JP2006042576A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ Download PDF

Info

Publication number
JP2006042576A
JP2006042576A JP2004223455A JP2004223455A JP2006042576A JP 2006042576 A JP2006042576 A JP 2006042576A JP 2004223455 A JP2004223455 A JP 2004223455A JP 2004223455 A JP2004223455 A JP 2004223455A JP 2006042576 A JP2006042576 A JP 2006042576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching element
circuit
output voltage
overvoltage
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004223455A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Shigemi
智也 重見
Takashi Ryu
隆 龍
Mikio Motomori
幹夫 元森
Hirohisa Tanabe
裕久 田辺
Takuya Ishii
卓也 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004223455A priority Critical patent/JP2006042576A/ja
Publication of JP2006042576A publication Critical patent/JP2006042576A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】 過電圧状態を検出し、速やかに出力電圧を低下させ通常制御への復帰を行なうとともに、アンダーシュートの発生を防止するDC−DCコンバータを提供する。
【解決手段】 DC−DCコンバータは、主スイッチング素子(1)、整流スイッチング素子(2)、インダクタ(4)、平滑手段(5)、出力電圧を制御するために主スイッチング素子(1)と整流スイッチング素子2とを所定のオンオフ時間比で交互にオンオフする制御回路(100)と、出力電圧(Vout)の過電圧状態を検出し、過電圧状態が検出されたときに、所定の抵抗値を有する抵抗回路(3)を整流用スイッチング素子(2)に並列に接続する過電圧保護回路(50a)とを備える。過電圧検出時に抵抗回路(3)を介して放電させることにより、出力電圧を緩やかに低下させ、アンダーシュートの発生を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器に用いられるスイッチング方式のDC−DCコンバータに関し、特に過電圧保護回路を有するDC−DCコンバータに関する。
直流電源においては、安定した出力電圧を得るために、通常、過電圧保護回路を必要とする。従来、出力の過電圧状態を検出するとコンバータの動作を過電圧状態から脱するまで停止させる。しかし、この方法では出力電圧の低下は負荷への放電のみに頼るため、軽負荷時には過電圧状態が持続されてしまう。このため、特許文献1の回路が提案されている。
特許文献1の過電圧保護回路について図7を用いて説明する。図7に示す電源回路は電源Vinと接地の間に直列に接続されたPチャンネルMOSFETからなる主スイッチング素子1及びNチャンネルMOSFETからなる整流スイッチング素子2と、インダクタ4と、平滑コンデンサ5と、過電圧保護回路50と、制御回路102とを有する。
主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2と、インダクタ4とは降圧コンバータを構成し、平滑コンデンサ5を介して電圧Voutが出力される。過電圧保護回路50において、過電圧検出用比較器6は、出力電圧Voutと所定の基準電圧Vref1を比較し、出力電圧Voutが基準電圧Vref1より大きいときは、High信号を出力する。比較器7は、出力電圧Voutと所定の基準電圧Vref2を比較し、出力電圧Voutが基準電圧Vref2より大きいときは、High信号を出力する。制御回路102は比較器7の出力に基づき主スイッチング素子1への駆動信号と、整流スイッチング素子2への駆動信号とを出力する。保護回路50のOR回路13は、過電圧検出用比較器6の出力と制御回路102が出力する駆動信号とを入力し、整流スイッチング素子2への駆動信号を出力する。
過電圧検出用比較器6の出力信号は、出力電圧Voutが基準電圧Vref1以下であるとき、Low状態になっているので、整流スイッチング素子2の動作は制御回路102の信号出力にのみ従う。すなわち、主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2は交互にオンオフ動作する。この時、主スイッチング素子1への駆動信号は、出力電圧Voutを第2の基準電圧Vref2と実質的に等しくなるように、パルス幅が変調されている。
