JP2006064234A - 調理器とそのプログラム - Google Patents

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光男 横畑
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Abstract

【課題】複数の加熱源に異常状態が検出された場合に、その中で最も優先順位の高い加熱源に関わる異常原因のみを表示器に表示し、その加熱源に対応する異常報知ランプで報知することを目的とする。
【解決手段】複数の加熱手段3と、加熱手段毎の加熱量等を制御する加熱制御手段4と、加熱手段毎の加熱、停止等を入力する操作手段5と、タイマ時間を設定するタイマ設定手段8と、タイマ設定手段8により設定されたタイマ時間を表示するタイマ表示手段9と、加熱手段毎の加熱量等を表示する加熱量表示手段6と、加熱手段毎の異常を検出する異常検出手段7とを備え、複数の加熱手段に関する異常が検出された場合には、それぞれの異常原因を優先順位を設けずに交互にタイマ表示手段および加熱量表示手段6に出力し、使用者にそれぞれの異常原因を正確に示すこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイマ等を表示する表示部を設けたガス、電気等を熱源とする調理器に関するものである。
従来、この種の調理器は複数の加熱源に異常状態が検出された場合に、その中で最も優先順位の高い加熱源に関わる異常原因を表示器に表示するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図13は、特許文献1に記載された従来の調理器を示すものである。図13に示すように、表示器42と、調理容器の温度を検出するサーミスタ43と、異常を報知する異常報知ランプ44と、制御装置47から構成されている。なお、図中45は調理容器を加熱する加熱手段で、46は加熱手段45の加熱、停止等の指示を制御装置47に入力する操作手段である。
特公平7−99262号公報
しかしながら、前記従来例の構成では、複数の加熱源に異常状態が検出された場合に、その中で最も優先順位の高い加熱源に関わる異常原因のみを表示器42に表示し、その加熱源に対応する異常報知ランプ44で報知するだけなので、使用者が先に優先順位の低い加熱源の操作手段46を操作し、異常情報を解除してしまうと、その加熱源の異常原因が何であったかがわからないといった課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数の加熱源に異常状態が検出された場合にも、異常情報の解除前にそれぞれの異常原因がわかるようにする調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の調理器は、鍋を加熱する複数の加熱手段と、加熱手段毎の加熱量等を制御する加熱制御手段と、加熱制御手段を制御する制御手段と、制御手段に加熱手段毎の加熱、停止等を入力する操作手段と、制御手段にタイマ時間の設定を入力するタイマ設定手段と、操作手段からの入力受付時等に報知する報知手段と、タイマ設定手段により設定されたタイマ時間を表示するタイマ表示手段と、加熱手段毎の加熱量等を表示する加熱量表示手段と、加熱手段毎の作動に関する異常を検出し制御手段に入力する異常検出手段とを備え、制御手段は、異常検出手段により異常が検出された場合に、加熱制御手段に信号を出力し加熱を停止させるとともに、複数の加熱手段に関する異常が検出された場合には、それぞれの異常原因を優先順位を設けずに交互にタイマ表示手段に出力する構成としたものである。
これによって、複数の加熱手段に関する異常が検出された場合にも、使用者にそれぞれの異常原因を正確に示すことができる。
本発明の調理器は、複数の加熱手段に関する異常が検出された場合にも、それぞれの異常原因を優先順位を設けずに交互にタイマ表示手段に表示することで、それぞれの異常原因を明確にし、操作手段入力による異常情報解除の順序に制約なしに操作できる。
