JP2006067139A - 複数カメラ映像検索装置、複数カメラ映像検索方法、及び複数カメラ映像検索プログラム - Google Patents

複数カメラ映像検索装置、複数カメラ映像検索方法、及び複数カメラ映像検索プログラム Download PDF

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一也 高木
Masaki Sato
正樹 佐藤
Takanori Shimada
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Abstract

【課題】 ユーザが閲覧し易いように複数カメラの映像から動体検知シーンを検索すること。
【解決手段】 条件入力手段28が複数のカメラ11及び順序を指定し、イベント検知手段24がその指定された複数のカメラ及び順序に従って記録手段21に記録された複数のカメラ映像を検索して動体検知シーンをイベントして検知する。そして、再生する場合は、検索手段22が指定された複数のカメラ及び順序に従って動体検知シーンを検索して、再生手段23がその動体検知シーンを映像再生画面132にてディスプレイ13に表示すると共に、地図表示手段26が地図画面131上にてカメラアイコンを矢印で連結した順序に従って動体検知シーンの再生時刻に同期した再生カーソルを移動させて表示させた地図画面131をディスプレイ13に表示する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のカメラ映像から動体検知シーン等を検索する複数カメラ映像検索装置、複数カメラ映像検索方法、及び複数カメラ映像検索プログラムに関するものである。
映像監視分野では、異常検知、侵入者検知、等を行う場合、動体検知(モーション・ディテクト)が用いられる。動体検知とは、異なる2枚のフレーム画像から差分画像を生成し、一定以上の輝度変化が確認された場合に、動体が現れたと判断するものである。この動体検知機能は、異常を示すアラームを利用者に通知する用途の他に、動体検知した映像部分のみ記憶するといった記憶の効率化にも有効である。
そこで、従来の複数カメラ映像検索装置として、例えば、複数の監視カメラからの1または所定数の映像、この映像に対応した監視カメラの設置領域を示す図、および監視作業を行なうための所定のコマンドをモニタ上に共に表示して、このモニタ上の所定のコマンドを選択することで、監視カメラからの画像表示の状態の切り換えを含む所定の動作が行ない、誰にでも監視カメラからの画像表示の状態の切り換えを含む監視作業を簡単に行なうことができるようにした装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第2791411号公報
しかしながら、複数カメラの映像を多画面で同時に閲覧する場合、ユーザは、次にどの位置に設置されたカメラの映像に動体が現れるのか、更に、どのタイミングで動体が現れるのか把握することが困難であった。そのため、複数の映像にまたがって動体の出現を待つ必要があり、閲覧に集中することができないという課題があった。
前記特許文献1に記載の従来の複数カメラ映像検索装置でも、再生中の映像に対応した地図のカメラアイコンを色付けするとしているが、再生の有無に関して色付けしているのであって、動体の出現の有無を考慮したものではなく、上記課題を解決することはできない。
そこで、本発明は、ユーザが閲覧し易いように複数カメラの映像から動体検知シーンを検索することができる複数カメラ映像検索装置、複数カメラ映像検索方法、及び複数カメラ映像検索プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の複数カメラ映像検索装置は、複数のカメラの映像を検索する複数カメラ映像検索装置であって、前記複数のカメラ及びその順序を指定する条件入力手段と、前記指定された複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンを、前記複数のカメラ映像から検索する動体検知シーン検索手段と、を有する。
これにより、指定された複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンが検索されるため、ユーザが閲覧し易いように動体検知シーンを検索することができる。
また、本発明の複数カメラ映像検索装置では、前記構成において、さらに、前記複数のカメラの位置を示すカメラアイコンが表示された地図を表示する地図表示手段を備え、前記条件入力手段は、前記地図上の前記カメラアイコンを矢印で連結して前記複数のカメラ及びその順序を指定する、構成を採る。
これにより、地図上のカメラアイコンを矢印で連結して前記複数のカメラ及びその順序を指定するため、ユーザは地図上のカメラアイコンに基づいて、直感的な操作により検索条件を入力することが可能となる。
また、本発明の複数カメラ映像検索装置では、前記構成において、前記地図表示手段は、複数のカメラアイコンが矢印で連結される都度、検索対象のカメラアイコンの連結順序を計算して、各カメラアイコンの傍に数値表示する、構成を採る。
これにより、ユーザは矢印を辿ることなく、各カメラアイコンの傍に表示された数値により、複数のカメラの順序関係を把握することが可能となる。
また、本発明の複数カメラ映像検索装置では、前記構成において、前記検索手段によって検索された動体検知シーンが再生される際、再生されている動体検知シーンを撮影したカメラアイコンを強調表示する、構成を採る。
これにより、ユーザは動体を検知しているカメラを一目で把握することが可能となる。
また、本発明の複数カメラ映像検索装置では、前記構成において、前記地図表示手段は、前記検索手段によって検索された動体検知シーンが再生される際、再生されている動体検知シーンを撮影したカメラアイコンの撮像視野範囲を前記地図に重畳表示する、構成を採る。
これにより、ユーザは検知されている動体のおおよその空間的位置を把握することが可能となる。
また、本発明の複数カメラ映像検索装置では、前記構成において、前記地図表示手段は、前記検索手段によって検索された動体検知シーンが再生される際、再生時刻を示す再生カーソルを、前記条件入力手段によって入力された矢印上を新規に動体が現れるカメラアイコンに向かって移動させて表示する、構成を採る。
