JP2006080860A - カメラ及びカメラ画像転送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 デジタルカメラで撮影した画像を直接ワイヤレスで他の機器に転送する場合に、画像サイズが大きいと転送先の機器で撮影した全ての画像を確認するのに時間がかかってしまうので、この対策として撮影画像の確認が素早く出来るようなカメラ及びカメラ画像転送システムを提案する。
【解決手段】 デジタルカメラ本体で撮影した画像の内、特定の画像(例えば通常の撮影ではサムネイル画像、RAW+JPEG撮影時では画像サイズの比較的小さいJPEG画像)のみを先に転送しておく事で、転送先ではこの画像を確認した上で最終的に必要な画像のみを選択して転送するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 デジタルカメラ本体で撮影した画像の内、特定の画像(例えば通常の撮影ではサムネイル画像、RAW+JPEG撮影時では画像サイズの比較的小さいJPEG画像)のみを先に転送しておく事で、転送先ではこの画像を確認した上で最終的に必要な画像のみを選択して転送するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明はデジタルカメラ等に内蔵したワイヤレス伝送機器を用いた画像転送システムに関するものであり、特に撮影画像のファイルを選択的に伝送する為のカメラとホスト機器間の画像転送処理方法について提案する。
従来デジタルカメラ等で撮影した画像を、ダイレクトで無線LAN等のワイヤレス伝送システムを介して送信する場合には、図4に示したような方法で転送を行っていた。
図4では不図示のデジタルカメラ本体で撮影し所定の画像処理を施した撮影画像を、カメラ本体に装着したカードメモリに撮影駒順に記憶していくと共に、外部インタフェースを介してデジタルカメラ本体部に接続されているワイヤレス伝送ブロックにも同様に撮影駒順に従って撮影画像を転送する。
初めに1駒目のサムネイル画像(本画像を所定の間引き処理して画像サイズを縮小したもので、撮影者が画像の確認用にカメラ本体のTFT表示部で観察したりPC上で観察したりする為に、通常数100Kバイトの画像サイズで構成される)、1駒目の本画像(実際の撮影素子の画素数に合わせた撮影画像で、通常数Mバイトの画像サイズで構成される)、2駒目のサムネイル画像、2駒目の本画像、更に3駒目、4駒目、5駒目というように、順々にワイヤレス通信部100に画像データを送り出していく。
このワイヤレス通信部は実際に送信する為の画像データを無線用のRFデータに変換する為の処理部で構成されると共に、逆にホスト機器からの各無線データを受信して所定のデータに変換する為の処理部としても構成される送受信兼用モジュールから成っている。
実際の撮影画像はこのワイヤレス通信部100で所定の変調処理を行った後、アンテナ101を介して実際の無線データとしてホスト機器に対して送信していく事になる。
一方受信側では上記送信部より送信された画像データをアンテナ103を介して受信し、このデータをワイヤレス通信部102に入力するが、このワイヤレス通信部102も上記ワイヤレス通信部100と全く同じ構成となっていて、画像データ等の送受信を共に行う事が可能である。
このワイヤレス通信部102を介して無線データを元の画像データに復調していくが、この場合も当然受信した画像は、1駒目のサムネイル画像、1駒目の本画像、2駒目のサムネイル画像、2駒目の本画像というように撮影した画像順と同じであり、これをホスト機器104のモニター画面上に順々に表示(例えばサムネイル画像のみを順々に画面上に分割して表示する)していく事になる。
このように従来のデジタルカメラに内蔵若しくはカメラ本体に直接接続されたワイヤレス通信モジュールを介してホスト機器との画像伝送を行うようなシステムの場合には、撮影した撮影駒順に全ての画像データを送信し、その画像データをホスト側で順々に受信するようなシステムが一般的に採用されている。
特開2001−016350号公報
従来の方法で示したように、デジタルカメラで撮影した画像をカメラ本体に内蔵若しくは外部に装着した無線モジュールを介してワイヤレス(無線)で他のホスト機器やホストPC等に伝送する場合はその伝送速度がネックとなる。
