JP2006059079A - 情報処理方法、情報処理システム、携帯端末、およびプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理システム、携帯端末、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 販売促進のための会員募集をする企業側の負担を低減し、かつサービスを受ける会員の手間を軽減した情報処理システムを提供する。
【解決手段】 セキュアな記憶領域に会員番号およびバリュー情報を含む会員データが複数格納された記憶部と表示部と第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、バリュー変換通知信号を通信ネットワークを介して外部に送信し、バリュー変換了承信号を外部から受信すると、第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を表示部に表示させる制御部とを備えた携帯端末100と、携帯端末からバリュー変換通知信号を受信し、携帯端末のセキュアな記憶領域に会員データがあると認識すると、バリュー変換了承信号を携帯端末に送信するポイント交換サーバ300とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、企業などが募集する会員に対して各種サービスを提供可能にするための情報処理方法、情報処理システム、および携帯端末と、コンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
デパートやコンビニエンスストアなどの店舗を経営する企業は、自系列店舗での販売促進のために種々サービスを受けることが可能となる会員を消費者に対して募集し、応募した消費者に会員証を発行する。会員証の発行元となる企業は、会員が自系列店舗で商品を購入すると、その購入金額に対応したポイントを発行し、その会員に対して次回の買い物の際にポイント数に応じた金額を差し引くサービス等を提供する。会員毎にポイントが蓄積され、蓄積されたポイントに応じたサービスを提供可能にするために、企業には会員毎にポイントを管理するポイント集計システムが設けられている(例えば、特許文献1参照)。また、消費者が複数の企業の会員になっている場合、一つの企業の会員として取得したポイントを他の企業の会員として利用することを可能にしたシステムが考えられている。このシステムによれば、例えば、消費者が企業Xと企業Yの会員になっていたとすると、企業Xの系列店舗で商品を購入することで取得したポイントを企業Yの系列店舗で商品を購入する際にサービスとして利用することが可能となる。
企業間でポイント交換を可能とするポイント交換システムについて説明する。ここでは、店舗Aは企業Xの加盟店であり、店舗Bは企業Yの加盟店である。また、消費者は企業Xの加盟店で有効な会員証と企業Yの加盟店で有効な会員証を所持している。会員証のカードには会員毎に異なる会員番号が磁気および文字で記録されている。
図14はポイント交換システムの動作手順を説明するための模式図である。
図14に示すように、ポイント交換システムは、店舗AのPOS(Point of Sales)端末700と、店舗BのPOS端末750と、企業Xのポイントサーバ900と、企業Yのポイントサーバ950と、ポイント交換サーバ800とを有する構成である。ポイントサーバ900、ポイントサーバ950およびポイント交換サーバ800はインターネット等の通信ネットワークで接続されている。
ポイントサーバ900とポイントサーバ950のそれぞれには、会員のポイントの情報であるポイントデータを保存するためのポイントデータベース(DB)920とポイントDB970がそれぞれ接続されている。また、ポイントサーバ900はPOS端末700と専用回線で接続されている。ポイントサーバ950はPOS端末750と専用回線で接続されている。POS端末700およびPOS端末750は、一般的なレジスタ機能の他に、会員証の磁気から会員番号を読み出す機能、およびポイントサーバと通信する機能を有している。ポイント交換サーバ800には、ポイント変換可能な企業の情報を含むポイント変換情報が格納されている。消費者側に設けられた携帯端末600は、通信ネットワークを介してポイント交換サーバ800と接続される。
上述したポイント交換システムによるポイント交換の手順を図14を参照して説明する。
はじめに、消費者が店舗Bで商品を購入する際、企業Yの会員証を提示すると、店員はPOS端末750に会員証の会員番号を読み取らせる(ステップS501)。POS端末750は、買い物の総額に対応したポイントデータと会員番号の情報を専用回線を介してポイントサーバ950に送信する(ステップS502)。ポイントサーバ950は、POS端末750から会員番号とポイントデータを受け取ると、受け取った会員番号に一致する会員番号をポイントDB970内で検索し、番号の一致する会員番号を見つけると、その番号とともに格納されたポイント数にPOS端末750から受け取ったポイントを加算し、ポイントDB970内のポイントデータを更新する(ステップS503)。
その後、消費者が携帯端末600を操作して携帯端末600を通信ネットワークを介してポイント交換サーバ800に接続させる。続いて、消費者は、企業Yの会員として取得したポイントを交換可能な他の企業を探すために、携帯端末600を操作してポイント交換サーバ800からポイント変換情報を取得する(ステップS504)。消費者は、携帯端末600に表示されたポイント変換情報により企業Yのポイントを企業Xのポイントに変換可能とわかると、携帯端末600を操作して、企業Xおよび企業Yの会員番号と企業Yのポイントを企業Xのポイントに変換する旨の指示を入力する。携帯端末600は、企業Yのポイントを企業Xのポイントに変換する旨と企業Xおよび企業Yの会員番号の情報を含むポイント変換要求信号をポイント交換サーバ800に送信する(ステップS505)。
ポイント交換サーバ800は、携帯端末100からポイント変換要求信号を受信すると、企業Yの会員番号とその会員番号とともに格納されたポイントを差し引く旨の情報を含むポイント差引信号をポイントサーバ950に送信する(ステップS506)。ポイントサーバ950は、ポイント交換サーバ800からポイント差引信号を受信すると、ポイント差引信号に含まれる会員番号に一致する会員番号をポイントDB970で検索する。検索の結果、一致する会員番号を見つけると、会員番号とともに格納されたポイントを読み出し、読み出したポイントを変換ポイントとしてポイント交換サーバ800に送信する。続いて、ポイントDB970内における、その会員番号のポイントをゼロにする(ステップS507)。
ポイント交換サーバ800は、ポイントサーバ950から変換ポイントの情報を受信すると、変換ポイントを追加する旨と企業Xの会員番号の情報を含むポイント追加信号をポイントサーバ900に送信する(ステップS508)。
