JP2006079171A - 液体制御用減圧弁 - Google Patents

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【課題】安価な液体制御用減圧弁を提供すること。
【解決手段】入口ポート1と出口ポート6を連通する弁孔19に形成された弁座20と、弁座20と当接又は離間する弁体15と、出口ポート6と連通する弁室4を隔離する隔離手段17と、弁体15を弁座20から離間させる方向に隔離手段17を付勢するバネ22とを有する液体制御用減圧弁において、本体にガイド柱12が形成され、弁体15がガイド柱12と嵌合して、摺動するように形成された中空円筒部15cを有し、中空円筒部15cが弁室4と連通孔8により連通されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体の出力圧、即ち二次側圧力を設定圧力に減圧制御する液体制御用減圧弁に関するものである。
流量又は入力圧(一次側圧力)に関わりなく、出力圧(二次側圧力)を一次側圧力よりも低い設定圧力となるように減圧制御する液体制御用減圧弁が知られている。例えば、衛生洗浄装置の液体制御用減圧弁は、シリンダやタンク等の被圧力供給体の上流側の配管に接続され、同被圧力供給体に一定の圧力を供給する用途が一般的である。そのため、二次側圧力が常に設定圧力に減圧保持されることが望まれている。
そこで、衛生洗浄装置の液体制御用減圧弁が特許文献1にあるが、本願に近い技術で現在使用されている液体制御用減圧弁の一例を図3に基づいて説明する。ボディ111には入口ポート101及び出口ポート106が形成され、入口ポート101は連通孔102により弁座121の下部の環状室103と連通され、一方、出口ポート106は連通孔105により弁室104と連通されている。環状室103と弁室104との間で減圧制御するために、当接又は離間する弁座121と弁体116とを有する。ボディ111の上面にはカバー122が取り付けられ、ボディ111とカバー122の間にダイアフラム118の外周部が挟持固定されている。一方、ダイアフラム118の中央部は弁体116の上部に圧受け皿119とバネ受け皿125とにより挟持され、締結手段126で固定されている。カバー122の上部にはメネジが形成され、調圧ネジ124がメネジに螺合されている。ダイアフラム118とボディ111との間には弁室104が形成され、ダイアフラム118とカバー122及び調圧ネジ124との間にはバネ室109が形成されており、弁室104とバネ室109とが隔離手段であるダイアフラム118により隔離されている。なお、バネ室109は調圧ネジ124の通気孔110により大気に開放されている。
弁体116の下部には円筒軸部116bが形成され、円筒軸部116bはガイド112の円筒凹部113に摺動可能にガイドされている。弁体116の下端とガイド112の円筒凹部113とにより弁体下部室107が形成され、弁体下部室107は弁体116に形成された連通孔108a、108bにより、弁室104に連通されている。弁体下部室107は二次側圧力となり、一次側圧力の環状室103とのシールのために、円筒凹部113と摺動する円筒軸部116b側にOリング115が装着されている。
バネ室109にはバネ123が配設され、その下端はバネ受け皿125の上面に、上端は調圧ネジ124の下面に、それぞれ当接されている。従って、バネ123の付勢力はバネ受け皿125を介して、弁体116を弁座121から離間させる方向に作用する。二次側圧力は調圧ネジ124を左右いずれかの方向に回転し、調圧ネジ124のバネ123が当接する下面を上下に移動させることにより設定される。即ち、調圧ネジ124の上下移動の調整により、弁体116が弁座121を閉じた状態の時、バネ123の下向きの付勢力を大きく又は小さくすることが出来るからである。