一方、出力電流の急変などで出力電圧Voutが上昇して基準電圧Vref1以上となると、過電圧検出用比較器6はOR回路13を介して整流スイッチング素子2へHigh信号を出力し、整流スイッチング素子2をオン状態にする。これにより、出力端子がインダクタ4を介して接地点に短絡され、出力電圧Voutは強制的に放電されて低下する。このようにして、出力過電圧状態から脱する。
特開平11−187651号公報
図8は従来のDC−DCコンバータの出力電流の急減時における各部動作波形図であり、(a)は出力電流Ioutとインダクタ4の電流ILを、(b)は出力電圧Voutを、(c)は過電圧検出用比較器6の出力V6を、(d)は整流スイッチング素子2の駆動信号Vg2をそれぞれ示す。
上記従来の過電圧保護回路では、図8の動作波形図に示したように、過電圧状態を検出している期間中、整流スイッチング素子2が強制的にオンされることにより、平滑コンデンサ5から急速に電流が放電される。このため、過電圧状態を脱した時点では平滑コンデンサ5からの放電電流が過大となり、アンダーシュートが発生する恐れがある。
本発明は、過電圧状態を検出し、速やかに出力電圧Voutを低下させ通常制御への復帰を行なうとともに、アンダーシュートの発生を防止するDC−DCコンバータの提供を目的とする。
本発明に係るDC−DCコンバータは、入力した直流電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータである。DC−DCコンバータは、直流電源と接地間に直列接続されて配置された主スイッチング素子及び整流用スイッチング素子と、主スイッチング素子と整流用スイッチング素子の接続点に一端が接続されたインダクタと、インダクタの他端に接続された平滑手段と、出力電圧を制御するために主スイッチング素子と整流用スイッチング素子とを所定のオンオフ時間比で交互にオン・オフ動作させる制御回路と、出力電圧の過電圧状態を検出し、過電圧状態が検出されたときに、所定の抵抗値を有する抵抗回路を整流用スイッチング素子に並列に接続する過電圧保護回路とを有する。
過電圧保護回路は、出力電圧を所定値と比較し、その比較結果を示す信号を出力する比較回路を備えてもよい。このとき、抵抗回路は、比較回路からの出力信号に応じてオン・オフし、オンした時に所定の抵抗値を与える。出力電圧が所定値より小さい通常動作時は、整流用スイッチング素子と抵抗回路とは同時にオンオフされてもよい。また、抵抗回路は整流用スイッチング素子と同じチャネルのMOSFETを含んでもよい。
出力電圧の過電圧状態が検出されている間、主スイッチング素子と整流スイッチング素子はともにオフ状態にされてもよい。
または、出力電圧の過電圧状態が検出されている間、主スイッチング素子はオフ状態にされるとともに、整流用スイッチング素子は、過電圧状態の検出開始から一定期間の間オン状態にされた後にオフ状態にされてもよい。
過電圧保護回路における所定の抵抗値は整流用スイッチング素子のオン抵抗の値よりも大きいことが好ましい。
本発明によれば、過電圧を検出し、速やかに出力電圧Voutを低下させ通常制御への復帰を行なう際、アンダーシュートを防止することが可能となる。
以下、本発明に係るDC−DCコンバータの実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)は本発明の第1の実施形態におけるDC−DCコンバータの回路構成図である。本実施形態のDC−DCコンバータは入力電圧Vinを所定電圧に降圧して出力電圧Voutとして出力する降圧型コンバータである。DC−DCコンバータは、PチャンネルMOSFETからなる主スイッチング素子1と、NチャンネルMOSFETからなる整流機能を有するスイッチング素子(以下「整流スイッチング素子」という。)2と、インダクタ4と、平滑コンデンサ5と、制御回路100と、保護回路50aと、比較器7とを含む。DC−DCコンバータの出力電圧Voutはインダクタ4と平滑コンデンサ5の接続点から取り出される。
主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2は直列に接続され、主スイッチング素子1のソース端子は入力電圧Vinに接続され、整流スイッチング素子2のソース端子は接地されている。主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2のゲート端子には制御回路100からの駆動信号が入力される。
インダクタ4は、その一端が主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2の接続点(すなわち、両スイッチング素子1、2のドレイン端子)に接続される。平滑コンデンサ5は、インダクタ4の他端に接続され、逆側は接地されている。
比較器7の非反転入力端子には出力電圧Voutが入力され、反転入力端子に基準電圧源9の出力する基準電圧Vref2が入力されている。比較器7の出力は制御回路100に入力される。制御回路100は、保護回路50aの出力と比較器7の出力に基づいて主スイッチング素子1の駆動信号となる第1の駆動信号Vg1と整流スイッチング素子2の駆動信号となる第2の駆動信号Vg2を出力する。
保護回路50aは出力電圧Voutに基づき過電圧状態を検出し、過電圧状態であると検出されたときに保護動作を行う。このため、保護回路50aは抵抗回路3、過電圧検出用比較器6及びOR回路11を含む。
