JP2006050467A - コンテンツを分散管理するネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】
情報を分散管理するネットワークシステムでは、ある端末が他の端末の有するコンテンツを取得しようとした時に、双方の端末が通信状態の良いエリアに存在していなければ、コンテンツ取得に失敗する可能性が高い。
【解決手段】
あるコミュニティに属するコンテンツを管理する端末が、各コンテンツオーナ端末の通信状況を調べ、通信状況の悪化を検出した場合、コンテンツの移動先端末を決定し、該コンテンツオーナに対して、コンテンツの移動を要求する。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報を分散管理するコミュニケーションシステムに関し、さらに詳しくは、コミュニケーションシステムに属する端末が移動しても、データをアクセスしやすい環境を提供する技術に関する。
ネットワーク通信分野では、サーバを経由しないで個人の端末同士が直接ファイルを交換したり、全世界規模に分散した多数のコンピュータを連携させて複雑な科学技術計算を行ったりすることを可能にするピアツーピア(Peer-to-Peer:以下、P2Pという)型ネットワーク技術が実用化されつつある。一般家庭においてもADSLやFTTH等によるブロードバンド化が進み、大量のマルチメディアデータの授受が可能となった現在、P2P型ネットワークは、サーバコンピュータへのトラフィック集中がボトルネックとなることがないため、きわめて多数の端末が、移動したり、ネットワークに参加・離脱したりする流動性の高いユビキタスコミュニケーション環境における通信手段として効果的である。
P2P型ネットワークで接続する端末間で、情報の共有を行い、コミュニケーションを図るシステムとして、IDタグを利用したシステムが検討されている(例えば、非特許文献1参照)。IDタグは、人間が生活や仕事を行う実世界と、情報通信手段などを通じて知覚・認識される仮想的な世界とを結びつけるための技術の一つであり、規格の標準化が進められている。IDタグ自体は、実世界に存在するオブジェクトに何らかの識別子を対応付けるために使用される。
上記文献が開示するシステムでは、IDタグをトリガとし、タグから読み込んだIDが同じ端末同士が自由にコミュニティを形成し、情報(たとえばコンテンツ)の共有を行う。各コンテンツは作成した端末が保持することにより、情報分散環境を構築する。
石崎 健史、他3名、"IDタグとP2Pネットワークを用いた分散情報共有技術の開発"、[online]、2004年7月17日検索、情報処理振興事業協会2002年度成果報告集、インターネット<URL : http://www.ipa.go.jp/SPC/report/02fy-pro/report/1497/paper.pdf>
非特許文献1の場合、各コンテンツのオリジナルはその作成端末が保持する。他の端末がコンテンツを一旦取得した場合には、そのコンテンツを取得した端末内に保持するが、他の端末からのコンテンツ取得要求を受け付けた場合に、コンテンツ送信を行うのは、あくまでも作成した端末である。宅内で常時接続しているような移動しない端末でネットワークが構成されている場合には、一つの端末へのアクセス集中を避けるためにも、コンテンツはその作成端末が保持することによるコンテンツ分散は有効である。
しかし、アドホックネットワークのように、ネットワークに頻繁に端末が出入りし、また、各端末が移動することによりルーティングが頻繁に更新されるネットワーク環境においては、情報(たとえばコンテンツ)を保持する端末を固定することは必ずしも有効ではない。例えば、ある端末が他の端末の有するコンテンツを取得しようとした時に、双方の端末が通信状態の良いエリアにいなければ、コンテンツ取得に失敗する可能性が高い。
本発明は、情報を分散管理するネットワークシステムにおいて、情報作成者の端末の通信状態を考慮して、情報をの保存する情報管理サービスを提供する。
本発明のコンテンツを分散管理するネットワークシステムは、その一態様によれば、複数の移動端末が無線通信網を用いて接続され、複数の移動端末にてコンテンツを分散管理するネットワークシステムであって、たとえば、当該システムを管理する移動端末と、コンテンツを保持する移動端末と、その他の移動端末と、からなるものである。
さらに、管理する移動端末は、コンテンツを保持する移動端末とその他の移動端末との通信状況を検査する手段と、検査によりコンテンツを保持する移動端末の通信状況が悪いと判断した場合に、コンテンツの移動先端末を決定する手段と、コンテンツを保持する移動端末に対して、移動先端末へコンテンツの移動を要求する手段と、コンテンツが移動先端末へ移動されたら、コンテンツリストを更新する手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、その他の移動端末は、コンテンツを要求する場合に、管理する移動端末へ、コンテンツのアドレスを示すコンテンツリストを要求して取得する手段と、取得したコンテンツリストに基づき選択したコンテンツを、当該選択したコンテンツを保持する移動端末へ要求する手段と、を備え、管理する移動端末は、要求されたコンテンツリストをその他の移動端末へ送信する手段を備えてもよい。
さらに、管理する移動端末は、コンテンツリストを要求された場合、または、無線通信網のルーティングテーブルの更新時に、通信状況を検査する手段を起動してもよい。
さらに、通信状況を検査する手段は、コンテンツ取得を要求した移動端末とコンテンツを保持する移動端末との間の、無線通信網内の転送ホップ数を取得する手段と、コンテンツを保持する移動端末へ検査パケットを送信し、当該検査パケットへの応答時間とを計測する手段とを備えてもよい。
