JP2006046913A - 情報提供システム及び情報提供方法のプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の地点への到着時刻を容易に知ることができるようにする。
【解決手段】所定の登録条件が満たされる地点を登録地点として登録する地点登録処理手段と、所定の登録地点を到着予定表示地点として選択する到着予定表示地点選択処理手段と、各到着予定表示地点への到着予定を算出する到着予定算出処理手段と、地図画面に到着予定を表示する到着予定表示処理手段とを有する。所定の登録条件が満たされる地点が登録地点として登録され、所定の登録地点が到着予定表示地点として選択され、各到着予定表示地点への到着予定が算出され、地図画面に表示されるので、運転者は各種の地点への到着時刻を容易に知ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報提供システム及び情報提供方法のプログラムに関するものである。
従来、ナビゲーション装置においては、例えば、GPS(グローバルポジショニングシステム)によって車両の現在の位置、すなわち、現在地が検出されるとともに、ジャイロセンサによって検出された車両の回転角速度、すなわち、旋回角に基づいて、車両の方位、すなわち、自車方位が検出され、データ記録部から地図データが読み出され、表示部に地図画面が形成され、該地図画面に、現在地を表す自車位置、自車位置の周辺の地図及び自車方位が表示されるようになっている。したがって、操作者である運転者は、前記地図画面に表示された自車位置、自車位置の周辺の地図及び自車方位に従って車両を走行させることができる。
また、運転者が目的地を入力し、探索条件を設定すると、該探索条件に基づいて現在地で表される出発地から目的地までの経路が探索される。そして、探索された経路、すなわち、探索経路は前記地図画面に自車位置と共に表示される。したがって、運転者は表示された探索経路に沿って車両を走行させることができる。
ところで、前記ナビゲーション装置においては、運転者が探索経路上の所定の施設を指定すると、前記施設に到着する時刻、すなわち、到着時刻が表示されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−62153号公報
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置においては、所定の地点、例えば、利用する頻度が高い施設に向けて車両を走行させる場合、前記施設への到着時刻を知りたくても、運転者が前記施設を目的地として設定しなければ経路が探索されないので、到着時刻は表示されず、運転者は前記施設への到着時刻を知ることができない。
また、仮に、運転者が前記施設を目的地として設定することによって経路が探索された場合には、到着時刻を表示させることができるが、操作部を操作して前記施設を目的地として設定する必要があり、操作が煩わしい。
さらに、車両を走行させていて、通過する頻度の高い交差点への到着時刻を知りたいことがあるが、前記交差点への到着時刻が表示されないので、運転者は到着時刻を知ることができない。
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、各種の地点への到着時刻を容易に知ることができる情報提供システム及び情報提供方法のプログラムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の情報提供システムにおいては、所定の登録条件が満たされる地点を登録地点として登録する地点登録処理手段と、所定の登録地点を到着予定表示地点として選択する到着予定表示地点選択処理手段と、各到着予定表示地点への到着予定を算出する到着予定算出処理手段と、地図画面に到着予定を表示する到着予定表示処理手段とを有する。
本発明の他の情報提供システムにおいては、さらに、現在地から前記各到着予定表示地点までの経路を探索する仮想経路探索処理手段を有するとともに、前記到着予定算出処理手段は、探索された経路に沿って車両を走行させたときの到着予定を算出する。
本発明の更に他の情報提供システムにおいては、さらに、前記登録条件は、所定の地点が利用されたことによって満たされる。
本発明の更に他の情報提供システムにおいては、さらに、前記登録条件は、所定の地点が目的地として設定されたこと、所定の地点を車両が立ち寄ったこと、高速・有料道施設が利用されたこと、車両が主要な交差点を通過したこと、及び車両が右左折交差点を通過したことのうちの少なくとも一つによって満たされる。
本発明の更に他の情報提供システムにおいては、さらに、前記到着予定は、各到着予定表示地点への到着時刻である。
本発明の更に他の情報提供システムにおいては、さらに、前記到着予定は、現在地から各到着予定表示地点までの所要時間である。
本発明の更に他の情報提供システムにおいては、さらに、前記地点登録処理手段は、所定の地点を登録地点として登録する際に登録ポイントを記録する。また、前記到着予定表示地点選択処理手段は、前記登録ポイントが閾(しきい)値より大きい場合に、登録地点を到着予定表示地点として選択する。
本発明の情報提供方法のプログラムにおいては、コンピュータを、所定の登録条件が満たされる地点を登録地点として登録する地点登録処理手段、所定の登録地点を到着予定表示地点として選択する到着予定表示地点選択処理手段、各到着予定表示地点への到着予定を算出する到着予定算出処理手段、及び地図画面に到着予定を表示する到着予定表示処理手段として機能させる。