過電圧検出用比較器6の非反転入力端子には出力電圧Voutが入力され、反転入力端子には、基準電圧源8の出力する過電圧状態の判定基準となる基準電圧Vref1が入力される。過電圧検出用比較器6の出力は制御回路100とOR回路11に入力される。OR回路11は過電圧検出用比較器6の出力信号と、制御回路100からの第2の駆動信号Vg2とを入力し、論理和演算を行い、その結果を制御信号Vg3として抵抗回路3に出力する。
抵抗回路3は制御端子3aを有し、その制御端子3aを介してOR回路11から信号Vg3を受け、その信号Vg3に応じて整流スイッチング素子2に並列に抵抗素子の接続/切断動作を行う。本実施形態では、抵抗回路3は図1(b)に示すようにNチャンネルMOSFETで構成しており、そのオン抵抗を整流スイッチング素子2に並列に接続する抵抗素子として利用する。そのNチャンネルMOSFETのドレイン端子は主スイッチング素子1と整流スイッチング素子2の接続点に接続されており、ソース端子は接地されている。NチャンネルMOSFETは、ゲート電位がHighになったときにオン状態となり、そのときのオン抵抗は整流スイッチング素子2よりも大きくしている。例えば、整流スイッチング素子2のオン抵抗が1Ωの場合、抵抗回路3のオン抵抗は100Ω程度とする。抵抗回路3はゲートが異なるだけで構造上整流スイッチング素子2の一部分として構成してもよく、このように構成しても通常動作への影響は無い。
以上のように構成される本実施形態のDC−DCコンバータの動作を説明する。まず、出力電圧Voutが基準電圧Vref1以下である通常動作時の動作について説明する。
通常動作時では、過電圧検出用比較器6の出力信号V6はLowとなる。従って、制御回路100は比較器7の出力信号にのみ基づいて主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2に対して駆動信号Vg1および駆動信号Vg2を生成し、出力する。即ち、主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2は交互にオンオフ動作する。この時、主スイッチング素子1への駆動信号は、出力電圧Voutを第2の基準電圧Vref2と実質的に等しくなるように、そのパルス幅が変調されている。また、整流スイッチング素子2への駆動信号Vg2はOR回路11を介して抵抗回路3の制御端子3aに入力されるので、抵抗回路3は整流スイッチング素子2と同時にオンオフ動作を行なう。前述のように抵抗回路3のオン抵抗は整流スイッチング素子2のオン抵抗よりも大きく設定されている。抵抗回路3は、ゲートが異なるだけで構造上整流スイッチング素子2の一部分として構成してもよく、通常動作への影響は無い。
次に、過電圧状態検出時の動作について説明する。出力電流Ioutの急変などで出力電圧Voutが上昇して基準電圧Vref1以上となると、過電圧状態であると検出され、過電圧検出用比較器6は、出力電圧V6がHighとなり、制御回路100とOR回路11にHighの信号が出力される。制御回路100は、この信号が入力されると、主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2の動作をともにオフ状態に制御する。抵抗回路3の制御端子3aに、過電圧検出用比較器6の出力V6がOR回路11を介して入力されると、抵抗回路3はオン状態となり、整流スイッチング素子2に並列に抵抗素子(オン抵抗)が接続され、放電経路が形成される。これにより、平滑コンデンサ5からインダクタ4および抵抗回路3を介して放電電流が流れ、出力電圧Voutを低下させる。このとき、抵抗回路3の抵抗素子(オン抵抗)の抵抗値は、整流スイッチング素子2の抵抗値よりも大きな値としているため、放電電流は緩やかに流れ、出力電圧Voutの急激な低下を防止でき、アンダーシュートの発生を防止できる。
図2は、本実施形態のDC−DCコンバータの各部の動作波形を示す図である。同図では、通常動作時から、過電圧状態を検出し、出力電圧Voutを低下させて通常動作に復帰するまでの波形を示している。
図2において、(a)は出力電流Ioutとインダクタ4の電流IL、(b)は出力電圧Vout、(c)は過電圧検出用比較器6の出力電圧V6、(d)は主スイッチング素子1に対する駆動信号Vg1、(e)は整流スイッチング素子2に対する駆動信号Vg2、(f)は抵抗回路3に対する制御信号Vg3をそれぞれ示す。
出力電流Ioutが重負荷から軽負荷に急変したとき、出力電圧Voutは平滑コンデンサ5への充電電流が過大となって電圧が上昇する。出力電圧Voutが基準電圧Vref1を超えると過電圧状態が検出され、過電圧検出用比較器6の出力V6がHighとなる。この過電圧状態の期間、主スイッチング素子1に対する駆動信号Vg1はHigh、整流スイッチング素子2に対する駆動信号Vg2はLowとなり、主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2はともにオフ状態となる。一方、抵抗回路3に対する制御信号Vg3は、過電圧状態を検出し続けている間はHighとなり抵抗回路3はオン状態となり、抵抗素子(オン抵抗)を整流スイッチング素子2に並列に接続する。よって、抵抗回路3によって平滑コンデンサ5が放電されることにより、過電圧状態の出力電圧Voutは低下する。抵抗回路3の抵抗素子(オン抵抗)の抵抗値が整流スイッチング素子2の抵抗値より小さくないことから、抵抗回路3による平滑コンデンサ5からの放電電流は過大ではなく、アンダーシュートの発生を抑制しながらスムーズに通常動作へ復帰する。