さらに、コンテンツの移動を要求する手段は、該コンテンツへのアクセス頻度を取得する手段と、アクセス頻度に基づき当該コンテンツを移動ではなくコピーを生成させるかどうかを決定する手段と、コンテンツのコピー生成と、該コンテンツの移動先端末への送信とを指示する手段と、を備えてもよい。
さらに、コンテンツを保持する移動端末が、無線通信網から離脱する場合に、管理する移動端末に対して、保持するコンテンツの移動要求を通知する手段とを備えてもよい。
本発明によれば、コンテンツを分散して管理するネットワークシステムにおいて、コンテンツオーナ端末の通信状態に応じて、コンテンツを移動させることにより、他の端末がコンテンツを取得できないという状況を減らすことができる。
本発明の実施形態について、図1〜図23を参照して説明する。
図1に、本発明の実施形態に関わる情報を分散管理するネットワークシステムの構成例を示す。
図1において、パケット網(パケットネットワークともいう)1と、パケット網1に複数の移動端末2−1〜2−9及び中継端末3−1〜3−3が接続する。パケット網1は、無線、有線どちらでも構わないが、各中継端末3は無線通信処理部を有する。移動端末2は無線通信処理部を有し、移動しながら他の移動端末2あるいは中継端末3と接続することができる。パケット網1が、移動端末2と中継端末3が他のアクセスポイントを経由しないで相互に接続し通信を行うアドホックネットワークである場合、各移動端末2および各中継端末3は、パケットデータのルーティング機能をも有する。以下、パケット網1がアドホックネットワークである場合の構成、処理を示す。各移動端末2および中継端末3の接続トポロジは、移動端末2の移動に伴い更新される。
図2に、移動端末2および中継端末3の内部構成を示す。
移動端末2には、コミュニティプログラム16が格納されているメモリ10と、メモリ10のプログラムに基づく処理を行うCPU11と、蓄積装置12と、カメラ、マイク、IDタグリーダ等の入力装置13と、記録媒体への出力やスピーカ、ディスプレイ等の出力装置14と、パケット網1で通信を行うためにパケット網インタフェース15により構成され、各モジュールはバスなどの内部通信線により接続される。
入力装置13は、データやイベント等全ての入力をパケット網1を介して行う場合には、必ずしも必要ではない。さらに入力装置13は、ユーザインタフェースからの設定情報等の入力に際し、例えば、ある文字が入力された場合、過去に入力したことのあるキーワードを表示して入力の手間を省くという様な入力支援機能を含んでもよい。
メモリ10に展開されるコミュニティプログラム16は、アドホックネットワークのルーティングテーブルを管理し、パケットデータのルーティング処理を行うアドホックルーティング処理部17と、該コミュニティプログラムを動作させている他の移動端末2の接続状況を管理する接続端末管理処理部18と、自端末あるいは他の移動端末2がオーナであるコンテンツの転送や取得を行うコンテンツ転送・取得処理部19と、自端末あるいは他の移動端末2がオーナであるコンテンツの管理を行うコンテンツ管理処理部20と、他の移動端末2や中継端末3との通信状況をモニタする通信管理処理部21と、自端末が参加しているコミュニティの管理を行うコミュニティ管理処理部22と、IDタグの読み込み処理を行うIDタグリーダインタフェース23と、ユーザインタフェース24と、をCPU11の処理により実現するプログラムから構成する。本実施例では、コミュニティ参加・発生のトリガとして、IDタグリーダインタフェース23を用いるが、他の処理部でも構わない。
以下、本発明の実施形態として、各移動端末のユーザが宝探しゲームを行う場合について説明する。
まず、図3において、宝探しゲームの概要を説明する。
あるアミューズメントパークにおいて、移動端末2および中継端末3によりパケットネットワーク1が構築されているものとする。移動端末2および中継端末3ではコミュニティプログラム16を動作させる。パーク内に複数のIDタグを貼っておき、ユーザがIDタグリーダを装着した移動端末2を持ってIDタグを探し、発見したらIDタグに付与されているIDを移動端末2に読み込む。
IDタグには複数の種類、例えば、「チームID」「宝ID」「アトラクションID」等、宝探しゲームを行う際に必要な種類がある。各IDタグに登録されている値をきっかけとして、情報(コンテンツ)を移動端末2及び中継端末3でやり取りすることにより、宝探しゲームを行う。
読み込んだIDタグが「宝ID」だった場合、同じ「チームID」を読み込んだ(すなわち同じチームに属する)全ての移動端末2に対し、該「宝ID」の情報を通知する。
読み込んだIDタグが「アトラクションID」だった場合、アトラクションのコミュニティにおいて、コンテンツの一種であるヒント情報をもらう。
各移動端末は、もらったヒントを元に「宝ID」を探したり、同じ「チームID」を持つ他のチームメンバにチームコミュニティを用いて、ヒント情報があることを通知したり、質問と応答をコンテンツの一種としてやり取りしたりすることにより宝IDを探す。
図4に、移動端末2および中継端末3の振舞いの例を示す。
なお、中継端末3は、コミュニティプログラム16を動作させてはいるが、ユーザが持ち歩いて使用するものではない。
また、各移動端末2と、中継端末3と、各端末が保持する情報とは、本実施形態のネットワークシステム内において一義的に定まるアドレスを備えるものとする。
移動端末2−1が「アトラクションID」を読み込み、読み込んだIDタグに割り当てられている値(ID)が1であるとすると、移動端末2−1はID:1を持つIDタグのオーナを、以下のステップにより探索する。
