JP2006082774A - 無人飛行体及び無人飛行体制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無人飛行体に通信環境の悪化などの不具合が発生したときに、無人飛行体の自律制御によって無人飛行体を自動的に帰還させることができる無人飛行体等を提供する。
【解決手段】 飛行制御を行うための飛行制御系を備える管制センタの制御に基づいて上空を飛行するための飛行制御系を備える無人飛行体であって、あらかじめ定められた飛行状態情報を収集するための情報収集手段と、前記情報収集手段により収集された前記飛行状態情報に基づいて飛行状態を検査する飛行状態検査手段と、前記飛行状態検査手段の検査結果に応じて帰還するか否かを判定する帰還判定手段と、前記帰還判定手段の判定により帰還することに決定された場合に、帰還ルートを決定する帰還ルート決定手段と、前記管制センタからの制御によらず、前記帰還ルート決定手段によって決定された帰還ルートに従って帰還するための飛行制御を行う帰還飛行制御手段とを具備する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、家やビル等を空中から撮影するなどのために用いられる無人ヘリコプタなどの無人飛行体及び無人飛行体の運航制御を行う無人飛行体制御方法に関するものである。
従来から、無人ヘリコプタなどの無人飛行体の運航制御を行う各種の無人飛行体制御システムが提案されている。
具体的には、例えば、架空送電線(以下、「送電線」という。)やダム湖の取水口などの保守及び監視を行うために、GPSを利用して地形の影響を受けることなく無視界操縦によりラジコンヘリコプタの運航制御を行うようにしたもの(特許文献1参照)などがある。
特開2003−127994号公報
ところで、無人ヘリコプタは、管制センタから無線通信による指令を受け、その指令に従って空中を飛行する。このため、通信環境の悪化などによって無人ヘリコプタが管制センタからの指令を適切に受けられない状態となると、管制センタによる無人ヘリコプタの運航制御を行うことができなくなり、無人ヘリコプタが地面や障害物などに衝突し、その衝突による衝撃で破損したり大破したりしてしまうおそれがあるという問題があった。
また、上記のような地面や障害物などに衝突したことによる破損等が起きてしまうと、無人ヘリコプタを正常状態に回復させるための修理に長期間を要してしまうことになるとともに、修理費用によるコスト負担が増大してしまうという問題があった。
本発明の目的は、管制センタによる無人飛行体の運航制御を行うことができない状態となった場合であっても、無人飛行体に損傷を負わせることなく回収することができる無人飛行体及び無人飛行体制御方法を提供することにある。
本発明の無人飛行体は、飛行制御を行うための飛行制御系(60)を備える管制センタ(50)の制御に基づいて上空を飛行するための飛行制御系(20)を備える無人飛行体(10)であって、あらかじめ定められた飛行状態情報を収集するための情報収集手段(21及び40)と、前記情報収集手段(21及び40)により収集された前記飛行状態情報に基づいて飛行状態を検査する飛行状態検査手段(21)と、前記飛行状態検査手段(21)の検査結果に応じて帰還するか否かを判定する帰還判定手段(21)と、前記帰還判定手段(21)の判定により帰還することに決定された場合に、帰還ルートを決定する帰還ルート決定手段(21)と、前記管制センタ(50)からの制御によらず、前記帰還ルート決定手段(21)によって決定された帰還ルートに従って帰還するための飛行制御を行う帰還飛行制御手段(21)を具備する。
前記情報収集手段(21及び40)が、前記無人飛行体(10)に搭載されているエンジンの回転数を前記飛行状態情報として検知するエンジン回転数センサ(41)、前記無人飛行体(10)の燃料の残量を前記飛行状態情報として検知する燃料残量センサ(42)、前記無人飛行体(10)に搭載されている電源装置からの供給電圧を前記飛行状態情報として検知する供給電圧センサ(43)、前記無人飛行体(10)の位置を前記飛行状態情報として検知する位置センサ(44)、前記無人飛行体(10)の高度を前記飛行状態情報として検知する高度センサ(44)、前記無人飛行体(10)の速度を前記飛行状態情報として検知する速度センサ(44)、前記無人飛行体(10)と前記管制センタ(50)との間の通信状態を前記飛行状態情報として検知する電波強度センサ(46)のうち、少なくとも1つを含む構成とされていてもよい。
前記飛行状態検査手段(21)が、前記情報収集手段(21)により収集された前記飛行状態情報が、あらかじめ定められた安全基準を満たしているか否かを判定し、前記帰還判定手段(21)は、前記飛行状態検査手段(21)が安全基準を満たしていないと判定したときに、安全基準を満たしていない飛行状態情報の種類に応じて、帰還するか否かを判定することを特徴とする構成とされていてもよい。
前記帰還判定手段(21)が、前記飛行状態検査手段(21)によって前記管制センタ(50)との間の通信状態を示す飛行状態情報が安全基準を満たしていないと判定されたことに応じて、帰還することに決定することを特徴とする構成とされていてもよい。
