JP2006053873A - 機能装置、機能維持方法及び機能維持プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 FPGA等、プログラミングによって所要の機能を果たす機能装置に関し、継続して機能を維持させることができる機能装置、機能維持方法及び機能維持プログラムを提供する。
【解決手段】 複数の機能部(FPGA40、41)を備え、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替えることにより、機能を維持させる。複数の機能部、障害検出部(障害検出回路26、28)及び切替部(切替回路14、16)を備え、動作中の機能部と、待機中の機能部とを設定する。即ち、障害が発生した機能部を待機中にし、待機中であった機能部を動作させる。従って、機能部に生じた障害によるシステムの動作停止を伴うことなく、継続した機能を維持することができ、機能維持によりシステムの信頼性が高められる。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の機能部(FPGA40、41)を備え、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替えることにより、機能を維持させる。複数の機能部、障害検出部(障害検出回路26、28)及び切替部(切替回路14、16)を備え、動作中の機能部と、待機中の機能部とを設定する。即ち、障害が発生した機能部を待機中にし、待機中であった機能部を動作させる。従って、機能部に生じた障害によるシステムの動作停止を伴うことなく、継続した機能を維持することができ、機能維持によりシステムの信頼性が高められる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、FPGA(Field Programmable Gate Arrays)等、プログラミングによって所要の機能を果たす機能装置に関し、特に、ソフトウェアエラー等の障害を克服して継続的な機能維持を成し得る機能装置、機能維持方法及び機能維持プログラムに関する。
FPGAは、周知のように、外部から提供されるプログラムによりデバイス内部の回路情報を電気的に書込みが可能であり、その回路情報により所要の回路機能を果たす集積回路装置である。
このようなFPGAは、回路情報を保持するためのRAM(Random-Access Memory)を備え、このRAMにはSRAM(Static RAM)が用いられている。このSRAMは、最近の電源電圧の低電圧化、集積回路の微細化に伴い、個々の電荷量が小さくなっているため、ソフトウェアエラーの発生のおそれがある。書き込まれた回路情報がソフトウェアエラー等、何等かの電気的要因で変化すると、FPGAの回路動作に異常を来し、正常な機能を復旧させるにはシステムを停止させ、FPGA内部に設置されているSRAMの記憶内容の修正、即ち、回路情報の再書込みが必要である。
ところで、FPGAや、その機能回復に関し、次のような特許文献が存在する。
特開平9−62528号公報
特開平8−44581号公報
既述の通り、FPGAに書き込まれている回路情報がソフトウェアエラー等、何等かの電気的要因で変化した際に、FPGAの機能復旧には、SRAMの記憶内容の修正や再書込みが必要となるが、斯かる処理にはシステムの一時停止及び再立上げを余儀なくされる等、これは厄介なことである。
ところで、特許文献1には、機能装置の出荷後、サービス中又は運用中の自己修復を可能にすることが開示されている。即ち、機能装置として例えば、機能部品及びパッケージ装置を並列的に複数系統に亘って設け、それらのうちの1系統を使用し、他系統を障害時のバックアップ系統とし、使用系統に障害が生じたときにはバックアップ系統に機能を代行させている。また、この特許文献1には、機能装置として集積回路装置を用いること、また、集積回路装置としてFPGAが例示されており、このFPGAにおいて、障害発生の検出及びその判定、それに基づく機能回復についても開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された自己修復装置では、機能障害を呈した機能部品又はパッケージ装置等が本質的に自己回復をすることができないので、バックアップ系統を使用しているときには障害を呈した系統はバックアップ系統として使用することができないこと、バックアップ系統を1系統しか用意していない場合には、障害発生時、バックアップ系統のない非冗長運転状態となること、また、複数系統のバックアップ系統が存在している場合にも障害を生じると、バックアップ系統が減少してしまうこと、斯かる状態を回避するためには、速やかな修理が必要であることが開示されており、バックアップ系統を備えることの不完全性が指摘されている。
また、この自己修復装置では、機能回路部、障害検出部、内部メモリ、定義処理部等を備え、内部メモリには機能回路部の機能を実現するための機能を定義する複数のレイアウトパターン定義情報が格納され、定義処理部は、障害検出部からの障害領域の判別結果に基づき、内部メモリに格納されたレイアウトパターン定義情報から、障害が発生した分割領域を含まない定義情報に従って機能回路部を再定義する、という構成を以て自己修復による機能回復を実現しているにすぎない。
また、特許文献2は、自己修復機能付き情報処理装置について開示され、複数のFPGAを備えて構成することにより、障害発生に基づき、FPGAを再構成することを開示しているにすぎない。
そこで、本発明は、FPGA等、プログラミングによって所要の機能を果たす機能装置に関し、継続して機能を維持させることができる機能装置、機能維持方法及び機能維持プログラムを提供することを目的としている。
また、本発明の他の目的は、ソフトウェアエラー等の障害発生に対し、動作停止の防止を図ることにある。
また、本発明の他の目的は、ソフトウェアエラー等による障害発生に対し、正常な機能を継続しながら、機能回復を図ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の機能装置の第1の特徴事項は、複数の機能部を備え、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替えることにより、機能を維持させることである。即ち、複数の機能部、障害検出部及び切替部が備えられている。機能部は、書込まれた回路情報により所要の機能を果たす構成であり、機能部を複数で編成することは、動作中の機能部と、待機中の機能部とを設定することができる。障害検出部は、各機能部のうち、動作中の機能部の障害の発生を検出する。そして、切替部は、障害検出部の障害の検出により、障害が生じた機能部から待機中の機能部に切り替える。即ち、障害が発生した機能部を待機させ、待機中であった機能部を動作させる。従って、機能部に生じた障害によるシステムの動作停止を伴うことなく、継続した機能を維持することができ、機能維持によりシステムの信頼性が高められる。
上記目的を達成するため、本発明の機能装置の第2の特徴事項は、障害を生じた機能部の機能を復旧させることである。即ち、前記障害が生じた前記機能部の機能を復旧させる機能復旧部を備える構成とすれば、前記障害を生じた前記機能部を動作系から外すことにより、機能復旧部により機能を復旧させ、正常な機能を備えた機能部を次の動作に備えて待機させることができる。これにより、継続的且つ正常な機能を維持することが可能である。
