JP2006061596A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Katsuhiko Suzuki
勝彦 鈴木
Akitaka Kuroda
明孝 黒田
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Abstract

【課題】前面枠の下枠板部の前側にスピーカや各種スイッチ等の機能部材を設置する取付スペースを設け、その機能部材の設計が自由に行なえると共にその組立も容易に行なえるようにしたパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】前面枠2の下枠板部2aの一側に球排出口27が開設され、下枠板部2a前面に装着される前板14の前面には球排出口27と連通する上球皿13が装着されたパチンコ遊技機Pであって、前記下枠板部2aの後側に該下枠板部2aを前面枠2の厚み幅の範囲内で前方へ窪ませて球貯留部32を成形し、球排出口27に隣接させて球貯留部32と連通する溢出口28を開設し、また、下枠板部2aの前側に球貯留部32内のパチンコ球を球抜きする球抜部15を配設し、下枠板部2aの前側であって球抜部15の側方に機能部材49を設置できる取付スペースAを設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、前面枠の下枠板部の後側に球貯留部を成形し、該球貯留部に上球皿から溢れるパチンコ球を貯留し、また、下枠板部の前側に前記球貯留部内のパチンコ球をパチンコ遊技機の外に球抜きする球抜部を配設するようにしたパチンコ遊技機に関するものである。
従来、パチンコ遊技機は、前面枠の上部前面に遊技盤の前面を覆う透明板保持枠が装着され、その下部前面に該下部前面を覆う前板が装着されており、該前板の前面に打球発射部へ供給されるパチンコ球を貯留する上球皿が装着され、また、前記前面枠の下部前面には上球皿から溢れるパチンコ球を貯留する下球皿が装着されている(例えば、特許文献1参照。)。そのうち、前記上球皿や下球皿にスピーカや各種スイッチ等機能部材を備えさせたパチンコ遊技機が有る(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開平11−206996号公報(第3頁、図1) 特開2002−172217号公報(第2−4頁、図1、図4)
前記特許文献1または特許文献2における上球皿や下球皿は、通常その中に一定数のパチンコ球が貯留し得るように貯留部の大きさがほぼ決まっており、その周囲を囲うカバー部材も正面から見て左右に長く成形されている。このため、例えば下球皿にスピーカや各種スイッチ等の機能部材を装着するとなると、貯留部部位を外した他の部位でなければならず、しかも、内部の他の部材とも緩衝しない部位を選択して決定しなければならないことから、取付位置の条件にかなり制約が加えられ、その自由度がほとんど無いという課題がある。例えば、スピーカを装着する場合、音響効果を考慮して下球皿の左右両側に均等に配置したい場合も、前記取付位置の条件に拘束され装着できないことがある。これでは、所望の音響効果が発揮できなくて十分な遊技の興趣が得られない。
また、前記スピーカはほとんど上球皿や下球皿の内部に組み込まれるが、その内部には他の部材も組み込まれていることから、それら上・下球皿の構造が複雑になってその組立に面倒な作業を強いられるという課題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、前面枠の下枠板部の前側にスピーカや各種スイッチ等の機能部材を設置する取付スペースを設け、その機能部材の設計が自由に行なえると共にその組立も容易に行なえるようにしたパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技盤が設置される前面枠の下枠板部の一側に球払出装置から払い出されるパチンコ球を該前面枠の前側へ排出する球排出口が開設され、前記下枠板部の前面に前板が装着され、前記前板の前面には球排出口と連通し該球排出口から排出され打球発射部へ供給されるパチンコ球を貯留するための上球皿が装着されたパチンコ遊技機であって、前記下枠板部の後側に該下枠板部を前面枠の厚み幅の範囲内で前方へ窪ませると共にその開放する後面を後面板によって覆着することにより球貯留部を成形し、球排出口に隣接位置させて該球排出口と連通しかつ球貯留部とその上端部で連通する溢出口を開設し、また、下枠板部の前側に球貯留部内のパチンコ球をパチンコ遊技機の外に球抜きするための球抜部を配設し、下枠板部の前側であって球抜部の側方にスピーカ、表示部、操作部等の機能部材を設置できる取付スペースを設けるようにした。
