JP2006050889A - ブラシレスモータ - Google Patents

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JP2006050889A JP2005142005A JP2005142005A JP2006050889A JP 2006050889 A JP2006050889 A JP 2006050889A JP 2005142005 A JP2005142005 A JP 2005142005A JP 2005142005 A JP2005142005 A JP 2005142005A JP 2006050889 A JP2006050889 A JP 2006050889A
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Abstract

【課題】ブラシレスモータに使用される抜け止め構造において、組み立て後の分解が容易であり、寸法の調整が容易なブラシレスモータの提供を目的とする。
【解決手段】係止部材4を回転と軸方向の挿入を組み合わせて挿入可能な金属プレス部品では形成が困難な形状の挿入部を抜け止め部材5に樹脂成形により形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、CD、DVD、MDなどのディスクを回転させるブラシレスモータに関するものである。
従来より、ブラシレスモータには、衝撃等によりロータマグネットとステータコアとの磁気吸引力を上回る力がモータに働いた場合のロータの脱落を防止するために抜け止め構造が付加されている。抜け止め構造としては、軸受ハウジングに係合部を設け、軸受ハウジングに対向するロータ部に抜け止め部材を設けこれらを係合させる構造が一般に採用されている(例えば、特許文献1参照)。
また、回転軸(シャフト)の一部に溝を設け、その溝に抜け止め部材を係合させる構造なども採用されている。
図8に従来のブラシレスモータの構造を示す。図8において21は回転体(ロータ)、22は回転軸(シャフト)、25は抜け止め部材、23は軸受、24は軸受ハウジング、26は係合部、27はステータコアである。軸受ハウジング24は一般に金属を切削加工してなされ、端部に係合部26が設けられる。抜け止め部材25は弾性を有する。ブラシレスモータを組み立てる際、回転軸22を軸受23に挿入していくと、抜け止め部材25の先端が前記係合部26に接触し、さらに回転軸22を挿入していくと抜け止め部材25の弾性により係合部26の外径方向に広がり、さらに回転軸22を挿入していき抜け止め部材25の先端が係合部26の外径を通過した時点で係合部26の外形より弾性によって小さくなるため元の形状に戻り、よって係合部26に抜け止め部材25の先端が入り込んで抜け止めとして機能するようになる。
ディスク駆動装置では、薄型化、小型化を要求されているのが現状であって、これらに用いられるブラシレスモータの軸受保持構造には、上記従来のブラシレスモータのごとく軸受保持部である軸受ハウジングに真鍮等の金属切削加工部材を用いたもの以外にも、軸受と同材質の焼結部材を用いたものなど、さまざまなものが提案されており、近年の急速な低価格化に対応するためには、軸受保持構造もできるだけ安価な部材の組み合わせで構成していくことが必要となっている。
その最も代表的なものは、軸受保持機構を金属プレス加工品のみで構成する構造であり、そのような構造についても、これまでいくつかのものが提案されてきた。
図13に示すブラシレスモータの場合には、モータはロータ部101とステータ部102によって構成され、前記ステータ部102のモータ取り付け板103は、そのほぼ中央部にバーリング加工によってバーリング部104が形成され、このバーリング部104の内側に、シャフト105を回転自在に支承する軸受106を圧入することによって、軸受ハウジングとして機能している。バーリング部104の入口にはロータ部101のスラスト方向の荷重を支持するスラストキャップ107が圧入固定されている。108は耐摩耗特性を有するスラスト板108である(例えば、特許文献2参照)。
