JP2006084152A - 調湿機能付き換気システム - Google Patents

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博孝 和田
Makoto Oyama
誠 尾山
Soki Fukumuro
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Abstract

【課題】室内の湿度変動を抑えながら室内を換気することができる、換気システムを提供する。
【解決手段】排気用のダクト12を流れる空気と給気用のダクト11を流れる空気の一方から吸湿し、吸湿した湿分をもう一方に放湿する吸放湿装置15が備えられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、調湿機能付き換気システムに関する。
従来より、種々の換気システムが提供されているが、例えば、湿度の低い冬期に、暖房されている室内を換気すると、室内の湿気が外に排出され、乾燥した空気が室内に送り込まれて、室内の湿度を低下させてしまうという問題がある。
特に、室内を加湿器で加湿しながら暖房していたり、室内で鍋料理をしているような場合は、折角の加湿空気が外に排出されてしまう。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、室内の湿度変動を抑えながら室内を換気することができる、換気システムを提供することを課題とする。
上記の課題は、室内の吸込み口と室外への排気口とが排気通路で連絡され、室外からの給気口と室内の吹出し口とが給気通路で連絡され、ファンの駆動により、室内が換気されるようになされた換気システムにおいて、
排気通路を流れる空気と給気通路を流れる空気の一方から吸湿し、吸湿した湿分をもう一方に放湿する吸放湿装置が備えられていることを特徴とする調湿機能付き換気システムによって解決される。
この換気システムでは、例えば、湿度の低い冬期に、ファンを駆動して、湿度の高い室内の換気を行うと、吸放湿装置が、排気通路を通る室内の高湿度空気から吸湿し、その湿分を、給気通路を通る外の低湿度空気に放湿し、室内に高湿の新鮮空気が送り込まれ、室内の湿度を低下させることなく、室内を換気することができる。しかも、室内湿度低下防止のための水分補給の必要もないか、少なくてすむ。
また、湿度の高い梅雨期に、ファンを駆動して、除湿中の室内の換気を行うと、吸放湿装置が、給気通路を通る外の高湿度空気から吸湿し、その湿分を、排気通路を通る室内の低湿度空気に放湿し、室内に低湿の新鮮空気が送り込まれ、室内の湿度を上昇させることなく、室内を換気することができる。しかも、室内湿度上昇防止のための水分除去の必要もないか、少なくてすむ。
上記の換気システムにおいて、排気通路を流れる空気と給気通路を流れる空気とを熱交換させる熱交換器が備えられている場合、即ち、換気システムが熱交換形である場合は、換気による室内の温度変動を小さくすることができるだけでなく、湿度変動も小さくすることができ、温湿度の変動の少ない快適な換気を行うことができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、室内の湿度変動を抑えながら室内を換気することができ、加湿のための水分補給や除湿のための水分除去の必要もないか少ない。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
実施形態の換気システムの全体構成を示す図3において、1は換気ユニットであり、該換気ユニット1は、内部に換気用のファン2を備えて天井3の裏に設置され、天井面3に設けられた空気吹出し口4と空気吸込み口5とにダクト6,7で連通接続されると共に、建物の外壁8等に設けられた給気口9と排気口10とにダクト11,12で連通接続され、ファン2を駆動することにより、外気が給気口9と空気吹出し口4を通じて室内13に取り入れられると共に、室内13の空気が空気吸込み口5と排気口10を通じて屋外に排気されて、室内13が換気されるようになされている。
また、本実施形態では、図1に示すように、換気ユニット1に熱交換器14が備えられ、外に排気される空気と、室内13に給気される空気とが熱交換器14で熱交換をし、換気による室内13の温度変動が小さく抑えられるようになされている。
そして、上記の熱交換形換気システムにおいて、換気ユニット1と排気口10及び給気口9とをつなぐダクト11,12に吸放湿装置15が介設され、室内13に取り入れられる外気と、外に排気される空気とが湿分のやりとりを行うようになされている。
即ち、吸放湿装置15は、図1に示すように、内部に、炭などからなる円盤状の吸放湿素子16が備えられると共に、該内部は仕切り17によって二室18,19に仕切られて、吸放湿素子16の半円部分が第1室18に、もう一方の半円部分が第2室19に存在するようになされており、吸放湿素子16は回転軸20を中心にモーターなどで回転するようになされている。そして、この吸放湿装置15は、その第1室18がダクト11に介設され、第2室19がダクト12に介設されて、換気システムに組み込まれている。
上記の換気システムでは、湿度の低い冬期に、ファン2を駆動し、吸放湿素子16を回転させて、湿度が高く暖房をしている室内13の換気を行うと、吸放湿装置15内の吸放湿素子16が、ダクト12を通る室内の高湿度空気から吸湿し、その湿分を、ダクト11を通る外の低湿度空気に放湿し、室内13に高湿の新鮮空気が送り込まれ、室内の湿度を低下させることなく、また、熱交換器14で室内の温度を低下させることなく、室内を換気することができる。また、その換気において、室内湿度低下防止のための水分補給の必要もないか、少なくてすむ。
また、湿度の高い梅雨期には、ファン2を駆動し、吸放湿素子16を回転させて、除湿中の室内13の換気を行うと、吸放湿装置15内の吸放湿素子16が、ダクト11を通る外の高湿度空気から吸湿し、その湿分を、ダクト12を通る室内13の低湿度空気に放湿し、室内13に低湿の新鮮空気が送り込まれ、室内13の湿度を上昇させることなく、室内13を換気することができる。また、その換気において、室内湿度上昇防止のための水分除去の必要もないか、少なくてすむ。
なお、上記の換気システムにおいて、吸放湿装置15で吸放湿を行うか否かの切換えを行う切換え手段が備えられ、吸放湿装置15で吸放湿を行うか否かを選択できるようにしておくのもよい。具体的には例えば、図1に示すように、ダクト11にバイパス用ダクト21を接続し、切換えにより、外気が吸放湿装置15を迂回して給気されるようにしておくのもよい。その場合は、意図に反した吸放湿が行われるのを防ぐことができる。
図2に示す他の実施形態は、換気ユニット1から熱交換器が省略されており、この場合も、室内の湿度変動を抑えながら、室内を換気することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、換気ユニット1と吸放湿装置15とが別体に備えられている場合を示したが、吸放湿装置15は換気ユニット1の一部として換気ユニット1に一体的に組み込まれていてもよい。また、上記の実施形態では、吸放湿装置として、円盤回転式の装置を用いた場合を示しているが、その他の吸放湿装置が用いられてもよい。また、吸放湿装置は、ダクト6,7の側に備えさせるようにしてもよい。
実施形態の換気システムを示す説明図である。 他の実施形態の換気システムを示す説明図である。 両実施形態に共通の換気システムの全体構成を示す説明図である。
符号の説明
2…ファン
4…吹出し口
5…吸込み口
6,11…ダクト(給気通路)
7,12…ダクト(排気通路)
9…給気口
10…排気口
13…室内
14…熱交換器
15…吸放湿装置

Claims (2)

  1. 室内の吸込み口と室外への排気口とが排気通路で連絡され、室外からの給気口と室内の吹出し口とが給気通路で連絡され、ファンの駆動により、室内が換気されるようになされた換気システムにおいて、
    排気通路を流れる空気と給気通路を流れる空気の一方から吸湿し、吸湿した湿分をもう一方に放湿する吸放湿装置が備えられていることを特徴とする調湿機能付き換気システム。
  2. 排気通路を流れる空気と給気通路を流れる空気とを熱交換させる熱交換器が備えられている請求項1に記載の調湿機能付き換気システム。
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