JP2006074886A - 車両用発電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明の目的は、使用されている電気負荷量が低負荷の場合には蓄電池を電源として使用せず、蓄電池の寿命を延ばすことにある。
【解決手段】この発明は、オルタネータと第一の電源と第二の電源と電気負荷とこの電気負荷に第一の電源と第二の電源とを接続・切り離し可能な切替手段とを備えた車両用発電制御装置において、第一の電源が蓄電池、第二の電源がキャパシタで構成され、第二の電源が充電された状態にあり、電気負荷の動作状態が設定された時間以上変化がなく、さらにオルタネータの発電電流が電気負荷により消費される消費電流よりも設定値以上大きい値であるときには、切替手段によりオルタネータと第一の電源とを切り離し、オルタネータと第二の電源とを接続するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は車両用発電制御装置に係り、特に、使用されている電気負荷量が低負荷の場合には蓄電池を電源として使用しないため、蓄電池の寿命を延ばすことができる車両用発電制御装置に関する。
車両には、各種の電装品が搭載され、内燃機関自体も点火系、燃料系など各部品で電力を消費している。そのため、内燃機関には、電源である蓄電池を充電するために、クランクシャフトの回転力を利用して発電するオルタネータを備えている。
従来のオルタネータの発電装置には、図3に示すものがある。図3において、202は図示しない車両の発電装置、204は車両に搭載された内燃機関により駆動されて発電するオルタネータ、206は充放電可能な電源である蓄電池、208はオルタネータ204と蓄電池206との少なくとも一つからエネルギを供給される電気負荷である。
オルタネータ204は、発電部210と整流器212と電圧レギュレータ214とから構成される。発電部210は、ステータコイル216及びフィールドコイル218を有し、三相交流を発電する。整流器212は、ステータコイル216が接続された複数のダイオード220を有し、三相交流を整流する。電圧レギュレータ214は、ツェナーダイオード222と比較器224とトランジスタ226・228とを有し、フィールドコイル218の界磁電流を制御する。
オルタネータ204は、出力端子230に電気負荷208を接続するとともに蓄電池206のプラス側を接続し、入力端子232にイグニションスイッチ234を介して蓄電池206のプラス側を接続し、さらに蓄電池電圧を監視するために蓄電池電圧監視端子236に蓄電池206のプラス側を接続している。
発電装置202は、蓄電池電圧監視端子236に作用する蓄電池電圧を比較器224により監視し、蓄電池電圧が比較器224の発電電圧設定端子238に作用する過充電判定電圧REFを下回ると、トランジスタ226がOFFしてトランジスタ228がONし、界磁電流をフィールドコイル218へ流して発電を行う。この発電により、オルタネータ204は、出力端子230の出力電圧が上昇し、蓄電池206や電気負荷208へ電力を供給する。
逆に、発電装置202は、蓄電池206が充電されて蓄電池電圧が過充電判定電圧を上回ると、トランジスタ226がONしてトランジスタ228がOFFし、界磁電流がフイールドコイル218へ流れなくなり、発電は停止する。
オルタネータ204は、比較器224の発電電圧設定端子238に作用する過充電判定電圧REFの電圧が高いと発電量が大きくなり、内燃機関(図示せず)の負荷が大きくなり、燃費の悪化を招く。これに対して、オルタネータ204は、過充電判定電圧REFが低いと発電量が減り、内燃機関の負荷が小さくなり、燃費が向上する。しかし、オルタネータ204は、過充電判定電圧が低いと、蓄電池206から放電する電力が増え、蓄電池206の寿命が短くなるという問題点があった。
従来のオルタネータ制御装置としては、オルタネータのフィールドコイルに流れる励磁電流の状態からオルタネータの発電電流量を求め、この発電電流量が基準発電電流量を超えていると判定されると、蓄電池の充電率が低下していると判断し、発電電流量が増加するようにオルタネータを制御するものがある。
特開平6−276693号公報 また、従来の電力供給装置には、複数の蓄電池と、これら複数の蓄電池を充電する充電手段と、複数の蓄電池を交互にもしくは循環的に、充電手段と絶縁された状態で負荷に接続する放電状態、及び負荷の絶縁された状態で充電手段に接続する充電状態に置く切換手段を設け、負荷に連続的に電力を供給可能としたものがある。 特開1996−130833号公報
