JP2006078278A - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 渋滞表示処理部35(主制御部11)は、道路交通情報通信システム受信部17が交通情報を受信する毎に、渋滞情報記憶部25にその交通情報から抽出した渋滞情報を記憶する。そして、現在地より進行方向前方にある施設と施設との間(区間)のうち、渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間があるか否かを検索する。渋滞度が「渋滞」、「混雑」の区間があるときには、渋滞情報表示画像の渋滞表示アイコンが押下可能となる。渋滞表示アイコンを押下すると、渋滞度が「渋滞」、「混雑」であって、現在地に近い方から前方に2つの区間である表示区間と、渋滞情報と、その表示区間の施設の施設名、種類名、距離のみを案内画面上に表示した。
【選択図】 図1
Description
報記憶手段と、前記交通情報を記憶する交通情報記憶手段と、現在地より進行方向前方の施設と施設との間である区間にある前記交通情報を前記交通情報記憶手段から検索する交通情報検索手段と、前記検索した交通情報に基づいて、前記区間から所定の値を超える交通情報がある区間を検索する区間検索手段と、前記検索した区間のうち、現在地に近い方から所定の数の区間を出力区間とし、該出力区間の交通情報と該出力区間の施設の施設情報とを前記道路と共に出力する出力手段とを備えたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、前記区間は、さらに施設と施設との間の前記一般道路の近傍を含み、前記交通情報記憶手段は、該区間の交通情報を記憶することを要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、前記出力手段に出力区間の交通情報と該出力区間の施設の施設情報とを出力するための交通情報出力信号を入力する入力手段をさらに備え、前記出力手段は、前記交通情報出力信号が入力されたときに、前記出力区間の交通情報と該出力区間の施設の施設情報とを前記道路と共に出力部に出力することを要旨とする。
に近い方から所定の数の区間を出力区間とし、出力区間の交通情報と出力区間の施設の施設情報とを道路と共に出力する。この結果、現在地より進行方向前方の区間のうち、交通情報が所定の値を超える区間のみを出力区間とし、その出力区間の交通情報と出力区間の施設の施設情報のみを道路と共に出力することができる。従って、交通情報を簡単でありながらも分かりやすく出力することができる。
以下、本発明を自動車に搭載したナビゲーション装置の第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。図1はナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。
る。因みに、図2に示す渋滞情報表示画像D1では、前方に「東郷パーキングエリア」、「東名三好インターチェンジ」、「豊田インターチェンジ」、の順番で各施設があることを示している。
ンターチェンジ、浜名湖サービスエリアの施設情報(施設名39、種類名40)と、それぞれの表示対象渋滞情報(渋滞度指標44、渋滞長指標45)のみが表示される。従って、必要な情報のみが簡潔に表示される。
まず、道路交通情報通信システム受信部17が道路交通情報通信システムから区間の複数のリンクの交通情報(渋滞情報)を受信し、渋滞情報記憶部25に記憶する(ステップS25)。次に、渋滞情報記憶部25を検索し、現在地より進行方向前方の区間のうち、渋滞度が「渋滞」、「混雑」の区間があるか否かを判断する(ステップS30)。主制御部11は、渋滞度が「渋滞」、「混雑」の区間がないと判断すると(ステップS30でNO)、渋滞情報表示処理を終了して、渋滞情報の表示を行わないまま経路案内(ステップS20)を継続する。一方、主制御部11は、渋滞度が「渋滞」、「混雑」の区間があると判断すると(ステップS30でYES)、案内画面M1の渋滞情報表示画像D1の渋滞表示アイコン43を押下可能(選択可能)にする(ステップS35)。
(1)本実施形態によれば、高速道路等の道路を走行中に、渋滞表示処理部35が、現在地より進行方向前方にある区間のうち、渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間を検索した。そして、その渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間のうち、現在地に近い方から前方に2つの区間である表示区間と、その表示区間の渋滞情報(表示対象渋滞情報)と、その表示区間の施設の施設名39、種類名40、距離41のみを案内画面M1上に表示した。この結果、渋滞度が「渋滞」、「混雑」である表示区間等のみを案内画面M1上に表
