JP2006083911A - トルクロッド - Google Patents

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【課題】狭小なスペースであっても支障無く取り付けることのできるトルクロッドを提供する。
【解決手段】外筒26,内筒28間にゴム弾性体30を介在させた一端の第1ブッシュ12と、外筒18,内筒20間にゴム弾性体22を介在させた他端の第2ブッシュ14と、それらを連結するロッド本体部16とを有するトルクロッド10において、第1ブッシュ12における外筒26を周方向に切目の無い連続した環状の円筒形状に構成する。またロッド本体部16を、一端側において第2ブッシュ14の外筒18に一体に結合するとともに、その形状を他端側が第1ブッシュ12の外筒26を迂回して第1ブッシュ12の内筒28に到る湾曲形状となして、その他端側を内筒28のブッシュ軸方向の端部に一体に結合する。
【選択図】 図4

Description

この発明は車両のエンジン側と車体側とにまたがって介装され、エンジンのロール方向の変位及び前後方向の変位を規制し、また併せてエンジン側と車体側とで振動絶縁を行うトルクロッドに関する。
従来、車両において剛性の外筒及び内筒(内側軸部材)の間にゴム弾性体を介在させた一端の第1ブッシュ及び他端の第2ブッシュと、それら第1ブッシュ及び第2ブッシュを連結するロッド本体部とを有するトルクロッドをエンジン側と車体側とにまたがって介装し、そのトルクロッドによりエンジンからのトルクを受けてエンジンのロール方向の変位を規制し、またエンジンの前後方向の変位を規制することが行われている。
このトルクロッドはエンジン側と車体側との間で振動絶縁する働きも有している。
ここで従来のトルクロッドは、ロッド本体部の一端側が第1ブッシュの剛性の外筒に一体に結合され、また他端側が第2ブッシュの剛性の外筒に一体に結合された形態をなしている。
即ち第1ブッシュの外筒と第2ブッシュの外筒とをロッド本体部が連結した形態を成している。
例えば下記特許文献1にこの形態のトルクロッドが開示されている。
このトルクロッドは、両端の第1ブッシュ及び第2ブッシュの一方が大径の大ブッシュとして、他方が小径の小ブッシュとして構成されることが多い。
図6はその具体例を示している。
図示のトルクロッド200の場合、第1ブッシュ202が大ブッシュから成り、第2ブッシュ204が小ブッシュから成っていて、それら第1ブッシュ202の金属製の剛性の外筒206と、第2ブッシュ204の金属製の剛性の外筒208とを、ロッド本体部210が前後方向(車両前後方向)に連結している。
即ちロッド本体部210の図中左端側が第2ブッシュ204の外筒208に一体に結合され、また右端側が第1ブッシュ202の外筒206に一体に結合されている。
第2ブッシュ204は、外筒208と同心状に配置された金属製の剛性の内筒212を有しており、それら内筒212と外筒208との間の空間を金属スリーブ213を介して埋めるようにゴム弾性体214がそれら内筒212と外筒208との間に介在せしめられている。
ここでゴム弾性体214は金属スリーブ213の内周面に固着されており、金属スリーブ213の外筒208への軸方向の圧入により外筒208に固定されている。
一方第1ブッシュ202は、外筒206の中心から第2ブッシュ204側に偏心した位置に、即ち図中左側に偏心した位置に金属製の剛性の内筒216を有していて、その内筒216に対しゴム弾性体218が加硫接着により一体に固着されている。
このゴム弾性体218はまた、金属スリーブ220の内周面に一体に加硫接着されており、その金属スリーブ220の外筒206への軸方向の圧入により外筒206に固定されている。
この第1ブッシュ202側においては、ゴム弾性体218が、内筒216に固着された本体ゴム部222と、車両加速時にこの本体ゴム部222に当接してストッパ作用をなす第1ストッパゴム部224とを有しており、その第1ストッパゴム部224のストッパ作用によりエンジンのロール方向の過大な変位を規制する。
尚この第1ストッパゴム部224に対して反対側には、減速時にストッパ作用をなす薄肉の第2ストッパゴム部226が備えられている。
このトルクロッド200においては、小ブッシュから成る第2ブッシュ204の内筒212をエンジン側に固定し、また大ブッシュから成る第1ブッシュ202の内筒216を車体側に固定したとき、車両の加速時にエンジンのロール方向の変位に伴ってロッド本体部210が図6(B)中矢印で示す方向に引張られ、大ブッシュから成る第1ブッシュ202の外筒206が同方向に大きな動きを生ずる。
即ち主として車両の加減速に伴って外筒206が前後方向に大きな動きを生ずる。
特にトルクロッド200をエンジン下部と車体側とを連結するように取り付けた場合、トルクロッド200に加わるトルクがより大きくなるため、外筒206の前後方向の動きもより大きくなる。