コミュニティプログラム16は、その起動時に、該コミュニティプログラム16を動作させている他の端末の識別子を取得して、参加端末リストを生成する。IDタグのオーナ発見のためには該参加端末リストを元に発見要求を発行する。
ID:1のIDタグオーナ発見要求を受信した各移動端末2は、自端末がオーナかどうかを調べ、オーナである場合には該IDタグに属するコミュニティ(たとえば公式な情報コミュニティ、口コミ情報コミュニティなど)のリストを応答する(ここでは、移動端末2−5がID:1のオーナ)。
ID:1のIDタグオーナからコミュニティリストを取得した移動端末2−1は、参加したいコミュニティ(たとえばコミュニティ1)を選択し、該コミュニティ1のオーナ(ここでは、移動端末2−4)に対してコンテンツリスト取得要求を発行する。
コミュニティ1のオーナである移動端末2−4は、自端末が管理するコミュニティ1のコンテンツリストを元に、通信管理処理部による各コンテンツのオーナの通信状況のモニタ結果を検索し、ネットワーク1に接続有無、閾値に対するホップ数、検査応答時間、該コンテンツへのアクセス頻度等から、コンテンツの移動の是非を決定する。コンテンツを移動するのではなく、コピーして、1コンテンツへのアクセスを分散させてもよい。
コンテンツオーナの1つである移動端末2−9の通信状況が悪いと判断した場合、コミュニティ1オーナである移動端末2−4は、コンテンツオーナ2−9に対し、コンテンツの移動要求を発行する。この際、移動先の端末(ここでは、中継端末3−1)を通知する。コンテンツ移動要求を受けた移動端末2−9は、指定された移動先中継端末3−1へ該当コンテンツを移動する。
移動コンテンツを受けた中継端末3−1は、自端末で管理するコンテンツ管理情報を更新し、コミュニティ1のオーナである移動端末2−4へ、コンテンツ格納アドレスを含んだコンテンツ移動完了通知を発行する。
コンテンツ移動完了通知を受けた移動端末2−4は、該コミュニティ1のコンテンツ管理リストを更新し、最新のリストをコンテンツリスト要求元の移動端末2−1へ応答する。
コンテンツリストを取得した移動端末2−1は、該リストを元に新しいコンテンツオーナ(ここでは、中継端末3−1)へ直接、コンテンツ取得要求を発行し、コンテンツを取得する。
図5に、移動端末2及び中継端末3でやり取りされるコマンドの流れを示す。
図5において、移動端末2−1が新規にコミュニティプログラム16を起動すると(ステップ30)、参加端末発見要求コマンド「Join_REQ」をブロードキャストする(ステップ31)。該コマンドはブロードキャストではなく、アドホックルーティングテーブルにある端末全てあるいは複数の端末に対して個別に発行しても構わない。
「Join_REQ」を直接または他の移動端末を介して受信した他の移動端末2−5、2−4、2−9、中継端末3−1は、それぞれ自分が保持している参加端末リストを含む「Join_ACK」コマンドを応答する(ステップ32)。移動端末2−1は、直接または他の移動端末を介して他の移動端末から取得した複数の参加端末リストを併せて最新の参加端末リストを生成する(ステップ33)。
移動端末2−1が、あるIDタグを読み込んだ際(ステップ34)、該IDタグのオーナを問い合わせる「Discovery」コマンドを、上記参加端末リストを元に発行する(ステップ35)。「Discovery」コマンドの発行先は、上記参加端末リストの上位n個に対して行う。発行先端末数nは事前に定めておくか、通信状況に応じて適宜変動させても構わない。
該IDタグのオーナである移動端末2−5が、「Discovery」コマンドを受信すると、コミュニティリストを含んだ「Discovery_ACK」コマンドを応答する(ステップ36)。移動端末2−1は、コミュニティリストを表示し、ユーザからの操作を待つ(ステップ37)。
ユーザが該コミュニティリストからコミュニティ1を選択した場合(ステップ38)、移動端末2−1は、コミュニティ1に属するコンテンツリスト取得要求「CLIST_REQ」コマンドを、コミュニティリストに記録されているコミュニティ1のオーナ移動端末2−4に対して発行する(ステップ39)。
該「CLIST_REQ」コマンドを受信した移動端末2−4は、コミュニティ1に属する各コンテンツのオーナの通信状況を取得して、コンテンツの移動の有無を決定する(ステップ40)。例えば、移動端末2−9がオーナであるコンテンツを中継端末3−1へ移動することを決定した場合、移動端末2−9に対して、コンテンツ移動要求「CMOVE_REQ」コマンドを発行する(ステップ41)。
「CMOVE_REQ」コマンドを受信した移動端末2−9は、該当コンテンツを指定された移動先中継端末3−1へ「CMOVE」コマンドで移動させる(ステップ42)。
「CMOVE」コマンドを受信した中継端末3−1は、該コマンドに含まれるコンテンツを格納し、コンテンツ管理情報を更新する(ステップ43)。中継端末3−1は、コミュニティ1のオーナである移動端末2−4へ、コンテンツ移動完了コマンド「CMOVE_ACK」を発行する(ステップ44)。
移動端末2−4は、コンテンツリストを「CMOVE_ACK」コマンドに含まれるコンテンツの新アドレスを用いて更新し(ステップ45)、「CLIST_ACK」コマンドに含め、「CLIST_REQ」コマンド発行元の移動端末2−1へ発行する(ステップ46)。
移動端末2−1は「CLIST_ACK」コマンドに含まれるコンテンツリストを表示する(ステップ47)。移動端末2−1のユーザがコンテンツリストからコンテンツ1を選択して表示イベントを発行した場合(ステップ48)、コンテンツリストからコンテンツ1のオーナである中継端末3−1(複数ある場合は、リストから通信状況のよい端末を選択)のアドレスを取得し(ステップ49)、コンテンツ取得要求「CGET_REQ」コマンドを発行する(ステップ50)。