以上の構成により、出口ポート106からの液体の流れがない時、二次側圧力は設定圧力となっており、弁体116は弁座121を閉じている。この時、弁体116に上向きに作用する力と弁座121が閉じた位置でのバネ123の付勢力とが均衡している。即ち、弁体116に上向きに作用する力とは、図3において二次側圧力が直径φDに作用する力である。但し、弁体116に一次側圧力による軸力が発生しないように、弁座121と円筒軸部116bの直径が同じになるように形成されている。シリンダやタンク等の被圧力供給体において液体が使用されると、二次側圧力が設定圧力より低下しその結果、弁体116に上向きに作用する力も低下する。弁体116の上向き作用力の低下により、弁体116はその上向き作用力とバネ123の付勢力が均衡する位置まで、弁座121を閉じた位置から開く方向に移動されるので、液体が一次側から二次側に流れる。被圧力供給体に液体が補充され二次側圧力が設定圧力となると、弁体116が弁座121を閉じ、液体の一次側から二次側への流れが遮断される。
以上のように、液体制御用減圧弁は二次側圧力を減圧制御する。その作動を安定させるために、弁体116が弁座121と同芯を維持しながら作動するように、弁体116の円筒軸部116bをガイド112の円筒凹部113と摺動させている。更に弁体下部室107を二次側圧力と連通させているので、一次側圧力とシールするため円筒凹部113と摺動する円筒軸部116bにOリング115が装着されている。このように弁体116はガイド112との摺動及びOリング115によるシールの機能のため、又円錐部116aが弁座121と当接又は離間させて減圧制御する機能のため、寸法精度が要求されるので通常は機械加工された金属製のものが使用されている。
特開昭61―229036号公報
しかしながら、このような液体制御用減圧弁は次のような問題があった。
(1)弁体116は形状が複雑で、肉厚が不均一であり、下部にOリング溝を有しているため、必要な寸法精度を確保するためには、金属の機械加工しか選択できず、コスト高であった。
(2)弁体116は上部にネジ部を有して、ダイアフラム118を圧受け皿119とバネ受け皿125とで挟持して締結手段126で固定しているので、締結手段126の組み付け工数が必要で、更にコスト高であった。
(3)コスト低減対策として、弁体116を現状の形状のまま樹脂化しようとすると、肉厚が均一でないため、弁座121と当接する円錐部116a、円筒凹部113でガイドされる円筒軸部116bの寸法精度が確保出来ない。そのため、減圧制御の性能が安定せず、円滑な摺動が損なわれ、ばらつきが大きくなる。又弁体116にOリング溝があり、Oリング溝には樹脂成形時のパーティングラインが生じて、シール性能も損なわれる。従って、コスト低減対策として、樹脂化することが出来なかった
そこで本発明は、かかる課題を解決すべく、安価な液体制御用減圧弁を提供することを目的とする。
本発明の液体制御用減圧弁は、上記課題を解決するために以下のような構成を有している。
(1)入口ポートと出口ポートを連通する弁孔に形成された弁座と、前記弁座と当接又は離間する弁体と、前記出口ポートと連通する弁室を隔離する隔離手段と、前記弁体を前記弁座から離間させる方向に前記隔離手段を付勢するバネとを有する液体制御用減圧弁において、本体にガイド柱が形成され、前記弁体が前記ガイド柱と嵌合して、摺動するように形成された中空円筒部を有し、前記中空円筒部が前記弁室と連通孔により連通されていることを特徴とする。
(2)(1)に記載する液体制御用減圧弁において、前記弁体が前記隔離手段と当接していることを特徴とする。
(3)(1)に記載する液体制御用減圧弁において、前記弁体が樹脂製であって、ほぼ均一な厚みを有することを特徴とする。
本発明の液体制御用減圧弁は、次のように作用効果を奏する。
本発明の液体制御用減圧弁は、入口ポートと出口ポートを連通する弁孔に形成された弁座と、前記弁座と当接又は離間する弁体と、前記出口ポートと連通する弁室を隔離する隔離手段と、前記弁体を前記弁座から離間させる方向に前記隔離手段を付勢するバネとを有する液体制御用減圧弁において、本体にガイド柱が形成され、前記弁体が前記ガイド柱と嵌合して、摺動するように形成された中空円筒部を有し、前記中空円筒部が前記弁室と連通孔により連通されているので、弁体は中空円筒部を有して肉厚がほぼ均一であり、Oリング溝もないため、単純な形状であり、同じ製造方法の場合、安価に製作できる。又、生産数量等により、金属の機械加工又は樹脂成形など、コストに最適な材質及び製造方法を選択することが出来る。
