JP2006078667A - レンズ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、オートフォーカスユニットの回路基板を最適な位置に配置することにより、カメラ及びテレビカメラの取り扱いを向上させることができるレンズ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のレンズ装置10は、ケーシング104の縦ケーシング128に、オートフォーカス処理用回路基板124が内蔵される。このオートフォーカス処理用回路基板124は、ケーシング104のオートフォーカス用光路と平行な側面134に沿って配置される。これにより、オートフォーカスユニット106の側面134は、オートフォーカス処理用回路基板124の厚さ分だけ側方に出っ張るが、ケーシング104の上面が出っ張らないので、カメラ本体110のビューファインダ120及び集音マイク122の回動操作に邪魔にならない。また、ケーシング104の底面が出っ張らないので、放送用テレビカメラ100をテーブルや床に安定的に載置することができる。
【選択図】 図6
【解決手段】本発明のレンズ装置10は、ケーシング104の縦ケーシング128に、オートフォーカス処理用回路基板124が内蔵される。このオートフォーカス処理用回路基板124は、ケーシング104のオートフォーカス用光路と平行な側面134に沿って配置される。これにより、オートフォーカスユニット106の側面134は、オートフォーカス処理用回路基板124の厚さ分だけ側方に出っ張るが、ケーシング104の上面が出っ張らないので、カメラ本体110のビューファインダ120及び集音マイク122の回動操作に邪魔にならない。また、ケーシング104の底面が出っ張らないので、放送用テレビカメラ100をテーブルや床に安定的に載置することができる。
【選択図】 図6
Description
本発明はレンズ装置に係り、特にオートフォーカス用光路に配置した光路長が異なる複数の撮像面により撮像した被写体画像のコントラストに基づいてピント合わせを自動で行う光路長差方式のレンズ装置に関する。
放送用のテレビカメラ等のビデオカメラで好適なレンズ装置として、光路長差方式と称されるオートフォーカス方式のレンズ装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のレンズ装置は、フォーカスレンズを備えたレンズ鏡胴と、このレンズ鏡胴に設けられたオートフォーカスユニットとから構成されている。オートフォーカスユニットには、ハーフミラーが内蔵され、レンズ鏡胴に入射した被写体光の一部が前記ハーフミラーによって本線光路からオートフォーカスユニット側のオートフォーカス用光路に分岐される。本線光路には、記録又は再生用の映像信号を取得するためのカメラ本体の映像用CCDが配置され、その映像用CCDによって記録又は再生用の映像信号が取得される。
一方、オートフォーカスユニットのオートフォーカス用光路には、プリズムを介して複数のオートフォーカス用CCDが配置され、それらのオートフォーカス用CCDによってオートフォーカス用の映像信号が取得される。各オートフォーカス用CCDの撮像面は、光路長が異なる位置に配置されており、各撮像面によって撮像された被写体画像のコントラストを評価する焦点評価値が各オートフォーカス用の映像信号から求められて比較される。これによって映像用CCDの撮像面に対するレンズ装置の合焦、前ピン、後ピン状態が検出され、そのピント状態が合焦となるようにレンズ装置のフォーカスレンズの位置が制御される。
また、オートフォーカスユニットには、オートフォーカス処理用回路基板が内蔵され、このオートフォーカス処理用回路基板には、オートフォーカス用CCDによって撮像された被写体画像のコントラストの高低を示す焦点評価値を得るためのオートフォーカス処理部が実装されている。
特開2003−337278号公報
しかしながら、前記従来のレンズ装置は、前記オートフォーカス処理用回路基板の配置位置に関し、好適な配置位置を考慮して提供されたものがない。このため以下の不具合があった。例えば、外装ケーシングの上面にオートフォーカス処理用回路基板が配置されたものは、オートフォーカス処理用回路基板の厚さ分だけ外装ケーシングの上面が上方に出っ張るため、レンズ装置に近接するカメラ側のファインダ及びマイクの回動操作に邪魔になるという問題があった。
