JP2006048260A - 旅行プラン作成支援方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 旅行プラン造成担当者に負担をかけずに、人気のある旅行スポットを中心とする旅行プランを作成する。
【解決手段】 旅行プラン造成支援装置10は、モバイル端末などを介して収集された旅行者の行動履歴に基づいて実際に人気のある旅行スポットを解析し、それをもとに旅行プランを造成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、旅行プランを作成支援する技術に関するものである。
従来、旅行プランを生成するとき、プラン造成担当者が所有する知識とマーケティングによって得られた情報を組み合わせることによって旅行プランが作成されていた。これらの旅行プラン造成者を支援するシステムとして、各地の旅行の目的地や交通手段、旅館などをデータベース化し豊富なコンテンツを旅行プラン造成担当者者に提供するようなコンテンツ主体のシステムが存在した。しかしこれらは旅行造成者の選択の幅を広めるためのものであり、最終的には旅行プラン造成担当者者がそれらをピックアップして旅行を組み立てなければならなかった。このため、これらを解決するために事前に登録した顧客の属性や旅行属性、キーワードなどといった静的な情報にアクセスし、よりユーザーに適したプランをリコメンドするといった内容のシステムが検討されている。
なおこの種の技術として関連するものには、例えば特許文献1に記載された技術などがある。
特開2002−245132号公報
上記の従来の旅行プラン造成支援方法では次のような課題が発生する。従来の旅行プラン造成支援方法では以下の2つの問題点が発生するため、必ずしも最適なプランを生成できていない。
問題点の1つ目は、静的な情報に基づいてプランを作成するため、実際にその時に売れているプランをダイレクトに生成することができない点である。より的確なプランを生成するためには、旅行プラン造成担当者は常に最新の情報を登録しなければならず、旅行プラン造成担当者の作業量が多大なものになってしまうものである。例えば人気の旅行場所が新しくできた場合、プラン造成担当者によってその情報が入力されなければプラン生成時に人気の旅行場所を含むプランは生成されず旅行者に対してお勧めするプランとしては不適なものとなってしまい、ビジネスチャンスを逃すことになってしまうかもしれない。
問題点の2つめは、システムに設定したロジック以外の行動については解析することができず、一定ロジック以外のプランを生成することができない点である。例えばお寺巡りが好きな旅行者に対しては人気のあるお寺をプランの中に含むといったロジックについては実現できるが、実際のデータフィードバックがないため、お寺を好きなユーザーは実はお寺巡りの後に寿司を食べる人が多いといった関連する行動ロジックを見つけて、それを自動的にプランに反映させるようなことはできない。これにより、プラン造成担当者の知識が未熟であった場合、旅行情報やプラン設定ロジックについても不完全なものになり、必ずしも適切なプランを生成することができないのである。
本発明は、モバイル端末などを介して収集された旅行者の行動履歴に基づいて、実際に人気のある旅行スポットを解析し、それをもとに旅行プランを造成する技術を特徴とする。
本発明によれば、実際の旅行者の行動から旅行プランを生成するため、旅行の場所や目的についての知識がなくとも容易に人気のあるプランを造成することが可能である。また、旅行プラン造成担当者はターゲットとなる旅行者の属性と旅行プランの属性を入力するだけで自動的にプランが生成されるため作業負荷をかけずともよい。
以下、旅行者が持っているモバイル端末から取得した情報を利用して自動的に旅行プランを生成する方法の一実施形態について詳細に説明する。
本実施形態ではフリープランで旅行している旅行者が所有する携帯端末から、旅行者の行動した位置情報とその際の時間情報および必要とした旅行情報を取得し、その情報を元にその時に人気のある旅行プランを自動的に造成する旅行プラン造成支援装置の構成および動作について説明する。なお本実施形態において、携帯端末に予め旅行者の属性や旅行プラン属性が登録されており、特に旅行プラン属性としてプラン合計金額、1スケジュール中の目的地数、プラン日数、往路復路交通出発/到着地が旅行プラン造成支援システムに送信されているものとする。また旅行プラン造成支援システム中には旅行者に提供するための旅行情報や目的地情報、目的地間の移動手段/移動時間、往路復路の交通手段/時間、昼食地/昼食費用などが格納されておりかつ常に最新の情報にアップデートされているものとする。
図1は、本発明の一実施形態に係わる旅行プラン造成支援システムの構成を示すブロック図である。図1で示すように本実施形態のシステムは、旅行プラン造成支援装置10を有している。
旅行プラン造成支援装置10は、旅行者のリアルタイムな位置情報を取得し、旅行プラン造成担当者が入力した情報に合わせて自動的におすすめの旅行プランを生成し表示する装置である。
旅行プラン造成支援装置10は、通信制御部11と、入力装置12と、表示装置14と、メモリ15と、制御装置40を有するコンピュータである。制御装置40は、CPUと、通信制御部11、入力装置12、表示装置14およびメモリ15とのインタフェース制御を行う機構とを含む。CPUは、これらの機構および装置の動作を制御する。
通信制御部11は、携帯端末50やキオスク端末51から旅行者の情報を取得し、また旅行者のリクエストにより旅行情報を提供するときにこれら端末との通信を制御するための機構である。入力装置12は、旅行プラン造成担当者が自動的に生成させたい旅行プランのターゲットとなるユーザー層やプラン属性についての情報を入力するための装置である。また入力装置12は、各種旅行情報に関連するテーブルを最新の情報にアップデートするときにその情報を入力するための装置としても使用される。表示装置14は自動的に生成されたおすすめプランを表示するための装置である。
