を受けた場合に、該検索要求に対する応答を前記アプリケーション管理手段の管理情報に基づいて前記電子装置へ送信するアプリケーション応答手段とを設け、
前記電子装置に、
前記アプリケーション搭載用サーバと通信可能でない場合に、該アプリケーション搭載用サーバと通信可能になるまで、そのための処理を繰り返し行う手段を設け、
前記電子装置の制御手段は、動作指示が入力された場合に、該動作指示を前記アプリケーション搭載用サーバへ送信し、該動作指示に対する応答として前記動作の実行要求を受信した場合に、該実行要求に従って動作を実行する手段を有することを特徴とする電子装置システム。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置と複数の外部装置とを通信回線を介して通信可能に接続する電子装置システムにおいて、
前記複数の外部装置のうち、少なくとも1台の外部装置をアプリケーション搭載用サーバ、他の1台の外部装置をアプリケーション管理用サーバとし、
前記アプリケーション搭載用サーバに、
アプリケーション記憶手段と、前記電子装置から動作指示を受信した場合に、前記アプリケーション記憶手段に記憶されているアプリケーションによって該動作指示の内容を処理し、対応する動作の実行要求を前記動作指示に対する応答として前記電子装置へ送信する制御手段とを設け、
前記アプリケーション管理用サーバに、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、前記電子装置から利用可能なアプリケーションの検索要求を受けた場合に、該検索要求に対する応答を前記アプリケーション管理手段の管理情報に基づいて前記電子装置へ送信するアプリケーション応答手段とを設け、
前記電子装置のアプリケーション管理手段は、前記アプリケーション搭載用サーバと通信可能でない場合に、該外部装置内のアプリケーションの登録を解除する手段を有し、
前記電子装置の制御手段は、動作指示が入力された場合に、該動作指示を前記アプリケーション搭載用サーバへ送信し、該動作指示に対する応答として前記動作の実行要求を受信した場合に、該実行要求に従って動作を実行する手段を有することを特徴とする電子装置システム。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置における制御方法であって、
外部装置と通信可能な場合には、該外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行し、
外部装置と通信可能でない場合には、利用すべきアプリケーションを当該電子装置内のアプリケーションに切り替え、そのアプリケーションを利用して動作を実行することを特徴とする制御方法。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置における制御方法であって、
外部装置と通信可能な場合には、該外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行し、
外部装置と通信可能でない場合には、利用すべきアプリケーションを他の外部装置内のアプリケーションに切り替え、該他の外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行することを特徴とする制御方法。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置における制御方法であって、
外部装置と通信可能な場合には、該外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行し、
外部装置と通信でない場合には、時間計測を行ない、該計測時間が該外部装置と通信できないまま所定時間に達した場合に、利用すべきアプリケーションを当該電子装置内のアプリケーションに切り替え、そのアプリケーションを利用して動作を実行することを特徴とする制御方法。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置における制御方法であって、
外部装置と通信可能な場合には、該外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行し、
外部装置と通信可能でない場合には、時間計測を行ない、該計測時間が該外部装置と通信できないまま所定時間に達した場合に、利用すべきアプリケーションを他の外部装置内のアプリケーションに切り替え、該他の外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行することを特徴とする制御方法。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置における制御方法であって、
外部装置と通信可能な場合には、該外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行し、
外部装置と通信可能でない場合には、該外部装置と通信可能になるまで、そのための処理を繰り返し行い、外部装置と通信可能になった場合に、該外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行することを特徴とする制御方法。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置のコンピュータに、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理機能と、
該機能の管理情報に基づいて、外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行する制御機能と
を実現させためのプログラムであり、
該制御機能は、前記外部装置と通信可能でない場合に、前記管理情報に基づいて、利用すべきアプリケーションを他のアプリケーションに切り替えるアプリケーション切替機能を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項19記載のプログラムにおいて、
前記アプリケーション切替機能は、利用すべきアプリケーションを他の外部装置内のアプリケーションに切り替えることを特徴とするプログラム。 - 請求項19記載のプログラムにおいて、
前記アプリケーション切替機能は、利用すべきアプリケーションを当該電子装置内のアプリケーションに切り替えることを特徴とするプログラム。 - 請求項19乃至21のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記アプリケーション切替機能は、前記外部装置と通信でない場合に、時間計測を行ない、該計測時間が該外部装置と通信できないまま所定時間に達した場合に、他のアプリケーションに切り替えることを特徴とするプログラム。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置のコンピュータに、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理機能と、
該手段の管理情報に基づいて、外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行する制御機能と
を実現させためのプログラムであり、
該制御機能は、前記外部装置と通信可能でない場合に、該外部装置と通信可能になるまで、そのための処理を繰り返し行うことを特徴とする電子装置。 - アプリケーションを利用して動作を実行する電子装置のコンピュータに、
アプリケーションを管理するアプリケーション管理機能と、
該手段の管理情報に基づいて、外部装置と通信することにより、該外部装置内のアプリケーションを利用して動作を実行する制御機能と
を実現させためのプログラムであり、
前記アプリケーション管理機能は、前記外部装置と通信可能でない場合に、該外部装置内のアプリケーションの登録を解除する機能を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項19乃至24のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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