JP2006085110A - 非磁性一成分現像用トナー、画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents

非磁性一成分現像用トナー、画像形成装置、画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー補給の際、初期トナーと補給トナーとを区別する必要のない経時帯電安定性、薄層形成性に優れた静電潜像現像用非磁性一成分トナーを提供し、またトナー補給時の地肌汚れや、印字濃度変動を引き起こすことがない画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有し、トナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着してなり、次式(M/M)×100(%)(但しMは、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し一定条件下で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、Mは、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)で表される無機微粒子付着率が、30〜80%であることを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナーである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真等の画像形成装置及び方法に関し、特に経時での地肌汚れを低減できることを特徴とする非磁性一成分トナー、及びこれを使用する画像形成装置及び方法に関する。
従来、一成分現像剤を使用する電子写真現像方法として、現像剤担持体上にトナー層を形成し、静電潜像保持体と接触させて現像を行う接触現像法と、トナー層を静電潜像保持体に直接接触させず静電潜像により静電潜像保持体にトナーを飛翔させるジャンピング現像法及びプロジェクション現像法等の非接触現像法とがある。
現像剤担持体上にトナー薄層を形成する現像装置においては、トナーに均一な帯電を持たせるために、現像剤担持体表面のトナーの層厚は極力薄く、かつ均一にする必要があり、薄層規制のストレスや、現像装置内での撹拌等の様々なストレスを受ける間に、外添剤のトナー母体への埋没が起こり、初期と経時とではトナーの帯電量が異なってくる。さらに、静電潜像保持体上に現像されるトナーにおいて粒径選択が起こり、現像ホッパーに供給したトナーに比べ静電潜像保持体上に現像するトナーの粒子径が大幅に小さくなる。さらに現像を繰り返すにつれて、より小粒径のトナーから消費されていくため、次第にホッパー内及び現像剤保持体上に保持されるトナーの粒径が増大してきて初期と経時とでは、トナーの粒径が異なってくる。それに伴って帯電性も変化して、連続複写後に、画像上に地肌汚れ、ボソツキ等が発生する様になり、特にカラートナーの場合には色調の変動が起こりやすい。
トナー補給を行うタイプの現像装置の場合、トナーエンド時の残トナー帯電量と補給トナーとの帯電量の違いにより、残トナーが逆帯電性を帯び、画像上に地肌汚れとして発生してしまう。これに対し、トナー補給を行わず、トナーエンド毎にトナーカートリッジを交換してしまう無補給タイプの現像装置では上記の問題はないが、このようなトナーエンド毎にカートリッジを交換するタイプの現像装置は、感光体、現像ローラ等の高価な部品を捨ててしまうことになり、地球環境保全の立場からは好ましくない。
このような従来の問題に対して、いくつかの方法が提案されている。例えば、特許文献1では、初期トナーと補給トナーの添加剤の種類を変更し、初期トナーと補給トナーのそれぞれの帯電量を異なるように設定し、使用時での現像剤中トナーの帯電量差を少なくし、画像安定性を保つ方法が提案されている。しかし、該現像剤は二成分現像剤用では効果があるが、一成分トナーとして使用した場合には、粒径選択によって粒径が大きくなり、トナーエンド時の残トナーの帯電量は低下する。そしてこの残トナーの帯電量に合わせる様に初期より帯電量を低く設定した補給トナーを補給した場合、次のトナー補給の際には更に帯電量を低く設定した補給トナーを補給しなければならない。従って、添加剤の種類および添加量などを変更し続けなければならないことになるが、補給毎にトナー帯電量を低くすることは困難である。
また、特許文献2では、初期トナーと補給トナーの添加剤含有量を変更し、放置低下後の初期トナーと補給トナーとの帯電量の差を少なくし、画像安定性を保つ方法が提案されている。これは初期トナーの帯電低下を予想し、補給トナーの帯電量を低く設定して帯電量の差を少なくするものである。しかし、この方法も、二成分現像剤用では効果が得られるが一成分トナーとして使用する場合には、粒径選択によって経時的にトナーの粒径が大きくなり、トナーエンド時の残トナーの帯電量は低下する。この残トナーに帯電量の低い補給トナーを補給すれば、次のトナーエンド時にはさらに帯電量が低くなり、次のトナー補給の際には帯電量をさらに低く設定した補給トナーを補給しなければならず、添加剤量を変更し続けなければならない。しかしながら、補給毎にトナー帯電量を低くすることは困難である。
また、特許文献3では、初期トナーと補給トナーの添加剤の表面処理剤を変更し、初期トナーのトナーエンド時に、逆極性の外添剤を含有する低帯電量の補給トナーを補給することによって帯電量の差を少なくし、画像安定性を保つ方法が提案されている。しかし、該現像剤は二成分現像剤用では効果をえられるが、一成分トナーとして使用する場合には、初期トナーは現像選択により粒径が大きくなり、トナーエンド時の残トナーの帯電量は低下する。この残トナーに逆極性の添加剤を有する補給トナーを補給すれば、残トナーが逆帯電性になることは防止でき、画像上の地肌汚れは発生しない。しかし、次のトナーエンド時にはさらに帯電量が低くなり、より逆極性の強い外添剤を含有する補給トナーを補給しなければならなく、補給毎にトナー外添剤を変更することは困難である。
また、特許文献4では添加剤として二種類以上の粒径の異なる疎水性シリカ粒子と特定の方法で表面処理された酸化チタン粒子を、さらに樹脂帯電制御剤を用いて、初期トナーとトナーエンド時の残トナーとの帯電量差を無くし画像安定性を保つ方法を提案している。しかし該現像剤は、ある一定期間は地肌汚れの無い画像安定性を保持できるが、複写頻度の少ない環境下、すなわちトナーへのストレスが長期に渡って加わる使用環境下では、前出の公報と同じように初期トナーとトナーエンド時の残トナーとの帯電量差が生じ地肌汚れを発生する。
