JP2006057409A - 水洗式大便器 - Google Patents

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JP2006057409A JP2004243081A JP2004243081A JP2006057409A JP 2006057409 A JP2006057409 A JP 2006057409A JP 2004243081 A JP2004243081 A JP 2004243081A JP 2004243081 A JP2004243081 A JP 2004243081A JP 2006057409 A JP2006057409 A JP 2006057409A
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智博 平河
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Abstract

【課題】 後方上部に洗浄水タンクを載置し、この洗浄水タンクから洗浄水を供給する水洗式大便器において、洗浄水タンクの載置部から洗浄水が漏水することがない水洗式大便器を提供する。
【解決手段】 後方上部に洗浄水タンクを載置し前記洗浄水タンクからの洗浄水を供給する給水口を設けたタンク載置部と、ボウル部の上縁に沿って略水平方向に前記洗浄水を吐水するリム部吐水口と、前記リム部吐水口と前記給水口を連絡する第1連絡路と、前記タンク載置部に設けられた前記給水口を取り囲むように形成した環状の突設堰と、を備えた水洗式大便器であって、前記環状の突設堰の内側と前記ボウル部とを連絡する第2連絡路とを設け、前記第1連絡路と前記第2連絡路とが各々独立している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、後方上部に洗浄水タンクを載置し前記洗浄水タンクからの洗浄水を供給する水洗式大便器に関する。
従来、後方上部に洗浄水タンクを載置し、この洗浄水タンクから洗浄水を供給する水洗式大便器として特開2001−173072公報に開示されたものがある。前記公報に記載の水洗式大便器は、後方上部の略中央に給水口53を配設し、この給水口53を取り囲んで突出した環状突出部54を設け、この環状突出部54の上に図示しない洗浄水タンクを載置している。そして、前記洗浄水タンクの底部に配設した排水弁の排水筒部を給水口53へ挿入し、パッキンを介設して排水筒部と給水口との間、つまり図示しない洗浄水タンクと便器本体51との接続部をシールしている。
特開2001−173072号公報(図1、2参照)
しかしながら、従来の水洗式大便器では、パッキンの劣化、洗浄水タンクを便器本体51に組み付ける時の組み付け不良等によりパッキンと給水口53、排水筒部との間、つまり洗浄水タンクと便器本体51との接続部から洗浄水が漏れ、洗浄水タンクを便器本体に取り付け固定するために配設された洗浄水タンク取付穴55より流出して床面に流下する恐れがある。
そこで、本発明は、後方上部に洗浄水タンクを載置し、この洗浄水タンクから洗浄水を供給する水洗式大便器において、洗浄水タンクの載置部から洗浄水が漏水することがない水洗式大便器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の本発明は、後方上部に洗浄水タンクを載置し前記洗浄水タンクからの洗浄水を供給する給水口を設けたタンク載置部と、ボウル部の上縁に沿って略水平方向に前記洗浄水を吐水するリム部吐水口と、前記リム部吐水口と前記給水口を連絡する第1連絡路と、前記タンク載置部に設けられた前記給水口を取り囲むように形成した環状の突設堰と、を備えた水洗式大便器であって、前記環状の突設堰の内側と前記ボウル部とを連絡する第2連絡路とを設け、前記第1連絡路と前記第2連絡路とが各々独立していることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、仮に、パッキンの劣化、洗浄水タンクを便器本体に組み付ける時の組み付け不良等によりパッキンと給水口、排水筒部との間、つまり洗浄水タンクと便器本体との接続部から洗浄水の漏水が発生しても発生した漏水は環状の突設堰の内側に堰き止められ、前記第2連絡路を介してボウル部に流出する。そのため床面を濡らす恐れがない。また、前記第2連絡路は、前記リム部吐水口と前記給水口とを連絡する第1連絡路とが独立して形成されているので、第1連絡路を流れる洗浄水の流れに影響を及ぼすことがなく水洗式大便器の洗浄性能にも影響を及ぼすことがない。
また、請求項2に記載の本発明は、前記第2連絡路は一体成形で形成していることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、水洗式大便器の成形体と一体構造となり、外観上見栄えが良い水洗式大便器が実現できる。
また、請求項3に記載の本発明は、前記第2連絡路の少なくとも底部は、前記突設堰側から前記ボウル部側に向かって下り傾斜状に形成されていることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、第2連絡路に流入した漏水が第2連絡路内に滞留せずにボウル内に排出される。そのため寒冷地で使用した場合でも第2連絡路内が凍結して流路断面積が狭まったり、閉塞することがない。
本発明の水洗式大便器によれば、洗浄水タンクの載置部から洗浄水が漏水することがなく床面を濡らすことが防止できる。
以下、図1、図2に基づいて本発明を具体的に説明する。図1は本発明に係る一実施形態の水洗式大便器の上面図であり、図2は図1のa−a縦断面図である。