「CGET_REQ」コマンドを受信した中継端末3−1は、該当コンテンツを含む「CGET_ACK」コマンドを応答する(ステップ51)。
上記ステップ40〜44において、コンテンツを移動するか否か、すなわち、コンテンツリストを更新するか否かを、コンテンツリスト要求の受信を契機として行っているが、コミュニティオーナ端末2−4が、コンテンツリスト要求の受信とは独立して、繰り返し(例えば定期的に)実施してもよい。
図6〜図17に、移動端末2および中継端末3の処理の流れを示す。ただし、中継端末3はユーザからのイベントは受け付けないため、IDタグの読み込みやコミュニティ、コンテンツの選択処理等は行わない。
図18にIDタグに属するコミュニティ、コンテンツリストを、図19に参加端末通信モニタテーブルを、図20〜22に移動端末2と中継端末3がやり取りする各コマンドのフォーマットを、図23に移動端末2のユーザインタフェース例を示す。
図6において、各移動端末2および中継端末3は、コミュニティプログラム16起動時に、アドホックルーティングテーブルの読み込み、各リスト利用メモリ確保等の初期設定を行う(ステップ60)。ユーザの操作により、各移動端末2がIDタグリーダによりあるIDタグを読み込んだ場合(ステップ61でyes)、該IDタグに付随するコミュニティ情報の取得等のコミュニティ参加処理を行う(ステップ62)。
他の移動端末2から参加端末発見要求コマンド「Join_REQ」を受信した場合(ステップ63でyes)、自端末内に保持している参加端末リストを含む応答コマンド「Join_ACK」を返信する(ステップ64)。
「Join_ACK」を受信したら、該コマンドに含まれる参加端末リストを用い、他の端末から同様に「Join_ACK」を受信したら、各コマンドに含まれる参加端末リストのマージを行い、最新の参加端末リストを生成する(ステップ65)。
他の移動端末2からあるIDタグのオーナ発見要求コマンド「Discovery」を受信したら(ステップ66でyes)、自端末が該IDタグのオーナかどうかを検索・応答を行うDiscovery着信処理を行う(ステップ67)。
ユーザの操作により、いずれかの移動端末2がコミュニティプログラム16の終了要求イベントを発行した場合(ステップ68でyes)、自移動端末が保持する各リストの保存、コミュニティからの離脱を示す「Leave」コマンドの送信、通信インタフェースの切断処理等の終了設定を行う(ステップ69)。
上記ステップ61、63、66全てでnoならば図7のAに進む。
図7において、各移動端末2あるいは中継端末3は、他移動端末2からの「CLIST_REQ」コマンドを受信した場合(ステップ70でyes)、自端末が保持する該当コンテンツのリスト送信処理を行う(ステップ71)。
「CGET_REQ」コマンドを受信した場合(ステップ72でyes)、自端末が保持する該当コンテンツの送信処理を行う(ステップ73)。
「CMOVE_REQ」コマンドを受信した場合(ステップ74でyes)、該当コンテンツを指定移動端末2へ送信するコンテンツ移動処理を行う(ステップ75)。
「CMOVE」コマンドを受信した場合(ステップ76でyes)、該コマンドに含まれるコンテンツを自端末内に保持する移動コンテンツ管理処理を行う(ステップ77)。
ユーザから新規コンテンツ生成イベントを受けた場合(ステップ78でyes)、コンテンツ生成処理を行う(ステップ79)。
アドホックネットワークのルーティングテーブルの更新があった場合(ステップ80でyes)、他端末の通信状況を検査する通信モニタ処理を行う(ステップ81)。
図7の各処理を終えた場合と、ステップ70,72、74,76,78,80全てでnoの場合は、図6のBへ戻る。
図8は、図6、ステップ62のコミュニティ参加処理の流れを示す。
ステップ61において読み込んだIDタグの値が自端末内にあるかどうかを検索し、既に一度読み込んだIDである場合(ステップ90でyes)、該IDタグに付随するコミュニティリストの情報を表示する(ステップ91)。
この際、最新の情報を取得するため、「Discovery」コマンドをIDタグのオーナに送信しても良いし、IDタグのオーナから新規コミュニティが生成された際に該IDタグにアクセスした各移動端末2へ最新リストを通知しても良い。
ユーザが、表示されたコミュニティリストからあるコミュニティを選択する操作をした場合(ステップ92でyes)、コミュニティリストから該コミュニティのオーナのアドレスを取得してコンテンツリストの取得要求コマンド「CLIST_REQ」を発行する(ステップ93)。
該コミュニティオーナから「CLIST_ACK」コマンドを受信し、コンテンツリストを取得したら、ユーザからの該コンテンツリストにあるコンテンツ取得イベントを待ち、コンテンツ取得処理を行う(ステップ94)。
ステップ91でコミュニティリストを表示後、ユーザからコミュニティ終了イベントを受けた場合(ステップ95でyes)、コミュニティリスト表示画面をクローズしてコミュニティ参加処理を終了する。
ステップ61にて読み込んだIDタグに関する情報が自端末に存在しない場合(ステップ90でno)、該IDタグのオーナ発見要求コマンド「Discovery」の発行先を参加端末リストから取得し(ステップ96)、「Discovery」コマンドを発行する(ステップ97)。
