JP2006059061A - 3次元データ処理方法、装置及びプログラム - Google Patents

3次元データ処理方法、装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 3次元ベクトルデータから高精度のグリッドデータを得る。
【解決手段】
中間点補間プログラム22が、3次元ベクトルデータ(20)の各線データに補助中間点を補間する。3次元座標抽出プログラム24が、各点の3次元座標を抽出し、TIN生成プログラム26が、各点を結ぶ不規則三角形網を形成し、TINデータ(28)を出力する。TIN内グリッド探索プログラム30は、各TIN内のグリッド点を探索し、z座標値算出プログラム32は、TINの3頂点の座標値から各グリッド点のz座標値を算出する。
【選択図】
図1

Description

本発明は、3次元データ処理方法、装置及びプログラムに関し、より具体的には、デジタル地理データ(GIS)に代表される3次元データを所定サイズのグリッド上の3次元データに変換する方法、装置及びプログラムに関する。
3次元構造体を表現する方法としては、その構成要素を点、線及び面等のベクトル情報として表現する方法と、3次元構造体を所定サイズのグリッド又はメッシュに分割し、各グリッド又はメッシュ単位で三次元座標を特定する方法とがある。
前者のベクトル表記方法は、多様な形状を少ないデータ数で表現でき、線及び面を特定することでより詳細な情報を持たせることができるという利点があり、データの流通に向いている。他方、後者の方法は、汎用的でコンピュータ処理に向いているものの、データ量が膨大になり,流通性に欠ける。地理情報をデジタル表現する地理情報システム(GIS)等には、前者の方法による3次元ベクトルデータ表現が使用される。GISに関して、例えば、特許文献1,2を参照。
地理情報を3次元ベクトルデータで表現する場合、線又は面を構成する複数の点をグループ化し、そのグループに線又は面の属性を付与する。これにより、線又は面を特定でき、名前を付加でき、検索も容易になる。
このような3次元データは、地理情報システム以外にも、3次元構造物を表現するのにも利用される。
特開2003−295763号公報 特開2001−076003号公報
GIS及びその他のシステムで使用される3次元ベクトルデータは一般に、構造を表現するのに必須の主要点について3次元位置データを収容するものであり、これらの主要点は、例えば、水平面内で見て、均等な間隔には位置しない。
地理情報は、鳥瞰図又は3D画像として表示することで、全体の様子を理解しやすくなる。3次元ベクトルデータから3D画像を得る方法として、3次元ベクトルデータから直接、3D画像を生成する方法と、3次元ベクトルデータで表現される形状を不規則三角形で近似するTIN(triangulated irregular network)モデルでTINデータに変換し、そのTINデータから3D画像を作成する方法と、TINモデルを一定グリッド間隔の複数の点データに変換し、その点データの集合(グリッドデータ)から3D画像を作成する方法が考えられる。
3次元ベクトルデータから直接、3D画像を作成する方法は、精密な3D画像を得られるものの、コンピュータの処理負担が重たすぎる。これに対し、TINデータから3D画像を作成する方法は、コンピュータの処理負担は軽減されるものの、TINデータの精度が悪いと、正確な3D画像を得られない。グリッドデータから3D画像を作成する方法も、中間的なTINデータの精度が悪いと、正確な3D画像を得られない。
また、地理情報として、特定の切断面の面構造及びその面積、特定の面で囲まれる部分の容積等を迅速に表現又は算出したいとする要望があるが、ベクトルデータは、このような要望には向いていない。このような用途には、グリッド方式のデータ形式が向いている。即ち、3次元ベクトルデータから高精細なグリッドデータを高速に得られる手法が望まれている。
本発明は、このような需要に応える3次元データ処理方法、装置及びプログラムを提示することを目的とする。
本発明に係る3次元データ処理方法は、複数の線データを含む3次元ベクトルデータの当該各線データに補助中間点を補間する補間ステップと、当該3次元ベクトルデータの各線データを記述する点及び当該補助中間点を使って不規則三角形網を形成し、TINデータを出力するTIN生成ステップとを具備することを特徴とする。
好ましくは、更に、当該TINデータに対して所定グリッド間隔のグリッドを適用して当該TINデータから各グリッド点の座標値を算出し、個々のグリッド点について3次元座標値を示すグリッドデータを出力するグリッド座標算出ステップとを具備する。