ポイントサーバ900は、ポイント交換サーバ800からポイント追加信号を受信すると、ポイント追加信号に含まれる会員番号に一致する会員番号をポイントDB920で検索する。検索の結果、一致する会員番号を見つけると、会員番号とともに格納されたポイントに変換ポイントを加算する(ステップS509)。
その後、消費者が店舗Aで商品を購入する際、ポイントを利用する旨を店員に告げて会員証を渡す。店員がPOS端末700に会員証の会員番号を読み取らせ(ステップS510)、ポイント利用の指示を入力すると、POS端末700は会員番号を含むポイント要求信号をポイントサーバ900に送信する。ポイントサーバ900はPOS端末700からポイント要求信号を受信すると、ポイント要求信号に含まれる会員番号のポイントデータをポイントDB920から読み出してPOS端末700に返信する(ステップS511)。
POS端末700は、ポイントサーバ900からポイントデータを受信すると、受信したポイントデータに相当する金額を買い物の総額から差し引いて新たな請求額を表示する。消費者が支払いを済まして、店員がPOS端末700に入金が済んだ旨を入力すると、POS端末700は、ポイントの利用が終了した旨とポイントデータと会員番号の情報を含むポイント利用終了信号をポイントサーバ900に送信する(ステップS512)。
ポイントサーバ900は、POS端末700からポイント利用終了信号を受信すると、ポイントデータに相当する金額を請求する旨の請求情報をポイントサーバ950に送信する(ステップS513)。また、ポイント利用終了信号に含まれる会員番号に一致する番号とともにポイントDB920に格納されたポイントデータをゼロにする。ポイントサーバ950は、ポイントサーバ900から請求情報を受信すると、請求情報を格納するとともに、請求に応じる旨の了承信号をポイントサーバ900に送信する(ステップS514)。このようにして企業Xと企業Yの間のポイント変換に関する清算処理が実行される。
特許第2965518号公報
上述のポイント交換システムでは、企業Xおよび企業YのそれぞれがポイントDBを備え、企業毎に会員のポイントデータを集中管理する必要があった。そのため、ポイントデータを管理するためのポイントサーバおよびポイントDBを含むシステム構築のための費用が各企業に発生していた。
また、店舗のPOS端末と企業のポイントサーバを専用回線で結ぶ必要があった。そして、系列店舗が複数ある場合には、ネットワークで結ぶオンラインシステムの構築が不可欠であった。そのシステム構築のためのコストが高かった。
また、消費者は企業Xおよび企業Yの間でポイント変換を店頭でするためには、買い物に行く際には、企業Xと企業Yの会員証を所持している必要があった。そのため、消費者はポイント交換システムによるポイント変換を利用するには、買い物に出る際には複数の企業の会員証を所持していなければならなかった。
さらに、消費者は、蓄積したポイント数を確認するには、携帯端末を操作して各企業のポイントサーバに接続して照会する必要があった。
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、販売促進のための会員募集をする企業側の負担を低減し、かつサービスを受ける会員の手間を軽減した情報処理方法、情報処理システム、および携帯端末と、コンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の情報処理方法は、書き込み制限されたセキュアな記憶領域を有する記憶部および表示部を備えた携帯端末と、該携帯端末に通信ネットワークを介して接続されるサーバとによる情報処理方法であって、
前記携帯端末は、会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データを前記セキュアな記憶領域に複数格納し、
前記携帯端末は、前記表示部に前記複数の会員データを表示させ、該複数の会員データのうち第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員のバリュー情報に変換する旨のバリュー変換通知信号を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記携帯端末から前記バリュー変換通知信号を受信すると、該携帯端末の前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあるか否かを調べ、
前記サーバは、前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあると認識すると、前記変換を了承する旨のバリュー変換了承信号を前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記サーバから前記バリュー変換了承信号を受信すると、前記第1の会員データのバリュー情報を前記第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を前記表示部に表示させるものである。
本発明では、各会員としてのバリュー情報が表示され、消費者がバリュー情報の変換指示を入力すると、バリュー情報の変換処理が実行され、変換後の会員データが表示部に表示される。そのため、消費者は、表示部で変換処理の終了を知ることができ、また、変換結果を一目で確認できる。
また、本発明の情報処理方法は、POS端末と、該POS端末と通信可能に接続され、書き込み制限されたセキュアな記憶領域を有する記憶部を備えた携帯端末とによる情報処理方法であって、
前記携帯端末は、会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データを前記セキュアな記憶領域に格納し、
前記携帯端末は、前記バリュー情報の更新を要求する旨の指示が入力されると、該バリュー情報の更新を要求するバリュー更新要求信号を前記POS端末に送信し、
前記POS端末は、前記携帯端末から前記バリュー更新要求信号を受信すると、該携帯端末の前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあるか否かを調べ、
前記POS端末は、前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあると認識すると、所定の計算式により前記バリュー情報を更新した更新バリュー情報を求め、
前記POS端末は、前記更新バリュー情報を前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記POS端末から前記更新バリュー情報を受信すると、該更新バリュー情報を該会員データに更新するものである。
本発明では、バリュー情報が携帯端末のセキュアな記憶領域に格納されているため、バリュー情報の改ざんが防止される。バリュー情報を更新する際には、POS端末がセキュアな記憶領域を認証することで、会員データを書き換える。そのため、POS端末が店舗に設けられていれば、消費者は店舗で買い物をしたときに、その場で携帯端末に格納された会員データを書き換えることが可能となる。
