JP2006051720A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006051720A
JP2006051720A JP2004235773A JP2004235773A JP2006051720A JP 2006051720 A JP2006051720 A JP 2006051720A JP 2004235773 A JP2004235773 A JP 2004235773A JP 2004235773 A JP2004235773 A JP 2004235773A JP 2006051720 A JP2006051720 A JP 2006051720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor belt
roller
inkjet recording
recording apparatus
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004235773A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Sekimoto
正彦 関本
Akira Mihara
顕 三原
Satoru Mori
哲 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004235773A priority Critical patent/JP2006051720A/ja
Publication of JP2006051720A publication Critical patent/JP2006051720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

【課題】 簡単且つ小型の構造で、マルチパスによる画像記録が可能なインクジェット記録装置を得る。
【解決手段】 案内部材26には、所定の曲率半径R2を有する円弧状の案内部26Gを有し、案内部26Gが駆動ローラ24から見て外側に向かって凸になるように配置される。駆動ローラ24と案内部26Gの中心間ピッチL、駆動ローラ24の半径R1、案内部26Gの曲率半径R2について、L<R1+R2の関係が満たされる。駆動ローラ24の半径R1及び案内部26Gの曲率半径R2を大きくしても、これらの中心間ピッチLは小さくでき、インクジェット記録装置12全体として小型化を図ることが可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に、記録媒体をインクジェット記録ヘッドからのインク滴の吐出領域に複数回通過させることが可能ないわゆるマルチパスに対応したインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置の中には、記録媒体をドラム等に保持させた状態で周回させつつ、保持された記録媒体にインクジェット記録ヘッドからインク滴を吐出して画像記録を行うものがある。このように記録媒体を周回させることで、インクジェット記録ヘッドからのインク滴の吐出領域に記録媒体を複数回通過させる、いわゆるマルチパスも可能となる。
たとえば、特許文献1には、印字媒体をドラムの外周面に保持させ、この印字媒体に各色用ノズルユニットからインクを吹き付けるインクジェットプリンタが記載されている。
しかし、特許文献1のように外周面が円筒状とされたドラムに印字媒体を保持させると、これに合わせてノズルユニットも斜めに配置する必要があり、たとえば、ノズルユニットの位置決めやメンテナンス、インク供給等の制御や構成が複雑になる。また、ノズルユニットを斜めに配置しても、ノズル面とドラムの外周面(印字媒体)との距離を一定にすることは実質的に不可能若しくは極めて困難となる。特に、ノズルを1つのノズルユニットに2次元配置した場合には、ドラムの周方向(回転方向)の異なる位置にノズルが存在していることになるため、これらのノズルと印刷媒体との距離を一定にすることは難しい。ここで、たとえばドラムを大きくすることで、ノズルごとの印刷媒体との距離の差を少なくすることも考えられるが、ドラムの大型化により、インクジェットプリンタの大型化も招いてしまう。
特許文献2には、静電吸着ベルトが2つのシャフトに支持され、この静電吸着ベルトの平坦部分にプリントヘッドを対向させて、用紙を何回でもプリントヘッドの前を通過させることの可能な印刷機が記載されている。
しかし、特許文献2の構成では、静電吸着ベルトがシャフトに巻きかけられた部分で用紙が厚み方向に湾曲されるため、シャフトの径が小さいと用紙が静電吸着ベルトからはがれるおそれがある。これを防止するためにシャフトの径を大きくすると、印刷機の大型化を招いてしまう。
特開平10−138516号公報 特開平10−166563号公報
