JP2006055819A - スクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加方法並びにその添加装置。 - Google Patents

スクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加方法並びにその添加装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】 高分子凝集剤で調質して濃縮した汚泥に、ろ過室内に無機凝集剤を供給して圧搾脱水をするスクリュープレスの改良に関する。
【解決手段】 高分子凝集剤で調質した汚泥をろ過室(5)に供給し、含水率が85〜95%となるスクリュー軸(4)に1.0〜3.0ピッチ巻き掛けたスクリュー羽根(3)の前面(3b)にノズル(14)を配設し、スクリュー羽根(3)の羽根幅の1/5〜4/5の高さから無機凝集剤を供給するもので、濃縮汚泥がスクリュー羽根(3)の移送力により羽根の前面(3b)と外筒(2)のスクリーン(2a)に摺設されて流動し、無機凝集剤の濃縮汚泥への混合が効率的に行なえる。そして、水分負荷が軽減された濃縮汚泥に無機凝集剤を供給するので、薬剤の節約も行える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、下水、し尿、あるいは食品生産加工廃水等の有機性汚泥に、高分子凝集剤と無機凝集剤を添加して圧搾脱水するスクリュープレスに関し、特に、高分子凝集剤を添加した調質汚泥を脱水機に供給した後、さらに無機凝集剤をろ過室に供給して圧搾脱水を行なうスクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加方法とその添加装置の改良に関する。
従来、難ろ過性の有機性汚泥は凝集剤を添加してフロックを生成させている。下水汚泥等の脱水においては、高分子凝集剤の単独添加でも脱水は可能であるが、より低含水率のケーキを得るために、無機凝集剤を併用して汚泥を凝集させ、スクリュープレスで圧搾脱水している。通常、無機凝集剤を併用する場合は、無機凝集剤で凝結反応を起こして汚泥の電荷を中和しておき、高分子凝集剤を添加して凝集させる方法を取っている。しかしながら、消化汚泥では、アルカリ度が高いため、無機凝集剤の添加量が極端に多く必要となるため、あまり実用化されていない。
ベルトプレスの脱水では、凝集剤の添加順序を変えて、高分子凝集剤を添加した凝集汚泥をベルトプレスに供給し、ろ布上の重力濃縮した汚泥に無機凝集剤を注入して撹拌するベルトプレスが、特許文献1に記載してあり、ケーキ含水率の低減効果を発揮している。また、スクリュープレスのろ過室に直接凝集剤を供給する装置としては、スクリュープレスの送り軸に供給路を設け、脱水ゾーンの1ピッチ分の送り羽根から土質改良剤を注入して、建設残土を圧搾脱水するスクリュープレスも、特許文献2に記載してあるように、この発明の出願人が提案している。
特開平8−90294号公報(段落番号0019乃至段落番号0021、図1) 実用新案登録第2585571号公報(請求項1、図1及び図3)
従来のベルトプレスの濃縮汚泥に無機凝集剤を供給する装置は、無機凝集剤の添加量を抑え、含水率の低減効果も得られるものであるが、薬剤供給装置と汚泥撹拌翼が必要となり、構造的にも複雑となり、コストアップにつながる恐れがある。また、スクリュープレスの脱水ゾーンの羽根全面に多数の通孔を開設し、土質改良剤を供給する装置にあっては、濃縮された建設残土に直接土質改良剤が供給されて、薬剤の添加量の低減が図れるものであるが、スクリュー羽根はケーキの搬送時に高い圧力が発生し、羽根の羽根幅の位置により摺動抵抗が異なるため、羽根先端部と送り軸近傍部の通孔からの土質改良剤の流出が多くなり、羽根中央部からの供給ができなくなる。そして、羽根先端部と送り軸近傍部の供給では、土質改良剤とケーキとの混合効率が悪く、添加の効率が低下する。羽根面全体に多数の通孔を設けると、ケーキで孔詰まりの現象が発生する。また、羽根構造が複雑となり、製作も困難となる。