さらに、前記のような問題に対しては、フィールドコイルを有し、内燃機関によって駆動され、発電するオルタネータと、充放電可能な第一の電源と第二の電源として蓄電池とキャパシタとを組み合わせ、オルタネータと第一の電源と第二の電源との少なくとも一つからエネルギを供給される電気負荷と、この電気負荷に第一の電源と第二の電源とを接続・切り離しする切替手段とを備えた車両用発電制御装置が提案されている。
従来の車両用発電制御装置としては、蓄電池とキャパシタとを備え、内燃機関のアイドルストップからの再始動時以外のときはキャパシタを充電しておき、アイドルストップからの再始動時にはキャパシタの電圧を蓄電池の電圧に加えてスタータに供給するものがある。
特開2003−148310号公報 また、従来の車両用発電制御装置としては、蓄電池とキャパシタとを備え、車両の減速時にキャパシタに充電し、内燃機関のアイドルストップ中の電力を蓄電池の代わりにキャパシタで代替するものがある。 特開2002−238103号公報
ところが、前記特許文献3、4に開示される車両用発電制御装置は、アイドルストップからの再始動時の電力やアイドルストップ中の電力を蓄電池の代わりにキャパシタで補うものであり、通常の運転時のキャパシタを有効には利用していない問題がある。また、このようにキャパシタを利用した車両用発電制御装置では、電気負荷が急変した場合に、キャパシタの容量不足やオルタネータの反応時間の遅れなどの原因により、装置電源が低下する問題が考えられる。
この発明は、フィールドコイルを有し、内燃機関によって駆動され、発電するオルタネータと、充放電可能な第一の電源と第二の電源と、前記オルタネータと第一の電源と第二の電源との少なくとも一つからエネルギを供給される電気負荷と、この電気負荷に前記第一の電源と第二の電源とを接続・切り離し可能な切替手段とを備えた車両用発電制御装置において、前記第一の電源が蓄電池、第二の電源がキャパシタで構成され、前記第二の電源が充電された状態にあり、前記電気負荷の動作状態が設定された時間以上変化がなく、さらに前記オルタネータの発電電流が電気負荷により消費される消費電流よりも設定値以上大きい値であるときには、前記切替手段により、前記オルタネータと第一の電源とを切り離し、前記オルタネータと第二の電源とを接続するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
この発明の車両用発電制御装置は、第一の電源が蓄電池、第二の電源がキャパシタで構成され、制御手段によって、第二の電源が充電された状態にあり、電気負荷の動作状態が設定された時間以上変化がなく、さらにオルタネータの発電電流が電気負荷により消費される消費電流よりも設定値以上大きい値であるときには、切替手段により、オルタネータと第一の電源とを切り離し、オルタネータと第二の電源とを接続するように制御することにより、電気負荷により使用されている電気負荷量が低負荷の場合には、蓄電池を電源として使用しないため、蓄電池の寿命を延ばすことができる。
この発明の車両用発電制御装置は、第二の電源が充電された状態にあり、電気負荷の動作状態が設定された時間以上変化がなく、さらにオルタネータの発電電流が電気負荷により消費される消費電流よりも設定値以上大きい値であるときには、オルタネータと第一の電源とを切り離し、オルタネータと第二の電源とを接続するように制御することにより、電気負荷により使用されている電気負荷量が低負荷の場合には、蓄電池を電源として使用しないため、蓄電池の寿命を延ばすことができるものである。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1〜図2は、実施例を示すものである。図2において、2は図示しない車両の車両用発電制御装置である。車両用発電制御装置2は、車両に搭載された内燃機関により駆動されて発電するオルタネータ4と、充放電可能な第1の電源である蓄電池6と、充放電可能な第二の電源であるキャパシタ8と、オルタネータ4と蓄電池6とキャパシタ8との少なくとも一つからエネルギを供給される電気負荷10とを備えている。
オルタネータ4は、発電部12と整流器14と電圧レギュレータ16とから構成される。発電部12は、ステータコイル18及びフィールドコイル20を有し、フィールドコイル20に供給される界磁電流によりステータコイル18に三相交流を発電させる。整流器14は、ステータコイル18が接続された複数のダイオード22を有し、三相交流を整流する。電圧レギュレータ16は、ツェナーダイオード24と比較器26とトランジスタ28・30とを有し、フィールドコイル20に供給される界磁電流を制御する。