また、外装ケーシングの底面にオートフォーカス処理用回路基板が配置されたものは、カメラの底面に対して外装ケースの底面がオートフォーカス処理用回路基板の厚さ分だけ下方に出っ張る。このため、レンズ装置が取り付けられたテレビカメラをテーブルや床に置くと、レンズ装置が先に着地して、レンズ装置とカメラとの連結部(マウント部)にカメラの荷重が集中するので、連結部が損壊する場合があるという虞があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、オートフォーカス処理用回路基板を最適な位置に配置することにより、カメラ及びテレビカメラの取り扱いを向上させることができるレンズ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、撮像光学系を備えたレンズ鏡胴と、前記レンズ鏡胴の光路をオートフォーカス用光路に分岐してオートフォーカス用撮像手段に導くオートフォーカス用光学系を備え、前記レンズ鏡胴に取り付けられるオートフォーカスユニットとからなるレンズ装置において、前記オートフォーカスユニットの回路基板は、オートフォーカスユニットのケーシングの側面に配置されることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、オートフォーカスユニットのケーシングの側面に沿ってオートフォーカスユニットの回路基板を配置した。ケーシングの前記側面は、前記回路基板を配置することにより回路基板の厚さ分だけ側方に出っ張るが、上面が出っ張るものではないので、カメラ側のファインダ及びマイクの回動操作に邪魔になることはなく、また、底面が出っ張るものではないので、テレビカメラをテーブルや床に安定的に載置することができる。したがって、本発明によれば、カメラ及びテレビカメラの取り扱いが向上する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記オートフォーカスユニットの回路基板は、前記ケーシングの側面のうち、前記レンズ装置を駆動するドライブユニットが位置する側面の反対側の側面に配置されることを特徴としている。レンズ装置のフォーカスレンズ、ズームレンズ、及び絞りを電動で駆動するドライブユニットは、レンズ装置の側面に配置されるが、この側面に沿って前記回路基板を配置すると、側壁が出っ張ることによってドライブユニットが必然的に側方に出っ張り、ドライブユニットの操作に悪影響を与えるという問題がある。そこで、前記回路基板を、ドライブユニットが位置する側面の反対側の側面に沿って配置する本発明は、ドライブユニットの配置位置が変わらないので、ドライブユニットを通常通り問題なく操作することができる。
本発明に係るレンズ装置によれば、オートフォーカスユニットのケーシングの側面に沿ってオートフォーカスユニットの回路基板を配置したので、カメラ側のファインダ及びマイクの回動操作に邪魔になることはなく、また、テレビカメラをテーブルや床に安定的に載置することができ、したがって、カメラ及びテレビカメラの取り扱いが向上する。
以下、添付図面に従って本発明に係るレンズ装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明のレンズ装置10が取り付けられた放送用テレビカメラ100の全体斜視図である。同図に示すレンズ装置10は、略筒状に構成されたレンズ鏡胴102、側面が逆L字形状のケーシング104を有するオートフォーカスユニット106、レンズ鏡胴102の側壁に連結されるドライブユニット108等から構成され、前記オートフォーカスユニット106は、レンズ鏡胴102のカメラ本体110側の端部に一体的に連結されて構成されている。
図2は、図1に示した放送用テレビカメラ100の構成を示したブロック図であり、カメラ本体110、レンズ装置10、及びレンズ装置10を制御する制御系12が示され、この制御系12は、図1に示したドライブユニット108に内蔵されている。
図2の如くレンズ装置10のレンズ鏡胴102には、光軸Oに沿った本線光路(光軸)においてフォーカスレンズFL、ズームレンズZL、絞りI、及び前側リレーレンズRAが順に配置され、前側リレーレンズRAのカメラ本体110側にはオートフォーカスユニット106のハーフミラー16と後側リレーレンズRBとが順に配置されている。
レンズ鏡胴102のフォーカスレンズFL及びズームレンズZLは、光軸方向に移動可能なレンズ群であり、フォーカスレンズFLが移動するとピント位置が変更され、ズームレンズZLが移動すると、像倍率が変更される。絞りIは開閉動作し、絞りIの開閉度によって像の明るさが変更される。また、オートフォーカスユニット106の後側リレーレンズRBは、光軸方向に移動可能に構成され、後側リレーレンズRBの位置が調整されることにより本線光路の光学系のトラッキング調整が行われる。