本発明は上記事実を考慮し、簡単且つ小型の構造で、マルチパスによる画像記録が可能なインクジェット記録装置を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、無端状に形成され外周面に記録媒体を保持して循環可能な搬送ベルトと、前記搬送ベルトの内側で前記搬送ベルトに接触配置され搬送ベルトに循環の駆動力を作用させる駆動ローラと、前記搬送ベルトの内側で前記搬送ベルトに接触配置され搬送ベルトを所定値以下の曲率で湾曲するように案内する案内部を備えた案内手段と、前記駆動ローラと前記案内部との間に構成される前記搬送ベルトの平坦部に対向配置され、この平坦部上の記録媒体に画像情報に応じてインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、を備え、前記駆動ローラの中心と前記案内部の曲率中心との中心間ピッチLが、駆動ローラの半径R1及び案内部の曲率半径R2に対し、
L<R1+R2
を満たすように駆動ローラと案内手段とが配置されていることを特徴とする。
したがって、搬送ベルトの外周面に記録媒体を保持させた状態で搬送ベルトを循環させることで、記録媒体をインクジェット記録ヘッドの吐出領域(インク滴を吐出する領域)に複数回通過させ、いわゆるマルチパスで画像記録を行うことができる。インクジェット記録ヘッドは、駆動ローラと案内部との間に構成される搬送ベルトの平坦部に対向配置されているので、たとえば搬送ベルトの循環方向(記録媒体の搬送方向)に沿って並べて配置することが可能であり、従来のように、インクジェット記録ヘッドを円筒状のドラムに対応させて斜めに配置する必要がない。このため、斜めに配置していた構成と比較して、構造が簡単になる。
駆動ローラと案内手段とは、駆動ローラの中心と案内部の曲率中心との中心間ピッチLが駆動ローラの半径R1及び案内部の曲率半径R2に対し
L<R1+R2
を満たすように配置されている。すななち、たとえば案内手段に代えて半径R2のローラを使用した構成と比較すると、駆動ローラと案内手段とが接近して配置されている。これにより、インクジェット記録装置全体として小型にすることが可能となる。
なお、駆動ローラ及び案内部は、それぞれ少なくとも1つ設けられている必要があるが、それぞれ2つ以上であってもよい。この場合の本発明に係る平坦部としては、駆動ローラと案内部の間だけでなく、隣接する2つの駆動ローラの間又は2つの案内部の間に構成されるものも含む。たとえば、駆動ローラ1つに対し案内部が2つの構成では、2つの案内部の間に構成される平坦部も、本発明に係る平坦部に含まれる。2つの案内部は、1つの案内手段に設けられていてもよいし、1つの案内部が設けられた案内手段が2つ配置される構成でもよい。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記駆動ローラと前記案内部との間に、これらの間に構成される前記搬送ベルトの平坦部を搬送ベルトの内側から支持する支持部材、が配置されていることを特徴とする。
したがって、搬送ベルトの、駆動ローラと前記案内部との間に位置する部分を支持部材が内側から支持するので、搬送ベルトの局所的な凹みが少なくなり、平坦性をより確実に確保できる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、前記支持部材が、前記案内手段と一体化されていることを特徴とする。
これにより、部品点数が少なくなる。また、支持部材の案内部に対する位置合わせ等を行う必要もなくなる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記案内手段に、前記搬送ベルトに内側から接して従動回転する1又は複数の従動ローラ、が備えられていることを特徴とする。
従動ローラが搬送ベルトの循環に伴って従動回転するので、搬送ベルトの循環に作用する負荷(抵抗)が少なくなり、搬送ベルトをスムーズに循環させることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記インクジェット記録ヘッドが、前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に構成される前記搬送ベルトの複数の平坦部のうち少なくとも2つの平坦部のそれぞれに対向するように複数備えられていることを特徴とする。
したがって、インクジェット記録ヘッドが記録媒体の搬送方向に長い場合でも、複数の平坦部に対向する箇所に分けて配置可能となる。たとえば、4つのインクジェット記録ヘッドを2つずつに分けて、2ヶ所の平坦部に対向させることができる。また、1つの平坦部のみにインクジェット記録ヘッドを対向させて配置する構成と比較して、より多くのインクジェット記録ヘッドを配置して、高画質の画像を記録することも可能となる。
請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記インクジェット記録ヘッドが、記録媒体の搬送方向と直交する幅方向で記録媒体の全幅に対してインク滴を吐出可能な幅を備えていることを特徴とする。
インクジェット記録ヘッドを、記録媒体の搬送方向と直交する方向へ移動させる必要がなくなるので、移動のための機構が不要となり、インクジェット記録装置を小型化することが可能になると共に、画像記録を高速化することが可能となる。もちろん、インクジェット記録ヘッドを記録媒体の移動方向と直交する方向へ移動させて、マルチパスでの画像記録の効果(解像度の高い高画質の画像を得る、あるいは、インクジェット記録ヘッドの不具合を記録結果に反映させないようにする等)を得るようにしてもよい。この場合であっても、記録媒体の全幅にわたってインクジェット記録ヘッドを移動させる必要はないので、移動のための機構を小型化でき、インクジェット記録装置としても小型化可能となる。