これにより、ユーザは次にどの位置に設置されたカメラに動体が現れるのか、更に、どのタイミングで動体が現れるのか等、動体の出現状況を把握することが可能となる。
また、本発明の複数カメラ映像検索装置では、前記構成において、前記地図表示手段は、前記検索手段によって検索された動体検知シーンが再生される際、再生時刻を示す再生カーソルを、前記条件入力手段によって入力された矢印上を新規に動体が現れるカメラアイコンに向かって、前記検索された動体検知シーンを移動させながら表示すると共に、前記再生カーソルに前記動体検知シーンを再生させる、構成を採る。
これにより、1つの画面で、ユーザは次にどの位置に設置されたカメラに動体が現れるのか、更に、どのタイミングで動体が現れるのか把握しながら、動体検知シーンを閲覧することができる。
また、本発明の複数カメラ映像検索装置では、前記構成において、前記地図表示手段は、再生時刻を示す再生カーソルを前記条件入力手段によって入力された矢印上の任意の位置に設定可能にすると共に、前記再生カーソルが位置する前記条件入力手段によって入力された矢印上の位置に基づく再生時刻の前記検索された動体検知シーンを再生させる、構成を採る。
これにより、複数カメラにまたがって動体が移動する動体検知シーン(映像部分)を閲覧したい場合、ユーザは条件入力手段によって再生カーソルの位置を任意の位置に指定することによって、任意の再生時刻の動体検知シーンを再生することが可能となり、ユーザがカメラ間をまたがっていると思われる時刻を推定して指定する必要がなくなる。
また、本発明の複数カメラ映像検索方法では、複数のカメラ映像から指定した複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンを検索する、方法を採る。これにより、ユーザが閲覧し易いように動体検知シーンを検索することができる。
また、本発明の複数カメラ映像検索プログラムでは、複数のカメラ映像から指定した複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンを検索することをコンピュータに実行させる、構成を採る。これにより、ユーザが閲覧し易いように動体検知シーンを検索することができる。
本発明によれば、指定された複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンが複数のカメラ映像から検索されるため、ユーザが閲覧し易いように動体検知シーンを検索することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。尚、本発明は、システム、装置の形に限らず、実施の形態の説明に裏付けられて、方法、この方法を実現するためのプログラム、本プログラムを格納した記憶媒体の形で実施することもできる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る多数カメラ映像検索装置12のシステム概要である。
図1に示す通り、映像監視システムは、監視領域を撮影する複数台のカメラ11と、多数カメラ映像検索装置12、ディスプレイ13、から構成される。
カメラ11は、個々の監視領域を撮影し、多数カメラ映像検索装置12に入力するものである。多数カメラ映像検索装置12は、個々の監視領域を撮影したカメラの映像をディスプレイ13に表示するものである。マウス14は、映像の検索再生に関するGUI操作を行うためのポインティングデバイスであるものである。なお、カメラ映像は、色々なシーンから構成されており、本実施の形態1のカメラ11は監視をするためのものであるので、動体が検知された動体検知シーンと、動体が検知されないシーンとから構成されることになる。
図2は、本発明の実施の形態に係る多数カメラ映像検索装置12の構成を示す機能ブロック図である。
図2に示す通り、多数カメラ映像検索装置12は、記憶手段21と、検索手段22と、再生手段23と、イベント検知手段24と、映像入力手段25と、地図表示手段26と、映像出力手段27と、条件入力手段28、から構成される。なお、本実施の形態1の検索手段22とイベント検知手段24とが、本発明の動体検知シーン検索手段に相当する。
記憶手段21は、ハードディスクや大容量メモリ等の記憶装置から構成されており、カメラ映像、及び、監視領域を含む地図情報、カメラアイコン情報、イベント検知結果を示すイベント情報、検索条件を示す検索条件情報、検索結果を示す検索結果情報等を記憶するものである。カメラ映像は、映像入力手段25から入力される。検索条件情報は、ユーザにより条件入力手段28から入力され、検索手段22で、映像を検索する際に用いられる。検索結果情報は、検索手段22で、カメラ映像を検索した結果であり、再生手段23で映像を再生する際に用いられる。尚、地図情報と、カメラアイコン情報は、予め記憶されているものとする。
検索手段22は、記憶手段21に記憶された検索条件情報とイベント情報に基づいて、ユーザが指定したイベントパターンの動体検知シーンを含む映像シーンの検索を行うものである。カメラ映像の検索結果は、検索結果情報として、記憶手段21に出力される。なお、イベント情報は、後述する図6に一例が示されており、検索条件情報は、後述する図7に一例が示され、検索結果情報は、後述する図8に一例が示されている。
再生手段23は、記憶手段21に記憶されているカメラ映像を読み出し、映像出力手段27に出力するものである。また、記憶手段21の記憶されている検索結果情報214に基づいて、映像再生中の再生状況を計算する。再生状況は、地図表示手段26に出力する。なお、再生手段23は、この多数カメラ映像検索装置12に必須のものではなく、多数カメラ映像検索装置12に再生手段23が設けられてなく、本装置の外部に設けられた再生手段23が再生するように構成しても良い。
イベント検知手段24は、複数のカメラ11から映像入力手段25を介し取得したカメラ映像や、記憶手段21に記憶されたカメラ映像を解析して、その映像中に動体が存在するか、すなわち動体を検知した動体検知シーンを検出するものである。動体検知シーンはイベント情報として記憶手段21に出力され記憶される。