なお、フォーカスレンズFLは、図1に示したレンズ鏡胴102のフォーカスリング112を手動又はドライブユニット108による電動で回動することにより、不図示の直動機構により移動される。ズームレンズZLも同様に、レンズ鏡胴102のズームリング114を手動又はドライブユニット108による電動で回動することにより、不図示の直動機構により移動される。ドライブユニット108には、ズームレンズZLによる焦点距離を調整するためのシーソーレバー116が設けられている。また、絞りIは、レンズ鏡胴102のアイリスリング118を手動又はドライブユニット108による電動で回動することにより開閉動作される。
図2の如く、レンズ鏡胴102に入射して本線光路の光学系を通過した被写体光は、オートフォーカスユニット106のハーフミラー16及び後側リレーレンズRBを通過してカメラ本体110に入射される。カメラ本体110には、レンズ鏡胴102から入射した被写体光を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の波長に分解する色分解光学系24と、色分解された各色の被写体光の像を撮像するR、G、B毎の映像用CCDが配置されている。なお、図2では、光学的に等価な光路長の位置に配置されたR、G、Bの映像用CCDが1つの映像用CCD26として表示されている。映像用CCD26の撮像面に入射した被写体光は、映像用CCD26によって光電変換されてカメラ本体110内の信号処理回路27によって記録又は再生用の映像信号が生成され、HDD等の記録媒体に記録されるとともにカメラ本体110のビューファインダ120にその映像が表示される。このビューファインダ120は、位置を調整するためにカメラ本体110の上部に回動自在に設けられている。また、このビューファインダ120に隣接して集音マイク122が配置され、この集音マイク122も同様にカメラ本体110の上部に回動自在に設けられている。
一方、図2に示した光軸Oの本線光路は、オートフォーカスユニット106のハーフミラー16によってオートフォーカス用光路に分岐される。すなわち、ハーフミラー16で反射した被写体光は、オートフォーカス用の被写体光として光軸Oに略垂直な光軸O′に沿ったオートフォーカス用光路へと導かれる。
オートフォーカス用光路には、後側リレーレンズRBと同等のオートフォーカス用トラッキングレンズ18、反射ミラー19、2つのプリズム20A、20Bから構成される光分割光学系20、及びオートフォーカス用CCD(オートフォーカス用撮像手段)22A、22Bが配置されている。オートフォーカス用トラッキングレンズ18は、光軸O′方向に移動可能なレンズ群であり、オートフォーカス用トラッキングレンズ18の位置を調整することによりオートフォーカス用光路の光学系のトラッキング調整が行われる。
ハーフミラー16で反射してオートフォーカス用光路へと導かれた被写体光は、オートフォーカス用トラッキングレンズ18を通過した後、反射ミラー19により被写体側に略水平に反射されて光分割光学系20に入射する。光分割光学系20に入射した被写体光は、第1プリズム20Aと第2プリズム20Bとが接合する部分のハーフミラー面Mで光量が等価な2つの被写体光に分岐される。ハーフミラー面Mで反射した被写体光は、第1プリズム20Aを介して一方のオートフォーカス用CCD22Aの撮像面に入射され、ハーフミラー面Mを透過した被写体光は、第2プリズム20Bを介して他方のオートフォーカス用CCD22Bの撮像面に入射される。
図3は、カメラ本体110の映像用CCD26と、レンズ鏡胴102のオートフォーカス用CCD22A、22Bとを同一の光軸上に示した図である。同図の如く、一方のオートフォーカス用CCD22Aに入射する被写体光の光路長は、他方のオートフォーカス用CCD22Bに入射する被写体光の光路長よりも短く設定され、映像用CCD26の撮像面に入射する被写体光の光路長は、その中間の長さとなるように設定されている。すなわち、一対のオートフォーカス用CCD22A、22Bはその撮像面が、それぞれ映像用CCD26の撮像面に対して前後等距離dの位置となるように配置されている。