メモリ15は、旅行者属性テーブル16、旅行プラン属性テーブル17、旅行履歴テーブル18、送信旅行情報テーブル19、目的地テーブル21、行程内交通テーブル22、ターミナル〜目的地交通テーブル23、宿泊地〜目的地交通テーブル24、往路復路交通手段テーブル25、昼食地〜目的地交通テーブル26、昼食地〜ターミナル交通テーブル27、昼食地〜宿泊地交通テーブル28、および昼食地テーブル29を記憶しておくための装置である。またメモリ15は、旅行履歴テーブル該当ID抽出プログラム30、旅行目的地解析テーブル生成プログラム32、旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34、旅行目的地設定プログラム35、往路復路交通設定プログラム36、宿泊地設定プログラム37、昼食地設定プログラム38、および行程内交通設定プログラム39を格納する。
旅行者属性テーブル16は、各旅行者の個人属性についての情報を蓄積するテーブルであり、旅行者が携帯端末50やキオスク端末51に登録した内容を通信制御部11を介して受信することにより生成される。
旅行プラン属性テーブル17は、各旅行者が行動した旅行プランの属性情報を蓄積するテーブルであり、旅行者が携帯端末50やキオスク端末51に登録した内容を通信制御部11を介して受信することにより生成される。
旅行履歴テーブル18は、各旅行者ごとに旅行目的地に到着した時間と目的地の場所情報を蓄積するテーブルであり、旅行者が携帯端末50やキオスク端末51から発信した情報を通信制御部11を介して受信することにより生成される。
送信旅行情報テーブル19は、旅行者ごとに必要とした旅行情報を、情報を必要とした時間と場所とともに蓄積するテーブルであり、携帯端末50やキオスク端末51から通信制御部11を介して受信した旅行情報のログをもとに生成される。
目的地テーブル21は、旅行者が旅行の目的地として行動すると思われるランドマークに関する情報を蓄積するテーブルであり、入力装置12を介して旅行情報整備担当者によって登録される。
行程内交通テーブル22は、目的地テーブル21に登録されたランドマーク間の交通に関する情報を蓄積するテーブルであり、入力装置12を介して旅行情報整備担当者によって登録される。
ターミナル〜目的地交通テーブル23は、往路復路交通のターミナル駅(空港、港含む)から目的地テーブル21に登録されたランドマーク間の交通に関する情報を蓄積するテーブルであり、入力装置12を介して旅行情報整備担当者によって登録される。
宿泊地〜目的地交通テーブル24は、目的地テーブル21に登録されたランドマークから宿泊施設までの交通に関する情報を蓄積するテーブルであり、入力装置12を介して旅行情報整備担当者によって登録される。
往路復路交通手段テーブル25は、旅行者の出発ターミナル駅から旅行地のターミナル駅までの交通に関する情報を蓄積するテーブルであり、入力装置12を介して旅行情報整備担当者によって登録される。
昼食地〜目的地交通テーブル26、昼食地〜ターミナル交通テーブル27、および昼食地〜宿泊地交通テーブル28は、それぞれ昼食地から目的地テーブル21に登録されたランドマーク間の交通に関する情報、昼食地から往路復路交通のターミナル駅間の交通に関する情報、昼食地から宿泊地間の交通に関する情報を蓄積するテーブルであり、入力装置12を介して旅行情報整備担当者によって登録される。
昼食地テーブル29は、旅行者が昼食を取ると思われる飲食店の情報を蓄積するテーブルであり、入力装置12を介して旅行情報整備担当者によって登録される。
旅行履歴テーブル該当ID抽出プログラム30は、旅行履歴テーブル18の中からターゲットとする旅行者属性と旅行プラン属性を持ったレコードのIDを抽出し、抽出旅行履歴テーブル511を生成するためのプログラムである。また旅行履歴テーブル該当ID抽出プログラム30は、抽出旅行履歴テーブル511から旅行者が行動した目的地を時間別にカウントし時間別目的地利用回数テーブル541を生成する。
旅行目的地解析テーブル生成プログラム32は、時間別目的地利用回数テーブル541を用いて時間別に目的地の利用率を計算し旅行目的地解析テーブル561を生成するためのプログラムである。また旅行目的地解析テーブル生成プログラム32は、抽出旅行履歴テーブル511に蓄積された目的地を組み合わせて、同一プラン内で一緒にまわる目的地の数をカウントすることにより同一プラン設定回数テーブル641を生成する。
旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34は、同一プラン設定回数テーブル641をもとに同一プラン設定割合を計算し旅行プランマイニングテーブル661を生成するためのプログラムである。
旅行目的地設定プログラム35は、プラン中の旅行目的地を決定し、旅行目的地設定プラン821を生成するためのプログラムである。
往路復路交通設定プログラム36は、プラン中の往路復路交通機関についての情報を自動的に決定し、往路復路交通設定プラン1011を生成するためのプログラムである。
宿泊地設定プログラム37は、プラン中の宿泊地についての情報を自動的に決定し、宿泊地設定プラン1191を生成するためのプログラムである。
昼食地設定プログラム38は、プラン中の昼食地についての情報を自動的に決定し、昼食地設定プラン1421を生成するためのプログラムである。
行程内交通設定プログラム39は、プラン中の行程内交通についての情報を自動的に決定し、おすすめ旅行プラン1561を生成するためのプログラムである。
制御装置40内のCPUは、メモリ15に格納される上記プログラムを実行することによって旅行プラン造成支援の処理を実現する。