「Discovery_ACK」コマンドを受信した場合(ステップ98でyes)、該「Discovery_ACK」コマンドに含まれるコミュニティリストを表示する(ステップ91)。「Discovery」コマンド発行先の各移動端末2から応答がない場合(ステップ98でno)、新規コミュニティの作成処理を行う(ステップ99)。
図9は、図8、ステップ94のコンテンツ取得処理の流れを示す。
表示されているコンテンツリストから、あるコンテンツが選択され、表示要求イベントがあった場合(ステップ100でyes)、該コンテンツのアドレス情報をコンテンツリストから取得する(ステップ101)。
アドレス情報が複数ある場合(ステップ102でyes)、通信状況リストより通信状態の良い移動端末2あるいは中継端末3を選択し(ステップ103)、コンテンツ取得要求コマンド「CGET_REQ」を発行する(ステップ104)。
相手端末2あるいは中継端末3から「CGET_ACK」コマンドを受信した場合(ステップ105でyes)、該コマンドに含まれるコンテンツを表示する(ステップ106)。
ユーザから表示されているコンテンツに対する応答あるいは新規コンテンツの生成イベントがあった場合(ステップ107でyes)、ステップ79のコンテンツ生成処理を行う。
「CGET_REQ」コマンドに対する応答がなくタイムアウトした場合(ステップ108でyes)、該コンテンツを有する他の移動端末2への「CGET_REQ」コマンド発行処理を行う。
該コンテンツを有する他の移動端末2がない場合(ステップ102でno)、ユーザに対してコンテンツ取得できない旨を表示し、ユーザからのイベントを待つ(ステップ109)。
ステップ100、107でnoの場合、または、ステップ109の後,図8のステップ94の処理を終了する。
図10に、図6、ステップ67のDiscovery着信処理の流れを示す
図10において、受信した「Discovery」コマンドに含まれるIDタグの値から自端末がオーナであるIDタグ管理リストを検索する(ステップ120)。
該当IDタグの情報が存在する場合(ステップ121でyes)、該IDタグのコミュニティリストを含む「Discovery_ACK」コマンドを生成し、要求元の移動端末2へ返送し、要求元の情報(識別子およびアドレス)をIDタグ管理リストへ追加する(ステップ122)。
自端末が該IDタグのオーナではないが(ステップ121でno)、参加端末リストから転送先移動端末2がある場合には(ステップ123でyes)、受信した「Discovery」コマンドを転送する(ステップ124)。転送先移動端末2がない場合にはそのまま終了する(ステップ123でno)。
図11に、図8、ステップ99の新規コミュニティ作成処理の流れを示す。
図11において、移動端末2は、新規IDタグオーナ登録画面を表示する(ステップ130)。
ユーザがIDタグ名称を入力した場合(ステップ131でyes)、新規コミュニティ登録画面を表示する(ステップ132)。
ユーザがコミュニティ情報を入力した場合(ステップ133でyes)、新規コミュニティ画面を表示し(ステップ134)、ユーザのイベントを待つ。
ユーザが新規コンテンツ生成イベントを要求した場合(ステップ135でyes)、ステップ79のコンテンツ生成処理を行う(ステップ136)。
ユーザがコミュニティ情報表示の終了イベントを通知した場合(ステップ135でno、ステップ136でyes)、新規コミュニティ生成処理を終了する。
ステップ132の新規コミュニティ登録画面表示において、ユーザが終了イベントを通知した場合(ステップ133でno、ステップ137でyes)、新規コミュニティ生成処理を終了する。
ステップ131の新規IDタグオーナ登録画面表示において、ユーザがIDタグのオーナにならずに該処理を終了するイベントを通知した場合(ステップ131でno、ステップ138でyes)、本処理を終了する。
図12に、図7、ステップ79のコンテンツ生成処理の流れを示す。
移動端末2は、ユーザから入力したコンテンツの送信要求があった場合(ステップ140でyes)、該入力コンテンツを取得し(ステップ141)、該コンテンツが属するコミュニティのオーナのアドレス情報をコミュニティリストより取得し(ステップ142)、該コミュニティオーナへ、入力コンテンツのタイトルおよびコンテンツの格納場所情報を含む「CPUT_REQ」を送信する(ステップ143)。
該コミュニティオーナより「CPUT_ACK」コマンドを受信した場合(ステップ144でyes)、自端末がオーナであるコンテンツの管理リストに新コンテンツ情報を追加して更新する(ステップ145)。
コミュニティオーナからの応答がない場合(ステップ144でno)、ユーザへ作成コンテンツの登録不可を通知し(ステップ146)、ユーザからのイベントを待つ。ユーザから再送要求があった場合(ステップ147でyes)、ステップ143以降の処理を繰り返す。再送要求がない場合(ステップ147でno)やユーザからコンテンツ生成処理の終了イベントを受けた場合(ステップ148でyes)は、本処理を終了する。
図13に、図7、ステップ71のコンテンツリスト送信処理の流れを示す。
移動端末2は「CLIST_REQ」コマンドより送信端末のアドレス情報を取得する(ステップ150)。続いて、該コマンドに含まれる要求コンテンツリストを自端末内に格納しているコンテンツ管理リストより取得する(ステップ151)。
コンテンツリストから各コンテンツオーナの通信状況を検査してコンテンツの移動可否を決定するため、検査ループのカウンタiを初期化する(ステップ152)。ループカウンタiがコンテンツ数未満である場合(ステップ153でyes)、コンテンツリストのi番目のコンテンツオーナの通信状況を通信状況リストより取得する(ステップ154)。