映像入力手段25は、複数のカメラ11からの映像を取得し、イベント検知手段24に出力して映像中の動体検知シーンを確認した後記憶手段21に出力するものである。
地図表示手段26は、記憶手段21に記憶されている複数のカメラ11の位置や向きを示すカメラアイコンが表示された監視領域の地図を、ディスプレイ13に表示するものである。また、再生手段23において計算された映像再生中の再生状況を地図上に重畳表示する。
映像出力手段27は、記憶手段21の記憶されているカメラ映像をディスプレイ13に表示するものである。
条件入力手段28は、ユーザからの検索条件や検索/再生命令を取得するものである。検索条件は、検索条件情報として記憶手段21に出力して記憶する。また、検索命令を取得した場合、検索手段22に、再生命令を取得した場合、再生手段23にそれぞれ通知する。
図3に、記憶手段21に記憶されるカメラ映像データ110のデータ構造の一例を示す。カメラ映像データ110は、フレーム画像単位に管理されており、図3に示す通り、そのフレーム画像は、ヘッダ情報として、フレーム番号、フレームサイズ、タイムスタンプ、カメラ番号の情報を含む。これらのヘッダ情報の後に、映像データが続く。
図4に、記憶手段21に記憶された地図情報により表示される地図画面131の一例を示す。地図画面131は、図4に示す通り、複数のカメラ11が監視する室内外の監視領域を示す地図51の画像または映像である。つまり、この地図画面131は、監視領域を示す地図51上に、複数のカメラ11の位置および向きを示すカメラアイコンI1〜I5が表示されていると共に、その監視領域におけるテーブル等の監視対象の場所や大きさを示す監視対象アイコンI6が表示されている。
図5に、記憶手段21に記憶されたカメラアイコン情報211の一例を示す。カメラアイコン情報211は、図4に示すように地図51に重畳表示するカメラアイコンI1〜I5に関する情報で、図5に示す通り、個々のカメラアイコンI1〜I5に対し、カメラ番号毎に、カメラ位置情報として地図上での座標(X,Y)、及び、カメラの向きD(撮影方向または角度)の情報が関連付けられて設定されている。なお、図4に示す場合であれば、Nは1〜5である。
図6に、記憶手段21に記憶されるイベント情報212の一例を示す。イベント情報212は、イベント検知手段24が個々のカメラ映像を解析して、動体を検知したシーンである動体検知シーンに関する情報で、イベント番号により管理される。つまり、図6に示すように、イベント情報212は、イベント番号毎の個々の動体検知シーンに対して、それぞれ、動体検知シーンの開始時刻、その終了時刻の情報が関連付けられている。
図7に、記憶手段21に記憶される検索条件情報213の一例を示す。検索条件情報213は、ユーザが条件入力手段28を介し入力するもので、閲覧したいパターンで動体を検知したシーンを検索するための条件を含む情報である。具体的には、図7に示すように、順序番号とカメラ番号の情報が関連付けられており、図7の場合、カメラ番号がC1→C2→C3…→CNの順序に従って動体を検知したシーンを検索することを示している。なお、この検索条件情報213は、ユーザの好み等により、1または複数設定することができ、設定された1または複数の検索条件情報213に基づいて、図6に示すイベント情報212を参照して、検索手段22が動体検知シーンを検索する。
図8に、記憶手段21に記憶される検索結果情報214の一例を示す。検索結果情報214は、ユーザが指定した検索条件情報213に従って、個々のカメラ11が動体を検知した時刻、すなわち動体検知シーンの開始時刻に関する情報である。図8に示す通り、検索結果情報214は、検索対象のカメラ番号と、動体検知時刻とが関連付けられて設定される。なお、検索条件情報213が複数設定された場合は、この検索結果情報214もそれに応じて複数設定される。
次に、本実施の形態におけるディスプレイ13に表示される画面について説明する。
図9は、本実施の形態における複数カメラ映像検索装置12のアプリケーション起動時に表示される地図画面131の一例を示している。複数カメラ映像検索装置12のアプリケーション起動時には、記憶手段21に記憶された図4に示すような地図画面131がそのまま読み出されてディスプレイ13に表示される。なお、この図9に示す地図画面131からは、カメラアイコンI1〜I5より部屋等に配置された5台のカメラ11の位置と向きとが分かり、また監視対象物のアイコンI6から管理対象領域における監視対象物の位置や大きさがわかる。
図10は、本実施の形態における複数カメラ映像検索装置のアプリケーション起動後に表示される地図画面131の一例を示している。つまり、アプリケーション起動時に図9に示すように表示された監視対象の部屋等に配置された5台のカメラ11の位置と向きとを示すカメラアイコンI1〜I4が表示された地図51の上に、矢印53と、再生カーソル54とが表示される。
矢印53は、ユーザがマウス14を用いて、ユーザが選択したカメラアイコンI1〜I4を連結させて表示されるものである。なお、矢印53がカメラアイコンにより連結されると、矢印53により連結された選択されたことを示すように、連結されないカメラアイコンと区別するため、色が変ったり、強調表示される。また、この矢印53は、ユーザが動体検知シーンを検索するカメラおよびその順序、すなわちイベントパターンを指定するもので、この矢印53毎に次の図11に示す候補選択タブ55が設けられることになる。
再生カーソル54は、動体検知シーン再生中、次に動体が現れるカメラアイコンI1〜I4に向かって移動するもので、カメラ映像の再生時刻に同期して移動するものである。
図11は、実施の形態における複数カメラ映像検索装置のアプリケーション起動後に表示される映像再生画面132の一例を示している。つまり、本装置のディスプレイ13には、アプリケーション起動後に、再生手段23により、図11に示すように、候補選択タブ55、映像再生ウインドウ56、検索ボタン57、再生ボタン58を表示した映像再生画面132が表示される。
候補選択タブ55は、ユーザが閲覧したいイベントパターンの動体検知シーンを含むシーンを選択する際に用いられるもので、ユーザが矢印53により選択した複数のカメラ11とその順序の組み合わせに対応するものである。図11では、候補選択タブ55が4つ設けられており、ユーザが4通りの複数のカメラ11およびその順序の組み合わせのイベントパターンを指定したことを示している。