またその他にもトルクロッド200の振動吸収作業に伴って第1ブッシュ202の外筒206が上記の前後方向の動き以外にも様々なモードで様々な方向に動きを生ずる。
このとき外筒206の動き(変位)の範囲内に他の部品等があると、そこで外筒206が干渉を起こしてしまう。
従って外筒206の周りには必要なスペースを確保しておかなければならない。
ところが車両によってはそのようなスペースを確保することが難しい場合があり、そのような場合にはかかるトルクロッド200の取付け自体が難しくなってしまう。
またこのトルクロッド200の場合、車両加速時にストッパ作用をなすストッパゴム部(第1ストッパゴム部)224を内筒216に対して第2ブッシュ204とは反対側に設けておかなければならないことから、トルクロッド200の全長Lが長くなってしまい、従ってこれを車両に取り付けるに当ってそれだけ長い前後方向スペースを確保しておかなければならないといった問題も内在する。
またトルクロッド200をエンジンの下部と車体側とを連結する形態で取り付けた場合には、エンジンのロール時にトルクロッド200に対して大きな荷重が入力する。
この場合には、その大きな荷重の入力に耐え得るようにロッド本体部210を鉄製としておくことが望ましいが、この場合ロッド本体部210の質量が大きくなって、車両加速時における共振周波数が低次側に移行し、加速騒音が大きくなるといった問題も生ずる。
特開2000−65113号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、狭小なスペースであっても支障無く取り付けることのできるトルクロッドを提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、剛性の外筒及びその中心ないし略中心部の内側軸部材の間にゴム弾性体を介在させた一端の第1ブッシュ及び他端の第2ブッシュと、それら第1ブッシュ及び第2ブッシュを連結するロッド本体部とを有するトルクロッドであって、前記第1ブッシュにおける前記外筒を周方向に切目の無い連続した環状に構成し、前記ロッド本体部の一端側を前記第2ブッシュの前記外筒に一体に結合するとともに、該ロッド本体部の形状を、他端側が該第1ブッシュの該外筒を迂回して前記内側軸部材に到る形状の湾屈曲形状となして、該他端側を該内側軸部材のブッシュ軸方向の端部に一体に結合したことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記第2ブッシュにおける内側軸部材が内部中空構造の内筒として構成してあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記第1ブッシュが大ブッシュから成っていて、その外筒において車体側に固定され、前記第2ブッシュが小ブッシュから成っていて、その内側軸部材においてエンジン側に固定されるものであることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項3において、前記第1ブッシュにおける前記ゴム弾性体は、前記内側軸部材に固着された本体ゴム部と、車両加速時において該本体ゴム部に当接してストッパ作用をなすストッパゴム部とを有しており、該ストッパゴム部が該本体ゴム部に対して前記第2ブッシュ側に配設されていることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記ロッド本体部には、該ロッド本体部の延びる方向に沿って補強リブが設けてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、第1ブッシュにおける外筒を周方向に切目の無い連続した環状に構成し、ロッド本体部の一端側を第2ブッシュの外筒に一体に結合するとともに、ロッド本体部の形状を、他端側が第1ブッシュの外筒を迂回して内側軸部材に到る湾屈曲形状となして、その他端側を第1ブッシュの内側軸部材のブッシュ軸方向の端部に一体に結合したものである。
本発明のトルクロッドの場合、ロッド本体部の他端側が第1ブッシュの外筒に結合されておらず、第1ブッシュの内側軸部材に一体に結合されて、その内側軸部材がロッド本体部と一体に移動する構成をなしているため、ロッド本体部の前後方向の動き或いは他の様々な動きにもかかわらず第1ブッシュの外筒を不動となし得、従ってトルクロッドの取付けに際して、第1ブッシュの外筒の周りに、その外筒の動きのための必要なスペースを確保しておく必要は無く、これにより狭小なスペースにも支障無くトルクロッドを取り付けることが可能となる。
また本発明のトルクロッドでは、ロッド本体部の移動時に第1ブッシュの外筒が一体に移動せずにロッド本体部が単独で移動するため、その際の移動の質量が小さくなって共振周波数が実用上問題となる周波数よりも高次側へと移動し且つ共振レベルも小さくなり、車両加速時の加速騒音を低減できる利点も得られる。
