JP2006052077A - 原稿搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成で装置の上面及び前面から原稿や用紙が排出されているか否かを視認しやすくし、また使用する原稿色に応じて排出された原稿の視認性を向上することのできる原稿搬送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 原稿排出トレイ31の原稿積載面31aは暗色系の色に着色されており、さらに原稿積載面31a上には原稿排出方向と平行に3列のリブ60が配列されている。リブ60は凸部60aを有し、暗色系の色に着色されている。排出された原稿Sはリブ60により原稿積載面31aに密着することなく積載され、さらに凸部60aにより原稿Sとリブ60との間に空間が形成されるため、原稿搬送装置27の上面及び前面から原稿排出トレイ31上の原稿Sの有無を容易に確認可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 原稿排出トレイ31の原稿積載面31aは暗色系の色に着色されており、さらに原稿積載面31a上には原稿排出方向と平行に3列のリブ60が配列されている。リブ60は凸部60aを有し、暗色系の色に着色されている。排出された原稿Sはリブ60により原稿積載面31aに密着することなく積載され、さらに凸部60aにより原稿Sとリブ60との間に空間が形成されるため、原稿搬送装置27の上面及び前面から原稿排出トレイ31上の原稿Sの有無を容易に確認可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、及びシート原稿を画像形成装置の画像読取部に順次搬送する原稿搬送装置に関し、特に、排出トレイ上の原稿或いは用紙の視認性の向上に関する。
従来、電子写真プロセスを用いた複写機等の画像形成装置には、シート状の原稿を露光するために順次原稿載置台へ送り込み、露光終了後に原稿載置台上から排出するような原稿搬送装置を備えたものがある。図10は、従来の原稿搬送装置の構成を示す概略断面図である。図10において、原稿搬送装置27は、大きくは、供給される原稿を整合して積載する原稿ガイド29aを備えた原稿給紙トレイ29と、原稿載置台25における画像読取位置Rの上方に位置し原稿給紙トレイ29が突設された原稿カバー30と、この原稿カバー30の側方で原稿押さえ28の上面の一部に直付けで形成された原稿排出トレイ31とから成り、原稿給紙トレイ29から原稿カバー30内を経て原稿排出トレイ31に至る原稿搬送路dが形成されている。
原稿カバー30内には、原稿搬送路dに沿って上流側から順に、ピックアップローラ32、搬送ローラ対33、レジストローラ対34、及び排出ローラ対35から成る原稿搬送手段が設けられている。これらのうちで搬送ローラ対33は、駆動ローラ33aと分離ローラ33bとから構成されていて、分離ローラ33bは回転負荷が所定トルクを下回る場合のみ駆動ローラ33aと逆方向に回転し、回転負荷が所定トルクを上回る場合には駆動ローラ33aと従動回転するようになっている。
レジストローラ対34と排出ローラ対35の間には、原稿載置台25における画像読取位置Rに対向して表出したシェーディング補正用の白基準板36と、白基準板36の背後にあって白基準板36を画像読取位置Rに向けて押圧するための原稿押圧部36aと、が設けられている。なお、原稿搬送路dは搬送ローラ対33から画像読取位置Rに至る間において反転するように湾曲している。
また、原稿搬送路dには、原稿の存否を検知するための複数のセンサが適所に設けられている。例えば、原稿給紙トレイ29の中央部には原稿検知センサS1が、搬送ローラ対33の下流側には給紙センサS2が、排出ローラ対35の下流側には排出センサS3が、それぞれ設けられている。
このような原稿搬送装置においては、原稿給紙トレイ29上にセットされた原稿は、原稿搬送手段によって1枚づつ順次、原稿搬送路dを通して搬送され、画像読取位置Rを通過した後に原稿排出トレイ31上に順次排出される。原稿排出トレイ31上に排出された原稿はユーザの手によって取り出される。しかしながら、図10に示したように、通常原稿排出トレイ31は、原稿給紙トレイ29の鉛直方向下方に間隔をおいて配設されており、しかも該間隔は、複写機の高さ方向のコンパクト化等の制約に起因して最小限に抑えられているので、原稿排出トレイ31上に排出された原稿は、ユーザから見て原稿給紙トレイ29の下に隠されるような位置となり、視認しにくくなる。
また、原稿排出トレイ31が原稿と同系色である場合、遠方から一見しただけでは原稿が排紙されたか否かを視認しにくい。その結果、ユーザは、原稿を取りにいったらまだ排出が完了していない場合や、原稿排出トレイ31上に排出された原稿の存在に気が付かず、該原稿を取り忘れる場合もあった。そして該原稿を取り忘れた場合には、原稿紛失等のトラブルが発生するおそれがある。