ここで、イベントパターンとは、例えば、ユーザがマウス14を用いてカメラアイコンI1〜I5を連結させた矢印53により示される連結順序に対応するイベントパターンの動体検知シーンを選択するためのものである。例えば、後述する図12の場合、カメラアイコンI1→I2→I3→I4の順序に従って矢印53により連結されているため、後述する図13に示すように、イベントE1→E4→E6→E8を含む動体検知シーンを検索する。候補選択タブ55の数は、検索対象の映像中に含まれるユーザが選択したイベントパターンの動体検知シーン、すなわちユーザが選択した複数のカメラ11とその順序の組み合わせに基づくものである。
映像再生ウインドウ56は、候補選択タブ55毎に設定、すなわちユーザが選択した複数のカメラ11毎設けられ、各カメラ11の映像をそれぞれ表示するものである。
検索ボタン57は、ユーザが検索命令をするボタンであり、再生ボタン58は、ユーザが再生命令を実行するボタンである。尚、再生ボタン58は、映像再生中は停止ボタンとなる。
図12は、本実施の形態における複数カメラ映像検索装置の動体検知シーン再生時に表示される地図画面131の一例を示している。つまり、アプリケーション起動時に図9に示すように表示された部屋等の監視対象を示す地図51と、その部屋等に配置された5台のカメラ11の位置と向きとを示すカメラアイコンI1〜I4の上に、条件入力手段28によってユーザにより矢印53が引かれて多数のカメラ11とその順序が指定され、指定されたカメラ11および順序に従って動体検知シーンが検知され、図11に示す映像再生画面132にてその動体検知シーンが再生されると、この地図画面131では、動体検知シーンの再生時刻を示す再生カーソルC1〜C3とが表示される。
具体的には、指定したカメラ11に対応するカメラアイコンI1〜I4が、ユーザの指示によって矢印53により接続され、再生カーソル54が動体検知シーンの再生時刻に合わせて、その矢印53の上を、新規に動体が現れるカメラアイコンに向かって移動させながら表示する。
なお、図12において、C1〜C3は、再生カーソル54がカメラアイコンI1とI2との間、I2とI3との間、I3とI4との間にある場合を示しており、実際には、1つの再生カーソル54しか表示されない。
図13は、ユーザが選択した各カメラ11の映像から動体検知シーンを検索する方法を示す図である。
つまり、例えば、ユーザが条件入力手段28を介して4つのカメラ11を選択し、その4つのカメラ11の映像をL1〜L4とする。各映像L1〜L4には、それぞれ、動体検知シーンであるイベントE1〜E8が含まれているものとする。
また、動体検知シーンのパターンが各映像L1→L2→L3→L4であるため、検索手段22は、映像L1からイベントE1を抽出すると、そのイベントE1の開始時刻より後に開始するイベントを映像L2から検索して、映像L2からはイベントE4を抽出することになる。同様に、映像L3からは映像L2のイベントE4の開始時刻より後に開始するイベントE6、映像L4からは映像L3のイベントE6の開始時刻より後に開始するイベントE8を抽出することになる。
また、再生カーソルC1〜C3は、それぞれ、各映像L1〜L4におけるイベントE1,E4,E6の表示タイミングを示しており、再生カーソル54が時間の経過に伴って移動することに従い、地図51上の再生カーソルC1〜C3と変わることを示している。
また、再生カーソル54の位置は、ユーザが任意に変えることができ、指定された位置に対応した時刻のイベント、すなわち動体検知シーンを表示することができる。
なお、アプリケーション起動後は、図10や図12等に示す地図画面131と、図11に示す映像再生画面132とは、同時に表示され、同一のディスプレイ13に同時に表示され、あるいは別々のディスプレイ13に同時に表示され、地図画面131を参照しながら映像再生画面132にて動体検知シーン等のカメラ映像を観察する。
次に、図面を参照して動作を説明する。
図14は、本発明の実施の形態1におけるイベント検知を含む映像記憶過程処理を示すフローチャートである。
まず、イベント検知手段24が、各カメラ11の映像を解析して、動体を検知する(S1100)。動体の検知は、例えば、2枚のフレーム画像の差分画像に対して輝度の閾値処理を行い、閾値以上の輝度変化を有する場合はカメラ映像が動体を検知したことになるのでイベント有りと判定するのに対し、輝度変換が閾値以下の場合は動体がカメラ映像に映っていないので、イベント無し、と判定する。そして、イベント検知手段24は、動体を検知した動体検知シーンをイベント情報212として記憶手段21に記憶する(S1200)。イベント情報212は、カメラ11毎に管理され、図6に示すように、イベント開始時刻と、終了時刻とが付与される。最後に、記憶手段21がカメラ映像を記憶する(S1300)。尚、イベント検知手段24による動体検知は、カメラ11から映像入力手段25を介し入力する映像データでも良いし、あるいは、記憶手段21に記憶されて映像データを対象にしてもどちらでも良い。また、S1100の動体検知処理において、カメラ映像内に動体検知窓、すなわち動体を検知すべき場所が限定的に予めまたはユーザにより設定されている場合、当該窓内に限定して動体検知処理を行う。以上が、映像記憶過程のフローチャートである。
図15は、本発明の実施の形態における映像検索アプリケーションの起動過程処理を示すフローチャートである。
地図表示手段26は、まず、記憶手段21に記憶されている地図画面131を読み出すと共に(S2100)、カメラアイコン情報211を読み出す(S2200)。そして、読み出した地図画面131を地図画像としてディスプレイ13に表示した後(S2300)、カメラアイコンI1〜I4をその地図画像に重畳して表示する(S2400)。地図画像に重畳表示するカメラアイコンの位置と向きは、カメラアイコン情報211に含まれる。以上が、映像検索アプリケーションの起動過程のフローチャートである。