帰還ルート決定手段(21)が、往路であれば来た経路を逆に辿るルートを帰還ルートとすることに決定し、復路であればそのままの経路を帰還ルートとすることに決定することを特徴とする構成とされていてもよい。
帰還ルート決定手段(21)が、帰還先までの平面移動経路を導出したあと、当該平面移動経路上の安全高度を導出し、導出した平面移動経路と安全高度とによって定まる立体的な経路を帰還ルートとすることに決定することを特徴とする構成とされていてもよい。
本発明の無人飛行体制御方法は、管制センタ(50)の飛行制御に基づいて上空を飛行する無人飛行体(10)を制御する無人飛行体制御方法であって、無人飛行体(10)に搭載された状態情報収集手段(21及び40)を用いてあらかじめ定められた飛行状態情報を収集し(ステップS101〜S106)、前記状態情報収集手段(21及び40)によって収集された前記飛行状態情報に基づいて飛行状態を検査し(ステップS107)、該検査結果に応じて帰還するか否かを判定し(ステップS108,S109)、帰還することに決定された場合に、帰還ルートを決定し(ステップS101〜S111)、前記管制センタ(50)からの制御によらず、決定された帰還ルートに従って帰還するための飛行制御を行うことを特徴とする。
前記状態情報収集手段(40)が、前記無人飛行体(10)に搭載されているエンジンの回転数を前記飛行状態情報として検知するエンジン回転数センサ(41)、前記無人飛行体(10)の燃料の残量を前記飛行状態情報として検知する燃料残量センサ(42)、前記無人飛行体(10)に搭載されている電源装置からの供給電圧を前記飛行状態情報として検知する供給電圧センサ(43)、前記無人飛行体(10)の位置を前記飛行状態情報として検知する位置センサ(44)、前記無人飛行体(10)の高度を前記飛行状態情報として検知する高度センサ(44)、前記無人飛行体(10)の速度を前記飛行状態情報として検知する速度センサ(44)、前記無人飛行体(10)と前記管制センタ(50)との間の通信状態を前記飛行状態情報として検知する電波強度センサ(46)のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする構成とされていてもよい。
前記状態情報収集手段(21及び40)によって収集された収集された前記飛行状態情報が、あらかじめ定められた安全基準を満たしているか否かを判定する(ステップS107)ことで、飛行状態を検査し、安全基準を満たしていないと判定したときに、安全基準を満たしていない飛行状態情報の種類に応じて、帰還するか否かを判定する(ステップS109)ように構成されていてもよい。
前記管制センタ(50)との間の通信状態を示す飛行状態情報が安全基準を満たしていないと判定されたことに応じて、帰還することに決定するように構成されていてもよい。
往路であれば来た経路を逆に辿るルートを帰還ルートとすることに決定し、復路であればそのままの経路を帰還ルートとすることに決定するように構成されていてもよい。
帰還先までの平面移動経路を導出したあと、当該平面移動経路上の安全高度を導出し、導出した平面移動経路と安全高度とによって定まる立体的な経路を帰還ルートとすることに決定する(ステップS111a〜S111c)ように構成されていてもよい。
本発明の無人飛行体及び無人飛行体制御方法は、以下に示すような効果を奏する。
(1)管制センタによる無人飛行体の運航制御を行うことができない状態となった場合であっても、損傷を負わせることなく無人飛行体を回収することができる。
(2)管制センタによる無人飛行体の運航制御を行うことができない状態となった場合であっても、安全に無人飛行体を帰還させることができ、無人飛行体が破損や大破してしまうことを防止することができ、システムの稼働率を向上させることができるとともに、修理コストが増大してしまうことを防止することができる。
管制センタによる無人飛行体の運航制御を行うことができない状態となった場合であっても損傷を負わせることなく無人飛行体を回収するという目的を、あらかじめ定められた飛行状態情報を収集し、収集した飛行状態情報に基づいて安定した飛行が継続できないと判定した場合に発着場に帰還することに決定し、帰還ルートを決定して帰還するようにしたことにより実現した。
以下、本発明の無人飛行体及び該無人飛行体を制御する無人飛行体制御方法の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1による無人飛行体を制御する無人飛行体制御システムの概略全体構成を示す図である。
本実施例による無人飛行体制御システム1は、図1に示すように、無人飛行体としてのラジオコントロールヘリコプタ10(以下、「ラジコンヘリ10」と称する。)と、ラジコンヘリ10の飛行などを制御及び管理するとともにラジコンヘリ10からの飛行状態情報を取得するホストコンピュータ53を備える管制センタ50とから構成される。
「飛行状態情報」は、具体的には後述するが、ラジコンヘリ10の飛行状態を管理センタ50側で把握するために収集される情報であって、ラジコンヘリ10が安定飛行しているか否かを判定するために利用される情報を意味する。
図2は、ラジコンヘリの構成例を示す側面図である。