したがって、実施の形態のレンズ装置は、レンズ鏡胴102に入射した被写体光を映像用CCD26の撮像面に対して前後の等距離dの位置の撮像面で撮像した場合と等価な映像信号がオートフォーカス用CCD22A、22Bによって得られる。なお、オートフォーカス用CCD22A、22Bは、カラー映像を撮像するものである必要はなく、実施の形態では、オートフォーカス用CCD22A、22Bから白黒の映像信号(輝度信号)が取得される。
図2に示したレンズ鏡胴102のフォーカスレンズFL、ズームレンズZL、及び絞りIは、図2の制御系12が内蔵されたドライブユニット108によって電動により制御される。
ドライブユニット108には、フォーカスレンズFL、ズームレンズZLを駆動する各モータFM、ZM、及び各ポテンショメータFP、ZPが内蔵される。各モータFM、ZMの回転速度等は、ドライブユニット13の制御部30によって制御されるとともに、各ポテンショメータFP、ZPによって検出されるフォーカスレンズFL、ズームレンズZLの各位置情報が制御部30に与えられることによって、フォーカスレンズFL、ズームレンズZLの位置及び動作速度が制御部30によって統括的に制御されている。なお、絞りIの制御も制御部30によって行われるが、制御内容は既知のためここでは説明は省略する。
撮影時等での通常モード時には制御部30によってフォーカス制御とズーム制御、及び絞り制御が行われる。通常モード時のフォーカス制御として、例えば、マニュアルフォーカスモードとオートフォーカスモードが、図2に示すスイッチ34によって選択され、オートフォーカスモードの場合、制御部30はオートフォーカス処理部32からの焦点評価値情報に基づいてフォーカスレンズFLを制御し、被写体に自動でピントを合わせる動作を行う。また、通常モード時でのズーム制御では、制御部30は、カメラマン等によってマニュアル操作されるドライブユニット108のシーソーレバー116からの指令信号に従ってズームレンズZLを制御する。
次に、通常モード時におけるオートフォーカスモードの制御について説明する。
オートフォーカスモードでは制御部30は、オートフォーカス用CCD22A、22Bによって撮影された被写体画像のコンラストの高低を示す焦点評価値を、オートフォーカス処理部32から取得する。このオートフォーカス処理部32は、オートフォーカスユニット106に内蔵されたオートフォーカス処理用回路基板124(オートフォーカスユニットの回路基板、図6参照)に実装されている。このオートフォーカス処理用回路基板124については後述する。
図4は、オートフォーカス処理部32の構成を示したブロック図である。図3で示したように映像用CCD26の撮像面に対して光学的に前後等距離dの位置に撮像面が配置された一対のオートフォーカス用CCD22A、22Bでは、オートフォーカス用光路を通過して各撮像面に結像された被写体画像がフィールド周期で電気信号に変換され、映像信号として出力されている。そして、それらの映像信号はオートフォーカス処理部32に入力される。ここで、オートフォーカス用CCD22Aから得られる映像信号をchAの映像信号といい、オートフォーカス用CCD22Bから得られる映像信号をchBの映像信号という。
オートフォーカス処理部32は、chAの映像信号を処理するためのA/D変換器50A、ハイパスフィルタ(HPF)52A、ゲート回路54A、加算回路56Aと、chBの映像信号を処理するためのA/D変換器50B、ハイパスフィルタ(HPF)52B、ゲート回路54B、加算回路56Bとから構成されている。
chAの映像信号を処理するための各回路50A〜56Aと、chBの映像信号を処理するための各回路50B〜56Bとでは同一の処理が施されるため、chAの映像信号に対する各回路50A〜56Aの処理のみを説明すると、オートフォーカス処理部32に入力されたchAの映像信号は、まず、A/D変換器50Aによりデジタル信号に変換される。次に、その映像信号は、HPF52Aによって高域周波数成分の信号のみが抽出され、この高域周波数成分の映像信号は、ゲート回路54Aに入力され、撮影範囲(画面)内に設定された所定のオートフォーカスエリア(例えば画面中央の矩形エリア)に対応する範囲内の映像信号のみが抽出される。そして、ゲート回路54Aによって抽出されたオートフォーカスエリア内の映像信号は加算回路56Aに入力され、1フィールド分(一画面分)ずつ積算される。
このようにして各加算回路56A、56Bで得られる積算値は、それぞれオートフォーカス用CCD22A、22Bで撮像された被写体画像のコントラストの高低を示す焦点評価値であり、それぞれ、制御部30に読み込まれる。なお、chAの映像信号から得られた焦点評価値をchAの焦点評価値といい、chBの映像信号から得られた焦点評価値をchBの焦点評価値という。