この発明は、上記従来技術を応用して、スクリュープレスのろ過室に無機凝集剤を添加するもので、スクリュー羽根の羽根面からの供給位置を工夫して、凝集剤の節約と混合効率を高め、しかも、羽根面に設けた凝集剤の供給部をケーキの詰まりを起こさない形状としたスクリュープレスにおける凝集剤の供給方法とその供給装置を提供する。
この発明に係るろ過室への凝集剤の添加方法は、スクリーンを張設した外筒とスクリュー羽根を巻き掛けたスクリュー軸でろ過室を形成し、ろ過室の始端部に供給した汚泥を、スクリュー羽根で移送しながらろ液を分離して、ろ過室の終端部からケーキを取出すスクリュープレスにおいて、高分子凝集剤で調質した汚泥をろ過室に供給し、85〜95%の含水率に濃縮した濃縮汚泥に、スクリュー羽根の前面中央部から無機凝集剤を添加して圧搾脱水を行なうもので、濃縮汚泥の中央部に無機凝集剤を供給するので、スクリュー羽根で濃縮汚泥を撹拌しながら汚泥内部に浸透できる。そして、水分負荷が軽減された濃縮汚泥に無機凝集剤を添加するので、凝集剤の節約も行える。
凝集剤の添加方法を実施するための添加装置が、スクリュー軸に原液供給路と凝集剤供給路を形成し、原液供給路をろ過室の始端部に開口すると共に、スクリュー軸に1.0〜3.0ピッチ巻き掛けたスクリュー羽根の前面にノズルを配設し、このノズルに凝集剤供給路を連通させたもので、85〜95%の含水率に濃縮された濃縮汚泥が、スクリュー羽根の移送力により羽根面と外筒内面に摺設されて流動し、無機凝集剤のケーキへの混合が効率的に行なえる。スクリュー軸に形成した凝集剤供給路が、付属機器の邪魔となることもない。ノズルの無機凝集剤の供給位置は、スクリュー羽根の羽根幅の1/5〜4/5の高さに配設したもので、無機凝集剤が濃縮汚泥の厚み方向の中央部付近に供給され、無機凝集剤が短落することがなく、排出されるケーキの含水率が低下する。
スクリュー羽根に配設するノズルは、そのノズルの先端部にスクリュー羽根の回転方向に直交させた長溝を設け、長溝にノズル孔を開口したもので、スクリュー羽根の移送力により流動する濃縮汚泥がノズルの長溝と交差するので、汚泥がノズル孔に押込まれることがない。また、ノズルの形状は、その先端部に円錐溝を設け、円錐溝にノズル孔を開口しても、ケーキの押込みが防止できる。そして、スクリュー羽根に螺着するノズルは、その先端面に切込みを有する可撓板を貼着し、可撓板の切込みをスクリュー羽根の回転方向に直交させてもよいもので、ノズル孔からの凝集剤の液圧により可撓板の切込みを開口させるので、ケーキの押込みを防止できる。
この発明は上記のように構成してあり、85〜95%の含水率に濃縮された濃縮汚泥中にスクリュー羽根の前面の羽根幅中央部付近から無機凝集剤が供給されるので、スクリュー羽根で撹拌しながら無機凝集剤をケーキ内部に浸透させることができる。無機凝集剤がスクリュー羽根の裏側空間からろ液とともに流出することがなく、直接外筒のスクリーンから流出することもなく、無機凝集剤の濃縮汚泥への混合が効率的に行なわれ、凝集剤の経費も節減できる。そして、スクリュー羽根の前面に止着したノズルの無機凝集剤の供給部が、スクリュー羽根の回転方向に交差するので、スクリュー羽根の移送力により濃縮汚泥がノズル孔に押込まれることがない。