本発明によれば、所定の登録条件が満たされる地点が登録地点として登録され、所定の登録地点が到着予定表示地点として選択され、各到着予定表示地点への到着予定が算出され、地図画面に表示されるので、運転者は各種の地点への到着時刻を容易に知ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムを示すブロック図である。
図1において、14は情報端末、例えば、車両に搭載された車載装置としてのナビゲーション装置であり、該ナビゲーション装置14は、現在地を検出する現在地検出部としてのGPSセンサ15、地図データのほかに各種の情報が記録された情報記録部としてのデータ記録部16、各種のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能し、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、自車方位を検出する方位検出部としての方位センサ18、操作者である運転者が操作することによって所定の入力を行うための第1の入力部としての操作部34、図示されない画面に表示された画像によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第1の出力部としての表示部35、音声によって所定の入力を行うための第2の入力部としての音声入力部36、音声によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第2の出力部としての音声出力部37、通信端末として機能する送受信部としての通信部38を備え、前記ナビゲーション処理部17に、操作部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。また、前記ナビゲーション処理部17には、車速検出部としての車速センサ41も接続される。
前記GPSセンサ15は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することによって地球上における現在地を検出し、併せて時刻を検出する。本実施の形態においては、現在地検出部としてGPSセンサ15が使用されるが、該GPSセンサ15に代えて図示されない距離センサ、ステアリングセンサ、高度計等を単独で、又は組み合わせて使用することもできる。また、前記方位センサ18としてジャイロセンサ、地磁気センサ等を使用することができる。
前記データ記録部16は、地図データファイルから成る地図データベースを備え、該地図データベースに地図データが記録される。なお、前記データ記録部16には、所定の情報を音声出力部37によって出力するためのデータも記録される。また、前記地図データには、交差点に関する交差点データ、ノードに関するノードデータ、道路リンクに関する道路データ、探索用に加工された探索データ、施設に関する施設データ等が含まれる。
前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行う制御装置としてのCPU31、該CPU31が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用される第1の記録媒体としてのRAM32、制御用のプログラムのほか、目的地までの経路の探索、経路案内等を行うための各種のプログラムが記録された第2の記録媒体としてのROM33、各種のデータ、プログラム等を記録するために使用される第3の記録媒体としての図示されないフラッシュメモリを備える。なお、前記制御装置として、CPU31に代えてMPU等を使用することもできる。
また、前記データ記録部16は、前記各種のデータを記録するために、第4の記録媒体としてのハードディスク、CD、DVD、光ディスク等の図示されないディスクを備えるほかに、各種のデータを読み出したり、書き込んだりするための読出・書込ヘッド等の図示されないヘッドを備える。なお、前記データ記録部16に第5の記録媒体としてメモリカード等を使用することができる。
ところで、前記ROM33に各種のプログラムを記録し、前記データ記録部16に各種のデータを記録することができるが、プログラム、データ等をハードディスク等に記録することもできる。この場合、ハードディスク等から前記プログラム、データ等を読み出してフラッシュメモリに書き込むことができる。したがって、ハードディスク等を交換することによって前記プログラム、データ等を更新することができる。また、車両に搭載された図示されない自動変速機の制御を行うために自動変速機制御装置が搭載されている場合には、該自動変速機制御装置の制御用のプログラム、データ等も前記ハードディスク等に記録することができる。さらに、通信部38を介して前記プログラム、データ等を受信し、フラッシュメモリに書き込むこともできる。
前記操作部34は、運転者が操作することによって、走行開始時の現在地を修正したり、出発地及び目的地を入力したり、通過点を入力したり、通信部38を作動させたりするためのものであり、表示部35とは独立に配設されたキーボード、マウス等を使用することができる。また、前記操作部34として、前記表示部35に形成された画面に画像で表示された各種のキー、スイッチ、ボタン等の画像操作部をタッチ又はクリックすることによって、所定の入力操作を行うことができるようにしたタッチパネルを使用することができる。
前記表示部35としてはディスプレイを使用することができる。そして、表示部35に形成された各種の画面に、現在地を表す自車位置、地図、探索経路、該探索経路に沿った案内情報、交通情報等を表示したり、探索経路における次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向を表示したりすることができるだけでなく、前記画像操作部、操作部34、音声入力部36等の操作案内、操作メニュー、キーの案内を表示したり、FM多重放送の番組等を表示したりすることができる。