また、特許文献5及び特許文献6では、トナー母体と添加剤との付着力を規定することでトナーの流動性や帯電性を低下させることなく画像安定性を保つ方法を提案している。しかしこれらはいずれも二成分現像剤では効果を得られるが、現像選択による粒径変動が生じる一成分トナーでの課題を解決するようなものではない。
特公平7−89240公報 特許第2527473号公報 特許第2528511号公報 特開2002−287409号公報 特開2000−122336号公報 特開2000−267333号公報
本発明は、上記のような従来技術の実情に鑑みてなされたものである。即ち、本発明の第一の目的は、トナー補給する現像装置において、初期トナーと補給トナーとを区別する必要のない、経時帯電安定性、薄層形成性に優れた静電潜像現像用非磁性一成分トナーを提供することである。また、本発明の第二の目的は、トナー補給時の地肌汚れや、印字濃度変動を引き起こすことがない画像形成装置及び画像形成方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の事を特徴とする。
1.本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有する非磁性一成分現像用フルカラートナーであって、トナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着してなる非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、 前記非磁性一成分現像用フルカラートナーは、次式(M/M)×100(%)(但し、Mは、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、Mは、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)で表される無機微粒子付着率が、30〜80%であることを特徴とする。
2.また、本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、1.に記載の発明において、前記無機微粒子が、シリコンオイル及びヘキサメチルジシラザンの中から選ばれる少なくとも1種の物質で疎水化処理されてなるシリカ微粒子を含むことを特徴とする。
3.また、本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、1.又は2.に記載の発明において、前記無機微粒子は、アルミニウムまたはAl被膜を有しさらに有機処理剤で表面処理された酸化チタン微粒子を含み、前記非磁性一成分現像用フルカラートナーは、次式(M/M)×100(%)(但し、Mは、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している酸化チタン微粒子量、Mは、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している酸化チタン微粒子量)で表される酸化チタン微粒子付着率が、30〜80%であることを特徴とする。
4.また、本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、2.ないし3.に記載の発明において、前記シリカ微粒子の添加量が、トナー母体100重量部に対して、2.0〜4.0重量部であることを特徴とする。
5.また、本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、1.ないし4.に記載の発明において、帯電制御剤を含み、前記帯電制御剤が、サリチル酸金属塩であることを特徴とする。
6.また、本発明の画像形成装置は、静電潜像を保持する静電潜像保持体と、非磁性一成分トナーを担持する現像剤担持体とを対向させて備える画像形成装置であって、前記静電潜像保持体上の静電潜像を現像する非磁性一成分トナーを、定量的に補給する機構を有することを特徴とする。
7.また、本発明の画像形成装置は、6.に記載の発明において、1.ないし5.のいずれかに記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーを用いることを特徴とする。
8.また、本発明の画像形成方法は、静電潜像を保持する静電潜像保持体と、非磁性一成分トナーを担持する現像剤担持体とを対向させ、前記現像剤担持体上の非磁性一成分トナーを、前記静電潜像保持体の静電潜像に与える画像形成方法であって、前記静電潜像保持体の静電潜像に与えられるトナー粒径が、前記現像剤担持体上のトナー粒径より小さい ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、トナーの流動性、帯電性、現像性、感材上かぶり、機内汚染性を同時に且つ長期に満足でき、特に初期および経時での帯電安定性の不具合を改善し、長期にわたり良好な画像を得ることができる画像形成方法および画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明者等は、非磁性一成分現像プロセスの粒径変動および帯電変動に着目し、鋭意研究を重ねた結果、静電潜像を保持する静電潜像保持体と、非磁性一成分トナーを担持する現像剤担持体とを対向させ、前記現像剤担持体の前記非磁性一成分トナーを前記静電潜像保持体の前記静電潜像に与え、前記現像剤担持体上トナーより粒径の小さいトナーを現像する画像形成方法において、前記現像剤担持体に供給するトナーとして、少なくとも結着樹脂と着色剤を含有するトナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着し、次式(M/M)×100(%)(但し、Mは、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、Mは、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)で表される無機微粒子付着率が、30〜80%を満たすトナーを使用して、このトナーを定量的に補給することにより粒径変動および帯電変動の改善が著しいことを見出して本発明を完成するに至った。
ここで、無機微粒子付着率が30〜80%を満たすトナーは、以下の方法により得ることができる。
(1)無機微粒子の添加量を制御する:シリカ微粒子の添加量をトナー母体100重量部に対して2.0〜4.0重量部とする。シリカ微粒子の一次粒子径が50nm以下であればトナーに対する被覆率が高くなるため、トナー母体表面に接触しないシリカ微粒子が増加し付着率が小さくなる。なお、シリカ微粒子をトナー母体表面に付着させるための混合機、条件等の混合方法は特に規定されることはなく公知の方法を用いることができる。