なお、ここでは原稿搬送装置により自動搬送された原稿の排出先として用いられる原稿排出トレイについて説明したが、画像形成部と画像読取部との間に胴内排紙空間を備えた胴内排紙型の画像形成装置においては、画像読取部の前側に操作パネル等が突出しているため、画像形成後の用紙の排出先として用いられる用紙排出トレイについても排出トレイ上の用紙が確認しづらく、事情は同じである。
そこで、原稿排出トレイ上に排出された原稿の取り忘れを防止する方法が提案されており、特許文献1には、原稿排出トレイ上に排出された原稿の有無を検出する排出原稿検出手段と、原稿排出トレイ上に原稿有りを表示しうる表示手段とを設けて、原稿の有無を遠方から確認できるようにした画像形成装置が開示されている。
また、用紙排出トレイ上に排紙された用紙の視認性を向上させる方法としては、例えば特許文献2には、画像形成装置の前カバーの、排紙口から横方向に用紙サイズ分だけ離れた位置に稜線を設けることにより、稜線から胴内排紙トレイに視線をずらすことで用紙の前端位置を視認しやすくした胴内排紙型の画像形成装置が開示されている。また、特許文献3、4には、原稿排出トレイ或いは用紙排出トレイの少なくとも一部を着色し、用紙とトレイとのコントラストを高めるとともに、原稿給紙トレイの一部を透明として上方からの視認性を向上させた原稿搬送装置及び画像形成装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、原稿の有無を検知するセンサやランプ等の表示手段を別途設ける必要がありコストアップとなる。また、特許文献2の方法は、胴内排紙トレイ上に排出された用紙の視認性は向上できるものの、原稿搬送装置の下方にはプラテンや操作パネルが設けられているため、用紙サイズに応じた所望の位置に稜線を設けることは困難であり、原稿排出トレイ31上の用紙の視認性向上には十分とはいえなかった。また、原稿給紙トレイ29の存在による上方からの視認性の低下を改善することはできなかった。
一方、例えば画像形成装置がデスクの傍に配置されており、椅子に座ったまま画像形成装置を操作する場合や、車椅子ワーカーによる使用の場合、画像形成装置の前面から原稿排出トレイ上の原稿或いは用紙排出トレイ上の用紙を確認することとなる。この場合、特許文献3、4のように原稿排出トレイ或いは用紙排出トレイが着色されていても、少ない枚数の原稿や用紙が用紙積載面に沿って積載されていると、装置前面から原稿や用紙の有無を確認することは困難であった。また、白色以外の特殊な原稿や用紙を用いるユーザの場合、原稿排出トレイ或いは用紙排出トレイが紙色と同系色に着色されていると、用紙とトレイとのコントラストが低下してしまい、十分な視認性向上効果が得られないという問題点もあった。
特開2001−312106号公報
特開2002−287449号公報
特開2003−201046号公報
特開2004−10333号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、簡単な構成で装置の上面及び前面から原稿や用紙が排出されているか否かを視認しやすくし、また使用する原稿色に応じて排出された原稿の視認性を向上することのできる原稿搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、シート状の原稿が積載される原稿給紙トレイと、該原稿給紙トレイの下方に間隔を隔てて配設される原稿排出トレイと、前記原稿給紙トレイ上に載置された原稿を原稿搬送経路に沿って順次搬送して前記原稿排出トレイ上に排出する原稿搬送手段と、を備えた原稿搬送装置において、前記原稿排出トレイは、排出される原稿を受ける原稿積載面の少なくとも一部が暗色系の色に着色されており、前記原稿積載面上には、1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを原稿排出方向と平行に複数配列したことを特徴としている。
また本発明は、シート状の原稿が積載される原稿給紙トレイと、該原稿給紙トレイの下方に間隔を隔てて配設される原稿排出トレイと、前記原稿給紙トレイ上に載置された原稿を原稿搬送経路に沿って順次搬送して前記原稿排出トレイ上に排出する原稿搬送手段と、を備えた原稿搬送装置において、前記原稿排出トレイは、排出される原稿を受ける原稿積載面の少なくとも一部が暗色系の色に着色されており、前記原稿排出トレイを取り換え可能としたことを特徴としている。
また本発明は、前記構成の原稿搬送装置において、前記原稿積載面上には、1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを原稿排出方向と平行に複数配列したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の原稿搬送装置において、前記原稿積載面は、原稿排出方向に上り勾配となっており、排出された原稿が前記原稿積載面の傾斜に沿って積載されるとともに、前記原稿排出トレイの排出方向上流側の端部に、積載された原稿の後端を支持して整合する後壁部を設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の原稿搬送装置において、前記原稿給紙トレイの一部に前記原稿排出トレイを視認可能な窓部を設けたことを特徴としている。