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声出力部37から、前記探索経路、案内情報、交通情報等が、例えば、音声合成装置によって合成された音声で出力される。
前記通信部38は、第1の情報提供者としてのVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の図示されない道路交通情報センタから送信された各種の情報を、道路に沿って配設された電波ビーコン装置、光ビーコン装置等を介して電波ビーコン、光ビーコン等として受信するためのビーコンレシーバ、FM放送局を介してFM多重放送として受信するためのFM受信機等を備える。そして、前記ビーコンレシーバによって、渋滞情報、規制情報、駐車場情報、交通事故情報、サービスエリアの混雑状況情報等の交通情報を受信したり、前記FM受信機によって前記交通情報のほかに、ニュース、天気予報等の一般情報をFM多重情報として受信したりすることができる。なお、前記ビーコンレシーバ及びFM受信機は、ユニット化されてVICSレシーバとして配設されるようになっているが、別々に配設することもできる。
前記交通情報は、情報の種別を表す情報種別データ、メッシュとしての2次メッシュを特定するための2次メッシュX、Yデータ、二つの地点(例えば、交差点)間を連結する道路リンクを特定し、かつ、上り/下りの別を表すリンク番号データ、該リンク番号データに対応させて提供される情報の内容を表すリンク情報を含み、該リンク情報は、例えば、前記道路リンクの始点から渋滞の先頭までの距離を表す渋滞先頭データ、渋滞の度合いを表す渋滞度、渋滞区間を前記渋滞の先頭から渋滞の末尾までの距離を表す渋滞長、各道路リンクの所要時間であるリンク所要時間等から成る。
また、通信部38は、第2の情報提供者としての情報センタ51から交通情報、一般情報等の各種の情報を受信することもできる。そのために、前記通信部38と情報センタ51とはネットワーク43を介して接続される。
前記ナビゲーション装置14、道路交通情報センタ、情報センタ51、ネットワーク43等によってナビゲーションシステムが構成され、前記通信部38と情報センタ51の通信部57との間で各種の情報の送受信が行われる。
また、前記ネットワーク43として、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信回線網等を使用することができる。
前記情報センタ51は、サーバ53、該サーバ53に接続された通信部57及び情報記録部としてのデータベース(DB)58等を備え、前記サーバ53は、演算装置及び制御装置としてのCPU54、RAM55、ROM56等を備え、所定のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能する。また、前記データベース58に前記データ記録部16に記録された各種のデータと同様のデータを記録することができる。なお、前記サーバ53及びナビゲーション処理部17によってコンピュータを構成することもできる。また、CPU54に代えてMPU等を使用することができる。
ところで、本実施の形態においては、前記データ記録部16に、前記地図データベースのほかに、統計データファイルから成る統計データベース、走行履歴データファイルから成る走行履歴データベース等が形成され、前記統計データファイルに第1の実績交通情報としての統計データが、前記走行履歴データファイルに第2の実績交通情報としての走行履歴データが記録される。
前記統計データは、過去に提供された渋滞情報等の交通情報の実績、すなわち、履歴を表す履歴情報であり、前記道路交通情報センタ等によって提供された交通情報、及び国土交通省によって提供された道路交通センサスによる交通量を表すデータである道路交通センサス情報を組み合わせて使用し、加工し、統計処理を施すことによって作成される。
また、前記統計データは、前記道路交通情報センタ等によって提供された交通情報、前記道路交通センサス情報のほかに、必要に応じて、国土交通省によって提供された道路時刻表情報、及び情報センタ51が複数の車両から収集した走行履歴データであるプローブデータを組み合わせて使用し、加工し、統計処理を施すことによって作成することもできる。
なお、前記統計データにおいて、前記履歴情報に、渋滞状況を予測する渋滞予測情報等を加えることもできる。その場合、前記統計データを作成するに当たり、履歴情報に、日時、曜日、天候、各種イベント、季節、施設の情報(デパート、スーパーマーケット等の大型の施設の有無)等の詳細な条件が加えられる。
また、走行履歴データは、車両の走行の実績、すなわち、走行経路における走行実績を表すデータ(走行データ)に基づいて算出され、蓄積される。
なお、本実施の形態においては、前記データ記録部16に、前記地図データベース、走行履歴データベース、統計データベース等が配設されるようになっているが、情報センタ51において、前記地図データベース、走行履歴データベース、統計データベース等を配設することもできる。
次に、前記構成のナビゲーションシステムを情報提供システムとして使用したときの基本動作について説明する。
まず、運転者によって操作部34が操作され、ナビゲーション装置14が起動されると、CPU31の図示されないナビ初期化処理手段は、ナビ初期化処理を行い、GPSセンサ15によって検出された現在地、及び方位センサ18によって検出された自車方位を読み込むとともに、各種のデータを初期化する。なお、前記CPU31の図示されないマッチング処理手段は、マッチング処理を行い、読み込まれた現在地の軌跡、及び周辺の道路を構成する各道路リンクの形状、配列等に基づいて、現在地がいずれの道路リンク上に位置するかの判定を行うことによって、現在地を特定する。