制御部30は、オートフォーカス処理部32から取得したchAとchBの焦点評価値に基づいて映像用CCD26に対するレンズ鏡胴102のピント状態を検出する。ピント状態の検出は、次のような原理で行われる。図5は、横軸にレンズ鏡胴102のフォーカスレンズFLの位置(フォーカス位置)、縦軸に焦点評価値をとり、ある被写体を撮影した際のフォーカス位置と焦点評価値との関係を例示した図である。図中実線で示す曲線A、Bは、それぞれchA、chBの映像信号から得られるchAとchBの焦点評価値をフォーカス位置に対して示している。一方、図中点線で示す曲線Cは、映像用CCD26から得られた映像信号により焦点評価値を求めたと仮定した場合の焦点評価値をフォーカス位置に対して示している。
同図において、ピント状態が合焦となるのは、曲線Cで示す映像用CCD26の焦点評価値が最大(極大)となるときのフォーカス位置F0にフォーカスが設定された場合である。もし、レンズ鏡胴102のフォーカスがその合焦位置F0よりも至近側のフォーカス位置F1に設定されている場合には、chAの焦点評価値は、フォーカス位置F1に対応する曲線Aの値VA1となり、chBの焦点評価値は、フォーカス位置F1に対応する曲線Bの値VB1となる。この場合、図から分かるようにchAの焦点評価値VA1の方が、chBの焦点評価値VB1よりも大きくなる。このことから、chAの焦点評価値VA1の方が、chBの焦点評価値VB1よりも大きい場合には、フォーカスが合焦位置F0よりも至近側に設定されている状態、すなわち、前ピンの状態であることが分かる。
一方、レンズ鏡胴102のフォーカスが合焦位置F0よりも無限遠側のフォーカス位置F2に設定されている場合には、chAの焦点評価値は、フォーカス位置F2に対応する曲線Aの値VA2となり、chBの焦点評価値は、フォーカス位置F2に対応する曲線Bの値VB2となる。この場合、chAの焦点評価値VA2の方が、chBの焦点評価値VB2よりも小さくなる。このことから、chAの焦点評価値VA2の方が、chBの焦点評価値VB2よりも小さい場合には、フォーカスが合焦位置F0よりも無限遠側に設定されている状態、すなわち、後ピンの状態であることが分かる。
これに対して、レンズ鏡胴102のフォーカスがフォーカス位置F0、すなわち、合焦位置に設定されている場合には、chAの焦点評価値は、フォーカス位置F0に対応する曲線Aの値VA0となり、chBの焦点評価値は、フォーカス位置F0に対応する曲線Bの値VB0となる。この場合、chAの焦点評価値VA0とchBの焦点評価値VB0は等しくなる。このことから、chAの焦点評価値VA0とchBの焦点評価値VB0とが等しい場合にはフォーカスが合焦位置F0に設定されている状態、すなわち、合焦状態であることが分かる。
制御部30は、このようにchAとchBの焦点評価値によってレンズ鏡胴102の現在のピント状態が映像用CCD26に対して前ピン、後ピン、合焦のいずれの状態であるかを検出しながらフォーカスレンズFLを制御する。たとえば、chAとchBの焦点評価値から検出したピント状態が前ピンの場合には、フォーカスレンズFLを無限遠方向に移動させ、ピント状態が後ピンの場合には、フォーカスレンズFLを至近方向に移動させる。そして、ピント状態が合焦の場合には、フォーカスレンズFLを停止させる。これによって、レンズ鏡胴102のピント状態が合焦状態となる位置にフォーカスレンズFLが移動して停止する。
図6は、オートフォーカスユニット106のケーシング104の側蓋126を開放し、オートフォーカスユニット106の内部を露出させた斜視図である。ケーシング104は、上下方向に収納部が形成された縦ケーシング128と、水平方向に収納部が形成された横ケーシング130とから構成され、縦ケーシング128に、図2に示したハーフミラー16、後側リレーレンズRB、反射ミラー19、及び光分割光学系20がそれぞれ所定の位置に配置されるとともに、横ケーシング130にオートフォーカス用CCD22A、22Bが配置されている。また、縦ケーシング128は、図2の光軸O´で示されるオートフォーカス用光路に沿って形成されている。