尚、図9に示すような地図画面131がディスプレイ13に表示されると、ユーザは、図10に示すように、マウス14を用いてカメラアイコンI1〜I4を矢印53で連結する。矢印53で示される連結順序が、検索条件となる。入力された検索条件は、検索条件情報213として記憶手段21に記憶される。なお、ユーザの入力だけでなく、本装置が自動的に認識してカメラアイコンI1〜I4を矢印53で連結したり、地図画面131上で連結をガイドするようにしても勿論よい。例えば、監視領域が室内であって、入り口や窓と出口とがある場合には、入り口に近いカメラアイコンI1〜I4から出口に近いカメラアイコンI1〜I4に検索して自動的に矢印53で連結することができる。
図16は、本発明の実施の形態における動体検知シーンの検索過程処理を示すフローチャートである。
検索手段22は、まず、ユーザ等によって検索条件の入力が完了しているか確認する(S3000)。検索条件の入力が完了していない場合(S3000“NO”)、エラーを表示して(S3100)、S3000の検索条件の入力完了確認処理に戻る。
一方、検索条件の入力が完了している場合(S3000“YES”)、検索手段22は、記憶手段21からユーザ等がカメラ11およびその順序を指定した検索条件情報213を読み出すと共に(S3200)、イベント情報212を読み出す(S3300)。
次に、検索手段22は、イベント情報212から検索条件に基づくイベントパターンの動体検知シーンの検索を行う(S3400)。ここで、検索条件に基づくイベントパターンの動体検知シーンは複数存在する場合があるため、検索対象の動体検知シーンを全て検索するまで行う。
そして、イベントパターンの動体検知シーンが検索された場合は(S3500“YES”)、全てのイベントパターンの動体検知シーンについて全てのイベント情報212の検索が終了しているか否かを判断し(S3600)、全てのイベントパターンの動体検知シーンについて全てのイベント情報212の検索が終了していない場合(S3600“NO”)、そのイベントパターンの動体検知シーンに候補選択タブ55を追加して(S3700)、S3400のイベントパターンの動体検知シーン検索処理に戻る。このようにして、イベントパターンの動体検知シーンが検索されると、検索されたイベントパターンの動体検知シーン毎に候補選択タブ55が付加されて、ユーザは、図11に示すようにして、この候補選択タブ55を選択することにより、検索条件に基づくイベントパターンの動体検知シーンを選択することができる。以上が、動体検知シーンの検索過程処理である。
図17は、図16に示すS3400の動体検知シーン検索処理の詳細なフローチャートである。
検索手段22は、まず、初回か否かを判断し(S4000)、初回の場合のみ(S4000“YES”)、基準時刻の初期設定を行う(S4100)。基準時刻とは、動体検知シーン等の映像を検索する際に、イベントを検知した順序を把握するためのパラメータである。基準時刻の初期設定は、初回のみ行う。そして、検索条件情報213において、順序が最初のカメラ11を探索対象カメラとして設定する(S4200)。
次に、探索対象の複数のカメラ11において、基準時刻より後に検知したイベント、すなわち動体検知シーンを探索する(S4300)。
イベント探索に成功した場合(S4400“YES”)、見つかった動体検知シーンの開始時刻を新しい基準時刻として設定して更新し(S4500)、全ての探索対象のカメラ映像について終了していなければ(S4600“NO”)、次のカメラ映像について探索を続ける(S4700)。このようにして、動体検知シーンであるイベントの探索は、検索条件情報213において、指定した順序が最後のカメラまで行う。尚、イベント探索過程で、イベントが見つからなかった場合、S3400を終了する。
例えば、図13に示す場合であれば、映像L1〜L4まで動体検知シーンの探索を行う。その結果、図13の例では、映像L1ではイベントE1の開始時刻が基準時刻である場合、その基準時刻より後に検知した動体検知シーンを探索すると共に、基準時刻を更新していくので、映像L2ではイベントE4が探索対象イベントとなり、映像L3ではイベントE6が探索対象イベントとなり、映像L4ではイベントE8が探索対象イベントとなる。以上が、S3400のイベントパターンの動体検知シーン検索処理の詳細なフローチャートである。
図18は、図17のS4300のイベント探索処理の詳細なフローチャートである。
検索手段22は、まず、初回であるか否かを判断し(S5000)、初回である場合のみ(S5000“YES”)、イベント番号の初期設定を行う(S5100)。イベント番号とは、個々のイベントを示すインデックスである。初期設定は、初回のみ行い、二回目以降は、記憶手段21に記憶されている次のイベント番号を読み出す(S5200)。
次に、イベント番号で示されるイベントである動体検知シーンが存在するか確認し(S5300)、イベントが見つかった場合(S5400“YES”)、当該動体検知シーンの開始時刻を参照する(S5500)。そして、順序が1つ前のカメラ映像における動体検知シーンの開始時刻である基準時刻と、当該カメラ映像の動体検知シーンの開始時刻との大小関係を比較して(S5600)、その開始時刻が基準時刻より遅い場合には、順序関係が成立したと判断し(S5700“YES”)、検索結果情報214として、記憶手段21に記憶し(S5800)、当該動体検知シーンのイベント番号を記憶手段21に記憶する(S5900)。なお、S5600にて、順序が1つ前のカメラ映像における動体検知シーンの基準時刻と、当該カメラ映像の動体検知シーンの開始時刻との大小関係を比較する際、その時間差の大きさも考慮するようにしても良い。つまり、基準時刻より当該カメラ映像の動体検知シーンの開始時刻のほうが遅い場合でも、あまりに時間的に遅い場合には、関連性の小さい動体検知シーンと考えられるので、条件不成立と判断するようにしても良い。
ここで、このように、S5900にてイベント番号を記憶するのは、本装置では、複数のカメラの映像を、同期再生をしているため、次にイベント探索する際、前に探索したイベント番号から時間的に後のイベントから探索処理をすれば良いので、前に探索したイベント番号より時間的に前の、すなわちイベント番号が前のイベントまで戻って検索することがないように、イベント番号を記憶するようにしたものである。このようにすれば、イベントが複数有り、何度もイベント探索処理を行う時、いちいち、時間的に前のイベントに戻る必要がなくなるので、イベント探索処理の効率が非常に良くなる。なお、このS5900の当該動体検知シーンのイベント番号を記憶手段21に記憶する処理を省略しても勿論良い。