一方、上記目的を達成するための本発明の情報処理システムは、
書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データが複数格納された記憶部と該複数の会員データを表示する表示部と該複数の会員データのうち第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員のバリュー情報に変換する旨のバリュー変換通知信号を通信ネットワークを介して外部に送信し、該変換を了承する旨のバリュー変換了承信号を外部から受信すると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を該表示部に表示させる制御部とを備えた携帯端末と、
前記通信ネットワークを介して前記携帯端末と接続され、前記携帯端末から前記バリュー変換通知信号を受信すると、該携帯端末の前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあるか否かを調べ、該セキュアな記憶領域に該会員データがあると認識すると、前記バリュー変換了承信号を前記携帯端末に送信するポイント交換サーバと、
を有する構成である。
また、本発明の情報処理システムは、
書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データが格納された記憶部と該バリュー情報の更新を要求する旨の指示が入力されると、該バリュー情報の更新を要求するバリュー更新要求信号を外部に送信し、該バリュー情報が更新された更新バリュー情報を受信すると、該更新バリュー情報を該会員データに更新する制御部とを備えた携帯端末と、
前記携帯端末と通信可能に接続され、該携帯端末から前記バリュー更新要求信号を受信すると、該携帯端末の前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあるか否かを調べ、該セキュアな記憶領域に該会員データがあると認識すると、所定の計算式により前記更新バリュー情報を求めて該携帯端末に送信するPOS端末と、
を有する構成である。
また、上記目的を達成するための本発明の携帯端末は、サーバと通信ネットワークを介して接続される携帯端末であって、
書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データが複数格納された記憶部と、
前記複数の会員データを表示する表示部と、
前記複数の会員データを前記表示部に表示させ、該複数の会員データのうち第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員のバリュー情報に変換する旨の信号を前記サーバに送信し、該変換を了承する旨の信号を該サーバから受信すると、前記第1の会員データのバリュー情報を前記第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を前記表示部に表示させる制御部と、
を有する構成である。
また、本発明の携帯端末は、POS端末と通信可能に接続される携帯端末であって、
書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データが格納された記憶部と、
前記バリュー情報の更新を要求する旨の指示が入力されると、該バリュー情報の更新を要求する旨の信号を前記POS端末に送信し、該バリュー情報が更新された更新バリュー情報を該POS端末から受信すると、該更新バリュー情報を該会員データに更新する制御部と、
を有する構成である。
また、上記目的を達成するための本発明のプログラムは、サーバと通信ネットワークを介して接続されるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データを複数格納し、
前記複数の会員データを表示し、
前記複数の会員データのうち第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員のバリュー情報に変換する旨の信号を前記サーバに送信し、
前記変換を了承する旨の信号を前記サーバから受信すると、前記第1の会員データのバリュー情報を前記第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を表示する処理を前記コンピュータに実行させるものである。
さらに、本発明のプログラムは、POS端末と通信可能に接続されるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データを格納し、
前記バリュー情報の更新を要求する旨の指示が入力されると、該バリュー情報の更新を要求する旨の信号を前記POS端末に送信し、
前記バリュー情報が更新された更新バリュー情報を前記POS端末から受信すると、該更新バリュー情報を該会員データに更新する処理を前記コンピュータに実行させるものである。
本発明では、会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を会員に発行するためのシステムを従来よりも極めて簡易に構築できる。バリュー情報が買い物の請求額から差し引く金額に換算されるポイントである場合、店舗のPOS端末は、ポイント発行時に、携帯端末にポイント発行情報を通知するだけで、企業のポイントサーバにポイント発行情報を送らないですむ。そのため、POS端末がオフラインで運用でき、POS端末とポイントサーバとを接続する専用回線によるネットワーク施設が不要になる。
また、ポイントサーバはポイントDBを保有しないため、ポイント交換サーバから受信するログを管理すればよい。そのため、企業側は、ポイントを管理するためのシステム構成がより単純になり、従来よりも低コストでシステムを構築できる。
また、ポイント変換の際、携帯端末はポイント交換サーバからの了承信号を得ることで、ポイントデータの変換処理を行う。そのため、従来、ポイント交換サーバがポイント変換要求を企業のポイントサーバに送信し、ポイントサーバがポイントDB内のポイントデータを書き換える処理が終了するまでポイント変換が完了しなかったが、ポイント変換処理が完了するまで時間がかかるという欠点がなくなる。
また、消費者は、ポイント変換のための操作をすると、携帯端末が変換結果を表示部に表示するため、ポイント変換処理の完了を確認できる。ポイントを変換したつもりだったが変換処理が完了していなかったため、ポイント変換先の店舗でポイントを利用できないというような状況が起こらなくなる。
また、携帯端末に複数の企業の会員データを格納できるため、消費者は、自分が会員になっている企業の数に合わせて会員証カードを複数枚所持する必要がない。
さらに、消費者は、ポイントの残高を確認する際、企業のポイントサーバに照会せず、携帯端末を操作してセキュアな記憶領域の内容を参照するだけでよいので、操作の手間と通信の費用を大幅に低減できる。