第1の発明は、鍋を加熱する複数の加熱手段と、前記加熱手段毎の加熱量等を制御する加熱制御手段と、前記加熱制御手段を制御する制御手段と、前記制御手段に前記加熱手段毎の加熱、停止等を入力する操作手段と、前記制御手段に調理メニューの設定を入力するメニュー設定手段と、前記制御手段にタイマ時間の設定を入力するタイマ設定手段と、前記操作手段からの入力受付時等に報知する報知手段と、前記タイマ設定手段により設定されたタイマ時間を表示するタイマ表示手段と前記加熱手段毎の加熱量等を表示する加熱量表示手段と、前記メニュー設定手段により設定されたメニュー等を表示するメニュー表示手段と、前記加熱手段毎の作動に関する異常を検出し前記制御手段に入力する異常検出手段とを備え、前記制御手段は、前記異常検出手段により異常が検出された場合に、前記加熱制御手段に信号を出力し加熱を停止させるとともに、複数の加熱手段に関する異常が検出された場合には、それぞれの異常原因を優先順位を設けずに交互に前記タイマ表示手段に出力することを特徴とすることにより、複数の加熱手段が異常により停止した原因が容易にわかり、それぞれに対して適切な対処を速やかに行うことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、複数の加熱手段に関する異常が検出され、それぞれの異常原因を前記タイマ表示手段に交互に出力している場合に、前記操作手段の入力により該当する前記加熱手段に関する異常原因表示を解除するとともに、解除されていない複数の異常原因を優先順位を設けずに交互に前記タイマ表示手段に出力することを特徴とすることにより、優先順位を設けると優先順位の低いほうを解除した場合にその異常原因がわからなくなるといった不具合も発生せず、異常原因の対する対処順序に制約がなくなるとともに、残った複数の異常原因に対してもそれぞれに対して適切な対処を速やかに行うことができる。
第3の発明は、特に、第1の発明または第2の発明の制御手段を、加熱手段に関する異常が検出され、異常原因を前記タイマ表示手段に出力するとともに、前記加熱量表示手段に点滅、点灯あるいは消灯の組み合わせにより異常原因をあらわす出力をおこなうことを特徴とするとすることにより、前記加熱量表示手段の表示が通常の加熱量表示と異なるため、異常の発生した箇所および異常原因が明確になり、適切な対処を速やかに行うことができるとともに、操作手段により異常原因表示を解除したときも、残った箇所を明確にすることができる。
第4の発明は、特に、第1の発明または第2の発明の制御手段を、加熱手段に関する異常が検出された場合に、前記タイマ表示手段の上位側に該当する加熱手段を特定する値を表示し、下位側に異常原因の分類を表示するとともに、前記加熱量表示手段に点滅、点灯あるいは消灯の組み合わせにより異常原因の詳細をあらわす出力をおこなうことを特徴とするとすることにより、前記タイマ表示手段の異常原因表示が簡素化されることとなり、使用者が修理依頼する際に、どの加熱箇所であるかを伝えなかった場合にも、異常箇所並びに異常原因の分類がわかるとともに、前記加熱量表示手段の表示から異常原因の詳細がわかるため、修理部品等の準備及び修理を適切に行うことができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれか1つの発明に記載の調理器の全てもしくは一部として、コンピュータを機能させるプログラムである。そして、プログラムであるので汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明のプログラムの少なくとも一部を容易に実現できる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
本発明は、第1の発明から第5の発明の要部を実施の形態とすることにより本発明の目的を達成できるので、各請求項に対応する実施の形態の詳細を、以下に図面を参照しながら説明し、本発明を実施するための最良の形態の説明とする。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態の説明において、同一構成並びに同一作用効果を奏するところには、同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における調理器の正面図で、図2は同調理器の制御ブロック図で、図3は同調理器の異常発生時の報知を示す概念図、図4は同調理器の制御のフローチャートである。
図2において、調理器1の加熱手段3は、ゴトク13に載せた鍋を加熱する。マイクロコンピュータおよびその周辺回路から構成される制御手段2は、加熱制御手段4を制御する。加熱制御手段4は、加熱手段3の加熱、停止と加熱量を制御する。操作手段5は、制御手段2に加熱手段3の加熱、停止等を入力する。加熱量表示手段6は、加熱手段3の加熱状態等を表示する。異常検出手段7は、加熱手段3の加熱状態、加熱制御手段4の作動状態、操作手段5の作動状態等の監視を行い、異常が検出された場合には、制御手段2に異常原因を入力する。第1加熱装置14、第2加熱装置15および第3加熱装置16は、それぞれ加熱手段3、加熱制御手段4、操作手段5、加熱量表示手段6および異常検出手段7から構成されている。