前記電圧レギュレータ16は、出力端子32と入力端子34と発電電圧監視端子36と発電電圧設定端子38とを有している。ツェナーダイオード24は、プラス側を抵抗40を介して入力端子34に接続し、マイナス側を接地している。比較器26は、入力側に抵抗42を介して発電電圧監視端子36を接続するともに発電電圧設定端子38を接続し、出力側をトランジスタ28のベース側に接続している。トランジスタ28は、コレクタ側を抵抗44を介して入力端子34に接続するとともにトランジスタ30のベース側に接続し、エミッタ側を接地している。トランジスタ30は、コレクタ側をダイオード46を介して出力端子32に接続し、エミッタ側を接地している。
また、電圧レギュレータ16の出力端子32には、前記フィールドコイル20の一端側と整流器14のダイオード22のプラス側とを接続している。フィールドコイル20の他端側は、トランジスタ30のコレクタ側に接続している。整流器14のダイオード22のマイナス側は、接地している。
前記蓄電池6及びキャパシタ8は、各プラス側を電圧レギュレータ16の出力端子32に接続し、各プラス側を発電電圧監視端子36に接続している。前記電気負荷10は、電圧レギュレータ16の出力端子32に接続している。この電気負荷10には、蓄電池6及びキャパシタ8の各プラス側を夫々ダイオード48・50を介して接続している。
前記蓄電池6及びキャパシタ8は、各プラス側と電圧レギュレータ16の出力端子32との間を夫々切替手段52・54により接続・切り離し可能に接続し、各プラス側と発電電圧監視端子36との間を夫々切替手段56・58により接続・切り離し可能に接続し、各プラス側と電気負荷10側のダイオード48・50との間を切替手段60・62により接続・切り離し可能に接続している。
また、蓄電池6は、プラス側にスタータモータ64を接続し、プラス側をイグニションスイッチ66を介して電圧レギュレータ16の入力端子34に接続している。なお、蓄電池6及びキャパシタ8は、各マイナス側を接地している。
この車両用発電制御装置2は、前記切替手段52〜62を制御手段68に接続している。制御手段68には、電気負荷10の消費電流を検出する電流センサ70と、内燃機関の機関回転数を検出するクランク角センサ72と、電気負荷10加担時であるヘッドランプ点灯時やラジエータファンモータ駆動時等にONする電気負荷スイッチ74と、フィールドコイル20とトランジスタ30のコレクタ側との間の接続点76からのFR信号とを接続している。
制御手段68は、電流センサ70〜接続点76から信号を入力し、第二の電源であるキャパシタ8が充電された状態にあり、電気負荷10の動作状態が設定された時間X以上変化がなく、さらにオルタネータ4の発電電流が電気負荷10により消費される消費電流よりも設定値Y以上大きい値であるときには、切替手段52・56により、オルタネータ4と第一の電源である蓄電池6とを切り離し、切替手段54・58により、オルタネータ4と第二の電源であるキャパシタ8とを接続するように制御する。
また、制御手段68は、第二の電源であるキャパシタ8が充電された状態にあり、電気負荷10の動作状態が設定された時間X内に変化があるときには、切替手段52〜58により、オルタネータ4と第一の電源である蓄電池6と第二の電源であるキャパシタ8とを接続するように制御する。
次に作用を説明する。
車両用発電制御装置2は、図1に示す如く、内燃機関が始動されて制御のプログラムがスタートし(102)、第二の電源であるキャパシタ8が充電された状態にあると、電気負荷スイッチ74がOFF、または電気負荷スイッチ74のON時間が設定時間Xより大きいか否かを判断する(104)。
この判断(104)がYESの場合は、オルタネータ4の発電電流が電気負荷10の消費電流よりも設定値Y以上大きいか否かを判断する(106)。発電電流は、フィールドコイル20とトランジスタ30のコレクタ側との接続点76からのFR信号と、クランク角センサ72の検出信号から求められるエンジン回転数とのマップから求められる。消費電流は、電流センサ70により求められる。
この判断(106)がYESの場合は、オルタネータ4と蓄電池6とを切り離し、オルタネータ4とキャパシタ8とから電気負荷10へ電力を供給し(108)、内燃機関が停止されたか否かを判断する(110)。
この判断(110)がYESの場合は、プログラムをエンドにする(112)。この判断(110)がNOの場合は、判断(104)に戻る。
一方、前記判断(104)がNOの場合は、また、前記判断(106)がNOの場合は、オルタネータ4と蓄電池6とを接続し、オルタネータ4と蓄電池6とキャパシタ8とから電気負荷10へ電力を供給し(114)、前記判断(110)によりプログラムをエンドにし(112)、あるいは判断(104)に戻る。
このように、車両用発電制御装置2は、キャパシタ8が充電された状態にあり、電気負荷10の動作状態が設定された時間X以上変化がなく、さらにオルタネータ4の発電電流が電気負荷10により消費される消費電流よりも設定値Y以上大きい値であるときには、切替手段52・56により、オルタネータ4と第一の電源である蓄電池6とを切り離し、切替手段54・58により、オルタネータ4と第二の電源であるキャパシタ8とを接続するように制御する。