本発明に係る3次元データ処理装置は、複数の線データを含む3次元ベクトルデータの当該各線データに補助中間点を補間する中間点補間手段と、当該3次元ベクトルデータの各線データを記述する点及び当該補助中間点の3次元座標値から不規則三角形網を形成し、各三角形を規定するTINデータを生成するTIN生成手段とを具備することを特徴とする。
好ましくは、当該TINデータに対して所定グリッド間隔のグリッドを適用して当該TINデータから各グリッド点の座標値を算出し、個々のグリッド点について3次元座標値を示すグリッドデータを出力するグリッド座標算出手段とを具備する。
本発明に係る3次元データ処理プログラムは、複数の線データを含む3次元ベクトルデータの当該各線データに補助中間点を補間する補間機能と、当該3次元ベクトルデータの各線データを記述する点及び当該補助中間点を使って不規則三角形網を形成し、TINデータを出力するTIN生成機能とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
好ましくは、更に、当該TINデータに対して所定グリッド間隔のグリッドを適用して当該TINデータから各グリッド点の座標値を算出し、個々のグリッド点について3次元座標値を示すグリッドデータを出力するグリッド座標算出機能をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係る3次元データ処理方法は、3次元の内の2次元面上に所定グリッド間隔に配置される複数のグリッド点に残る1次元の座標値を割り当てることで、立体物を3次元表現するグリッドデータを使い、当該立体物の所望の切断面の面積を算出する3次元データ処理方法であって、当該グリッド点で規定されるメッシュが当該切断面にいくつ含まれるかを計数する計数ステップと、当該計数ステップで計数されたメッシュ数に、当該グリッド間隔で規定される1メッシュの面積を乗算する乗算ステップとを具備することを特徴とする。
本発明に係る3次元データ処理方法は、3次元の内の2次元面上に所定グリッド間隔に配置される複数のグリッド点に残る1次元の座標値を割り当てることで、立体物を3次元表現するグリッドデータを使い、当該立体物の参照面で分離される部分の容積を算出する3次元データ処理方法であって、当該参照面で分離される部分の,当該残る1次元の座標値の差を累積する累積ステップと、当該参照面で分離される部分を当該2次元面に投影したときの面積内に当該グリッド点で規定されるメッシュがいくつ含まれるかを計数する計数ステップと、当該累積ステップの累積値に当該計数ステップで計数されたメッシュ数を乗算する乗算ステップとを具備することを特徴とする。
本発明に係る3次元データ処理プログラムは、3次元の内の2次元面上に所定グリッド間隔に配置される複数のグリッド点に残る1次元の座標値を割り当てることで、立体物を3次元表現するグリッドデータを使い、当該立体物の所望の切断面の面積を算出する3次元データ処理プログラムであって、当該グリッド点で規定されるメッシュが当該切断面にいくつ含まれるかを計数する計数機能と、当該計数機能で計数されたメッシュ数に、当該グリッド間隔で規定される1メッシュの面積を乗算する乗算機能とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係る3次元データ処理プログラムは、3次元の内の2次元面上に所定グリッド間隔に配置される複数のグリッド点に残る1次元の座標値を割り当てることで、立体物を3次元表現するグリッドデータを使い、当該立体物の参照面で分離される部分の容積を算出する3次元データ処理プログラムであって、当該参照面で分離される部分の,当該残る1次元の座標値の差を累積する累積機能と、当該参照面で分離される部分を当該2次元面に投影したときの面積内に当該グリッド点で規定されるメッシュがいくつ含まれるかを計数する計数機能と、当該累積ステップの累積値に当該計数ステップで計数されたメッシュ数を乗算する乗算機能とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、3次元ベクトルデータから高精度で高密度のTINデータを得ることができ、その結果として、高精度で高密度のグリッドデータを得ることができる。高精度・高密度のグリッドデータを使うことで、地形等の3次元体の形状、断面等を正確且つ迅速に表現できるようになる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示し、図2は、本実施例によりベクトルデータからグリッドデータを生成するまでのCPU10の動作フローチャートを示す。