(第2の実施形態)
本発明に係るDC−DCコンバータの別の構成例を説明する。図3に本発明の第2の実施形態におけるDC−DCコンバータの回路構成図を示す。本実施形態と第1の実施形態とは以下の点が異なる。すなわち、本実施形態のDC−DCコンバータはさらに、OR回路12とワンショットパルス発生回路14を備え、過電圧検出用比較器6の出力V6が、制御回路100とOR回路11とともにワンショットパルス発生回路14に入力される。ワンショットパルス発生回路14の出力と制御回路100の出力する整流スイッチング素子2に対する第2の駆動信号Vg2とが、OR回路12に入力され、OR回路12の出力が整流スイッチング素子2への駆動信号Vg20となる。
本実施形態のDC−DCコンバータにおいて出力電圧Voutが基準電圧Vref1以下である通常動作時の動作は第1の実施形態の場合と同様であるので説明は省略し、出力電流の急変などで出力電圧Voutが上昇して基準電圧Vref1以上となる過電圧状態の動作について、以下に説明する。
過電圧状態では、過電圧検出用比較器6からHigh信号が制御回路100、OR回路11およびワンショットパルス生成回路14に入力される。このとき、制御回路100は、主スイッチング素子1および整流スイッチング素子2をともにオフ状態にさせるように第1の駆動信号Vg1をHighに、第2の駆動信号Vg20をLowにする。しかし、本実施形態では、ワンショットパルス生成回路14が、過電圧検出用比較器6の出力V6の立ち上がりタイミングに同期して所定のパルス幅を持ったパルスを生成し、OR回路12を介して整流スイッチング素子2のゲート端子に出力する。従って、過電圧状態検出後の一定期間(ワンショットパルス生成回路14の出力パルスのパルス幅に対応した期間)は、主スイッチング素子1はオフ状態、整流スイッチング素子2はオン状態となる。一方、過電圧検出用比較器6の出力はOR回路11を介して抵抗回路3の制御端子に入力され、抵抗回路3は過電圧状態の期間中オン状態となる。
以上のように、本実施形態では、過電圧検出時から一定期間は、整流スイッチング素子2と抵抗回路3の双方がオンとなり、2系統の放電経路が形成される。そして、一定期間経過後は、整流スイッチング素子2はオフ状態となり、抵抗回路3のみがオン状態となり、放電経路は一系統となる。このため、過電圧検出時から一定期間は、2系統の放電経路を介して過電圧状態から急速に脱し、その後、一定期間が経過すると、抵抗回路3のみの放電経路により放電が緩和され、通常の制御への緩やかな復帰を実現する。
図4は、本実施形態のDC−DCコンバータの各部の動作波形図である。同図では、通常動作時から過電圧状態を検出し、出力電圧Voutを低下させて通常動作に復帰するまでの波形を示している。
図4において、(a)は出力電流Ioutとインダクタ4の電流IL、(b)は出力電圧Vout、(c)は過電圧検出用比較器6の出力電圧V6、(d)はワンショットパルス生成回路14の出力電圧Vp、(e)は制御回路100からの主スイッチング素子1への駆動信号Vg1、(f)は制御回路100からの整流スイッチング素子2への駆動信号Vg20、(g)はOR回路12からの整流スイッチング素子2への駆動信号Vg2、(h)は抵抗回路3のゲート電圧Vg3の波形をそれぞれ示す。
出力電流Ioutが重負荷から軽負荷に急変したとき、出力電圧Voutは平滑コンデンサ5への充電電流が過大となって電圧が上昇する。出力電圧Voutが基準電圧Vref1を超えると過電圧状態が検出され、過電圧検出用比較器6の出力V6がHighとなる。主スイッチング素子1の駆動信号Vg1は強制的にLowとなってオフ状態となる。一方、整流スイッチング素子2の駆動信号Vg2は、ワンショットパルス生成回路14からの出力Vpによって、一定期間だけ強制的にHighにされるため、整流スイッチング素子2は一定期間オン状態となる。また、過電圧状態が検出され続けている間、抵抗回路3の制御信号Vg3はHighとなり、抵抗回路3はオン状態となる。
よって、過電圧状態検出開始から一定期間の間は、整流スイッチング素子2と抵抗回路3によって平滑コンデンサ5が放電されることによって出力電圧Voutは急速に低下し、一定期間経過後、整流スイッチング素子2がオフした後は抵抗回路3のみを介した放電によって、出力電圧Voutは緩やかに低下する。そして出力電圧Voutが第1の基準電圧Vref1を下回る時、抵抗回路3のオン抵抗が整流スイッチング素子2ほど小さくないことから、抵抗回路3による平滑コンデンサ5からの放電電流は過大ではなく、アンダーシュートの発生を抑制しながらスムーズに通常動作への復帰を実現する。
尚、上記の説明において、過電圧検出開始後に整流用スイッチング素子2が強制的にオン状態となる一定期間は、ワンショットパルス生成回路14からの出力によって設定されているが、以下に示すような他の設定方法も考えられる。例えば、基準電圧Vref1より高い基準電圧Vref3を設定し、過電圧検出レベルとして、出力電圧Voutが基準電圧Vref1を超え、基準電圧Vref3以下となる第1のレベルと、基準電圧Vref3を超える第2のレベルの2段階のレベルを設定しておき、第1のレベルの過電圧状態では抵抗回路3をオン状態、第2のレベルの過電圧状態では抵抗回路3とともに整流用スイッチング素子2をオン状態にするようにしてもよい。あるいは、整流用スイッチング素子2の電流を検知しておき、過電圧状態では整流用スイッチング素子2の電流が所定値を下回るまでの間のみ、抵抗回路3とともに整流用スイッチング素子2をオン状態とするようにしてもよい。この所定値は平滑コンデンサ5からの放電電流となるゼロ以下の値が好ましい。