この発明の実施例を図面に基づき詳述すると、先ず、図1はスクリュープレスの縦断面図であって、スクリュープレス1は、スクリーン2aを周部に張設した外筒2の内部に、スクリュー羽根3を巻き掛けたスクリュー軸4が回転自在に配設してある。スクリュー軸4は汚泥の供給側からケーキの排出側に向って拡大させて、外筒2とスクリュー軸4との間のろ過室5を供給側から脱水側に向って減少させてある。スクリュー軸4の後端部に連結したスクリー駆動軸6にスプロケット7が嵌着してあり、スプロケット7がスクリュー駆動機(図示せず)に連動連結してある。外筒2に内設したスクリュー軸4の始端部に原液供給路8が設けてあり、ろ過室5の始端側に供給孔8aが開口してある。高分子凝集剤で調質した汚泥を、スクリュー軸4の原液供給路8からろ過室5の始端部に供給し、スクリュー羽根3で移送しながら外筒2のスクリーン2aからろ液を分離して、汚泥を濃縮脱水させる。
ろ過室5の後端側に背圧調整用のプレッサー9が配設してあり、プレッサー9はシリンダー等の摺動装置に連結してあり、ろ過室5のケーキの排出口10を調節可能としてある。
図1に示すように、スクリュープレス1の排出側のスクリュー軸4とスクリュー軸4に連結したスクリュー駆動軸6に凝集剤供給路11が形成してある。図2はスクリュー羽根を巻き掛けたスクリュー軸の要部縦断面図であって、スクリュー軸4に内設した凝集剤供給路11に分岐管12が垂設してあり、スクリュー羽根3の供給側の羽根面(裏面)3aに取付けた薬液室13に連通させてある。薬液室13を取付けたスクリュー羽根3にノズル14が止着してあり、スクリュー羽根3の排出側の羽根面(前面)3bにノズル孔14aが開口してある。スクリュー軸4の内部から薬液室13にポリ硫酸第二鉄等の無機凝集剤を貯留して、スクリュー羽根3の前面3bからろ過室5の濃縮汚泥に無機凝集剤を供給する。
図3はスクリュー羽根を巻き掛けたスクリュー軸の要部正面図であって、スクリュー羽根3に取付けるノズル14は、スクリュー軸4の始端部からスクリュー羽根3を1.0〜3.0ピッチ巻き掛けた位置に取付けてある。スクリュー羽根3の1.0〜3.0ピッチのろ過室5の汚泥は、ろ液が外筒2のスクリーン2aから排出されて殆どろ液がなくなり、含水率が85〜95%の濃縮汚泥となる位置である。好ましくは、含水率が87%程度になる濃縮汚泥にノズル14を配設して、ポリ硫酸第二鉄等の無機凝集剤を供給すれば、凝集剤の濃縮汚泥への溶け込みが容易となり、ろ液により消費されるポリ硫酸第二鉄等の量も少なくて済む。
スクリュー羽根3に止着するノズル14は、羽根幅の1/5〜4/5の高さの範囲に止着してあり、ろ過室5の厚み方向の中央部付近から、無機凝集剤が85〜95%の含水率に濃縮された汚泥に供給される。濃縮汚泥は、スクリュー羽根3の移送力により羽根前面3bと外筒2のスクリーン2a内面に摺設されて流動し、スクリュー羽根3で撹拌しながら無機凝集剤を濃縮汚泥の内部に浸透させる。無機凝集剤のケーキへの混合が最も効率的に行なわれ、排出されるケーキは良好に含水率が低下する。スクリュー軸4に配設した凝集剤供給路11が付属機器の邪魔となることもない。
この発明の実施例では、ノズル14の取付け箇所を2ヶ所としてあるが、スクリュー羽根3に取付けるノズル14の個数は、対象とする汚泥の性状によりスクリュー羽根3を巻き掛けた1.0〜3.0ピッチの範囲において適宜変更できるものである。そして、ノズル14を取付けるスクリュー羽根3の羽根幅の高さも、1/5〜4/5範囲において、取付ける位置を異ならせれば、無機凝集剤の汚泥中への混入を均一化できる。無機凝集剤を濃縮汚泥の厚み方向の中央部付近から供給するので、無機凝集剤がスクリュー羽根3の裏面3aの空間からろ液とともに流出することがなく、或いは、濃縮汚泥中に浸透せずに外筒2のスクリーン2aから直接流出することもない。