尚第1ブッシュの外筒に切欠きを設けて、ロッド本体部の他端側を、その切欠き等を貫通して第1ブッシュ内に突入させ、内側軸部材に一体に結合するといったことも考えられるが、この場合には第1ブッシュの外筒に切欠きを設けることによって外筒の強度が低下し、強度不足を生じてしまう。
しかるに本発明では第1ブッシュの外筒が周方向に切目の無い連続した環状をなしているため、所要の強度を保持することができる。
ここで第2ブッシュの外筒もまた、周方向に切目の無い連続した環状に構成しておくことができる。
また第2ブッシュにおける内側軸部材を内部中空構造の内筒として構成しておくことができる(請求項2)。
尚第1ブッシュの内側軸部材もまた内部中空構造の内筒として構成しておくことができる。
更にそれら各内筒は円筒形状となしておくことができる。
本発明では、第1ブッシュを大ブッシュと成して、その外筒においてこれを車体側に固定し、また第2ブッシュを小ブッシュと成して、その内側軸部材においてこれをエンジン側に固定するようになすことができる(請求項3)。
また第1ブッシュにおけるゴム弾性体には、内側軸部材に固着された本体ゴム部と、車両加速時において本体ゴム部に当接してストッパ作用をなすストッパゴム部とを備えておき、そのストッパゴム部を本体ゴム部に対し第2ブッシュ側に配設しておくことができる(請求項4)。
この場合、トルクロッド全体の前後方向長を短くし得て、前後方向の必要な取付スペースをより短くすることができる。
本発明においてはまた、上記ロッド本体部にそのロッド本体部の延びる方向に沿って補強リブを設けておくことができる(請求項5)。
このようにすれば、ロッド本体部を効果的に高強度化することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1〜図5において、10は本実施形態のトルクロッドで、一端の大ブッシュから成る第1ブッシュ12と、他端の小ブッシュから成る第2ブッシュ14と、それらを車両前後方向に連結するロッド本体部16とを有している。
第2ブッシュ14は、金属製の剛性の外筒18と、その中心部に配置された金属製の剛性の内筒(内側軸部材)20と、内筒20及び外筒18の間の環状の空間を金属スリーブ24を介して埋めて成るゴム弾性体22とを有している。即ちそれら内筒20と外筒18との間にゴム弾性体22が介在せしめられている。
これら内筒20及びゴム弾性体22は、金属スリーブ24の外筒18への軸方向の圧入によりかかる金属スリーブ24とともに外筒18に固定されている。
第1ブッシュ12は、金属製の剛性の外筒26と、その略中心部に配置された金属製の剛性の内筒(内側軸部材)28と、それらの間に介在せしめられたゴム弾性体30とを有している。
ここでゴム弾性体30は、その内周面が内筒28の外周面に加硫接着により一体に固着されており、また外周面が金属スリーブ32の内周面に同じく加硫接着により一体に固着されている。
そしてこの金属スリーブ32が外筒26に対し軸方向に圧入されることで、それら内筒28,ゴム弾性体30が金属スリーブ32とともに外筒26に固定されている。
内筒28は、図4に示しているように底部34付きの有底円筒形状をなす部材であって、図3に示しているように外筒26に対し車両後方側、即ち第2ブッシュ14から離れる側に偏心した位置に配置されている。
この第1ブッシュ12におけるゴム弾性体30は、内筒28に固着された本体ゴム部36と、その両側(車両前後方向両側)に形成された円弧状の貫通のすぐり部(凹所)37,38と、これらすぐり部37,38を隔てて本体ゴム部36に対し車両前後方向に対向した第1ストッパゴム部39及び第2ストッパゴム部40を有している。
ここで第1ストッパゴム部39は、主として車両加速時に本体ゴム部36及び内筒28に当接してストッパ作用をなし、また第2ストッパゴム部40は、主として車両の急減速時に本体ゴム部36及び内筒28に当接してストッパ作用をなす。
本実施形態において、外筒26は車体側への固定用のブラケットを成しており、車体側への固定部42,44が一体に構成されている。
更にまた、他部材を支持するための支持ブラケット46が外筒26に一体に構成されている。
上記ロッド本体部16は鉄製の部材であって図中左端部、即ち車両前後方向の前方側の端部が、第2ブッシュ14における外筒18と一体に構成されている。
このロッド本体部16はまた、図4に示しているようにその平面形状が、第1ブッシュ12の外筒26を迂回してその内筒28のブッシュ軸方向の端部に到る湾曲形状をなしており、車両後方側の端部(図中右端部)がボルト48及びナット50により内筒28の底部34に一体に締結固定されている。
詳しくは、図2に示しているように底部34には一対の平行な切落し面52,54が形成されていて、それら切落し面52,54の間に嵌合凸部56が形成されており、一方ロッド本体部16の端部には対応する形状の嵌合凹部58が形成されていて、それら嵌合凸部56と嵌合凹部58とが嵌合され、その嵌合状態の下で底部34とロッド本体部16の端部とが、ボルト48及びナット50によりブッシュ軸方向に強固に締結固定されている。