CPU10は、コンピュータの中央処理装置として図2に示すフローを実行する機能ブロックを具備する。メモリ12には、CPU10の処理過程で生じる一時データが格納される。オペレータは、キーボード14により、種々の設定値をCPU10に入力できる。表示装置16は、CPU10の処理結果を画像として表示できる。
3次元ベクトルデータ20は、例えば、GISで提供されるデータであり、基本的に、孤立点を示す点データと、線を示す線データと、面を示す面データを含む。線データは、始点と終点の少なくとも2つの点データからなり、始点と終点の間に1以上の点データを含む場合もあり、これらの点からなるベクトルとして表記される。線データは、例えば、何らかの境界を示したり、鉄道、道路及び川などを示す。面データは、複数の点データで囲まれる領域を示す場合と、複数の線データで囲まれる領域を示す場合とがある。面データは、行政区画等の、他とは区別される領域を示す場合に使用される。線データ及び面データは、3次元座標値以外に、川、道路、行政区画等を示す属性データを具備する。
3次元ベクトルデータ20の各ベクトルは、先に説明したように、ベクトル表記に必要な点データのみで表現される。ベクトルを構成するこれらの点データから不規則三角形網TIN(triangulated irregular network)を生成すると、得られた三角形は極く粗いものになってしまう。即ち、得られたTINモデルは、そもそもベクトルで表現される微細な形状変化を反映したものにならない。そこで、本実施例では先ず、CPU10の中間点補間プログラム22が、3次元ベクトルデータ20の各ベクトルの線要素上に補助中間点を設定する。
具体的には、3次元ベクトルデータ20をベクトル単位で読み込み(S1)、各ベクトルの図形種別を判別する(S2)。注目するベクトルが線又は面を示す場合に、中間点補間プログラム22が、ベクトルに中間点を補間する(S3)。図形種別が線である場合には、線分上に所定間隔で補助中間点を設定し、図形種別が面である場合には、面を規定する各線分上に所定間隔で補助中間点を設定する。
図3は、2つの道路を規定するベクトルデータ例の平面模式図を示す。道路の境界を規定するベクトルを構成する点を白丸で表記している。図4は、道路1,2の境界を規定するベクトルに対し、適当な間隔で補助中間点を設定した結果を示す。補助中間点を三角で図示してある。補助中間点を設定する間隔は、必要に応じて、適宜に決定すれば良い。線(又は面)の連続性を保持できる程の細かさで、補助中間点を設定する。
3次元ベクトルデータ20の全ての線ベクトル及び面ベクトルについて、このように補助中間点を挿入する(S3)。全ベクトルについてステップS1〜S3を終了すると、3次元座標抽出プログラム24が、全ベクトルデータ20の各点(線データ及び面データの要素となる点を含む)の三次元座標値と中間点補間プログラム22が挿入した補助中間点の三次元座標値を抽出し(S5)、TIN生成プログラム26が、周知のTINモデルに基づき、これらの点群による三角形を形成し、得られた高密度TINデータ28をハードディスクに格納する(S6)。三角形を生成するには、地理情報処理技術で周知のアルゴリズムを使用できる。このようなアルゴリズム自体は、本発明には関係しないので、詳細な説明は、省略する。
図5は、図4に示すように補助中間点を補充した場合の、道路1,2に対するTINデータの一例を示す。参考の為に、補助中間点を挿入しない従来例の場合のTINデータ例を図6に示す。本実施例により、従来例に比べて極めて高密度のTINデータが得られること、そしてまた、ベクトルを反映した補助中間点を使って高密度TINを生成するので、得られる三角形は、元のベクトルデータの変化を従来例よりも忠実に反映したものになっていることが分かる。従来例では、道路1又は2と道路1,2の間の領域が1つの三角形に含まれてしまうことがある。これでは、ベクトルデータを忠実に反映したグリッドデータを得ることは不可能である。
このようにして、従来例よりも高密度で且つ高精度のTINデータ28を得ることができる。
このようにして得た高密度TINデータ28を使って、次に、グリッドデータ34を算出する。グリッドデータ34は、3次元空間の1つの平面、即ち、基準面(例えば、水平面)上にその2方向で一定間隔にグリッドを配置し、各グリッドに対して残る座標値(例えば、高さを示すz座標値)が割り当てられる。グリッドデータ34は、基準面上では2つの座標値(例えば、X及びY)が一定の規則で表記され得るので、コンピュータ処理が容易になる。