タイマ設定手段8は、制御手段2に任意に設定された第1の加熱装置14の加熱時間を入力する。タイマ表示手段9は、制御手段2からの指示入力により、タイマ設定手段8により設定された加熱時間ならびに異常検出手段7により検出された異常原因を表示する。メニュー設定手段11は、制御手段2に任意に設定された第1の加熱装置14の調理メニューを入力する。メニュー表示手段12は、制御手段2からの指示入力により、メニュー設定手段11により設定された調理メニューを表示する。制御手段2は、図4に示すステップ(以下、Sと表示する)1からS14の制御フローを実行するプログラムを格納し、異常検出手段7からの信号を入力し、異常検出時には加熱制御手段4に信号を出力し、加熱手段3の加熱を停止させるとともに、タイマ表示手段9に出力して異常原因を表示させる構成にしたものである。
図3に異常検出の際の異常表示手段7の表示を示す。例えば第1加熱装置14で不着火、第2加熱装置15で立ち消えといった異常が複数の加熱装置で発生した際に、まず第1加熱装置14を表す装置コードを表示し(表示17)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第1加熱装置14に発生した不着火の異常原因コードを表示し(表示19)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第2加熱装置15を表す装置コードを表示し(表示20)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第2加熱装置15に発生した立ち消えの異常原因コードを表示し(表示21)、次に消灯(ブランク表示18)、以上の表示を一定時間毎に繰り返し表示する。
本実施の形態では、第1加熱装置14に異常があるかを判定し(S1)、異常があればS7へ、異常がなければ第2加熱装置15に異常があるかを判定し(S2)、異常があればS7へ、異常がなければ第3加熱装置16に異常があるかを判定し(S3)、異常があればS7へ、異常がなければ表示順序カウンタをクリアする(S4)。S5では0.5秒カウンタをクリアし、タイマ表示手段9を消灯状態とする(S6)。S7では0.5秒カウンタの内容を見て0.5秒経過したかを判定し、0.5秒経過していなければS12へ進む。S8では0.5秒カウンタをクリアし、表示順序カウンタをアップする(S9)。アップした表示順序カウンタが12かどうかを判定し(S10)、12でない場合はS12に進み、12の場合には表示順序カウンタをクリアする(S11)。S12では表示順序カウンタの値が装置コードおよび異常原因コードを表示する場合の0、2、4、6、8、10のいずれかであるか判定し(S12)、そうでない場合(ブランク表示時)はS6へ進む。S13では表示データ決定処理Aを実行し、S13で決定した内容が格納されている表示バッファの内容を点灯させる(S14)。
次に図4のS13で実行する表示データ決定処理Aについて図5に示す。表示順序カウンタの値が第1加熱装置14の装置コードまたは異常原因コードを表示する場合の0または2であるか判定し(S15)、そうでない場合はS22へ進む。メモリAに第1加熱装置コードを格納し(S16)、メモリBに第1加熱装置異常原因コードを格納し(S17)、メモリCに第2加熱装置コードを格納し(S18)、メモリDに第2加熱装置異常原因コードを格納し(S19)、メモリEに第3加熱装置コードを格納し(S20)、メモリFに第2加熱装置異常原因コードを格納し(S21)、S35に進む。S22では表示順序カウンタの値が第2加熱装置15の装置コードまたは異常原因コードを表示する場合の4または6であるか判定し、そうでない場合はS29へ進む。メモリAに第2加熱装置コードを格納し(S23)、メモリBに第2加熱装置異常原因コードを格納し(S24)、メモリCに第3加熱装置コードを格納し(S25)、メモリDに第3加熱装置異常原因コードを格納し(S26)、メモリEに第1加熱装置コードを格納し(S27)、メモリFに第1加熱装置異常原因コードを格納し(S28)、S35に進む。S29は表示順序カウンタの値が第3加熱装置16の装置コードまたは異常原因コードを表示する場合の8または10の場合でありメモリAに第3加熱装置コードを格納し、メモリBに第3加熱装置異常原因コードを格納し(S30)、メモリCに第1加熱装置コードを格納し(S31)、メモリDに第1加熱装置異常原因コードを格納し(S32)、メモリEに第2加熱装置コードを格納し(S33)、メモリFに第2加熱装置異常原因コードを格納し(S34)、S35に進む。S35ではメモリBが0(異常原因コードなし)かどうか判定し、0でない(異常原因コードありの)場合、S43に進む。