上記目的を達成するため、本発明の機能装置の第3の特徴事項は、複数の機能部を備え、定期的に動作中の機能部を動作系から外し、待機中の機能部を動作系に復帰させることにより、機能を維持させることである。即ち、複数の機能部、切替タイミング検出部及び切替部が備えられている。機能部は既述した通り、書込まれた回路情報により所要の機能を果たす構成であり、機能部を複数で編成することは、動作中の機能部と、待機中の機能部とを設定することができる。切替タイミング検出部は、これら機能部のうち、動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する。そして、切替部は、切替タイミング検出部が検出した前記切替タイミングに基づき、動作中の機能部を待機させ、待機中の前記機能部を動作系に復帰させる。従って、システムの動作停止を伴うことなく、複数の機能部を切り替えて動作させるので、継続した機能を維持することができ、また、単一の機能部の継続使用に比較し、システムの信頼性の向上が図られる。
そして、上記目的を達成するため、本発明の機能維持方法は、書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させる処理と、動作中の前記機能部の障害を検出する処理と、前記障害の検出により、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替える処理とを含む構成である。この機能維持方法は、既述した本発明の機能装置の第1の特徴事項に対応するものである。このような処理によっても、機能部に生じた障害によるシステムの動作停止を伴うことなく、継続した機能を維持することができ、機能維持によりシステムの信頼性が高められるものである。
また、上記目的を達成するため、本発明の機能維持プログラムは、書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させるステップと、動作中の前記機能部に発生した障害を表す情報を取り込むステップと、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替えるステップとを含み、これらステップをコンピュータに実行させる構成である。斯かるプログラムによっても、機能部に生じた障害によるシステムの動作停止を伴うことなく、継続した機能を維持することができ、機能維持によりシステムの信頼性が高められるものである。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 回路情報の書込みにより所要の回路機能を果たす複数の機能部が備えられ、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替えるので、障害発生によるシステム停止を伴うことなく、継続して機能を維持することができ、システムの信頼性向上を図ることができる。
(2) 障害が発生した機能部の機能を復旧させる構成とすれば、待機中の機能部を正常状態に維持することができ、機能維持の継続性を向上させ、システムの信頼性を高めることができる。
(3) 回路情報の書込みにより所要の回路機能を果たす複数の機能部が備えられ、定期的に動作中の機能部から待機中の機能部に切り替えるので、継続して機能維持を図ることができ、システムの信頼性向上を図ることができる。
第1の実施形態
本発明の第1の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る機能装置を示し、図2は、本発明の第1の実施形態に係る機能維持方法及び機能維持プログラムを示している。
本発明の第1の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る機能装置を示し、図2は、本発明の第1の実施形態に係る機能維持方法及び機能維持プログラムを示している。
この機能装置2には、プログラミングによって所要の回路機能を果たす複数の機能部として、第1及び第2のFPGA(Field Programmable Gate Arrays)40、41が設置されている。ここで、FPGA40、41は、回路情報を電気的に書き替えることが可能であり、書き込まれた回路情報によって所要の回路機能を果たす、プログラム可能な集積回路装置である。即ち、各FPGA40、41には回路情報の書込みが可能な機能記憶部として例えば、RAM(Random-Access Memory)5を備えている。また、FPGA40、41を含むシステムとしての機能装置2もFPGA40、41と同様に集積回路装置として構成される。即ち、この機能装置2は、二つのFPGA40、41からFPGAの二重化構成であって、これらFPGA40、41を定期的に一方を動作させ、他方を待機させることにより、また、動作中のものに障害が発生した場合に、それに代わって待機中のものを動作させることにより、継続した機能を実現している。この実施形態では、説明の便宜上、FPGA40を0系、FPGA41を1系と称し、機能装置2を含むシステムと協動関係にあるものを動作(ACT)系又は動作中、協動関係を外れて待機しているものを待機(SBY)系又は待機中と称する。
そこで、この機能装置2では、定期的にFPGA40、41の一方を動作系、他方を待機系に交互に切り替える構成と、動作系のFPGA40又はFPGA41に障害が発生した場合に、障害が発生した動作系を待機状態に切り替え、待機中であったFPGA40又はFPGA41を動作系に切り替えて機能を継続させる構成とを備えている。
定期的にFPGA40、41の一方を有効、他方を無効に切り替える構成として、このFPGA40、41の切替タイミングを検出する切替タイミング検出部として定期切替回路6が設置されている。この定期切替回路6は、タイマー回路8からのクロック信号CKを受けて計時動作により切替タイミングを検出し、切替信号SWを発生する。この切替信号SWについて、FPGA40、41を交互に切り替えることから、動作中のFPGA40から待機中のFPGA41に切り替える場合(0→1系切替え)には切替信号SW01、動作中のFPGA41から待機中のFPGA40に切り替える場合(1→0系切替え)には切替信号SW10を発生させている。
これら切替信号SW01、SW10は、制御部10のCPU(Central Processing Unit )12、FPGA40、41及び切替回路14、16に加えられ、切替タイミングの発生を表すとともに、FPGA40、41に対してはリセット信号、切替回路14、16に対しては切替信号となる。制御部10は、CPU12、ROM(Read-Only Memory)18、RAM(Random-Access Memory)20等を備えて情報処理を行うコンピュータであって、機能装置2の全システムのシーケンス動作を司る。この場合、CPU12に取り込まれた切替信号SW01、SW10の取込み、切替回路14、16の切替え状態はRAM20に格納される。ROM18には、このような情報処理を実行するためのプログラムが格納されている。
そして、切替回路14はFPGA40、41のデータ入力側、切替回路16はそのデータ出力側に設置されてFPGA40、41の一方を動作系、他方を待機系に切り替える第1及び第2の切替部を構成している。切替回路14は、切替信号SW01又はSW10の到来を契機に入力データDinをFPGA40又はFPGA41に切り替える。例えば、切替信号SW01が到来すれば、動作系のFPGA40が待機系となり、待機系のFPGA41が動作系に切り替えられることになり、また、切替信号SW10が到来すれば、動作系のFPGA41が待機系となり、待機系のFPGA40が動作系に切り替えられることになる。また、切替回路16は、切替信号SW01又はSW10の到来を契機に出力データDout の取出しが切り替えられる。例えば、切替信号SW01が到来すれば、動作系のFPGA40が待機系となり、待機系のFPGA41が動作系に切り替えられることになり、また、切替信号SW10が到来すれば、動作系のFPGA41が待機系となり、待機系のFPGA40が動作系に切り替えられることになるので、切替信号SW01又はSW10の到来を契機に入力データDin及び出力データDout の取出しが同時に切り替えられることにより、FPGA40、41の何れか一方が動作系又は待機系に切り替えられ、動作系のFPGA40、41に対して入力データDinが加えられ、それに対応した出力データDout の取出しが行われる。