先ず、オペレータは、キーボード14により、3次元ベクトルデータ20で表記される空間内で、グリッド化を行なう水平面内の範囲とグリッドの間隔をTIN内グリッド探索プログラム30に設定する(S7)。グリッド化範囲は、周縁部分を考慮して、最終的に結果を得たい範囲を包含するように設定される。グリッド間隔は、対象の地形及び表現したい細密さ等を考慮して適宜に決定される。X方向のグリッド間隔とY方向のグリッド間隔は、同じでも異なっても良い。
TIN内グリッド探索プログラム30は、高密度TINデータ28から、設定されたグリッド化範囲内に入る三角形(TIN)を探索し、そのTIN内に位置するグリッドに対して、TINを構成する3頂点の座標値からz座標値を算出し、グリッドに割り当てる(S9,S10)。
具体的には、TIN内グリッド探索プログラム30は、高密度TINデータ28に収容される最初のTINを指定し(S8)、その指定TINが、設定されたグリッド化範囲内に入るかどうかを調べる(S9)。指定TINがグリッド化範囲内に入る場合には(S9)、z座標値算出プログラム32が、指定TIN内に入るグリッドを探索し、発見された各グリッドに対して後述する方法で、z座標値を算出する(S10)。
全TINが終了していなければ(S11)、TIN内グリッド探索プログラム30は、次のTINを高密度TINデータ28から読み出して指定し(S12)、ステップS9に戻る。
このようにして、全TINが終了するまで(S11)、ステップS9,S10,S12が繰り返される。高密度TINデータ28の全TINについてステップS9,S10の処理を終了すると、得られたグリッドデータ34をハードディスク等に保存する(S13)。
グリッドデータ34は、ヘッダとして、x方向のグリッド数、y方向のグリッド数、原点(例えば、左下)のx座標値及びy座標値、x方向のグリッド間隔、y方向のグリッド間隔、並びに最小z値及び最大z値を具備し、この後に高さ情報として、各グリッド点のz値を行順又は列順の一定順序で格納される。個々のグリッドのx座標値及びy座標値は、高さ情報内での何個目かと、ヘッダ情報の原点座標並びにx方向及びy方向のグリッド間隔から算出できる。個々のグリッドのx座標値及びy座標値を保持しなくてよいので、データ量を少なくできる。
グリッドデータ34には、各グリッドについて、3次元ベクトルデータ20に収容されている属性を付加してもよい。属性を付加することにより、グリッドデータ34を編集又は視覚化する場合、若しくは、他のデータと組み合わせて利用する場合に、属性に応じた表示色又は処理を選択することが可能になる。
なお、指定TINがグリッド化範囲に入るか否かの判断(S9)では、指定TINの一部でもグリッド化範囲に入れば範囲内と判断するケースと、指定TINの全部がグリッド化範囲に入れば範囲内と判断するケースの2つのケースがある。前者のケースでは、指定TINを構成する3頂点の少なくとも1つがグリッド化範囲内に入るかどうかを探索することになり、後者のケースでは、指定TINを構成する3頂点の全てがグリッド化範囲内に入るかどうかを探索することになる。前者のケースでは、グリッド化範囲を確実に包含する範囲で全グリッドのz座標値を算出できる。後者のケースでは、グリッド化範囲の周縁部のグリッドについては、z座標値を算出できない可能性がある。何れをとるかは、得たい結果により異なる。
z座標値算出プログラム32によるz座標値算出処理(S10)の詳細を説明する。図7は、ステップS10の詳細なフローチャートを示し、図8は、TIN及びグリッド例を示す。注目するTINの3つの頂点P,Q,Rの座標値をそれぞれ、(Xp,Yp,Zp),(Xq,Yq,Zq),(Xr,Yr,Zr)であるとする。また、グリッドデータ34は、図8の左下を原点(Xo,Yo)として、x方向の間隔がDx、y方向の間隔がDyで規程されるとする。従って、整数i,jにより指定されるグリッド(i,j)のx座標値は、Xo+i×Dx、y座標値はYo+j×Dyと計算され得る。
先ず、指定TINに外接する四角形に収容される最大のグリッド範囲を決定する(S21,S22)。これは、図8に示す例では、i=1,2,3,j=2,3で特定される範囲である。