(2)混合条件を制御する:シリカ微粒子の一次粒子径が30nm以下の場合は弱い攪拌条件、100nm以上の場合は強い攪拌条件で混合する。ここで、弱い攪拌条件、強い攪拌条件とはヘンシェルミキサー(三井三池社製 容積20L)を用い800rpmで300sec(弱い攪拌条件)、3000rpmで180sec(強い攪拌条件)である。
(3)トナー母体を制御:樹脂Tgを55℃以上とする。また、サリチル酸金属塩をトナー粒子に対して2.0重量部以上含有させる。樹脂Tgを55℃以上とすることで混合処理熱によるシリカ微粒子の強固な付着、埋没割合が少なくなり付着率が小さくなる。
(トナー母体粒子)
本発明に係る電子写真用非磁性一成分現像用トナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤を含有するトナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着して構成されている。トナー母体粒子は、詳しくは後述する結着樹脂と着色剤を含んでいればよく、さらに適宜、帯電制御剤、ワックス等が配合されてもよい。この場合、上記トナー母体粒子の体積平均粒径は6〜12μmであることが好ましく、さらに好ましくは6.5〜9.0μmである。6μm未満だと、流動性が低下して画像品質の低下を招くとともに、トナー同士が二次凝集してブロッキングを生じ、融着し易くなったり、保存性が低下するためである。また12μmより大きいと、トナーを保持する現像剤担持体上に到達するまでに十分な帯電量を得ることができず地肌汚れが発生する可能性があるからである。なお、トナー母体粒子の体積平均粒径はコールターカウンターマルチサイザー(コールター社製)により測定を行い、100μmアパーチャーを用い、50,000個の粒子の粒径の平均値とする。
(結着樹脂)
本発明で用いる結着樹脂としては、フルカラートナー用結着樹脂として発色性、画像強度の点から好適なポリエステル樹脂が用いられる。カラー画像は、数種のトナー層が幾重にも重ねられるため、トナー層が厚くなってしまい、トナー層の強度不足による画像の亀裂や欠陥が生じたり、適度な光沢が失われたりする。このことから適度な光沢や優れた強度を保持させるためポリエステル樹脂が用いられる。ポリエステル樹脂は、一般に多価アルコールと多価カルボン酸とのエステル化反応により得ることができる。
本発明におけるポリエステル樹脂を構成しているモノマーのうちアルコールモノマーとしては、3価以上の多官能モノマーも含めて、たとえばエチレングリコール、ジエチレングリコールトリエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタジエンオール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブテンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等のジオール類、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン化ビスフェノールA、等のビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物、その他の二価のアルコール、またはソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタントリオール、グリセロール、ジグリセロール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、その他の3価以上の多価アルコールが挙げることができる。
これらのモノマーのうち特に、ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物を主成分モノマーとして用いたものが好適に用いられる。ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物を構成モノマーとして用いた場合、ビスフェノールA骨格の性質上、比較的高めのガラス転移点のポリエステルが得られ、耐コピーブロッキング性、耐熱保存性が良好となる。また、ビスフェノールA骨格両側のアルキル基の存在が、ポリマー中でソフトセグメントとして働き、トナー定着時の発色性、画像強度が良好となる。特にビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物のうち、エチレン基、プロピレン基のものが好適に用いられる。
本発明におけるポリエステル樹脂を構成しているモノマーのうち酸モノマーとしては、3価以上の多官能モノマーも含めて、たとえばマレイン酸、フマール酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸、マロン酸、またはn−ドデセニルコハク酸、n−ドデシルコハク酸等のアルケニルコハク酸類もしくはアルキルコハク酸類、これらの酸の無水物、アルキルエステル、その他の二価のカルボン酸、そして、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチル−メチレンカルボキシプロパン、テトラ(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸、エンポール三量体酸、及びこれらの無水物、アルキルエステル、アルケニルエステル、アリールエステル、その他の3価以上のカルボン酸を挙げることができる。
ここで述べているアルキル基、アルケニル基またはアリールエステルの具体例としては、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリメチル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリエチル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸イソブチル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−オクチル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリ2−エチルヘキシル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリベンジル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリス(4−イソプロピルベンジル)等が挙げられる。