図4(イ)、(ロ)はノズルの正面図と側面図であって、ノズル14の先端面に左右に貫通する凹状長溝14aが穿設してあり、凹状長溝14aの中央部の底部にノズル孔14aが開口してある。ノズル14の周面に螺着用のネジ溝14cを設けてある。図3に示すように、スクリュー羽根3に螺着したノズル14は、濃縮汚泥がノズル孔14bに押込まれないように、ノズル14の凹状長溝14aをスクリュー羽根3の回転方向に直交させてある。図5(イ)、(ロ)はノズルの他の実施例であって、ノズル15の先端面に左右に貫通するV状長溝15aが穿設してあり、V状長溝15aの中央部の底部にノズル孔15bが開口してある。スクリュー羽根3の回転方向に直交させるノズル15のV状長溝15aでも、汚泥がノズル孔15bに押込まれることがない。なお、ノズル15の周面に螺着用のネジ溝15cと、先端両側にノズル15の着脱用の切欠15dが設けてある。図6(イ)、(ロ)はノズルの他の実施例であって、ノズル16の先端部に円錐溝16aを設け、その底部にノズル孔16bを開口してある。ノズル16の先端部を円錐溝16aとしたので、スクリュー羽根3への取付け状態を考慮する必要がなく、スクリュー羽根3の回動による濃縮汚泥の押込みも防止できる。なお、ノズル16の周面に螺着用のネジ溝16cと、先端両側にノズル16の着脱用の切欠16dが設けてある。
図7(イ)、(ロ)はノズルの他の実施例であって、ノズル17の先端面に円筒凹溝17aが穿設してあり、その中心底部にノズル孔17bが開口してある。円筒凹溝17aの両側周部に一対の凹状溝17c、17cが設けてあり、凹状溝17cの軸線がノズル孔17bに交差させてある。ノズル17に穿設した円筒凹溝17aは凹状溝17cの概略2倍の深さとしてある。このノズル17の凹溝17aにゴムや樹脂等の可撓板18が嵌着してあり、可撓板18には凹状溝17cの軸線に沿って切込み18aが設けてある。可撓板18の表面をノズル17の周部の凹状溝17cの底面の高さに概略一致させてあり、スクリュー羽根3に螺着するノズル17は、その凹状溝17cと可撓板18の切込み18aをスクリュー羽根3の回転方向に直交させてある。
図8に示すように、ノズル17のノズル孔17bからろ過室5に噴射される無機凝集剤の液圧により可撓板18を伸縮させて切込み18aを開口させるようにしてある。図9に示すように、凝集剤を噴出しない時には、可撓板18の切込み18aが閉じており、濃縮汚泥がノズル孔17bに押込まれることがない。可撓板18の切込み18aは、可撓板18を前後に分割しても、あるいは、可撓板18の周縁部を残してスリットを入れても良いもので、汚泥の性状に応じて選択できる。ノズル17の周部の凹状溝17cも、V状溝としてもよいものである。なお、ノズル17の周面に螺着用のネジ溝17dを設けてある。
図10はスクリュープレスの処理フローであって、クッションタンク19に貯留する下水等の消化汚泥を汚泥ポンプ20で凝集混和槽21に圧入し、同時に高分子凝集剤の溶解槽22から薬注ポンプ23で凝集混和槽21に高分子凝集剤を供給する。凝集混和槽21の撹拌機24で消化汚泥と高分子凝集剤を混合してフロックを形成させ、この調質汚泥をスクリュープレス1に供給する。なお、符号25、26は、クッションタンク19と溶解槽22に配設した撹拌機である。
図1に示す、スクリュープレス1のろ過室5に供給された調質汚泥は、汚泥供給側からケーキ排出側に向かって、徐々に脱水が進む。そのため、入口側のスクリュー羽根3の1ピッチ目では、凝集フロックとろ液が混在している状況であり、2、3ピッチと進むにつれて、外筒2のスクリーン2aからろ液が排出されて含水率が85〜95%となり、脱水されたケーキの状態となる。さらに進むと、ケーキ中の水分が搾り出され、低含水率となってケーキは硬くなる。図1に示すように、スクリュープレス1の含水率が85〜95%となるスクリュー羽根3の1.0〜3.0ピッチ目の範囲で、スクリュー羽根3の羽根幅の1/5〜4/5の位置に、無機凝集剤の貯留槽27から薬注ポンプ28でポリ硫酸第二鉄を供給すると、スクリュー羽根3の移送力によりケーキがスクリュー羽根3の前面3bと外筒2のスクリーン2aの内面に摺設されて流動し、無機凝集剤のケーキへの混合が良好に行える。