また、図14に示すブラシレスモータの場合には、モータはロータ部109とステータ部110によって構成され、前記ステータ部110のモータ取り付け板111は、そのほぼ中央部にバーリング加工によってバーリング部112が形成され、このバーリング部112に、円筒部の一端側に底面を一体的に有するカップ状の軸受ハウジング113が圧入固定されている。前記軸受ハウジング113の内側にはシャフト114を回転自在に支承する軸受115が嵌合されている。軸受ハウジング113の底面部には、耐摩耗特性を有するスラスト板116を設け、このスラスト板116によってロータ部109のスラスト方向の荷重を支持している(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−23702号公報(第5−7頁、図1) 特開平8−289523号公報(第3頁、図1) 特開2000−125505号公報(第6頁、図1)
しかしながら、図8に示した従来の構成では、抜け止め部材がブラシレスモータの外部より操作しにくいため組み立て後の分解、補修が困難であり、また回転体(ロータ)とステータコアの非常に狭い隙間に抜け止め部材を設けるため、抜け止め部材の弾性を適切に設定することが困難であり、さらに抜け止め部材は一般に金属板のプレス加工によって形成されるが、折り曲げ工程を含むため折り曲げ角度を高精度に維持するのが困難であるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、組み立て後も分解が容易で、また抜け止め部材の寸法の調整や弾性の設定が容易であるブラシレスモータを提供することを目的とする。
また、近年、ディスク駆動装置に用いられるブラシレスモータは、さらなる小型化、薄型化を要求されている。
しかしながら、図8に示す従来の構成及び図13に示す軸受保持機構では、モータが小型化、薄型化するのに伴い、図8における軸受ハウジング24をモータの取り付けベース部に固定する部分の長さが、図13におけるスラストキャップ107の圧入軸方向の長さが短くなり、締結強度が低下することから、ロータ部21、101のスラスト方向荷重の支持に対し、保持強度の不足に陥る。仮に、接着による固定を併用するにしても、接着剤が軸受21、106の部分に流出し、信頼性面等に悪影響を及ぼす可能性がある。また、溶接による固定は、その構成上、実施が困難である。
また、図14に示す軸受保持機構においても、モータが小型化、薄型化するのに伴い、軸受ハウジング113とモータ取り付け板111の圧入軸方向の長さは短くなり、締結強度の不足に陥る。この構成において、図13に示す軸受保持機構のような、ロータ部のスラスト方向荷重の支持に対策するためには、前記軸受ハウジング113の外径段差部117を、前記モータ取り付け板111のバーリング部端面118で支持する必要があり、モータが小型化、薄型化を強いられた場合には、前記軸受ハウジング113と、その内径に嵌合された軸受115の締結強度、およびモータ取り付け板111との締結強度の両強度確保を同時に満足させることが困難になる。
この図14に示す軸受保持機構も、図13の場合と同じく、溶接による固定は、その構成上実施が困難であるし、接着による固定も、モータ取り付け板下面への接着剤の流出が懸念され、有用ではない。
いずれにせよ、モータが小型化、薄型化するのに伴って、圧入固定のみでは締結強度を確保することが困難となることは明白であり、本発明は、ロータ部のスラスト方向荷重への高い支持剛性が確保され、また、軸受ハウジングは、圧入固定以外の締結方法が高い信頼性のもとに可能であるディスク駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、係止部材を回転と軸方向の挿入を組み合わせて挿入可能な金属プレス部品では形成が困難な形状の挿入部を抜け止め部材に樹脂成形により形成する事で、回転体の抜け防止を行なうと同時に、必要に応じて取り外すことを可能にしたものである。
本発明の請求項1に記載のブラシレスモータは、シャフトと前記シャフトを固定する締結部をその中央に形成したロータフレームと前記ロータフレームに固定されたロータマグネットと前記締結部の外周に固定され係止部突部を有する係止部材とを備えたロータ組立体と、前記シャフトを支承する軸受と前記軸受を保持する軸受ハウジングと前記軸受ハウジングを保持するモータ取り付け板と前記ロータマグネットと対向配置され巻線を絶縁部材を介して巻装したステータコアとを備えたステータ組立体とからなり、さらにステータ組立体には前記係止部突部と係合して前記ロータ組立体が前記ステータ組立体から分離することを妨げる抜け止め部材が前記軸受ハウジングの上方から取り付けられており、前記抜け止め部材には回転と軸方向の挿入を組み合わせて前記係止突部が挿通可能に形成された挿通部が形成されたことを特徴とするブラシレスモータであり、この構成により組み立て後も分解が容易であり、また抜け止め部材の寸法の調整や弾性の設定が容易であるという作用を有する。