そして、切替回路14の前段には入力データDinを保持するデータ保持回路22が設置され、また、切替回路16の後段には出力データDout を保持するデータ保持回路24が設置されている。これらデータ保持回路22、24は、対応するデータを所定時間だけ保持し、時間の経過により、保持しているデータを更新する。即ち、データ保持回路22には動作系のFPGA40又は41に切替回路14を通して加えられる入力データDINが保持され、データ保持回路24には動作系のFPGA40又は41から切替回路16を通して取り出される出力データDout が保持される。このようなデータ保持により、既述したFPGA40、41の切替えによる入力データDin又は出力データDout の欠落を防止することができる。
また、FPGA40、41の障害発生を契機とする切替えに係る構成として、FPGA40には障害発生を検出する障害検出部として0系障害検出回路26、FPGA41には障害発生を検出する障害検出部として1系障害検出回路28が設置されている。0系障害検出回路26は、動作系のFPGA40についての障害を検出し、例えば、FPGA40の内部に書き込まれた回路情報がソフトウェアエラー等、何らかの電気的要因で生じた動作異常を検出し、障害検出信号を発生する。同様に、1系障害検出回路28は、動作系のFPGA41についての障害を検出し、例えば、FPGA41の内部に書き込まれた回路情報がソフトウェアエラー等、何らかの電気的要因で生じた動作異常を検出し、障害検出信号を発生する。
これら0系障害検出回路26又は1系障害検出回路28が発生した障害検出信号は、CPU12、FPGA40、41及び切替回路14、16に加えられており、障害発生を表すとともに、FPGA40、41に対してはリセット信号、切替回路14、16に対しては切替信号となる。即ち、0系障害検出回路26が障害を検出した場合には、FPGA40をリセットして動作系から待機系に切り替えるとともに、切替回路14、16を切り替え、入力データDinを待機系のFPGA41に加え、その出力データDout を取り出す。また、1系障害検出回路28が障害を検出した場合には、FPGA41をリセットして動作系から待機系に切り替えるとともに、同様に、切替回路14、16を切り替え、入力データDinを待機系のFPGA40に加え、その出力データDout を取り出す。
そして、各FPGA40、41に書き込むべき回路情報を格納している記憶部としてConfigROM(以下単に「ROM」と称する)30が設置され、このROM30は、各FPGA40、41の初期化に用いられるとともに、障害が生じたFPGA40、41の機能を復旧させる点で機能復旧部、回路情報の再書込みを行う点で再書込み部を構成している。この実施形態では、障害発生又は定期切替えにより待機系のFPGA40、41に対してROM30から回路情報の再書込みが行われる構成である。
このような構成において、定期切替回路6には、タイマー回路8からのクロック信号CKを基礎として切替信号SW01、SW10が形成される。切替信号SW01、SW10によって切替回路14、16が切り替えられるとともに、切替信号SW01により、FPGA40がリセットされて待機系となるとともに、FPGA41が動作系に切り替えられる。また、切替信号SW10により、FPGA41がリセットされて待機系となるとともに、FPGA40が動作系に切り替えられる。この結果、FPGA40、41は選択的に動作系、待機系に切り替えられ、この切替えは、切替信号SW01、SW10に設定された所定時間例えば、12時間毎に実行される。
例えば、FPGA40が動作系、FPGA41が待機系にあるものとすれば、FPGA40に対して入力データDinが加えられ、そのFPGA40から出力データDout が取り出される。この場合、入力データDinはデータ保持回路22に保持されて切替回路14を通してFPGA40に加えられ、また、FPGA40の出力データDout は、切替回路16を通してデータ保持回路24に保持されて出力される。同様に、FPGA41が動作系、FPGA40が待機系にあるものとすれば、FPGA41に対して入力データDinが加えられ、そのFPGA41から出力データDout が取り出される。この場合、入力データDinはデータ保持回路22に保持されて切替回路14を通してFPGA41に加えられ、また、FPGA41の出力データDout は、切替回路16を通してデータ保持回路24に保持されて出力される。
そして、待機系に移行したFPGA40又はFPGA41には、ROM30から回路情報が提供され、コンフィギュレーション処理として回路情報の再書込みが行われた後、待機状態を維持する。
また、このような定期的な切替えに加え、動作中にあるFPGA40に障害が発生し、その障害が0系障害検出回路26に検出されると、この0系障害検出回路26から切替信号が出力され、この切替信号によって、FPGA40がリセットされるとともに、切替回路14、16がFPGA41側に切り替えられる。この結果、FPGA40が待機系、FPGA41が動作系となり、入力データDinがFPGA41に加えられ、このFPGA41から出力データDout が取り出される。
また、動作中にあるFPGA41に障害が発生し、その障害が1系障害検出回路28に検出されると、この1系障害検出回路28から切替信号が出力され、この切替信号によって、FPGA41がリセットされるとともに、切替回路14、16がFPGA40側に切り替えられる。この結果、FPGA41が待機系、FPGA40が動作系となり、入力データDinがFPGA40に加えられ、このFPGA40から出力データDout が取り出される。
そして、障害が発生したことにより、待機系に移行したFPGA40又はFPGA41には、ROM30から回路情報が提供され、コンフィギュレーション処理として回路情報の書込みが行われ、機能回復の後、待機状態を維持する。
このように複数の機能部としてFPGA40、41を備え、定期的に一方を動作系、他方を待機系に切り替え、待機系のFPGA40又は41にコンフィギュレーション処理を施し、また、動作系のFPGA40又は41の障害の発生を監視し、障害が発生したものを待機系に切り替え、待機系のFPGA40又は41にコンフィギュレーション処理を施して待機させるので、機能の継続的な維持とともに、システムの信頼性が高められる。
次に、この機能装置2の構成を前提に、機能維持方法及び機能維持プログラムについて、図2を参照して説明する。
電源の投入により、機能装置2の全システムを動作状態に移行させ、FPGA40、41の初期化処理として、FPGA40のコンフィギュレーション処理の実行により(ステップS1)、この処理の結果、FPGA40が動作系となる(ステップS2)。このFPGA40の動作系への移行を受け、FPGA41のコンフィギュレーション処理が実行され(ステップS3)、この処理の結果、FPGA41は待機系となる(ステップS4)。これらFPGA40、41のコンフィギュレーション処理は、FPGA40、41に対してROM30から回路情報が提供され、内蔵されているRAM5に対してROM30から読み出した回路情報の書込みが行われる。
これらコンフィギュレーション処理の後、FPGA40、41の動作処理として、定期切替回路6の切替信号SW01又はSW10により、FPGA40、41の何れか一方が動作系、他方が待機系に設定される。この結果、動作中のFPGA40又はFPGA41に入力データDinが加えられ、出力データDout が動作中のFPGA40又はFPGA41から取り出される。
これら動作系又は待機系にあるFPGA40、41について、0系障害検出回路26、1系障害検出回路28の出力により障害が発生しているか否かの判定が行われる。即ち、FPGA40に障害が生じているか否かの判定が行われ(ステップS5)、FPGA40に障害が発生していない場合には、FPGA41に障害が生じているか否かの判定処理が行われる(ステップS6)。