本発明の情報処理システムは、書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員の情報が格納された記憶部を備える携帯端末と、このセキュアな記憶領域の会員の情報を書き換え可能なPOS端末およびポイント交換サーバとを有することを特徴とする。
本発明の情報処理システムの構成について説明する。
図1は本実施例の情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理システムは、店舗AのPOS端末200と、店舗BのPOS端末250と、企業Xのポイントサーバ400と、企業Yのポイントサーバ450と、ポイント交換サーバ300とを有する。ポイント交換サーバ300、ポイントサーバ400およびポイントサーバ450はインターネットなどの通信ネットワークを介して接続されている。店舗Aは企業Xの加盟店であり、店舗Bは企業Yと業務提携している店舗である。
消費者側に設けられた携帯端末100は、赤外線およびNFC(Near Field Communication)等の近距離通信手段を用いてPOS端末200、250とデータを送受信する。また、通信ネットワークを介してポイント交換サーバ300と接続される。以下に、各構成について順に説明する。
はじめに、携帯端末100について説明する。
図2は、携帯端末の一構成例を示すブロック図である。
携帯端末100は、携帯電話機および電子手帳等の携帯情報端末である。図2に示すように、携帯端末100は、外部とデータを送受信する端末通信部106と、データを格納するための端末記憶部108と、データを表示する表示部15と、各部を制御する端末制御部102とを有する構成である。
端末通信部106には、近距離通信手段を用いてPOS端末200、250と通信する端末側近距離通信部10と、通信ネットワークを介してポイント交換サーバ300と通信する端末側リモート通信部11とを有する。端末記憶部108には、POS端末200、250およびポイント交換サーバ300の少なくともいずれかからの認証を経なければ書き込みできない、書き込み制限された領域となるセキュアな記憶領域12がある。このセキュアな記憶領域12にポイントデータが格納される。セキュアな記憶領域12に格納されるポイントデータは、端末側近距離通信部10を介してPOS端末200、250がセキュアな記憶領域12を認証するか、端末側リモート通信部11を介してポイント交換サーバ300がセキュアな記憶領域12を認証することで、書き換えが可能となる。そのため、消費者が携帯端末100を操作してもセキュアな記憶領域12のポイントデータを書き換えることはできない。
端末制御部102は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)16と、プログラムを格納するためのプログラムメモリ104とを有する。このプログラムメモリ104には、表示プログラム13および制御プログラム14が格納されている。制御プログラム14は、端末通信部106を制御して外部とデータを送受信し、また、セキュアな記憶領域12へのデータの書き込みやセキュアな記憶領域12からのデータの読み出しを行うためのものである。表示プログラム13は、セキュアな記憶領域12に格納されたデータを表示部15に表示させるためのものである。
ここで、セキュアな記憶領域12に格納されるデータについて説明する。
図3はセキュアな記憶領域に格納されるデータの構造を示す図である。
セキュアな記憶領域12に格納される会員データは、図3に示すように、会員証の発行元名202と、会員番号203と、ポイントデータを示すバリュー情報204とがある。本実施例では、発行元名は企業Xや企業Yである。また、バリュー情報204は、ポイントやクーポンなど、会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すものである。
次に、POS端末200について説明する。なお、POS端末250はPOS端末250と同様な構成のため、その詳細な説明を省略する。また、本実施例では、携帯端末100とのデータのやり取りに関連する部分を説明し、一般的なレジスタ機能の説明を省略する。
図4はPOS端末の一構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、POS端末200は、近距離通信手段を用いて携帯端末100と通信する通信部21と、通信部21を制御する制御部24とを有する構成である。制御部24は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU25と、プログラムを格納するためのプログラムメモリ26とを有する。プログラムメモリ26には、携帯端末100のセキュアな記憶領域12を認証するための認証プログラム22と、認証が通った場合、セキュアな記憶領域12に保持されているバリュー情報のポイントを読み取り、また、セキュアな記憶領域12へポイントの更新値を書き込むためのバリュー発行プログラム23とが格納されている。
認証プログラム22は、通信相手の携帯端末100が、セキュアな記憶領域12を保有していることを認証し、かつ携帯端末100を操作してセキュアな記憶領域12内のデータを書き換えようとしても改ざんや複製などができない正当な端末であることを確認するためのものである。セキュアな記憶領域12の認証と携帯端末100が正当な端末であるか否かの判定は、一般的なIC(Integrated Circuit)カードで実施されている方法と同様である。
次に、ポイント交換サーバ300について説明する。
図5はポイント交換サーバの一構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、ポイント交換サーバ300は、携帯端末100および各企業のポイントサーバと通信する通信部31と、記憶部308と、通信部31および記憶部308を制御する制御部302とを有する構成である。
記憶部308には、ポイント変換が可能な企業とポイントの変換率の情報を含むポイント交換企業間連携データが格納されている。また、発行元名とその発行元のポイントサーバのアドレスが対応して格納されている。制御部302は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU304と、プログラムを格納するためのプログラムメモリ306とを有する。プログラムメモリ306には、認証プログラム32と、ポイント変換表返信プログラム33と、ポイント変換要求受付プログラム34と、ポイント書換プログラム35と、ポイント変換ログ通知プログラム36とが格納されている。