本発明の請求項2に記載のブラシレスモータは、請求項1において、抜け止め部材は絶縁部材と樹脂により一体に成形されたことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のブラシレスモータは、請求項2において、抜け止め部材がステータコアと軸受ハウジングの間に介在することを特徴とする。
本発明の請求項4記載のブラシレスモータは、ロータ部のシャフトを軸受と軸受ハウジングを介してステータ部のモータ取り付け板に回転自在に支持したディスク駆動装置であって、前記軸受が内周部にセットされる前記軸受ハウジングは、筒型形状に成形され、その基端を前記モータ取り付け板に支持させ、前記軸受に回転自在に支持された前記シャフト端面を前記モータ取り付け板に直接またはスラスト板を介して当接させてスラスト方向に支持したことを特徴とする。
本発明の請求項5記載のブラシレスモータは、請求項4において、前記モータ取り付け板には、前記軸受ハウジングの基端の外周部が嵌合する凹部を形成し、前記シャフト端面を前記凹部の底面で支持するように構成したことを特徴とする。
本発明の請求項6記載のブラシレスモータは、請求項5において、モータ取り付け板に形成された前記凹部の底面に、前記軸受ハウジングの基端が係合する溝を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項7記載のブラシレスモータは、請求項5または請求項6において、モータ取り付け板に形成された前記凹部の底面に、スラスト板の収容用凹部を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項8記載のディスク駆動装置は、請求項4〜請求項7の何れかに記載のブラシレスモータを搭載したことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の構成によると、モータの分解が容易であるという有利な効果が得られる。
本発明の請求項2記載の構成によると、ステータコアの絶縁体と一体化するので部品点数の削減が出来るため工数並びにコスト削減ができるという効果が得られる。
本発明の請求項3記載の構成によると、ステータコアと軸受が金属部品により直接固定されないので、ブラシレスモータの動作時にステータコアに巻装された巻線に供給される駆動電流のスイッチングにより発生する振動が軸受に与える影響を低減できるという効果が得られる。
また、本発明の請求項4,請求項5記載の構成によると、軸受ハウジングを筒型形状に成形し、その基端を前記モータ取り付け板に支持させることにより、シャフトのスラスト方向支持を前記モータ取り付け板にて機能させ、ロータ部のスラスト方向荷重に対する支持剛性を確保できる。また、このような形状の前記モータ取り付け板はプレス加工で一体的に形成可能であるため、部材も比較的安価であることに加え、部品点数も削減でき、組み立て性も改善される。
また、本発明の請求項6記載の構成によると、モータ取り付け板に形成された凹部の底面に軸受ハウジングの基端が係合する溝を形成したことによって、溶接による固定の際に発生するスパッタの軸受部への侵入、または接着による固定の際に流出する接着剤の侵入を防ぎ、高い信頼性のもとに前記軸受ハウジングと前記モータ取り付け板の締結が可能である。
また、本発明の請求項7記載の構成によると、軸受ハウジングとモータ取り付け板の固定を圧入以外の手法で、高い信頼性のもとに締結可能であり、小型化、薄型化が要求されるモータにおいても、容易に構成可能である。
図1〜図7に基づいて本発明のブラシレスモータのロータの抜け止め構造に関する実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1において、ブラシレスモータ11は、中央にシャフト1を固定したロータフレーム2とこのロータフレーム2の内周側に取り付けられたロータマグネット3とこのロータフレーム2の天面の前記シャフト1の固定部に取り付けられた係止部材4とからなるローター組立体と、前記シャフト1を回転自在に支承する軸受8とこの軸受8をその内周側に保持する円筒形状の軸受ハウジング9と中央に前記軸受ハウジング9を圧入等により固定保持するモータ取り付け板10と前記軸受ハウジング9の外周側に取り付けられたステータコア6とこのステータコア6の表面に装着された絶縁部材5a、5bを介して巻装された巻線7と前記ステータコア6に装着された抜け止め部材5とからなるステータ組立体とにより構成されている。
