JP2006042062A - デジタル放送受信装置、ソフトウェア操作パネル設定プログラム - Google Patents
デジタル放送受信装置、ソフトウェア操作パネル設定プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】データ放送により受信したデータコンテンツをする場合にソフトウェア操作パネルの使用により使い勝手の低下を招かないようにする。
【解決手段】モニタ22では、データコンテンツを表示させる領域と映像を表示させる領域(テレビ画像領域)とがBMLブラウザにより設定され、それぞれデータコンテンツと映像が表示される。CPU14は、タッチパネル23からの入力位置を表すソフトウェア操作パネルを表示させる際に、テレビ画像領域において表示させる。
【選択図】 図1
【解決手段】モニタ22では、データコンテンツを表示させる領域と映像を表示させる領域(テレビ画像領域)とがBMLブラウザにより設定され、それぞれデータコンテンツと映像が表示される。CPU14は、タッチパネル23からの入力位置を表すソフトウェア操作パネルを表示させる際に、テレビ画像領域において表示させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタル放送を受信する車載用に好適なデジタル放送受信装置、ソフトウェア操作パネル設定プログラムに関する。
一般に、テレビ放送とデータ放送を含むデジタル放送を受信するデジタル放送受信装置では、データ放送により受信されるBML(broadcast markup language)により記述されたデータに応じて、データ放送により受信されるデータコンテンツを表示する領域とテレビ放送による映像(動画)を表示する領域が設定される。
データ放送は、通常、家庭用テレビ受像機での受信を想定しており、データコンテンツに対する操作(表示切り替え、選択など)については、リモコン装置が使用されている。
一方、データ放送に対する操作においてリモコン装置ではなく、タッチパネルのようなポインティングデバイスで操作をすることも考えられている(例えば特許文献1)。この場合、表示装置の表示画面にタッチパネルパネルを設け、タッチパネルからの入力位置(指示先)を表すソフトリモコン(例えばリモコン装置に設けられるカラーボタンに相当する)を表示装置に表示する。
特許文献1に記載されたデジタル放送受信装置では、ソフトリモコンを表示する場合、ソフトウェアリモコン機能用として割り当てる領域を、動作の解析によって割り当てられる領域(表示要素)には重ならないように割り当てることで、ソフトリモコンの入力操作とイベント要素への操作とを容易に区別できるようにしている。
特開2004−140811号公報
このように、特許文献1に記載されたデジタル放送受信装置では、表示画面上に表示されている表示要素を避けて、ソフトリモコンを表示している。
しかしながら、表示画面の全ての領域に表示要素がある場合、すなわちデータコンテンツを表示する領域と映像を表示する領域とにより全画面が使用されている場合には、ソフトリモコンを表示するための表示要素を避けうる領域を確保できない。
こうした場合、ソフトリモコン(ソフトウェア操作パネル)を表示することによりデータコンテンツが隠れてしまう場合が発生する。通常、ソフトウェア操作パネルは、データ放送により受信されるデータコンテンツに対する指示を入力する場合に使用されるため、データコンテンツが隠れてしまうと使い勝手の低下を招いてしまう。
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、データ放送により受信したデータコンテンツをする場合にソフトウェア操作パネルの使用により使い勝手の低下を招かないようにすることが可能なデジタル放送受信装置、ソフトウェア操作パネル設定プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためにこの発明は、テレビ放送とデータ放送を含むデジタル放送を受信するデジタル放送受信装置において、前記データ放送により受信されるデータコンテンツと前記テレビ放送により受信される映像を表示するための表示手段と、前記表示手段により前記データコンテンツを表示させる第1領域と前記映像を表示させる第2領域とを設定する表示領域設定手段と、前記表示手段の表示面に設けられたタッチパネルと、前記表示領域設定手段によって設定される前記第2領域に基づいて、前記タッチパネルからの入力位置を表すソフトウェア操作パネルを前記表示手段によって表示させる操作パネル表示手段とを具備したことを特徴とする。