0の場合はメモリCの内容をメモリAに格納し(S36)、メモリDの内容をメモリBに格納し(S37)、メモリEの内容をメモリCに格納し(S38)、メモリFの内容をメモリDに格納する(S39)。S40では表示順序カウンタに4を足し、表示順序カウンタの値が12以上かどうかを判定し(S41)、12未満の場合はS35へ進み、12以上の場合は表示順序カウンタから12を引き(S12)、S35へ進む。S35からS42の処理により、メモリAおよびメモリBにそれぞれ、表示順序カウンタに応じた異常のある装置コードおよび異常原因コードが格納される。また、第1加熱装置14、第2加熱装置15あるいは第3加熱装置16の少なくとも1つの装置に異常があるため、S35からS42の処理では無限ループになることはない。次にS43では表示順序カウンタの値が装置コードを表示する場合の0、4または8であるか判定し、槽でない場合はS45に進む。S44では装置コードが格納されているメモリAの内容を表示バッファに格納し、S45では異常原因コードが格納されているメモリBの内容を表示バッファに格納し、処理を抜ける。
以上のように、本実施の形態においては、異常検出手段7により異常が検出された場合に、加熱制御手段4に信号を出力し加熱を停止させるとともに、複数の加熱装置に関する異常が検出された場合には、それぞれの異常原因を優先順位を設けずに交互にタイマ表示手段9に出力することにより、複数の加熱手段に関する異常が検出された場合にも、複数の加熱手段が異常により停止した原因が容易にわかり、それぞれに対して適切な対処を速やかに行うことができる。
(実施の形態2)
図1は、本発明の第2の実施の形態における調理器の正面図で、図6は同調理器の異常発生時の報知を示す概念図、図7は同調理器の異常原因解除を示す制御のフローチャートである。本実施の形態は、実施の形態1における図2に示す制御手段2とプログラムのみが異なるだけで、調理器の制御ブロック図は図2と同一である。
図6に異常検出の際の異常表示手段7の表示を示す。図6(a)に示すように例えば第1加熱装置14で不着火、第2加熱装置15で立ち消え、第3加熱装置16で温度過昇防止作動といった異常が複数の加熱装置で発生した際に、まず第1加熱装置14を表す装置コードを表示し(表示22)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第1加熱装置14に発生した不着火の異常原因コードを表示し(表示23)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第2加熱装置15を表す装置コードを表示し(表示24)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第2加熱装置15に発生した立ち消えの異常原因コードを表示し(表示25)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第3加熱装置16を表す装置コードを表示し(表示26)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第3加熱装置16に発生した温度過昇防止作動の異常原因コードを表示し(表示27)、次に消灯(ブランク表示18)、以上の表示を一定時間毎に繰り返し表示する。このように各加熱装置の装置コード、異常原因コードを交互に表示しているときに、加熱装置の異常解除操作後の表示について図6(b)に示すように、例として第2加熱装置で異常解除操作がされた場合に、第1加熱装置14を表す装置コードを表示し(表示22)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第1加熱装置14に発生した不着火の異常原因コードを表示し(表示23)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第3加熱装置16を表す装置コードを表示し(表示26)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第3加熱装置16に発生した温度過昇防止作動の異常原因コードを表示し(表示27)、次に消灯(ブランク表示18)、以上の表示を一定時間毎に繰り返し表示する。