一方、開始時刻が基準時刻より早い場合に(S5700“NO”)、順序関係が成立しなかったと判断し、次のイベント、すなわち動体検知シーンへ移動して(S5750)、S5300の処理に戻り、条件の成立するイベントを探索する。以上が、S4300のイベント探索処理の詳細なフローチャートである。
図19は、本発明の実施の形態における映像の再生過程処理を示すフローチャートである。
再生手段23は、まず、イベントの検索が完了しているか確認する(S6000)。イベントの検索が完了していない場合(S6000“NO”)、エラーを表示する(S6100)。検索が完了している場合(S6000“YES”)、記憶手段21に記憶されているイベントの検索結果情報214を読み出すと共に(S6200)、その検査結果情報に対応したフレーム画像である動体検知シーンを読み出す(S6300)。そして、フレーム画像のヘッダに含まれているタイムスタンプを参照し(S6400)、再生カーソル54の位置の計算を行う(S6500)。
再生カーソル54の位置は、再生カーソル54を挟む2つのカメラ番号を取得することからはじめる。これは、図8に示す検索結果情報214を参照し、フレーム画像のタイムスタンプとイベント検知時刻の関係から把握することができる。
例えば、図8において、タイムスタンプTが検知時刻DT2<T<DT3の関係に有る場合、カメラ番号1と2に対応したカメラアイコンI1,I2が再生カーソル54を挟むことになる。
そして、図20に示す通り、カメラ番号1のカメラアイコンI1の座標を(X1、Y1)、イベントを検知した時刻をDT1、カメラ番号2のカメラアイコンI2の座標(X2、Y2)、イベントを検知した時刻をDT2、タイムスタンプをTとすると、再生カーソル54の座標(XC、YC)は、以下の(式1)、(式2)により与えられる。
XC=(X2−X1)×(T−DT1)/(DT2−DT1)+X1・・・(式1)
YC=(Y2−Y1)×(T−DT1)/(DT2−DT1)+Y1・・・(式2)
最後に、計算した座標(XC、YC)の位置に、地図表示手段26が再生カーソル54を地図画面131上に表示すると共に(S6600)、再生手段23がその再生カーソル54の時刻に対応したフレーム画像である動体検知シーンを表示する(S6700)。フレーム画像の表示は、ユーザからの停止命令がなされるまで、次のフレーム画像へ移動して繰り返される(S6800)。以上が、映像の再生過程処理である。
図21は、本発明の実施の形態における再生カーソル54を用いた映像の再生過程処理を示すフローチャートである。
再生手段23は、まず、閲覧したい複数のカメラおよびその順序を示す候補選択タブ55(図11参照)が選択されて、閲覧したい複数のカメラおよびその順序の選択が完了しているかを確認する(S7000)。候補選択タブ55の選択が完了していない場合(S7000“NO”)、エラーを表示する(S7100)。選択が完了している場合(S7000“YES”)、再生カーソル54の位置を取得し(S7200)、タイムスタンプ形式に変換する(S7300)。
タイムスタンプ形式への変換は、再生カーソル54を挟む2つのカメラアイコンの座標と、イベントを検知した時刻の取得から始める。図20の例では、再生カーソル54を挟む2つのカメラアイコンI1,I2は、座標が(X1、Y1)であるカメラ番号1のカメラアイコンI1と、イベントを検知した時刻DT1、座標が(X2、Y2)であるカメラ番号2のカメラアイコンI2である。そして、2つのカメラアイコンI1,I2の座標を、それぞれ、(X1、Y1)、(X2、Y2)とし、イベントを検知した時刻をそれぞれDT1、DT2とし、再生カーソル54の座標を(XC、YC)とすると、タイムスタンプTは、以下の(式3)、(式4)で与えられる。
T=(T2−DT1)×(XC−X1)/(X2−X1)+DT1・・・(式3)
又は、
T=(T2−DT1)×(YC−Y1)/(Y2−Y1)+DT1・・・(式4)
そして、計算したタイムスタンプTに最も近いタイムスタンプを持つ動体検知シーンのフレーム画像を記憶手段21から読み出し(S7400)、ディスプレイ13に表示した図11に示すような映像再生画面132の映像再生ウインドウ56中に表示する(S7500)。以上が、再生カーソル54を用いた映像の再生過程処理である。
このように、本実施の形態1によれば、地図画面131にて矢印53により指定した複数のカメラ11及び順序に従って複数のカメラ映像から動体を検知し、その動体検知シーンを映像再生画面132にて再生するため、地図画面131にて簡単に検索しようとする複数のカメラ11及び順序を指定することができると共に、その指定に従って検索された動体検知シーンを映像再生画面132にて再生することができ、ユーザが閲覧し易いように動体検知シーンを検索して再生することができる。
その結果、ユーザは、地図画面131および映像再生画面132をディスプレイ13に同時に並べて表示して閲覧すれば、次にどの位置に設置されたカメラ11に動体が現れるのか、更に、どのタイミングで動体が現れるのか等、動体の出現状況を把握することが可能となる。
また、本実施の形態1では、地図画面51上のカメラアイコンI1〜I4を矢印53で連結して複数のカメラ11及びその順序を指定するため、ユーザは地図51上のカメラアイコンI1〜I4に基づいて、直感的な操作により検索条件を入力することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、図1、図2に示すように、多数カメラ映像検索装置12内に、記憶手段21や再生手段23が設けて説明しているが、本発明では、これに限らず、例えば、多数カメラ映像検索装置12内に記憶手段21や再生手段23、映像入力手段25、映像出力手段27が設けられてなく、複数のカメラ11とディスプレイ13と同様に、本装置の外部に接続された記憶手段21や再生手段23、映像入力手段25、映像出力手段27、またはそれらの一部のみを有する映像記憶装置や映像再生装置等が接続されていて、外部の映像記憶装置等からカメラ映像を読み込んで動体検知シーンを検索し、外部に接続された映像再生装置等にて再生するようにしても勿論よい。
実施の形態2.