具体的には、複数の値の最小値を算出する関数min()、及び複数の値の最大値を算出する関数max()を使って、注目するTINの頂点P,Q,Rの座標値から注目TINに外接する長方形の最大x座標値Xmax、最小x座標値Xmin、最大y座標値Ymax及び最小y座標値Yminを算出する(S21)。これにより、指定TINに外接する四角形の4隅の座標値を決定できる。この四角形に収容可能な最大のグリッド範囲をi,jに対応する整数値で求めるために、図8に規定されるImin,Imax,Jmin,Jmaxを次にように計算する。即ち、(Xmin−Xo)/Dxを切り上げ処理で整数化した結果をIminに代入し、(Xmax−Xo)/Dxを切り捨て処理で整数化した結果をImaxに代入し、(Ymin−Yo)/Dyを切り上げ処理で整数化した結果をJminに代入し、(Ymax−Yo)/Dyを切り捨て処理で整数化した結果をJmaxに代入する(S22)。図8に示す例では、Imin=1,Imax=3,jmin=2,Jmax=3となる。
変数iにIminを代入し、変数jにJminを代入する(S23)。(i,j)で特定されるグリッド(i,j)がz座標値を算出済みであるかどうかを調べる(S24)。これは、各グリッドの設定時に各グリッドのz座標値として無効な値を設定しておくことで、簡単に検出できる。z座標値をまだ算出していない場合(S24)、グリッド(i,j)が指定TIN内かどうかを調べる(S25)。
グリッド(i,j)がTIN内かどうかは、例えば、TINを構成する3辺に対するグリッド点の仰角を計算することで、判別できる。グリッド点が3辺全ての進行方向右側にあるか、グリッド点が3辺全ての進行方向左側にあれば、そのグリッド点はTIN内にある。
グリッド(i,j)が指定TIN内である場合(S25)、指定TINの外積から、指定TIN上の任意の位置の高さを算出できる。具体的には、指定TINの3頂点P,Q,Rの座標値(Xp,Yp,Zp),(Xq,Yq,Zq),(Xr,Yr,Zr)と、グリッド(i,j)のx座標値x及びy座標値yから、下記式に従い、グリッド(i,j)のz座標値zを計算する(S25)。即ち、
z=−(A×x+B×y+D)/C
但し、
A=(Yr−Yp)×(Zq−Zp)−(Yq−Yp)×(Zr−Zp)
B=(Zr−Zp)×(Xq−Xp)−(Zq−Zp)×(Xq−Xp)
C=(Xr−Xp)×(Yq−Yp)−(Xq−Xp)×(Yr−Yp)
D=A×Xp−B×Yp−C×Zp
である。ちなみに、(A,B,C)は、平面PQRの法線ベクトルを示す。
以上のステップS24,S25,S26の処理を、i=Imin〜Imax,j=Jmin〜Jmaxの範囲で繰り返す(S28〜S30)。iがImaxを越えると(S30)、指定TINに包含される全グリッドのz座標値を決定できたことになり、処理を終了する。
グリッドデータ34が得られると、任意の断面を計算することや、所望部分の容積を求めることが容易になる。例えば、地上の任意の直線又は曲線に沿った断面図を容易に作成できる。グリッド点上では無い点の高さは、バイリニア法等により、近隣の4つのグリッド点から内挿により求めることができる。
キーボード14により断面を指定し、座標値内挿プログラム36に設定する。垂直断面の場合には、図9に示すように、水平面上での始点座標P1(x,y)と終点座標P2(x,y)を指定する。座標値内挿プログラム36は、図10に示すように、指定された線上で任意の一定間隔又は任意の間隔で中間点M1,M2,M3,M4,M5を内挿し、始点P1、終点P2及び各中間点M1〜M5について、グリッドデータ34の近隣のグリッド点の三次元座標から高さ(z座標値)を算出する。図11は、始点P1、終点P2及び各中間点M1〜M5の高さzの変化例、即ち、断面例を示す。近隣のグリッド点からz座標値を算出するには、例えば、TIN上の任意の点の高さを算出する上述の方法を使用すれば良い。座標値内挿プログラムは、始点P1、終点P2及び各中間点M1〜M5の三次元座標値を断面データ38としてハードディスクに格納する。
TINデータ28及びグリッドデータ34は、公知の方法で鳥瞰図として3D画像化することが可能である。3D画像化プログラム40は、指定の視点及び距離でTINデータ28をレンダリングして3D画像化する。3D画像化プログラム42は、断面データ38を同じ視点及び距離で断面データ38を3D画像化する。合成プログラム44は、3D画像化プログラム40,42により3D画像化された画像を選択又は合成して、表示装置16に印加する。合成プログラム44が、3D画像化プログラム40,42により3D画像化された画像の一方を選択した場合に、表示装置16の画面には、選択された3D画像が表示される。合成プログラム44が、3D画像化プログラム40,42により3D画像化された画像を合成した場合、表示装置16の画面には、所望の地域の鳥瞰図に、指定の線で見た断面図が合成表示される。3D画像化プログラム40による3D画像を半透明で表示することで、全体と断面の関係を分かりやすく表示できる。TINデータ28の代わりに,グリッドデータ34を3D画像化してもよい。