無機凝集剤の薬液をろ過室5に注入する場合には、できるだけ均一に薬液をケーキに混入することが重要である。
スクリュー羽根3の入口側から1ピッチ目までは、注入した薬液が直ちにろ液と一緒に外筒2のスクリーン2aから流出するため、添加の効果が得られない。また、ろ過室5の排出側の低含水率となったケーキは、硬くなっているため、注入した薬液が混ざりにくい状態となり、やはり薬液添加の効果が得られにくい。注入薬液が比較的均一に混入するためには、スクリュー羽根3の始端部から1.0〜3.0ピッチ目、好ましくは、有効な羽根ピッチの範囲は1.5〜2.5ピッチの範囲に供給する必要がある。
スクリュー羽根3の羽根面からの供給において、スクリュー軸4の軸面近傍に供給したものは、スクリュー軸4の軸面に沿って薬液が移動し、1ピッチ目まで逆流した薬液はろ液と一緒に外筒2のスクリーン2aから流出する。或いは、スクリュー軸4の軸面に沿って移動した薬液が、スクリュー羽根3の裏面3aを通り、外筒2のスクリーン2aから排出され、ケーキとの混合効率が悪くなる。また、スクリュー羽根3の羽根先端部への薬液の供給では、直ちに外筒2のスクリーン2aから排出され、添加位置により混合効率が異なる。最も混合効率が良くなるのは、スクリュー羽根3の前面3bへの供給で、スクリュー羽根3の羽根高さ方向に対しては、スクリュー軸4の表面から羽根幅の1/5〜4/5の範囲への供給となる。
高分子凝集剤を撹拌混合した下水等の消化汚泥は、どの程度の含水率に濃縮した後、無機凝集剤を添加すれば効果があるかの実験をベルトプレスで行なった。先ず、
a.某浄化センターより発生する消化未洗浄汚泥(TS濃度2.20%w/w)に、添加率が1%対TSになるように高分子凝集剤を添加して凝集汚泥を作成した。
b.予め手絞りにて、含水率が93%、95%、87%、及び、85%になるように汚泥を濃縮脱水した。
c.ポリ硫酸第二鉄を12.8%添加したものをベルトプレスで脱水し、含水率の差を確認した。
d.スクリュープレスでは、脱水が進んだ位置でポリ硫酸第二鉄を添加した場合、添加位置以降のろ過室での脱水時間が短くなる。そこで、脱水時間の影響を見るために、ポリ硫酸第二鉄を添加しない消化未洗浄汚泥でも同様の処理をし、含水率の変化を確認することとした。
Figure 2006055819
表1はベルトプレスに供給した濃縮汚泥にポリ硫酸第二鉄を添加した時のケーキ含水率の低減効果を表した図表であって、縦軸に最終ケーキ含水率(%WB)、横軸にベルトプレス(VP)にポリ硫酸第二鉄投入前のケーキ含水率(%/TS)を表している。
表1に示すように、ベルトプレスによる実験結果は、
a.脱水途中にポリ硫酸第二鉄を添加しない場合、ベルトプレス投入前のケーキ含水率を変化させても、最終ケーキ含水率の差は0.4ポイント程度と僅かであった。脱水時間の影響によるものと思われる。
b.ポリ硫酸第二鉄を添加したケーキは、表に示すように、含水率が低いほどケーキ含水率の低減効果はあると判断できる。含水率95%程度までは差がないが、含水率87%程度になると効果は顕著となる。ベルトプレス投入前のケーキ含水率を低減しておくほど、最終のケーキ含水率は低減するという傾向であった。
ベルトプレスの実験結果に基づき、スクリュープレスで実験を行った。
a.消化汚泥に添加率1%対TSになるように高分子凝集剤を添加し、凝集汚泥を作成した。
b.外筒が60φの卓上スクリュープレスに凝集汚泥を投入し、ある程度スクリュー内の濃縮部に汚泥が充填された時点で、スクリュー羽根を0.5rpmの回転数で回転させた。