FPGA40、41の何れにも障害が生じていない場合には、FPGA40、41の一方を動作系、他方を待機系にするための定期切替タイミングか否かの判定処理が行われ(ステップS7)、この切替タイミングが発生していない場合には、切替タイミングが到来するまで、ステップS5ないしステップS7の処理を繰り返す。
切替タイミングが到来すると、FPGA40、41の両系に障害が発生しているか否かを判定する(ステップS8)。FPGA40、41の何れかに障害が発生している場合も、ステップS8の処理が実行される。そして、両系に障害が発生している場合には、ステップS1に戻り、既述の処理を再度実行する。
FPGA40、41の何れにも障害が発生していない場合には、FPGA40、41のうち、現在何れが動作中であるか否かを判定し(ステップS9)、この判定処理により、現在、FPGA40が動作系にある場合には、FPGA41が動作系に切り替えられ(ステップS10)、このとき、動作系にあったFPGA40は待機系に切り替えられる。待機系に移行しているFPGA40には、コンフィギュレーション処理が実行され(ステップS11)、ステップS5に戻る。この場合、FPGA40に障害が発生し(ステップS5)、待機系に移行している場合にも同様にFPGA40に対してコンフィギュレーション処理が実行される。また、この判定処理(ステップS9)により、現在、FPGA41が動作系にある場合には、FPGA40が動作系に切り替えられ(ステップS12)、このとき、動作系にあったFPGA41は待機系に切り替えられる。待機系に移行しているFPGA41には、コンフィギュレーション処理が実行され(ステップS13)、ステップS5に戻る。この場合、FPGA41に障害が発生し(ステップS6)、待機系に移行している場合にも同様にFPGA41に対してコンフィギュレーション処理が実行されることは言うまでもない。
次に、機能維持方法又は機能維持プログラムに関し、その基本的な動作について、図3を参照して説明する。図3は、障害が発生していない場合の基本動作を示し、AはFPGA40側の動作、BはFPGA41側の動作を示している。
電源が投入されると、FPGA40に対するコンフィギュレーション(コンフィグ)処理の後、FPGA40が動作系(ACT)となる。このFPGA40の動作系への移行に伴い、FPGA41のコンフィギュレーション処理が実行され、FPGA41は待機系(SBY)となる。
このような動作が継続して行われて所定時間が経過すると、定期切替えが実行される。この結果、待機中のFPGA41が動作系(ACT)となり、動作系であったFPGA40は、待機系(SBY)に移行し、コンフィギュレーション処理の後、その待機状態が維持される。また、この状態から所定時間が経過すると、定期切替えが実行されて、待機中のFPGA40が動作系となり、動作系であったFPGA41は、待機系に移行した後、コンフィギュレーション処理が施され、その待機状態が維持される。このような動作は、電源が解除されるまで実行される。
次に、機能維持方法又は機能維持プログラムに関し、定期切替え前の障害発生に対応する動作について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、定期切替え前に0系に障害が発生した場合の動作を示し、AはFPGA40側の動作、BはFPGA41側の動作を示している。また、図5は、定期切替え前に1系に障害が発生した場合の動作を示し、AはFPGA40側の動作、BはFPGA41側の動作を示している。
図4に示すように、電源が投入された後の動作は既述の通りである。この場合、定期切替え前に動作中のFPGA40に障害が発生すると、待機中のFPGA41が動作系(ACT)に切り替えられ、障害が発生したFPGA40は、待機系(SBY)に移行した後、コンフィギュレーション処理が施され、その待機状態が維持される。また、この状態から所定時間が経過すると、定期切替えが実行されて、待機中のFPGA40が動作系(ACT)に切り替えられ、動作系になったFPGA41は、コンフィギュレーション処理の後、待機系(SBY)となる。このような動作は、電源が解除されるまで実行される。
また、図5に示すように、電源が投入された後の動作は既述の通りである。定期切替え前に待機中のFPGA41に障害が発生すると、障害が発生したFPGA41には再度、コンフィギュレーション処理が実行され、この処理の後、待機状態が維持される。また、この状態から所定時間が経過すると、定期切替えが実行されて、待機中のFPGA41が動作系となり、動作系であったFPGA40は、コンフィギュレーション処理の後、待機系となる。このような動作は、同様に、電源が解除されるまで実行される。
次に、機能維持方法又は機能維持プログラムに関し、0系から1系に定期切替え後の障害発生に対応する動作について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、0系から1系に定期切替え後、待機中の0系に障害が発生した場合を示し、AはFPGA40側の動作、BはFPGA41側の動作を示している。また、図7は、0系から1系に定期切替え後、動作中の1系に障害が発生した場合の動作を示し、AはFPGA40側の動作、BはFPGA41側の動作を示している。
図6に示すように、電源が投入された後の動作は既述の通りである。0系から1系に定期切替え後、待機中のFPGA40に障害が発生すると、障害が発生したFPGA40には、再度、コンフィギュレーション処理が施され、この処理の後、待機状態が維持される。また、この状態から所定時間が経過すると、定期切替えが実行されて、待機中のFPGA40が動作系となり、動作系であったFPGA41は、コンフィギュレーション処理の後、待機系となる。このような動作は、同様に、電源が解除されるまで実行される。
図7に示すように、電源が投入された後の動作は既述の通りである。0系から1系に定期切替え後、動作中のFPGA41に障害が発生すると、待機中であったFPGA40を動作系に復帰させ、障害が発生したFPGA41は、待機系に移行した後、コンフィギュレーション処理が施されて待機状態が維持される。また、この状態から所定時間が経過すると、定期切替えが実行されて、待機中のFPGA41が動作系となり、動作系であったFPGA40は、コンフィギュレーション処理の後、待機系となる。このような動作は、同様に、電源が解除されるまで実行される。
次に、機能維持方法又は機能維持プログラムに関し、1系から0系に定期切替え後の障害発生に対応する動作について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、1系から0系に定期切替え後、0系に障害が発生した場合を示し、AはFPGA40側の動作、BはFPGA41側の動作を示している。また、図9は、1系から0系に定期切替え後、1系に障害が発生した場合の動作を示し、AはFPGA40側の動作、BはFPGA41側の動作を示している。
図8に示すように、電源が投入された後の動作は既述の通りである。1系から0系に定期切替え後、動作中のFPGA40に障害が発生すると、待機中であったFPGA41を動作系に復帰させ、障害が発生したFPGA40は、待機系に移行した後、コンフィギュレーション処理が施されて待機状態が維持される。また、この状態から所定時間が経過すると、定期切替えが実行されて、待機中のFPGA40が動作系となり、動作系であったFPGA41は、コンフィギュレーション処理の後、待機系となる。このような動作は、電源が解除されるまで実行される。