この発明によれば、タッチパネルからの入力位置を表すソフトウェア操作パネルを表示する場合に、テレビ放送により受信された映像が表示される第2領域に基づいて、例えば第2領域内に表示されるようにする。ソフトウェア操作パネルは、データ放送により受信されるデータコンテンツに対する指示を入力する場合に使用される。従って、第2領域内にソフトウェア操作パネルを表示することで、ソフトウェア操作パネルを表示することでデータコンテンツが隠れてしまうことがなくなるので使い勝手の低下を招かないですむ。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように本実施形態におけるデジタル放送受信装置は、テレビ放送とデータ放送を含むデジタル放送を受信する受信端末装置10と、データ放送により受信されるデータコンテンツとテレビ放送により受信される映像を表示するための表示装置20とから構成される。受信端末装置10及び表示装置20にはそれぞれインタフェース11,21が設けられており、互いに接続可能になっている。
受信端末装置10は、アンテナ12と、チューナ13と、CPU14と、メモリ15と、表示コントローラ16とを備えている。図示しない放送局から放送された放送信号は、アンテナ12を介してチューナ13で受信されたのちCPU14に入力され、VRAM17(17a)上で所定の映像信号処理が施される。ここで、得られた映像信号は、表示コントローラ16及びインタフェース11を介して表示装置20に供給される。表示コントローラ16は、映像同期信号に基づいて表示装置20に対し偏向制御処理を行う。したがって、表示装置20のモニタ22には受信映像が表示される。
なお、VRAM17bは、データ放送により受信されたデータコンテンツのデータが展開され、VRAM17cは、後述するソフトウェア操作パネルを表示させる場合にソフトウェア操作パネルの表示データが展開されて、表示コントローラ16及びインタフェース11を介して表示装置20に供給される。
一方、表示装置20は、タッチパネル23と、タッチパネルコントローラ24と、CPU25と、メモリ26と、表示コントローラ27と、セレクタ28とを備えている。このうちタッチパネル23は、ユーザがデータ放送番組の取得指示などのデータコンテンツに対する操作入力や、受信端末装置10及び表示装置20に対し種々の動作指示を入力するために使用される。ここで、チャンネル指定やデータ放送番組の取得指示が入力された場合には、ユーザによりタッチされた表示位置を示す座標データがタッチパネルコントローラ24によりメモリ26に記録保持されるとともに、CPU25により座標データがインタフェース21を介して受信端末装置10に通知される。
こうしたタッチパネル23からの入力をする場合には、受信端末装置10のCPU14の制御により、モニタ22においてタッチパネル23からの入力位置を表すソフトウェア操作パネルを表示させる。ソフトウェア操作パネルは、テレビ放送によって受信される映像(動画)を表示するために設けられる領域(テレビ画像領域)に基づいて表示される。すなわち、ソフトウェア操作パネルを表示することでデータコンテンツが隠れてしまわないように表示位置が制御される。基本的には、テレビ画像領域内にソフトウェア操作パネルを表示させることで、データコンテンツに対する入力操作ができるようにする。
表示コントローラ27は、必要に応じて、セレクタ28を切り替えてモニタ22に、表示装置20側の処理による表示を行わせる。
受信端末装置10のCPU14は、放送信号の受信表示動作に係わる通常の制御機能に加え、メモリ15に記録された各種プログラムを実行することで、ソフトウェア操作パネルをテレビ画像領域に基づいて表示する制御を実行する。
なお、メモリ15には、モニタ22に表示される映像とタッチパネル23の座標系の整合を取るための座標変換プログラムが記録されている。また、メモリ15には、表示装置20のモニタ22に表示するソフトウェア操作パネルの表示データも記録されている(図8参照)。
図2は、受信端末装置10のCPU14によってメモリ15に格納された各種プログラムを実行することにより実現される機能構成を示すブロック図である。
制御部30は、マネージャープログラムによる機能であり、BMLブラウザ部31、ソフトウェア操作パネル部33、動画表示制御部35など、各機能部(プログラム)の起動や、タッチパネル23からの座標データなどの情報伝達を制御する。