c.スクリュープレスの排出口からケーキが排出される時点から、スクリュー羽根の何ピッチ目のどの位置にポリ硫酸第二鉄を注入するかを検討した。
図11に示すように、ポリ硫酸第二鉄を添加するスクリュー羽根のピッチ数を1.5、2.5、3.5ピッチと変化させ、その位置の外筒のスクリーンからシリンジ(注射器)を用いてポリ硫酸第二鉄を添加して、脱水性の違いについて確認することとした。
a.ポリ硫酸第二鉄無添加(条件1)
b.ポリ硫酸第二鉄を1.5ピッチ目に添加(条件2)
c.ポリ硫酸第二鉄を2.5ピッチ目に添加(条件3)
d.ポリ硫酸第二鉄を3.5ピッチ目に添加(条件4)
スクリュー羽根のどの深さと、どの部分にポリ硫酸第二鉄を注入するのが効果的かを検討するため、外筒のスクリーンから注射器でポリ硫酸第二鉄を注入し、ケーキへの混ざり具合を確認することとした。図12及び図13に示すように、
a.針先はスクリュー羽根の前面(イ)と裏面(ロ)
b.ろ過室への針先の注入深さは、スクリュー軸の近傍まで入れた場合(ハ)c.スクリュー羽根の中央部まで浮かした場合(ニ)
d.外筒のスクリーン外面から注入した場合(ホ)
について実施した。運転終了後、スクリュー軸を抜いてケーキの状況を確認した。
a.スクリュー軸の近傍にポリ硫酸第二鉄を供給した時のケーキは、ケーキのスクリュー軸に接する部分は茶色に変化しており、ポリ硫酸第二鉄に接していることが伺える。ケーキ断面を観察しても、ポリ硫酸第二鉄の色は観察できず、ケーキ内に浸透していなかった。ポリ硫酸第二鉄の溶液は、殆んどろ液とともに羽根の裏側の空間から流れ出していた。
無機凝集剤の供給部は羽根の前面(排出側)に配設すべきである。
b.羽根中央部にポリ硫酸第二鉄を供給した時のケーキは、ケーキ断面にポリ硫酸第二鉄の色が観察でき、比較的ケーキ内部にもポリ硫酸第二鉄の着色があった。
c.外筒のスクリーンの近傍にポリ硫酸第二鉄を供給した時のケーキは、比較的ろ液への漏れは少なかったが、ケーキ内部への浸透が不足すると考えられる。
Figure 2006055819
表2はポリ硫酸第二鉄の投入位置と乾ケーキ処理量、含水率の関係を表した図表であって、縦軸に乾ケーキ処理量(Kg−DS/h)、横軸にポリ硫酸第二鉄の投入位置(ピッチ数)を表す。試験結果からの傾向としては、処理量の変動は僅かであるが、ポリ硫酸第二鉄の添加位置がスクリュー羽根の1.0〜3.0のピッチ数のところでケーキ含水率は低減することが分かる。
ポリ硫酸第二鉄をスクリュープレスのろ過室内に添加する場合、ポリ硫酸第二鉄がスクリュー軸に沿って羽根の裏側の空間から流れ出ることのない、また、外筒のスクリーンから流れ出ることのない、スクリュー羽根の前側のケーキ中央部付近へ注入するのが良いことが分かった。
また、ベルトプレスの実験結果から、表1に示すように、含水率85%〜95%、特に87%程度になるところへ無機凝集剤を供給するのが効果的である。表2に示すように、含水率85%〜95%程度になるスクリュープレスの位置は、入口側からスクリュー羽根の1.0〜3.0ピッチ当りとなる。
Figure 2006055819
上記の結果に基づき、某下水処理場で、外筒直径がΦ300のスクリュープレスの実機で、消化洗浄汚泥のろ過脱水を行った。表3は、消化洗浄汚泥の性能値であって、薬注条件を、
a.高分子凝集剤の一液のみを供給汚泥に添加
b.高分子凝集剤とポリ硫酸第二鉄の二液を供給汚泥に添加
c.高分子凝集剤を供給汚泥に添加後、ポリ硫酸第二鉄をろ過室に添加
の三つの薬注条件により、処理能力、ケーキ含水率、固形物回収率を測定した。
Figure 2006055819
表4は処理量と乾ケーキ含水率の関係であって、