本発明は上記構成としたので、簡単且つ小型の構造で、マルチパスによる画像記録が可能となる。
図1には、本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップローラ18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。以下、単に「搬送方向」というときは、記録媒体である用紙Pの搬送方向をいい、「上流」、「下流」というときはそれぞれ、搬送方向の上流及び下流を意味するものとする。
給紙トレイ16の上方には、駆動ローラ24及び案内部材26に張架された無端状の搬送ベルト28が配置されており、搬送ベルト28には上下に2つの平坦部分28Fが構成されている。搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、搬送ベルト28の上側の平坦部分28F(図3参照)に対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
そして、用紙Pを搬送ベルト28で保持した状態で周回させることで、吐出領域SE内に複数回通過させて、いわゆるマルチパスによる画像記録を行うことができる。したがって、搬送ベルト28の表面が、本発明における用紙Pの周回経路となっている。
なお、搬送ベルト28は、たとえば、ポリイミドやポリエステル等、帯電させることで、電荷を表面に残留させることが可能な高分子材料で構成されている。
図3に示すように、記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(S)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド32を備えている。これら各インクジェット記録ヘッド32は、その長手方向が用紙Pの幅方向と搬送方向と一致する向きで、且つ搬送方向に沿って並べて配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。なお、それぞれのインクジェット記録ヘッド32においてインク滴を吐出する方法は特に限定されず、いわゆるサーマル方式や圧電方式等、公知のものを適用できる。これら複数のインクジェット記録ヘッド32が一体化されて記録ヘッドアレイ30が構成されていてもよい。
各インクジェット記録ヘッド32は、図示しない記録ヘッド制御手段によって制御されるようになっている。記録ヘッド制御手段は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号をインクジェット記録ヘッド32に送る。さらに、インクジェット記録装置12の全体の動作は、同じく図示しないシステム制御手段によって制御される。
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよく、これにより、記録ヘッドアレイ30(各インクジェット記録ヘッド32)を移動させるために機構が不要となるので、インクジェット記録装置12全体の小型化を図ることが可能となる。なお、必要に応じて記録ヘッドアレイ30が搬送方向と直交する方向に僅かに移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、用紙幅方向でより解像度の高い画像を記録したり、インクジェット記録ヘッド32の不具合(画像ムラや白スジ等)を記録結果に反映させないようにしたりできる。この構成であっても、記録ヘッドアレイ30の移動距離は僅かで済み、用紙Pの全幅にわたって移動させる必要はない。このため、移動のための機構を簡略化でき、インクジェット記録装置12全体の小型化を図ることができる。なお、記録ヘッドアレイ30(インクジェット記録ヘッド32)をこのように幅方向に僅かに移動させる構成としては、たとえばカム等を使用できるが、これに限定されない。
図1及び図2に示すように、記録ヘッドアレイ30の近傍には、それぞれのインクジェット記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。メンテナンスユニット34のそれぞれは、必要に応じて、インクジェット記録ヘッド32からダミージェットされたインク滴を受けるダミージェット受け部材、ノズル面32N(図3参照)をキャッピングするキャッピング部材、ノズル面32Nをワイピングするワイピング部材、等を備えている。インクジェット記録ヘッド32に対してメンテナンスを行う場合には、図2に示すように、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動し、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面32Nに対向した状態で、所定のメンテナンス動作(バキューム、ダミージェット、ワイピング、キャッピング等)を行う。