また、本実施の形態は、実施の形態1における図4の制御のフローチャートに示すプログラムを実施することで異常原因解除後の表示についても実現できることより、説明を省略する。次に図7の異常原因解除を示す制御のフローチャートについて、第1加熱装置14に異常があるか判定し(S46)、異常がなければS49へ進み、異常があれば第1加熱装置14の操作手段5の入力により異常解除操作があったか判定し(S47)、操作がなければS49へ進む。異常解除操作があった場合、第1加熱装置14の異常原因をクリアする(S48)。次に第2加熱装置15に異常があるか判定し(S49)、異常がなければS52へ進み、異常があれば第2加熱装置15の操作手段5の入力により異常解除操作があったか判定し(S50)、操作がなければS52へ進む。異常解除操作があった場合、第2加熱装置15の異常原因をクリアする(S51)。次に第3加熱装置16に異常があるか判定し(S52)、異常があれば第3加熱装置16の操作手段5の入力により異常解除操作があったか判定し(S53)、異常解除操作があった場合、第3加熱装置16の異常原因をクリアする(S54)。
以上のように、本実施の形態においては、複数の加熱装置に関する異常が検出され、それぞれの異常原因をタイマ表示手段9に交互に出力している場合に、操作手段5の入力により該当する加熱装置に関する異常原因表示を解除するとともに、解除されていない複数の異常原因を優先順位を設けずに交互にタイマ表示手段9に出力することにより、優先順位を設けると優先順位の低いほうを解除した場合にその異常原因がわからなくなるといった不具合も発生せず、異常原因の対する対処順序に制約がなくなるとともに、残った複数の異常原因に対してもそれぞれに対して適切な対処を速やかに行うことができる。
(実施の形態3)
図1は、本発明の第3の実施の形態における調理器の正面図で、図8は同調理器の異常発生時の報知を示す概念図、図9は同調理器の異常表示をおこなう制御のフローチャートである。本実施の形態は、実施の形態1における図2に示す制御手段2とプログラムのみが異なるだけで、調理器の制御ブロック図は図2と同一である。
図8に異常検出の際の異常表示手段7および加熱量表示手段6の表示を示す。例えば第1加熱装置14で不着火、第2加熱装置15で立ち消えといった異常が発生した際に、まず第1加熱装置14を表す装置コードを表示し(表示28)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第1加熱装置14に発生した不着火の異常原因コードを表示し(表示29)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第2加熱装置15を表す装置コードを表示し(表示30)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第2加熱装置15に発生した立ち消えの異常原因コードを表示し(表示31)、次に消灯(ブランク表示18)、以上の表示を一定時間毎に繰り返し表示する。また、それと同時に第1加熱装置14の加熱量表示手段6に不着火を表す表示を点滅させ(表示32および表示33)、第2加熱装置15の加熱量表示手段6に立ち消えを表す表示を点滅させる(表示34および表示35)。ここで例では加熱量表示手段6の点滅で示したが、加熱量表示手段6に示す異常原因表示については異常原因の内容に応じて点滅、点灯あるいは点滅、点灯の組合せでもよい。
上記実施の形態において、制御手段2は、図4に示すプログラムを実行することでタイマ表示手段9に異常の発生している加熱装置コードおよび異常原因コードを表示するとともに、異常の発生している加熱装置の加熱量表示装置6に、異常原因を表示する。図9のに示すように、第1加熱装置14に異常があるか判定し(S55)、異常がなければS57に進む。異常があれば、第1加熱装置14の加熱量表示手段9に異常原因を表示する(S56)。S57では第2加熱装置15に異常があるか判定し、異常がなければS59に進む。異常があれば、第2加熱装置15の加熱量表示手段9に異常原因を表示する(S58)。S59では第3加熱装置16に異常があるか判定し、異常があれば、第3加熱装置16の加熱量表示手段9に異常原因を表示する(S60)。
以上のように、本実施の形態においては、加熱量表示手段9の表示が通常の加熱量表示と異なるため、異常の発生した箇所および異常原因が明確になり、適切な対処を速やかに行うことができるとともに、操作手段5により異常原因表示を解除したときも、残った箇所を明確にすることができる。
(実施の形態4)
図1は、本発明の第4の実施の形態における調理器の正面図で、図10は同調理器の異常発生時の報知を示す概念図、図11は同調理器の異常表示をおこなう制御のフローチャートである。本実施の形態は、実施の形態1における図2に示す制御手段2とプログラムのみが異なるだけで、調理器の制御ブロック図は図2と同一である。