(第3の実施形態)
第2の実施形態では降圧型DC−DCコンバータを用いて説明したが、本発明の思想は昇圧型DC−DCコンバータにも適用できる。以下では、昇圧型コンバータへの適用例を説明する。
図5(a)は、本発明の技術思想を昇圧型のDC−DCコンバータへ適用した場合の構成例を示した図である。本実施形態のDC−DCコンバータは入力電圧Vinを所定電圧に昇圧して出力電圧Voutとして出力する昇圧型コンバータである。DC−DCコンバータは、NチャンネルMOSFETからなる主スイッチング素子21と、PチャンネルMOSFETからなる整流機能を有するスイッチング素子(整流スイッチング素子)22と、インダクタ20と、平滑コンデンサ24と、制御回路101と、保護回路50cと、比較器27とを含む。DC−DCコンバータの出力電圧Voutは平滑コンデンサ24から取り出される。
主スイッチング素子21および整流スイッチング素子22のゲート端子には制御回路101からの駆動信号Vg21およびVg22が入力される。
保護回路50cは、抵抗回路23、過電圧検出用比較器26、NOR回路31、32、及びワンショットパルス発生回路34を含む。過電圧検出用比較器26は、非反転入力端子に出力電圧Voutが入力され、反転入力端子に基準電圧Vref1が入力されている。過電圧検出用比較器26の出力は制御回路101、NOR回路32及びワンショットパルス発生回路34に入力されている。抵抗回路23の制御端子23aには、NOR回路32の出力が入力され、制御端子23aの電位がLowになると抵抗素子として動作する。本実施形態では、抵抗回路23は図5(b)に示すようにPチャンネMOSFETで構成され、整流スイッチング素子22と並列に接続されている。抵抗回路23の抵抗素子はPチャンネMOSFETのオン抵抗を利用する。抵抗回路23のオン時の抵抗値は整流スイッチング素子22のオン抵抗値よりも大きく設定されている。なお、抵抗回路23はゲートが異なるだけで構造上整流スイッチング素子22の一部分として構成してもよく、このように構成しても通常動作への影響は無い。
比較器27は、非反転入力端子に出力電圧Voutが入力され、反転入力端子に基準電圧源29の出力する基準電圧Vref2が入力されている。比較器27の出力は制御回路101に入力される。制御回路101は過電圧検出用比較器26と比較器27の出力に基づいて主スイッチング素子21の駆動信号となる第1の駆動信号Vg21と、整流スイッチング素子22の駆動信号となる第2の駆動信号Vg220を出力する。ワンショットパルス発生回路34の出力Vpと、制御回路101の出力する第2の信号Vg220とがNOR回路31に入力され、NOR回路31の出力が整流スイッチング素子22への駆動信号Vg22となる。NOR回路32は過電圧検出用比較器26の出力信号Vpと制御回路101からの第2の駆動信号Vg220とが入力される。NOR回路32の出力信号Vg23は抵抗回路23の制御端子23aに入力される。
以上のように構成されるDC−DCコンバータの動作を説明する。
まず、出力電圧Voutが基準電圧Vref1以下である通常動作時の動作について説明する。通常動作時の場合、過電圧検出用比較器26の出力信号V26はLowとなる。従って、制御回路101は比較器27の出力信号にのみ基づいて主スイッチング素子21および整流スイッチング素子22のそれぞれに対して駆動信号Vg21、Vg220を出力する。即ち、主スイッチング素子21および整流スイッチング素子22は交互にオンオフ動作する。この時、主スイッチング素子21への駆動信号は、出力電圧Voutを第2の基準電圧Vref2と実質的に等しくなるように、パルス幅が変調されている。また、整流スイッチング素子22への駆動信号Vg220は、NOR回路32を介して抵抗回路23の制御端子23aにも入力されるので、抵抗回路23は整流スイッチング素子22と同時にオンオフ動作を行なう。
次に、本実施形態のDC−DCコンバータの過電圧状態時の動作を説明する。
出力電流の急変などで出力電圧Voutが上昇して基準電圧Vref1以上となると、過電圧状態が検出されて過電圧検出用比較器26からHigh信号が制御回路101とNOR回路32およびワンショットパルス生成回路34に入力される。このとき、制御回路101は、第1の信号Vg21をLowに、第2の信号Vg220をHighにし、スイッチング素子21および整流スイッチング素子22をともにオフ状態にするよう制御する。しかし、整流スイッチング素子22に関しては、ワンショットパルス生成回路34により所定のパルス幅を持ったパルスが生成され、NOR回路31を介して整流スイッチング素子22のゲート端子に入力される。従って、過電圧状態検出開始後の一定期間は、主スイッチング素子21はオフ状態、整流スイッチング素子22はオン状態となる。一方、抵抗回路23の制御端子23aに対し、過電圧検出用比較器26の出力がNOR回路32を介して入力されるため、抵抗回路23は過電圧状態検出の間オン状態となり、その抵抗成分が整流スイッチング素子22に並列に接続されて放電経路を形成する。