図2は、旅行者属性テーブル16の一例を示す図である。旅行者属性テーブル16の各レコードは、ID、氏名、性別、旅行者の年齢、同行者人数、趣味などのデータ項目を有する。IDは、旅行者ごとに割り振られた旅行者のID番号である。予め旅行者属性情報を登録した際に発番される。氏名は旅行者の氏名である。性別は旅行者の性別である。同行者人数は旅行に一緒に同行する人数である。趣味は旅行者が嗜好している趣味である。
図3は、旅行プラン属性テーブル17の一例を示す図である。旅行プラン属性テーブル17の各レコードは、ID、出発地、到着地域、宿泊日数、プラン最高金額、プラン目的などのデータ項目を有する。IDは、旅行者のIDである。出発地は、旅行者が旅行へ出発する地域である。到着地域は、旅行者が旅行をする地域である。宿泊日数は、旅行者が宿泊をする宿泊数である。プラン最高金額は、旅行にかかった往路復路交通費用を除く費用合計である。プラン目的は、旅行者が旅行に行った目的である。
図4は、旅行履歴テーブル18の一例を示す図である。旅行履歴テーブル18の各レコードは、ID、到着時刻、目的地の各レコードを有する。IDは、旅行者のIDである。到着時刻は旅行者が目的地に到着した時刻である。目的地は旅行者が実際に行動した目的地である。
図5は、目的地テーブル21の一例を示す図である。目的地テーブル21の各レコードは、目的地、平均滞在時間、利用料金の各レコードを有する。目的地は旅行者が旅行の目的として行くであろうと想定されるランドマークである。平均滞在時間は、ランドマークに滞在する平均的な時間である。利用料金は、ランドマークを利用する際にかかる費用である。
図6は、行程内交通テーブル22の一例を示す図である。行程内交通テーブル22の各レコードは、目的地1、目的地2、交通手段、移動時間の各データ項目を有する。目的地1と目的地2は、目的地テーブル21に含まれるランドマークより抽出したものである。交通手段は目的地1と目的地2を移動する際の交通手段である。移動時間は、目的地1と目的地2を移動する際に費やす目安時間である。
図7は、ターミナル〜目的地交通テーブル23の一例を示す図である。ターミナル〜目的地交通テーブル23の各レコードは、目的地1、ターミナル、交通手段、移動時間の各データ項目を有する。目的地1は目的地テーブルに含まれるランドマークより抽出したものである。ターミナルは往路復路交通のターミナル駅である。交通手段は目的地1とターミナルを移動する際の交通手段である。移動時間は目的地1とターミナルを移動する際に費やす目安時間である。
図8は、宿泊地〜目的地交通テーブル24の一例を示す図である。宿泊地〜目的地交通テーブル24の各レコードは、目的地、宿泊地、交通手段、移動時間の各データ項目を有する。目的地は目的地テーブルに含まれるランドマークより抽出したものである。宿泊地は旅行者が宿泊を選択できる宿泊地一覧である。交通手段は、目的地と宿泊地を移動する際の交通手段である。移動時間は、目的地と宿泊地を移動する際に費やす目安時間である。
図9は、往路復路交通テーブル25の一例を示す図である。往路復路交通手段テーブル25の各レコードは、出発ターミナル、到着ターミナル、交通機関、交通便、出発時刻、到着時刻の各データ項目を有する。出発ターミナルは、旅行者が往路もしくは復路において出発を行うターミナル駅である。到着ターミナルは、旅行者が往路もしくは復路において到着を行うターミナル駅である。交通機関は、出発ターミナルと到着ターミナルを移動する際の交通手段である。交通便は交通機関の具体的な便名である。出発時刻は交通便が出発ターミナルを出発する時刻である。到着時刻は交通便が到着ターミナルに到着する時刻である。
図10は、昼食地〜目的地交通テーブル26の一例を示す図である。昼食地〜目的地交通テーブル26の各レコードは、目的地、昼食地、交通手段、移動時間の各データ項目を有する。目的地は、目的地テーブルに含まれるランドマークより抽出したものである。昼食地は、昼食地テーブル29から抽出したものである。交通手段は、目的地と昼食地を移動する際の交通手段である。移動時間は、目的地と昼食地を移動する際に費やす目安時間である。昼食地〜ターミナル交通テーブル27は、目的地の代わりにターミナルが設定された交通テーブルである。昼食地〜宿泊地交通テーブル28は、目的地の代わりに宿泊地が設定された交通テーブルである。
図11は、昼食地テーブル29の一例を示す図である。昼食地テーブル29の各レコードは、昼食地と平均利用料金の各データ項目を有する。昼食地は、旅行者が昼食をとると想定される飲食店の一覧である。平均利用料金は、昼食地で費やす平均の利用料金である。
図12は、本実施形態のおすすめ旅行プランを作成する旅行プラン造成支援装置10の概略処理手順を示す図である。旅行履歴テーブル該当ID抽出プログラム30は、入力装置12を介して旅行プラン造成担当者から入力されたターゲットとする旅行者の属性情報を受け取る(ステップ400)。入力される属性情報は、性別、年齢範囲、同行者人数、趣味などである。次に旅行履歴テーブル該当ID抽出プログラム30は、旅行プラン造成担当者から入力されたターゲットとする旅行プランの属性情報を受け取る(ステップ410)。入力される属性情報は、プラン最高金額、プラン目的、宿泊日数、プラン日数、各旅行日のスケジュール中の目的地数、旅行の出発地と到着地などである。
次に旅行履歴テーブル該当ID抽出プログラム30は、旅行者属性テーブル16と旅行プラン属性テーブル17を参照して、入力された両方の属性情報に合致する旅行者のIDを抽出し、該当IDテーブル421を生成する(ステップ420)。図13は、該当IDテーブル421のデータ例を示す図である。
次にプログラム32〜39は、該当IDテーブル421を用いておすすめ旅行プランを作成し、作成された旅行プランを表示装置14に表示する(ステップ430)。その詳細については、図14以降の図面を用いて説明する。