ポリエステル樹脂の帯電性と酸価との関係はほぼ比例関係にあり、酸価が高くなれば、樹脂の負帯電性も大きくなることが知られており、同時に帯電の環境安定性にも影響する。すなわち酸価が高いと、低温低湿下では帯電量が高くなり、高温高湿下では帯電量が低くなり、地汚れや画像濃度、色再現性の変化が大きくなり、高画像品質の維持が難しい。従って、ポリエステル樹脂の酸価は20KOHmg/g以下が好ましくさらに、5KOHmg/g以下が好適である。
(着色剤)
本発明で用いる着色剤としては、カーボンブラック、アニリンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デユポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグメント・イエロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3等の染料・顔料が代表的なものとして挙げられる。
(帯電制御剤)
本発明のトナー粒子には、結着樹脂と着色剤の他に、必要に応じて、帯電制御剤やオフセット防止のためのワックスを添加することができる。帯電制御剤としては、感光体に帯電される電荷の正負に応じて適宜正又は負の荷電制御剤を用いればよい。負の荷電制御剤としては、例えば電子供与性の官能基を持つ樹脂又は化合物、アゾ染料や有機酸の金属錯体を用いることができる。具体的には、ボントロン(品番:S−31、S−32、S−34、S−36、S−37、S−39、S−40、S−44、E−81、E−82、E−84、E−86、E−88、A、1−A、2−A、3−A)(以上、オリエント化学工業社製))、カヤチャージ(品番:N−1、N−2)、カヤセットブラック(品番:T−2、004)(以上、日本化薬社製))、アイゼンスピロンブラック(T−37、T−77、T−95、TRH、TNS−2)(以上、保土谷化学工業社製))、FCA−1001−N、FCA−1001−NB、FCA−1001−NZ、(以上、藤倉化成社製))等を用いることができる。
また、正の荷電制御剤としては、例えばニグロシン染料等の塩基性化合物、4級アンモニウム塩等のカチオン性化合物、高級脂肪酸の金属塩等を用いることができる。具体的には、ボントロン(品番:N−01、N−02、N−03、N−04、N−05、N−07、N−09、N−10、N−11、N−13、P−51、P−52、AFP−B)(以上、オリエント化学工業社製)、TP−302、TP−415、TP−4040(以上、保土谷化学工業社製)、コピーブルーPR、コピーチャージ(品番:PX−VP−435、NX−VP−434)(以上、ヘキスト社製)、FCA(品番:201、201−B−1、201−B−2、201−B−3、201−PB、201−PZ、301)(以上、藤倉化成社製)、PLZ(品番:1001、2001、6001、7001)(以上、四国化成工業社製)等を用いることができる。
特に、補給機構より補給されるトナーの帯電立ち上がり性が早い点や、トナーへのストレスが長期に渡って加わる使用環境下においても帯電量分布がシャープである観点からサリチル酸金属塩を用いることが好ましい。帯電制御剤の添加量はトナー粒子に対して、1〜7重量部が好ましく、より好ましくは2〜4重量部である。1重量部未満の場合は、帯電立上り性や帯電量が十分でなく、画像に影響を及ぼしやすい。7重量部を超える場合は、分散が悪くなり、帯電分布が広くなり、地汚れや機内でのトナー飛散が発生しやすい。
(ワックス)
ワックスとしては、例えば、ライスワックス、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ラノリン等の動物・植物ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム等の石油ワックス、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリエチレン共重合体、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重合体、酸価変性型ポリエチレン、酸変性型ポリエチレン、芳香族モノマによるグラフト変性型ポリエチレン、熱分解型低密度ポリエチレン、熱分解型ポリプロピレン等のオレフィン系ワックス等を用いることができる。具体的には、HNP(品番:1、3、9、10、11、12)、SP(品番:0145、1035、3040、3035、0110)、Hi−Mic(品番:2095、1080、3080、1070、2065、1045、2045)、POLYCOAT(品番:1025、1455、2255、3030、3155)、NEOPALAX(品番:2545、3240)、PALVAX(品番:1230、1335、1430)、CARTOWAX−3025、BONTEX(品番:0011、2266)、S−0750、OX(品番:261BN、0550、2251、1949)、NSP−8070、NPS(品番:L−70、6010、9210)、HAD(品番:5080、5670)、WEISSEN−0453、JP−1500、LUVAX(品番:1266、2191、1151、0321)、EMUSTAR(品番:0001、042X、0135、0136、0164、358)(以上、日本製蝋社製)、ハイワックス(品番:800P、400P、200p、100P、720P、410P、420P、320P、210P、220P、110P、405MP、310MP、320MP、210MP、220MP、4051E、4052E、4202E、1105A、2203A、1120H、1140H、1160H、NL100、NL200、NL500、NL800、NP055、NP105、NP505、NP805)(以上、三井石油化学工業社製)等を用いることができる。
(無機微粒子)
次に、上記したトナー母体粒子の表面に付着させる無機微粒子について説明する。この無機微粒子は、トナーの流動性を向上させ、トナー同士の融着を抑制する機能を有するものであり、トナー粒子の表面を均一に覆っていることが好ましい。このような点から、無機微粒子の個数平均粒径は5〜150nmであることが好ましく、より好ましくは10〜50nmである。粒径が5nm未満であると無機微粒子同士が凝集してトナー粒子と適当に混合することが難しくなり、粒径が150nmを超えるとトナー粒子の表面を均一に覆うことができず、トナーの流動性が向上しなくなる可能性があるからである。
無機微粒子としてはシリカ、チタニア、アルミナ、酸化セリウム、チタン酸ストロンチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムおよびリン酸カルシウム等を用いることができ、シリコンオイルやヘキサメチルジシラザンなどで疎水化処理されたシリカ微粒子や、特定の表面処理を施した酸化チタンを用いることがより好ましい。