なお、3D画像化プログラム40,42は実際には、単一の3D画像化プログラムによるTINデータ28の3D画像化処理と、断面データ38の3D画像化処理を模式的に示しているに過ぎない。
直線に沿った垂直断面の例を説明したが、本実施例では、任意の直線又は曲線での断面画像を容易に形成できる。
本実施例によれば、グリッド間隔1m乃至0.5m程度の非常に高密度のグリッドデータ34を得ることができる。このような高密度のグリッドデータ34を入手できると、例えば、所望の断面の面積及び容積を算出することも容易になる。例えば、水平断面積を求めたい場合、その水平断面に入るグリッド点数を計数し、1グリッド当たりの面積をそのグリッド点数に乗算すればよい。即ち、面積Sは、
S=k×s
である。但し、kは指定の範囲に入るグリッド数、sは1メッシュの面積である。ベクトルデータから面積を算出する場合には、複数の線分及び面に対する多くの方程式を解かなければならず、容易ではないが、本実施例では、基本的にグリッドによるメッシュ数を計数すればよいので、簡単且つ迅速に算出できる。
容積についても、同様に簡単に算出できる。ある標高Hよりも高い部分の容積Vは、標高Hより上の部分について、各グリッドの高さhから標高Hを減算して累積し、1メッシュの面積sを乗算すればよい。即ち、
V=Σ(h−H)×s
これは、山を切り崩して発生する切土の容積の計算に利用可能である。同様にして、凹んだ部分を埋める場合に必要な盛土量を算定するのにも利用できる。
切土と盛土が等しくなる標高を算出することで、凹凸のある場所をどの標高で平坦にできるかが分かる。
水平面を容積算定の参照面とする例を説明したが、このような参照面は、水平面以外に、斜面、曲面、グリッド化された点群で構成される任意形状の面、又はこれらの組み合わせでもよい。更には、同じ参照面に対する異なる年月日での容積計算結果を比較することで、地形変化を定量的に把握できる。
図2のステップS8〜S10では、先ずグリッド化範囲内に入るTINを見つけ、そのTIN内に入るグリッドに対してz座標値を算出したが、グリッド化範囲内のグリッドを順に指定し、指定グリッドが入るTINを探索し、発見されたTINの3点の座標値から指定グリッドのz座標値を算出してもよい。しかし、この方法では、指定グリッドが入るTINを探索する処理を高速化する必要がある。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例によるTINデータ生成及びグリッドデータ生成の動作フローチャートである。 ベクトルデータ例である。 補助中間点を内挿した例である。 図4に示す補助中間点を使って生成したTIN例である。 補助中間点を生成しない場合のTIN例である。 z座標値算出プログラム32によるz座標値算出処理(S10)の詳細なフローチャートである。 TINとグリッド点の一例である。 断面を指定する線の一例である。 断面を指定する線に設定する中間点の一例である。 始点、終点及び中間点の高さ変化の模式図である。
符号の説明
10:CPU
12:メモリ
14:キーボード
16:表示装置
20:3次元ベクトルデータ
22:中間点補間プログラム
24:3次元座標抽出プログラム
26:TIN生成プログラム
28:高密度TINデータ
30:TIN内グリッド探索プログラム
32:z座標値算出プログラム
34:グリッドデータ
36:座標値内挿プログラム
38:断面データ
40,42:3D画像化プログラム
44:合成プログラム

Claims (22)

  1. 複数の線データを含む3次元ベクトルデータ(20)の当該各線データに補助中間点を補間する補間ステップ(S3)と、
    当該3次元ベクトルデータ(20)の各線データを記述する点及び当該補助中間点を使って不規則三角形網を形成し、TINデータ(28)を出力するTIN生成ステップ(S6)
    とを具備することを特徴とする3次元データ処理方法。
  2. 更に、当該TINデータ(28)に対して所定グリッド間隔のグリッドを適用して当該TINデータから各グリッド点の座標値を算出し、個々のグリッド点について3次元座標値を示すグリッドデータ(34)を出力するグリッド座標算出ステップ(30,32;S7〜S12)を具備することを特徴とする請求項1に記載の3次元データ処理方法。
  3. 当該グリッド座標算出ステップが、
    当該TINデータに含まれるTINを順に指定する指定ステップ(S8,S12)と、
    指定されたTINに含まれる各グリッド点の座標値を、当該TINの3頂点の座標値から算出する算出ステップ(S9,S10)