ところで、図6の如く縦ケーシング128には、オートフォーカス処理用回路基板124が内蔵されている。このオートフォーカス処理用回路基板124には、オートフォーカス処理部32を構成する多数の電子素子132、132…が実装されている。更にまた、オートフォーカス処理用回路基板124は、アナログ及びデジタル用の二枚の基板124A、124Bを有し、双方の基板124A、124Bとも縦ケーシング128に沿った略矩形状に形成されている。すなわち、オートフォーカス処理用回路基板124は、図2の光軸O´で示されるオートフォーカス用光路と平行な側面に沿って配置される。ここで、側面とは、側蓋126の上下方向に沿った側面134を指している。
このようにオートフォーカスユニット106のケーシング104のオートフォーカス用光路と平行な側面134に沿ってオートフォーカス処理用回路基板124を配置することにより以下の利点を得ることができる。
すなわち、オートフォーカスユニット106の側面134は、オートフォーカス処理用回路基板124を配置することによりオートフォーカス処理用回路基板124の厚さ分だけ側方に出っ張ることになるが、ケーシング104の上面が出っ張ることはないので、カメラ本体110のビューファインダ120及び集音マイク122の回動操作に邪魔になることはない。また、ケーシング104の底面が出っ張ることはないので、ケーシング104の底面とカメラ本体110の底面とが面一になり、図1に示した放送用テレビカメラ100をテーブルや床に安定的に載置することができる。したがって、実施の形態のレンズ装置10によれば、従来のレンズ装置と比較してカメラ及びテレビカメラの取り扱いが向上する。
また、実施の形態のレンズ装置10によれば、オートフォーカス処理用回路基板124は、ケーシング104を構成する側面のうち、ドライブユニット108が位置する側面の反対側の側面134に沿って配置されている。例えば、ドライブユニット108が位置する側面に沿ってオートフォーカス処理用回路基板124を配置すると、その側壁が側方に出っ張ることによりその分だけドライブユニット108も必然的に側方に出っ張って配置されることになる。この出っ張りによって、ドライブユニット108の操作ボタンやレバーに指がとどかなくなる等の悪影響が生じる場合があるが、オートフォーカス処理用回路基板124を、ドライブユニット108が位置する側面の反対側側面136に沿って配置したレンズ装置10は、ドライブユニット108の配置位置が変わらないので、ドライブユニット108を通常通り問題なく操作することができる。
オートフォーカスユニット106のケーシング104には、図7の如くオートフォーカス操作に関する4個のスイッチ140、142、144、146、一つのボリューム148、及び一つのLED発光部150がそれぞれ所定の位置に設けられている。また、ドライブユニット108の背面(カメラ本体110側の面)109には、オートフォーカスモードをオン/オフするアクションボタン152が配置されている。これらのスイッチ140〜146、ボリューム148、及びアクションボタン152からの操作信号は、図2の如く制御部30に送信される。制御部30は、前記操作信号に基づきオートフォーカスモードのオン/オフ、オートフォーカスエリアの位置変更、オートフォーカスモードの動作モード変更、ファインダ120に表示されるオートフォーカス枠のオン/オフ、及びオートフォーカス枠の大きさ/アスペクト比の変更を行う。また、制御部30は、アクションボタン152からオン信号から送信されると、LED発光部150を点灯制御する。
次に、スイッチ140〜146、及びボリューム148について説明する。
スイッチ140は、オートフォーカスエリアの位置を変更するためのオートフォーカス領域指定スイッチであり、現在撮影している被写体画像において「R」(右側)、「C」(中央側)、「L」(左側)に三分割した三つのエリアのうち所望のエリアを選択するスイッチである。このスイッチ140によって指定されたエリアの画像信号のみが抽出され、そのエリアの焦点が自動で合わされる。
スイッチ142は、オートフォーカスモードの運転モードを選択・変更するオートフォーカスモード切替スイッチであり、「CONTI 」(CONTINUOUS)モード、「MOME」(MOMENTARY )モードのうち所望のモードを選択するスイッチである。このスイッチ142によって「CONTI 」モードを選択した後、アクションボタン152を指で押してオートフォーカスモードをオンにすると、スイッチ140にて選択されたエリアの焦点が自動で合わされ、この後、アクションボタン152から指を離しても(通常ではオフ操作しても)、オートフォーカス機能が継続して動作され、正確なピント位置を検出し続ける。そして、アクションボタン152を再度押すと、これがオフ操作となってオートフォーカス機能が停止する。また、スイッチ142によって「MOME」モードを選択し、フォーカスリング112を回して焦点を手動で合わせた後、アクションボタン152を指で押してオンにすると、オートフォーカス機能が動作し、アクションボタン152を指で押している間だけ正確な焦点合わせが実行される。この後、アクションボタン152から指を離すとオフになりオートフォーカス機能が停止する。