便器本体1の後方上部には便器洗浄水を貯留するための洗浄水タンク(図示しない)を載置するタンク載置部2が設けられている。タンク載置部2には洗浄水タンクからの洗浄水を供給する給水口3と、給水口3を取り囲むように形成した環状の突設堰4とが設けられており、さらに環状の突設堰4の外側には洗浄水タンクを便器本体1に取り付け固定するために洗浄水タンク取付穴5が配設されている。また、洗浄水タンクの底部に配設した排水弁の排水筒(図示しない)を給水口3へ挿入し、パッキン6を介設して排水筒部と給水口3との間、つまり洗浄水タンクと便器本体1との接続部をシールしている。
パッキン6の外側であり且つ環状の突設堰4の内側に当たる部分には捨水穴7が開口されており、捨水穴7は便器本体1と一体成形で形成された第2連絡路10ボール部21側の開口部11でボウル部21と連通されている。また、捨水穴7の高さ位置は便器本体1のリム上面24の高さ位置より高く設定している。給水口3は第1連絡路9によって、ボウル部21の上縁に沿って略水平方向に洗浄水を吐水するリム部吐水口8と連通されている。
次に洗浄水の挙動について説明する。
便器洗浄の動作が行われると、図示しない洗浄水タンクに貯留されていた洗浄水は給水口3から便器本体1へ流入し、第1連絡路9を経てリム部吐水口8からボウル部21へ略水平方向に吐水され、ボウル部21を周回(洗浄)しながら徐々に下方向へ落ちて行き、汚物を巻き込みながらトラップ入口22から流入し、汚物と共に便器排水口23から流出する。
その際、仮に、パッキン6の劣化、図示しない洗浄水タンクを便器本体1に組み付ける時の組み付け不良等によりパッキン6と給水口3、排水筒部との間、つまり図示しない洗浄水タンクと便器本体1との接続部から洗浄水の漏水が発生しても漏水は環状の突設堰4の内側に堰き止められ、捨水穴7から第2連絡路10に流入し、開口部11からボウル部21に流出する。そのため環状の突設堰4から溢れ出て床面を濡らす恐れがない。また、第2連絡路10は、リム部吐水口8と給水口3とを連絡する第1連絡路9とが独立して形成されているので、第1連絡路9を流れる洗浄水の流れに影響を及ぼすことがなく水洗式大便器の洗浄性能にも影響を及ぼすことがない。
また、仮に、給水口3から便器本体1へ流入した洗浄水により第1連絡路9内が満水状態となってしてしまって場合であっても、第1連絡路9と第2連絡路10とは各々独立している為、第2連絡路10と連通している捨水穴7から水が噴出し、漏水によって床面を濡らす恐れがない。
また、便器本体1のリム上面24の高さよりも捨水穴7の高さ位置を高く設定しているので、例え便器本体1が詰まり、リム上面24より汚水が溢れた場合であっても、捨水穴7から汚水が溢れることは無い。
また、捨水穴7と第2連絡路10によって連通されているボウル部21側の開口部11は、ボウル部21を周回する洗浄水が開口部11より流入し難い位置、つまり逆流し難い位置に配設することが好ましい。
本実施形態では、開口部11はボウル部21の後方上縁部に配設しており、リム部吐水口8からボウル部21へ略水平方向に吐水され、ボウル部21を周回(洗浄)する洗浄水の上流側の穴壁12を便器の前側へずらし、対して下流側の穴壁13を便器の後側へずらして互い違いにしており、洗浄水が開口部11より流入し難い構造となっているため、逆流して捨水穴7から噴出し、床面を濡らす恐れがない。
また、前記第2連絡路は便器本体1と一体成形で形成しているため、外観上見栄えが良い水洗式大便器が実現でき、さらに部品点数を削減することが可能となることから、組立の工程まで省略することができる。
また、前記第2連絡路の底部14は、図1に示すA→B→C→Dのように、環状の捨水穴7側からボウル部21側の開口部11に向かって下り傾斜状に形成されているため、仮に、第2連絡路10に漏水が流入した場合であっても、漏水は第2連絡路10内に滞留せずにボウル部21に排出される。したがって、寒冷地で使用した場合でも第2連絡路10内が凍結して流路断面積が狭まったり、閉塞することがない。
本発明に係る一実施形態の水洗式大便器の上面図である。 図1のa−a縦断面図である。 従来の水洗式大便器の上面図である。 図3のb−b縦断面図である。
符号の説明
1…便器本体
2…タンク載置部
3…給水口
4…環状の突設堰
5…洗浄水タンク取付穴
6…パッキン
7…捨水穴
8…リム部吐水口
9…第1連絡路
10…第2連絡路
11…開口部
12…上流側の穴壁
13…下流側の穴壁
14…底部
21…ボウル部
22…トラップ入口
23…便器排水口
24…リム上面
51…便器本体
53…給水口
54…環状突出部
55…洗浄水タンク取付穴


Claims (3)

  1. 後方上部に洗浄水タンクを載置し前記洗浄水タンクからの洗浄水を供給する給水口を設けたタンク載置部と、ボウル部の上縁に沿って略水平方向に前記洗浄水を吐水するリム部吐水口と、前記リム部吐水口と前記給水口を連絡する第1連絡路と、前記タンク載置部に設けられた前記給水口を取り囲むように形成した環状の突設堰と、を備えた水洗式大便器であって、
    前記環状の突設堰の内側と前記ボウル部とを連絡する第2連絡路とを設け、
    前記第1連絡路と前記第2連絡路とが各々独立していることを特徴とする水洗式大便器。
  2. 前記第2連絡路は一体成形で形成していることを特徴とする請求項1記載の水洗式大便器。
  3. 前記第2連絡路の少なくとも底部は、前記突設堰側から前記ボウル部側に向かって下り傾斜状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の水洗式大便器。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018104974A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 Toto株式会社 水洗大便器

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