旅行プラン造成担当者は、作成された旅行プランを見てそのプランの旅行費用、発着時刻などが属性条件に合致しているか否か判定する。旅行履歴テーブル該当ID抽出プログラム30は、旅行プラン造成担当者からの指示に従い、プラン属性条件に合致していないと判定された場合には(ステップ440NO)、ステップ410に戻り上記処理を繰り返す。プラン属性条件に合致していると判定された場合には処理を終了する。
図14は、ステップ430のおすすめ旅行プラン作成の概略処理手順を示す図である。まず旅行目的地解析テーブル生成プログラム32は、該当IDテーブル421に基づき旅行者の履歴情報から旅行目的地解析テーブルを生成する(ステップ500)。次に旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34は、旅行プランマイニングテーブルを作成する(ステップ600)。次に旅行目的地設定プログラム35は、旅行目的地を決定し、旅行目的地設定プランを作成する(ステップ700)。次に往路復路交通設定プログラム36は、往路復路交通手段を決定し、往路復路交通設定プランを作成する(ステップ900)。次に宿泊地設定プログラム37は、宿泊地を決定し、宿泊地設定プランを作成する(ステップ1100)。次に昼食地設定プログラム38は、昼食地を決定し、昼食地設定プランを作成する(ステップ1200)。最後に行程内交通設定プログラム39は、行程内交通を決定し、おすすめ旅行プランを作成する(ステップ1500)。
図15は、旅行目的地解析テーブルを作成する旅行目的地解析テーブル生成プログラム32の処理手順を示すフローチャートである。旅行目的地解析テーブル生成プログラム32は、旅行履歴テーブル18からそのIDが該当IDテーブル421のIDと一致するレコードを抽出し、抽出旅行履歴テーブル511を生成する(ステップ510)。図16は、抽出旅行履歴テーブル511のデータ例を示す図である。次に旅行目的地解析テーブル生成プログラム32は、抽出旅行履歴テーブル511に計数されない残りのレコードがあるか否か判定する(ステップ520)。残りのレコードがあれば、抽出旅行履歴テーブル511から次の1レコードを取り出し(ステップ530)、取り出したレコードの時刻と目的地が合致する時間別目的地利用回数テーブル541のレコードの利用回数に1を加える(ステップ540)。合致するレコードがなければ、取り出したレコードの時刻と目的地をもち利用回数が1のレコードを時間別目的地利用回数テーブル541に追加する。図17は、時間別目的地利用回数テーブル541のデータ例を示す図である
抽出旅行履歴テーブル511のすべてのレコードが計数されたとき(ステップ520NO)、旅行目的地解析テーブル生成プログラム32は、時間別目的地利用回数テーブル541を参照して時間別に目的地の利用率を計算する(ステップ550)。次に旅行目的地解析テーブル生成プログラム32は、時間別に目的地の利用率を格納する旅行目的地解析テーブル561を生成する(ステップ560)。図18は、旅行目的地解析テーブル561のデータ例を示す図である。
図19は、旅行プランマイニングテーブルを作成する旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34の処理手順を示すフローチャートである。旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34は、抽出旅行履歴テーブル511から同一IDのレコードのグループをすべて抽出してメモリに置く(ステップ610)。次に旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34は、抽出されたレコードについて目的地同士の組み合わせをすべて作成してメモリに記憶する(ステップ620)。同一目的地の組み合わせが存在すればその数だけの同一組み合わせがメモリに記憶される。次に旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34は、計数されない残りの組み合わせがあれば(ステップ630YES)、同一プラン設定回数テーブル641の同一目的地の組み合わせをもつレコードの設定回数に1を加える(ステップ640)。合致するレコードがなければ、取り出した組み合わせの目的地をもち設定回数が1のレコードを同一プラン設定回数テーブル641に追加する。図20は、同一プラン設定回数テーブル641のデータ例を示す図である。
メモリ上のすべての目的地組み合わせが計数されたとき(ステップ630NO)、旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34は、同一プラン設定回数テーブル641を参照して目的地の組み合わせパターン別に同一プラン設定割合を計算する(ステップ650)。次に旅行プランマイニングテーブル生成プログラム34は、目的地の組み合わせパターン別に同一プラン設定割合を格納する旅行プランマイニングテーブル661を生成する(ステップ660)。図21は、旅行プランマイニングテーブル661のデータ例を示す図である。
図22は、旅行目的地を設定する旅行目的地設定プログラム35の処理手順を示すフローチャートである。旅行目的地設定プログラム35は、旅行目的地解析テーブル561を参照して、まだ設定されていない目的地のうち、利用率の最も高い目的地を抽出する(ステップ710)。次に旅行目的地設定プログラム35は、目的地テーブル21を参照して抽出した目的地の利用料金を求め、抽出した目的地の金額と今までに設定した目的地の金額との合計が、設定したプラン最高金額を越えないか否か判定する(ステップ720)。目的地の金額合計がプラン最高金額を越えている場合には(ステップ720NO)、旅行目的地設定プログラム35は、旅行目的地解析テーブル561を参照して、設定されていない目的地のうち、次に利用率の高い目的地を抽出してステップ720に戻る(ステップ730)。