続いて、CPU31の図示されない情報取得処理手段は、情報取得処理を行い、前記地図データをデータ記録部16から読み出して取得するか、又は通信部38を介して情報センタ51等から受信して取得する。なお、情報センタ51から取得する場合、前記情報取得処理手段は、受信したナビデータをフラッシュメモリにダウンロードする。また、ナビデータを通信部38を介して取得する際にプログラムを併せて取得することもできる。
そして、前記CPU31の図示されない表示処理手段は、表示処理を行い、前記表示部35に各種の画面を形成する。例えば、表示処理手段の道路地図表示処理手段は、道路地図表示処理を行い、表示部35に地図画面を形成し、該地図画面に自車位置、自車位置の周辺の地図及び自車方位を表示する。したがって、運転者は、前記自車位置、自車位置の周辺の地図及び自車方位に従って車両を走行させることができる。なお、前記地図画面によって道路地図画面が構成され、前記地図によって道路地図が構成される。
また、運転者が操作部34を操作して目的地を入力すると、CPU31の図示されない目的地設定処理手段は、目的地設定処理を行い、目的地を設定する。なお、必要に応じて出発地を入力し、設定することもできる。また、あらかじめ所定の地点を登録しておき、登録された地点を目的地として入力することができる。
そして、目的地が設定されると、CPU31の図示されない経路探索処理手段は、経路探索処理を行い、前記現在地、目的地等を読み込むとともに、データ記録部16から探索データ等を読み出し、現在地、目的地及び探索データに基づいて、現在地で表される出発地から目的地までの経路を所定の探索条件で探索し、探索経路を表す経路データを出力する。この場合、各道路リンクごとに付与されたリンクコストの合計が最も小さい経路が探索経路とされる。
なお、前記探索条件は、運転者が探索条件のメニューリストから所定の探索条件を選択することによって設定され、前記メニューリストには、道路リンクごとに付与されたリンクコストの総和が最も小さいものを優先にして探索する「推奨」、有料道路を優先にして探索する「有料優先」、一般道路を優先にして探索する「一般優先」、全行程の距離が短いものを優先にして探索する「距離優先」、及びあらかじめ設定された条件に基づいて、例えば、リンクコストの総和が次に小さいものを優先にして探索された「別ルート」の各探索条件が表示される。
続いて、前記CPU31の図示されない案内処理手段は、案内処理を行い、運転者に探索経路の案内、すなわち、経路案内を行う。そのために、前記案内処理手段の経路表示処理手段は、経路表示処理を行い、前記経路データを読み込み、該経路データに従って、前記地図画面に探索経路を表示する。
この場合、必要に応じて、前記案内処理手段の音声出力処理手段は、音声出力処理を行い、音声出力部37から探索経路を音声で出力して経路案内を行う。
なお、情報センタ51において経路探索処理を行うことができる。その場合、CPU31は現在地、目的地等を情報センタ51に送信する。該情報センタ51は、現在地、目的地を受信すると、CPU54の図示されない経路探索処理手段は、前記CPU31と同様の経路探索処理を行い、データベース57から探索データ等を読み出し、現在地、目的地及び探索データに基づいて、出発地から目的地までの経路を探索し、探索経路を表す経路データを出力する。続いて、CPU54の図示されない送信処理手段は、送信処理を行い、前記経路データをナビゲーション装置14に送信する。したがって、ナビゲーション装置14において、前記情報取得処理手段が情報センタ51からの経路データを受信すると、前記案内処理手段は、前述されたような経路案内を行う。
ところで、前記ナビゲーション装置14は、前記道路交通情報センタ、情報センタ51からリアルタイムに供給された交通情報、一般情報等を前記通信部38を介して受信することができるようになっている。そのために、前記情報取得処理手段の付加情報取得処理手段は、付加情報取得処理を行い、前記交通情報、一般情報等を付加情報として受信して取得する。
したがって、前記表示処理手段は、前記地図画面に付加情報を表示することができる。そのために、前記表示処理手段の渋滞指標表示処理手段は、渋滞指標表示処理を行い、交通情報のうちの渋滞情報を、例えば、渋滞が発生している道路の上り/下りの別及び渋滞箇所を表す渋滞指標としての渋滞帯に変換し、該渋滞帯を前記地図画面上の道路に沿って表示する。この場合、渋滞の度合いに応じて前記道路、渋滞帯等の色が、赤、橙(だいだい)等に変更される。なお、前記渋滞指標として渋滞帯に代えて渋滞矢印を表示することができる。
このようにして、運転者は、車両を走行させる予定の経路、探索経路等における渋滞状況を知ることができる。また、前記案内処理手段は、前記経路データ、統計データ、走行履歴データ、交通情報等に基づいて出発地から目的地までの全旅行時間を算出したり、目的地の到着時間を算出したりすることができる。
ところで、本実施の形態においては、各施設、乗降インターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)、交差点等の各種の地点のうち、あらかじめ設定された所定の登録条件が満たされる地点が登録地点として登録され、該登録地点への到着時刻が自動的に算出され、前記地図画面に到着予定として表示されるようになっている。
そのために、前記CPU31の図示されない地点登録処理手段は、地点登録処理を行い、あらかじめ設定された所定の登録条件が満たされる地点を登録する。本実施の形態においては、所定の地点が利用されたことによって前記登録条件が満たされる。