現在世の中で普及しているIEEE802.11規格の無線LANではその速度が10Mbpsから50Mbps程度であり、更に実行速度的にはこの数分の一程度迄伝送速度が低下してしまうし、更に無線通信の場合は有線と違って伝送距離が長くなればなる程、電波信号レベルの低下によって更に伝送速度が低下してしまうという問題点もはらんでいる。
通常カメラで撮影した画像を撮影した撮影駒順に従って伝送していく為、撮影した画像サイズが大きくなればなる程伝送先のホスト機器側では全ての撮影画像を確認し終わる迄の時間は非常に長くなってしまい、数十枚の撮影画像を全て伝送する場合には最初の画像と最後の画像との間に数分程度の時間の開きが発生してしまう事になる。
そこで本出願では、カメラ本体と離れた位置にあるホスト機器側でいかに撮影した画像を素早く確認するかという観点に着目し、実使用条件下で有効に機能させる為のカメラ及びカメラ画像転送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本出願に係る発明は、被写体を撮影して撮像データを出力する撮像手段と、前記撮像データに対して所定の画像処理を実施し複数の符号化データを生成する画像処理手段と、前記複数の画像符号化データを一時的に記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶したデータを書き換え可能な外部メモリに記憶する外部記憶手段と、前記画像記憶手段若しくは前記外部記憶手段に記憶した複数の画像符号化データを無線通信にて外部機器に転送するワイヤレス転送手段から構成されるカメラにおいて、画像転送として前記複数の画像符号化データの内特定の形式の画像のみを転送する第一の転送モードと、画像転送として外部機器から選択された画像のみを転送する第二の転送モードを有する事を特徴とする。
本出願に係る発明によれば、カメラ側で撮影した画像をホスト側にワイヤレス伝送する際に、一気に全ての撮影画像を伝送するのではなく、初めにサムネイル画像等の縮小画像を伝送してホスト側のユーザーがその場で撮影画像の確認を直ちに行い、その後撮影の本画像を全て伝送若しくはホスト側のユーザーがモニター画面を見ながら必要な画像のみを選択して、その選択情報をカメラ側にワイヤレスで通知し、カメラ側からその選択情報に基づく画像のみを伝送するという画像伝送を行う事で、ワイヤレス伝送そのものの伝送速度の低さをカバーする画像伝送システムを実現する事が可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は本発明の全体のシステム構成を示すブロック図であり、この図の構成の場合は撮影者自身による不図示のカメラ操作スイッチ(カメラのメインSW及びレリーズSWで構成)の状態変化を全体制御CPU7が検出し、その他の各回路ブロックへの電源供給並びに初期設定を開始すると共に各カメラ系の制御をカメラ制御手段8を通して実行する。
撮影画面範囲内の被写体像は、全体制御CPU7からの信号でレンズ駆動手段4を介して所定動作する主撮影光学系3を通して撮像素子(この場合CCD)1上に結像し、この撮像素子1からの出力信号をアナログフロントエンド回路5を介して各画素毎に相関二重サンプリング→ゲイン設定→AD変換を実施し、順々に所定のデジタル信号に変換する。
ここで撮像素子1は、全体の駆動タイミングを決定しているタイミングジェネレータ(TG/SSG)2からの信号に基づき、各画素毎の水平駆動並びに垂直駆動の為のドライバー回路を介して所定駆動する事により画像信号出力を発生する。
上記アナログフロントエンド5の出力信号は実際の信号処理を行うDSP6に入力し、ここで撮像素子1と主撮影光学系3との組み合わせ等で生ずる光学的な画像劣化の補正を実行し、次に内部の色補間ブロックへ入力して通常センサーの画素配列がベイヤー配列で構成されているものに対して、色補間処理を行ってRGBの3プレーンのデータに変換する。
この色補間処理に続いてDSP内部のマトリックス補正ブロックへ入力し、センサー固有のカラーフィルターの持つ分光特性から所望の色を出力する為のマトリックス補正を実行してRGB→RGB変換を行う。
次に内部のγ変換ブロックへ入力して、通常アナログフロントエンド回路5でデジタルデータに変換したデータ巾12ビットを8ビットに変換する処理を行い、所定のダイナミックレンジに入るようにデータの変換いわゆるγ変換を行う。