シリカ微粒子としてはアエロジル(品番:130、200V、200CF、300、300CF、380、OX50、TT600、MOX80、MOX170、COK84、RX200、RY200、R972、R974、R976、R805、R811、R812、T805、R202、VT222、RX170、RXC、RA200、RA200H、RA200HS、RM50、RY200、REA200)(以上、日本アエロジル社製)、HDK(品番:H20、H2000、H3004、H2000/4、H2050EP、H2015EP、H3050EP、KHD50)、HVK2150(以上、ワッカーケミカル社製)、カボジル(品番:L−90、LM−130、LM−150、M−5、PTG、MS−55、H−5、HS−5、EH−5、LM−150D、M−7D、MS−75D、TS−720、TS−610、TS−530)(以上、キャボット社製)等を用いることができる。
また、シリカ微粒子の添加量は前記トナー母体に対して2.0〜4.0重量部であることが好ましい。非磁性一成分現像プロセスでは、特有の現象である粒径変動のためトナー中のシリカ微粒子も選択的に現像される。そのため長期間の使用環境下ではトナー中のシリカ微粒子量が減少してしまう。シリカ微粒子の添加量が2.0重量部未満であると、長期間の使用環境下でシリカ量が少なくなりすぎてトナーの流動性を保てなくなりその結果画像むら等の異常画像が発生する。また4.0重量部より多いと浮遊するシリカの割合が多くなるため機内中にシリカが飛散し帯電チャージャー等に付着し帯電不良などの問題が発生する。
上記、特別な表面処理を施した酸化チタンとは、アルミニウムまたはAl被膜を有しさらに有機処理剤で表面処理を施した酸化チタン粒子であり、酸化チタン粒子の少なくとも一つにおいて、形成されるアルミニウムまたはアルミナ被膜は、Al2O3 換算で0.1〜2.0重量%の範囲であることが好ましい。Al2O3換算0.1重量%未満の場合は、その効果が弱められ、Al2O3換算2.0重量%を超える場合には、アルミニウムの+帯電性が機能し、負極性トナーの帯電性を低下させてしまう。
また、上記アルミニウムまたはアルミナ被膜が形成された酸化チタン微粒子の少なくとも一種の粒子表面は、更にアニオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、シランカップリング剤、シリコーンオイル、脂肪酸、脂肪酸エステルの少なくともいずれか一種の化合物を処理剤として表面処理されることが好ましい。それにより酸化チタン微粒子における表面処理剤の剥がれが長期ストレス下においても発生せず、安定な負帯電性能を得ることができる。
酸化チタン微粒子にアルミニウムまたはアルミナ被膜を形成することにより、処理剤の剥がれが抑制されるメカニズムは明確ではないが、次のように推測される。酸化チタン微粒子表面に、まずアルミニウムまたはアルミナ被膜を形成すると、アルミナの等電点が比較的高いため中性付近で表面電荷は+になっている。その状態のものに、アニオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、シランカップリング剤、シリコーンオイル、脂肪酸、脂肪酸エステルの少なくともいずれか一種の化合物を加えると、それらの化合物が配向吸着されて酸化チタン微粒子表面が親油化する。更に熱を加えることにより結合等はより強いものとなり、表面処理剤の剥がれが抑制されるものと推測される。
上記無機微粒子をトナー粒子の表面に付着させるには、両者を混合すればよく、例えばヘンシェルミキサ、マイクロスピードミキサ、スーパーミキサ、ホモジェナイザ等の公知の混合機を用いて、無機微粒子とトナー粒子を混合すればよい。このようにして得られたトナーは、次式(M/M)×100(%)(但し、Mは、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、Mは、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)で表される無機微粒子付着率が、30〜80%であることが必要である。
ここで、本測定方法について、さらに詳細を説明する。測定するトナー5gを界面活性剤0.2重量%水溶液100mlに濡れさせ浸した後、超音波式ホモジナイザー(UH−30 超音波工業社製)を用いて、その分散液中に超音波振動子を浸し、共振周波数25KHzで1分間超音波振動させることにより、トナー粒子表面からの無機微粒子の離脱を促進した後、分散液を洗浄、吸引ろ過し、乾燥後、トナーを蛍光X線分析法によりトナー粒子表面に残存する無機微粒子を定量する。
無機微粒子の付着率を上記した範囲に規定した理由は、付着力が30%未満であると、トナーからの無機微粒子の離脱が顕著になるため現像ホッパー内に必要量以上の無機微粒子が蓄積する。それによりトナー表面を必要以上の無機微粒子が覆うことにより帯電性を不安定にし、画像濃度の低下や地肌汚れ等の異常画像を発生させる。また80%を超えると、トナーからの離脱量が無くなり、かつ前記、非磁性一成分現像プロセス特有の無機微粒子量の減少により現像ホッパー内に必要量の無機微粒子が保持できなくなる。それによりトナーの流動性が低下し画像むら等の異常画像が発生する。つまり長期間の使用環境下でも安定した画像を得るには必要量の無機微粒子がトナー表面から離脱して現像ホッパー内に保持される30〜80%の無機微粒子の付着率であることが重要である。
(画像形成装置)
次に、図面に基づいて本発明の画像形成装置を詳しく説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の内部概略図である(IMAGIONEOC320)。また、図2は、本発明の現像装置の一例を示す概略構成図である。
また、本発明の画像形成装置は、後述するような変形例も、その範疇に属するものである。図1において、感光体2は導電性支持体上に感光層とフィラーを含有する最表層が設けられてなる。図1では、静電潜像保持体(以下、感光体と示す。)としてはベルト状の形状のものが示されているが、ドラム状のものであっても良い。
帯電用部材4が、感光体2に接触もしくは近接配置されている。必要に応じて、転写前チャージャ、転写チャージャ、分離チャージャ、クリーニング前チャージャが配置され、コロトロン、スコロトロン、固体帯電器(ソリッド・ステート・チャージャー)、帯電ローラを始めとする公知の手段が用いられる。帯電用部材4により感光体2に帯電を施す際、帯電部材4に直流成分に交流成分を重畳した電界を与えて感光体を帯電させることにより、帯電ムラを低減することができ、効果的である。転写手段としては、一般に上記の帯電器が使用できるが、図に示されるように転写ベルト3を使用したものが有効に使用できる。