実施の形態2は、ディスプレイ13に表示される地図画面131の他の例を示したものである。
図22に、実施の形態2のディスプレイ13に表示される地図画面131の一例を示す。
本実施の形態2では、図22に示す通り、ユーザが矢印で検索対象のカメラアイコンI1〜I4を連結される都度、カメラアイコンI1〜I4の連結順序を動的に計算して、カメラアイコンI1〜I4の傍に“1”、“2”、“3”、“4”、というように数値表示をした連結順序アイコン81を表示する。これにより、ユーザは矢印を辿ることなく、カメラ11の順序関係を数値により把握することが可能となる。
実施の形態3.
実施の形態3は、ディスプレイ13に表示される地図画面131の他の例を示したものである。
図23に、実施の形態3のディスプレイ13に表示される地図画面131の一例を示す。
本実施の形態3では、図23に示す通り、カメラ映像を再生する際に、動体検知しているカメラ11のカメラアイコンI3を強調表示する。これにより、ユーザは動体を検知しているカメラを一目で把握することが可能となる。
実施の形態4.
実施の形態4は、ディスプレイ13に表示される地図画面131の他の例を示したものである。
図24に、実施の形態4のディスプレイ13に表示される地図画面131の一例を示す。
本実施の形態4では、図24に示す通り、カメラ映像を再生する際に、動体検知しているカメラ11のカメライコンI3の撮像視野範囲等を示す視野アイコン83を地図51に重畳表示する。これにより、ユーザは検知されている動体のおおよその空間的位置を把握することが可能となる。
実施の形態5.
実施の形態5は、ディスプレイ13に表示される地図画面131の他の例を示したものである。
図25に、実施の形態5のディスプレイ13に表示される地図画面131の一例を示す。
本実施の形態5では、図25に示す通り、カメラ映像を再生する際に、新規に動体が現れるカメラアイコンに向かって、大きめの再生カーソル54を映像再生可能なウインドウにより構成して、その再生カーソル54にカメラ映像、特に、検索手段22が検索した動体検知シーンを再生しながら移動させる。
これにより、1つの画面で、ユーザは次にどの位置に設置されたカメラ11に動体が現れるのか、更に、どのタイミングで動体が現れるのか把握することができるとともに、実際のカメラ映像を閲覧することが可能となる。なお、再生カーソル54は、ユーザが指定したカメラ11およびその順序に従って、動体検知シーンを順に表示しても良いが、ユーザにより自由または任意に位置を設定可能にしてもよい。
これにより、1つの画面で、ユーザは次にどの位置に設置されたカメラに動体が現れるのか、更に、どのタイミングで動体が現れるのか把握することができるとともに、実際のカメラ映像を閲覧することが可能となる。
また、再生カーソル54の位置は、ユーザが自由または任意に位置を設定可能にしたため、ユーザが再生したいカメラ11や場所における動体検知シーンを簡単に検索して再生することができる。
実施の形態6.