取得したリストを用いてしコンテンツの移動要否を判定する。例えば、コンテンツ要求端末からコンテンツオーナまでのホップ数があらかじめ定めておく閾値以上であったり、コンテンツオーナからの検査応答時間が長かったり、該コンテンツへのアクセス頻度が高い場合等、コンテンツの移動やコピーを行うべきと判定した場合(ステップ155でyes)、通信状況管理テーブルから移動あるいはコピー先の移動端末2や中継端末3を決定する(ステップ156)。移動もコピーをしないと判定した場合はステップ160へ進む。
コンテンツオーナに対して、移動先の端末のアドレスを含んだ「CMOVE_REQ」を発行し(ステップ157)、移動先の端末からの「CMOVE_ACK」コマンド受信を待つ(ステップ158)。「CMOVE_ACK」コマンドを受信したら、コンテンツリストを更新し(ステップ159)、検査ループカウンタをインクリメントする(ステップ160)。
検査ループカウンタ値がコンテンツ数に達した場合(ステップ153でno)、更新処理が終了したコンテンツリストを含む「CLIST_ACK」コマンドを、「CLIST_REQ」コマンド送信端末に返信する(ステップ161)。
図14に、図7,ステップ73のコンテンツ送信処理の流れを示す。
移動端末2あるいは中継端末3は、「CGET_REQ」コマンドに含まれるコンテンツアドレス情報より、自端末に保持する該当コンテンツを取得する(ステップ170)。「CGET_REQ」コマンド送信者のアドレス情報を取得し(ステップ171)、該アドレスに対して、要求コンテンツを含む「CGET_ACK」コマンドを送信する(ステップ172)。
図15に、図7,ステップ75のコンテンツ移動処理の流れを示す。
移動端末2あるいは中継端末3は、「CMOVE_REQ」コマンドに含まれるコンテンツアドレス情報より、自端末に保持する該当コンテンツを取得する(ステップ180)。さらに、「CMOVE_REQ」コマンドに含まれる移動先のアドレス情報を取得し(ステップ181)、該アドレスに対して、要求コンテンツを含む「CMOVE」コマンドを送信する(ステップ182)。
図16に、図7,ステップ77の移動コンテンツ管理処理の流れを示す。
移動端末2あるいは中継端末3は、受信した「CMOVE」コマンドに含まれるコンテンツ及びコミュニティオーナのアドレスを取得する(ステップ190)。自端末が保持するコンテンツ管理リストへ受信コンテンツを追加格納し(ステップ191)、コミュニティオーナに対してコンテンツの格納場所情報を含む「CMOVE_ACK」コマンドを発行する(ステップ192)。
図17に、図7,ステップ81の通信モニタ処理の流れを示す。
移動端末2あるいは中継端末3は、参加端末リストを取得する(ステップ200)。アドホックネットワークのルーティングテーブルに基づき、参加端末リストに登録している各端末へのホップ数を更新する(ステップ201)。
次に、ルーティングに変更があった端末に対して「Test」パケットを発行して応答時間を計測する(ステップ202)。ホップ数や「Test」パケットの応答時間に基づき算出した値が閾値以上であった場合(ステップ203)、参加端末リストの順序を入替え、通信状態の良い端末を参加端末リストの上位に位置させる(ステップ204)。
更に、通信状態の良くない端末が、自端末がオーナであるコミュニティのコンテンツオーナになっている場合(ステップ205でyes)、該当コンテンツの移動要求コマンド「CMOVE_REQ」を発行する(ステップ206)。該コマンドには、コンテンツ移動先の端末のアドレス情報を含む。該当コンテンツの移動先端末より「CMOVE_ACK」コマンドを受信した場合(ステップ207でyes)、該当コンテンツの属するコンテンツリストを更新する(ステップ208)。
図18に、移動端末2および中継端末3が保持する各種テーブルの例を示す。
210はIDタグのコミュニティリスト、213はコミュニティの情報を示すテーブル、218はコンテンツリストである。211はIDタグの値を、212はIDタグに付随するコミュニティの識別子と該コミュニティの情報テーブルのアドレスを示す。214はIDタグの識別子(211と同じ)、215は該コミュニティに付随するコンテンツ数を、216はコミュニティの最新更新日を、217はコンテンツリストの先頭アドレスを示す。219はコンテンツの格納されているアドレスを、220は該コンテンツへのアクセス頻度を、221は該コンテンツのコピー数を、222〜224は該コンテンツがコピーされている場合のコピー先アドレスを示し、コピー数分列挙する。
図19に、参加端末リストの例を示す。
230は参加端末のIDを、231は参加端末のアドレスを、232は該端末までのホップ数を、233は該端末との「Test」パケットの応答時間を示す。
図20〜図22に、各種コマンドのフォーマットの例を示す。コマンドには、「Join_REQ」「Join_ACK」「Leave」「Test」「Test_ACK」「Discovery」「Discovery_ACK」「CPUT_REQ」「CPUT_ACK」「CGET_REQ」「CGET_ACK」「CLIST_REQ」「CLIST_ACK」「CMOVE_REQ」「CMOVE_ACK」「CMOVE」等がある。
以下、各コマンドを構成する要素別に説明する。
図20〜図22において、各コマンドに共通の、240、241はぞれぞれ、IP/TCP/UDPなどの通信ヘッダ、コマンド種別を示す。
「CMOVE_REQ」を除く各コマンドが含む242はコマンド送信元の移動端末2あるいは中継端末3の識別子を示す。
「Join_REQ」「Join_ACK」「Leave」「Test」「Test_ACK」を除くコマンドが含む243はIDタグに割り当てられた値を示す。