ラジコンヘリ10は、図2に示すように、管制センタ50との無線通信により各種情報を送受する通信アンテナ11と、ラジコンヘリ10の位置を検出するためにGPS(Global Positioning System)人工衛星100(図1参照)からの信号を受信するGPSアンテナ12と、周囲監視カメラ13と、情報収集用カメラ14と、距離センサ15と、方向操作装置16と、観測センサ17と、パラシュート装置(安全装置)18と、制御ボックス19とを備える。
周囲監視カメラ13には、例えば、周囲の状況を監視するために前方及び左右側方の3方向を撮影する3式のカメラが用いられる。
情報収集用カメラ14は、例えば、家、ビル、鉄塔などの所望の対象を撮影するためのカメラである。
距離センサ15は、所望の撮影対象との距離を測定するためのセンサである。方向操作装置16は、情報収集用カメラ14及び距離センサ15を収納する収納ケース16aを水平方向及び垂直方向の2軸で回転させて情報収集用カメラ14及び距離センサ15を向ける方向を操作する装置である。
観測センサ17は、収納ケース16aの下部に固設され、ラジコンヘリ10の周囲における環境測定を行うためのセンサである。例えば、観測センサ17として、有毒ガスなどの濃度を検知する濃度センサなどが用いられる。なお、図2では図示されていないが、ラジコンヘリ10には、距離センサ15や観測センサ17の他、飛行状態情報の収集のために用いられる各種のセンサが搭載されている(図4参照)。
パラシュート装置(安全装置)18は、緊急時に起動してパラシュートを拡開させることによりラジコンヘリ10本体の降下速度を緩和するための装置である。
制御ボックス19は、ラジコンヘリ10本体とともに通信アンテナ11,GPSアンテナ12,監視用カメラ13,情報収集用カメラ14,方向操作装置16,距離センサ15・観測センサ17等の各種センサ、及びパラシュート装置18を統括制御するコンピュータ21(図3参照)などが収納された筐体である。
図3は、ラジコンヘリ10が備える飛行制御系20の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、ラジコンヘリ10は、飛行制御系20として、コンピュータ21と、コンピュータ21に接続されたGPS部26,距離センサ15,制御用センサ27,赤外センサ28及びスイッチ機構24(以下、「SW/Mixer部24」と称する。)と、SW/Mixer部24に接続されたモデム23及びサーボ制御部25と、モデム23に接続されたデータ送受信機22と、周囲監視カメラ13と、周囲監視カメラ13に接続された画像送信機29とを備えている。
ラジコンヘリ10は、飛行制御系20による制御に従って、自律飛行しつつ所望の位置まで自動飛行することができる。
なお、SW/Mixer部24は、管制センタ50からデータ送受信機22及びモデム23を介して送信されてくる制御情報に応じてラジコンヘリ10本体の自動飛行,半自動飛行または手動飛行と飛行制御の切替を行うためのものである。
また、サーボ制御部25は、SW/Mixer部24の切替に応じたデータ送受信機22及びモデム23を介する管制センタ50からの制御信号またはコンピュータ21からの制御信号に基づいてラジコンヘリ10の本体各部10’を機能させるサーボモータの駆動を制御する。
ここで、飛行制御系20の制御によって実現される自律飛行について説明する。
本例では、ラジコンヘリ10は、あらかじめ管制センタ50で導出された軌道にもとづく移動点データ(基幹移動点データ、普通移動点データ、補間移動点データ)を含む自律飛行用のデータを、例えば飛行前に地上にて管制センタ50から受信することなどによって取得し、自己が備える記憶媒体に保持しておくものとする。
ラジコンヘリ10が備えるコンピュータ21が、自律飛行用のデータに従ってサーボモータの駆動制御を行うことで、ラジコンヘリ10の自律飛行が行われる。
なお、「基幹移動点」は、例えば目的地(例えば建物の画像を撮影する目的であるときは、その建物の周辺位置)など、管制センタ50からの指令に応じた作業を実行するティーチングポイントを意味する。ラジコンヘリ10は、基幹基準点に到達すると、一旦ホバリング状態となり、管制センタ50からの指令を待つ状態となる。
「普通移動点」は、通常のティーチングポイントを意味する。ラジコンヘリ10は、普通移動点に到達すると、次に設定されている移動点までの移動を開始する。
「補間移動点」は、管制センタ50にて計算によって求められた仮想の移動点を意味する。ラジコンヘリ10は、補間移動点に到達すると、次に設定されている移動点までの移動を開始する。
移動点への移動が完了したか否かは、例えば、GPS人工衛星100からの信号にもとづいて算出された現在位置や現在高度が、移動点が示す位置や高度と一致しているか否かによって判断される。
ラジコンヘリ10が備えるコンピュータ21は、移動点への移動を開始する際に、移動先を示す移動点データと現在位置とにもとづいて、機首を向ける方向を算出(例えば基準方向(例えば北方向)から目標の方向への回転角度を計算)し、算出結果に応じてサーボモータの駆動制御などを実行する。このような処理を、基幹移動点に到達するまで繰り返し実行することで、あらかじめ定められたで軌道に沿った自律飛行が行われる。