本発明に係るパチンコ遊技機は、前面枠の下枠板部の後側に該前面枠の厚み幅の範囲内で上球皿から溢れるパチンコ球を貯留する球貯留部を成形し、また、下枠板部の前側に前記球貯留部内のパチンコ球をパチンコ遊技機の外に球抜きするための球抜部を配設し、前記下枠板部の前側であって前記球抜部の側方に取付スペースを設けるようにしたので、スピーカ、表示部、操作部等の機能部材を設置できる十分なスペースが確保される。よって、機能部材の設計が自由に行なえるという効果が有る。また、機能部材を含めた球抜部の組立も容易に行なえることから、組立てに面倒な作業を強いられることがないという効果も有る。
以下、本発明に係るパチンコ遊技機の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係るパチンコ遊技機の前面斜視図、図2は同透明板保持枠と前板を開き下覆板を外した状態の斜視図、図3は同裏面図である。パチンコ遊技機Pは木製からなる縦長方形状の外枠1を有し、該外枠1の前面に額縁状の前面枠2がその一側上下部を前記外枠1の一側上下部に設けた軸支部3,3に軸支して回動自在に装着される。この前面枠2は合成樹脂製であってその上部中央に略円形の窓開口4が開設され、下部にはその前面に後記する前板14や下覆板16が取着される下枠板部2aが成形される。
前記前面枠2の裏側に下枠板部2aの上面に載るようにして遊技盤5が設置される。そして、遊技盤5前面の遊技部5aが、内側・外側ガイドレール6a,6bに囲われるようにして前記窓開口4に臨むようになっている。遊技盤5の遊技部5aには、ほぼ中央に位置して数字、図柄等の情報が変動表示される可変表示装置7、その下方に位置してパチンコ球の入賞によって該可変表示装置7を作動させる始動入賞口8、更にその下方に位置して前記可変表示装置7の情報が特定の表示に揃ったとき一定の条件で一度に多くの入賞球としてのパチンコ球が得られる入賞装置9、一般入賞口10といった盤面部品がそれぞれ装着されている。
前面枠2の上部前面に、遊技盤5前面の遊技部5aを覆い2枚の透明板としてのガラス板11を前後に平行に配置した透明板保持枠12が開閉自在に軸着される。また、前面枠2の下枠板部2aの前面に前記透明板保持枠12の下方に位置して上球皿13を装着した前板14が開閉自在に軸着される。更に、前板14の下方で下枠板部2aの前面一側に球抜部である合成樹脂製の球抜皿15を装着した下覆板16が螺子16a止めにより固着され、また、前面他側に操作ハンドル17を装着した保持板18が固着されている。
前面枠2の裏側に、遊技盤5の裏面を覆うようにして合成樹脂製の機構板19が回動自在に装着される。機構板19の中央に、遊技盤5の裏面に取り付けられ遊技盤5の裏側へ入賞球として排出されるパチンコ球を集め下方へ導く入賞球集合カバー20が臨む開口21が開設される。機構板19の裏面に、前記開口21を囲うようにその上部に球タンク22が配置され、その下方にタンクレール23が配置されると共にその流下端にカーブレール24を介して球払出装置25が配設されている。球払出装置25の下方に、その球払出装置25から排出されるパチンコ球を前記上球皿13に導くための球払出樋26が設けられる。
前記前面枠2の下枠板部2aには、その一側上部に前記球払出樋26と連通し、球払出装置25から払い出されるパチンコ球を前面枠2の前側へ排出する球排出口27が開設される。また、該球排出口27に隣接位置させて下枠板部2aに上球皿13から溢れるパチンコ球を排出するための溢出口28が開設される。すなわち、図6に示すように前記球払出樋26における球排出口27側に寄せた内壁一側に溢れ球口29が開設され、該溢れ球口29が溢れ球排出樋30を介してその下端の溢出口28と連通するようになっている。前記溢出口28は下枠板部2aの裏側に成形され後記する球貯留部32とその上端部で連通しており、上球皿13から溢れたパチンコ球を球排出口27、溢れ球口29を介して溢れ球排出樋30内に流入させ、その流下端の溢出口28から球貯留部32内に排出して貯留することになる。
