JP2006042312A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 色ごとに個別のハーフトーン手法を割り当てることと、処理の高効率化とを両立させる。
【解決手段】 画像処理装置は、それぞれ並列に動作する複数のハーフトーン処理部109、110を含でいる。選択部111により、画像データに含まれる各色成分のデータごとに異なるハーフトーン手法を選択する。各色成分のデータを、それぞれ選択されたハーフトーン手法を用い、複数のハーフトーン処理部において並列処理する際に、複数のハーフトーン処理部における処理負荷が概ね均等になるように、各色成分のデータをいずれかのハーフトーン処理部に割り当てる。
【選択図】 図1
Description
図1は、本実施形態に係る画像処理装置の例示的な構成を示すブロック図である。入力部101は、処理対象となる画像データを入力する機能を有する、たとえば、スキャナ装置などである。なお、入力部101から入力されるデータは、1画素が1以上の色データにより構成されているとともに、各色データが2値以上で表現されるものとする。すなわち、本画像処理装置では多値画像の画素データを処理するものとする。
なお、誤差拡散2のような複数の色を1組として処理を行うハーフトーン手法を用いない場合には、実左余白および実右余白を算出する必要がない。よって、色データ分配部105は、処理負荷算出部106に各色の実左余白と実右余白の情報を出力する代わりに、各色の右余白と左余白の情報を出力することになる。
本実施形態では、上述の第1の実施形態から、各色ごとの左余白および右余白を確定する処理(画素数確定部104、処理負荷算出部106、S506、S507)を省略することで、より簡素化を図る技術を提案する。
[第3の実施形態]
ところで、パターン手法と誤差拡散手法とにはそれぞれに利点と欠点がある。パターン手法は、比較的に処理が簡素なため処理時間が短く、処理の並列化が容易であるという利点があるが、画質の面では誤差拡散手法に劣っている。一方、誤差拡散手法は、画質的に優れるが、処理が複雑なため処理時間が長いという欠点がある。このようにそれぞれ長所・短所を併せ持つため、画像データを構成する色ごとに、または画素ごとに、パターン手法と誤差拡散手法とを使い分けることが望ましい。つまり、色ごとに異なるハーフトーン処理を適用したり、あるいは同一の色であっても画素ごとに異なるハーフトーン処理を適用したりしてもよいのである。
なお、上述の実施形態では、ハーフトーン処理だけでなく、色変換処理についても並列に処理するものとして説明した。しかしながら、当業者であれば、第1および第2の実施形態においては色変換処理までも並列に処理する必要がないことは理解できよう。すなわち、色変換処理の並列化は単なるオプションに過ぎない。
Claims (10)
- それぞれ並列に動作する複数のハーフトーン処理部を含む画像処理装置であって、
画像データに含まれる各色成分のデータごとに異なるハーフトーン手法を選択する選択部と、
前記各色成分のデータを、それぞれ選択された前記ハーフトーン手法を用いて並列にハーフトーン処理する際に、複数の前記ハーフトーン処理部における処理負荷が概ね均等になるか、または複数の前記ハーフトーン処理部間における前記ハーフトーン処理の完了時刻のバラツキが最小となるように、前記各色成分のデータをいずれかの前記ハーフトーン処理部に割り当てて処理させる制御部と
を含む画像処理装置。 - それぞれ並列に動作する複数のハーフトーン処理部を含む画像処理装置であって、
画像データに含まれる各色成分のデータごとに異なるハーフトーン手法と、前記ハーフトーン手法による処理後の出力ビット数とを選択する選択部と、
複数のハーフトーン手法のそれぞれについて、前記出力ビット数ごとの単位画素あたりの演算量を記憶する記憶部と、
各色成分のデータごとに選択された前記ハーフトーン手法と前記出力ビット数に対応する単位画素あたりの演算量を前記記憶部から読み出し、前記単位画素あたりの演算量とハーフトーン処理の対象となる画素数とに基づいて各色成分ごとの処理負荷を算出する算出部と、
前記各色成分ごとに算出された前記処理負荷に基づいて、複数の前記ハーフトーン処理部における処理負荷が概ね均等になるか、または複数の前記ハーフトーン処理部におけるハーフトーン処理の完了時刻のバラツキが最小となるように、前記各色成分のデータをいずれかの前記ハーフトーン処理部に分配して処理させる制御部と
を含む画像処理装置。 - 前記算出部には、
前記各色成分ごとの右余白の左端位置と左余白の右端位置との差に対して前記単位画素あたりの演算量を乗算することで、前記各色成分ごとの処理負荷を算出する乗算部が含まれる請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記算出部には、
2色の色成分を一組としてハーフトーン処理を実行するハーフトーン手法が選択された場合に、前記2色のうちに第1色に関する右余白の左端位置と第2色に関する右余白の左端位置のうち大きいほうの値と、前記2色のうちに前記第1色に関する左余白の右端位置と前記第2色に関する左余白の右端位置のうち小さいほうの値との差に対して前記単位画素あたりの演算量を乗算することで、前記各色成分ごとの処理負荷を算出する乗算部が含まれる請求項2に記載の画像処理装置。 - 入力されたラスタデータを複数に分割し、分割された前記ラスタデータをそれぞれ並列に色変換して前記画像データとして出力する複数の色変換部をさらに備える請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。