図9に示すように、電源が投入された後の動作は既述の通りである。1系から0系に定期切替え後、待機中のFPGA41に障害が発生すると、障害が発生したFPGA41には、再度、コンフィギュレーション処理が施され、この処理の後、待機状態が維持される。また、この状態から所定時間が経過すると、定期切替えが実行されて、待機中のFPGA41が動作系となり、動作系であったFPGA40は、コンフィギュレーション処理の後、待機系となる。このような動作は、同様に、電源が解除されるまで実行される。
次に、これら機能維持方法又は機能維持プログラムに関し、0系及び1系の両系の障害発生に対応する動作について、図10を参照して説明する。図10は、0系及び1系の両系に障害が発生した場合を示し、AはFPGA40側の動作、BはFPGA41側の動作を示している。
電源が投入された後の基本動作は既述の通りである。この場合、例えばFPGA40が動作系、FPGA41が待機系である場合、0系及び1系の双方に障害が発生すると、動作中であったFPGA40の動作を停止してコンフィギュレーション処理の後、このFPGA40を動作系に設定する。これを受けて、待機中であったFPGA41にコンフィギュレーション処理を施し、再び待機状態に維持される。また、この状態から所定時間が経過すると、定期切替えが実行されて、待機中のFPGA41が動作系となり、動作系であったFPGA40は、コンフィギュレーション処理の後、待機系となる。このような動作は、同様に、電源が解除されるまで実行される。
このような動作シーケンスについて、図11を参照して説明する。図11は、機能装置の動作シーケンスを示している。
このシーケンスでは、電源投入(PW−ON)及びリセットの状態C1、FPGA40の待機状態C2、FPGA40の動作状態C3、FPGA41の待機状態C4、FPGA41の動作状態C5の各状態を含んでいる。
そこで、電源を投入すると(PW−ON)、FPGA40のコンフィギュレーションの実施後、FPGA41のコンフィギュレーションが実施され、この電源投入からFPGA40は待機状態C2に移行する(ステップS101)。FPGA40の待機状態C2では、FPGA40のコンフィギュレーション処理が実行される。また、FPGA40は、待機状態C2から動作状態C3に移行し(ステップS102)、この動作状態C3では、電源投入後の処理、定期切替え時、FPGA41の障害時、両系の障害時の処理が実行される。FPGA40が動作状態C3から待機状態C2に移行する場合(ステップS103)では、障害復旧時のコンフィギュレーション処理が実行される。
また、FPGA40の動作状態C3から、FPGA41の待機状態C4への移行(ステップS104)は、FPGA40に障害発生又は定期切替えの場合である。また、FPGA41の待機状態C4では、FPGA41のコンフィギュレーション処理が実行される。また、FPGA41は、待機状態C4から動作状態C5に移行し(ステップS105)、この動作状態C5では、電源投入後の処理、定期切替え時、FPGA40の障害時、両系の障害時の処理が実行される。FPGA41が動作状態C5から待機状態C4に移行する場合(ステップS106)では、障害復旧時のコンフィギュレーション処理が実行される。FPGA41の動作状態C5からFPGA40の待機状態C2への移行(ステップS107)は、FPGA40に障害発生又は定期切替えの場合である。
また、両系に障害が発生した場合には、FPGA40のコンフィギュレーションの実施後、FPGA41のコンフィギュレーションを実施し(ステップS108)、電源解除(PW−OFF)で全ての動作を停止し、状態C1に戻る(ステップS109)。
第2の実施形態
本発明の第2の実施形態について、図12及び図13を参照して説明する。図12は、第2の実施形態に係る機能装置を示し、図13は、第2の実施形態に係る機能維持方法及び機能維持プログラムを示している。
本発明の第2の実施形態について、図12及び図13を参照して説明する。図12は、第2の実施形態に係る機能装置を示し、図13は、第2の実施形態に係る機能維持方法及び機能維持プログラムを示している。
この実施形態に係る機能装置2は、第1の実施形態に係る機能装置2(図1)から障害発生による切替えを除いて構成し、定期的にFPGA40、41の一方を動作系、他方を待機系に交互に切り替え、待機中のFPGA40又はFPGA41にコンフィグレーション処理を施す構成としたものである。第1の実施形態に係る機能装置2(図1)と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
そこで、この機能装置2では、図13に示すように、定期的なFPGA40、41の 動作切替え及びコンフィグレーション処理が実行されている。
既述した通り、電源の投入により、機能装置2の全システムが動作状態に移行し、初期化処理として、FPGA40のコンフィギュレーション処理の実行(ステップS21)の後、初期化されたFPGA40が動作系となる(ステップS22)。この動作系への移行を受け、FPGA41のコンフィギュレーション処理の実行(ステップS23)の後、FPGA41は待機系となる(ステップS24)。これらFPGA40、41のコンフィギュレーション処理は、FPGA40、41に対してROM30から提供された回路情報をRAM5に書き込むことにより行われる。
これらコンフィギュレーション処理の後、FPGA40、41の動作処理として、定期切替回路6の切替信号SW01又はSW10により、FPGA40、41の何れか一方が動作系、他方が待機系に設定される。この結果、動作中のFPGA40又は41に入力データDinが加えられ、出力データDout が動作中のFPGA40又は41から取り出される。
このようにFPGA40が動作系、FPGA41が待機系に維持されて所要の機能動作が継続すると、定期切替タイミングの到来についての判定が実行される(ステップS25)。そして、切替タイミングが到来すると、FPGA40、41のうち、現在何れが動作中であるか否かが判定され(ステップS26)、この判定処理により、現在、FPGA40が動作系にある場合には、FPGA41が動作系に切り替えられ(ステップS27)、このとき、動作系にあったFPGA40は、待機系に切り替えられる。待機系に移行しているFPGA40には、コンフィギュレーション処理が実行され(ステップS28)、ステップS25に戻る。
また、判定処理(ステップS26)により、現在、FPGA41が動作系にある場合には、FPGA40が動作系に切り替えられ(ステップS29)、待機系に切り替えられたFPGA41には、コンフィギュレーション処理が実行され(ステップS30)、ステップS25に戻る。
このようにFPGA40が動作系となると、FPGA41は待機系となり、コンフィグレーション処理が実行される。また、次のタイミングでは、動作系にあったFPGA40が待機系に切り替えられてコンフィグレーション処理が実行され、待機系にあったFPGA41が動作系となる。このように動作切替えが所定時間毎に継続的に行われるので、コンフィグレーション処理により機能が保証されたFPGA40、41が継続的に切り替えられ、機能の信頼性が高められる。
第3の実施形態
本発明の第3の実施形態について、図14及び図15を参照して説明する。図14は、第3の実施形態に係る機能装置を示し、図15は、第3の実施形態に係る機能維持方法及び機能維持プログラムを示している。
本発明の第3の実施形態について、図14及び図15を参照して説明する。図14は、第3の実施形態に係る機能装置を示し、図15は、第3の実施形態に係る機能維持方法及び機能維持プログラムを示している。
この実施形態に係る機能装置2は、第1の実施形態に係る機能装置2(図1)から定期切替えの構成を除き、障害時の切替えのみとしたものである。即ち、FPGA40又はFPGA41が動作系にある場合に障害が発生すると、待機中のFPGA40又はFPGA41に切り替え、待機中のFPGA40又はFPGA41にコンフィグレーション処理を施す構成としたものである。第1の実施形態に係る機能装置2(図1)と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