次に、前記地点登録処理について説明する。
図2は本発明の実施の形態における地点登録処理手段の動作を示すメインフローチャート、図3は本発明の実施の形態における目的地登録処理のサブルーチンを示す図、図4は本発明の実施の形態における立寄地点登録処理のサブルーチンを示す図、図5は本発明の実施の形態における高速・有料道施設登録処理のサブルーチンを示す図、図6は本発明の実施の形態における代表交差点登録処理のサブルーチンを示す図、図7は本発明の実施の形態における高頻度通過交差点登録処理のサブルーチンを示す図である、図8は本発明の実施の形態における登録地点の登録状況を示す第1の図、図9は本発明の実施の形態における登録地点の登録状況を示す第2の図、図10は本発明の実施の形態における登録地点の登録状況を示す第3の図である。
まず、前記地点登録処理手段の目的地登録処理手段は、目的地登録処理を行い、目的地として設定された施設を登録地点として登録し、地点登録処理手段の立寄地点登録処理手段は、立寄地点登録処理を行い、車両が立ち寄った地点である立寄地点を登録地点として登録する。また、地点登録処理手段の高速・有料道施設登録処理手段は、高速・有料道施設登録処理を行い、高速・有料道において利用した高速・有料道施設を登録地点として登録し、地点登録処理手段の代表交差点登録処理手段は、代表交差点登録処理を行い、過去に通過した主要な交差点である代表交差点を登録地点として登録し、さらに、地点登録処理手段の高頻度通過交差点登録処理手段は、高頻度通過交差点登録処理を行い、通過する頻度の高い交差点である高頻度通過交差点を登録地点として登録する。本実施の形態において、代表交差点は、例えば、国道と国道とが交差する交差点、国道と県道とが交差する交差点等である。
なお、本実施の形態においては、所定の地点が目的地として設定されたこと、所定の地点を車両が立ち寄ったこと、高速・有料道施設が利用されたこと、車両が主要な交差点を通過したこと、車両が右左折交差点を通過したこと等が登録条件として設定される。
次に、図2のフローチャートについて説明する。
ステップS1 目的地登録処理を行う。
ステップS2 立寄地点登録処理を行う。
ステップS3 高速・有料道施設登録処理を行う。
ステップS4 代表交差点登録処理を行う。
ステップS5 高頻度通過交差点登録処理を行い、処理を終了する。
次に、図2のステップS1における目的地登録処理のサブルーチンについて説明する。
この場合、目的地登録処理手段は、前記経路探索処理において目的地が設定されるのを待機し、目的地が設定されると、目的地を読み込み、該目的地の名称及び座標をRAM32(図1)に記録し、目的地となる施設のジャンルをRAM32に記録し、更に目的地を設定した時期をRAM32に記録する。本実施の形態においては、時期として平日か休日(祝祭日を含む)かの別が記録されるが、季節、月、曜日等を記録することもできる。
続いて、目的地登録処理手段は、目的地となる施設及び施設のジャンルが、既存の登録地点及びジャンルと同じであるかどうかを判断し、既存の登録地点及びジャンルと同じである場合、施設の名称及び座標、並びに施設のジャンルについて、登録ポイントを加算(1を加算)し、既存の登録地点及びジャンルと異なる場合、施設の名称及び座標、並びに施設のジャンルについて新規に登録し、登録ポイントを1にする。このようにして、目的地となる施設を登録することができ、図8及び9に示されるような登録状況を形成することができる。
次に、図3のフローチャートについて説明する。
ステップS1−1 目的地が設定されるのを待機する。
ステップS1−2 目的地の名称及び座標を記録する。
ステップS1−3 施設のジャンルを記録する。
ステップS1−4 時期を記録する。
ステップS1−5 既存の登録地点及びジャンルと同じであるかどうかを判断する。既存の登録地点及びジャンルと同じである場合はステップS1−6に、同じでない場合はステップS1−7に進む。
ステップS1−6 登録ポイントを加算し、リターンする。
ステップS1−7 新規に登録し、登録ポイントを1にして、リターンする。
次に、図2のステップS2における立寄地点登録処理のサブルーチンについて説明する。
まず、立寄地点登録処理手段は、車速が零(0)になって車両が停止するのを待機し、車両が停止すると、停止時刻をRAM32に記録する。続いて、立寄地点登録処理手段は、イグニッションスイッチがオフにされるのを待機し、イグニッションスイッチがオフにされると、前記停止時刻を登録する。
そして、前記立寄地点登録処理手段は、イグニッションスイッチがオンにされるのを待機し、イグニッションスイッチがオンにされると、前記停止時刻からの経過時間を停止時間として算出するとともに、前回の停止時間が登録されているかどうかを判断し、前回の停止時間が登録されている場合、今回の停止時間が前回の停止時間よりX〔分〕(例えば、30〔分〕)以上長いかどうかを判断する。
今回の停止時間が前回の停止時間よりX〔分〕以上長い場合、前記立寄地点登録処理手段は、車両を停止させた地点を立寄地点とし、該立寄地点の名称及び座標をRAM32に記録し、立寄地点の施設のジャンルをRAM32に記録し、更に車両が立寄地点で停止した時期をRAM32に記録する。
続いて、立寄地点登録処理手段は、立寄地点の施設及び施設のジャンルが、既存の登録地点及びジャンルと同じであるかどうかを判断し、既存の登録地点及びジャンルと同じである場合、施設の名称及び座標、並びに施設のジャンルについて、登録ポイントを加算(1を加算)し、既存の登録地点及びジャンルと異なる場合、施設の名称及び座標、並びに施設のジャンルについて新規に登録し、登録ポイントを1にする。このようにして、立寄地点を登録することができ、図8及び9に示されるような登録状況を形成することができる。