スイッチ144は、ファインダ120に表示されるオートフォーカス枠のオン/オフスイッチであり、「OFF」、「FRAME」、「F+IND」のうち所望の状態を選択するスイッチである。このスイッチ144によって「FRAME」が選択されると、その指示が制御部30を介してカメラ本体110側のCPU145に与えられ、CPU145はビューファインダ120にオートフォーカス枠を表示し、また、「F+IND」が選択されると、ビューファインダ120にオートフォーカス枠と、現在のピントが前ピン状態にあるか後ピン状態にあるかを示すインジケータとを表示する。そして、スイッチ144によって「OFF」が選択されると、オートフォーカス枠がビューファインダ120から消去され非表示となる。
スイッチ146は、ファインダ120に表示されるオートフォーカス枠の大きさ/アスペクト比の変更を行うサイズ変更スイッチであり、「SIZE」、又は「SHAPE」を選択するスイッチである。このサイズ変更スイッチによって「SIZE」が選択されると、ファインダ120に表示さされたオートフォーカス枠の大きさを、相似形の状態で変更するモードに切り替えられる。この後、サイズ変更スイッチに近接されたボリューム148を時計周り方向、又は反時計周り方向に回動操作することにより、オートフォーカス枠が相似形の状態で拡大、縮小され、所望の大きさに調整することができる。また、「SHAPE」が選択されると、ファインダ120に表示されたオートフォーカス枠の縦横比を変更するモードに切り替えられる。この後、ボリューム148を時計周り方向、又は反時計周り方向に回動操作することにより、所望のアスペクト比のオートフォーカス枠に変更することができる。なお、スイッチ140、142はトグルスイッチであり、スイッチ144、146はスライドスイッチである。
一方、レンズ装置10の運転モードを選択・変更するスイッチ142は、図7、図8の如くエリア変更のスイッチ140とともに、ケーシング104の上面に下方に傾斜して形成された傾斜面154に水平方向に並設されている。
ところで従来では、これらのスイッチ140、142は、撮影の際にカメラマンによって度々操作される操作頻度の高いスイッチであるため、オートフォーカスユニットを上方から見下ろすカメラマンにとって見易い位置であるケーシングの平坦な上面に配置されることが好ましいとされていた。ところが、図9に示すように三脚200に乗載された放送用テレビカメラ100を操作するカメラマン202は、ファインダ120を覗くとともに右手204でパン棒206を把持し、左手208によってレンズ装置10を操作する。左手208による操作には、ドライブユニット108のシーソーレバー116の操作も含まれており、この際にスイッチ140、142をケーシングの平坦な上面に配置すると、シーソーレバー116を操作する左手208がスイッチ140、142に接近し過ぎるため、スイッチ140、142に誤って触れる場合があり、誤操作の原因になっていた。
そこで、このような不具合を防止するため実施の形態のレンズ装置10では、ケーシング104の上面に下方に傾斜して形成された傾斜面154にスイッチ140、142を配置したので、シーソーレバー116を操作する左手208がスイッチ140、142に接近し過ぎることはなく、スイッチ140、142に誤って触れる場合はない。したがって、スイッチ140、142の誤操作を防止することができる。また、傾斜面154は、オートフォーカスユニット106を上方から見下ろすカメラマン202にとってスイッチ140、142が見易いように、その傾斜角度が50°〜55°の範囲で設定されている。更にまた、スイッチ140、142の上端部は、ケーシング104の平坦な上面107(図7参照)から上方に出っ張らないように上面107よりも下方位置に位置し、上面107に手を乗せてシーソーレバー116を操作する際に手がスイッチ140、142に不用意に触れないようになっている。