又、本発明の液体制御用減圧弁は、前記弁体が前記隔離手段と当接しているので、弁体と隔離手段は締結でなく当接構造であり、従って組み付け工数が不要であり、安価に製作することが出来る。
又、本発明の液体制御用減圧弁は、前記弁体が樹脂製であって、ほぼ均一な厚みを有するので、弁体は中空円筒部を有して肉厚がほぼ均一であり、Oリング溝もないため、生産数量が多ければ樹脂成形が可能となり、安価に製作することが出来る。弁体の樹脂化は、肉厚がほぼ均一であるので弁座と当接する円錐部、ガイドされる円筒軸部の部品精度が確保でき、又Oリング溝もないため、減圧弁の機能に悪影響となる樹脂成形時のパーティングラインの発生も防ぐことが出来るので、可能となるのである。
以下に本発明に係る液体制御用減圧弁の第1実施例について、図1の断面図を参照して説明する。ボディ11には入口ポート1及び出口ポート6が形成され、入口ポート1は連通孔2により弁座20の下部の環状室3と連通され、一方、出口ポート6は連通孔5により弁室4と連通されている。環状室3と弁室4との間で減圧制御するために、当接又は離間する弁座20と弁体15とを有する。ボディ11の上面にはカバー21が取り付けられ、ボディ11とカバー21の間にダイアフラム17の外周部が挟持固定されている。一方、ダイアフラム17の中央部には、上下に圧受け皿18がダイアフラム17に挟持固定されている。カバー21の上部にはメネジが形成され、調圧ネジ23がメネジに螺合されている。ダイアフラム17とボディ11との間には弁室4が形成され、ダイアフラム17とカバー21及び調圧ネジ23との間にはバネ室9が形成されており、弁室4とバネ室9とが隔離手段であるダイアフラム17により隔離されている。なお、バネ室9は調圧ネジ23の通気孔10により大気に開放されている。
ダイアフラム17の下部の圧受け皿18は弁体15の上部先端と当接されている。このようにダイアフラム17と弁体15は、締結手段を持たず、当接だけの構成であるので、締結のための組み付け工数が不要である。又、弁体15は締結部分がないため、単純な形状に形成することができる。
弁体15は弁座20に対して当接又は離間する円錐部15aとその下部に円筒軸部15bを有する。円錐部15aと円筒軸部15bは、ほぼ均一な肉厚となるように内部が中空状に形成される。ほぼ均一な肉厚としたことにより、樹脂化した場合でも、円錐部15aの精度が確保され、弁座20と円錐部15aによる減圧制御の性能を確保することが出来る。弁体15は弁座20に対して同芯で作動するように、中空円筒部15cがボディ11の下部から上方に伸びるガイド柱12と嵌合して、摺動するように形成されている。弁体15の中空円筒部15cを含む中空部とガイド柱12の上端とにより弁体内部室7が形成され、弁体内部室7は弁体15に形成された連通孔8により、弁室4に連通されている。弁体内部室7は二次側圧力となり、一次側圧力の環状室3とのシールのために、中空円筒部15cと摺動するガイド柱12側にOリング14が装着されている。これにより、弁体15にはOリング溝が不要となり、弁体15の樹脂化が可能となった。又、弁体15はほぼ均一な肉厚とすることが出来、ガイド柱12側と摺動する中空円筒部15cの精度が確保されるので、弁体15が円滑に作動することが出来る。弁体内部室7には弁体15を弁座20に対して閉じる方向に付勢するバネ16が配設されている。