「Join_ACK」コマンドが含む244、245、、はそれぞれ参加端末の識別子とアドレス情報との組を示す。
「Discovery_ACK」コマンドが含む246、247、、は、243が示すタグIDに付随するコミュニティリスト情報を示し、各リスト情報は、248のコミュニティ識別子と249のコミュニティ情報リストの先頭のアドレスとを組みとして含む。
コミュニティ識別子248は、図21、図22に示す各コマンドにも含まれる。 図21、図22に示す各コマンドにおいて、250はコンテンツ識別子を示す。
「CMOVE_REQ」コマンドに含まれる251はコンテンツ移動先の端末のアドレス情報を示す。
「CMOVE_ACK」「CPUT_REQ」「CLIST_ACK」コマンドに含まれる252はコンテンツを格納しているエリアのアドレス情報を示す。
「CLIST_ACK」コマンドに含まれる253、、はコンテンツリストの各コンテンツの情報で、250のコンテンツ識別子、252のコンテンツ格納場所のアドレス、254の該コンテンツのコピー数、255、256、、、のコピー先アドレスとから成る。
図22に示す「CGET_ACK」「CMOVE」コマンドにおいて、260はコンテンツ情報を示す。
図23に、ユーザインタフェースの例として、本実施形態によるシステムをアミューズメントパークでの「宝探しゲーム」に適用した際の画面例を示す。
図23において、270は「宝探しゲーム」のトップ画面を、273は同じIDタグを読み込んだ端末間とのコミュニケーションを取る際に利用する「コミュニケーション」ボタンで、このボタンの押下操作をするとコミュニティリストが表示される。
274は宝探しゲームのヒントを提供するために、宝IDが貼ってある場所付近を撮影したリアルタイム静止画像のコミュニティに飛ぶためのボタン、275は見つけた宝IDの一覧を表示画面に飛ぶためのボタン、276は発見したIDタグを読み込む際に押下するボタンである。
271は新規コンテンツを作成する際に表示するコンテンツ生成画面の例である。277は生成するコンテンツのタイトルを、278はコンテンツ作成者の識別子を、279は質問の定型文を表示するためのボタンを、280は「教える」メッセージ作成の補助用定型文を表示するためのボタンを、281は作成するコンテンツを、282は作成したコンテンツ281の情報をコミュニティオーナへ通知するためのボタンを、283は作成したコンテンツ281やタイトル277等を消去するためのボタンを、284は前画面に戻るためのボタンを示す。
272はボタン275を押下した際に表示する宝取得状況表示画面であり、285はこれまでに取得した宝情報を表示するエリアを、286は270のトップ画面に戻るためのボタンを、287はコミュニケーション表示画面に戻るためのボタンを示す。
288は「宝」を示すカード型のIDタグの一例であり、各移動端末はIDタグ288から予め設定されたIDを取得する。
実施形態に係るを分散管理するネットワークシステムの全体構成図である。 移動端末および中継端末の内部構成図の一例である。 実施形態に係るを分散管理するネットワークシステムをアミューズメントパーク等に適用した場合の利用イメージである。 本システムの全体の流れの一例である。 ユーザイベントをトリガとした場合の全体の流れの一例である。 移動端末および中継端末の処理シーケンスの一例である。 移動端末および中継端末の処理シーケンスの一例である。 コミュニティ参加処理のシーケンスの一例である。 コンテンツ取得処理のシーケンスの一例である。 Discovery処理のシーケンスの一例である。 新規コミュニティ作成処理のシーケンスの一例である。 コンテンツ生成処理のシーケンスの一例である。 コンテンツリスト送信処理のシーケンスの一例である。 コンテンツ送信処理のシーケンスの一例である。 コンテンツ移動処理のシーケンスの一例である。 移動コンテンツ管理処理のシーケンスの一例である。 通信モニタ処理のシーケンスの一例である。 本システムで用いるIDタグのコミュニティリスト、コミュニティ情報テーブル、コンテンツリストの一例である。 本システムで用いる参加端末の通信モニタリストの一例である。 本システムで用いるコマンドのフォーマットの一例である。 本システムで用いるコマンドのフォーマットの一例である。 本システムで用いるコマンドのフォーマットの一例である。 本システムで用いるユーザインタフェースの一例である。
符号の説明
1:パケット網、2:移動端末、3:中継端末、17:アドホックルーティング処理部、18:接続端末管理処理部、19:コンテンツ転送・取得処理部、20:コンテンツ管理処理部、21:通信管理処理部、22:コミュニティ管理処理部、23:IDタグリーダインタフェース23。

Claims (14)

  1. 複数の移動端末が無線通信網を用いて接続され、前記複数の移動端末にてコンテンツを分散管理するネットワークシステムであって、
    当該システムを管理する移動端末と、コンテンツを保持する移動端末と、その他の移動端末と、からなり、
    それぞれの前記移動端末は、他の前記移動端末との間で前記無線通信網を用いる通信手段を有し、
    前記管理する移動端末は、
    前記コンテンツを保持する移動端末とその他の前記移動端末との通信状況を検査する手段と、
    前記検査により、前記コンテンツを保持する移動端末の通信状況が悪いと判断した場合に、前記コンテンツの移動先端末を決定する手段と、
    前記コンテンツを保持する移動端末に対して、前記移動先端末へ前記コンテンツの移動を要求する手段と、
    前記コンテンツが前記移動先端末へ移動されたら、前記コンテンツリストを更新する手段と、を備える