また本発明は、給紙装置と、該給紙装置の上方に配置され前記給紙装置より給紙された用紙上に画像を形成する画像形成部と、該画像形成部の上方に配置され原稿画像を読み取る画像読取部と、該画像読取部と前記画像形成部との間に設けられた胴内排紙空間と、該胴内排紙空間の底面に配置された用紙排出トレイと、を備え、画像形成後の用紙を前記用紙排出トレイ上に排出する胴内排紙型の画像形成装置において、前記用紙排出トレイは、排出される用紙を受ける用紙積載面の少なくとも一部が暗色系の色に着色されており、前記用紙積載面上には、1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを用紙排出方向と平行に複数配列したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記用紙積載面は、用紙排出方向に上り勾配となっており、排出された用紙が前記用紙積載面の傾斜に沿って積載されるとともに、前記用紙排出トレイの排出方向上流側の端部に、積載された用紙の後端を支持して整合する後壁部を設けたことを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、原稿排出トレイの原稿積載面の少なくとも一部を暗色系の色に着色するとともに、原稿積載面上には1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを原稿排出方向と平行に複数配列したことにより、排出された原稿はリブにより原稿積載面上に密着することなく積載され、さらに原稿とリブとの間に空間が形成されるため、装置上方のみでなく装置前面からも原稿排出トレイ上の原稿の有無を容易に確認可能となる。
また、本発明の第2の構成によれば、原稿排出トレイの原稿積載面の少なくとも一部を暗色系の色に着色するとともに、原稿排出トレイを取り換え可能としたことにより、原稿排出トレイのカラーバリエーションを複数用意しておけば、ユーザの使用する原稿の紙色に合わせて原稿排出トレイの色を選択可能となり、原稿の視認性を一層向上させることができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の原稿搬送装置において、原稿排出トレイの原稿積載面上に、1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを原稿排出方向と平行に複数配列したことにより、原稿排出トレイの色を選択して原稿の視認性を向上できるとともに、装置前面からも原稿排出トレイ上の原稿を容易に確認することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3の構成の原稿搬送装置において、原稿積載面を原稿排出方向に上り勾配とし、積載された原稿の後端を支持して整合する後壁部を設けたことにより、原稿は原稿積載面に沿って確実に滑り落ちて後壁部により整合されるため、原稿搬送を連続して行う場合でも積載状態の乱れが発生しない。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の原稿搬送装置において、原稿給紙トレイの一部に原稿排出トレイを視認可能な窓部を設けたことにより、上方から窓部を通して原稿排出トレイ上の原稿の有無を一層容易に確認できる。
また、本発明の第6の構成によれば、胴内排紙型の画像形成装置において、用紙排出トレイの用紙積載面の少なくとも一部を暗色系の色に着色するとともに、用紙積載面上には1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを用紙排出方向と平行に複数配列したことにより、排出された用紙はリブにより用紙積載面に密着することなく積載され、さらに用紙とリブとの間に空間が形成されるため、装置上方のみでなく装置前面からも用紙排出トレイ上の用紙の有無を容易に確認可能となる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第6の構成の画像形成装置において、用紙積載面を用紙排出方向に上り勾配とし、積載された用紙の後端を支持して整合する後壁部を設けたことにより、用紙は用紙積載面に沿って確実に滑り落ちて後壁部により整合されるため、連続排紙を行う場合でも積載状態の乱れが発生しない。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の原稿搬送装置を備えた画像形成装置の外観構成を示す斜視図、図2はその画像形成装置の右側面図、図3はその画像形成装置の内部構成を示す正面視の縦断面図である。従来例の図10と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図1〜図3に示すように、画像形成装置200は、いわゆる胴内排出型のデジタル複写機であって、大きくは、本体ハウジング20と、その上部に配設された上ハウジング21と、よりなる。この上ハウジング21には、原稿の画像を電気信号として読み取るための後述する各種機構が設けられ、他方、本体ハウジング20には、読み取った原稿画像の電気信号に基づいて用紙に画像を転写するための後述する各種機構が設けられる。