そして、本発明では図4、図5に示すように前記下枠板部2aの後側に、操作ハンドル17側を残して下枠板部2aを前面枠2の厚み幅の範囲内で前方へ窪ませると共にその開放する後面を後面板31によって覆着することにより、下枠板部2aと後面板31との間に球貯留部32が成形される。この球貯留部32は、前記上球皿13から溢れるパチンコ球を貯留するようにしたもので、従来の下球皿に貯留される平均的なパチンコ球量がそのまま貯留される程度の広さを有する。前記球排出口27と溢出口28に対応する球貯留部32の上端面は開放しており、該各上端開放面33a,33bに球排出口27と溢出口28がそれぞれ上から臨むようになっている。
下枠板部2aの操作ハンドル17側には、その前面に打球発射レール34が装着される。該打球発射レール34の先端は前記外側ガイドレール6bの基端部にファール球排出通路35を介して連なっている。また、保持板18の後側に操作ハンドル17を握ることにより通電して駆動する駆動モータ36と該駆動モータ36によって往復回動する打球槌37とが配置され、前記打球発射レール34の打球発射部34aに打球槌37が臨み打球発射部34aの位置にあるパチンコ球を打球して発射させるようにしている。打球槌37の打球力は操作ハンドル17の回動量によって調節される。
前記上端開放面33a,33bの他に、前記球貯留部32の外周面であってほぼ中央にファール球排出通路35と連通する横向きのファール球導入口38が開設される。また、球貯留部32前面の中央寄り上部に、前記前板14の後面に開設され上球皿13から球送り通路39を介して球抜きされたパチンコ球を排出するための上皿球抜口39aと連通する球受入れ口40が開設される。更に、同じく前面の中央寄り下部には、球貯留部32に貯留されるパチンコ球を球抜きするための貯留部球抜口41が開設されている。
球貯留部32内は、下辺の底板42が貯留部球抜口41に向かって下傾しており、貯留部球抜口41の上方に正面略コ字型の受板43が配置される。また、球貯留部32の一側に後面板31から前方へ突出しかつその下端面と底板42上面との間に空間部が成形されるようにして縦長方形枠44が配置される。そして、該縦長方形枠44と近接する側壁との間に上端が前記溢出口28に対応する上端開放面33bとなる縦通路45が成形される。
縦長方形枠44には縦通路45側に透口46が開設され、該透口46の上端に該透口46を塞ぐようにして検知板47が揺動自在に軸着されている。この検知板47は、球貯留部32内に溜まるパチンコ球の球量を検知するためのものであり、常にはその下部が透口46から縦通路45側に張り出している。また、縦長方形枠44内には、検知板47と対向位置してリミットスイッチ48が配置され、検知板47がパチンコ球に押されて内側へ揺動したときそれを電気的に検知し、球貯留部32がパチンコ球で一杯であることを知らせるようになっている。球貯留部32の前面他側に、機能部材であるスピーカー49を嵌入する収容凹部50が凹設されている。
前記下覆板16には、図7に示すようにその中央に前記貯留部球抜口41と連通する連通口51が開設される。そして、下覆板16の前面に連通口51を囲うようにして球抜皿15が装着される。この球抜皿15はパチンコ球を貯留するというよりも、そこからパチンコ球を抜くためのものである。よって、従来の下球皿に比べて非常に小さく成形される。そして、球抜皿15の下面に球抜き口52が開設されると共に該球抜き口52にスライドして該球抜き口52を開閉するシャッター板53が設けられている。
前記シャッター板53は、スプリングなどの弾発手段(図示せず。)によって常に球抜き口52を塞ぐように付勢され、シャッター板53に一体に設けられた摘み54を持ち弾発手段に抗して該シャッター板53をスライドさせることにより、球抜き口52が開口できるようになっている。また、球抜皿15の上面は開放されているが、これは、例えば、遊技中に上球皿13に球貯留部32内のパチンコ球を補給したい場合に遊技者が球抜皿15から手で直接パチンコ球を取り出せるようにするためであって、他の手段が可能であれば前記球抜皿15の上面に蓋をして内部を密閉状にしても良い。
前記下覆板16の前面であって球抜皿15の一側に前記スピーカ49を覆うスピーカカバー55が取着される。スピーカ49は遊技者のほぼ前面に位置し向き合うことから、出される音は遊技者に直に伝わり迫力有る音響効果が得られる。また、球抜皿15の他側に機能部材である2個のスイッチボタン56a,56b及び灰皿57が装着される。前記一方のスイッチボタン56aは、例えば、遊技中に一時打球の発射を止めるため、また、他方のスイッチボタン56bは、例えば、可変表示装置7の表示部に変動して表示される情報を遊技者の意思で停止させるためのものである。また、前記スイッチボタン56a,56bはそれらに限定されるものではなく、他の用途に使用しても良い。