図10に異常検出の際の異常表示手段7および加熱量表示手段6の表示を示す。例えば第1加熱装置14で異常検出手段7のひとつであるサーミスタのオープン、第2加熱装置15でサーミスタのショートといった異常が発生した際に、まず第1加熱装置14を表す装置コード“1”をタイマ表示手段9の上位側に表示するとともに、下位側に異常部位であるサーミスタを表すコード“3”を表示し(表示36)、次に消灯(ブランク表示18)、次に第2加熱装置15を表す装置コード“3”をタイマ表示手段9の上位側に表示するとともに、下位側に異常部位であるサーミスタを表すコード“3”を表示し(表示37)、次に消灯(ブランク表示18)、以上の表示を一定時間毎に繰り返し表示する。また、それと同時に第1加熱装置14の加熱量表示手段6にサーミスタのオープンを表す表示を点滅させ(表示38および表示39)、第2加熱装置15の加熱量表示手段6にサーミスタのショートを表す表示を点滅させる(表示40および表示41)。ここで例では加熱量表示手段6の点滅で示したが、加熱量表示手段6に示す異常原因表示については異常原因の内容に応じて点滅、点灯あるいは点滅、点灯の組合せでもよい。
上記実施の形態において、制御手段2は、図11に示すプログラムを実行する。まず第1加熱装置14に異常があるかを判定し(S61)、異常があればS67へ、異常がなければ第2加熱装置15に異常があるかを判定し(S62)、異常があればS67へ、異常がなければ第3加熱装置16に異常があるかを判定し(S63)、異常があればS67へ、異常がなければ表示順序カウンタをクリアする(S64)。S65では0.5秒カウンタをクリアし、タイマ表示手段9を消灯状態とする(S66)。S67では0.5秒カウンタの内容を見て0.5秒経過したかを判定し、0.5秒経過していなければS72へ進む。S68では0.5秒カウンタをクリアし、表示順序カウンタをアップする(S69)。アップした表示順序カウンタが6かどうかを判定し(S70)、6でない場合はS72に進み、6の場合には表示順序カウンタをクリアする(S71)。S72では表示順序カウンタの値が装置コードおよび異常部位コードを表示する場合の0、2、4のいずれかであるか判定し(S72)、そうでない場合(ブランク表示時)はS66へ進む。S73では表示データ決定処理Bを実行し、S73で決定した内容が格納されている表示バッファの内容を点灯させる(S74)。
次に図11のS73で実行する表示データ決定処理Bについて図12に示す。表示順序カウンタの値が第1加熱装置14の装置コードおよび異常部位コードを表示する場合の0であるか判定し(S81)、そうでない場合はS88へ進む。メモリAの上位に第1加熱装置コードを格納し(S82)、メモリAの下位に第1加熱装置14の異常部位コードを格納し(S83)、メモリBの上位に第2加熱装置コードを格納し(S84)、メモリBの下位に第2加熱装置15の異常部位コードを格納し(S85)、メモリCの上位に第3加熱装置コードを格納し(S86)、メモリCの下位に第3加熱装置16の異常部位コードを格納し(S87)、S101へ進む。S88では表示順序カウンタの値が第2加熱装置15の装置コードおよび異常部位コードを表示する場合の2であるか判定し、そうでない場合はS95へ進む。メモリAの上位に第2加熱装置コードを格納し(S89)、メモリAの下位に第2加熱装置15の異常部位コードを格納し(S90)、メモリBの上位に第3加熱装置コードを格納し(S91)、メモリBの下位に第3加熱装置16の異常部位コードを格納し(S92)、メモリCの上位に第1加熱装置コードを格納し(S93)、メモリCの下位に第1加熱装置14の異常部位コードを格納し(S94)、S101へ進む。S95ではメモリAの上位に第3加熱装置コードを格納し、メモリAの下位に第3加熱装置16の異常部位コードを格納し(S96)、メモリBの上位に第1加熱装置コードを格納し(S97)、メモリBの下位に第1加熱装置14の異常部位コードを格納し(S98)、メモリCの上位に第2加熱装置コードを格納し(S99)、メモリCの下位に第2加熱装置15の異常部位コードを格納し(S100)、S101へ進む。S101ではメモリAの下位が0(異常なし)であるか判定し、0でない(異常ありの)場合、S107に進む。0(異常なし)の場合はメモリBの内容をメモリAに格納し(S102)、メモリCの内容をメモリBに格納する(S103)。S104では表示順序カウンタに2を足し、表示順序カウンタの値が6以上かどうかを判定し(S105)、6未満の場合はS101へ進み、6以上の場合は表示順序カウンタから6を引き(S106)、S101へ進む。S101からS106の処理により、メモリAに表示順序カウンタに応じた異常のある装置コードおよび異常部位コードが格納される。また、第1加熱装置14、第2加熱装置15あるいは第3加熱装置16の少なくとも1つの装置に異常があるため、S101からS106の処理では無限ループになることはない。次にS107では装置コードおよび異常部位コードが格納されているメモリAの内容を表示バッファに格納し、処理を抜ける。