本実施形態では、本体ハウジング20は、下ハウジング20aと、その上方で左側部に沿って位置し上ハウジング21に連結される連結ハウジング20bと、より構成され、下ハウジング20aには、用紙の給紙部や、用紙上にトナー画像を形成する画像形成部や、用紙上のトナー画像を定着するための定着部等が設けられ、他方、連結ハウジング20bには、定着後の用紙を搬送して排出するための用紙排出部が設けられている。また、上ハウジング21の直下における連結ハウジング20bの右側方には、右側面及び正面に向けて大きく開放された胴内排紙空間22が形成されており、この胴内排紙空間22には、連結ハウジング20bの右側面から水平方向に排出される用紙を受け取って積載するための用紙排出トレイ23が設けられている。
上ハウジング21の上面には、透明なガラス板からなる原稿載置台25や、正面側に表出した操作パネル26が配設されている。更に、上ハウジング21の上方には、原稿載置台25における画像読取位置Rに原稿を搬送するための原稿搬送装置27を搭載した原稿押さえ28が、上ハウジング21の背面に固定のヒンジ部21aによって開閉自在に支持されている。つまり原稿押さえ28は、図2に示すように、原稿載置台25に対して閉じて原稿の読取動作がなされる閉状態と、原稿載置台25に対して開いた開状態と、を取り得る。
ここで、本実施形態の画像形成装置200は、原稿押さえ28を閉じたままで原稿搬送装置27よって原稿を自動的に搬送して読み取るシートスルー方式と、読み取る毎に原稿押さえ28を開閉して原稿載置台25上の原稿を1枚ずつ取り替える原稿固定方式と、の2種類の読み取り方式が可能である。なお、前者のシートスルー方式では、上ハウジング21に設けられている光学系が走査移動することなく所定位置に保持されたまま原稿の読取動作が行われ、他方、後者の原稿固定方式では、その光学系が走査移動しながら読取動作が行われる。
次に、図3を用いてシートスルー方式の原稿搬送部27による原稿搬送動作について説明する。なお、原稿搬送装置27の構成については従来例の図10と同様であるため説明は省略する。シートスルー方式の原稿搬送動作においては、先ず、原稿給紙トレイ29に画像面を上向きにセットされた複数枚の原稿は、ばね部材37aによって上向きに付勢されたセット原稿押さえ部材37により、所定の圧力でピックアップローラ32に押しつけられる。ここで操作パネル26のコピー開始ボタンがオンされると、1次給紙駆動手段(不図示)により、ピックアップローラ32及び搬送ローラ対33が回転駆動される。
原稿給紙トレイ29にセットされた原稿は、ピックアップローラ32によって通常上段の複数枚が搬送ローラ対33に送られる。搬送ローラ対33に送られた複数枚の原稿は、分離ローラ33bにより最上の1枚のみが分離されてレジストローラ対34に向けて搬送される。その際、その原稿の先端が給紙センサS2によって検出されてから所定の距離だけその原稿が搬送された後、1次給紙駆動手段の作動停止によって搬送ローラ対33の駆動ローラ33a及びピックアップローラ32の回転駆動が停止され1次給紙が終了する。その1次給紙の原稿は、その先端がレジストローラ対34のニップ部に押圧され、且つその先端部に撓みが形成された状態で停止させられる。
1次給紙が終了してから所定時間経過後、2次給紙が開始される。つまり、2次給紙駆動手段(不図示)の作動により、レジストローラ対34が回転駆動される。原稿は、レジストローラ対34により、画像読取位置Rを経て排出ローラ対35に向けて搬送された後、最終的には排出ローラ対35によって原稿排紙トレイ31上に排出される。その際、排出センサS3により原稿の後端通過を検知したことによって、原稿1枚の画像読み取りの完了を検出するようになっている。
ここで排出センサS3は、原稿の給紙搬送完了毎に原稿枚数を計数するカウント機能を有しており、原稿検知センサS1が後続の原稿を検知していれば、2枚目以降の原稿搬送が上記と同様に続行される。なお、原稿は、画像読取位置Rを通過する際に、白基準板36と原稿押圧部36aによって原稿載置台25に向けて軽く押圧されながら搬送され、その原稿の画像が画像読取位置Rを通じて読み取られるようになっている。
続いて、原稿の画像を電気信号として読み取るために、上ハウジング21内に設けられた画像読取部の構成について、図3を参照しながら以下に説明する。上ハウジング21内には、原稿の画像面に向けて光を照射する光源であるランプ1と、このランプ1からの光を効率よく原稿の画像面に与えるための反射板2と、原稿反射光を直接に受けて反射させる第1ミラー3と、この第1ミラー3からの反射光を受けて反射させる第2ミラー4と、この第2ミラー4からの反射光を受けて反射させる第3ミラー5と、この第3ミラー5からの反射光を導入して集光するレンズ群(不図示)を保持した鏡胴6と、この鏡胴6のレンズ群で集光された原稿反射光を受けて電気信号に変換する光電変換モジュール(例えばライン型のCCD)7とがベースプレート10上に配設されている。なお、原稿反射光の光路を一点鎖線で示す。