そこで、この機能装置2では、図15に示すように、障害発生時に、FPGA40、41の動作切替えとともに、コンフィグレーション処理が実行されている。
既述した通り、電源の投入により、機能装置2の全システムが動作状態に移行し、初期化処理として、FPGA40のコンフィギュレーション処理の実行(ステップS31)の後、初期化されたFPGA40が動作系となる(ステップS32)。この動作系への移行を受け、FPGA41のコンフィギュレーション処理の実行(ステップS33)の後、FPGA41は待機系となる(ステップS34)。これらFPGA40、41のコンフィギュレーション処理は、FPGA40、41に対してROM30から提供された回路情報をRAM5に書き込むことによって行われる。
これらコンフィギュレーション処理の後、FPGA40、41の動作処理として、FPGA40、41の何れか一方が動作系、他方が待機系に設定される。この結果、動作中のFPGA40又は41に入力データDinが加えられ、出力データDout が動作中のFPGA40又は41から取り出される。
これら動作系又は待機系にあるFPGA40、41について、0系障害検出回路26、1系障害検出回路28の出力により障害が発生しているか否かの判定が行われる。この実施形態では、先ず、FPGA40に障害が生じているか否かの判定が行われ(ステップS35)、FPGA40に障害が発生した場合には、FPGA41が動作系に切り替えられ(ステップS36)、待機系に移行したFPGA40にコンフィギュレーション処理が実行され(ステップS37)、ステップS35に戻る。
また、FPGA40に障害が生じていない場合には、FPGA41に障害が発生しているか否かの判定が行われ(ステップS38)、FPGA41に障害が発生した場合には、FPGA40が動作系に切り替えられ(ステップS39)、待機系に移行したFPGA41にコンフィギュレーション処理が実行され(ステップS40)、ステップS35に戻る。
このように動作系にあるFPGA40に障害が発生すると、FPGA41が動作系となるとともに、待機系に移行したFPGA40にコンフィグレーション処理が実行され、また、動作系にあるFPGA41に障害が発生すると、FPGA40が動作系となるとともに、待機系に移行したFPGA41にコンフィグレーション処理が実行される。このように障害が発生すれば待機系が動作系となり、待機系に移行するとともにコンフィグレーション処理により機能が保証されるので、機能の信頼性が高められる。
第4の実施形態
次に、第1の実施形態に係る機能装置の具体的な構成例について、図16を参照して説明する。図16は、本発明の第4の実施形態に係る機能装置を示している。この第4の実施形態は、第1の実施形態の入出力データ保持及び切替回路を具体化したものである。第1の実施形態に係る機能装置と同一部分には同一符号を付してある。
次に、第1の実施形態に係る機能装置の具体的な構成例について、図16を参照して説明する。図16は、本発明の第4の実施形態に係る機能装置を示している。この第4の実施形態は、第1の実施形態の入出力データ保持及び切替回路を具体化したものである。第1の実施形態に係る機能装置と同一部分には同一符号を付してある。
この実施形態の機能装置2では、FPGA40、41に対する入力データDinの切替回路14として、AND回路32、34が設置され、AND回路32はFPGA40、AND回路34はFPGA41に対応している。AND回路32とAND回路34とを選択的に信号通過状態に制御するため、AND回路32の一方の入力にはNOT回路36が付加されている。そして、各AND回路32、34にはデータ保持回路22から共通に入力データDinが加えられているとともに、フリップフロップ(FF)回路38の出力Qが加えられている。FF回路38には、クロック入力CPとして既述の定期切替回路6(図1)から切替信号SWが加えられ、この切替信号SWによって出力Qが得られる。出力QNはデータ入力Dに加えられている。従って、切替回路14のAND回路32、34は切替信号SWに同期して信号通過状態に切り替えられ、データ保持回路22からの入力データDinは信号通知状態にあるAND回路32を通してFPGA40に加えられ、また、信号通過状態にあるAND回路34を通してFPGA41に加えられる。この場合、FPGA40、41のリセット入力にFF回路38のQ出力が用いられており、FPGA40又はFPGA41はこのリセット入力を受けて待機状態に移行する。
データ保持回路22にはFF回路50が用いられており、このFF回路50には、データ入力Dに入力データDin、クロック入力CPにOR回路52の出力が加えられている。OR回路52にはクロック信号CK及び既述の定期切替回路6からの切替信号SWが加えられており、その出力には時系列的に加算された出力が得られる。この場合、クロック信号CKには例えば、100MHzの連続したパルス信号が用いられる。そこで、FF回路50には入力データDinが保持され、その保持出力が出力QによりAND回路32、34に加えられている。
また、切替回路16には、2入力から1つの入力を選択して出力する2−1選択回路54が用いられ、2入力中の0入力側にはFPGA40の出力データDout 、また、その1入力側にはFPGA41の出力データDout が加えられている。この選択回路54の切替入力Sには切替信号SWに対応するFF回路38の出力Qが加えられている。従って、切替回路14のAND回路32、34と、切替回路16の選択回路54とは切替信号SWに同期して選択動作が行われ、AND回路32を通してFPGA40に入力データDinが加えられる場合には選択回路54の出力YよりFPGA40の出力データDout が取り出され、また、AND回路34を通してFPGA41に入力データDinが加えられる場合には選択回路54の出力YよりFPGA41の出力データDout が取り出される。
そして、データ保持回路24にはFF回路56が用いられており、このFF回路56には、データ入力Dに選択回路54から出力データDout 、クロック入力CPには既述のOR回路52の出力が加えられている。そこで、FF回路56には選択回路54から得られる出力データDout が保持され、その保持出力が出力Qにより取り出される。
また、FPGA40には既述の0系障害検出回路26(図1)、FPGA41には既述の1系障害検出回路28(図1)がそれぞれ接続され、FPGA40、41に発生する障害が個別に検出される。これら障害検出により、0系障害検出回路26及び1系障害検出回路28に発生させた切替信号SWはFF回路38及びOR回路52の入力となっている。従って、AND回路32、34及び選択回路54の切替え動作は、定期切替えとは別に障害検出に基づいても同様に行われ、動作系から待機系に移行する際、FPGA40、41は、FF回路38のQ出力がリセット入力となり、リセットされる。
このような入出力データの保持について、図17を参照して説明する。図17は、入出力データ保持のタイミングチャートを示し、Aはクロック信号、Bは切替信号、CはFF回路出力、DはOR回路出力、Eは他のFF回路出力の一例である。
クロック信号CKの信号幅tw1 に対し、切替信号SWの信号幅tw2 が大きく設定されている(図17のA、図17のB)。これは、切替信号SWをクロック信号CKで打ち抜くことができる信号幅とするためである。切替信号SWがFF回路38のクロック入力CPに加えられると、FF回路38のQ出力は、図17のCに示すように、切替信号SWの分周出力が得られる。また、クロック信号CK及び切替信号SWがOR回路52に加えられると、OR回路52の出力には図17のDに示すように、両入力が時系列的に加算されることとなり、切替信号SWの信号幅tw2 より大きい信号幅tw3 の出力が得られる。