ポイント変換表返信プログラム33は、携帯端末100からのポイント変換に関する情報の要求に対して、どの企業のポイントがどの企業のポイントに変換可能であるかを示すポイント変換リストをポイント交換企業間連携データを基にして作成し、ポイント変換リストを携帯端末100に通知するためのものである。ポイント変換要求受付プログラム34は、消費者が携帯端末100で行ったポイント変換の結果を受信するためのものである。認証プログラム32は、認証プログラム22と同様に、携帯端末100のセキュアな記憶領域12を認証するためのものである。ポイント書換プログラム35は、認証の結果、正当な記憶領域と判断したら、その記憶領域に対してポイントの書き換えを指示するためのものである。ポイント変換ログ通知プログラム36は、企業Xおよび企業Yのポイント変換対象企業のポイントサーバ400、450に対してポイント変換の結果を通知するためのものである。
次に、ポイントサーバ400について説明する。なお、ポイントサーバ450は、ポイントサーバ400と同様な構成のため、その詳細な説明を省略する。
図6はポイントサーバの一構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、ポイントサーバ400は、通信ネットワークを介してポイント交換サーバ300およびポイントサーバ450とデータを送受信する通信部41と、他社との清算金額の情報を格納するための記憶部42と、各部を制御する制御部43とを有する構成である。制御部43には、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU44と、プログラムを格納するためのプログラムメモリ45とを備えている。プログラムメモリには、変換されたポイントを金額に変換し、その金額の情報をポイント変換した相手側企業のポイントサーバに送信するための清算プログラム46が格納されている。制御部43は、ポイント変換による清算処理が実行され、その清算処理に関する清算情報を受信すると、清算情報を記憶部42に格納する。
次に、消費者が企業Yの製品を購入することで、ポイントを取得するときの情報処理システムの動作手順について説明する。なお、消費者は予め企業Yの会員になっているものとし、会員番号は「1002−001」であり、初期段階でバリュー情報は「0ポイント」であるものとする。
図7は情報処理システムの動作手順を模式的に示す図である。図8は情報処理システムの動作手順を示すフローチャートである。
消費者が店舗Bで企業Yの製品を購入するためにその製品を会計カウンタに持って行き、店員がPOS端末250を操作して製品の値段をPOS端末250に入力すると、POS端末250は、製品の値段とその値段に対応したポイント数「210」を表示する。消費者が携帯端末100を操作してPOS端末250に接続する旨の指示を入力すると、端末制御部102は制御プログラム14を実行し、図8に示すように、端末側近距離通信部10を介してPOS端末250と接続し、近距離通信を用いてデータの送受信を可能な状態にする(ステップS101)。
消費者が携帯端末100を操作して企業Yのポイントを更新したい旨を入力すると、携帯端末100は、企業Yの会員データのポイントの更新を要求するために、発行元名「企業X」、会員番号「1002−001」およびバリュー情報「0ポイント」を含むバリュー更新要求信号をPOS端末250に送信する(ステップS102)。
POS端末250は、携帯端末100からバリュー更新要求信号を受信すると(ステップS103)、認証プログラム22を起動し、企業Yの会員データが格納されたセキュアな記憶領域12を認証し(ステップS104)、携帯端末100が正当な端末であるか否かを判定する(ステップS105)。
POS端末250は、ステップS105で携帯端末100が正当な端末であると判定すると、携帯端末100から受信したバリュー情報「0ポイント」に製品購入による「210ポイント」を加えて新しいバリュー情報「210ポイント」を算出する(ステップS106)。この算出に用いた計算式は、既に貯えられたポイント数と新たに発生したポイント数とを足すものである。続いて、発行元名「企業Y」、会員番号「1002−001」およびバリュー情報「210ポイント」を含む更新バリュー情報を携帯端末100に送信する(ステップS107)。
携帯端末100の端末制御部102は、POS端末250から更新バリュー情報を受信すると(ステップS108)、発行元名「企業Y」および会員番号「1002−001」の一致する会員データをセキュアな記憶領域12から探す。該当する会員データを探し出すと、バリュー情報204に「210ポイント」と書き込んでバリュー情報204を更新する(ステップS109)。
次に、消費者が企業Yの会員としてのポイントを企業Xの会員としてのポイントに交換する際の情報処理システムの動作手順について説明する。図9は情報処理システムの動作手順を示すフローチャートである。図10はポイント変換前後の会員データを示す図である。図10(a)はポイント変換前の状態を示し、図10(b)はポイント変換後の状態を示す。図11は携帯端末の操作画面の表示例を示す図である。
消費者が携帯端末100を操作してポイント交換サーバ300に接続する旨の指示を入力すると、端末制御部102は制御プログラム14を実行し、図9に示すように、端末側リモート通信部11を介してポイント交換サーバ300と接続し、データの送受信を可能な状態にする(ステップS201)。
消費者が携帯端末100を操作してセキュアな記憶領域12に格納されている会員データを表示する旨の指示を入力すると、携帯端末100は、図10(a)に示す会員データを表示部15に表示する。図10(a)に示すように、発行元名202が「企業Y」と「企業X」の会員データが表示されている。発行元名202が「企業Y」の会員データでは、会員番号203が「1002−001」であり、バリュー情報204が「210ポイント」である。一方、発行元名202が「企業X」の会員データでは、バリュー情報204が「0ポイント」である。
その後、消費者は、企業Yの会員として蓄積したポイントを変換可能な他の企業を調べるために、携帯端末100を操作して企業Yの会員データを選択する。続いて、企業Yとポイントの変換が可能な企業名を求める旨の指示を携帯端末100に入力すると、携帯端末100は、ポイント変換リストを要求する旨とポイントの変換元となる発行元名「企業Y」の情報を含む変換リスト要求信号をポイント交換サーバ300に送信する(ステップS202)。
ポイント交換サーバ300は、携帯端末100から変換リスト要求信号を受信すると(ステップS203)、変換リスト要求信号から変換元の「企業Y」を読み取り、「企業Y」を変換元とするポイント変換企業間連携データを記憶部308から読み出す。そして、ポイント変換企業間連携データを基にしてポイント変換リストを作成して携帯端末100に送信する(ステップS204)。
携帯端末100は、ポイント交換サーバ300からポイント変換リストを受信すると(ステップS205)、図11(a)に示すポイント変換リストを表示部15に表示する(ステップS206)。図11(a)に示すように、操作画面の上部には企業Yについてのポイント数が表示され、操作画面の下部にはポイント変換率を含むポイント変換リストが表示されている。このポイント変換リストによると、企業Yと企業Xのポイント変換率は1:1である。このことにより企業Yの会員として蓄積したポイントを企業Xの会員としてのポイントに変換しても、ポイント数が変化しないことがわかる。