図3及び図4に詳細に示すように、記録ヘッドアレイ30の上流側には、図示しない電源が接続された吸入・帯電ローラ36が配置されている。吸入・帯電ローラ36は、駆動ローラ24との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し用紙Pを搬送ベルト28に押圧する押圧位置と、搬送ベルト28から離間した離間位置との間を移動可能とされている。押圧位置では、搬送されてきた用紙Pを搬送ベルト28に案内できる。このとき、駆動ローラ24との間に所定の電位差が生じているため、用紙Pに電荷を与えて搬送ベルト28に静電吸着させることができる。
吸入・帯電ローラ36としては、例えば、シリコーンゴムの表面に導電性カーボンを被覆し、体積抵抗値106〜107Ω・cm程度に調整したφ14mmのローラを使用することができる。
また、電源としては、用紙Pを所定電位に帯電させることが可能であれば、直流電源でも交流電源でもよい。
なお、吸入・帯電ローラ36よりもさらに上流側には、図示しないレジローラが設けられており、用紙Pが搬送ベルト28と吸入・帯電ローラ36との間に至る前に位置合わせされる。
記録ヘッドアレイ30の下流側には、軸部材58によって回動可能に保持された複数の剥離爪56が、用紙Pの幅方向に一定間隔をあけて配置されている。剥離爪56は、その先端が搬送ベルト28に接触して用紙Pを搬送ベルト28から剥離する剥離位置と、搬送ベルト28から離間した離間位置との間を回動するようになっている。離間位置では、用紙Pが搬送ベルト28から剥離されないので、マルチパスでの画像記録が可能となる。
また、記録ヘッドアレイ30と剥離爪56の間には除電器60が配置されており、搬送ベルト28及び用紙Pを除電して、剥離爪56による剥離を容易に行えるように補助している。
剥離された用紙Pは、剥離プレート40の下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
給紙トレイ16と搬送ベルト28の間には、複数の反転用ローラ対50で構成された反転経路52が設けられており、片面に画像記録された用紙Pを反転させて搬送ベルト28に保持させることで、用紙Pの両面への画像記録を容易に行えるようになっている。
搬送ベルト28と排紙トレイ46の間には、4色の各インクをそれぞれ貯留するインクタンク54が設けられている。インクタンク54のインクは、図示しないインク供給配管をによって、記録ヘッドアレイ30に供給される。インクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、公知の各種インクを使用できる。
図5及び図6にも示すように、駆動ローラ24は、幅方向に沿って配設されたシャフト62と、このシャフト62に固定された円筒状のローラ本体64と、で構成されている。ローラ本体64は、金属等の硬質製部材の表面をゴムで覆って構成されている。ローラ本体64は所定の半径R1を有しており、その外周面が搬送ベルト28を内側から接触して支持している。
これに対し、案内部材26は、所定の曲率半径R2を有する円弧状(略半円筒状)の案内部26Gを有している。案内部材26は、この案内部26Gが駆動ローラ24から見て外側(図4では右側)に向かって凸になるように配置されて、搬送ベルト28に内側から接触して張力を作用させており、これによって搬送ベルト28が安定的に張架支持されている。したがって、駆動ローラ24から駆動力を受けた搬送ベルト28は、案内部26Gに対し摺動しつつ循環する。
ここで、駆動ローラ24と案内部材26とは、案内部26Gに沿って想定される半径R2の仮想円C2の中に、駆動ローラ24が入り込むように配置されている。換言すれば、本実施形態では、円弧状の案内部26Gを備えた案内部材26によって搬送ベルト28を支持するようにしたので、この案内部26Gの内側に実質的に駆動ローラ24が入り込むようにして近接配置されている。したがって、案内部26Gに代えて、半径R2(案内部26Gの曲率半径と一致している)を有するローラを想定すると、このローラと駆動ローラ24とが軸方向に見て部分的に重なっている。すなわち、駆動ローラ24と案内部材26の仮想円C2の曲率中心の中心間ピッチをLとすると、
L<R1+R2
の関係が満たされている。
一般に、いわゆるマルチパスを可能とするインクジェット記録装置では、用紙Pを搬送ベルト等に吸着した状態で複数回周回させる必要があるため、搬送ベルト28からの用紙Pの不用意なはがれを防止する等の観点から、搬送ベルトが張架される部材は、その曲率半径を大きくすることが好ましい。しかし、たとえば、大径のローラや、曲率半径の大きな部材を使用すると、インクジェット記録装置全体の大型化を招くことになる。
これに対し、本実施形態では、上記の構成とすることで、搬送ベルト28を張架支持する駆動ローラ24及び案内部材26を接近させている。すなわち、駆動ローラ24の半径R1及び案内部26Gの曲率半径R2を大きくしても、これらの中心間ピッチLは小さくすることができる。これにより、インクジェット記録装置12全体としても、小型化を図ることが可能となる。
なお、中心間ピッチL、駆動ローラ24の半径R1及び案内部26Gの曲率半径R2は、この条件を満たせば特に限定されないが、たとえば本実施形態では、L=100mm、R1=80mm、R2=80mmとしている。