前記実施の形態では、本発明に係る多数カメラ映像検索装置12を、図2に示すように、機能的に構成して説明したが、本実施の形態5では、汎用のパーソナルコンピュータ等により構成した場合を示す。
図26は、本発明の実施の形態6における多数カメラ映像検索装置の構成を示すものである。
多数カメラ映像検索装置12は、汎用のコンピュータにより構成されており、図26に示す通り、全体を制御するCPU31と、主記憶装置32と、ハードディスク等の二次記憶装置33と、キャプチャボード34と、ビデオボード35とを備えている。
キャプチャボード34は、カメラ11の映像を多数カメラ映像検索装置12に取り込むインタフェースの役割をする。
主記憶装置32は、図2に示す記憶手段21と同様に、カメラ映像、及び、監視領域を含む地図画面131、カメラアイコン情報211、イベント検知結果を示すイベント情報212、検索条件を示す検索条件情報213、検索結果を示す検索結果情報214を記憶するものである。地図画面131とカメラアイコン情報211は、予め記憶しておく。
そして、本実施の形態6の場合、二次記憶装置33に、多数カメラ映像検索プログラムが記憶媒体から読み出されてインストールされたり、あるいはネットワークを介してダウンロードされてインストールされており、CPU31がこの多数カメラ映像検索プログラムを実行することにより、図2に示す多数カメラ映像検索装置12の各手段の機能を達成して、前記実施の形態1等と同様の効果が得られるものである。
本発明の複数カメラ映像検索装置、複数カメラ映像検索方法、及び複数カメラ映像検索プログラムは、指定された複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンが検索されるため、ユーザが閲覧し易いように動体検知シーンを検索することができる、という効果を有し、複数のカメラ映像には各種センサの組み合わせによる映像も含み、複数のカメラを利用している室内や店舗内の監視カメラシステム、それより広域の駐車場や、駅構内、飛行場、街中、道路等の監視カメラシステム等において多数カメラ映像を記憶したビデオテープやDVD等の記憶媒体、あるいはハードディスクレコーダ等の記憶装置や、これらの記憶媒体から映像データを読み出したり、それらの記憶装置を備えたコンピュータやTV受像機、映像編集装置等、複数のカメラにより撮影した映像を検索する複数カメラ映像検索装置、複数カメラ映像検索方法、及び複数カメラ映像検索プログラム、さらにはそのプログラムを記憶した記憶媒体等に有用である。
実施の形態1に係る多数カメラ映像検索装置のシステム概要を示す図 実施の形態1に係る多数カメラ映像検索装置の構成を示す機能ブロック図 記憶手段に記憶されるカメラ映像のデータ構造の一例を示す図 記憶手段に記憶された地図画面の一例を示す図 記憶手段に記憶されたカメラアイコン情報の一例を示す図 記憶手段に記憶されるイベント情報の一例を示す図 記憶手段に記憶される検索条件情報の一例を示す図 記憶手段に記憶される検索結果情報の一例を示す図 アプリケーション起動時に表示される地図画面の一例を示す図 アプリケーション起動後に表示される地図画面の一例を示す図 アプリケーション起動後に表示される映像再生画面一例を示す図 動体検知シーン再生時に表示される地図画面の一例を示す図 各カメラの映像から動体検知シーンを検索する方法を示す図 イベント検知を含む映像記憶過程処理を示すフローチャート 映像検索アプリケーションの起動過程処理を示すフローチャート 動体検知シーンの検索過程処理を示すフローチャート イベントパターンの動体検知シーン検索処理の詳細なフローチャート イベント探索処理の詳細なフローチャート 映像の再生過程処理を示すフローチャート カメラアイコンと再生カーソルの位置関係を示す図 再生カーソルを用いた映像の再生過程処理を示すフローチャート 実施の形態2の地図画面の一例を示す図 実施の形態3の地図画面の一例を示す図 実施の形態4の地図画面の一例を示す図 実施の形態5の地図画面の一例を示す図 実施の形態6の多数カメラ映像検索装置の構成を示すブロック図
符号の説明
11 カメラ
12 多数カメラ映像検索装置
13 ディスプレイ
14 マウス
21 記憶手段
22 検索手段
23 再生手段
24 イベント検知手段
25 映像入力手段
26 地図表示手段
27 映像出力手段
28 条件入力手段
53 矢印
54,C1〜C3 再生カーソル

Claims (10)

  1. 複数のカメラの映像を検索する複数カメラ映像検索装置であって、
    前記複数のカメラ及びその順序を指定する条件入力手段と、
    前記指定された複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンを、前記複数のカメラ映像から検索する動体検知シーン検索手段と、
    を有することを特徴とする複数カメラ映像検索装置。
  2. さらに、前記複数のカメラの位置を示すカメラアイコンが表示された地図を表示する地図表示手段を備え、
    前記条件入力手段は、前記地図上の前記カメラアイコンを矢印で連結して前記複数のカメラ及びその順序を指定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の複数カメラ映像検索装置。
  3. 前記地図表示手段は、複数のカメラアイコンが矢印で連結される都度、検索対象のカメラアイコンの連結順序を計算して、各カメラアイコンの傍に数値表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載の複数カメラ映像検索装置。
  4. 前記地図表示手段は、
    前記検索手段によって検索された動体検知シーンが再生される際、再生されている動体検知シーンを撮影したカメラアイコンを強調表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載の複数カメラ映像検索装置。
  5. 前記地図表示手段は、
    前記検索手段によって検索された動体検知シーンが再生される際、再生されている動体検知シーンを撮影したカメラアイコンの撮像視野範囲を前記地図に重畳表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載の複数カメラ映像検索装置。
  6. 前記地図表示手段は、
    前記検索手段によって検索された動体検知シーンが再生される際、再生時刻を示す再生カーソルを、前記条件入力手段によって入力された矢印上を新規に動体が現れるカメラアイコンに向かって移動させて表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載の複数カメラ映像検索装置。
  7. 前記地図表示手段は、
    前記検索手段によって検索された動体検知シーンが再生される際、再生時刻を示す再生カーソルを、前記条件入力手段によって入力された矢印上を新規に動体が現れるカメラアイコンに向かって、前記検索された動体検知シーンを移動させながら表示すると共に、前記再生カーソルに前記動体検知シーンを再生させる、
    ことを特徴とする請求項2記載の複数カメラ映像検索装置。
  8. 前記地図表示手段は、
    再生時刻を示す再生カーソルを前記条件入力手段によって入力された矢印上の任意の位置に設定可能にすると共に、前記再生カーソルが位置する前記条件入力手段によって入力された矢印上の位置に基づく再生時刻の前記検索された動体検知シーンを再生させる、
    ことを特徴とする請求項2記載の複数カメラ映像検索装置。
  9. 複数のカメラ映像から指定した複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンを検索することを特徴とする複数カメラ映像検索再生方法。
  10. 複数のカメラ映像から指定した複数のカメラ及び順序に従って動体を検知した動体検知シーンを検索することをコンピュータに実行させるための複数カメラ映像検索プログラム。
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