消費者が携帯端末100を操作してポイント変換リストの「X社」を選択する旨の指示を入力すると、携帯端末100は図11(b)に示す操作画面を表示部15に表示する。なお、消費者は、企業Yの会員として蓄積されたポイントのうち一部のポイントを変換するように入力してもよい。
図11(b)の操作画面の上部には、企業Yのポイントを企業Xのポイントに変換することを消費者に確認するための文書が表示されている。また、図11(b)の操作画面の下部には、その文書に対して消費者が回答するためのボタンが表示されている。消費者が携帯端末100を操作して、図11(b)に示すボタンのうちポイント変換の要求を意味する「Yes」を選択すると、携帯端末100は、バリュー情報の変換を知らせる旨のバリュー変換通知信号をポイント交換サーバ300に送信する(ステップS207)。
ポイント交換サーバ300は、携帯端末100からバリュー変換通知信号を受信すると(ステップS208)、認証プログラム32を起動し、携帯端末100のセキュアな記憶領域12が書き込み制限された記憶領域であることを認証し(ステップS209)、携帯端末100が正当な端末であるか否かを判定する(ステップS210)。そして、バリュー情報の変換を了承する旨を示すバリュー変換了承信号を携帯端末100に送信する(ステップS211)。
携帯端末100は、ポイント交換サーバ300からバリュー変換了承信号を受信すると(ステップS212)、セキュアな記憶領域12内の会員データのうち「企業Y」のバリュー情報の「210ポイント」を「企業X」のポイントに変換する(ステップS213)。そして、携帯端末100は、図10(b)に示す会員データを表示部15に表示する。図10(b)に示すように、発行元名202が「企業X」の会員データのバリュー情報204が「210ポイント」になり、発行元名202が「企業Y」の会員データのバリュー情報204が「0ポイント」になっている。続いて、ポイントの変換元の「企業Y」と、変換先の「企業X」と、変換対象のバリュー情報となる「210ポイント」の変換結果の情報を含む変換結果通知信号をポイント交換サーバ300に送信する(ステップS214)。ポイント交換サーバ300は、携帯端末100から変換結果通知信号を受信する(ステップS215)。
次に、ポイント交換サーバ300が携帯端末100から変換結果通知信号を受信した後の情報処理システムの動作手順について説明する。図12は情報処理システムの動作手順を示すフローチャートである。
ポイント交換サーバ300は、携帯端末100から変換結果通知信号を受信すると、変換結果通知信号から変換元名「企業Y」および変換先名「企業X」を読み出す。続いて、ポイントの変換結果を企業Xと企業Yに通知するために、変換元名「企業Y」、変換先名「企業X」および変換対象のバリュー情報の「210ポイント」の情報を含むポイント変換ログを「企業X」のポイントサーバ400と「企業Y」のポイントサーバ450に送信する(ステップS216)。
ポイントサーバ400およびポイントサーバ450は、ポイント交換サーバ300からポイント変換ログを受信する(ステップS217、S218)。ポイントサーバ400は、受信したポイント変換ログからポイントの変換元名「企業Y」、変換先名「企業X」および変換対象のバリュー情報「210ポイント」を読み出す。続いて、清算プログラム46を実行し、「210ポイント」に相当する金額を企業Yから企業Xに支払う旨の清算情報をポイントサーバ450に送信する(ステップS219)。
ポイントサーバ450は、ポイントサーバ400から清算情報を受信すると(ステップS220)、ポイント変換ログの変換元名、変換先名およびバリュー情報の内容と清算情報とが一致するか否かを確認した後(ステップS221)、清算情報に了承する旨の清算了承信号をポイントサーバ400に返信する(ステップS222)。そして、その清算情報を記憶部42に格納する。ポイントサーバ400は、ポイントサーバ450から清算了承信号を受信する(ステップS223)。
上述のようにして、ポイント交換サーバ300が企業Xおよび企業Yに変換結果通知信号を転送することで、企業Yから企業Xへ210ポイント分に相当する金額の精算が行われる。
また、各企業のポイントサーバの記憶部に格納した清算情報から、どの企業のポイントがどれだけ自社ポイントに変換されたか、自社ポイントがどれだけ他社ポイントに変換されたかを把握できる。また、店舗のPOS端末毎にポイント発行数およびポイント利用数を集計することで、変換ポイントのうちどのくらいの割合で利用されたかを類推できる。この場合、店舗のPOS端末をネットワーク回線でコンピュータに接続すれば、オンライン集計することも可能である。
次に、消費者が企業Xの会員としてポイントを利用する場合の情報処理システムの動作手順について説明する。図13は情報処理システムの動作手順を示すフローチャートである。なお、店舗Aでは、バリュー情報の100ポイント単位で100円分を買い物の総額から差し引くサービスを行っているものとする。
消費者が店舗Aで企業Xの製品を購入するためにその製品を会計カウンタに持って行き、店員がPOS端末200を操作して製品の値段をPOS端末200に読み取らせると、POS端末200は製品の値段を表示する。消費者が携帯端末100を操作してPOS端末200に接続する旨の指示を入力すると、端末制御部102は制御プログラム14を実行し、端末側近距離通信部10を介してPOS端末200と接続し、近距離通信を用いてデータの送受信を可能な状態にする(ステップS301)。
消費者が携帯端末100を操作して企業Xのポイントを利用したい旨の指示を入力すると、携帯端末100は企業Xのポイントの利用を要求することを示すバリュー利用要求信号をPOS端末200に送信する(ステップS302)。POS端末200は、携帯端末100からバリュー利用要求信号を受信すると(ステップS303)、認証プログラム22を起動し、携帯端末100のセキュアな記憶領域12が書き込み制限された記憶領域であることを認証し(ステップS304)、携帯端末100が正当な端末であるか否かを判定する(ステップS305)。
続いて、POS端末200は、携帯端末100のセキュアな記憶領域12に企業Xの会員データがあるか否かを調べるとともに、バリュー情報にポイント数があるか否かを確認するために、会員番号とバリュー情報を求める会員データ要求信号を携帯端末100に送信する(ステップS306)。携帯端末100は、POS端末200から会員データ要求信号を受信すると(ステップS307)、会員番号「1001−412」とバリュー情報「210ポイント」を含む会員データをPOS端末200に送信する(ステップS308)。
POS端末200は、携帯端末100から会員データを受信すると(ステップS309)、会員データのバリュー情報にポイントがあることを確認する(ステップS310)。続いて、会員データのバリュー情報「210ポイント」を読み出し、そのうちの200ポイントを200円分に変換し、表示した値段から200円を引く清算処理を実行し(ステップS311)、その結果の値段を表示する。