更に内部のRGB→YCrCb変換ブロックへ入力してRGB→YCrCbの色変換処理を行った後、内部の偽色除去ブロックへ入力してCrCb成分に対する偽色除去処理を行う。
ここで偽色除去処理としては、いわゆるサンプリング周波数と画像周波数との関係から生ずる色モアレ等の発生に対してメディアンフィルター(中間値フィルター)を使用する等があげられる。
更に内部のエッジ強調ブロックへ入力し、いわゆる画像の中間周波数付近のゲインを持ち上げるエッジ強調処理を行って画像の輪郭強調等の加工を行った後、内部の解像度変換ブロックへ入力して所定の画像サイズにリサイズする。
ここで所定の画像サイズにリサイズする場合は、実際にフィルター処理を行ってから間引き処理を行うことになるが、水平及び垂直方向に対して同等の処理を行う。
以上の動作を1フレーム分順々に行っていき、その結果をDSP6のバス上に繋がっているバッファメモリ9に一時的に記憶する。
以上の動作が撮像素子1を通して撮像した画像に対する実際のカラー処理であるが、このバッファメモリ9に展開したカラー処理後のデータを再びDSP6へ入力し、今度は圧縮処理を実行する。
この圧縮処理としては、通常のDCT変換をベースとした非可逆タイプのJPEG圧縮処理と、可逆タイプのLossless圧縮処理が一般的に使用されている。
はじめに上述した方法でカラー処理を行った結果を記憶しているバッファメモリ9の画像処理後のデータをDSP6へ読み込み、ここで内部のラスターブロック変換ブロックへ入力して、画像データを水平8画素、垂直8画素単位での2次元単位でのブロックに変換する。
次に内部のDCT変換ブロックにデータを入力し、ここでは8×8ブロック単位でいわゆる周波数成分毎の8×8のデータに変換するDCT変換を行い、2次元単位での低周波成分から高周波成分への係数を算出する。
次に内部の量子化ブロックへ入力して上記DCT変換で算出した係数値に対する量子化を行うが、この量子化に関しては事前に値が設定されている量子化テーブルの値に基づいて各係数毎の除算にて実現している。
更にこの量子化した結果を所定のスキャン方向に沿ってデータを読み出しながら、内部のハフマン符号化ブロックへ入力して、ここではやはり事前に値が設定されているハフマンテーブルの値に沿ったエントロピー符号化を実施する。
上記の方法で圧縮したデータを再度バッファメモリ9の所定領域内に書き戻す事で一連の圧縮処理を終了する。
一方可逆タイプのLossless圧縮方法としては、いわゆるDPCMをベースにした圧縮処理に関するものであるが、はじめに上述した方法でカラー処理を行った結果を記憶しているバッファメモリ9の画像処理後のデータをDSP6へ読み込み、内部のDPCM変換ブロックへ入力して、予測値との差分データとして画像データを変換する。
次にこのDPCM変換したデータを読み出しながら内部のハフマン符号化ブロックへ入力して、ここでは事前に値が設定されているハフマンテーブルの値に沿ったエントロピー符号化を実施する。
上記の方法で圧縮したデータを再度バッファメモリ9の別の所定領域内に書き戻す事で一連の圧縮処理を終了する。
以上の方法によりDSP6内部で所定の圧縮フォーマットに基づきデータ圧縮した上で、その圧縮データをカードコントローラ10を介してカードメモリ11(通常フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを使用)に記憶する。
又、逆に撮影済みの画像データを観察する場合には、上記カードメモリ11に圧縮記憶されたデータを上記DSP6内部のJPEG処理ブロックを通して通常の撮影画素毎のデータに伸張し、その結果をバッファメモリ9へ転送する事で、この画像データをTFTコントローラ制御手段12及びTFT表示手段13を通して撮影画像を縮小して外部表示する事が出来る。
又、上記DSP6での本画像処理と同時に作成したサムネイル画像に関しても、カードメモリ11に記憶しておく事で、撮影した画像の確認用にこの画像データを読み出して上記TFT表示手段13を通して表示する事も可能である。