図3〜図5に示すように、案内部材26はさらに、案内部26Gの上下から延出された平板状の支持板26Sを有している。支持板26Sは、駆動ローラ24と案内部26Gとの間で搬送ベルト28に内側から接触して支持する。これにより、搬送ベルト28の凹みが防止されており、駆動ローラ24と案内部26Gとの間で平坦部分28Fの平面性を高く維持して、安定的に用紙Pを搬送することができる。また、画像記録時におけるインクジェット記録ヘッド32と用紙Pとの間隔の変動が抑制され、より高画質の画像を記録可能となる。
なお、支持板26Sは、案内部26Gとは別体の支持部材とされていてもよいが、上記したように、案内部26Gから延出することで案内部材26に一体化すれば、部品点数が少なくなる。また、案内部材を案内部26Gに対して位置合わせして取り付ける必要がなくなるので、好ましい。
案内部材26は、プレス等で成形可能な金属材料(ステンレス等)や、プラスチック等の樹脂材料を使用できる。上記したように、搬送ベルト28が摺動するため、表面が磨耗しづらく、且つ搬送ベルト28との摺動抵抗が低く、搬送ベルト28に損傷等を与えないものが好ましい。
このような全体構成とされた本実施形態のインクジェット記録装置12では、上記したように、給紙トレイ16から取り出された用紙Pが搬送され、搬送ベルト28に至る。そして、吸入・帯電ローラ36によって搬送ベルト28に案内されて押し付けられると共に、吸入・帯電ローラ36からの印加電圧によって搬送ベルト28に吸着(密着)して保持される。この状態で、搬送ベルト28の循環によって用紙Pが吐出領域SEを通過しつつ、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出されて、用紙P上に画像が記録される。1パスのみで画像記録する場合には、除電器60で用紙P及び搬送ベルト28を除電し、その後、剥離爪56で用紙Pで搬送ベルト28から剥離し、排出ローラ対42で搬送して排紙トレイ46に排出する。
これに対し、マルチパスで画像記録を行う場合には、除電器60による除電を行わず、さらに剥離爪56も離間位置として、必要な回数に達するまで用紙Pを周回させ吐出領域SEを通過させる。これが所定回数に達した後、除電器60で用紙P及び搬送ベルト28を除電し、その後、剥離爪56で用紙Pで搬送ベルト28から剥離し、排出ローラ対42で搬送して排紙トレイ46に排出する。なお、マルチパスの場合の実際のパス数は特に限定されず、たとえば、記録画像の所望の解像度等に応じて決定できる。
そして、本実施形態のインクジェット記録装置12では、駆動ローラ24と案内部材26とで搬送ベルト28を張架支持することで、搬送ベルト28に平坦部分28Fを構成し、この平坦部分28Fに対向して、且つ用紙Pの搬送方向に並べてインクジェット記録ヘッド32を配置している。従来のように、円筒状あるいは円柱状の搬送部材を用いた構成では、インクジェット記録ヘッドを斜めに配置する必要があるが、本実施形態では、インクジェット記録ヘッド32を平坦部分28Fに沿って並べて配置できるので、簡単な構造となる。
また、このインクジェット記録装置12では、上記したように、駆動ローラ24及び案内部材26を接近させて、これらの中心間ピッチLが小さくされているので、インクジェット記録装置12としても小型化されている。特に、マルチパスでの画像記録を行う構成では、用紙Pを搬送ベルト28で吸着保持した状態で複数回周回させるため、駆動ローラ24及び案内部26Gとして大径のものを使用することが好ましい。本実施形態では、インクジェット記録装置12全体の大型化を招くことなく、駆動ローラ24及び案内部26Gとして大径のものを使用することが可能になるので、用紙Pの搬送ベルト28からの不用意な剥離や剥がれをより確実に防止することも可能となる。
また、搬送ベルト28の全長も短くなるので、用紙Pを周回させるための時間も短くなり、画像記録に要する時間(特に、1枚目の用紙Pに画像記録するための時間(FPOT))を短くすることができる。
なお、図6に示す変形例のように、必要に応じて、搬送ベルト28に内側から接触する補助ローラ68も設けてもよい。この補助ローラ68としては、たとえば、搬送ベルト28を内側から押圧して張力を調整するテンションローラ等を挙げることができる。また、補助ローラ68としては、このように求められている作用を奏すれば十分であるので、駆動ローラ24や案内部26Gよりも小径のものを用いれば、補助ローラ68によってインクジェット記録装置12の大型化を招くことはない。また、小径の補助ローラ68を使用しても、搬送ベルト28の接触部分でのラップ角θ(搬送ベルト28の接触部分を円弧とする中心角)が十分に小さければ、搬送ベルト28からの用紙Pの浮き上がりや剥がれを防止できる。
図7には、本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の駆動ローラ24及び案内部材26の近傍が示されている。
第2実施形態では、駆動ローラ24と案内部材26とが上下(図10では駆動ローラ24を下、案内部材26を上としているが、逆でもよい)になるように配置され、これらの間に構成される搬送ベルト28の2箇所の平坦部分28Fのそれぞれに、2つのインクジェット記録ヘッド32で構成された記録ヘッドアレイ31が対向配置されている。1つのインクジェット記録ヘッド32において搬送方向に沿った長さL1が長く、1箇所の平坦部分28Fに所定数(たとえば第1実施形態と同様に4つ)のインクジェット記録ヘッド32を並べて配置することが困難あるいは不可能な場合でも、このように、2箇所の平坦部分28Fに分けてインクジェット記録ヘッド32を配置することで、所定数のインクジェット記録ヘッド32を配置可能となる。