図2に示すように、前記ロータフレーム2の天面中央には、円筒形状の締結部2aが軸方向内側に向けて突きだして形成されており、この締結部2aの内側に前記シャフト1が圧入等により固定されている。そして、図3(a)に示すように、前記係止部材4は、前記ロータフレーム2の締結部2aの外側に挿入可能な円環部4aと、この円環部4aの外周にラジアル方向に向かって延設された係止突部4bとからなっている。図3(b)に示すように係止突部4bは周方向に複数形成しても良い。一方、図4(a)に示すように、前記抜け止め部材5は円筒部5cと、この円筒部5cの一方の端部から中心方向に延設された縁部5dからなり、この縁部5dの内径は前記係止部材4の係止突部4bの外接円の
直径より小さく形成され、縁部5dの一部に前記係止突部4bを軸方向に傾斜・回転させながら挿通可能な幅と形状を有する挿入部5eが形成されている。この挿入部5eは雌ネジの斜面状に縁部5dを切り欠いて形成されている。また図3(b)に示すように係止突部4bを周方向に複数形成した場合は、前記抜け止め部材5の挿入部5eを図4(b)に示すように前記係止突部4bに対応する位置に同一の数だけ形成すれば良い。本実施例においては、図5(a)に示すように前記抜け止め部材5の円筒部5cは前記ステータコア6の内側の穴に挿入可能に形成され、また、前記抜け止め部材5と前記ステータコア6の下面に装着された絶縁部材5aと樹脂成形により一体に形成されている。そして、図7に示すように前記ステータコア6の内側の穴に挿入された前記抜け止め部材5の円筒部5cの内周側を前記軸受ハウジング9の外周側に圧入等により固定している。また、図5(b)に示すように前記抜け止め部材5を前記ステータコア6の上面に装着された絶縁部材5bと樹脂成形により一体に形成しても良い。この場合は、前記抜け止め部材5の円筒部5cは前記ステータコア6の内側の穴に挿入しないので、ステータコア6を直接に前記軸受ハウジング9の外周に接着等により固定すれば良い。
以上の様な構成のブラシレスモータを組み立てる場合には、図2に示されるロータ組立体の係止突部4bの先端を軸方向に傾斜・回転させながら、図5(a)もしくは図5(b)に示される抜け止め部材5の挿入部5eに回転させながらねじり込んで挿通させれば良い。また、ロータ組立体を逆回転させながらねじり戻すことで、ロータ組立体をステータ組立体から容易に取り外すことができる。
さらに、図6(a)から(c)に示すように、抜け止め部材5の挿入部5eを断面形状を斜面ではなくL字状に形成した場合は、ロータ組立体をステータ組立体に組み付ける時にロータ組立体の係止突部4bを軸方向に傾斜させる必要が無く、図6(c)に示すように挿入部の上面側から真っ直ぐに挿入し、L字状壁面の底部5f近くまで挿入し、底部5fに沿って係止突部4bをL字状壁面の側面5gとは反対側に底部5fと重ならない位置まで回転させてさらに下方に挿入した後、逆方向に回転させることにより挿通することができる。
また、ロータ組立体を逆回転させながら、上記と逆の動作を行うことによりロータ組立体をステータ組立体から容易に取り外すことができる。
この構成の場合には、シャフト1を軸受8に傾けて挿入する必要がないので、軸受8に不注意に過大な力を加え損傷を生ずるという虞が無くなるという効果が得られる。
次に、図9〜図12に基づいて本発明のブラシレスモータの軸受保持構造、および軸受保持部材の締結に関する各実施の形態を説明する。
(実施の形態2)
図9と図10は本発明の(実施の形態2)に係るブラシレスモータを示す。
図9においてブラシレスモータは、ロータ部33とステータ部40とにより構成される。
ロータ部33は、ディスクを搭載するターンテーブル部28と、ロータフレーム29と、前記ターンテーブル部28と共にディスクを支持するディスク調芯部材30と、前記ロータフレーム29に取り付けられたロータマグネット31と、前記ロータフレーム29の中央に固定されたシャフト1とを有している。
ステータ部40は、前記シャフト1を支承する軸受8と、この軸受8を保持する軸受ハウジング9と、軸方向にシャフト1を支承するスラスト板36と、前記ロータマグネット31と対向して配置され巻線37が施されたコア38と、前記軸受ハウジング9を保持するモータ取り付け板10とを有している。