プラン最高金額の範囲内であれば(ステップ720YES)、旅行目的地設定プログラム35は、抽出した目的地を基本目的地として設定時刻から目的地の設定時間分スケジュール中に設定する(ステップ740)。設定時間分スケジュールは、メモリ中に設定された旅行スケジュールであり、設定された目的地の滞在時間帯を記憶する。設定された目的地の平均滞在時間は、目的地テーブル21から得られる。
次に旅行目的地設定プログラム35は、旅行プランマイニングテーブル661を参照して、まだ設定されていない目的地のうち設定された基本目的地と最も関連性の高い目的地を抽出する(ステップ750)。設定された基本目的地と他の目的地との組み合わせの中で最も同一プラン設定割合の高い組み合わせ中の他の目的地が対象となる。次に旅行目的地設定プログラム35は、目的地テーブル21を参照して抽出した関連する目的地の利用料金を求め、抽出した目的地の金額と今までに設定した目的地の金額との合計が、設定したプラン最高金額を越えないか否か判定する(ステップ760)。目的地の合計金額がプラン最高金額を越えている場合には(ステップ760NO)、旅行目的地設定プログラム35は、旅行プランマイニングテーブル661を参照して、設定されていない目的地のうち、次に組み合わせの同一プラン設定割合の高い組み合わせ中の他の目的地を抽出してステップ760に戻る(ステップ770)。
プラン最高金額の範囲内であれば(ステップ760YES)、旅行目的地設定プログラム35は、行程内交通テーブル22を参照し、すでに設定された目的地と抽出された目的地との間の移動時間より短い移動時間をもつ他の組み合わせがあるか否か判定する(ステップ780)。他の組み合わせとは、すでに設定された目的地と他の目的地との組み合わせである。条件に合う他の組み合わせがあれば、ステップ770に戻り、次に関連性の高い目的地を探す。
目的地間の移動時間がより短い組み合わせがなければ(ステップ780NO)、旅行目的地設定プログラム35は、抽出した目的地を基本目的地に続く目的地として目的地の設定時間分スケジュール中に設定する(ステップ790)。このとき行程内交通テーブル22から得られた移動時間と目的地テーブル21から得られた抽出した目的地の平均滞在時間がスケジュールに組み込まれる。
次に旅行目的地設定プログラム35は、設定した目的地の数が1スケジュールの上限に達したか否か判定する(ステップ800)。1スケジュール中の目的地の数は、プラン属性を登録するときに入力される。まだ目的の目的地数に達していないときには、ステップ750に戻り上記処理を繰り返す。設定した目的地の数が1スケジュールの目的地数に達したとき(ステップ800YES)、旅行目的地設定プログラム35は、設定したスケジュールの数が指定されたプラン日数分に達したか否か判定する(ステップ810)。スケジュール数がプラン日数分に達していないときには、ステップ710に戻り上記処理を繰り返す。設定したスケジュール数がプラン日数に達したとき(ステップ810YES)、旅行目的地設定プログラム35は、各旅行日ごとにスケジュールを設定した旅行目的地設定プランを生成する(ステップ820)。図23は、作成された旅行目的地設定プラン821のデータ例を示す図である。
図24は、往路復路の交通手段を設定する往路復路交通設定プログラム36の処理手順を示すフローチャートである。往路復路交通設定プログラム36は、旅行目的地設定プラン821の初日スケジュールの最初に設定されている目的地を抽出する(ステップ910)。次に往路復路交通設定プログラム36は、ターミナル〜目的地交通テーブル23を参照し、抽出した目的地からの移動時間が最も短いターミナルを抽出する(ステップ920)。次に往路復路交通設定プログラム36は、抽出した最初の目的地の到着時刻とターミナルからの移動時間より、ターミナル出発時刻を計算する(ステップ930)。
次に往路復路交通設定プログラム36は、往路復路交通手段テーブル25を参照して、出発ターミナルが入力された出発地と一致し、かつ計算したターミナル出発時刻の30分〜1時間前に到着する交通手段を抽出する(ステップ940)。次に往路復路交通設定プログラム36は、メモリに記憶されているプランの初日のスケジュールに、抽出された往路交通手段、到着ターミナルからの出発時刻およびターミナルから最初の目的地までの移動手段を設定する(ステップ950)。ターミナルから最初の目的地までの移動手段は、ターミナル〜目的地交通テーブル23を用いて抽出される。
次に往路復路交通設定プログラム36は、プランの最終日スケジュールの最後に設定されている目的地を抽出する(ステップ960)。次に往路復路交通設定プログラム36は、ターミナル〜目的地交通テーブル23を参照し、抽出した目的地からの移動時間が最も短いターミナルを抽出する(ステップ970)。次に往路復路交通設定プログラム36は、抽出した最後の目的地の出発時刻と抽出したターミナルまでの移動時間から、そのターミナルへの到着時刻を計算する(ステップ980)。
次に往路復路交通設定プログラム36は、往路復路交通手段テーブル25を参照して、到着ターミナルが入力された到着地と一致し、かつ計算したターミナル到着時刻の30〜1時間後に出発する交通手段を抽出する(ステップ990)。次に往路復路交通設定プログラム36は、メモリに記憶されているプランの最終日のスケジュールに、抽出された復路交通手段、出発ターミナルへの到着時刻および最後の目的地からターミナルまでの移動手段を設定する(ステップ1000)。往路復路交通設定プログラム36は、メモリ上のスケジュールから往路復路交通設定プラン1011を生成する(ステップ1010)。図25は、往路復路交通設定プラン1011のデータ例を示す図である。