次に、図4のフローチャートについて説明する。
ステップS2−1 車両が停止するのを待機する。
ステップS2−2 停止時刻を記録する。
ステップS2−3 イグニッションスイッチがオフにされるのを待機する。
ステップS2−4 停止時刻を登録する。
ステップS2−5 イグニッションスイッチがオンにされるのを待機する。
ステップS2−6 前回の停止時間が登録されているかどうかを判断する。前回の停止時間が登録されている場合はステップS2−7に進み、登録されていない場合はリターンする。
ステップS2−7 前回の停止時間よりX〔分〕以上長いかどうかを判断する。前回の停止時間よりX〔分〕以上長い場合はステップS2−8に進み、X〔分〕以上長くない場合はリターンする。
ステップS2−8 立寄地点の名称及び座標を記録する。
ステップS2−9 施設のジャンルを記録する。
ステップS2−10 時期を記録する
ステップS2−11 既存の登録地点及びジャンルと同じであるかどうかを判断する。既存の登録地点及びジャンルと同じである場合はステップS2−12に、同じでない場合はステップS2−13に進む。
ステップS2−12 登録ポイントを加算し、リターンする。
ステップS2−13 新規に登録し、登録ポイントを1にして、リターンする。
次に、図2のステップS3における高速・有料道施設登録処理のサブルーチンについて説明する。
まず、高速・有料道施設登録処理手段は、車両が高速・有料道を走行するに当たり、インターチェンジ(IC)の乗降、又はサービスエリア(SA)及びパーキングエリア(PA)への立寄りがあったかどうかを判断し、インターチェンジの乗降、又はサービスエリア及びパーキングエリアへの立寄りがあった場合、前記高速・有料道施設登録処理手段は、乗降のあったインターチェンジ並びに立寄りがあったサービスエリア及びパーキングエリアを高速・有料道施設とし、該高速・有料道施設の名称及び座標をRAM32に記録し、更に高速・有料道施設への立寄りがあった時期をRAM32に記録する。
続いて、高速・有料道施設登録処理手段は、前記高速・有料道施設が、既存の登録地点と同じであるかどうかを判断し、既存の登録地点と同じである場合、施設の名称及び座標について、登録ポイントを加算(1を加算)し、既存の登録地点と異なる場合、施設の名称及び座標について新規に登録し、登録ポイントを1にする。このようにして、高速・有料道施設を登録することができ、図8に示されるような登録状況を形成することができる。
次に、図5のフローチャートについて説明する。
ステップS3−1 ICの乗降、SA及びPAへの立寄りがあるのを待機する。
ステップS3−2 高速・有料道施設の名称及び座標を記録する。
ステップS3−3 時期を記録する。
ステップS3−4 既存の登録地点と同じであるかどうかを判断する。既存の登録地点と同じである場合はステップS3−5に進み、同じでない場合はステップS3−6に進む。
ステップS3−5 登録ポイントを加算し、リターンする。
ステップS3−6 新規に登録し、登録ポイントを1にして、リターンする。
次に、図2のステップS4における代表交差点登録処理のサブルーチンについて説明する。
この場合、交差点のうちの主要な交差点が代表交差点としてあらかじめ設定される。そして、代表交差点登録処理手段は、車両が代表交差点を通過するのを待機し、代表交差点を通過すると、代表交差点の名称及び座標をRAM32に記録し、更に代表交差点を通過した時期をRAM32に記録する。
続いて、代表交差点登録処理手段は、代表交差点が既存の登録地点と同じであるかどうかを判断し、既存の登録地点と同じである場合、名称及び座標について、登録ポイントを加算(1を加算)し、既存の登録地点と異なる場合、名称及び座標について新規に登録し、登録ポイントを1にする。このようにして、過去に通過した代表交差点を登録することができ、図10に示されるような登録状況を形成することができる。
次に、図6のフローチャートについて説明する。
ステップS4−1 代表交差点を通過するのを待機する。
ステップS4−2 代表交差点について名称及び座標を記録する。
ステップS4−3 時期を記録する。
ステップS4−4 既存の登録地点と同じであるかどうかを判断する。既存の登録地点と同じである場合はステップS4−5に、同じでない場合はステップS4−6に進む。
ステップS4−5 登録ポイントを加算し、リターンする。
ステップS4−6 新規に登録し、登録ポイントを1にして、リターンする。
次に、図2のステップS5における高頻度通過交差点登録処理のサブルーチンについて説明する。
まず、高頻度通過交差点登録処理手段は、車両が右左折をして交差点を通過するのを待機し、車両が右左折をして交差点を通過すると、右左折をして通過した交差点、すなわち、高頻度通過交差点としての右左折交差点の名称及び座標をRAM32に記録し、更に右左折をして通過した時期をRAM32に記録する。
続いて、高頻度通過交差点登録処理手段は、右左折交差点が既存の登録地点と同じであるかどうかを判断し、既存の登録地点と同じである場合、名称及び座標について、登録ポイントを加算(1を加算)し、既存の登録地点と異なる場合、名称及び座標について新規に登録し、登録ポイントを1にする。このようにして、通過する頻度の高い右左折交差点を登録することができ、図10に示されるような登録状況を形成することができる。
次に、図7のフローチャートについて説明する。
ステップS5−1 右左折をして交差点を通過するのを待機する。
ステップS5−2 右左折交差点について名称及び座標を記録する。