また、1箇所の平坦部分28Fに所定数のインクジェット記録ヘッド32を対向配置可能な場合であっても、さらに、もう1箇所の平坦部分28Fにインクジェット記録ヘッド32を対向配置することで、インクジェット記録ヘッド32の数を多くし、より高画質の画像を記録可能な構成にすることもできる。
なお、図7では、駆動ローラ24と案内部材26とを上下に配置し、平坦部分28Fが鉛直方向となるようにしている。もちろん、第1実施形態(図4参照)のように、水平な2つの平坦部分28Fが上下に位置している構成において、上側及び下側の平坦部分28Fのそれそれに対向させてインクジェット記録ヘッド32を配置してもよい。ただしこの構成では、上側のインクジェット記録ヘッド32でのインク滴の吐出の向きと重力の向きとが一致するのに対し、下側のインクジェット記録ヘッド32ではこれらが逆向きとなるため、インク滴の吐出状態を上下のインクジェット記録ヘッド32で一致させるように調整する必要が生じる。
これに対し、図7に示したように、2つの平坦部分28Fがいずれも鉛直方向となるように構成すると、2つのインクジェット記録ヘッド32のいずれにおいても、インク滴の吐出の向きと重力の向きとの関係が一致する(直交する)ので、上記したような調整が簡易になり、より好ましい。
図8には、本発明の第3実施形態のインクジェット記録装置の駆動ローラ24及び案内部材74が示されている。この案内部材74は、第1実施形態の案内部材26と同様に、円弧状の案内部74Gと、平板状の支持部74Sを有している。また、案内部材74は駆動ローラ24に接近して配置されており、インクジェット記録装置全体として小型化を図ることが可能とされている。
さらに第3実施形態では、図9にも示すように、案内部材74に、複数(本実施形態では5つ)の長孔76が形成されている。
長孔76のそれぞれは、幅方向が長手方向となる向きとされ、搬送方向に一定間隔をあけて形成されている。
長孔76のそれぞれには、同じく幅方向が長手方向と一致する向きで、小径従動ローラ78が配置されている。図8から分かるように、小径従動ローラ78は、その外周面の一部が案内部26Gの外面と面一(若しくは、わすかに突出する)ように配置されており、案内部26Gを搬送ベルト28が摺動すると、摩擦によって回転(従動)する。これにより、搬送ベルト28の循環に対する負荷をさらに低減させ、スムーズに搬送ベルト28を循環させることが可能となる。
なお、第3実施形態において、小径従動ローラ78の数は限定されず、1つでもよい。ただし、搬送ベルト28のスムーズな摺動を実現するためには、複数設けることが好ましく、図8及び図9に示したように5つ程度(あるいはそれ以上)とすることがより好ましい。
図10には、本発明の第4実施形態のインクジェット記録装置の駆動ローラ24及び小径従動ローラ80が示されている。第4実施形態では、小径従動ローラ80が第3実施形態の小径従動ローラ78と略同一の構成及び配置とされているが、図11にも示すように、第3実施形態の案内部材74が配置されていない点が異なっている。
このように案内部材74を省略した構成であっても、図10から分かるように、実質的に搬送ベルト28は、案内部材26又は案内部材74を備えた構成と同様に略円弧状に案内されている。したがって、複数の小径従動ローラ80によって、本発明の案内手段が構成されていることになる。
ここで、それぞれの小径従動ローラ80の半径R3は、第1実施形態の案内部26Gの半径R2よりも小さいが、それぞれの小径従動ローラ80に対する搬送ベルト28のラップ角αも小さくなっている。このため、小径従動ローラ80の半径R3が小さいことに起因して用紙Pが搬送ベルト28から浮き上がることはない。そして、複数の小径従動ローラ78の全体では、第1実施形態の案内部26Gで案内される場合と同様に、半径が概ねR2の円弧状に案内されている。これにより、第1実施形態と同様に、用紙Pを搬送ベルト28で確実に吸着保持できる。
本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置を画像記録状態で示す概略図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置をメンテナンス状態で示す概略図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の搬送ベルト及びその近傍を示す概略斜視図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の搬送ベルト及びその近傍を示す概略正面図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の駆動ローラ及び案内部材を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の変形例のインクジェット記録装置の搬送ベルト及びその近傍を示す概略正面図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の搬送ベルト及びその近傍を示す概略正面図である。 本発明の第3実施形態のインクジェット記録装置の搬送ベルト及びその近傍を示す概略正面図である。 本発明の第3実施形態のインクジェット記録装置の駆動ローラ、案内部材及び小径従動ローラを示す斜視図である。 本発明の第4実施形態のインクジェット記録装置の搬送ベルト及びその近傍を示す概略正面図である。 本発明の第4実施形態のインクジェット記録装置の駆動ローラ及び小径従動ローラを示す斜視図である。