また、画像露光部、除電ランプ等の光源には、蛍光灯、タングステンランプ、ハロゲンランプ、水銀灯、ナトリウム灯、発光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)、エレクトロルミネッセンス(EL)などの発光物全般を用いることができる。そして、所望の波長域の光のみを照射するために、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの各種フィルターを用いることもできる。かかる光源等は、図に示される工程の他に光照射を併用した転写工程、除電工程、クリーニング工程、あるいは前露光などの工程にも設けることにより、感光体に光が照射される。
さらに、現像ユニットにより感光体2上に現像されたトナーは、転写紙に転写されるが、全部が転写されるわけではなく、感光体2上に残存するトナーも生ずる。このようなトナーは、クリーニングブレード5により、感光体より除去される。クリーニングは、クリーニングブレードだけで行われることもあるが、クリーニングブラシなどを用いる場合もある、クリーニングブラシにはファーブラシ、マグファーブラシを始めとする公知のものが用いられる。
次に、トナー補給容器8および現像剤担持体9、薄層規制部材10を含む現像装置内1のトナーの流れについて説明する。本発明の現像装置は図2に示すように、トナー補給容器と現像部とが分かれており、トナー補給容器内のトナーが無くなれば、トナー補給容器8のみを交換する。トナー補給容器8と現像部の結合部はマイラーにて仕切られており、現像部からトナー補給容器8へのトナーの逆流を防止できるように、マイラーは現像部側にしか開かないように設置されている。トナーの逆流が発生すると、現像部内のトナー残量が変化し、残トナー量が少量となって場合には、トナー粒径の制御が困難となる。逆流を防止する装置としては上記のようなマイラーに限らず、逆流が防止できるものであればその他の装置を採用しても構わない。
トナー補給容器内のアジテータ12の回転によりトナーが搬送され、マイラーが押し開けられ、現像部にトナーが搬送される。
以下、本発明を製造例及び実施例により具体的に説明するが、これは本発明の範囲になんら限定するものではない。尚、以下において混合物等の配合量を示す「部」は全て重量部である。
<ポリエステル樹脂の合成例>
[合成例1](ポリエステル樹脂A)
攪拌装置、温度計、窒素導入口、流下式コンデンサー、冷却管付き4つ口セパラブルフラスコに、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン740g、ポリオキシエチレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン300g、テレフタル酸ジメチル466g、イソドデセニル無水コハク酸80g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル114gをエステル化触媒と共に加えた。窒素雰囲気下で前半210℃まで常圧昇温し、後半210℃減圧にて撹拌しつつ反応させた。酸価2.3KOHmg/g、水酸基価28.0KOHmg/g、軟化点106℃、Tg62℃のポリエステル樹脂を得た(以下ポリエステル樹脂Aという)。
[合成例2](ポリエステル樹脂B)
ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン71225g、ポリオキシエチレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン165g、テレフタル酸500g、イソドデセニル無水コハク酸130g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリイソプロピル170gをエステル化触媒とともにフラスコに加えた。これらを合成例1と同様の装置、同様の処方にて反応させ、酸価0.5KOHmg/g、水酸基価25.0KOHmg/g、軟化点109℃、Tg63℃のポリエステル樹脂を得た(以下ポリエステル樹脂Bという)。
[合成例3](ポリエステル樹脂C)
ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン650g、ポリオキシエチレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン650g、イソフタル酸515g、イソオクテニルコハク酸70g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸80gをエステル化触媒とともにフラスコに加えた。これらを合成例1と同様の装置、同様の処方にて反応させ、酸価19.5KOHmg/g、水酸基価35.0KOHmg/g、軟化点110℃、Tg60℃のポリエステル樹脂を得た(以下ポリエステル樹脂Cという)。
<酸化チタンの調製>
酸化チタンは、イルメナイトを鉱石として用い、硫酸に溶解させて鉄分を分離し、TiOSO4 を加水分解して酸化チタンを生成させる湿式沈降法を用いることにより作製した。酸化チタン微粒子を焼成した後に、湿式粉砕を行い、粗大粒子をカットした後、濾過、水洗、乾燥を行い、含水アルミナ稀薄溶液を添加し、濾過を行い乾燥することにより、アルミナ被覆酸化チタンを得た。次に再度水溶液中において湿式粉砕を行い、粗大粒子をカットし、有機処理剤で処理した後、濾過、水洗、乾燥を行い、乾式にて粉砕することにより外添剤を得ることができる。なお原料酸化チタンとしては1次粒径0.01〜0.03μmで比表面積60〜140m2/gの未処理酸化チタンを使用した。表1に、得られた酸化チタンの表面処理条件を示す。
Figure 2006085110
<トナー母体の製造>
以下の各製造例においては、下記(1)〜(4)の製造工程を採用した。
(1)原材料を、ヘンシェルミキサーにより混合する工程。
(2)工程(1)で得た混合物を120℃に設定したブスコニーダー(ブス社製)によって溶融混練する工程。
(3)工程(2)で得た混練物を冷却した後、ターボミル(ターボ工業社製)を用いた粉砕機によって微粉砕する工程。
(4)工程(3)で得た粉砕物を風力分級機を用いて分級する工程。
[製造例1](トナー母体a)
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂A:100部
着色剤カーボンブラック:4部
帯電制御剤サリチル酸系金属塩:3部