一方カメラ全体の制御及び上記コントローラに対するシーケンス制御に関しては、全体制御CPU7がバス上に繋がっている不図示のインストラクションメモリに記憶してあるインストラクションコードに従って命令を実行する事で動作を行い、レンズ駆動手段4を介して主撮影光学系3を駆動制御(レンズ内のフォーカス駆動や絞り駆動制御)したり、カメラ制御手段8等で示したシャッター制御手段を介して実際のシャッター露光制御を行い、更には撮影処理画像に対してヘッダ情報を付加したり、撮影条件等の情報をカードメモリ内のデータとして付加したりして記録する。
又、上記撮影画像処理後のデータとしてカードメモリに記憶された画像データは、IEEE1394I/F若しくはUSBI/Fコントローラ14を介して外部接続されたホスト機器若しくはホストPCにも同時に転送する事も可能である。
この場合は上記バッファメモリに一時記憶した画像データを上記IEEE1394I/F若しくはUSBI/Fコントローラ14で構成される高速シリアルI/Fを介して非常に高速な転送速度で外部機器15に転送する事で実現している。
次にこのカメラシステムに直接接続された無線システムの構成に関して説明を行う。
図1に示したワイヤレス伝送部16は、上記カメラ信号処理用DSP6並びに全体制御CPU7等が共通で使用している内部バス上に接続され、このバスを介して実際に送信する画像データやホスト機器側から送られてくる様々な受信データを転送する構成になっている。
ワイヤレス伝送部16は実際の画像データやホスト機器からのコマンドデータなどのデータ情報を伝送上最適なS/Nを稼げるようにする為の1次変調(例えばIEEE802.11aで使用されているOFDM変調等)を行ったり、実際の他の無線機器等との送受信タイミングを決定する為のアクセス制御を実行するベースバンド処理部16a、実際に所定の無線周波数帯の高周波信号に変換するRF処理部16b、RF信号に変換された信号を実際の送信出力として出力する為のパワーアンプで構成される送信部16c、外部からの無線信号を感度よく受信する為のローノイズアンプで構成される受信部16d、この送信信号並びに受信信号をアンテナに対して切り替える為のアンテナスイッチ16eから構成されており、このアンテナスイッチ16eの先には実際に無線信号を送受信する為の外部アンテナ17が接続されている。
以上がデジタルカメラ本体に内蔵若しくは外部接続されたワイヤレス伝送部を持つカメラシステムの構成を示したものであるが、上記デジタルカメラとの画像データの交換を行う外部機器に関しても、同様なワイヤレス伝送部を持つものである。
外部機器20は通常のPC等で構成されているものであり、この外部拡張バスにワイヤレス伝送部18が接続され、上記カメラ本体側と全く同様に実際に受信される画像データやカメラ本体に対して送信する各種データを転送する構成になっている。
ワイヤレス伝送部18は実際の画像データやホスト機器からのコマンドデータなどのデータ情報を伝送上最適なS/Nを稼げるようにする為の1次変調(例えばIEEE802.11aで使用されているOFDM変調等)を行ったり、実際の他の無線機器等との送受信タイミングを決定する為のアクセス制御を実行するベースバンド処理部18a、実際に所定の無線周波数帯の高周波信号に変換するRF処理部18b、RF信号に変換された信号を実際の送信出力として出力する為のパワーアンプで構成される送信部18c、外部からの無線信号を感度よく受信する為のローノイズアンプで構成される受信部18d、この送信信号並びに受信信号をアンテナに対して切り替える為のアンテナスイッチ18eから構成されており、このアンテナスイッチ18eの先には実際に無線信号を送受信する為の外部アンテナ19が接続されている。
このようにデジタルカメラ本体側に接続されたワイヤレス伝送部とホスト機器側に接続されたワイヤレス伝送部は基本的に同じ構成になっており、互いに送受信モードを随時切り替えながら双方向のデータ伝送を実現する。
次に実際のデータ伝送方法に関して、図2のカメラ−ホスト機器間のデータ伝送イメージ図を使って説明を行う。
まずカメラ本体側では、前述したような方法で撮像素子1並びに信号処理DSP6を通して作成された撮影画像ファイルが、カメラの撮影駒順にカメラ本体内部のバッファメモリ9若しくはカードコントローラ10を介してカメラ本体に直接接続されたカードメモリ11に記憶されている。