よって、過電圧検出開始時から一定期間内は、整流スイッチング素子22及び抵抗回路23による放電経路が形成されるため、過電圧状態から急速に脱することができる。そして、過電圧検出開始から一定期間経過後は、抵抗回路23のみがオン状態となり、抵抗値の大きい抵抗回路23のみが放電経路となるため、緩やかな通常の制御への復帰が実現される。
図6は本実施形態の昇圧型DC−DCコンバータの各部動作波形図である。同図は、通常動作時から過電圧状態を検出し、出力電圧Voutを低下させて通常動作に復帰するまでの波形を示している。
図6において、(a)は出力電流Ioutとインダクタ20の電流IL、(b)は出力電圧Vout、(c)は過電圧検出用比較器26の出力電圧V26、(d)はワンショットパルス生成回路34の出力電圧Vp、(e)は整流スイッチング素子22の駆動信号Vg22、(f)は主スイッチング素子21の駆動信号Vg21、(g)は抵抗回路23の制御信号Vg23の波形をそれぞれ示す。
出力電流Ioutが重負荷から軽負荷に急変したとき、出力電圧Voutは平滑コンデンサ24への充電電流が過大となって電圧が上昇する。出力電圧Voutが基準電圧Vref1を超えると過電圧状態が検出され、過電圧検出用比較器26の出力V26がHighとなる。スイッチング素子21のゲート電圧Vg21は強制的にLowとなってオフ状態となる。同時に抵抗素子23のゲート電圧Vg23は、過電圧状態を検出し続けている間はHighとなり抵抗素子23はオン状態となる。このとき、整流スイッチング素子22に対する駆動信号Vg22は、ワンショットパルス生成回路34からの出力Vpによって、過電圧状態の検出開始時から一定期間だけLowとなる。これにより、過電圧状態の検出開始時から一定期間だけ抵抗回路23はオン状態となる。よって、整流スイッチング素子22と抵抗回路23の2つの電流経路によって平滑コンデンサ24が放電されることによって、出力電圧Voutは急速に低下する。過電圧状態の検出開始時から一定期間経過後の整流スイッチング素子22のオフ後は抵抗素子23のみによって、出力電圧Voutは緩やかに低下する。そして出力電圧Voutが第1の基準電圧Vref1を下回る時、抵抗素子23のオン抵抗が整流スイッチング素子22ほど小さくないことから、抵抗素子23による平滑コンデンサ24からの放電電流は過大ではなく、アンダーシュートの発生を抑制しながらスムーズに通常動作へ復帰する。
なお、以上の実施形態において説明した、オン時に所定の抵抗値を持つ放電経路を形成する抵抗回路3、23は、NチャンネルまたはPチャンネルMOSFETで構成したが、同様の機能を実現できるのであれば、他の回路構成でもよい。
本発明の過電圧保護回路は、例えば、DC−DCコンバータなどさまざまな電子回路の出力電圧の過電圧状態を検出し、過電圧状態から速やかに通常制御の状態へ復帰することを可能とし、スイッチング方式のDC−DCコンバータに有用である。
本発明の実施形態1におけるDC−DCコンバータの構成図 実施形態1のDC−DCコンバータ各部の動作波形図 本発明の実施形態2におけるDC−DCコンバータの構成図 実施形態2のDC−DCコンバータ各部の動作波形図 本発明の実施形態3におけるDC−DCコンバータの構成図 実施形態3のDC−DCコンバータ各部の動作波形図 従来のDC−DCコンバータの回路図 従来のDC−DCコンバータ各部の動作波形図
符号の説明
1,22 PチャンネルMOSFET
2,21 NチャンネルMOSFET
3,23 抵抗回路
4,20 インダクタ
5,24 平滑コンデンサ
6,26 過電圧検出用比較器
7,27 比較器
8,28 基準電圧源Vref1
9,29 基準電圧源Vref2
11〜13 OR回路
14,34 ワンショットパルス発生回路
31,32 NOR回路
50a〜50c 過電圧保護回路
100〜102 制御回路

Claims (7)

  1. 入力した直流電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータであって、
    直流電源と接地間に直列接続されて配置された主スイッチング素子及び整流用スイッチング素子と、
    前記主スイッチング素子と前記整流用スイッチング素子の接続点に一端が接続されたインダクタと、
    該インダクタの他端に接続された平滑手段と、
    前記出力電圧を制御するために前記主スイッチング素子と前記整流用スイッチング素子とを所定のオンオフ時間比で交互にオン・オフ動作させる制御回路と、
    前記出力電圧の過電圧状態を検出し、過電圧状態が検出されたときに所定の抵抗値を有する抵抗回路を前記整流用スイッチング素子に並列に接続する過電圧保護回路と
    を有することを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 前記過電圧保護回路は、前記出力電圧を所定値と比較し、その比較結果を示す信号を出力する比較回路を備え、前記抵抗回路は前記比較回路からの出力信号に応じてオン・オフし、オンしたときに所定の抵抗値を与えることを特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。