ここで、ランプ1、反射板2及び第1ミラー3は第1キャリッジ8上に一体的に固定され、また、第2ミラー4及び第3ミラー5は第2キャリッジ9上に一体的に固定されており、これらの第1キャリッジ8と第2キャリッジ9は、相互に独立しているが連携して往復移動可能になっている。つまり、上記のシートスルー方式で原稿画像の読取動作が行われる際は、第1キャリッジ8が画像読取位置Rの直下に移動して保持されるとともに、第2キャリッジ9が所定位置に保持され、他方、原稿固定方式の際は、第1キャリッジ8と第2キャリッジ9は相互に原稿反射光の光路長を一定に維持しながら往復移動(走査移動)する。
このような構成のもと、ランプ1から照射されて原稿の画像面で反射した原稿反射光は、第1ミラー3〜第3ミラー5で反射して鏡胴6内のレンズ群に導入され、レンズ群で集光されて光電変換モジュール7の光電変換素子7a上に結像する。そして、この光電変換モジュール7で光電変換処理がなされ、原稿画像は電気信号として読み取られる。
続いて、読み取った原稿画像の電気信号に基づいてシートに画像を転写するために、本体ハウジング20内に設けられた各種機構の構成について、図3を参照しながら以下に説明する。先ず、シートの給紙部について述べる。下ハウジング20aの下部には、種々サイズのシート(主として用紙)を収納し、正面から出し入れ可能な給紙カセット40が配設されていて、この給紙カセット40に収納されているシートPは、繰り出しコロ40aにより1枚ずつ送り出される。また、下ハウジング20aの下部における左側面には、必要に応じて引き倒される開閉可能な手差しトレイ41が設けられていて、この手差しトレイ41にセットされているシート(用紙やOHPシート)P′は、繰り出しコロ41aにより1枚ずつ送り出される。
次に、シート上にトナー画像を形成する画像形成部、及びシート上のトナー画像を定着するための定着部について述べる。下ハウジング20a内における給紙カセット40の上方には、主たる画像形成部を構成する感光体ドラム42をはじめ、この感光体ドラム42の周囲に、帯電装置43、レーザ露光ユニット44、現像装置45、転写ローラ46、及びクリーニング装置47が配設されている。また、下ハウジング20a内における転写ローラ46の上方であって連結ハウジング20bの直下には、主たる定着部を構成する定着装置48が配設されている。
感光体ドラム42は、正帯電性のアモルファスシリコン製であって、駆動時には所定の周速度で図3中時計回りに回転する。感光体ドラム42の表面は、高電圧が印加された帯電装置43から発生したコロナ放電によって一様に帯電された後、上述した光電変換モジュール7からの原稿画像の電気信号に基づくレーザ露光ユニット44からのビーム光の照射によって、所定の明電位と暗電位の部分からなる静電潜像が形成される。
更に、感光体ドラム42の回転によって、静電潜像は現像位置にまで回転移動する。現像装置45の構成要素である現像ローラ45aは、ステンレス製で内部に固定磁石を有しており、感光体ドラム42と所定の間隙をもって回転自在に支持され、駆動時には感光体ドラム42と同一方向に所定の周速度で回転する。現像装置45内には、体積平均粒径9μm(コールターカウンターでの計測によるメジアン径)の正帯電の磁性トナーが充填されており、磁性ブレード(不図示)によって現像ローラ45aの表面にトナー薄層が形成される。また、現像ローラ45aには、所定の現像バイアス電圧が印加されている。現像領域に達したトナーは、その現像バイアス電圧により現像ローラ45aの表面から飛翔して感光体ドラム42の表面の静電潜像に吸着し、トナー像が形成(現像)される。
ここで、給紙カセット40(又は手差しトレイ41)から1枚ずつ繰り出されてレジストローラ対49に到達したシートP(又はP′)は、感光体ドラム42上のトナー像が転写ローラ46に接近するのに同期して、レジストローラ対49で搬送タイミングが調整されながら上方に向けて送り出され、搬送路T1を通じて感光体ドラム42と転写ローラ46との間に搬送される。そして、そのシートPの先端とトナー像の先端が一致して転写ローラ46を通過することにより、トナー像中のトナーのほとんどがシートP上に転写される。
シートP上に転写されずに感光体ドラム42の表面に残留したトナーは、クリーニング装置47によって感光体ドラム42から除去される。一方、トナー像が転写されたシートPは定着装置48へ送られる。定着装置48は、熱ローラ48a及び加圧ローラ48bからなる定着ローラ対を有していて、この定着ローラ対によって互いのニップを通過するシートP上のトナー顕像を加熱・加圧して定着させ、これによりシートPには定着された転写画像が形成される。