ここで図2の点線部Aで示した画像ファイル構成のようにカメラ本体側の上記メモリには、1駒目の撮影画像に対するサムネイル画像、次に1駒目の本画像、2駒目の撮影画像に対するサムネイル画像、2駒目の本画像、3駒目のサムネイル画像、3駒目の本画像というように撮影駒順に作成したファイルが記憶されている。
撮影が完了して両機器間のワイヤレス伝送の準備動作が完了した時点で、まず最初にカメラ本体側から全ての撮影駒に対するサムネイル画像のみがワイヤレス通信部16及び外部アンテナ17を通して送信され、これをホスト機器20側のワイヤレス通信部18及び外部アンテナ19を介して受信する。
この撮影画像ファイルは、図2の点線部Bで示した画像ファイル構成のようにサムネイル画像のみが撮影駒順に配列した形になっており、ホスト機器側ではこのサムネイル画像情報のみを使用して、そのモニター画面上に画像を複数枚一覧表示する。
この時点では画像サイズの小さいサムネイル画像のみを転送しているので、いくらワイヤレス伝送の実行速度が低下していようが、基本的にホスト機器側のユーザーが撮影画像を確認する迄の時間はそれ程長くはならないで済む。
次にホスト機器側のユーザーはそのモニター画面上に一覧表示された画像の内、1枚若しくは複数枚の画像を選択(この例の場合は画像5を選択)して、それをワイヤレス通信部18を介してカメラ側のワイヤレス通信部16へ伝送する。
この伝送コマンドをカメラ本体側は受信し、ホスト機器側から本画像送信の要求が来たものとして、ホスト機器側から要求された本画像(この例の場合画像5が選択)をワイヤレス通信部16を介して送信し、これをホスト機器側ではワイヤレス通信部18を介して受信する。
このように本実施例ではカメラ側の撮影が完了すると、初めに画像サイズの小さいサムネイル画像のみをホスト機器側に転送し、ホスト機器側からの本画像要求信号に応じて必要な撮影駒に対する本画像のみを転送するような必要最低限の画像転送システムを構成するものである。
次に本発明の第2の実施例に関して、図3のカメラ−ホスト機器間のデータ伝送イメージ図を使って説明を行う。
まずカメラ本体側では、前述したような方法で撮像素子1並びに信号処理DSP6を通して作成された撮影画像ファイルが、カメラの撮影駒順にカメラ本体内部のバッファメモリ9若しくはカードコントローラ10を介してカメラ本体に直接接続されたカードメモリ11に記憶されている。
この場合カメラ側の撮影モードとしては1駒の撮影画像に対して、画像処理後の画像に対して非可逆圧縮を行ういわゆるJPEG圧縮画像と画像処理を行わずにそのまま可逆圧縮を行うRAW圧縮画像の2種類の本画像を生成するいわゆるRAW+JPEGモードに設定されているものとする。
ここで図3の点線部Cで示した画像ファイル構成のようにカメラ本体側の上記メモリには、1駒目の撮影画像に対するサムネイル画像、次に1駒目のJPEG圧縮画像、1駒目のRAW圧縮画像、2駒目の撮影画像に対するサムネイル画像、2駒目のJPEG圧縮画像、2駒目のRAW圧縮画像、3駒目のサムネイル画像、3駒目のJPEG圧縮画像、3駒目のRAW圧縮画像というように撮影駒順に作成したファイルが記憶されている。
撮影が完了して両機器間のワイヤレス伝送の準備動作が完了した時点で、まず最初にカメラ本体側から全ての撮影駒に対するサムネイル画像とJPEG圧縮画像のみがワイヤレス通信部16及び外部アンテナ17を通して送信され、これをホスト機器20側のワイヤレス通信部18及び外部アンテナ19を介して受信する。
この撮影画像ファイルは、図3の点線部Dで示した画像ファイル構成のようにサムネイル画像とJPEG圧縮画像のみが撮影駒順に配列した形になっており、ホスト機器側ではこの中のサムネイル画像情報のみを使用して、そのモニター画面上に画像を複数枚一覧表示する。
この時点では画像サイズの小さいサムネイル画像と比較的画像サイズの小さいJPEG圧縮画像のみを転送しているので、いくらワイヤレス伝送の実行速度が低下していようが、基本的にホスト機器側のユーザーが撮影画像を確認する迄の時間はそれ程長くはならないで済む。
次にホスト機器側のユーザーはそのモニター画面上に一覧表示された画像の内、1枚若しくは複数枚の画像を選択(この例の場合は画像3を選択)して、それをワイヤレス通信部18を介してカメラ側のワイヤレス通信部16へ伝送する。