示することができる。従って、ユーザにとって必要な渋滞情報のみを、簡単でありながらも分かりやすく表示することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図4〜図7に従って説明する。本実施形態では、第1実施形態で説明した渋滞表示処理部35が、一般道路上(一般道路沿い)の施設と施設との間にある渋滞情報を表示することに特徴を有するので、以下の実施形態において、前記第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態でも、まず、ナビ装置1は、目的地設定、経路探索(図4のステップS11、ステップS15)を予め行ったものとする。本実施形態においても、例えば、探索処理部33が複数の案内経路を探索し、それらの案内経路を構成する各リンクの交通情報に基づいて、各案内経路の目的地までの所要時間を算出し、探索処理部33が、その各案内経路のうち最も所要時間の短い案内経路を案内経路R2として選択する。なお、本実施形態では、選択された案内経路R2は一般道路のみを含んでおり、その案内経路R2は、図6に示すように、表示部13に案内画像GP2として表示される。そして、経路案内を開始し(図4のステップS20)、渋滞情報表示処理(図5のステップS25〜ステップS45)を行う。
)。主制御部11は、渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間がないと判断すると(ステップS30でNO)、渋滞情報表示処理を終了して、渋滞表示を行わないまま経路案内(ステップS20)を継続する。一方、主制御部11は、渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間があると判断すると(ステップS30でYES)、案内画面M3の渋滞情報表示画像D2の渋滞表示アイコン43を押下可能(選択可能)に表示する(ステップS35)。
(1)本実施形態によれば、一般道路等の道路を走行中に、現在地より進行方向前方にある区間のうち、渋滞度が「渋滞」、「混雑」であって、現在地に近い方から前方に2つの区間である表示区間と、その表示区間の施設の施設名39、距離41のみを案内画面M3上に表示した。この結果、渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間のみを案内画面M3上に表示することができる。従って、ユーザにとって必要な渋滞情報のみを、簡単でありながらも分かりやすく表示することができる。
○上記第1実施形態では、探索処理部33が高速道路を用いた案内経路R1を探索し、渋滞表示処理部35が、その案内経路R1上の区間のうち、現在地より進行方向前方の渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間を検索した。これを、案内経路R1を探索せずに高速道路を走行するときに、その高速道路上の区間のうち、現在地より進行方向前方の渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間を検索するようにしてもよい。なお、このとき、渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間の検索範囲は、目的地が設定されていないため、現在
地から走行中の高速道路の終端までとする。この結果、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
○上記第2実施形態では、一般道路上(一般道路沿い)にある施設と施設の間を区間とし、渋滞表示処理部35は、現在地より進行方向前方の区間のうち渋滞度が「渋滞」、「混雑」の区間があるか否かを検索した。これを、一般道路を含み、一般道路から垂直に100m程度の範囲(請求項5に記載の一般道路の近傍に相当する)を区間としてもよい。これにより、案内経路R2上のみならず、案内経路R2近傍の渋滞情報も表示することができる。一般道路では、案内経路R2近傍の渋滞情報が案内経路R2の渋滞情報に影響することがあるので、案内経路R2のみならず、案内経路R2近傍の渋滞情報を表示することによって、例えば、ユーザが自ら案内経路を再探索し、案内経路R2近傍の渋滞を回避することができる。
○上記各実施形態では、検索した渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間のうち現在地に近い方から前方に向かって2つの区間を出力区間として案内画面M1,M3に表示した。この案内画面M1,M3にスクロール釦を設けて、スクロール釦を押下して、案内画面M1,M3をスクロールさせてもよい。すなわち、例えば、進行方向に向かって案内画面M1,M3をスクロールさせた場合、案内画面M1,M3に表示されている表示区間よりもさらに進行方向前方にある渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間と表示対象渋滞情報を順に表示することができる。これにより、現在地に近いほうから2つの区間以外の渋滞度が「渋滞」、「混雑」である区間を確認することができる。
ステムから交通情報を受信できないときでも、統計渋滞情報を利用することで、ユーザにとって必要な渋滞情報のみを、簡単でありながらも分かりやすく表示することができる。
この場合、図8に示すように、ナビ装置1は自動車CAに取り付けられたナビ装置であって、そのナビ装置1は、携帯電話網等のネットワークMを介して情報センタNCと双方向通信可能な状態である。このように、ナビ装置1と情報センタNCとでナビゲーションシステムAが構成される。そして、ナビゲーションシステムA内のナビ装置1は、情報センタNC内に予めユーザ登録されており、ユーザIDによりそれぞれのナビ装置1が管理されているものとする。