以上のように、本実施の形態においては、タイマ表示手段9の異常原因表示が簡素化されることとなり、使用者が修理依頼する際に、どの加熱箇所であるかを伝えなかった場合にも、異常箇所並びに異常原因の分類がわかるとともに、加熱量表示手段6の表示から異常原因の詳細がわかるため、修理部品等の準備及び修理を適切に行うことができる。
以上のように、本発明にかかる調理器は、複数の加熱装置に異常が検出された場合に、それぞれの異常原因を優先順位を設けずに交互にタイマ表示手段に出力することにより、新たに表示素子を設けることもなく、また使用者にそれぞれの異常原因を正確に示すことが可能となるので、給湯と暖房等の複数の機能を持った給湯暖房器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1〜4における調理器の正面図 本発明の実施の形態1〜4における調理器の制御ブロック図 本発明の実施の形態1における調理器の異常発生時の報知を示す概念図 同調理器の制御のフローチャート 同調理器の表示データ決定処理Aのフローチャート 本発明の実施の形態2における調理器の異常発生時の報知を示す概念図 同調理器の異常原因解除を示す制御のフローチャート 本発明の実施の形態3における調理器の異常発生時の報知を示す概念図 同調理器の異常表示をおこなう制御のフローチャート 本発明の実施の形態4における調理器の異常発生時の報知を示す概念図 同調理器の異常表示をおこなう制御のフローチャート 同調理器の表示データ決定処理Bのフローチャート 従来の調理器のブロック図
符号の説明
1 調理器
2 制御手段
3 加熱手段
4 加熱制御手段
5 操作手段
6 加熱量表示手段
7 異常検出手段
8 タイマ設定手段
9 タイマ表示手段手段
10 報知手段
11 メニュー設定手段
12 メニュー表示手段
13 ゴトク
14 第1加熱装置
15 第2加熱装置
16 第3加熱装置

Claims (5)

  1. 鍋を加熱する複数の加熱手段と、前記加熱手段毎の加熱量等を制御する加熱制御手段と、前記加熱制御手段を制御する制御手段と、前記制御手段に前記加熱手段毎の加熱、停止等を入力する操作手段と、前記制御手段に調理メニューの設定を入力するメニュー設定手段と、前記制御手段にタイマ時間の設定を入力するタイマ設定手段と、前記操作手段からの入力受付時等に報知する報知手段と、前記タイマ設定手段により設定されたタイマ時間を表示するタイマ表示手段と前記加熱手段毎の加熱量等を表示する加熱量表示手段と、前記メニュー設定手段により設定されたメニュー等を表示するメニュー表示手段と、前記加熱手段毎の作動に関する異常を検出し前記制御手段に入力する異常検出手段とを備え、前記制御手段は、前記異常検出手段により異常が検出された場合に、前記加熱制御手段に信号を出力し加熱を停止させるとともに、複数の加熱手段に関する異常が検出された場合には、それぞれの異常原因を優先順位を設けずに交互に前記タイマ表示手段に出力することを特徴とする調理器。
  2. 制御手段は、複数の加熱手段に関する異常が検出され、それぞれの異常原因を前記タイマ表示手段に交互に出力している場合に、前記操作手段の入力により該当する前記加熱手段に関する異常原因表示を解除するとともに、解除されていない複数の異常原因を優先順位を設けずに交互に前記タイマ表示手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の調理器。
  3. 制御手段は、加熱手段に関する異常が検出され、異常原因を前記タイマ表示手段に出力するとともに、前記加熱量表示手段に点滅、点灯あるいは消灯の組み合わせにより異常原因をあらわす出力をおこなうことを特徴とする請求項1または2に記載の調理器。
  4. 制御手段は、加熱手段に関する異常が検出された場合に、前記タイマ表示手段の上位側に該当する加熱手段を特定する値を表示し、下位側に異常原因の分類を表示するとともに、前記加熱量表示手段に点滅、点灯あるいは消灯の組み合わせにより異常原因の詳細をあらわす出力をおこなうことを特徴とする請求項1または2に記載のガス調理器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の調理器の全てもしくは一部として、コンピュータを機能させるプログラム。
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