高分子凝集剤の薬注率が、1.6%対TSの一液法の試験結果と、高分子凝集剤の薬注率を1.3〜1.4%対TS、ポリ硫酸第二鉄の薬注率20%対TSに設定した場合の二液法の試験結果を比較した。
縦軸に乾ケーキ処理量(kg−DS/h)、横軸にケーキ含水率(%WB)を表している。
高分子凝集剤単独添加に比較して、ろ過室にポリ硫酸第二鉄の添加により、含水率は3ポイント、処理能力は2倍以上となった。
また、ポリ硫酸第二鉄の前段添加とろ過室添加では、処理能力とケーキ含水率に大差はないが、ポリ硫酸第二鉄の添加率が60%程度に減少可能となった。
スクリュープレス1のろ過室5に供給された調質汚泥は、汚泥供給側からケーキ排出側に向かって、徐々に脱水が進む。そのため、入口側のスクリュー羽根3の1ピッチ目では、凝集フロックとろ液が混在している状況であり、2、3ピッチと進むにつれて、外筒2のスクリーン2aからろ液が排出されて殆ど無くなり、ケーキの状態となる。さらに進むと、ケーキ中の水分が搾り出されて、低含水率となってケーキは硬くなる。
上記の実験結果から、無機凝集剤の薬液をろ過室5に注入する場合には、できるだけ均一に薬液をケーキに混入することが重要である。スクリュー羽根3の入口側から1ピッチ目までは、注入した薬液が直ちにろ液と一緒に外筒2のスクリーン2aから流出するため、添加の効果が得られない。
また、ろ過室5の排出側では、ケーキが硬くなっているため、注入した薬液が混ざりにくい状態となり、やはり薬液添加の効果が得られにくい。
注入薬液が比較的均一に混入するためには、スクリュー羽根3の始端部から1.0〜3.0ピッチ目、好ましくは、有効な羽根ピッチの範囲は、1.5〜2.5ピッチの範囲に供給する必要がある。
スクリュー羽根3の羽根面からの供給は、スクリュー軸4の軸面近傍に供給したものは、スクリュー軸4の軸面に沿って薬液が移動し、1ピッチ目まで逆流した薬液はろ液と一緒に外筒2のスクリーン2aから流出する。或いは、スクリュー軸4の軸面に沿って移動した薬液が、スクリュー羽根3の裏面3aを通り、外筒2のスクリーン2aから排出され、ケーキとの混合効率が悪くなる。
そして、スクリュー羽根3の羽根先端部への薬液の供給では、直ちに外筒2のスクリーン2aから排出され、添加位置により混合効率が異なる。最も混合効率が良くなるのは、スクリュー羽根3の前面3bへの供給で、スクリュー羽根3の羽根高さ方向に対しては、スクリュー軸4の表面から羽根幅の1/5〜4/5の範囲への供給となる。
この発明は、高分子凝集剤で調質した汚泥が85〜95%の含水率に濃縮された濃縮汚泥中にスクリュー羽根の前面の羽根幅中央部付近から無機凝集剤を供給するので、水分負荷が軽減された濃縮汚泥に無機凝集剤が供給され、スクリュー羽根で撹拌しながら無機凝集剤をケーキ内部に浸透させ、凝集剤の節約と混合効率を高めることができる。そして、濃縮汚泥がスクリュー羽根に止着したノズルに押込まれることもない。従って、下水、し尿、あるいは食品生産加工廃水等の難ろ過性汚泥の圧搾脱水に適したスクリュープレスとなるものである。
この発明に係るスクリュープレスの縦断面図である。 同じく、スクリュー軸とスクリュー羽根に配設した無機凝集剤の供給装置の要部縦断面図である。 同じく、スクリュー羽根に止着した無機凝集剤の供給装置の取付け状態を示す一部切欠き側面図である。 同じく、スクリュー羽根に止着するノズルであって、(イ)は正面図、(ロ)は縦断面図である。 同じく、他の実施例のノズルであつて、(イ)は正面図、(ロ)は縦断面図である。 同じく、他の実施例のノズルであつて、(イ)は正面図、(ロ)は縦断面図である。 同じく、他の実施例のノズルであつて、(イ)は正面図、(ロ)は縦断面図である。 同じく、可撓板を配設したノズルの薬液供給時の作動状態を示す縦断面図である。 同じく、可撓板を配設したノズルの薬液供給停止時の縦断面図である。 同じく、スクリュープレスを用いた汚泥処理のフローチャートである。 同じく、外筒から無機凝集剤を添加するスクリュー羽根の位置を示す概念図である。 同じく、外筒から無機凝集剤を添加する羽根面の位置を示す概念図である。 同じく、外筒から無機凝集剤を添加する羽根幅の深さを示す概念図である。