- 画素単位で独立して処理可能な第1のハーフトーン手法が適用される色成分データを格納する、該第1のハーフトーン手法の並列度に応じた数だけ設けられる第1のバッファと、
他の画素の情報を必要とする第2のハーフトーン手法が適用される色成分データを格納する第2のバッファとをさらに含み、
前記第1のバッファは、前記複数のハーフトーン処理部のうち、前記第1のハーフトーン手法についてそれぞれ並列に動作する複数のハーフトーン処理部によって使用され、前記第2のバッファは、前記複数のハーフトーン処理部のうち、前記第2のハーフトーン手法についてそれぞれ並列に動作する複数のハーフトーン処理部によって使用される請求項1ないし請求項5の何れかに記載の画像処理装置。 - 画像データに含まれる各色成分のデータごとに異なるハーフトーン手法を選択する選択工程と、
前記各色成分のデータを、それぞれ選択された前記ハーフトーン手法を用いて、それぞれ並列に処理する際に、並列に実行される複数のハーフトーン処理における処理負荷が概ね均等になるか、または複数の前記ハーフトーン処理間における完了時刻のバラツキが最小となるように、前記各色成分のデータをいずれかの前記ハーフトーン処理に割り当てて処理させる制御工程と
を含む画像処理方法。 - 画像データに含まれる各色成分のデータごとに異なるハーフトーン手法と、前記ハーフトーン手法による処理後の出力ビット数とを選択する選択工程と、
複数のハーフトーン手法のそれぞれについて、前記出力ビット数ごとの単位画素あたりの演算量を記憶する記憶装置から、各色成分のデータごとに選択された前記ハーフトーン手法と前記出力ビット数に対応する単位画素あたりの演算量を読み出す読出工程と、
読み出された前記単位画素あたりの演算量とハーフトーン処理の対象となる画素数とに基づいて各色成分ごとの処理負荷を算出する算出工程と、
前記各色成分ごとに算出された前記処理負荷に基づいて、複数のハーフトーン処理における処理負荷が概ね均等になるか、または複数の前記ハーフトーン処理におけるハーフトーン処理の完了時刻のバラツキが最小となるように、前記各色成分のデータを前いずれかの前記ハーフトーン処理に分配する分配工程と、
それぞれ分配された前記各色成分のデータについて、それぞれ選択された前記ハーフトーン手法を用いて、複数の前記ハーフトーン処理を並列に実行する並列処理工程と、
を含む画像処理方法。 - 制御部を有するコンピュータに対し、
前記制御部により、画像データに含まれる各色成分のデータごとに異なるハーフトーン手法を選択する選択工程と、
前記制御部により、前記各色成分のデータを、それぞれ選択された前記ハーフトーン手法を用いて、それぞれ並列に処理する際に、並列に実行される複数のハーフトーン処理における処理負荷が概ね均等になるか、または複数の前記ハーフトーン処理間における完了時刻のバラツキが最小となるように、前記各色成分のデータをいずれかの前記ハーフトーン処理に割り当てて処理させる制御工程と
を実行させるコンピュータプログラム。 - 記憶部と制御部とを有するコンピュータに対し、
前記制御部により、画像データに含まれる各色成分のデータごとに異なるハーフトーン手法を選択する選択工程と、
複数のハーフトーン手法について、それぞれの単位画素あたりの演算量を記憶する前記記憶部から、各色成分のデータごとに選択されたハーフトーン手法に対応する単位画素あたりの演算量を前記制御部により読み出す読出工程と、
読み出された前記単位画素あたりの演算量に基づいて、複数のハーフトーン処理における処理負荷が概ね均等になるか、または複数の前記ハーフトーン処理間における完了時刻のバラツキが最小となるように、前記制御部により、前記各色成分のデータをいずれかの前記ハーフトーン処理に分配する分配工程と、
前記制御部により、それぞれ分配された前記各色成分のデータについて、それぞれ選択された前記ハーフトーン手法を用いて、複数の前記ハーフトーン処理を並列に実行する並列処理工程と
を実行させるコンピュータプログラム。
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Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
JP2008220867A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 撮像システム、第1計算装置及び第1計算装置のプログラム |
JP2012000917A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 印刷データ生成装置、印刷データ生成方法および印刷データ生成プログラム |
JP2012059143A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 |
JP2012160971A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置 |
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