さらに、ナビ装置1には渋滞表示処理部35を設けずに、情報センタNCに渋滞表示処理部35と各ユーザの持つユーザIDに対応した渋滞情報記憶部25を設ける。そして、ナビ装置1がネットワークMを介して情報センタNCにユーザIDと案内経路を送信すると、情報センタNCは、その案内経路上の表示区間、表示対象渋滞情報をナビ装置1に送信する。そして、ナビ装置1は、その表示区間と表示対象渋滞情報を表示部13に表示する。
でありながらも、ユーザが表示したい渋滞情報のみをより簡単に分かりやすく表示することができる。
Claims (10)
- 道路沿いにある施設間の交通情報を道路と共に出力部に出力するナビゲーション装置において、
前記道路沿いにある施設の施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
前記交通情報を記憶する交通情報記憶手段と、
現在地より進行方向前方の施設と施設との間である区間のうち、前記交通情報が所定の値を超える区間を検索する区間検索手段と、
前記検索した区間のうち、現在地に近い方から所定の数の区間を出力区間とし、該出力区間の交通情報と該出力区間の施設の施設情報とを前記道路と共に出力する出力手段と
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 道路沿いにある施設間の交通情報を道路と共に出力部に出力するナビゲーション装置において、
前記道路沿いにある施設の施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
前記施設と施設との間である区間の交通情報を記憶する交通情報記憶手段と、
現在地より進行方向前方の前記区間のうち、前記交通情報が所定の値を超える区間を前記交通情報記憶手段から検索する区間検索手段と、
前記検索した区間のうち、現在地に近い方から所定の数の区間を出力区間とし、該出力区間の交通情報と該出力区間の施設の施設情報とを前記道路と共に出力する出力手段と
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 道路沿いにある施設間の交通情報を道路と共に出力部に出力するナビゲーション装置において、
前記道路沿いにある施設の施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
前記交通情報を記憶する交通情報記憶手段と、
現在地より進行方向前方の施設と施設との間である区間にある前記交通情報を前記交通情報記憶手段から検索する交通情報検索手段と、
前記検索した交通情報に基づいて、前記区間から所定の値を超える交通情報がある区間を検索する区間検索手段と、
前記検索した区間のうち、現在地に近い方から所定の数の区間を出力区間とし、該出力区間の交通情報と該出力区間の施設の施設情報とを前記道路と共に出力する出力手段と
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記道路は一般道路であって、前記施設は交差点であることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記区間は、さらに施設と施設との間の前記一般道路の近傍を含み、前記交通情報記憶手段は、該区間の交通情報を記憶することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記道路は高速道路であって、前記施設はサービスエリア、パーキングエリア、インターチェンジ、ジャンクションの少なくとも1つであることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
現在地から目的地に向かうための案内経路を探索する経路探索手段を備え、
前記出力手段は、前記案内経路上にある区間を出力区間とし、該出力区間の交通情報と
該出力区間の施設の施設情報とを前記案内経路と共に出力することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記交通情報が前記所定の値を超えたとき、前記区間を強調出力するための相違指標を形成する相違指標形成手段をさらに備え、
前記出力手段は、前記相違指標と該出力区間の施設の施設情報とを前記道路と共に出力することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項8に記載のナビゲーション装置において、
前記交通情報と前記所定の値との相違に応じて前記相違指標を変化させることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記出力手段に出力区間の交通情報と該出力区間の施設の施設情報とを出力するための交通情報出力信号を入力する入力手段をさらに備え、
前記出力手段は、前記交通情報出力信号が入力されたときに、前記出力区間の交通情報と該出力区間の施設の施設情報とを前記道路と共に出力部に出力することを特徴とするナビゲーション装置。
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