このOR回路52の出力がFF回路50、56に加えられると、各FF回路50、56のデータ保持動作はクロック入力CPの立上りに同期するので、図17のEに示すように、データ保持区間tdhにおいて、入力データDinがFF回路50、出力データDout がFF回路56に保持される。
第1ないし第3の実施形態に係る機能装置2は図16に示す回路によって構成することができ、FPGA40、41の定期切替え、FPGA40、41の障害発生時の切替え、又は、双方の切替えを行うことができ、システムの停止を避けて継続した機能を実現できるので、システムの信頼性を強化、向上させることができる。
次に、上記実施形態の変形例について、以下に列挙する。
(1) 上記実施形態では、FPGA40、41に共通に回路情報を格納した単一のROM30を設置しているが、図18に示すように、各FPGA40、41に個別にROM30を設置してもよい。
(2) 上記実施形態では、複数の機能部としてFPGA40、41を設置し、1つの動作系に対し、1つの待機系としたが、機能部として3以上のFPGAを設置し、1つの動作系に対し、複数の待機系を設置してもよい。
(3) 上記実施形態では、CPU12を含む制御部10をシーケンス制御に用いているが、制御部10で障害検出に基づくFPGA40、41の切替え及びコンフィギュレーション処理を行うように構成してもよい。
(4) 上記実施形態では、CPU12を含む制御部10をシーケンス制御に用いているが、制御部10でFPGA40、41の定期的な切替え及びコンフィギュレーション処理を行うように構成してもよい。
次に、以上述べた本発明の機能装置、機能維持方法及び機能維持プログラムの各実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 書込まれた回路情報により所要の回路機能を果たす複数の機能部と、
動作中の機能部の障害を検出する障害検出部と、
この障害検出部の障害検出により、障害が生じた機能部から待機中の機能部に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする機能装置。
動作中の機能部の障害を検出する障害検出部と、
この障害検出部の障害検出により、障害が生じた機能部から待機中の機能部に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする機能装置。
(付記2) 前記障害が生じた前記機能部の機能を復旧させる機能復旧部を備える構成としたことを特徴とする付記1記載の機能装置。
(付記3) 書込まれた回路情報により所要の回路機能を果たす複数の機能部と、
動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する切替タイミング検出部と、
この切替タイミング検出部が検出した前記切替タイミングにより、動作中の前記機能部から待機中の機能部に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする機能装置。
動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する切替タイミング検出部と、
この切替タイミング検出部が検出した前記切替タイミングにより、動作中の前記機能部から待機中の機能部に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする機能装置。
(付記4) 待機中の前記機能部に前記回路情報を再書込みする再書込み部を備える構成としたことを特徴とする付記1記載の機能装置。
(付記5) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部と、
これら機能部のうち、動作中の機能部の障害を検出する障害検出部と、
前記各機能部のうち、動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する切替タイミング検出部と、
前記切替タイミングが到来した場合には動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させ、前記障害の検出により、障害が生じた機能部から待機中の機能部に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする機能装置。
これら機能部のうち、動作中の機能部の障害を検出する障害検出部と、
前記各機能部のうち、動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する切替タイミング検出部と、
前記切替タイミングが到来した場合には動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させ、前記障害の検出により、障害が生じた機能部から待機中の機能部に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする機能装置。
(付記6) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部と、
前記機能部に加えられる入力データを保持する入力データ保持部と、
この入力データ保持部に保持された前記入力データの前記機能部に対する入力を切り替える入力切替部と、
前記機能部から取り出される出力データの取出しを切り替える出力切替部と、
前記機能部から取り出された前記出力データを保持する出力データ保持部と、
を備えることを特徴とする機能装置。
前記機能部に加えられる入力データを保持する入力データ保持部と、
この入力データ保持部に保持された前記入力データの前記機能部に対する入力を切り替える入力切替部と、
前記機能部から取り出される出力データの取出しを切り替える出力切替部と、
前記機能部から取り出された前記出力データを保持する出力データ保持部と、
を備えることを特徴とする機能装置。
(付記7) 動作中の前記機能部の障害を検出する障害検出部を備え、この障害検出部の障害検出に基づき、前記入力切替部又は前記出力切替部の何れか一方又は双方を切り替える構成したことを特徴とする付記6記載の機能装置。
(付記8) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させる処理と、
動作中の前記機能部の障害を検出する処理と、
前記障害の検出により、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替える処理と、
を含むことを特徴とする機能維持方法。
動作中の前記機能部の障害を検出する処理と、
前記障害の検出により、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替える処理と、
を含むことを特徴とする機能維持方法。
(付記9) 前記障害を生じた前記機能部の機能を復旧させる処理を含む構成としたことを特徴とする付記8記載の機能維持方法。
(付記10) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させる処理と、
これら機能部のうち、動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する処理と、
この切替タイミングに基づき、動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させる処理と、
を含むことを特徴とする機能維持方法。
これら機能部のうち、動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する処理と、
この切替タイミングに基づき、動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させる処理と、
を含むことを特徴とする機能維持方法。
(付記11) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させる処理と、