〜得られたトナー母体(ブラックトナー母体a)の平均粒径〜
体積平均粒径:6.94μm
[製造例2](トナー母体b)
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂B:100部
着色剤銅フタロシアニン系シアン顔料:4部
帯電制御剤サリチル酸系金属塩:4部
〜得られたトナー母体(シアントナー母体a)の平均粒径〜
体積平均粒径:7.16μm
[製造例3](トナー母体c)
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂C:100部
着色剤ベンジジン系イエロー顔料:4部
帯電制御剤サリチル酸系金属塩:2部
〜得られたトナー母体(イエロートナー母体c)の平均粒径〜
体積平均粒径:7.05μm
[製造例4](トナー母体d)
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂A:100部
着色剤カーミン系マゼンダ顔料:4部
帯電制御剤サリチル酸系金属塩:3部
〜得られたトナー母体(マゼンダトナー母体d)の平均粒径〜
体積平均粒径:6.85μm
[製造例5](トナー母体e)
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂B:100部
着色剤カーボンブラック:4部
帯電制御剤樹脂帯電制御剤:3部
〜得られたトナー母体(ブラックトナー母体e)の平均粒径〜
体積平均粒径:7.11μm
[製造例6](トナー母体f)
製造例2において、風力分級機の分級条件を変更した以外は、製造例2と同じ組成及び製造条件を採用した。
〜得られたトナー母体(シアントナー母体f)の平均粒径〜
体積平均粒径:6.89μm
<トナーの製造例>
上記トナー母体に無機微粒子(シリカ、チタニア)を混合して本発明のトナーを製造した。無機微粒子の混合作業はヘンシェルミキサー(三井三池社製容積20L)を用いた。これによりトナー母体表面に無機微粒子が付着したトナーを得た。
[実施例1](電子写真用トナーAの製造)
トナー母体a100部に対し、シリカとしてTG−820F(CABOT社製)を2.5重量%、チタニアとしてT2を0.6重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で2000rpmで180sec混合して、電子写真用トナーAを得た。
[実施例2](電子写真用トナーBの製造)
トナー母体b100部に対し、シリカとしてHDK−2000H(Wacker社製)を2.0重量%、チタニアとしてT4を0.8重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で1500rpmで180sec混合して、電子写真用トナーBを得た。
[実施例3](電子写真用トナーCの製造)
トナー母体c100部に対し、シリカとしてHDK−2000H(Wacker社製)を2.0重量%、チタニアとしてT5を0.4重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で2000rpmで150sec混合して、電子写真用トナーCを得た。
[実施例4](電子写真用トナーDの製造)
トナー母体d100部に対し、シリカとしてHDK−H1303(Wacker社製)を3.0重量%、チタニアとしてT2を0.5重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で1000rpmで210sec混合して、電子写真用トナーDを得た。
[実施例5](電子写真用トナーEの製造)
トナー母体f100部に対し、シリカとしてTG−820F(CABOT社製)を1.5重量%、チタニアとしてT4を0.6重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で2000rpmで180sec混合して、電子写真用トナーEを得た。
[比較例1](電子写真用トナーFの製造)
トナー母体e100部に対し、シリカとしてHDK−2000H(Wacker社製)を1.2重量%、チタニアとしてT1を0.6重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で2000rpmで300sec混合して、電子写真用トナーFを得た。
[比較例2](電子写真用トナーGの製造)
トナー母体d100部に対し、シリカとしてTG−820F(CABOT社製)を1.8重量%、チタニアとしてT3を0.6重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で700rpmで150sec混合して、電子写真用トナーGを得た。
上記各実施例1〜5および比較例1、2で得た各電子写真用トナーの構成を表2に、無機微粒子の添加量および混合条件を表3に示す。
Figure 2006085110
Figure 2006085110
<物性測定>
(粒径)
各電子写真用トナーの体積平均粒径および個数平均粒径は、コールターエレクトロニクス社製の粒度測定器「コールターカウンターTAII」を用い、アパーチャー径100μmで測定した。
(無機微粒子付着率)
トナーの無機微粒子付着率は以下のようにして求めた。まず、測定するトナー5gを界面活性剤0.2重量%水溶液100mlに濡れさせ浸した後、超音波式ホモジナイザー(UH−30超音波工業社製)を用いて、その分散液中に超音波振動子を浸し、共振周波数25KHzで1分間超音波振動させることにより、トナー粒子表面からの無機微粒子の離脱を促進した後、分散液を洗浄、吸引ろ過し、乾燥後、トナーを蛍光X線分析法によりトナー粒子表面に残存する無機微粒子を定量した。そして、次式:(M/M)×100(%)
(但し、M:超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、M:超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)によって無機微粒子付着率を求めた。
(実機帯電)
帯電量は、現像剤担持体上の帯電量を測定した。測定にはTREK社製吸引式小型帯電量測定装置(q/mMeter)Model210HSを用いた。
<実機評価>
(評価方法)
実施例、比較例で得られた静電潜像現像剤について、(株)リコー製「IMAIONEOC320」を用いてコピーテストを実施し、以下の項目について評価を行った。コピーテストは、トナー補給を4回繰り返し、10万枚フルカラーモードで実施した。コピーテスト開始直後と10万枚コピー実施後において、現像機内の現像剤担持体上でのトナー帯電量を測定し、得られた画像の濃度および画質を評価した。画像濃度は、「X−rite938」(X−rite社製)を用いて測定した。画質は、画像の濃度ムラ、非画像部かぶり、画像ぬけ等の有無を目視で評価した。