BMLブラウザ部31は、BMLブラウザプログラムによる機能であり、データ放送により受信されるデータコンテンツの表示やコンテンツに対する操作の制御を行う。BMLブラウザ部31は、データ放送により受信されるBMLにより記述されたデータに応じて、データ放送により受信されるデータコンテンツを表示するデータ領域とテレビ放送による映像(動画)を表示するテレビ画像領域を設定する。
座標情報管理部32は、データ放送受信時のBMLブラウザ部31により設定される各領域の情報を管理し、ソフトウェア操作パネル部33によるソフトウェア操作パネルの表示制御、及び動画表示制御部35によるテレビ映像(動画)表示制御のために提供する。
ソフトウェア操作パネル部33は、リモコン装置の代わりにタッチパネル23からの入力操作を受け付けるために、ソフトウェア操作パネルをモニタ22に表示させると共に、タッチパネル23に対する操作により入力される座標データをもとにソフトウェア操作パネルに対する操作内容を取得してBMLブラウザ部31に通知する。
タッチパネル通信部34は、表示装置20のタッチパネル23に対する操作によって入力される座標データの伝達を制御する。
動画表示制御部35は、チューナ13により受信されたテレビ放送から映像データを抽出して、BMLブラウザ部31により設定されるテレビ画像領域に表示させる。
チューナ制御部36は、チューナ13を制御してチャンネルの選択等を行う。
図3は、モニタ22においてデータ放送により受信したデータコンテンツ、テレビ放送により受信した映像、及びソフトウェア操作パネルをモニタ22に表示するためのVRAM17(17a,17b,17c)イメージを示している。
図3(1) は、データ放送とテレビ放送が受信されている表示状態を示している。データ放送により受信されるデータコンテンツは、図3(1)(b)に示すように、BMLブラウザ部31の制御により例えばVRAM17bに書き込まれて表示される(グラフィクスプレーン)。一方、チューナ13を通じてテレビ放送により受信される映像データは、図3(1)(c)に示すように、動画表示制御部35の制御により、テレビ画像領域に収まるように例えばVRAM17aに書き込まれて表示される(ビジュアルプレーン)。モニタ22に対する表示は、図3(1)(a)に示すように、データコンテンツと映像が合成されて表示される。
図3(2) は、データ放送が受信されている場合のソフトウェア操作パネルを用いた入力操作状態を示している。データ放送により受信されるデータコンテンツは、図3(2)(b)に示すように、BMLブラウザ部31の制御により例えばVRAM17bに書き込まれて表示される(グラフィクスプレーン)。一方、ソフトウェア操作パネルのデータは、図3(2)(c)に示すように、ソフトウェア操作パネル部33の制御により例えばVRAM17cに書き込まれて表示される(ビジュアルプレーン)。モニタ22に対する表示は、図3(2)(a)に示すように、データコンテンツとソフトウェア操作パネルが合成されて表示される。図3(2)に示す例では、テレビ放送による映像を表示していた領域全体に操作パネルを表示している例を示している。この場合、ソフトウェア操作パネルのデータを映像データに代えてVRAM17aに書き込むようにしても良い。
また、ソフトウェア操作パネルを図3(2)に示すように、テレビ画像領域全体で表示するのではなく、ソフトウェア操作パネルを半透明化して表示させたり、スケーリングして表示させることもできる。この場合、VRAM17cにソフトウェア操作パネルデータを展開して、VRAM17a,17bと合成してモニタ22において表示させる。
次に、本実施形態における動作について説明する。
まず、表示装置20のモニタ22とタッチパネル23の座標系を整合させるための制御処理について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。この制御処理は、CPU14がメモリ15に記録された座標変換プログラムを実行することにより行われる。
まず、表示装置20のモニタ22とタッチパネル23の座標系を整合させるための制御処理について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。この制御処理は、CPU14がメモリ15に記録された座標変換プログラムを実行することにより行われる。
図1に示すシステム構成の場合、表示装置20を交換して使用することができる。従って、表示装置20に設けられたモニタ22のアスペクト比が4:3の場合、あるいは16:9のワイド画面の場合などがある。