動作中の前記機能部の障害を検出する処理と、
動作中の前記機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する処理と、
前記切替タイミングが到来した場合には動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させ、前記障害の検出により、障害が生じた機能部から待機中の機能部に切り替える処理と、
を備えることを特徴とする機能維持方法。
動作中の前記機能部の障害を検出する処理と、
動作中の前記機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する処理と、
前記切替タイミングが到来した場合には動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させ、前記障害の検出により、障害が生じた機能部から待機中の機能部に切り替える処理と、
を備えることを特徴とする機能維持方法。
(付記12) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させる処理と、
前記機能部に加えられる入力データを保持する処理と、
前記機能部から取り出された出力データを保持する処理と、
を含むことを特徴とする機能維持方法。
前記機能部に加えられる入力データを保持する処理と、
前記機能部から取り出された出力データを保持する処理と、
を含むことを特徴とする機能維持方法。
(付記13) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させるステップと、
動作中の前記機能部に発生した障害を表す情報を取り込むステップと、
障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替えるステップと、
を含み、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする機能維持プログラム。
動作中の前記機能部に発生した障害を表す情報を取り込むステップと、
障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替えるステップと、
を含み、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする機能維持プログラム。
(付記14) 前記障害を生じた前記機能部の機能を復旧させるステップを含む構成としたことを特徴とする付記13記載の機能維持プログラム。
(付記15) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させるステップと、
これら機能部のうち、動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを取り込むステップと、
前記切替タイミングに基づき、動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させるステップと、
を含み、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする機能維持プログラム。
これら機能部のうち、動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを取り込むステップと、
前記切替タイミングに基づき、動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させるステップと、
を含み、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする機能維持プログラム。
(付記16) 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させるステップと、
動作中の前記機能部に生じた障害を表す情報を取り込むステップと、
動作中の前記機能部から待機中の機能部に切り替える前記切替タイミングを検出する処理と、
前記切替タイミングが到来した場合には動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させ、前記障害の検出により、障害が生じている機能部から待機中の機能部に切り替えるステップと、
を含み、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする機能維持プログラム。
動作中の前記機能部に生じた障害を表す情報を取り込むステップと、
動作中の前記機能部から待機中の機能部に切り替える前記切替タイミングを検出する処理と、
前記切替タイミングが到来した場合には動作中の前記機能部を待機させ、待機中の機能部を動作させ、前記障害の検出により、障害が生じている機能部から待機中の機能部に切り替えるステップと、
を含み、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする機能維持プログラム。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、回路情報を書き替えることにより所要の回路機能を果たす複数の機能部の少なくとも1つを動作系、その他を待機系にし、定期的に機能部を動作系と待機系とに切り替え、又は動作系のものに障害が発生した場合には待機系のものを動作系にし、待機系に移行したものはコンフィギュレーション処理の実行により、機能を保証ないし復旧させるので、継続的な機能維持が可能となり、システムの信頼性向上等に寄与し、有用である。
14、16 切替回路(切替部)
26 0系障害検出回路(障害検出部)
28 1系障害検出回路(障害検出部)
40 第1のFPGA(機能部)
41 第2のFPGA(機能部)
26 0系障害検出回路(障害検出部)
28 1系障害検出回路(障害検出部)
40 第1のFPGA(機能部)
41 第2のFPGA(機能部)
Claims (5)
- 書込まれた回路情報により所要の回路機能を果たす複数の機能部と、
動作中の機能部の障害を検出する障害検出部と、
この障害検出部の障害検出により、障害が生じた機能部から待機中の機能部に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする機能装置。 - 前記障害が生じた前記機能部の機能を復旧させる機能復旧部を備える構成としたことを特徴とする請求項1記載の機能装置。
- 書込まれた回路情報により所要の回路機能を果たす複数の機能部と、
動作中の機能部から待機中の機能部に切り替える切替タイミングを検出する切替タイミング検出部と、
この切替タイミング検出部が検出した前記切替タイミングにより、動作中の前記機能部から待機中の機能部に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする機能装置。 - 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させる処理と、
動作中の前記機能部の障害を検出する処理と、
前記障害の検出により、障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替える処理と、
を含むことを特徴とする機能維持方法。 - 書込まれた回路情報により所要の機能を果たす複数の機能部から少なくとも1つの機能部を選択して動作させるステップと、
動作中の前記機能部に発生した障害を表す情報を取り込むステップと、
障害が発生した機能部から待機中の機能部に切り替えるステップと、
を含み、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする機能維持プログラム。
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