  3. 前記出力電圧が所定値より小さい通常動作時は、前記整流用スイッチング素子と前記抵抗回路とは同時にオンオフされることを特徴とする請求項2記載のDC−DCコンバータ。
  4. 前記抵抗回路は前記整流用スイッチング素子と同じチャネルのMOSFETを含むことを特徴とする請求項2記載のDC−DCコンバータ。
  5. 前記出力電圧の過電圧状態が検出されている間、前記主スイッチング素子と前記整流スイッチング素子はともにオフ状態にされることを特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。
  6. 前記出力電圧の過電圧状態が検出されている間、前記主スイッチング素子はオフ状態にされるとともに、前記整流用スイッチング素子は、過電圧状態の検出開始から一定期間の間オン状態にされた後にオフ状態にされることを特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。
  7. 前記所定の抵抗値は前記整流用スイッチング素子のオン抵抗の値よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。
JP2004223455A 2004-07-30 2004-07-30 Dc−dcコンバータ Withdrawn JP2006042576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004223455A JP2006042576A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 Dc−dcコンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004223455A JP2006042576A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 Dc−dcコンバータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006042576A true JP2006042576A (ja) 2006-02-09

Family

ID=35906940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004223455A Withdrawn JP2006042576A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 Dc−dcコンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006042576A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153235A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Fuji Electric Device Technology Co Ltd スイッチング電源の制御回路および該制御回路を用いるスイッチング電源
JP2011211901A (ja) * 2011-05-27 2011-10-20 Toshiba Corp 半導体装置
JP2013084992A (ja) * 2013-01-21 2013-05-09 Toshiba Corp 半導体装置
KR101271420B1 (ko) 2008-08-25 2013-06-05 주식회사 만도 데드존 상태를 갖는 디씨디씨 컨버터
JP2014171295A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電圧変換回路及び過電圧保護方法
US9166476B2 (en) 2010-12-28 2015-10-20 Asahi Kasei Microdevices Corporation Charge extraction circuit for voltage converter
JP2017153179A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 株式会社デンソー スイッチング電源装置
JP2019213317A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 ローム株式会社 半導体装置
JP2019221099A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 ローム株式会社 スイッチング電源装置及び半導体装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153235A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Fuji Electric Device Technology Co Ltd スイッチング電源の制御回路および該制御回路を用いるスイッチング電源
KR101271420B1 (ko) 2008-08-25 2013-06-05 주식회사 만도 데드존 상태를 갖는 디씨디씨 컨버터