図26は、宿泊地を設定する宿泊地設定プログラム37の処理手順を示すフローチャートである。宿泊地設定プログラム37は、往路復路交通設定プラン1011を参照し、プランの初日スケジュールを抽出する(ステップ1110)。次に宿泊地設定プログラム37は、そのスケジュールに設定されている最後の目的地を抽出する(ステップ1120)。次に宿泊地設定プログラム37は、宿泊地〜目的地交通テーブル24を参照し、抽出した目的地から移動時間が2時間以内である宿泊地をすべて抽出する(ステップ1130)。次に宿泊地設定プログラム37は、今までに設定した目的地の金額合計と抽出した宿泊施設の利用料の合計がプラン最高金額を越えないか否か判定する(ステップ1140)。その合計金額がプラン最高金額を越えた場合、宿泊地設定プログラム37は、表示装置14上に該当プランなしを表示する。
合計金額がプラン最高金額以内であれば、宿泊地設定プログラム37は、宿泊地〜目的地交通テーブル24を参照し、抽出した宿泊地のうち、各宿泊地から次の日のスケジュールに設定されている最初の目的地までの移動時間の短いものから順に数施設を抽出する(ステップ1150)。次に宿泊地設定プログラム37は、メモリ上のスケジュールに、抽出した宿泊地、宿泊地の到着時刻、次の日の出発時刻、目的地と宿泊地との間の交通手段を設定する(ステップ1160)。次に宿泊地設定プログラム37は、指定された宿泊日数分だけ宿泊地の設定が行われたか否か判定する(ステップ1170)。また宿泊地の設定されていないスケジュールがあれば(ステップ1170NO)、次の日のスケジュールを抽出して(ステップ1180)、ステップ1120に戻り、上記処理を繰り返す。宿泊日数分だけ宿泊地が設定されたとき、宿泊地設定プログラム37は、メモリ上のスケジュールから宿泊地設定プラン1191を生成する(ステップ1190)。図27は、宿泊地設定プラン1191のデータ例を示す図である。
図28は、昼食地を設定する昼食地設定プログラム38の処理手順を示すフローチャートである。昼食地設定プログラム38は、メモリ上のプランの初日スケジュールを抽出する(ステップ1210)。昼食地設定プログラム38は、当該スケジュールについて12時前に目的地を出発するような予定の目的地が設定されているか否か判定する(ステップ1220)。設定されている場合、昼食地設定プログラム38は、12時前でその出発時刻が12時に最も近い目的地を抽出する(ステップ1240)。次に昼食地設定プログラム38は、当該目的地から昼食地が近いか否か判定する(ステップ1270)。すなわち昼食地設定プログラム38は、昼食地〜目的地交通テーブル26を参照して、抽出した目的地の出発時刻から12時までの時間が当該目的地から昼食地までの移動時間より長いか否か判定する。昼食地が近ければ、昼食地〜目的地交通テーブル26から昼食地を抽出する(ステップ1300)。これは少なくとも1つの昼食地の候補となる。
12時前に目的地が設定されていない場合(ステップ1220NO)、昼食地設定プログラム38は、当該スケジュールの12時より前に宿泊地が設定されているか否か判定する(ステップ1260)。12時より前に宿泊地が設定されていれば、昼食地設定プログラム38は、宿泊地を目的地と読み替えてその宿泊地からの出発時刻を12時に最も近い目的地からの出発時刻とみなし(ステップ1250)、ステップ1240へ行く。ただしステップ1270では、昼食地〜目的地交通テーブル26の代わりに昼食地〜宿泊地交通テーブル28を参照する。12時より前に宿泊地が設定されていなければ、ターミナルが設定されているのであるから、昼食地設定プログラム38は、ターミナルを目的地と読み替えてそのターミナルからの出発時刻を12時に最も近い目的地からの出発時刻とみなし(ステップ1280)、ステップ1240へ行く。ただしステップ1270では、昼食地〜目的地交通テーブル26の代わりに昼食地〜ターミナル交通テーブル27を参照する。目的地から昼食地が遠い場合(ステップ1270NO)には、昼食地を設定せず(ステップ1290)、ステップ1230へ行く。
次に昼食地設定プログラム38は、当該スケジュールについて13時以後に目的地に到着するような予定の目的地が設定されているか否か判定する(ステップ1310)。設定されている場合、昼食地設定プログラム38は、13時以後でその到着時刻が13時に最も近い目的地を抽出する(ステップ1320)。次に昼食地設定プログラム38は、当該目的地から昼食地が近いか否か判定する(ステップ1350)。すなわち昼食地設定プログラム38は、昼食地〜目的地交通テーブル26を参照して、13時から目的地の到着時刻までの時間が当該目的地から昼食地までの移動時間より長いか否か判定する。昼食地が近ければ、昼食地〜目的地交通テーブル26から昼食地を抽出する(ステップ1380)。これは昼食地の他の候補となる。
13時以後に目的地が設定されていない場合(ステップ1310NO)、昼食地設定プログラム38は、当該スケジュールの13時以後に宿泊地が設定されているか否か判定する(ステップ1340)。13時以後に宿泊地が設定されていれば、昼食地設定プログラム38は、宿泊地を目的地と読み替えてその宿泊地への到着時刻を13時に最も近い目的地の到着時刻とみなし(ステップ1330)、ステップ1320へ行く。ただしステップ1350では、昼食地〜目的地交通テーブル26の代わりに昼食地〜宿泊地交通テーブル28を参照する。13時以後に宿泊地が設定されていなければ、ターミナルが設定されているのであるから、昼食地設定プログラム38は、ターミナルを目的地と読み替えてそのターミナルへの到着時刻を13時に最も近い目的地の到着時刻とみなし(ステップ1360)、ステップ1320へ行く。ただしステップ1350では、昼食地〜目的地交通テーブル26の代わりに昼食地〜ターミナル交通テーブル27を参照する。目的地から昼食地が遠い場合(ステップ1350NO)には、昼食地を設定せず(ステップ1370)、ステップ1230へ行く。