図4は、ラジコンヘリが備える情報収集系の構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、ラジコンヘリ10は、情報収集系30として、情報収集用カメラ14と、情報収集用カメラ14で撮影した画像を録画するためのVTR(Video Tape Recorder)31と、観測センサ17と、高圧縮・並行処理部32と、画像送信機29と、サーボ制御部36と、飛行状態情報収集部40と、コンピュータ21と、モデム23と、フライトレコーダ47と、コンピュータ21との間に接続された記憶装置48とを備えている。
高圧縮・並行処理部32は、VTR31への録画・録音と並行して情報収集用カメラ14からの撮影画像などを符号化及び圧縮化する機能を有する。
画像送信機29は、高圧縮・並行処理部32で圧縮された撮影画像及び観測センサ17による測定データを管制センタ50に送信する機能を有する。
サーボ制御部36は、データ送受信機22を介して管制センター50から受信した制御信号などに基づいて、方向操作装置16を動作させるサーボモータの駆動を制御する機能を有する。
なお、情報収集用カメラ14は、通常の撮影カメラに限らず、所望の画像を撮影する場合には高倍率,広角または魚眼レンズなどの特殊なレンズを取り付けた可視カメラでもよく、温度差などの熱解析を行いたい場合やコロナ放電などを観察したい場合には赤外線カメラや紫外線カメラでもよい。
また、画像送信機29は、観測センサ17による測定データを送信する際には、高圧縮・並行処理部32からの撮影画像に重畳してまたは時分割して両者を同時に送信することができるようになっている。
飛行状態情報収集部40は、飛行状態情報を収集するための複数のセンサによって構成される。なお、飛行状態情報収集部40に含まれる各センサは、収集対象のデータが得られる機器であれば、スイッチ、計測器、測定器などであってもよい。
本例では、飛行状態情報収集部40は、エンジン回転数センサ41と、燃料残量センサ42と、電圧センサ43と、位置・高度・速度センサ44と、GPS捕獲数センサ45と、電波強度センサ46とを含む。
エンジン回転数センサ41は、ラジコンヘリ10に搭載されているエンジンの回転数を検知するためのセンサである。燃料残量センサ42は、ラジコンヘリ10の燃料(例えばガソリンを含む混合燃料)の残量を検知するセンサである。
電圧センサ43は、ラジコンヘリ10に搭載されている電源装置から、ラジコンヘリ10の各部に供給されている電圧を検知するためのセンサである。
位置・高度・速度センサ44は、ラジコンヘリ10の現在位置、高度、及び速度を検知するためのセンサである。すなわち、位置・高度・速度センサ44は、ラジコンヘリ10の現在位置を検知する位置センサと、現在高度を検知する高度センサと、速度を検知する速度センサとによって構成される。
GPS捕獲数センサ45は、正常に受信できているGPS信号の数(有効なGPS人工衛星100の数)を検知するためのセンサである。
電波強度センサ46は、ラジコンヘリ10と管制センタ50との間のデータ通信を正常に行うことができる電波状態であるか否かを検査するため、例えば電界強度などを検知するためのセンサである。
フライトレコーダ47は、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)などの電力供給が途絶えても記憶内容を保持可能な記憶媒体によって構成される。フライトレコーダ47には、ラジコンヘリ10の各種状態が記憶される。具体的には、フライトレコーダ47には、例えば、飛行した軌跡を示すデータ、飛行状態情報、制御実行データ(コンピュータ21による制御内容)、サーボ出力データ(サーボ制御部25,36による制御内容)、GPS信号の受信データなどが記憶保持される。フライトレコーダ47は、例えば10時間分程度のデータを記憶可能な容量を備えている。
記憶装置81には、収集した飛行状態情報や、後述する安全基準データなどの各種のデータが格納される。
図5は、管制センタが備える飛行制御・情報収集系の構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、管制センタ50は、飛行制御・情報収集系60として、ホストコンピュータ53と、ホストコンピュータ53に接続された操作パネル65と、ホストコンピュータ53に接続された情報モニタ54と、ホストコンピュータ53及び情報モニタ54に接続されたナビゲーションシステム63(目的地設定手段、障害物設定手段及び経路決定手段を構成する。)と、通信アンテナ51(図1参照)を介してラジコンヘリ10との間で各種情報を送受するデータ送受信機61と、データ送受信機61とホストコンピュータ53との間に接続されたモデム62と、画像受信機64と、安全監視モニタ55と、画像受信機64及びホストコンピュータ53に接続された収集映像モニタ56と、ホストコンピュータ53との間に接続された記憶装置81とを備えている。
画像受信機64は、ラジコンヘリ10から同時に送られてくる周囲監視カメラ13の監視映像情報及び情報収集用カメラ14の映像情報をパラボラアンテナ52(図1参照)を介して受信して復号化・伸長化させる機能を有する。
安全監視モニタ55は、画像受信機64から入力される周囲監視カメラ13の監視映像を表示する表示装置である。
なお、収集映像モニタ56は、情報収集用カメラ14の情報収集映像や観測センサ17の測定データをホストコンピュータ53に受け渡して、ホストコンピュータ53からその映像などを分析した結果の注目箇所などの分析映像が返送されてきたときには情報収集映像と重畳させて表示する。