なお、スイッチ140、142、及びLED発光部150は、図6に示すように同一の基板156に実装されている。また、同図において符号158は、CCD22A、22Bの映像信号処理用基板であり、横ケーシング130の底面に配置され、横ケーシング130の収納スペースが有効に活用されている。更に、符号160、162は、傾斜面154に形成されたスイッチ突出用長孔であり、長孔160からスイッチ140が突出され、長孔162からスイッチ142が突出される。更にまた、符号164は、傾斜面154に形成されたLED発光部150用の窓である。また、実施の形態では、傾斜面154を側蓋134の上面に形成したが、形成位置はこれに限定されるものではなく、縦ケーシング128の上面であれば如何なる位置に形成してもよい。
また、実施の形態のレンズ装置10では、ビューファインダ120に表示するオートフォーカス枠の表示に関するスイッチ144、146及びボリューム148が、ケーシング104のカメラ本体110に対向する側面(背面)105の下部に上下方向に並設されている。
ところで従来では、これらのスイッチ144、146及びボリューム148は、ケーシングの面において他のスイッチ140、142と同一の面に配置されていた。ところが、これらのスイッチ144、146及びボリューム148は、初期設定のためのスイッチ及びボリュームなので、撮影の際にカメラマンによって度々操作される操作頻度の高いスイッチ140、142とは異なり、撮影前に一度操作されるだけで、その撮影中にはほとんど操作されない操作頻度の低いスイッチである。このようなスイッチ144、146及びボリューム148が、スイッチ140、142と同一の面に配置されていると、カメラマンはスイッチ140、142を操作する際に、スイッチ等の多さに戸惑ってしまいスイッチ140、142を適切に、且つ瞬時に操作することができない場合があった。
そこで、このような不具合を防止するため実施の形態のレンズ装置10では、ケーシング104のカメラ本体110に対向する側面(背面)105にスイッチ144、146及びボリューム148を配置した。すなわち、図9の如く放送用テレビカメラ100を操作するカメラマン202の視野に入り難い背面105にスイッチ144、146及びボリューム148を配置したので、カメラマン202は、操作中においてスイッチ144、146及びボリューム148に気を取られることなく、スイッチ140、142を適切に、且つ瞬時に操作することができる。なお、撮影中にスイッチ144、146及びボリューム148を操作して初期設定を変更したい場合が生じても、背面105とカメラ本体100との間には、指を挿入するだけの隙間は通常開いているので、問題なく操作することができる。また、スイッチ144、146及びボリューム148を背面105に配置することにより、スイッチ144、146及びボリューム148があたかもカメラ本体110に保護されたかたちになるので、不用意な操作や他の部材に接触することによる誤操作を防止できる。
10…レンズ装置、16…ハーフミラー、18…オートフォーカス用トラッキングレンズ、20…光分割光学系、22A、22B…オートフォーカス用CCD、24…色分解光学系、26…映像用CCD、30…制御部、32…オートフォーカス処理部、50A、50B…A/D変換器、52A、52B…ハイパスフィルタ、54A、54B…ゲート回路、56A、56B…加算回路、100…放送用テレビカメラ、104…ケーシング、106…オートフォーカスユニット、108…ドライブユニット、110…カメラ本体、124…オートフォーカス処理用回路基板、140、142、144、146…スイッチ、148…ボリューム、150…LED発光部、152…アクションボタン、FL…フォーカスレンズ、ZL…ズームレンズ、I…絞り、RA…前側リレーレンズ、RB…後側リレーレンズ、FM、ZM…モータ、FP、ZP…ポテンショメータ
Claims (2)
- 撮像光学系を備えたレンズ鏡胴と、前記レンズ鏡胴の光路をオートフォーカス用光路に分岐してオートフォーカス用撮像手段に導くオートフォーカス用光学系を備え、前記レンズ鏡胴に取り付けられるオートフォーカスユニットとからなるレンズ装置において、
前記オートフォーカスユニットの回路基板は、オートフォーカスユニットのケーシングの側面に配置されることを特徴とするレンズ装置。 - 前記オートフォーカスユニットの回路基板は、前記ケーシングの側面のうち、前記レンズ装置を駆動するドライブユニットが位置する側面の反対側の側面に配置されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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