これにより、車両用発電制御装置2は、電気負荷10により使用されている電気負荷量が低負荷の場合には蓄電池6を電源として使用しないため、蓄電池6の寿命を延ばすことができる。
また、車両用発電制御装置2は、第二の電源であるキャパシタ8が充電された状態にあり、電気負荷10の動作状態が設定された時間X内に変化があるときには、切替手段52〜58により、オルタネータ4と第一の電源である蓄電池6と第二の電源であるキャパシタ8とを接続するように制御する。
これにより、車両用発電制御装置2は、電気負荷10による電気負荷量が急激に変化するときには蓄電池6とキャパシタ8との二つの電源により対応するため、電力不足になることはない。
即ち、この車両用発電制御装置2は、ドライバーの意志で車両が減速をする際などで、車輪からの減速エネルギーにより内燃機関が駆動されている場合には、内燃機関と一緒にオルタネータ4も駆動されている。
この場合において、車両用発電制御装置2は、図2に示すように、第一電源である蓄電池6が充分な充電状態にある場合に、蓄電池6への切替手段52、56をOFFし、第二の電源であるキャパシタ8への切替手段54、58をONする。また、車両用発電制御装置2は、蓄電池6から電気負荷10への切替手段60をONし、キャパシタ16から電気負荷10への切替手段62をOFFし、さらに、オルタネータ4の発電電圧設定端子38に作用する過充電判定電圧REFをキャパシタ8の許容電圧まで上げて、キャパシタ8へ充電をする。
これにより、車両用発電制御装置2は、車両の減速エネルギーを第一の電源である蓄電池6のみを備えている場合より、第二の電源であるキャパシタ8を利用して減速エネルギーをより多く蓄えることができる。
また、車両用発電制御装置2は、第二の電源であるキャパシタ8が充電にされた後で、ドライバーの意志により車両が減速以外の状況になったときに、電気負荷スイッチ74がOFF、または電気負荷スイッチ74のON時間が設定時間Xより大きい場合、すなわち電気負荷10の動作状態が急変していない場合、接続点76からのFR信号とクランク角センサ72によるエンジン回転数とのマップから求められる発電電流と、電流センサ70にて測定される電気負荷10全体の消費電流とを比較する。
車両用発電制御装置2は、発電電流と消費電流との差が設定値Yより大きい場合、すなわち車両全体の電気負荷10の消費電流が小さい場合、キャパシタ8から電気負荷10への切替手段62をONし、蓄電池6から電気負荷10への切替手段60をOFFし、オルタネータ4と蓄電池6との切替手段52、56をOFFし、オルタネータ4とキャパシタ87との切替手段54、58をONする。
これにより、車両用発電制御装置2は、第二の電源であるキャパシタ8が充電にされていて、電気負荷10の動作状態が急変していない場合であって、かつ、車両全体の電気負荷10の消費電流が小さい場合に、車両の電気負荷10へ供給される電力を第二電源であるキャパシタ8から供給することにより、第一電源である蓄電池6から電力を供給せず、蓄電池6を休ませることができる。
車両用発電制御装置2は、第二の電源であるキャパシタ8の電圧がオルタネータ4の過充電判定電圧REFよりも低電圧になったときには、オルタネータ4のフィールドコイル20へ界磁電流を流し、発電を開始する。しかし、車両用発電制御装置2は、第二の電源であるキャパシタ8の電圧が過充電判定電圧REFまで上昇すると、発電を停止する。従来の蓄電池とのオルタネータ4の発電電圧より低電圧にすることにより、内燃機関に対するオルタネータ4の発電負荷を減らすことができ、内燃機関の燃費を向上することができる。また、第一の電源である蓄電池6を使用していないため、蓄電池6の寿命を延ばすことができる。
逆に、車両用発電制御装置2は、電気負荷スイッチ74がON、かつ電気負荷スイッチ74のON時間が設定時間Xより小さい場合、すなわち電気負荷10の急変が予測される場合、または、接続点76からのFR信号とクランク角センサ72の検出信号から求められるエンジン回転数とのマップから求められる発電電流と、電流センサ70にて測定される負荷全体の消費電流とを制御手段68にて比較し、これら発電電流と消費電流との差が設定値Yより小さい場合、すなわち車両全体の電気負荷10が大きい場合は、蓄電池6から電気負荷10への切替手段60をONし、オルタネータ4と蓄電池6との切替手段52、56をONし、第一の電源である蓄電池6と第二の電源であるキャパシタ8との両方から電力の供給を行うことにより、過充電判定電圧を従来の蓄電池とオルタネータ発電電圧同等の電圧値にして発電を行い、システム電源が低下するのを防止することができる。