モデム62は、ホストコンピュータ53が処理する各種情報をデータ送受信機61とのやり取り可能にA/D変換またはD/A変換する。記憶装置81には、ラジコンヘリ10から取得した各種の情報などの様々なデータが格納される。
次に、本例の無人飛行体制御システム1の動作について図面を参照して説明する。
図6は、飛行状態情報収集・解析処理の例を示すフローチャートである。
飛行状態情報収集・解析処理は、ラジコンヘリ10が備えるコンピュータ21によって実行される。すなわち、コンピュータ21は、飛行状態情報収集処理を実行する飛行状態情報収集手段と、飛行状態情報解析処理(飛行状態検査処理)を実行する飛行状態情報解析手段(飛行状態検査手段)とを含む。なお、飛行状態情報を収集するための各センサを含んで飛行状態情報収集手段が構成されるとしてもよい。図7は、収集された飛行状態情報の例を示す説明図である。ここでは、飛行状態情報収集部40を構成する各センサによって、図7に示すような飛行状態情報が検知されたものとして説明する。
飛行状態情報収集・解析処理において、コンピュータ21は、エンジン回転数センサ41から、ラジコンヘリ10に搭載されているエンジンの回転数を示すエンジン回転数データを取得する(ステップS101)。ここでは、エンジン回転数データとして「2000[回転/分]」が取得されたものとする。
また、コンピュータ21は、ラジコンヘリ10の燃料の残量を示す燃料残量データを燃料残量センサ42から取得し(ステップS102)、ラジコンヘリ10に搭載されている電源装置の供給電圧を示す供給電圧データを電圧センサ43から取得する(ステップS103)。ここでは、燃料残量データとして「20[l]」が取得され、供給電圧データとして「100[V]」が検出されたものとする。
また、コンピュータ21は、ラジコンヘリ10の現在位置を示す位置データ、現在の高度を示す高度データ、及び現在の速度を示す速度データを、位置・高度・速度センサ44から取得する(ステップS104)。ここでは、位置データとしてGPS信号から算出される緯度・経度の値が取得され、高度データとしてGPS信号から算出される値「25[m]」が取得され、速度データとして「30[km/h]」が取得されたものとする。
さらに、コンピュータ21は、正常に受信できているGPS信号の数を示すGPS捕獲数データをGPS捕獲数センサ45から取得し(ステップS105)、管制センタ50との通信環境状態を示す電波強度データを電波強度センサ46から取得する(ステップS106)。ここでは、GPS捕獲数データとして「5個」が取得され、電波強度データとして「電界強度:○△[V/m]」が取得されたものとする。
飛行状態情報を収集すると、コンピュータ21は、収集した飛行状態情報と、あらかじめ定められた安全基準データとを比較する処理を行う(ステップS107)。
「安全基準データ」は、ラジコンヘリ10の安全な飛行を継続することができると認められる各飛行状態情報の値の範囲を示すデータを意味し、あらかじめ定められ、事前に記憶装置48に格納されている。
図8は、安全基準データの例を示す説明図である。
なお、図8には、非常時対応処理選択テーブルも示されている。図8に示すように、安全基準データには、各飛行状態情報それぞれについて、安全基準を満たす範囲を示す値が設定されている。なお、図8に示す値は一例であって、他の値とされていてもよい。また、安全基準データが示す安全基準は、安全基準を満たす範囲を示す値でなく、安全基準を満たす範囲を示す記号(例えば、飛行状態情報が示す値の範囲を複数レベルに分割し、分割したレベルのうちどのレベルが安全レベルであるかを示すようにした場合、その安全レベルを示す記号)等によって表すようにしてもよい。さらに、安全基準データが示す安全基準が、通常値と比較した割合(例えば、燃料について満タン状態(通常値)の1/4以上、エンジン回転数について通常状態(3500回転/分)の4割減から4割増までの範囲)によって表すようにしてもよい。
なお、図8に示すように、各安全基準データには、各安全基準データが示す安全基準を満たさなかったときに選択される「非常時対応処理」が対応付けされている。飛行状態情報と非常時対応処理とが対応付けされたテーブルを、非常時対応処理選択テーブルと呼ぶ。「非常時対応処理」には、この例では、「落下」、「帰還」、「待機後帰還」の3種類があり、いずれの「非常時対応処理」が選択されるかは、飛行状態情報に応じてあらかじめ定められている。
コンピュータ21は、収集した飛行状態情報と安全基準データとの比較の結果、すべての飛行状態情報が安全基準を満たしているか否か判定する(ステップS108)。
すべての飛行状態情報が安全基準を満たしていれば、コンピュータ21は、飛行状態情報収集・解析処理を終了する。すなわち、ラジコンヘリ10の飛行制御を継続する。
何れかの飛行状態情報が安全基準を満たしていなければ、コンピュータ21は、安全基準を具備しない飛行状態情報の種類に応じて、非常時対応処理を決定する(ステップS109)。この例では、非常時対応処理選択テーブル(図8参照)に従って、飛行状態情報の種類に応じて非常時対応処理が選択される。