このように、下覆板16の前面に配設される球抜皿15は、球貯留部32に貯留されるパチンコ球を排出させる働きしかなく、従来の下球皿のように大型化せずコンパクトに成形されるので、下覆板16の前面であって球抜皿15の両側に広い取付スペースA,Aが設けられる。よって、それら取付スペースAを利用して前記スピーカ49やスイッチボタン56a,56bといった機能部材の設計が自由に行なえる。
前板14を閉じたとき、球貯留部32の前面上部が該前板14により覆われ、前板14に貫通状に取着され上球皿13と連なる連絡樋58の後端面が前面枠2側の球排出口27に合致し、球払出装置25から払い出されるパチンコ球が上球皿13に排出される。一方、遊技中であって上球皿13及び球払出樋26にパチンコ球が連なって貯留されており、故障などの点検のため前板14を開いた場合であっても、前記球払出樋26に残っているパチンコ球は、そのまま上端開放面33aを介して球貯留部32内に取り込まれることになり、外部に零れ落ちるようなことはない。
また、図3、図7に示すように機構板19の裏側下部に、各入賞口またはアウト球排出口から遊技盤5の裏面に入賞球として排出されるパチンコ球とアウト球としてのパチンコ球を集合させる球集合樋59が設けられる。また、その中央に下端が開放し前記球集合樋59内のパチンコ球をパチンコ遊技機Pの外側へ排出する球放出樋60が設けられている。この球放出樋60は、後面板31の後面から後方へ比較的離して配置される。よって、後面板31すなわち前面枠2の下枠板部2aの裏側に自由な組付スペースS,Sが確保され、それら組付スペースS,Sに例えば遊技を制御するための配線基板ボックス61を装着できることになる。
本発明に係るパチンコ遊技機Pは上記構成からなり、次に作用について説明する。例えば、遊技中に始動入賞口8にパチンコ球が入賞し、可変表示装置7の表示部の情報が変動し、一定時間経過後に特定の組合せ(例えば、「777」)に揃い大当たり状態となると、入賞装置9の扉が一定の条件のもとで複数回開いてその入賞装置9に多くのパチンコ球が入賞する。これに伴い、球払出装置25が動作して多くのパチンコ球が賞球として払い出される。これらパチンコ球は、球払出樋26に導かれて球排出口27を介して上球皿13に貯留される。
そして、上球皿13がパチンコ球で一杯になりパチンコ球が溢れるようになると、図6に示すようにこの溢れるパチンコ球は球排出口27内側の溢れ球口29から溢れ球排出樋30に流入し、更に、該溢れ球排出樋30に導かれて溢出口28から上端開放面33bを介し縦通路45を通過しつつ球貯留部32内に流入する。図7に示すように流入したパチンコ球の内、先のパチンコ球は底板42上面を転動し、貯留部球抜口41を介して球抜皿15に達する。この球抜皿15には僅かなパチンコ球しか停留せず、ほとんどのパチンコ球は球貯留部32内に貯留されることになる。
球貯留部32に一定量のパチンコ球が溜まり縦通路45内にまで達すると、検知板47が球圧により縦長方形枠44内に回動し、これに伴いリミットスイッチ48がオン動作して球貯留部32にパチンコ球が一杯であることを知らせる。その方法として例えば、駆動モータ36の回転を停止して打球動作を不能にさせる。そこで、遊技者は球抜皿15の下方に球箱(図示せず。)を置き、摘み54を持ちシャッター板53をスライドさせて球抜きを行なう。球貯留部32内のパチンコ球が減ってきて検知板47が球圧から開放されもとの位置に復帰すると、リミットスイッチ48がオフ動作し、再び打球の発射動作が行なえるようになる。
また、打球発射部34aから発射されたパチンコ球であって運悪く遊技盤5の遊技部5aに達せず、逆戻りしたファール球としてのパチンコ球はファール球排出通路35に落下してファール球導入口38から球貯留部32内に貯留される。一方、遊技終了後に上球皿13内にパチンコ球が残っている場合、これらパチンコ球は、上球皿13に設けられる球抜きレバー(図示せず。)を操作することにより、上皿球抜口39a及び球受入れ口40を介して球貯留部32に貯留される。
このように、本発明は、前面枠2の下枠板部2aの後側に該前面枠2の厚み幅の範囲内で上球皿13から溢れるパチンコ球を貯留する球貯留部32を成形し、また、下覆板16の前面に球貯留部32内のパチンコ球をパチンコ遊技機Pの外に球抜きするための球抜皿15を配設し、下覆板16の前面であって球抜皿15の両側にそれぞれ取付スペースAを設けるようにしたので、スピーカ49,スイッチボタン56a,56b等の機能部材を設置できる十分なスペースが確保される。