この伝送コマンドをカメラ本体側は受信し、ホスト機器側からRAW圧縮画像送信の要求が来たものとして、ホスト機器側から要求されたRAW圧縮画像(この例の場合画像3が選択)をワイヤレス通信部16を介して送信し、これをホスト機器側ではワイヤレス通信部18を介して受信する。
このように本実施例ではカメラ側の撮影が完了すると、初めに画像サイズの小さいサムネイル画像と比較的画像サイズの小さいJPEG圧縮画像のみをホスト機器側に転送し、ホスト機器側からのRAW圧縮画像要求信号に応じて必要な撮影駒に対するRAW圧縮画像のみを転送するような必要最低限の画像転送システムを構成するものである。
1 撮像素子
2 タイミングジェネレータ
3 主撮影光学系
4 レンズ駆動手段
5 アナログフロントエンド回路
6 DSP
7 CPU
8 カメラ制御手段
9 バッファメモリ
10 カードコントローラ
11 カードメモリ
12 TFTコントローラ制御手段
13 TFT表示手段
14 I/Fコントローラ
15,20 外部機器
16,18 ワイヤレス伝送部
17,19 外部アンテナ
2 タイミングジェネレータ
3 主撮影光学系
4 レンズ駆動手段
5 アナログフロントエンド回路
6 DSP
7 CPU
8 カメラ制御手段
9 バッファメモリ
10 カードコントローラ
11 カードメモリ
12 TFTコントローラ制御手段
13 TFT表示手段
14 I/Fコントローラ
15,20 外部機器
16,18 ワイヤレス伝送部
17,19 外部アンテナ
Claims (4)
- 被写体を撮影して撮像データを出力する撮像手段と、前記撮像データに対して所定の画像処理を実施し複数の符号化データを生成する画像処理手段と、前記複数の画像符号化データを一時的に記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶したデータを書き換え可能な外部メモリに記憶する外部記憶手段と、前記画像記憶手段若しくは前記外部記憶手段に記憶した複数の画像符号化データを無線通信にて外部機器に転送するワイヤレス転送手段から構成されるカメラにおいて、画像転送として前記複数の画像符号化データの内特定の形式の画像のみを転送する第一の転送モードと、画像転送として外部機器から選択された画像のみを転送する第二の転送モードを有する事を特徴とするカメラ。
- 複数の画像符号化データとしては、前記撮像手段の撮影画素数に相当する画像を符号化した本画像と、前記撮像手段の撮影画素数を所定の倍率にて間引いた画像を符号化したサムネイル画像とで構成されることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 複数の画像符号化データとしては、前記撮影手段の撮像データを非可逆タイプの圧縮方法によって圧縮した画像と、可逆タイプの圧縮方法によって圧縮した画像とで構成されることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 被写体を撮影して撮像データを出力する撮像手段と、前記撮像データに対して所定の画像処理を実施し複数の符号化データを生成する画像処理手段と、前記複数の画像符号化データを一時的に記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶したデータを書き換え可能な外部メモリに記憶する外部記憶手段と、前記画像記憶手段若しくは前記外部記憶手段に記憶した複数の画像符号化データを無線通信にて外部機器に転送するワイヤレス転送手段から構成されるカメラと、前記カメラから転送される画像符号化データを無線通信にて受信すると共に前記カメラに対して所定のコマンドを無線通信にて送信するワイヤレス伝送外部機器とで構成されるカメラ画像伝送システムにおいて、カメラのレリーズ撮影後直ちに所定の画像を前記カメラから前記ワイヤレス伝送外部機器に伝送し、その後ワイヤレス伝送外部機器側ではこの画像を内部記憶手段に記憶すると共に外部表示手段に画像表示する構成とし、その後ワイヤレス外部機器側で画像の選択を行った上でこの画像の選択情報をカメラ側にワイヤレス伝送にて通知し、カメラ側ではこの通知結果に基づいて所定の画像を選択的にワイヤレス伝送外部機器に伝送する事を特徴とするカメラ画像転送システム。
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