具体的には、コンピュータ21は、安全基準を満たしていない飛行状態情報が「エンジン回転数データ」であれば非常時対応処理として「落下」を選択し、安全基準を満たしていない飛行状態情報が「燃料残量データ」であれば非常時対応処理として「帰還」を選択し、安全基準を満たしていない飛行状態情報が「供給電圧データ」であれば非常時対応処理として「待機後帰還」を選択し、安全基準を満たしていない飛行状態情報が「位置データ、高度データ、速度データ」の何れかであれば非常時対応処理として「帰還」を選択し、安全基準を満たしていない飛行状態情報が「GPS捕獲数データ」であれば非常時対応処理として「帰還」を選択し、安全基準を満たしていない飛行状態情報が「電波強度データ」であれば非常時対応処理として「待機後帰還」を選択する。
なお、安全基準を満たしていない飛行状態情報が複数あった場合には、コンピュータ21は、安全基準を満たしていない各飛行状態情報に対応する非常時対応処理のうち、優先順位の高い処理を選択する。なお、この例では、優先順位は、「落下」、「帰還」、「待機後帰還」の順番であるものとする。
非常時対応処理として「帰還」を選択した場合には(ステップS110)、コンピュータ21は、帰還ルートを決定し(ステップS111)、現在設定されている軌道(例えば自動飛行のために設定されている軌道)を、決定した帰還ルートを飛行するための帰還軌道に切り替える(ステップS112)。その後、コンピュータ21による飛行制御によって、設定された帰還軌道に沿ってラジコンヘリ10を飛行させ、ラジコンヘリ10の発着場に帰還させる。
非常時対応処理として「待機後帰還」を選択した場合には(ステップS110)、コンピュータ21は、あらかじめ定められた所定期間、ラジコンヘリ10をその場でホバリングさせ、所定期間が経過したときに飛行状態情報収集処理を再度実行し、安全基準を満たしていない状態が維持されていればステップS111に移行し、安全基準を満たす状態に回復していればステップS111に移行することなく飛行状態情報収集・解析処理を終了する(ステップS113)。
非常時対応処理として「落下」を選択した場合には(ステップS110)、コンピュータ21は、その場に落下(この場合、パラシュート装置18を用いて落下させ、機体の劣化・損傷、周囲への影響を最小限にする。)させるための制御を実行する(ステップS113)。なお、その場周辺に着陸させるようにしてもよい。
なお、飛行状態情報収集・解析処理は、例えば定期的(例えば1秒ごと、1分ごと)に実行されるものとする。ただし、飛行状態情報収集部40を構成する各センサによって、情報を収集するタイミングを異ならせるようにしてもよい。
次に、帰還ルート決定処理(ステップS111)の例について説明する。
図9は、帰還ルート選択テーブルを示す説明図である。
この例では、コンピュータ21は、図9に示す帰還ルート選択テーブルに従って、帰還ルートを決定する。
具体的には、コンピュータ21は、帰還することに決定した際に(ステップS110)、ラジコンヘリ10が目的地へ向けて進行中(往路)であるのか、目的地での作業を終えて発着場へ向けて帰還中(復路)であるのかを確認し、往路であればこれまで進んだルートを逆に辿る帰還ルートとすることに決定し、復路であればそのまま帰還飛行を継続する帰還ルートとすることに決定する。なお、これまで進んだルートを逆に辿る帰還ルートとする帰還軌道を生成する場合、そのまま帰還飛行を継続する帰還ルートとする帰還軌道を生成する場合のいずれにおいても、基幹移動点とされていた移動点を全て通常移動点に変更して帰還軌道が生成される。
次に、帰還ルート決定処理(ステップS111)の他の例について説明する。
図10は、帰還ルート決定処理の他の例を示すフローチャートである。図11は、この例における帰還ルートの決定手順を説明するための説明図である。
ここでは、図11(A)に示す状態であったときにラジコンヘリ10に不具合が発生し、帰還することに決定された(ステップS110)ものとする。
この例では、コンピュータ21は、先ず、現在地から発着場までの平面移動経路を導出する。平面移動経路とは、高度が考慮されていない平面的な移動経路を意味する(ステップS111a)。ここでは、図11(B)に示すように、現在地(例えば経度及び緯度によって特定し、高度は考慮しない)と、発着場の位置(例えば経度及び緯度によって特定し、高度は考慮しない)とを最短で結ぶ平面移動経路を導出したものとする。
次に、コンピュータ21は、平面移動経路上の各位置について、安全高度を導出する(ステップS111b)。安全高度とは、樹木や鉄塔などの障害物がある場合にはその障害物の最高点よりも所定距離(例えば5m)上方の高度、障害物がない場合には地表面から所定距離情報の高度を意味し、例えばあらかじめ記憶装置48に記憶された安全高度データにもとづいて導出される。安全高度データは、飛行予定エリアを含む周辺エリアの各地点における安全高度が設定されたデータであり、あらかじめ作成されて記憶装置48に格納される。ここでは、図11(C)に示すように、ステップS111aにて導出した平面移動経路における各地点について、現在地(例えば経度、緯度及び高度によって特定される)から発着場の位置(例えば経度、緯度及び高度によって特定される)までの安全高度を導出する。