定着装置48を通過したシートPは、そのまま垂直上方に向く垂直搬送路T2に沿って連結ハウジング20b内に搬送される。この連結ハウジング20b内には、垂直搬送路T2に連結された搬送ローラ対50、用紙排出トレイ23にシートPを排出するための排出ローラ対51が配設されている。搬送ローラ対50から送り出されシートPは、搬送路T3を通って排出ローラ対51に達し、排出ローラ対51から用紙排出トレイ23へ排出される。用紙排出トレイ23は、排出方向に上り勾配となるように設計されており、用紙積載面23a上に排出されたシートPは傾斜により滑り落ちて後壁部23bにより後端部を整合される。
本発明においては、原稿排出トレイ31の原稿積載面31aは暗色系の色に着色されており、さらに原稿積載面31a上には原稿排出方向と平行に暗色系のリブ60が配列されていることを特徴としている。通常、原稿は白色の用紙に画像が形成されていることが多く、裏面を上向きにして原稿排出トレイ31上に排出されるため、原稿排出トレイ31が淡色系の色である場合は、図4(a)のように排出された原稿Sが視認しにくい。そこで、原稿積載面31aを暗色系の色とすることにより、図4(b)のように原稿積載面31aと原稿Sとのコントラストが明瞭になるため、排出された原稿Sが視認しやすくなる。
なお、ここでは原稿積載面31a全体を暗色系の色に着色しているが、原稿Sの一部が原稿積載面31a上の着色部を覆うことにより原稿Sが明瞭に視認できるように着色されていれば良く、例えば図5(a)のようにリブ60周辺部のみに帯状に着色部61を設けても良く、図5(b)のように原稿積載面31a全体に模様状に着色部61を設けても良い。また、着色される暗色系の色としては、原稿Sとの明度差が所定値以上となるような色相であれば特に制限はなく、ブラック系、グレー系、ブラウン系、ダークブルー系、ダークグリーン系等の色相を適宜選択することができる。
図6は、第1実施形態の原稿搬送装置の側面図である。図6に示すように、リブ60は暗色系の色に着色されており、凸部60aが二箇所に設けられている。この凸部60aにより、排出された原稿Sとリブ60との間に空間が形成されるため、原稿搬送装置27の前面からも原稿排出トレイ31上の原稿Sの有無を容易に確認可能となる。また、リブ60により原稿Sは原稿積載面31aに密着することなく積載されるため、原稿排出トレイ31からの原稿Sの取り出しも容易となる。なお、原稿Sとリブ60との間に空間が形成されるためには、凸部60aは、排出された原稿Sが凸部60aを越えて積載されるように一箇所以上設けておく必要がある。
また、原稿積載面31aは、排出口5から排出された原稿Sが原稿排出トレイ31から脱落しないように、原稿排出方向(図6の矢印A方向)に上り勾配に設計されている。原稿積載面31aの勾配は、原稿サイズや排出速度等に合わせて適宜設定される。原稿排出トレイ31上に排出された原稿Sは、原稿積載面31aの傾斜に沿って滑り落ち、後壁面31bに後端部を整合されて積載される。従って、原稿搬送を連続して行う場合でも積載状態の乱れが発生しない。
本実施形態においては、リブ60は原稿積載面31a上の3箇所に配列されているが、リブ60の配列数は特に制限はない。しかし、原稿積載面31a上に排出される原稿をバランス良く積載するためには、少なくとも2箇所以上に配列することが好ましい。また、リブ60の形状についても、原稿Sとの間に空間が形成されるような凸部60aを有する形状であれば特に制限はないが、例えば図7(a)〜(c)に示すように、原稿Sとリブ60との接触面積が少なくなるような形状とすれば、原稿Sが傾斜に沿って円滑に滑り落ちるためより好ましい。
なお、リブ60は、図6及び図7(a)のように原稿排出方向に一体に形成されていても良いし、図7(b)、(c)のように分割されていても良い。また、原稿排出トレイ31と一体成形しても良く、別部材として成形し、原稿搬送装置27の組み立て時に原稿積載面31a上に取り付ける構成としても良い。
また、上記実施形態では、原稿搬送装置27から排出される原稿の積載用として用いられる原稿排出トレイ31を例に挙げて説明したが、画像形成処理が行われた用紙の排出先として用いられる用紙排出トレイ23に適用することも可能である。その場合、暗色系のリブ60を用紙排出トレイ23の用紙積載面23a(図3参照)に用紙排出方向と平行に複数箇所配列し、さらに用紙積載面23aの一部を暗色系の色に着色すれば良い。リブ60の形状や色相、用紙排出トレイ23の着色パターン等については、原稿排出トレイ31の場合と全く同様であるため説明は省略する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る原稿搬送装置の分解斜視図である。図6と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態においては、原稿排出トレイ31は原稿搬送装置27に対し着脱可能に構成されており、原稿搬送装置27の裏側より矢印A方向に枠体27a内に嵌め込まれる。31cは原稿排出トレイ31及び枠体27aを接合するための接合部であり、原稿排出トレイ31は接合部31cを介してビス或いは係合爪(いずれも図示せず)等により枠体27a内に支持される。また、原稿排出トレイ31は第1実施形態と同様に暗色系の色に着色されている。