次に昼食地設定プログラム38は、今までのプラン合計金額に昼食料金を加えた金額合計がプラン最高金額を越えないか否かを判定する(ステップ1390)。昼食地設定プログラム38は、昼食地テーブル29を参照して昼食料金を取得する。昼食地の候補が複数ある場合には、その中で平均利用料金の最も高い金額を昼食料金とする。次に昼食地設定プログラム38は、メモリ上の当該スケジュールに抽出した昼食地の候補、昼食地と目的地との間の交通手段を設定する(ステップ1400)。昼食地と目的地との間の交通手段および移動時間は、昼食地〜目的地交通テーブル26を参照する。目的地の代わりにターミナル、宿泊地の場合には、それぞれ昼食地〜ターミナル交通テーブル27および昼食地〜宿泊地交通テーブル28を参照する。次に昼食地設定プログラム38は、指定されたプラン日数分だけ昼食地が設定されたか否か判定する(ステップ1410)。残りのスケジュールがあれば、昼食地設定プログラム38は、次の日のスケジュールを抽出し(ステップ1230)、ステップ1220に戻る。プラン日数分の昼食地が設定されたとき、昼食地設定プログラム38は、昼食地設定プラン1421を作成する(ステップ1420)。図29は、昼食設定プラン1421のデータ例を示す図である。
図30は、行程内交通を決定する行程内交通設定プログラム39の処理手順を示すフローチャートである。行程内交通設定プログラム39は、メモリ上のプランの初日スケジュールを抽出する(ステップ1510)。次に行程内交通設定プログラム39は、当該スケジュールについて目的地間の交通手段が設定されているか否か判定する(ステップ1520)。設定されている場合には、ステップ1530へ行く。設定されていない目的地間があれば、行程内交通設定プログラム39は、行程内交通テーブル22を参照し、目的地間の交通手段を設定する(ステップ1540)。次に行程内交通設定プログラム39は、指定されたプラン日数分だけ行程内交通が設定されたか否か判定する(ステップ1550)。残りのスケジュールがあれば、行程内交通設定プログラム39は、次の日のスケジュールを抽出し(ステップ1530)、ステップ1520に戻る。プラン日数分の行程内交通が設定されたとき、行程内交通設定プログラム39は、おすすめ旅行プラン1561を完成させる(ステップ1560)。図31は、おすすめ旅行プラン1561のデータ例を示す図である。
図32は、送信旅行情報テーブル19のデータ例を示す図である。送信旅行情報テーブル19の各レコードは、ID、氏名、時刻、場所および送信情報の各データ項目を有する。IDおよび氏名は、送信者のIDおよび氏名である。時刻および場所は、旅行中の送信者のいる場所と送信時刻である。送信情報は、その送信者がその場所で必要とした情報である。送信情報は、形態電話などを通じて旅行プラン作成者の元に送られる。
旅行プラン造成支援装置10は、入力装置12を介して入力された氏名、時刻、場所および送信時刻を受け取り、送信旅行情報テーブル19に格納する。送信旅行情報テーブル19のデータ量が蓄積されたとき、旅行プラン造成支援装置10は、送信旅行情報テーブル19の場所別、時刻あるいは時間帯別に必要な送信情報を集計し、送信情報を必要とする旅行者の割合を計算して送信旅行情報分析テーブル20を作成し、記憶装置に格納する。図33は、送信旅行情報分析テーブル20のデータ例を示す図である。旅行プラン造成支援装置10は、送信旅行情報分析テーブル20を参照し、特定の場所で所定割合以上の旅行者が欲しがる情報を提供する。
以上説明した構成および処理手順により、今最も人気のあるプランを自動的に生成することにより旅行プラン造成担当者の業務負荷を軽減することができるとともに、旅行者に対しても必要な時に必要な情報を提供することが可能である。
実施形態の旅行プラン造成支援システムの構成図である。 実施形態の旅行者属性テーブル16の一例を示す図である。 実施形態の旅行プラン属性テーブル17の一例を示す図である。 実施形態の旅行履歴テーブル18の一例を示す図である。 実施形態の目的地テーブル21の一例を示す図である。 実施形態の行程内交通テーブル22の一例を示す図である。 実施形態のターミナル〜目的地交通テーブル23の一例を示す図である。 実施形態の宿泊地〜目的地交通テーブル24の一例を示す図である。 実施形態の往路復路交通手段テーブル25の一例を示す図である。 実施形態の昼食地〜目的地交通テーブル26の一例を示す図である。 実施形態の昼食地テーブル29の一例を示す図である。 実施形態のシステムの概略処理手順を示す図である。 実施形態の該当IDテーブル421の一例を示す図である。 実施形態の旅行プランの作成処理の概略手順を示す図である。 実施形態の旅行目的地解析テーブルを生成する処理手順を示すフローチャートである。 実施形態の抽出旅行履歴テーブル511の一例を示す図である。 実施形態の時間別目的地利用回数テーブル541の一例を示す図である。 実施形態の旅行目的地解析テーブル561の一例を示す図である。 実施形態の旅行プランマイニングテーブルを生成する処理手順を示すフローチャートである。 実施形態の同一プラン設定回数テーブル641の一例を示す図である。 実施形態の旅行プランマイニングテーブル661の一例を示す図である。 実施形態の旅行目的地を決定する処理手順を示すフローチャートである。 実施形態の旅行目的地設定プラン821の一例を示す図である。 実施形態の往路復路交通を決定する処理手順を示すフローチャートである。 実施形態の往路復路交通設定プラン1011の一例を示す図である。 実施形態の宿泊地を決定する処理手順を示すフローチャートである。 実施形態の宿泊地設定プラン1191の一例を示す図である。 実施形態の昼食地を決定する処理手順を示すフローチャートである。 実施形態の昼食地設定プラン1421の一例を示す図である。 実施形態の行程内交通を決定する処理手順を示すフローチャートである。 実施形態のおすすめ旅行プラン1561の一例を示す図である。 実施形態の送信旅行情報テーブル19の一例を示す図である。 実施形態の送信旅行情報分析テーブル20の一例を示す図である。
符号の説明