このように、車両用発電制御装置2は、オルタネータ4の発電電流と電気負荷10全体の消費電流との状態に合わせて、蓄電池6とキャパシタ8とを利用したオルタネータ発電制御を行うことにより、電気負荷10の状態が低負荷の場合は蓄電池6とオルタネータ4を使用せずに、キャパシタ8のみで車両の電気をまかなうことができ、燃費を向上し、蓄電池6の寿命を延ばすことができる。また、車両用発電制御装置2は、キャパシタ8の電圧が発電電圧まで下がった後も、オルタネータ4の発電電圧を蓄電池6のみの時より低く設定することにより、オルタネータ4の発電負荷が減り、燃費を向上することができ、蓄電池10を休止させることができるので、蓄電池6の寿命を延ばすことができる。
また、車両用発電制御装置2は、電気負荷スイッチ74にて電気負荷10の急変を予測した蓄電池6とキャパシタ8とを利用したオルタネータ発電制御を行うことにより、電気負荷10が急変した場合でも、キャパシタ8の容量不足やオルタネータ4の反応時間の遅れによるシステム電源の低下を防止することができる。
なお、この発明は、上述実施例に限定されることなく、種々応用改変が可能である。
例えば、上述実施例においては、車両全体の電気負荷10が大きい場合は、第一の電源である蓄電池6と第二の電源であるキャパシタ8との両方から電力の供給を行ったが、蓄電池6とキャパシタ8との各充電状態に応じて電気負荷10への電力の供給割合を変化させることにより、充電状態に応じて適正な電力を供給することができ、過放電による寿命の低下を防止することができる。
また、キャパシタ8が充電された状態にあるときは、蓄電池6に電力を供給して充電することにより、オルタネータ4の発電負荷を減らして燃費を向上することができる。
この発明の車両用発電制御装置は、オルタネータと第一の電源と第二の電源と電気負荷と切替手段とを備えた車両用発電制御装置において、切替手段によって第一の電源である蓄電池と第二の電源であるキャパシタとを各種条件に応じて電気負荷に接続・切り離すことにより、電気負荷に供給されるエネルギの供給源としてキャパシタを有効に活用し、蓄電池の寿命を延ばすものであり、内燃機関を搭載する機器に適用することができる。
実施例を示す車両用発電制御装置の制御フローチャートである。 車両用発電制御装置のブロック図である。 従来例を示す発電装置のブロック図である。
符号の説明
2 車両用発電制御装置
4 オルタネータ
6 蓄電池
8 キャパシタ
10 電気負荷
12 発電部
14 整流器
16 電圧レギュレータ
18 ステータコイル
20 フィールドコイル
22 ダイオード
24 ツェナーダイオード
26 比較器
28・30 トランジスタ
32 出力端子
34 入力端子
36 発電電圧監視端子
38 発電電圧設定端子
52〜62 切替手段
68 制御手段
70 電流センサ
72 クランク角センサ
74 電気負荷スイッチ
76 接続点

Claims (2)

  1. フィールドコイルを有し、内燃機関によって駆動され、発電するオルタネータと、充放電可能な第一の電源と第二の電源と、前記オルタネータと第一の電源と第二の電源との少なくとも一つからエネルギを供給される電気負荷と、この電気負荷に前記第一の電源と第二の電源とを接続・切り離し可能な切替手段とを備えた車両用発電制御装置において、前記第一の電源が蓄電池、第二の電源がキャパシタで構成され、前記第二の電源が充電された状態にあり、前記電気負荷の動作状態が設定された時間以上変化がなく、さらに前記オルタネータの発電電流が電気負荷により消費される消費電流よりも設定値以上大きい値であるときには、前記切替手段により、前記オルタネータと第一の電源とを切り離し、前記オルタネータと第二の電源とを接続するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする車両用発電制御装置。
  2. フィールドコイルを有し、内燃機関によって駆動され、発電するオルタネータと、充放電可能な第一の電源と第二の電源と、前記オルタネータと第一の電源と第二の電源との少なくとも一つからエネルギを供給される電気負荷と、この電気負荷に前記第一の電源と第二の電源とを接続・切り離し可能な切替手段とを備えた車両用発電制御装置において、前記第一の電源が蓄電池、第二の電源がキャパシタで構成され、前記第二の電源が充電された状態にあり、前記電気負荷の動作状態が設定された時間内に変化があるときには、前記切替手段により、前記オルタネータと第一の電源と第二の電源とを接続するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする車両用発電制御装置。
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