そして、コンピュータ21は、ステップS111aにて導出した平面移動経路と、ステップS111bにて導出した安全高度とを合わせた立体的な経路を、帰還ルートとすることに決定する(ステップS111c)。すなわち、ステップS111aにて導出した平面移動経路が示す平面座標と、ステップS111bにて導出した安全高度が示す高度座標とを合わせた三次元座標によって特定されるルートが、帰還ルートとして決定される。そして、コンピュータ21によって、決定された帰還ルートに従って飛行させるための帰還軌道が生成される。
以上により、無人飛行体に通信環境の悪化などの不具合が発生したときに、無人飛行体の自律制御によって無人飛行体を自動的に帰還させることができ、管制センタ50による無人飛行体の運航制御を行うことができない状態となった場合であっても、損傷を負わせることなく無人飛行体を回収することができる。
すなわち、ラジコンヘリ10に、自己の安定飛行に影響を及ぼす可能性のある不具合が発生しているか否かを検査する自己診断機能(飛行状態解析手段)を搭載し、その解析結果に応じて帰還などの対応を自動的にとる構成としたので、管制センタ50による無人飛行体の運航制御を行うことができない状態となった場合であっても、損傷を負わせることなく無人飛行体を回収することができる。
また、以上により、管制センタ50による無人飛行体の運航制御を行うことができない状態となった場合であっても、安全に無人飛行体を帰還させることができ、無人飛行体が破損や大破してしまうことを防止することができ、システムの稼働率を向上させることができるとともに、修理コストが増大してしまうことを防止することができる。
以上の説明では、安全基準を満たさない飛行状態情報の種類に応じて非常時対応処理を選択する構成としていたが、安全基準を満たさない程度、あるいは種類と程度の双方に応じて非常時対応処理を決定するようにしてもよい。具体的には、例えば、燃料残量が2リットル以上あれば「帰還」に決定し、2リットル未満である場合や2リットル以上ではあるが燃料の減り方が極端に早い場合(過去に受信した飛行状態情報と今回受信した飛行状態情報とを比較することによって判断できる。)には「落下」に決定するようにすればよい。
また、飛行状態情報収集部40に含まれる各センサは一例であり、ラジコンヘリ10の安定飛行に影響を及ぼす可能性のある不具合を発見できるものであればどのようなものが含まれていてもよく、例えば、ラジコンヘリ10の傾きを検知する姿勢センサ、ラジコンヘリ10周辺の風力を検知する風力センサ、ラジコンヘリ10内の温度やラジコンヘリ10周辺の温度を検知する温度センサ、ラジコンヘリ10の振動状態を検知する振動センサなどの、他のセンサを含む構成としてもよい。
また、管制センタ50よりラジコンヘリ10を自動飛行させる構成としていたが、管制センタ50の飛行制御・情報収集系60を用いてラジコンヘリ10を半自動飛行または手動飛行させてもよい。
さらに、無人飛行体としてラジコンヘリ10(無人ヘリコプタ)を用いたが、無人気球,無人飛行船及び無人飛行機などを用いてもよい。
以上説明したように、本発明の無人飛行体及び無人飛行体制御方法は、無人飛行体に通信環境の悪化などの不具合が発生したときに、無人飛行体の自律制御によって無人飛行体を自動的に帰還させるために利用することができる。
本発明の実施例1による無人飛行体を含む無人飛行体制御システムの概略全体構成を示す図である。 図1に示したラジコンヘリの構成を示す図である。 図1に示したラジコンヘリの飛行制御系の構成を示す図である。 図1に示したラジコンヘリの情報収集系の構成を示す図である。 図1に示した管制センタの飛行制御・情報収集系の構成を示す図である。 図4に示したコンピュータが実行する飛行状態情報収集・解析処理の例を示すフローチャートである。 飛行状態情報収集処理によって取得された飛行状態情報の例を示す説明図である。 安全基準データと非常時対応処理選択テーブルとの例を示す説明図である。 帰還ルート選択テーブルの例を示す説明図である。 図4に示したコンピュータが実行する帰還ルート決定処理の他の例を示すフローチャートである。 帰還ルートの決定手順を説明するための説明図である。
符号の説明
10 ラジコンヘリ
20 飛行制御系
21 コンピュータ
30 情報収集系
40 飛行状態情報収集部
47 フライトレコーダ
50 管制センタ
53 ホストコンピュータ
60 飛行制御・情報収集系

Claims (12)

  1. 飛行制御を行うための飛行制御系(60)を備える管制センタ(50)の制御に基づいて上空を飛行するための飛行制御系(20)を備える無人飛行体(10)であって、
    あらかじめ定められた飛行状態情報を収集するための情報収集手段(21及び40)と、
    前記情報収集手段(21及び40)により収集された前記飛行状態情報に基づいて飛行状態を検査する飛行状態検査手段(21)と、
    前記飛行状態検査手段(21)の検査結果に応じて帰還するか否かを判定する帰還判定手段(21)と、
    前記帰還判定手段(21)の判定により帰還することに決定された場合に、帰還ルートを決定する帰還ルート決定手段(21)と、
    前記管制センタ(50)からの制御によらず、前記帰還ルート決定手段(21)によって決定された帰還ルートに従って帰還するための飛行制御を行う帰還飛行制御手段(21)と、