バネ室9にはバネ22が配設され、バネ22の下端はダイアフラム17上部の圧受け皿18の上面に、上端はカバー21に螺合されている調圧ネジ23の下面に、それぞれ当接されている。従って、バネ22の付勢力は上部の圧受け皿18、ダイアフラム17及び下部の圧受け皿18を介して、弁体15を弁座20から離間させる方向に作用する。二次側圧力は調圧ネジ23を左右いずれかの方向に回転し、調圧ネジ23のバネ22が当接する下面を上下に移動させることにより設定される。即ち、調圧ネジ23の上下移動の調整により、弁体15が弁座20を閉じた状態の時、バネ22の下向きの付勢力を大きく又は小さくすることが出来るからである。
このように設けられた本発明の第1実施例の作動及び作用・効果について説明する。まず、出口ポート6からの液体の流れがない場合、二次側圧力は設定圧力となっており、弁体15は弁座20を閉じている。即ち、ダイアフラム17に上向きに作用する力と弁座20が閉じた位置でのバネ22の付勢力とは均衡しており、弁体15は弁体内部室7に配設されているバネ16の付勢力により弁座20を閉じて、且つ弁体15の上部先端部はダイアフラム17の下部の圧受け皿18と当接されている。ここで、ダイアフラム17に上向きに作用する力とは、従来技術と同様に直径φDに二次側圧力が作用する力である。弁体15は弁座20と中空円筒部15cの直径が同じになるように形成されているので、一次側圧力による軸力が発生せず、弁体15に作用する力は、弁座20を閉じる方向のバネ16の付勢力のみである。
次に、シリンダやタンク等の被圧力供給体において液体が使用されると、二次側圧力が設定圧力より低下しその結果、ダイアフラム17に上向きに作用する力も低下する。ダイアフラム17の上向き作用力の低下により、ダイアフラム17はその上向き作用力とバネ22の付勢力が均衡する位置まで下方に移動される。ダイアフラム17の下方への移動により、弁体15は弁座20を閉じた位置から開く方向に移動されるので、液体が一次側から二次側に流れる。被圧力供給体に液体が補充され二次側圧力が設定圧力になると、ダイアフラム17は弁座20が閉じる位置まで戻り、弁体15は弁体内部室7に配設されているバネ16の付勢力により弁座20を閉じ、液体の一次側から二次側への流れが遮断される。
以上の説明では作動をわかり易くするために、被圧力供給体の液体が使用されるところから始まって順序を追って説明した。しかし、実際の場合、被圧力供給体の液体の使用はある時間継続するので、この間、液体制御用減圧弁は二次側圧力を設定値になるまで、液体の使用に相当する流量を一次側から流入させ、設定値になると弁が閉じるように作動することになる。
以上、詳細に説明したように第1実施例の液体制御用減圧弁によれば、入口ポート1と出口ポート6を連通する弁孔19に形成された弁座20と、弁座20と当接又は離間する弁体15と、出口ポート6と連通する弁室4を隔離する隔離手段17と、弁体15を弁座20から離間させる方向に隔離手段17を付勢するバネ22とを有する液体制御用減圧弁において、本体にガイド柱12が形成され、弁体15がガイド柱12と嵌合して、摺動するように形成された中空円筒部15cを有し、中空円筒部15cが弁室4と連通孔8により連通されているので、弁体15は中空円筒部15cを有して肉厚がほぼ均一であり、Oリング溝もないため、単純な形状であり、同じ製造方法の場合、安価に製作できる。又、生産数量等により、金属の機械加工又は樹脂成形など、コストに最適な材質及び製造方法を選択することが出来る。
又、第1実施例の液体制御用減圧弁によれば、弁体15が隔離手段17と当接しているので、弁体15と隔離手段17は締結手段を持たず、当接構造であり、従って、組み付け工数が不要である。又、弁体15も単純な形状とすることが出来、安価に製作することが出来る。
又、第1実施例の液体制御用減圧弁によれば、弁体15が樹脂製であって、ほぼ均一な厚みを有するので、弁体15は中空円筒部15cを有して肉厚がほぼ均一であり、Oリング溝もないため、生産数量が多ければ樹脂成形が可能となり、安価に製作することが出来る。弁体15の樹脂化は、肉厚がほぼ均一であるので弁座20と当接する円錐部15a、ガイドされる中空円筒部15cの部品精度が確保でき、又Oリング溝もないため、減圧弁の機能に悪影響となる樹脂成形時のパーティングラインの発生も防ぐことが出来るので、可能となるのである。