ステップS5−3 時期を記録する。
ステップS5−4 既存の登録地点と同じであるかどうかを判断する。既存の登録地点と同じ場合はステップS5−5に、同じでない場合はステップS5−6に進む。
ステップS5−5 登録ポイントを加算し、リターンする。
ステップS5−6 新規に登録し、登録ポイントを1にして、リターンする。
このようにして、地点登録処理が終了し、目的地、立寄地点、高速・有料道施設、代表交差点及び右左折交差点が登録地点として登録されると、続いて、前記CPU31の図示されない到着予定案内処理手段は、到着予定案内処理を行い、地図画面に到着時刻を表示する。
次に、前記到着予定案内処理について説明する。
図11は本発明の実施の形態における到着予定案内処理手段の動作を示すフローチャート、図12は本発明の実施の形態における地図画面の表示例を示す図である。
まず、前記到着予定案内処理手段は、到着時刻の算出及び表示のトリガーがあったかどうかを判断し、到着時刻の算出及び表示のトリガーがあると、現在地Prの周辺X〔km〕以内に前記登録地点があるかどうかを判断する。なお、前記トリガーは、例えば、ナビゲーション装置の起動、通信部38(図1)によって受信した交通情報の更新、ナビゲーション装置において所定の周期で設定された更新時刻の切換え等から成る。
そして、現在地Prの周辺X〔km〕以内に登録地点がある場合、前記到着予定案内処理手段の到着予定表示地点選択処理手段は、到着予定表示地点選択処理を行い、各登録地点の登録ポイントがあらかじめ設定された閾値より大きいものを到着予定表示地点として選択する。なお、この場合、到着予定案内処理を行う際の時期の類型ごとに、本実施の形態においては、平日又は休日ごとに登録ポイントと閾値とが比較される。
続いて、到着予定表示地点として選択された各登録地点について、到着予定案内処理手段の仮想経路探索処理手段は、仮想経路探索処理を行い、現在地から登録地点までの仮想経路を探索する。この場合、仮想経路探索処理手段は、通常の経路探索処理において運転者が最も頻繁に選択する探索条件で探索する。
また、前記到着予定案内処理手段の到着予定算出処理手段としての所要時間算出処理手段は、到着予定算出処理としての所要時間算出処理を行い、前記仮想経路探索処理において探索された仮想経路に沿って車両を走行させたときの到着予定としての所要時間を算出する。なお、本実施の形態においては、前記各仮想経路を構成する各道路リンクに対応するリンク所要時間を合計し、所要時間を算出するようになっているが、他の実施の形態においては、各仮想経路を探索することなく、現在地から登録地点までの直線距離及び所定の車速に基づいて、所要時間を算出することができる。
ところで、経路探索処理及び仮想経路探索処理の対象となる各道路のうち、前記道路交通情報センタ等によって提供された過去の交通情報、及び前記道路交通センサス情報の対象となる道路については、統計データベースの統計データを利用することができ、前記各道路のうち、2回以上の走行実績がある道路については、走行履歴データベースの走行履歴データを利用することができる。
そこで、本実施の形態においては、経路探索処理及び仮想経路探索処理の対象となる各道路のうち、統計データ及び走行履歴データのうちのいずれも利用することができない道路をナビ標準道路とし、統計データ及び走行履歴データのうちの少なくとも走行履歴データを利用することができる道路を走行履歴利用道路とし、統計データ及び走行履歴データのうちの統計データだけを利用することができる道路を統計利用道路とする。
そして、前記所要時間を算出するに当たり、前記所要時間算出処理手段は、ナビ標準道路の区間については、各道路リンクについて、固定された車速、及びリンク長に基づいて、リンク所要時間を算出して該リンク所要時間を利用し、前記走行履歴利用道路の区間については、走行履歴データベースに記録されているリンク所要時間を読み出して利用する。さらに、前記所要時間算出処理手段は、統計利用道路の区間については、統計データベースに記録されている渋滞度テーブルを参照して渋滞度を読み出し、前記ROM33に設定された図示されない車速テーブルを参照して渋滞度に対応する車速を読み出し、続いて、各道路リンクのリンク長及び車速に基づいて、リンク所要時間を算出して利用する。
なお、前記通信部38は、道路交通情報センタから送信された現況の交通情報を常時取得しているので、道路交通情報センタから送信された現況の交通情報を利用することができる道路を走行している場合、現況の交通情報におけるリンク所要時間を利用する。
このようにして、現在地Prから各到着予定表示地点までの所要時間が算出されると、前記到着予定案内処理手段の到着時刻算出処理手段は、到着時刻算出処理を行い、現在の時刻に前記所要時間を加算することによって、各到着予定表示地点への到着時刻を算出する。続いて、前記到着予定案内処理手段の到着予定表示処理手段は、到着予定表示処理を行い、図12に示されるように、地図画面に現在地Pr、及び該現在地Prの周辺の地図を表示するとともに、各到着予定表示地点が位置する箇所に、到着予定表示地点の名称及び到着時刻を表示する。なお、到着予定表示地点が近接し、地図画面上で到着予定表示地点の名称及び到着時刻が重なる場合は、前記登録ポイントが大きい方を優先して表示する。
そして、到着予定案内処理手段は、イグニッションスイッチがオフにされたかどうかを判断し、イグニッションスイッチがオフにされると、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、目的地、立寄地点、高速・有料道施設、代表交差点及び右左折交差点が登録地点として登録され、利用したり通過したりする頻度の高い地点が到着予定表示地点とされ、該到着予定表示地点への到着時刻が表示されるので、運転者は各種の地点への到着時刻を容易に知ることができる。