10…旅行プラン造成支援装置、16…旅行者属性テーブル、17…旅行プラン属性テーブル、18…旅行履歴テーブル、19…送信旅行情報テーブル、21…目的地テーブル、22…行程内交通テーブル、23…ターミナル〜目的地交通テーブル、24…宿泊地〜目的地交通テーブル、25…往路復路交通手段テーブル、26…昼食地目的地交通テーブル、27…昼食地〜ターミナル交通テーブル、28…昼食地〜目的地交通テーブル、29…昼食地テーブル、30…旅行履歴テーブル該当ID抽出プログラム、32…旅行目的地解析テーブル生成プログラム、34…旅プランマイニングテーブル生成プログラム、35…旅行目的地設定プログラム、36…往路復路交通設定プログラム、37…宿泊地設定プログラム、38…昼食地設定プログラム、39…行程内交通設定プログラム。

Claims (7)

  1. 旅行者の個人属性を登録する旅行者属性テーブルと、旅行者ごとに旅行プランについての属性を登録する旅行プラン属性テーブルとを参照し、ターゲットとする個人属性および旅行プラン属性に合致する旅行者を抽出するステップと、
    旅行者ごとに目的地および到着時刻を登録する旅行履歴テーブルを参照し、抽出された旅行者の旅行履歴レコードを抽出するステップと、
    抽出された前記旅行履歴レコードを時刻別、目的地別に集計し、利用率の最も高い目的地と時刻を旅行プランのスケジュール中の目的地と到着時刻として設定するステップとを有することを特徴とする旅行プラン作成支援方法。
  2. さらに前記旅行履歴テーブルを参照し、同一旅行者が訪問した複数の目的地の組み合わせの情報を作成するステップと、
    前記組み合わせのパターン別に同一パターンの割合を計算するステップと、
    前記スケジュール中に設定した目的地を含む前記組み合わせの中で最も割合の高い組み合わせについて組み合わされる他の目的地を抽出するステップと、
    抽出された前記他の目的地を前記スケジュール中の他の目的として設定するステップとを有することを特徴とする請求項1記載の旅行プラン作成支援方法。
  3. さらに前記目的地とターミナルとの間の交通手段と移動時間を各レコードとして格納する目的地ターミナル間交通テーブルを参照して前記スケジュール中に設定した目的地から最も移動時間の短いターミナルを抽出するステップと、
    出発ターミナル、到着ターミナル、交通機関、交通便、出発時刻および到着時刻を各レコードとして格納する往路復路交通手段テーブルを参照して指定された出発地を前記出発ターミナルとし、抽出された前記ターミナルを前記到着ターミナルとする交通手段を抽出するステップと、
    抽出された前記交通手段の出発ターミナル、到着ターミナル、交通機関および交通便を前記スケジュール中に設定するステップとを有することを特徴とする請求項1記載の旅行プラン作成支援方法。
  4. コンピュータに、旅行者の個人属性を登録する旅行者属性テーブルと、旅行者ごとに旅行プランについての属性を登録する旅行プラン属性テーブルとを参照し、ターゲットとする個人属性および旅行プラン属性に合致する旅行者を抽出するステップと、
    旅行者ごとに目的地および到着時刻を登録する旅行履歴テーブルを参照し、抽出された旅行者の旅行履歴レコードを抽出するステップと、
    抽出された前記旅行履歴レコードを時刻別、目的地別に集計し、利用率の最も高い目的地と時刻を旅行プランのスケジュール中の目的地と到着時刻として設定するステップとを実現させるためのコンピュータプログラム。
  5. 前記コンピュータに、さらに前記旅行履歴テーブルを参照し、同一旅行者が訪問した複数の目的地の組み合わせの情報を作成するステップと、
    前記組み合わせのパターン別に同一パターンの割合を計算するステップと、
    前記スケジュール中に設定した目的地を含む前記組み合わせの中で最も割合の高い組み合わせについて組み合わされる他の目的地を抽出するステップと、
    抽出された前記他の目的地を前記スケジュール中の他の目的として設定するステップとを実現させるための請求項4記載のコンピュータプログラム。
  6. CPUとメモリとを有する旅行プラン作成支援システムであって、
    前記システムは、旅行者の個人属性を登録する旅行者属性テーブルと、旅行者ごとに旅行プランについての属性を登録する旅行プラン属性テーブルと、旅行者ごとに目的地および到着時刻を登録する旅行履歴テーブルと、
    前記旅行者属性テーブルと前記旅行プラン属性テーブルを参照してターゲットとする個人属性および旅行プラン属性に合致する旅行者のIDを抽出する旅行履歴テーブル該当ID抽出部と、
    前記旅行履歴テーブルを参照し、抽出された旅行者の旅行履歴レコードを抽出し、抽出された前記旅行履歴レコードを時刻別、目的地別に集計して旅行目的地解析テーブルを生成する旅行目的地解析テーブル生成部と、
    利用率の最も高い目的地と時刻を旅行プランのスケジュール中の目的地と到着時刻として設定する旅行目的地設定部とを有し、
    前記旅行履歴テーブル該当ID抽出部、前記旅行目的地解析テーブル生成部および前記旅行目的地設定部は、前記メモリに格納され前記CPUによって実行されるプログラムであることを特徴とする旅行プラン作成支援システム。
  7. 前記システムは、さらに前記旅行履歴テーブルを参照し、同一旅行者が訪問した複数の目的地の組み合わせの情報を作成し、前記組み合わせのパターン別に同一パターンの割合を計算して旅行プランマイニングテーブルを作成する旅行プランマイニングテーブル生成部を有し、
    前記旅行目的地設定部は、さらに前記スケジュール中に設定した目的地を含む前記組み合わせの中で最も割合の高い組み合わせについて組み合わされる他の目的地を抽出し、抽出された前記他の目的地を前記スケジュール中の他の目的として設定し、
    前記旅行プランマイニングテーブル生成部は、前記メモリに格納され前記CPUによって実行されるプログラムであることを特徴とする請求項6記載の旅行プラン作成支援システム。
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