US9166476B2 (en) 2010-12-28 2015-10-20 Asahi Kasei Microdevices Corporation Charge extraction circuit for voltage converter
JP2011211901A (ja) * 2011-05-27 2011-10-20 Toshiba Corp 半導体装置
JP2013084992A (ja) * 2013-01-21 2013-05-09 Toshiba Corp 半導体装置
JP2014171295A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電圧変換回路及び過電圧保護方法
JP2017153179A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 株式会社デンソー スイッチング電源装置
JP2019213317A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 ローム株式会社 半導体装置
JP7100499B2 (ja) 2018-06-01 2022-07-13 ローム株式会社 半導体装置
JP2019221099A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 ローム株式会社 スイッチング電源装置及び半導体装置
JP7058186B2 (ja) 2018-06-22 2022-04-21 ローム株式会社 スイッチング電源装置及び半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7298124B2 (en) PWM regulator with discontinuous mode and method therefor
US8248040B2 (en) Time-limiting mode (TLM) for an interleaved power factor correction (PFC) converter
US7872458B2 (en) DC-to-DC converter
US8058858B2 (en) High efficiency voltage regulator with auto power-save mode
JP4912067B2 (ja) 半導体集積回路およびそれを備えた電子機器
US7714556B2 (en) Quick response switching regulator and control method thereof
US11177734B2 (en) Digital like short circuit to ground protection for DC-DC converter
EP2364061B1 (en) Circuits and methods for driving light sources
JP5125066B2 (ja) 同期整流型dc−dcコンバータの制御回路、同期整流型dc−dcコンバータ及びその制御方法
JP4841329B2 (ja) Dc−dcコンバータ
US10148176B2 (en) DC to DC converter with pulse width modulation and a clamping circuit for non-pulse width modulation control
JP2008228514A (ja) スイッチングレギュレータ及びその動作制御方法
JP2006288156A (ja) Dc−dcコンバータ
US20100046124A1 (en) Boost DC-DC converter control circuit and boost DC-DC converter having protection circuit interrupting overcurrent
JP2006311689A (ja) Dc/dcコンバータ
JP6860118B2 (ja) 力率改善回路及び半導体装置
JP2012253953A (ja) 昇圧型dc−dcコンバータ
CN106558979B (zh) 半导体装置
JP5282067B2 (ja) 力率改善回路およびその起動動作制御方法
JP4548100B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP2008067454A (ja) Dc/dcコンバータ
JP2006042576A (ja) Dc−dcコンバータ
US20090128111A1 (en) Reverse current protection apparatus for a synchronous switching voltage converter
TWI473395B (zh) 轉換控制器
US8476883B2 (en) Compensation circuits and control methods of switched mode power supply

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061026

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20061026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070731