この構成とすることにより、原稿排出トレイ31のカラーバリエーションを複数用意しておけば、ユーザの使用する原稿の紙色に合わせて原稿積載面31aの色を選択可能となる。例えばベージュ系の原稿紙をよく用いるユーザであれば、原稿積載面31aがブラウン系に着色された原稿排出トレイ31では原稿色と同系色となり、原稿とトレイとのコントラストが低下してしまう。
そこで、例えばブラック系或いはグレー系等に着色された原稿排出トレイ31を用いることにより、原稿とトレイとのコントラストを高めて原稿の視認性をより一層向上させることができる。原稿排出トレイ31の選択は画像形成装置の出荷時に行うこともできるが、原稿押さえ28(図1、図3参照)の裏面に設けられる原稿押さえシート(図示せず)を簡単に取り外し可能としておけば、使用する原稿の紙色やオフィス内の他のOA機器の色調等に応じて、ユーザ自身が原稿排出トレイ31を取り替えることができる。なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に原稿積載面31a上に暗色系のリブ60を設けることにより、原稿搬送装置27の上方のみでなく前面からも原稿の有無を容易に確認可能となるためより好ましい。
図9は、本発明の第3実施形態に係る原稿搬送装置の平面図である。図6と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態においては、原稿給紙トレイ29の一部に透明部材で形成された窓部29bが設けられている。また、原稿排出トレイ31は第1、第2実施形態と同様に暗色系の色に着色されており、第1実施形態と同様に暗色系のリブ60が3列に配列されている。
この構成とすることにより、原稿排出トレイ31上に排出された原稿Sは原稿給紙トレイ29に遮られることなく画像形成装置の上方から窓部29bを通して視認することができる。また、第1実施形態と同様に、リブ60により装置前面からの原稿の視認性も向上するため、あらゆる方向から原稿の有無が一層容易に確認できる原稿搬送装置となる。なお、窓部29bを設ける位置や大きさは特に制限はないが、通常、A4横サイズの原稿の使用頻度が最も高いと思われるため、A4横サイズの原稿の一部が上面から視認可能な位置及び大きさに形成するのが好ましい。
窓部29bは原稿給紙トレイ29の一部に穴を開けておくだけでも良いが、窓部29bの位置や大きさによっては原稿給紙トレイ29上に載置される原稿が落ち込んで搬送に影響を及ぼすおそれもあるため、透明樹脂等の透明部材で形成することが好ましく、さらに原稿給紙トレイ29全体を透明樹脂で形成しても良い。なお、本実施形態においても第2実施形態と同様に原稿排出トレイ31を着脱可能に構成することもできる。
その他本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第2、第3実施形態においても、第1実施形態と同様に原稿積載面31aの一部のみを着色しても良い。また、リブ60は原稿積載面31aと別の色に着色しても良いが、原稿積載面31aと同一色又は同系色に着色する方がデザイン上の観点から好ましい。また、原稿積載面31a及びリブ60を操作パネル26や用紙排出トレイ23等の、画像形成装置200の他の着色部分と同一色又は同系色に着色すれば、装置全体としてデザイン的にも統一感のある画像形成装置とすることができる。
本発明は、シート状の原稿が積載される原稿給紙トレイと、該原稿給紙トレイの下方に間隔を隔てて配設される原稿排出トレイと、原稿給紙トレイ上に載置された原稿を原稿搬送経路に沿って順次搬送して原稿排出トレイ上に排出する原稿搬送手段と、を備えた原稿搬送装置において、原稿排出トレイは、排出される原稿を受ける原稿積載面の少なくとも一部が暗色系の色に着色されており、原稿積載面上には、1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを原稿排出方向と平行に複数配列したこととする。
これにより、排出された原稿はリブにより原稿積載面上に密着することなく積載され、さらにリブに設けられた凸部により原稿とリブとの間に空間が形成されるため、装置上方のみでなく装置前面からも原稿排出トレイ上の原稿の有無を容易に確認可能となり、原稿排出トレイ上の原稿の取り出しも容易となるので、椅子に座ったまま画像形成装置を操作する場合や、車椅子ワーカーにより使用される場合であっても使い勝手の良い原稿搬送装置を提供する。
また本発明は、シート状の原稿が積載される原稿給紙トレイと、該原稿給紙トレイの下方に間隔を隔てて配設される原稿排出トレイと、原稿給紙トレイ上に載置された原稿を原稿搬送経路に沿って順次搬送して原稿排出トレイ上に排出する原稿搬送手段と、を備えた原稿搬送装置において、原稿排出トレイは、排出される原稿を受ける原稿積載面の少なくとも一部が暗色系の色に着色されており、原稿排出トレイを取り換え可能としたこととする。