尚ロッド本体部16の端部には、ざぐり形状の凹部60が形成されていて、そこにボルト48における頭部の一部が収容されている。
このロッド本体部16にはまた、その延びる方向に沿って一対の補強リブ62,64が形成されており、またそれらの間において水抜用の貫通孔66が形成されている。
この貫通孔66は、補強リブ62と64との間の凹所内に水が溜まるのを防止するためのものである。
但し一対の補強リブ62,64を設けることは必ずしも必要で無く、何れか一方の補強リブだけを設けておくこともできる。
この場合には貫通孔66を省略することができる。
この実施形態のトルクロッド10は、小ブッシュから成る第2ブッシュ14の内筒20をエンジン側、例えばエンジン下部に固定し、また大ブッシュから成る第1ブッシュ12の外筒26を車体側に固定して、トルクロッド10をエンジンと車体とにまたがるように取り付ける。
この実施形態のトルクロッド10では、ロッド本体部16が車両前後方向の動きを生じたとき或いは他の様々なモードの動きを生じたとき、図5に示すように第1ブッシュ12の内筒28がこれと一体に移動する。
一方外筒26はロッド本体部16の様々な動きにもかかわらず位置固定である。
従ってトルクロッド10の取付けに際して、第1ブッシュ12の外筒26の動きを確保するためのスペースを確保しておく必要は無く、これにより狭小なスペースでも支障無くトルクロッド10を取り付けることができる。
またこのトルクロッド10によれば、ロッド本体部16の移動時に第1ブッシュ12の外筒26が一体に移動せずにロッド本体部16が単独で移動するため、その移動の質量が小さくなって共振周波数が実用域の周波数から高次側へと移動し、且つ共振レベルも小さくなることで、車両加速時の加速騒音を低減できる利点も得られる。
更に本実施形態では第1ブッシュ12の外筒26が周方向に切目の無い連続した環状に構成してあるため、所要の強度を保持することができる。
また第1ブッシュ12における内筒28が図中右側に偏心して配置してあるとともに、ストッパゴム部39を本体ゴム部36に対し図中左側、即ち第2ブッシュ14側に配設してあるため、トルクロッド10全体の前後方向長L(図3参照)を短くし得て、前後方向の必要な取付スペースをより短くすることができる。
また本実施形態では、ロッド本体部16にそのロッド本体部16の延びる方向に沿って補強リブ62,64を設けてあるため、ロッド本体部16を効果的に高強度化することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態であるトルクロッドを示す斜視図である。 図1のトルクロッドの分解斜視図である。 図1のトルクロッドの縦断面図である。 図3のIV−IV断面図である。 図1のトルクロッドの平面図である。 従来のトルクロッドの一例を示す図である。
符号の説明
10 トルクロッド
12 第1ブッシュ
14 第2ブッシュ
16 ロッド本体部
18,26 外筒
20,28 内筒(内側軸部材)
22,30 ゴム弾性体
36 本体ゴム部
39 第1ストッパゴム部(ストッパゴム部)
62,64 補強リブ

Claims (5)

  1. 剛性の外筒及びその中心ないし略中心部の内側軸部材の間にゴム弾性体を介在させた一端の第1ブッシュ及び他端の第2ブッシュと、それら第1ブッシュ及び第2ブッシュを連結するロッド本体部とを有するトルクロッドであって、
    前記第1ブッシュにおける前記外筒を周方向に切目の無い連続した環状に構成し、前記ロッド本体部の一端側を前記第2ブッシュの前記外筒に一体に結合するとともに、該ロッド本体部の形状を、他端側が該第1ブッシュの該外筒を迂回して前記内側軸部材に到る形状の湾屈曲形状となして、該他端側を該内側軸部材のブッシュ軸方向の端部に一体に結合したことを特徴とするトルクロッド。
  2. 請求項1において、前記第2ブッシュにおける内側軸部材が内部中空構造の内筒として構成してあることを特徴とするトルクロッド。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記第1ブッシュが大ブッシュから成っていて、その外筒において車体側に固定され、前記第2ブッシュが小ブッシュから成っていて、その内側軸部材においてエンジン側に固定されるものであることを特徴とするトルクロッド。
  4. 請求項3において、前記第1ブッシュにおける前記ゴム弾性体は、前記内側軸部材に固着された本体ゴム部と、車両加速時において該本体ゴム部に当接してストッパ作用をなすストッパゴム部とを有しており、該ストッパゴム部が該本体ゴム部に対して前記第2ブッシュ側に配設されていることを特徴とするトルクロッド。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記ロッド本体部には、該ロッド本体部の延びる方向に沿って補強リブが設けてあることを特徴とするトルクロッド。
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