    とを具備することを特徴とする請求項2に記載の3次元データ処理方法。
  4. 当該算出ステップは、
    当該指定されたTINに外接する4角形に収容される最大グリッド範囲を決定するグリッド範囲決定ステップ(S21,S22)と、
    当該グリッド範囲決定ステップで決定されるグリッド範囲に含まれるグリッド点が、当該指定されたTIN内かどうかを順に調べるステップ(S25)と、
    当該指定されたTINに含まれる各グリッド点の座標値を、当該TINの3頂点の座標値から算出するステップ(S26)
    とを具備することを特徴とする請求項3に記載の3次元データ処理方法。
  5. 当該グリッド座標算出ステップは、当該TINデータに対するグリッド化範囲及び当該グリッド間隔を設定するステップ(S7)を具備することを特徴とする請求項2に記載の3次元データ処理方法。
  6. 更に、
    断面を規定する成分又は面を指定するステップと、
    当該断面を規定する線分又は面に当該グリッドデータ(34)に適用し、当該断面上の複数の点の3次元座標値を当該グリッドデータ(34)から内挿する内挿ステップと、
    当該TINデータ(28)及び当該グリッドデータ(34)の一方からから3D画像を生成するステップと,
    当該断面を示す画像を当該3D画像に合成して表示するステップ
    とを具備することを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の3次元データ処理方法。
  7. 複数の線データを含む3次元ベクトルデータ(20)の当該各線データに補助中間点を補間する中間点補間手段(22)と、
    当該3次元ベクトルデータ(20)の各線データを記述する点及び当該補助中間点の3次元座標値から不規則三角形網を形成し、各三角形を規定するTINデータ(28)を生成するTIN生成手段(24,26)
    とを具備することを特徴とする3次元データ処理装置。
  8. 更に、当該TINデータ(28)に対して所定グリッド間隔のグリッドを適用して当該TINデータから各グリッド点の座標値を算出し、個々のグリッド点について3次元座標値を示すグリッドデータ(34)を出力するグリッド座標算出手段(30,32)を具備することを特徴とする請求項7に記載の3次元データ処理装置。
  9. 当該グリッド座標算出手段が、当該TINデータに含まれるTINを探索する手段(30)と、探索されたTINに含まれるグリッド点の座標値を算出する座標値算出手段(32)とを具備することを特徴とする請求項8に記載の3次元データ処理装置。
  10. 当該座標値算出手段は、当該TINに外接する4角形に収容される最大グリッド範囲を決定し、当該最大グリッド範囲内で当該探索されたTINに含まれるグリッド点を探索し、探索された各グリッド点の座標値を当該TINの3頂点の座標値から算出することを特徴とする請求項9に記載の3次元データ処理装置。
  11. 当該グリッド座標算出手段は、当該TINデータに対するグリッド化範囲及び当該グリッド間隔を設定する手段を具備することを特徴とする請求項8に記載の3次元データ処理装置。
  12. 更に、
    断面を規定する成分又は面を指定する手段と、
    当該断面を規定する線分又は面に当該グリッドデータ(34)に適用し、当該断面上の複数の点の3次元座標値を当該グリッドデータ(34)から内挿する内挿手段(36)と、
    当該TINデータ(28)及び当該グリッドデータ(34)の一方からから3D画像を生成する手段と,
    当該断面を示す画像と当該3D画像を合成する合成手段(44)
    とを具備することを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載の3次元データ処理装置。
  13. 複数の線データを含む3次元ベクトルデータ(20)の当該各線データに補助中間点を補間する補間機能(S3)と、
    当該3次元ベクトルデータ(20)の各線データを記述する点及び当該補助中間点を使って不規則三角形網を形成し、TINデータ(28)を出力するTIN生成機能(S6)
    とをコンピュータに実行させることを特徴とする3次元データ処理プログラム。
  14. 更に、当該TINデータ(28)に対して所定グリッド間隔のグリッドを適用して当該TINデータから各グリッド点の座標値を算出し、個々のグリッド点について3次元座標値を示すグリッドデータ(34)を出力するグリッド座標算出機能(30,32;S7〜S10)をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13に記載の3次元データ処理プログラム。