    ことを特徴とする情報を分散管理するネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載の情報を分散管理するネットワークシステムであって、
    前記その他の移動端末は、前記コンテンツを要求する場合に、前記管理する移動端末へ、前記コンテンツのアドレスを示すコンテンツリストを要求して取得する手段と、
    取得した前記コンテンツリストに基づき選択したコンテンツを、当該選択したコンテンツを保持する移動端末へ要求する手段と、を備え、
    前記管理する移動端末は、要求された前記コンテンツリストを前記その他の移動端末へ送信する手段を備える、
    ことを特徴とする情報を分散管理するネットワークシステム。
  3. 請求項2に記載の情報を分散管理するネットワークシステムであって、
    前記管理する移動端末は、前記コンテンツリストを要求された場合に、前記通信状態を検査する手段を起動する手段を備える
    ことを特徴とする情報を分散管理するネットワークシステム。
  4. 請求項1に記載の情報を分散管理するネットワークシステムにおいて、
    前記管理する移動端末は、
    前記無線通信網のルーティングテーブルの更新時に、前記通信状況を検査する手段を起動する手段を有する
    ことを特徴とする情報を分散管理するネットワークシステム。
  5. 請求項1に記載の情報を分散管理するネットワークシステムであって、
    前記管理する移動端末の前記通信状況を検査する手段は、
    コンテンツ取得を要求した前記移動端末とコンテンツを保持する前記移動端末との間の、前記無線通信網内の転送ホップ数を取得する手段と、
    コンテンツを保持する前記移動端末へ検査パケットを送信し、当該検査パケットへの応答時間とを計測する手段とを有する
    ことを特徴とする情報を分散管理するネットワークシステム。
  6. 請求項1に記載の情報を分散管理するネットワークシステムであって、
    前記コンテンツの移動を要求する手段は、
    該コンテンツへのアクセス頻度を取得する手段と、
    前記アクセス頻度に基づき当該コンテンツを移動ではなくコピーを生成させるかどうかを決定する手段と、
    前記コンテンツのコピー生成と、該コンテンツの前記移動先端末への送信とを指示する手段と、を有する
    ことを特徴とする情報を分散管理するネットワークシステム。
  7. 請求項1に記載の情報を分散管理するネットワークシステムであって、
    前記コンテンツを保持する移動端末が、前記無線通信網から離脱する場合に、前記管理する移動端末に対して、保持するコンテンツの移動要求を通知する手段とを有することを特徴とする情報を分散管理するネットワークシステム。
  8. 複数の移動端末が無線通信網を用いて接続され、前記複数の移動端末にてコンテンツを分散管理するネットワークシステムに用いる、前記コンテンツを管理する移動端末であって、
    他の前記移動端末との間で前記無線通信網を用いる通信手段を有し、
    前記コンテンツを保持する移動端末とその他の前記移動端末との通信状況を検査する手段と、
    前記検査により、前記コンテンツを保持する移動端末の通信状況が悪いと判断した場合に、前記コンテンツの移動先端末を決定する手段と、
    前記コンテンツを保持する移動端末に対して、前記移動先端末へ前記コンテンツの移動を要求する手段と、を備える
    ことを特徴とするコンテンツを管理する移動端末。
  9. 請求項8に記載のコンテンツを管理する移動端末であって、
    その他の移動端末から、前記コンテンツのリストを要求されたら、前記その他の移動端末へ送信する手段を備える
    ことを特徴とするコンテンツを管理する移動端末。
  10. 請求項8に記載のコンテンツを管理する移動端末であって、
    前記コンテンツリストを要求された場合に、前記通信状態を検査する手段を起動する手段を備える
    ことを特徴とするコンテンツを管理する移動端末。
  11. 請求項8に記載のコンテンツを管理する移動端末は、
    前記無線通信網のルーティングテーブルの更新時に、前記通信状況を検査する手段を起動する手段を有する
    ことを特徴とするコンテンツを管理する移動端末。
  12. 請求項8に記載のコンテンツを管理する移動端末であって、
    前記通信状況を検査する手段は、
    コンテンツ取得を要求した移動端末とコンテンツを保持する移動端末との間の、前記無線通信網内の転送ホップ数を取得する手段と、
    コンテンツを保持する前記移動端末へ検査パケットを送信し、当該検査パケットへの応答時間とを計測する手段とを有する
    ことを特徴とするコンテンツを管理する移動端末。
  13. 請求項9に記載のコンテンツを管理する移動端末であって、
    前記コンテンツの移動を要求する手段は、
    該コンテンツへのアクセス頻度を取得する手段と、
    前記アクセス頻度に基づき当該コンテンツを移動ではなくコピーを生成させるかどうかを決定する手段と、
    前記コンテンツを保持する端末に、前記コンテンツのコピー生成と該コンテンツの前記移動先端末への送信とを指示する手段と、を有する
    ことを特徴とするコンテンツを管理する移動端末。
  14. 請求項8に記載のコンテンツを管理する移動端末であって、
    前記コンテンツを保持する移動端末が前記無線通信網から離脱する場合に、前記コンテンツを保持する移動端末から保持するコンテンツの移動要求を受信する手段を有する
    ことを特徴とするコンテンツを管理する移動端末。
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