    を具備することを特徴とする無人飛行体。
  2. 前記情報収集手段(21及び40)は、前記無人飛行体(10)に搭載されているエンジンの回転数を前記飛行状態情報として検知するエンジン回転数センサ(41)、前記無人飛行体(10)の燃料の残量を前記飛行状態情報として検知する燃料残量センサ(42)、前記無人飛行体(10)に搭載されている電源装置からの供給電圧を前記飛行状態情報として検知する供給電圧センサ(43)、前記無人飛行体(10)の位置を前記飛行状態情報として検知する位置センサ(44)、前記無人飛行体(10)の高度を前記飛行状態情報として検知する高度センサ(44)、前記無人飛行体(10)の速度を前記飛行状態情報として検知する速度センサ(44)、前記無人飛行体(10)と前記管制センタ(50)との間の通信状態を前記飛行状態情報として検知する電波強度センサ(46)のうち、少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項1の無人飛行体。
  3. 前記飛行状態検査手段(21)は、前記情報収集手段(21)により収集された前記飛行状態情報が、あらかじめ定められた安全基準を満たしているか否かを判定し、
    前記帰還判定手段(21)は、前記飛行状態検査手段(21)が安全基準を満たしていないと判定したときに、安全基準を満たしていない飛行状態情報の種類に応じて、帰還するか否かを判定することを特徴とする、請求項1または請求項2記載の無人飛行体。
  4. 前記帰還判定手段(21)は、前記飛行状態検査手段(21)によって前記管制センタ(50)との間の通信状態を示す飛行状態情報が安全基準を満たしていないと判定されたことに応じて、帰還することに決定する、ことを特徴とする請求項3の無人飛行体。
  5. 帰還ルート決定手段(21)は、往路であれば来た経路を逆に辿るルートを帰還ルートとすることに決定し、復路であればそのままの経路を帰還ルートとすることに決定する、ことを特徴とする請求項1乃至4いずれかの無人飛行体。
  6. 帰還ルート決定手段(21)は、帰還先までの平面移動経路を導出したあと、当該平面移動経路上の安全高度を導出し、導出した平面移動経路と安全高度とによって定まる立体的な経路を帰還ルートとすることに決定する、ことを特徴とする請求項1乃至4いずれかの無人飛行体。
  7. 管制センタ(50)の飛行制御に基づいて上空を飛行する無人飛行体(10)を制御する無人飛行体制御方法であって、
    無人飛行体(10)に搭載された状態情報収集手段(21及び40)を用いてあらかじめ定められた飛行状態情報を収集し、
    前記状態情報収集手段(21及び40)によって収集された前記飛行状態情報に基づいて飛行状態を検査し、
    該検査結果に応じて帰還するか否かを判定し、
    帰還することに決定された場合に、帰還ルートを決定し、
    前記管制センタ(50)からの制御によらず、決定された帰還ルートに従って帰還するための飛行制御を行う、ことを特徴とする無人飛行体制御方法。
  8. 前記状態情報収集手段(40)が、前記無人飛行体(10)に搭載されているエンジンの回転数を前記飛行状態情報として検知するエンジン回転数センサ(41)、前記無人飛行体(10)の燃料の残量を前記飛行状態情報として検知する燃料残量センサ(42)、前記無人飛行体(10)に搭載されている電源装置からの供給電圧を前記飛行状態情報として検知する供給電圧センサ(43)、前記無人飛行体(10)の位置を前記飛行状態情報として検知する位置センサ(44)、前記無人飛行体(10)の高度を前記飛行状態情報として検知する高度センサ(44)、前記無人飛行体(10)の速度を前記飛行状態情報として検知する速度センサ(44)、前記無人飛行体(10)と前記管制センタ(50)との間の通信状態を前記飛行状態情報として検知する電波強度センサ(46)のうち、少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項7の無人飛行体制御方法。
  9. 前記状態情報収集手段(21及び40)によって収集された収集された前記飛行状態情報が、あらかじめ定められた安全基準を満たしているか否かを判定することで、飛行状態を検査し、
    安全基準を満たしていないと判定したときに、安全基準を満たしていない飛行状態情報の種類に応じて、帰還するか否かを判定する、ことを特徴とする請求項7又は8の無人飛行体制御方法。
  10. 前記管制センタ(50)との間の通信状態を示す飛行状態情報が安全基準を満たしていないと判定されたことに応じて、帰還することに決定する、ことを特徴とする請求項9の無人飛行体制御方法。
  11. 往路であれば来た経路を逆に辿るルートを帰還ルートとすることに決定し、復路であればそのままの経路を帰還ルートとすることに決定する、ことを特徴とする請求項7乃至10いずれかの無人飛行体制御方法。
  12. 帰還先までの平面移動経路を導出したあと、当該平面移動経路上の安全高度を導出し、導出した平面移動経路と安全高度とによって定まる立体的な経路を帰還ルートとすることに決定する、ことを特徴とする請求項7乃至10いずれかの無人飛行体制御方法。

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