(評価項目)
いずれの項目も3%画像面積の画像チャートを10万枚まで連続でランニングした後、以下に述べる評価を行った。
1)画像濃度
ベタ画像出力後、画像濃度をX−Rite(X−Rite社製)により測定。これを各色単独に5点測定し各色ごとに平均を求めた。
2)地肌汚れ
白紙画像を現像中に停止させ、現像後の感光体上の現像剤をテープ転写し、未転写のテープの画像濃度との差を938スペクトロデンシトメーター(X−Rite社製)により測定した。
3)薄層形成性
現像剤担持体上トナーの薄層性は目視による観察を行なった。表中の○、△及び×は次の状態を示す。
「○」:均一で良好な状態
「△」:数本の白スジが若干見られるが画像にはスジがはっきり出ない状態。
「×」:白スジが多数発生し、画像にも画像濃度ムラとしてはっきり出ている状態、特にひどいものは、トナー飛散が発生した。
4)フィルミング
現像スリーブまたは感光体上のトナーフィルミング発生状況の有無を観察した。
表中の○、△及び×は次の状態を示す。
「○」:フィルミングがない。
「△」:スジ上のフィルミングが見られる。
「×」:全体的にフィルミングがある。
以上の実験結果を、表4に示した。表4より、本発明の実施例1〜5の静電潜像現像剤は、(株)リコー製「IMAIONEOC320」を用いたテストで、濃度、画質、地肌汚れにおいて、良好な性能を示し、維持性の観点からもほぼ問題が無いことが分かる。
一方、比較例1、2の静電潜像現像剤は、初期は特に問題なかったが、10万枚後では、経時でのトナーの帯電性が初期と異なり、画像上に地肌汚れ、画像濃度変動、ボソツキ等が発生し色調の変動が発生した。
Figure 2006085110
本発明に係る画像形成装置の内部概略図である。 本発明の現像装置の一例を示す概略構成図である。
符号の説明
1現像装置
2感光体ベルト
3中間転写ベルト
4帯電ローラ
5クリーニングブレード
6定着部
7転写クリーニング及び除電
8補給トナーカートリッジ
9現像担持体
10薄層規制部材
11補給ローラ
12アジテータ

Claims (8)

  1. 少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有する非磁性一成分現像用フルカラートナーであって、
    トナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着してなる非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
    前記非磁性一成分現像用フルカラートナーは、次式(M/M)×100(%)(但し、Mは、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、Mは、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)で表される無機微粒子付着率が、30〜80%である
    ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。
  2. 請求項1に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
    前記無機微粒子が、シリコンオイル及びヘキサメチルジシラザンの中から選ばれる少なくとも1種の物質で疎水化処理されてなるシリカ微粒子を含む
    ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。
  3. 請求項1又は2に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
    前記無機微粒子は、アルミニウムまたはAl被膜を有しさらに有機処理剤で表面処理された酸化チタン微粒子を含み、
    前記非磁性一成分現像用フルカラートナーは、次式(M/M)×100(%)(但し、Mは、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している酸化チタン微粒子量、Mは、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している酸化チタン微粒子量)で表される酸化チタン微粒子付着率が、30〜80%である
    ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。
  4. 請求項2ないし3に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
    前記シリカ微粒子の添加量が、トナー母体100重量部に対して、2.0〜4.0重量部である
    ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。
  5. 請求項1ないし4に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
    前記非磁性一成分現像用トナーは、帯電制御剤を含み、
    前記帯電制御剤が、サリチル酸金属塩である
    ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。
  6. 静電潜像を保持する静電潜像保持体と、非磁性一成分トナーを担持する現像剤担持体とを対向させて備える画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、前記静電潜像保持体上の静電潜像を現像する非磁性一成分トナーを、定量的に補給する機構を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、請求項1ないし5に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーを用いる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 静電潜像を保持する静電潜像保持体と、非磁性一成分トナーを担持する現像剤担持体とを対向させ、前記現像剤担持体上の非磁性一成分トナーを、前記静電潜像保持体の静電潜像に与える画像形成方法において、
    前記画像形成方法は、前記静電潜像保持体の静電潜像に与えられるトナー粒径が、前記現像剤担持体上のトナー粒径より小さい
    ことを特徴とする画像形成方法。
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