これにより、原稿排出トレイのカラーバリエーションの異なる原稿排出トレイを複数用意しておけば、ユーザの使用する原稿色や他のOA機器に合わせて原稿排出トレイの色を選択可能となり、原稿の視認性をより一層向上させるとともにデザイン的にも優れたものとなる。さらに、原稿積載面上に暗色系のリブを複数配列すれば、装置前面からも原稿排出トレイ上の原稿を容易に確認可能となり、且つ原稿排出トレイ上の原稿の取り出しも容易となる。
また、原稿積載面を原稿排出方向に上り勾配とし、積載された原稿の後端を支持して整合する後壁部を設けたことにより、原稿搬送を連続して行う場合でも積載状態の乱れが発生しない。また、原稿給紙トレイの一部に窓部を設けておけば、上方から窓部を通して原稿排出トレイ上の原稿の有無を一層容易に確認できる。
また、用紙排出トレイの用紙積載面の少なくとも一部を暗色系の色に着色するとともに、用紙積載面上には1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを用紙排出方向と平行に複数配列した胴内排紙型の画像形成装置としたので、排出された用紙はリブにより用紙積載面上に密着することなく積載され、さらにリブに設けられた凸部により用紙とリブとの間に空間が形成されるため、装置前面から用紙排出トレイ上の用紙の有無を容易に確認可能であり、且つ用紙排出トレイ上の原稿の取り出しも容易な画像形成装置を提供することができる。
22 胴内排紙空間
23 用紙排出トレイ
23a 用紙積載面
27 原稿搬送装置
29 原稿給紙トレイ
29a 原稿ガイド
29b 窓部
31 原稿排出トレイ
31a 原稿積載面
31b 後壁部
60 リブ
60a 凸部
61 着色部
200 画像形成装置
d 原稿搬送路
P、P′ シート
S 原稿
23 用紙排出トレイ
23a 用紙積載面
27 原稿搬送装置
29 原稿給紙トレイ
29a 原稿ガイド
29b 窓部
31 原稿排出トレイ
31a 原稿積載面
31b 後壁部
60 リブ
60a 凸部
61 着色部
200 画像形成装置
d 原稿搬送路
P、P′ シート
S 原稿
Claims (7)
- シート状の原稿が積載される原稿給紙トレイと、該原稿給紙トレイの下方に間隔を隔てて配設される原稿排出トレイと、前記原稿給紙トレイ上に載置された原稿を原稿搬送経路に沿って順次搬送して前記原稿排出トレイ上に排出する原稿搬送手段と、を備えた原稿搬送装置において、
前記原稿排出トレイは、排出される原稿を受ける原稿積載面の少なくとも一部が暗色系の色に着色されており、前記原稿積載面上には、1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを原稿排出方向と平行に複数配列したことを特徴とする原稿搬送装置。 - シート状の原稿が積載される原稿給紙トレイと、該原稿給紙トレイの下方に間隔を隔てて配設される原稿排出トレイと、前記原稿給紙トレイ上に載置された原稿を原稿搬送経路に沿って順次搬送して前記原稿排出トレイ上に排出する原稿搬送手段と、を備えた原稿搬送装置において、
前記原稿排出トレイは、排出される原稿を受ける原稿積載面の少なくとも一部が暗色系の色に着色されており、前記原稿排出トレイを取り換え可能としたことを特徴とする原稿搬送装置。 - 前記原稿積載面上には、1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを原稿排出方向と平行に複数配列したことを特徴とする請求項2に記載の原稿搬送装置。
- 前記原稿積載面は、原稿排出方向に上り勾配となっており、排出された原稿が前記原稿積載面の傾斜に沿って積載されるとともに、前記原稿排出トレイの排出方向上流側の端部に、積載された原稿の後端を支持して整合する後壁部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の原稿搬送装置。
- 前記原稿給紙トレイの一部に前記原稿排出トレイを視認可能な窓部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の原稿搬送装置。
- 給紙装置と、該給紙装置の上方に配置され前記給紙装置より給紙された用紙上に画像を形成する画像形成部と、該画像形成部の上方に配置され原稿画像を読み取る画像読取部と、該画像読取部と前記画像形成部との間に設けられた胴内排紙空間と、該胴内排紙空間の底面に配置された用紙排出トレイと、を備え、画像形成後の用紙を前記用紙排出トレイ上に排出する胴内排紙型の画像形成装置において、
前記用紙排出トレイは、排出される用紙を受ける用紙積載面の少なくとも一部が暗色系の色に着色されており、前記用紙積載面上には、1箇所以上の凸部を有する暗色系のリブを用紙排出方向と平行に複数配列したことを特徴とする画像形成装置。 - 前記用紙積載面は、用紙排出方向に上り勾配となっており、排出された用紙が前記用紙積載面の傾斜に沿って積載されるとともに、前記用紙排出トレイの排出方向上流側の端部に、積載された用紙の後端を支持して整合する後壁部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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