前記軸受ハウジング9は概略筒型形状に一体に成形され、その内側に軸受8が嵌合されている。また、前記モータ取り付け板10には、前記軸受ハウジング9を嵌合可能な凹部10aがプレス加工で一体に形成されている。
ブラシレスモータの組み立ては、まず、図10(a)のように前記軸受ハウジング9に軸受8を嵌合し、回転サイジング等などによって軸受内径の精度、ポーラスを整えた後、図10(b)のように、前記モータ取り付け板10に設けられた凹部10aに前記軸受ハウジング9が嵌合される。なお、凹部10aの底部には予め前記スラスト板36がセットされている。
これによって、軸受8に支持されたシャフト1の端面は、スラスト板36を介して前記モータ取り付け板10に一体的に成形されている凹部10aに当接してスラスト方向に支持され、ロータ部33のスラスト方向荷重に対する支持機能をモータ取り付け板10が所有する構成が実現できる。その保持力は部材締結の影響を受けないため、モータの小型化、薄型化が進んでも、その変化に影響を受けず、スラスト荷重に対する十分な剛性を確保できる。
(実施の形態3)
図11(a)(b)は本発明の(実施の形態3)を示す。
図9ではモータ取り付け板10の凹部10aの底部はフラットで、軸受ハウジング9の基端はその外周が凹部10aに嵌合しているだけであったが、この図11では凹部10aの底部に軸受ハウジング9の基端が嵌合する溝41が形成されている点だけが(実施の形態2)とは異なっている。ブラシレスモータのその他の構成は図9と同じである。
詳しくは、図11(a)のとおり、モータ取り付け板10に形成された凹部10aの底面に、さらに溝41が一体的に設けられている。スラスト板36は溝41よりも内側に設けられている。
さらに、図11(b)のように前記溝41内には、嵌合溝内径側壁面43の高さよりも低く設定された複数箇所の凸部42が形成されている。これは前記軸受ハウジング9の溶接時のプロジェクションとなる。
溶接による締結の際には、スパッタの発生が課題となることは広く知られているが、そのスパッタが軸受部に達すると、ブラシレスモータでは致命的となる。しかし、上記のように、前記凸部42を、嵌合溝内径側壁面43の高さよりも低く設定することによって、発生したスパッタは、嵌合溝内径側壁面43を超えることはできず、すなわち、スパッタは軸受部に侵入しないために、信頼性に対する問題は解消される。これによって、高い信頼性のもと、安定した溶接による締結が可能となる。
なお、上記凸部42を形成しなければ、接着による締結も可能となることは言うまでもない。この場合においては、前記嵌合溝内径側壁面43は、接着剤が軸受部に流出することを防ぐことが可能となるため、高い信頼性のもとに、接着による締結が可能となる。
(実施の形態4)
図12(a)(b)は本発明の(実施の形態4)を示す。
図11(a)におけるスラスト板36は、モータ取り付け板10の凹部10aの底部で溝41よりも内側のフラットな面上に配置されていたが、この図12(a)(b)では溝41よりも内側に、スラスト板36を収容する凹部44が一体に形成されている。
これによって、モータ取り付け板10の板厚は維持したままで、シャフト1の軸方向支持部のみの板厚を薄くすることによって強度を確保し、かつ、軸受8の長さを確保することが可能となり、更なる小型化、薄型化を要求されているブラシレスモータにおいて、モータの長寿命化といった信頼性面で優位になる。
なお、上記の各実施の形態のブラシレスモータは、ディスクプレーヤやディスクレコーダなどの各種のディスク駆動装置に使用して、ディスク駆動装置の薄型化に寄与できる。
また、上記の各実施の形態ではスラスト板36をシャフト1とモータ取り付け板12との間に介在させたが、スラスト板36を省くこともできる。
本発明のブラシレスモータは、CD、DVD、MDなどの光メディア用スピンドルモータ等、小型化、薄型化に加え、高信頼性が求められるモバイル機器用ブラシレスモータに有用である。また、上記用途に限定せず本発明のロータの抜け止め構造のブラシレスモータは、その他の媒体を使用する情報記録再生装置などや、各種動力用モータにも適用できる。
本発明のブラシレスモータは、CD、DVD、MDなどの光メディア用スピンドルモータ等、小型化、薄型化に加え、高信頼性が求められるモバイル機器用ブラシレスモータに有用である。