その後、POS端末200は、残りの「10ポイント」をバリュー情報とする更新バリュー情報を携帯端末100に送信する(ステップS312)。携帯端末100は、POS端末200から更新バリュー情報を受信すると(ステップS313)、発行元名「企業X」および会員番号「1001−412」の一致する会員データをセキュアな記憶領域12から探す。該当する会員データを探し出すと、バリュー情報204に「10ポイント」と書き込んでバリュー情報204を更新する(ステップS314)。
上述したように、本発明では、ポイント変換の際、携帯端末100はポイント交換サーバ300からの了承信号を得ることで、ポイントデータの変換処理を行う。そのため、従来、ポイント交換サーバ300がポイント変換要求を企業のポイントサーバに送信し、ポイントサーバがポイントDB内のポイントデータを書き換える処理が終了するまでポイント変換が完了しなかったが、ポイント変換処理が完了するまで時間がかかるという欠点がなくなる。
また、消費者は、ポイント変換のための操作をすると、携帯端末100が変換結果を表示部15に表示するため、ポイント変換処理の完了を確認できる。ポイントを変換したつもりだったが変換処理が完了していなかったため、ポイント変換先の店舗でポイントを利用できないというような状況が起こらなくなる。
消費者が携帯端末100を操作して、自分が会員になっている複数の企業についてバリュー情報が一覧表示されるため、消費者はどの企業に対していくらのポイントがあるかを表示部15で確認できる。消費者は、ポイントの残高を確認する際、企業のポイントサーバに照会せず、携帯端末100を操作してセキュアな記憶領域12の内容を参照するだけでよいので、操作の手間と通信の費用を大幅に低減できる。
また、携帯端末に複数の企業の会員データを格納できるため、消費者は、自分が会員になっている企業の数に合わせて会員証カードを複数枚所持する必要がない。
さらに、各企業では、会員のポイントデータを集中管理する必要がなくなるため、ポイントサーバはポイントDBを保有せず、ポイント交換サーバから受信するログを管理すればよい。そのため、企業側は、ポイントを管理するためのシステム構成がより単純になり、従来よりも低コストでシステムを構築できる。また、店舗のPOS端末と企業のポイントサーバを専用回線で結ぶ必要がないため、回線敷設のためのコストが抑制される。
なお、本実施例では、販売業を営む企業の場合で説明したが、その他の業種の企業であってもよい。また、企業が2社の場合で説明したが、1社であってもよく、3社以上であってもよい。
また、本実施例における携帯端末100が実行する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。
さらに、バリュー情報としてポイントの場合で説明したが、バリュー情報は、ポイントやクーポンなど購入金額に対応して消費者に還元されるものであればよい。
情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。 携帯端末の一構成例を示すブロック図である。 セキュアな記憶領域のデータ構造を示す図である。 POS端末の一構成例を示すブロック図である。 ポイント交換サーバの一構成例を示すブロック図である。 ポイントサーバの一構成例を示すブロック図である。 ポイント交換の動作手順を説明するための模式図である。 ポイント取得のための動作手順を示すフローチャートである。 ポイント交換のための動作手順を示すフローチャートである。 ポイント交換前後の会員データを示す図である。 携帯端末の操作画面の表示例を示す図である。 ポイントサーバ間の動作手順を示すフローチャートである。 ポイントを利用する際の動作手順を示すフローチャートである。 従来のポイント交換の処理の流れを示す図である。
符号の説明
100 携帯端末
102 端末制御部
104 プログラムメモリ
106 端末通信部
108 端末記憶部
10 端末側近距離通信部
11 端末側リモート通信部
12 セキュアな記憶領域
13 表示プログラム
14 制御プログラム
15 表示部
16 CPU
200、250 POS端末
21 通信部
22 認証プログラム
23 バリュー発行プログラム
24 制御部
25 CPU
26 プログラムメモリ
300 ポイント交換サーバ
302 制御部
304 CPU
306 プログラムメモリ
308 記憶部
31 通信部
32 認証プログラム
33 ポイント変換表返信プログラム
34 ポイント変換要求受付プログラム
35 ポイント書換プログラム
36 ポイント変換ログ通知プログラム
400、450 ポイントサーバ
41 通信部
42 記憶部
43 制御部
44 CPU
45 プログラムメモリ
46 清算プログラム

Claims (9)

  1. 書き込み制限されたセキュアな記憶領域を有する記憶部および表示部を備えた携帯端末と、該携帯端末に通信ネットワークを介して接続されるサーバとによる情報処理方法であって、
    前記携帯端末は、会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データを前記セキュアな記憶領域に複数格納し、
    前記携帯端末は、前記表示部に前記複数の会員データを表示させ、該複数の会員データのうち第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員のバリュー情報に変換する旨のバリュー変換通知信号を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記携帯端末から前記バリュー変換通知信号を受信すると、該携帯端末の前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあるか否かを調べ、
    前記サーバは、前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあると認識すると、前記変換を了承する旨のバリュー変換了承信号を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、前記サーバから前記バリュー変換了承信号を受信すると、前記第1の会員データのバリュー情報を前記第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を前記表示部に表示させる情報処理方法。
  2. POS端末と、該POS端末と通信可能に接続され、書き込み制限されたセキュアな記憶領域を有する記憶部を備えた携帯端末とによる情報処理方法であって、
    前記携帯端末は、会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データを前記セキュアな記憶領域に格納し、
    前記携帯端末は、前記バリュー情報の更新を要求する旨の指示が入力されると、該バリュー情報の更新を要求するバリュー更新要求信号を前記POS端末に送信し、