  15. 当該グリッド座標算出機能が、
    当該TINデータに含まれるTINを順に指定する指定機能と、
    指定されたTINに含まれる各グリッド点の座標値を、当該TINの3頂点の座標値から算出する算出機能
    とを具備することを特徴とする請求項14に記載の3次元データ処理プログラム。
  16. 当該算出機能が、
    当該指定されたTINに外接する4角形に収容される最大グリッド範囲を決定するグリッド範囲決定機能と、
    当該グリッド範囲決定ステップで決定されるグリッド範囲に含まれるグリッド点が、当該指定されたTIN内かどうかを順に調べる機能と、
    当該指定されたTINに含まれる各グリッド点の座標値を、当該TINの3頂点の座標値から算出する機能
    とを具備することを特徴とする請求項15に記載の3次元データ処理プログラム。
  17. 当該グリッド座標算出機能は、当該TINデータに対するグリッド化範囲及び当該グリッド間隔を設定する機能を具備することを特徴とする請求項14に記載の3次元データ処理プログラム。
  18. 更に、
    断面を規定する成分又は面を指定する機能と、
    当該断面を規定する線分又は面に当該グリッドデータ(34)に適用し、当該断面上の複数の点の3次元座標値を当該グリッドデータ(34)から内挿する内挿機能と、
    当該TINデータ(28)及び当該グリッドデータ(34)の一方から3D画像を生成する機能と,
    当該断面を示す画像と当該3D画像を合成する機能
    とを具備することを特徴とする請求項14乃至17の何れか1項に記載の3次元データ処理プログラム。
  19. 3次元の内の2次元面上に所定グリッド間隔に配置される複数のグリッド点に残る1次元の座標値を割り当てることで、立体物を3次元表現するグリッドデータを使い、当該立体物の所望の切断面の面積を算出する3次元データ処理方法であって、
    当該グリッド点で規定されるメッシュが当該切断面にいくつ含まれるかを計数する計数ステップと、
    当該計数ステップで計数されたメッシュ数に、当該グリッド間隔で規定される1メッシュの面積を乗算する乗算ステップ
    とを具備することを特徴とする3次元データ処理方法。
  20. 3次元の内の2次元面上に所定グリッド間隔に配置される複数のグリッド点に残る1次元の座標値を割り当てることで、立体物を3次元表現するグリッドデータを使い、当該立体物の参照面で分離される部分の容積を算出する3次元データ処理方法であって、
    当該参照面で分離される部分の,当該残る1次元の座標値の差を累積する累積ステップと,
    当該参照面で分離される部分を当該2次元面に投影したときの面積内に当該グリッド点で規定されるメッシュがいくつ含まれるかを計数する計数ステップと、
    当該累積ステップの累積値に当該計数ステップで計数されたメッシュ数を乗算する乗算ステップ
    とを具備することを特徴とする3次元データ処理方法。
  21. 3次元の内の2次元面上に所定グリッド間隔に配置される複数のグリッド点に残る1次元の座標値を割り当てることで、立体物を3次元表現するグリッドデータを使い、当該立体物の所望の切断面の面積を算出する3次元データ処理プログラムであって、
    当該グリッド点で規定されるメッシュが当該切断面にいくつ含まれるかを計数する計数機能と、
    当該計数機能で計数されたメッシュ数に、当該グリッド間隔で規定される1メッシュの面積を乗算する乗算機能
    とをコンピュータに実行させることを特徴とする3次元データ処理プログラム。
  22. 3次元の内の2次元面上に所定グリッド間隔に配置される複数のグリッド点に残る1次元の座標値を割り当てることで、立体物を3次元表現するグリッドデータを使い、当該立体物の参照面で分離される部分の容積を算出する3次元データ処理プログラムであって、
    当該参照面で分離される部分の,当該残る1次元の座標値の差を累積する累積機能と,
    当該参照面で分離される部分を当該2次元面に投影したときの面積内に当該グリッド点で規定されるメッシュがいくつ含まれるかを計数する計数機能と、
    当該累積ステップの累積値に当該計数ステップで計数されたメッシュ数を乗算する乗算機能
    とをコンピュータに実行させることを特徴とする3次元データ処理プログラム。
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