なお、上記用途に限定せず本発明のロータの抜け止め構造のブラシレスモータは、その他の媒体を使用する情報記録再生装置などや、各種動力用モータにも適用できる。
本発明の(実施の形態1)におけるブラシレスモータを示す断面図 同実施の形態におけるロータ組立体の断面図 同実施の形態における係止部材の斜視図と他の係止部材の斜視図 同実施の形態における抜け止めの斜視図と他の抜け止めの斜視図 同実施の形態におけるステータコア部分の断面図と他のステータコア部分の断面図 同実施の形態における他の抜け止めの斜視図と他の抜け止めの斜視図および他の抜け止めの要部断面図 同実施の形態におけるステータ部分組み立て説明図 従来のブラシレスモータの断面図 本発明の(実施の形態2)に係るブラシレスモータの断面図 同実施の形態に係るブラシレスモータの軸受ハウジングと軸受の組み立て状態の斜視図と、これをモータ取り付け板に係合させる際の組立て状態の斜視図 本発明の(実施の形態3)に係るブラシレスモータの要部の断面図とモータ取り付け板の斜視図 本発明の(実施の形態4)に係るブラシレスモータの要部の断面図とモータ取り付け板の斜視図 従来のブラシレスモータの断面図 別の従来のブラシレスモータの断面図
符号の説明
1 シャフト
2 ロータフレーム
2a 締結部
3 ロータマグネット
4 係止部材
4a 円環部
4b 係止突部
5 抜け止め部材
5a,5b 絶縁部材
5c 円筒部
5d 縁部
5e 挿入部
5f 底部
5g 側面
6 ステータコア
7 巻線
8 軸受
9 軸受ハウジング
10 モータ取り付け板
11 ブラシレスモータ
21 回転体(ロータ)
22 回転軸(シャフト)
23 軸受
24 軸受ハウジング
25 抜け止め
26 係合部
27 ステータコア
28 ターンテーブル部
29 ロータフレーム
30 ディスク調芯部材
31 ロータマグネット
33 ロータ部
36 スラスト板
37 巻線
38 コア
10a 凹部
40 ステータ部
41 溝
42 凸部
43 嵌合溝内径側壁面
44 スラスト板収納用凹部

Claims (8)

  1. シャフトと前記シャフトを固定する締結部をその中央に形成したロータフレームと前記ロータフレームに固定されたロータマグネットと前記締結部の外周に固定され係止部突部を有する係止部材とを備えたロータ組立体と、前記シャフトを支承する軸受と前記軸受を保持する軸受ハウジングと前記軸受ハウジングを保持するモータ取り付け板と前記ロータマグネットと対向配置され巻線を絶縁部材を介して巻装したステータコアとを備えたステータ組立体とからなり、さらにステータ組立体には前記係止部突部と係合して前記ロータ組立体が前記ステータ組立体から分離することを妨げる抜け止め部材が前記軸受ハウジングの上方から取り付けられており、前記抜け止め部材には回転と軸方向の挿入を組み合わせて前記係止突部が挿通可能に形成された挿通部が形成されたことを特徴とする
    ブラシレスモータ。
  2. 抜け止め部材は絶縁部材と樹脂により一体に成形されたことを特徴とする
    請求項1記載のブラシレスモータ。
  3. 抜け止め部材がステータコアと軸受ハウジングの間に介在することを特徴とする
    請求項2に記載のブラシレスモータ。
  4. ロータ部のシャフトを軸受と軸受ハウジングを介してステータ部のモータ取り付け板に回転自在に支持したディスク駆動装置であって、
    前記軸受が内周部にセットされる前記軸受ハウジングは、筒型形状に成形され、その基端を前記モータ取り付け板に支持させ、
    前記軸受に回転自在に支持された前記シャフトの端面を前記モータ取り付け板に直接またはスラスト板を介して当接させてスラスト方向に支持した
    ブラシレスモータ。
  5. 前記モータ取り付け板には、前記軸受ハウジングの基端の外周部が嵌合する凹部を形成し、前記シャフトの端面を前記凹部の底面で支持するように構成した
    請求項4記載のブラシレスモータ。
  6. モータ取り付け板に形成された前記凹部の底面に、前記軸受ハウジングの基端が係合する溝を形成した
    請求項5記載のブラシレスモータ。
  7. モータ取り付け板に形成された前記凹部の底面に、スラスト板の収容用凹部を形成した
    請求項5または請求項6に記載のブラシレスモータ。
  8. 請求項4〜請求項7の何れかに記載のブラシレスモータを搭載した
    ディスク駆動装置。
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