    前記POS端末は、前記携帯端末から前記バリュー更新要求信号を受信すると、該携帯端末の前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあるか否かを調べ、
    前記POS端末は、前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあると認識すると、所定の計算式により前記バリュー情報を更新した更新バリュー情報を求め、
    前記POS端末は、前記更新バリュー情報を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、前記POS端末から前記更新バリュー情報を受信すると、該更新バリュー情報を該会員データに更新する情報処理方法。
  3. 書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データが複数格納された記憶部と該複数の会員データを表示する表示部と該複数の会員データのうち第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員のバリュー情報に変換する旨のバリュー変換通知信号を通信ネットワークを介して外部に送信し、該変換を了承する旨のバリュー変換了承信号を外部から受信すると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を該表示部に表示させる制御部とを備えた携帯端末と、
    前記通信ネットワークを介して前記携帯端末と接続され、前記携帯端末から前記バリュー変換通知信号を受信すると、該携帯端末の前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあるか否かを調べ、該セキュアな記憶領域に該会員データがあると認識すると、前記バリュー変換了承信号を前記携帯端末に送信するポイント交換サーバと、
    を有する情報処理システム。
  4. 前記ポイント交換サーバは、前記第1の会員データのバリュー情報を前記第2の会員データのバリュー情報に追加した旨の情報を含むログを前記通信ネットワークを介して外部に送信し、
    前記ポイント交換サーバと前記通信ネットワークを介して接続され、前記ポイント交換サーバから前記ログを受信すると、前記第1の会員データのバリュー情報に相当する金額を支払う旨の清算情報を前記通信ネットワークを介して外部に送信する第1のポイントサーバと、
    前記ポイント交換サーバおよび前記第1のポイントサーバと前記通信ネットワークを介して接続され、該ポイント交換サーバから受信したログの内容と該第1のポイントサーバから受信した清算情報の内容が一致するか否かを調べ、内容が一致していると判定すると、前記第1のポイントサーバに前記清算情報を了承する旨の信号を送信する第2のポイントサーバと、
    を有する請求項3記載の情報処理システム。
  5. 書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データが格納された記憶部と該バリュー情報の更新を要求する旨の指示が入力されると、該バリュー情報の更新を要求するバリュー更新要求信号を外部に送信し、該バリュー情報が更新された更新バリュー情報を受信すると、該更新バリュー情報を該会員データに更新する制御部とを備えた携帯端末と、
    前記携帯端末と通信可能に接続され、該携帯端末から前記バリュー更新要求信号を受信すると、該携帯端末の前記セキュアな記憶領域に前記会員データがあるか否かを調べ、該セキュアな記憶領域に該会員データがあると認識すると、所定の計算式により前記更新バリュー情報を求めて該携帯端末に送信するPOS端末と、
    を有する情報処理システム。
  6. サーバと通信ネットワークを介して接続される携帯端末であって、
    書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データが複数格納された記憶部と、
    前記複数の会員データを表示する表示部と、
    前記複数の会員データを前記表示部に表示させ、該複数の会員データのうち第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員のバリュー情報に変換する旨の信号を前記サーバに送信し、該変換を了承する旨の信号を該サーバから受信すると、前記第1の会員データのバリュー情報を前記第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を前記表示部に表示させる制御部と、
    を有する携帯端末。
  7. POS端末と通信可能に接続される携帯端末であって、
    書き込み制限されたセキュアな記憶領域に会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データが格納された記憶部と、
    前記バリュー情報の更新を要求する旨の指示が入力されると、該バリュー情報の更新を要求する旨の信号を前記POS端末に送信し、該バリュー情報が更新された更新バリュー情報を該POS端末から受信すると、該更新バリュー情報を該会員データに更新する制御部と、
    を有する携帯端末。
  8. サーバと通信ネットワークを介して接続されるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データを複数格納し、
    前記複数の会員データを表示し、
    前記複数の会員データのうち第1の会員データのバリュー情報を第2の会員データのバリュー情報に変換する旨の指示が入力されると、該第1の会員データのバリュー情報を該第2の会員のバリュー情報に変換する旨の信号を前記サーバに送信し、
    前記変換を了承する旨の信号を前記サーバから受信すると、前記第1の会員データのバリュー情報を前記第2の会員データのバリュー情報に追加してその結果を表示する処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. POS端末と通信可能に接続されるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    会員毎に異なる会員番号および該会員に還元されるサービスや金銭に相当する情報を示すバリュー情報を含む会員データを格納し、
    前記バリュー情報の更新を要求する旨の指示が入力されると、該バリュー情報の更新を要求する旨の信号を前記POS端末に送信し、
    前記バリュー情報が更新された更新バリュー情報を前記POS端末から受信すると、該更新バリュー情報を該会員データに更新する処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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