符号の説明
12 インクジェット記録装置
14 筐体
16 給紙トレイ
18 ピックアップローラ
20 搬送ローラ対
22 搬送経路
24 駆動ローラ
26 案内部材
26G 案内部
26S 支持板
28 搬送ベルト
28F 平坦部分
30 記録ヘッドアレイ
31 記録ヘッドアレイ
32 インクジェット記録ヘッド
32N ノズル面
34 メンテナンスユニット
36 吸入・帯電ローラ
40 剥離プレート
42 排出ローラ対
44 排出経路
46 排紙トレイ
50 反転用ローラ対
52 反転経路
54 インクタンク
56 剥離爪
58 軸部材
60 除電器
62 シャフト
64 ローラ本体
68 補助ローラ
74 案内部材
74G 案内部
74S 支持部
76 長孔
78 小径従動ローラ
80 小径従動ローラ
C2 仮想円
L 中心間ピッチ
P 用紙
R1 半径
R2 曲率半径
R3 半径
SE 吐出領域
α ラップ角
θ ラップ角

Claims (6)

  1. 無端状に形成され外周面に記録媒体を保持して循環可能な搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの内側で前記搬送ベルトに接触配置され搬送ベルトに循環の駆動力を作用させる駆動ローラと、
    前記搬送ベルトの内側で前記搬送ベルトに接触配置され搬送ベルトを所定値以下の曲率で湾曲するように案内する案内部を備えた案内手段と、
    前記駆動ローラと前記案内部との間に構成される前記搬送ベルトの平坦部に対向配置され、この平坦部上の記録媒体に画像情報に応じてインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、
    を備え、
    前記駆動ローラの中心と前記案内部の曲率中心との中心間ピッチLが、駆動ローラの半径R1及び案内部の曲率半径R2に対し、
    L<R1+R2
    を満たすように駆動ローラと案内手段とが配置されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記駆動ローラと前記案内部との間に、これらの間に構成される前記搬送ベルトの平坦部を搬送ベルトの内側から支持する支持部材、
    が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記支持部材が、前記案内手段と一体化されていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記案内手段に、前記搬送ベルトに内側から接して従動回転する1又は複数の従動ローラ、
    が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記インクジェット記録ヘッドが、前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に構成される前記搬送ベルトの複数の平坦部のうち少なくとも2つの平坦部のそれぞれに対向するように複数備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記インクジェット記録ヘッドが、記録媒体の搬送方向と直交する幅方向で記録媒体の全幅に対してインク滴を吐出可能な幅を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
JP2004235773A 2004-08-13 2004-08-13 インクジェット記録装置 Pending JP2006051720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004235773A JP2006051720A (ja) 2004-08-13 2004-08-13 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004235773A JP2006051720A (ja) 2004-08-13 2004-08-13 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006051720A true JP2006051720A (ja) 2006-02-23

Family

ID=36029490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004235773A Pending JP2006051720A (ja) 2004-08-13 2004-08-13 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006051720A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263971A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Konica Minolta Holdings Inc 画像記録装置