符号の説明
2 外筒
2a スクリーン
3 スクリュー羽根
3b 前面
4 スクリュー軸
5 ろ過室
8 原液供給路
11 凝集剤供給路
14、15、16、17 ノズル
14a 凹状長溝
15a V状長溝
14b、15b、16b、17b ノズル孔
16a 円錐溝
18 可撓板
18a 切込み

Claims (6)

  1. スクリーン(2a)を張設した外筒(2)とスクリュー羽根(3)を巻き掛けたスクリュー軸(4)でろ過室(5)を形成し、ろ過室(5)の始端部に供給した汚泥を、スクリュー羽根(3)で移送しながらろ液を分離して、ろ過室(5)の終端部からケーキを取出すスクリュープレスにおいて、高分子凝集剤で調質した汚泥をろ過室(5)に供給し、85〜95%の含水率に濃縮した濃縮汚泥に、スクリュー羽根(3)の前面中央部から無機凝集剤を添加して圧搾脱水を行なうことを特徴とするスクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加方法。
  2. スクリーン(2a)を張設した外筒(2)とスクリュー羽根(3)を巻き掛けたスクリュー軸(4)でろ過室(5)を形成し、ろ過室(5)の始端部に供給した汚泥を、スクリュー羽根(3)で移送しながらろ液を分離して、ろ過室(5)の終端部からケーキを取出すスクリュープレスにおいて、スクリュー軸(4)に原液供給路(8)と凝集剤供給路(11)を形成し、原液供給路(8)をろ過室(5)の始端部に開口すると共に、スクリュー軸(4)に1.0〜3.0ピッチ巻き掛けたスクリュー羽根(3)の前面(3b)にノズル(14、15、16、17)を配設し、このノズル(14、15、16、17)に凝集剤供給路(11)を連通させたことを特徴とするスクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加装置。
  3. 上記ノズル(14、15、16、17)が、スクリュー羽根(3)の羽根幅の1/5〜4/5の高さに配設してあることを特徴とする請求項2に記載のスクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加装置。
  4. 上記ノズル(14、15)の先端部にスクリュー羽根(3)の回転方向に直交させた長溝(14a、15a)を設け、長溝(14a、15a)にノズル孔(14b、15b)を開口したことを特徴とする請求項2または3に記載のスクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加装置。
  5. 上記ノズル(16)の先端部に円錐溝(16a)を設け、円錐溝(16a)にノズル孔(16b)を開口したことを特徴とする請求項2または3に記載のスクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加装置。
  6. 上記ノズル(17)の先端面に切込み(18a)を有する可撓板(18)を貼着し、可撓板(18)の切込み(18a)をスクリュー羽根(3)の回転方向に直交させて、ノズル孔(17b)からの凝集剤の液圧により可撓板(18)の切込み(18a)を開口させることを特徴とする請求項2または3に記載のスクリュープレスにおけるろ過室への凝集剤の添加装置。
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