次に、図11のフローチャートについて説明する。
ステップS11 到着時刻の算出及び表示のトリガーがあるのを待機する。
ステップS12 現在地Prの周辺X〔km〕以内に登録地点があるかどうかを判断する。現在地の周辺X〔km〕以内に登録地点がある場合はステップS53に進み、ない場合はステップS11に戻る。
ステップS13 繰返しを開始する。
ステップS14 登録地点までの経路を探索する。
ステップS15 登録地点までの所要時間を算出する。
ステップS16 繰返しを終了する。
ステップS17 各登録地点までの所要時間を表示する。
ステップS18 イグニッションスイッチがオフにされたかどうかを判断する。イグニッションスイッチがオフにされた場合は処理を終了し、されていない場合はステップS11に戻る。
本実施の形態においては、到着予定として各到着予定表示地点への到着時刻が表示されるようになっているが、他の実施の形態においては、到着予定として各到着予定表示地点までの所要時間を表示することができる。
また、本実施の形態においては、代表交差点及び右左折交差点について、目的地、立寄地点及び高速・有料道施設と同様に、登録ポイントが設定され、登録ポイントが閾値より大きいものを到着予定表示地点とするようになっているが、代表交差点及び右左折交差点を到着予定表示地点とするための閾値と、目的地、立寄地点及び高速・有料道施設を到着予定表示地点とするための閾値とを異ならせることができる。また、目的地、立寄地点、高速・有料道施設、代表交差点及び右左折交差点の各種の地点を到着予定表示地点とするための閾値をそれぞれ異ならせたり、各地点の登録ポイントに重みづけをしたりすることもできる。
そして、本実施の形態においては、登録ポイントの初期値が0にされ、登録条件が成立する地点について、登録ポイントが加算されるようになっているが、登録ポイントの初期値を所定の数に設定し、登録条件が成立する地点について登録ポイントを加算し、所定の期間にわたり登録条件が成立しない地点について、登録ポイントを減算することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムを示すブロック図である。 本発明の実施の形態における地点登録処理手段の動作を示すメインフローチャートである。 本発明の実施の形態における目的地登録処理のサブルーチンを示す図である。 本発明の実施の形態における立寄地点登録処理のサブルーチンを示す図である。 本発明の実施の形態における高速・有料道施設登録処理のサブルーチンを示す図である。 本発明の実施の形態における代表交差点登録処理のサブルーチンを示す図である。 本発明の実施の形態における高頻度通過交差点登録処理のサブルーチンを示す図である。 本発明の実施の形態における登録地点の登録状況を示す第1の図である。 本発明の実施の形態における登録地点の登録状況を示す第2の図である。 本発明の実施の形態における登録地点の登録状況を示す第3の図である。 本発明の実施の形態における到着予定案内処理手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における地図画面の表示例を示す図である。
符号の説明
17 ナビゲーション処理部
31 CPU
53 サーバ
Pr 現在地

Claims (8)

  1. 所定の登録条件が満たされる地点を登録地点として登録する地点登録処理手段と、所定の登録地点を到着予定表示地点として選択する到着予定表示地点選択処理手段と、各到着予定表示地点への到着予定を算出する到着予定算出処理手段と、地図画面に到着予定を表示する到着予定表示処理手段とを有することを特徴とする情報提供システム。
  2. 現在地から前記各到着予定表示地点までの経路を探索する仮想経路探索処理手段を有するとともに、前記到着予定算出処理手段は、探索された経路に沿って車両を走行させたときの到着予定を算出する請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記登録条件は、所定の地点が利用されたことによって満たされる請求項1に記載の情報提供システム。
  4. 前記登録条件は、所定の地点が目的地として設定されたこと、所定の地点を車両が立ち寄ったこと、高速・有料道施設が利用されたこと、車両が主要な交差点を通過したこと、及び車両が右左折交差点を通過したことのうちの少なくとも一つによって満たされる請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記到着予定は、各到着予定表示地点への到着時刻である請求項1に記載の情報提供システム。
  6. 前記到着予定は、現在地から各到着予定表示地点までの所要時間である請求項1に記載の情報提供システム。
  7. 前記地点登録処理手段は、所定の地点を登録地点として登録する際に登録ポイントを記録するとともに、前記到着予定表示地点選択処理手段は、前記登録ポイントが閾値より大きい場合に、登録地点を到着予定表示地点として選択する請求項1に記載の情報提供システム。
  8. コンピュータを、所定の登録条件が満たされる地点を登録地点として登録する地点登録処理手段、所定の登録地点を到着予定表示地点として選択する到着予定表示地点選択処理手段、各到着予定表示地点への到着予定を算出する到着予定算出処理手段、及び地図画面に到着予定を表示する到着予定表示処理手段として機能させることを特徴とする情報提供方法のプログラム。
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