また、スピーカ49やスイッチボタン56a,56b等の機能部材は球抜皿15の外側に設置されるので、前記機能部材を含めた球抜皿15の組立も容易に行なえることとなり、その組立てに面倒な作業を強いられることはない。
図8、図9は他の実施の形態に係るパチンコ遊技機Pを示すものであり、これは本実施の形態に係るパチンコ遊技機Pと構成がほとんど同じであるので、同一部位は同一番号を付すことによって詳しい説明は省略する。このパチンコ遊技機Pは、下覆板16の前面に配置される球抜皿15両側の取付スペースA,Aにスピーカ49a,49aを設置するようにしたものである。
更に、詳しく説明すると、合成樹脂製の球抜皿15はその両側縁が連続して延設され、その両側に前方へ膨出し後面が開放するスピーカボックス62,62が一体に成形される。これらスピーカボックス62,62は左右対称であって同じ構造であるので、便宜上一方のスピーカボックス62について説明する。このスピーカボックス62の前面に斜め上かつやや外側を向いた透音孔63が開設され、これらと対応してその内部にスピーカ49aが配置される。スピーカ49aは、図9に示すように先端側の円錐形状フレーム64にその後側から環状の支持枠65が冠着されると共にその前側から前記円錐形状フレーム64とほぼ同じ大きさの固定リング66が嵌められる。また、支持枠65の外周縁の所定位置に複数のネジ挿通孔67が設けられ、スピーカボックス62の内周面には各透音孔63の周囲に前記各ネジ挿通孔67に対応して先端にネジ孔68を有するボス69が突設されている。
そして、各ネジ孔68にネジ挿通孔67を合致させ、各ネジ挿通孔67を介して各ネジ孔68にネジ70を螺子締めすることによりスピーカ49aが取り付けられる。そこで、遊技者がパチンコ遊技機Pの前面に座って位置したとき、前記両透音孔63,63が腰の前方両側に位置し、しかも、前側に下傾していることから、各スピーカ49aから出される音が遊技者に左右から伝わり立体的な音響効果が得られ、遊技の興趣が一段と高められる。
本発明にあっては、前面枠2の前面に前板14と下覆板16とをそれぞれ別個に取付けるようにしたパチンコ遊技機Pについて説明したが、例えば前板14と下覆板16とが一体になった場合、または下覆板16がなく球抜皿15が下枠板部2aの前面に直接配設される場合であっても、それらの前面に取付スペースAを設けて本発明が適用できることは勿論である。すなわち、前面枠2である下枠板部2aの前側に球抜皿15が配設され、下枠板部2aの前側であって球抜皿15の側方にスピーカ49,49a等の機能部材が設置されることになる。
本発明に係るパチンコ遊技機の前面斜視図。 同透明板保持枠と前板を開き下覆板を外した状態の斜視図。 同裏面図。 同前板と下覆板を外した状態の正面図。 機構板を外すと共に後面板を外した状態の前面枠の裏面斜視図。 図4のX−X線断面図。 パチンコ遊技機の一部の縦断面図。 透明板保持枠と前板を開き下覆板を外した状態の他の実施の形態に係るパチンコ遊技機の斜視図。 同スピーカボックスの拡大側面断面図。
符号の説明
2 前面枠
2a 下枠板部
5 遊技盤
13 上球皿
14 前板
15 球抜部(球抜皿)
25 球払出装置
27 球排出口
28 溢出口
31 後面板
32 球貯留部
34a 打球発射部
49 機能部材(スピーカ)
49a 機能部材(スピーカ)
56a 機能部材(スイッチボタン)
56b 機能部材(スイッチボタン)
A 取付スペース
P パチンコ遊技機

Claims (1)

  1. 遊技盤が設置される前面枠の下枠板部の一側に球払出装置から払い出されるパチンコ球を該前面枠の前側へ排出する球排出口が開設され、前記下枠板部の前面に前板が装着され、前記前板の前面には前記球排出口と連通し該球排出口から排出され打球発射部へ供給されるパチンコ球を貯留するための上球皿が装着されたパチンコ遊技機であって、
    前記下枠板部の後側に該下枠板部を前記前面枠の厚み幅の範囲内で前方へ窪ませると共にその開放する後面を後面板によって覆着することにより球貯留部を成形し、前記球排出口に隣接位置させて該球排出口と連通しかつ前記球貯留部とその上端部で連通する溢出口を開設し、また、前記下枠板部の前側に前記球貯留部内のパチンコ球をパチンコ遊技機の外に球抜きするための球抜部を配設し、前記下枠板部の前側であって前記球抜部の側方にスピーカ、表示部、操作部等の機能部材を設置できる取付スペースを設けるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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