次に、本発明の第2実施例を説明する。第2実施例は第1実施例の弁室4を隔離する隔離手段としてのダイアフラム17が圧受け摺動板32となっていることのみが異なり、その他は同様であるので、相違する点のみを説明して、その他の説明は割愛する。
図2の断面図を参照して説明する。ボディ28の上面にはカバー31が取り付けられ、カバー31の下部孔に圧受け摺動板32が摺動可能に配接され、カバー31の上部メネジに調圧ネジ23が螺合されている。圧受け摺動板32とボディ28との間には弁室25が形成され、圧受け摺動板32とカバー31及び調圧ネジ23との間にはバネ室26が形成されている。弁室25とバネ室26とが隔離手段である圧受け摺動板32により隔離されている。バネ室26にはバネ29が配設され、バネ29の下端は圧受け摺動板32上部の円筒凹部と、上端は調圧ネジ23の下面とそれぞれ当接されている。又、圧受け摺動板32の下部は弁体15の上部先端と当接されているので、バネ29の付勢力は圧受け摺動板32を介して、弁体15を弁座20から離間させる方向に作用する。
このように設けられた本発明の第2実施例の作動及び作用・効果について説明する。まず、出口ポート6からの液体の流れがない場合、二次側圧力は設定圧力となっており、弁体15は弁座20を閉じている。即ち、二次側圧力を受けて圧受け摺動板32に上向きに作用する力と弁座20が閉じた位置でのバネ29の付勢力とは均衡している。ここで、圧受け摺動板32に上向きに作用する力とは、圧受け摺動板32の直径φD’に二次側圧力が作用する力である。その他の作動は、第1実施例と全く同様である。
次に、シリンダやタンク等の被圧力供給体において液体が使用されると、二次側圧力が設定圧力より低下しその結果、圧受け摺動板32に上向きに作用する力も低下する。圧受け摺動板32の上向き作用力の低下により、圧受け摺動板32はその上向き作用力とバネ29の付勢力が均衡する位置まで下方に移動される。圧受け摺動板32の下方への移動により、弁体15は弁座20を閉じた位置から開く方向に移動されるので、液体が一次側から二次側に流れる。その他の作動は、第1実施例と全く同様である。
このように設けられた第2実施例の作用・効果は、第1実施例と全く同様であるので説明は割愛する。即ち、第2実施例が第1実施例の弁室25を隔離する隔離手段としてのダイアフラム17が圧受け摺動板32となっていることのみが異なり、その他は同様である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本発明の第1実施例である液体制御用減圧弁の構成を示す断面図である。 本発明の第2実施例である液体制御用減圧弁の構成を示す断面図である。 従来の液体制御用減圧弁の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 入口ポート
4 弁室
6 出口ポート
8 連通孔
12 ガイド柱
15 弁体
15c 中空円筒部
17 隔離手段
19 弁孔
20 弁座
21 カバー
22 バネ

Claims (3)

  1. 入口ポートと出口ポートを連通する弁孔に形成された弁座と、前記弁座と当接又は離間する弁体と、前記出口ポートと連通する弁室を隔離する隔離手段と、前記弁体を前記弁座から離間させる方向に前記隔離手段を付勢するバネとを有する液体制御用減圧弁において、
    本体にガイド柱が形成され、
    前記弁体が前記ガイド柱と嵌合して、摺動するように形成された中空円筒部を有し、
    前記中空円筒部が前記弁室と連通孔により連通されていることを特徴とする液体制御用減圧弁。
  2. 請求項1に記載する液体制御用減圧弁において、
    前記弁体が前記隔離手段と当接していることを特徴とする液体制御用減圧弁。
  3. 請求項1に記載する液体制御用減圧弁において、
    前記弁体が樹脂製であって、ほぼ均一な厚みを有することを特徴とする液体制御用減圧弁。
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