JP2008155427A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Ricoh Co Ltd 搬送装置及び画像形成装置
JP2009137141A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Seiko Epson Corp 両面画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000153646A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd プリント装置及び紙状媒体発行装置
JP2001277617A (ja) * 2001-02-26 2001-10-09 Fuji Photo Film Co Ltd インクジェットプリンタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000153646A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd プリント装置及び紙状媒体発行装置
JP2001277617A (ja) * 2001-02-26 2001-10-09 Fuji Photo Film Co Ltd インクジェットプリンタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263971A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Konica Minolta Holdings Inc 画像記録装置
JP2008155427A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Ricoh Co Ltd 搬送装置及び画像形成装置
JP2009137141A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Seiko Epson Corp 両面画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7722180B2 (en) Liquid droplet discharge apparatus including duplex recording medium transport unit
KR20050083989A (ko) 잉크젯 기록 장치
US8297733B2 (en) Ink jet recording apparatus having recovery device
JP5703267B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4492366B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2007130975A (ja) 液滴吐出装置
US20060061638A1 (en) Ink jet recording apparatus
US7954815B2 (en) Segmented rigid plate belt transport with a high motion quality drive mechanism
JP2006256265A (ja) 液滴吐出装置
US8414104B2 (en) Recording apparatus and wiping device
JP2006256790A (ja) インクジェット記録装置
JP2006051720A (ja) インクジェット記録装置
JP2007152785A (ja) インクジェット記録装置
JP2008230819A (ja) 用紙搬送装置及びこれを用いたインクジェット記録装置
US7559641B2 (en) Image recording apparatus
JP2006051719A (ja) インクジェット記録装置
JP2010285239A (ja) ベルト搬送装置及びこれを備えたインクジェット記録装置
JP2008222418A (ja) インクジェット記録装置
JP4765802B2 (ja) 画像形成装置
JPH05162881A (ja) インクジェットプリンタ
JP2017132043A (ja) 印刷装置
JP2010100068A (ja) インクジェット記録装置及び画像形成装置
JP2000246982A (ja) インクジェット記録装置及び用紙搬送装置
JP2010046886A (ja) 印刷装置
JP2004175494A (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090612

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Effective date: 20090917

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110105