例えば、表示装置20のモニタ22がワイド画面(アスペクト比16:9)であり、入力される映像のアスペクト比が4:3であるような場合に、全画面のフル表示ができるように表示装置20に複数種類の表示モードが備えられている。
表示装置20における表示モードの設定は、ユーザが所定の操作を行うことで行われる。受信端末装置10は、表示装置20から送られる表示モードデータを取得することによって、現在の表示装置20の表示モードを知ることができる。
例えば、受信端末装置10がアスペクト比4:3の映像を出力し、表示装置20でアスペクト比16:9のワイド画面へ変換する表示モードに設定された場合、受信端末装置10の座標系を(X,Y)、表示装置20の座標系を(X',Y')とすると、
X=(3/4)X'
Y=Y'
という座標変換式に基づく処理により座標値を変換することができる。
X=(3/4)X'
Y=Y'
という座標変換式に基づく処理により座標値を変換することができる。
変換処理を行う際に、受信端末装置10のCPU14は図4に示す制御処理を実行する。まず、ユーザの指示入力に応じて、CPU14は表示装置20から表示モードデータを取得し(ステップS1)、この表示モードデータをメモリ15に記録する(ステップS2)。
続いてCPU14は、ユーザが表示装置20のモニタ22をタッチすることによりその座標データが到来した場合に(ステップS3)、メモリ15に記録した表示モードデータと自端末の表示モードデータとを比較し(ステップS4)、表示モードが一致するか否かの判定を行う(ステップS5)。
ここで、表示モードが一致しない場合に(No)、CPU14は表示装置20からの座標データを自端末の表示モード用の座標データに変換し(ステップS6)、この座標データに基づく指示処理を実行する(ステップS7)。
一方、ステップS5において、表示モードが一致した場合に(Yes)、CPU14はそのままステップS7の処理に移行する。
こうして、CPU14により表示装置20の表示モードを示す表示モードデータを取得し、表示装置20のモニタ22の任意の表示位置にユーザがタッチした場合に、この表示位置を示す座標データを取得するようにしている。そして、到来した表示モードと自端末の表示モードとを比較し、この比較結果に基づいて表示装置20からの座標データを自端末の座標データに変換するようにしている。
従って、表示モードが異なる表示装置20に交換されて使用しても、表示装置20のモニタ22中のタッチされた位置の表示内容に応じて正確な処理を行うことができる。
次に、図5に示すフローチャートを参照しながらデータ放送表示処理について説明する。
まず、BMLブラウザ部31は、データ放送のデータを取得して解析し、映像を表示するための領域を表すテレビ画像領域情報を抽出し(ステップA1)、この情報を座標情報管理部32に通知する。
座標情報管理部32は、BMLブラウザ部31により抽出されたテレビ画像領域情報を管理し、ソフトウェア操作パネル部33によるソフトウェア操作パネルの表示制御、及び動画表示制御部35によるテレビ映像(動画)表示制御のために提供する。
動画表示制御部35は、座標情報管理部32により管理されたテレビ画像領域情報を取得して、この情報が示すテレビ画像領域に応じてテレビ放送から抽出される映像データをVRAM17aに書き込んで表示させる。
図6には、モニタ22において表示される画面の一例を示している。図6に示すように、BMLブラウザ部31により、データ放送により受信されたBMLにより記述されたデータが解釈されて、データ放送によって取得されるデータコンテンツが表示されるデータ領域と、テレビ映像(動画)を表示するためのテレビ画像領域が設定されている。
また、データ領域に表示されるコンテンツ、例えば各オブジェクト(表示枠、文字列、図形等)の属性についても、それぞれについての記述が解釈され、その記述された表示位置(座標)や色、文字フォントなどに従いBMLブラウザ部31の制御により表示される。
図7には、ソフトウェア操作パネル部33によって管理されるソフトウェア操作パネルの一例を示している。
図7に示すソフトウェア操作パネルには、デジタル放送受信装置を遠隔制御するためのリモコン装置に通常設けられている青、赤、緑、黄のカラーボタンと、データボタンd、及びカーソルボタンにそれぞれ該当するボタンが設けられている。また、別のボタンへの表示切り替えを指示するため次画面ボタン、ソフトウェア操作パネルの表示位置変更を指示するための位置変更ボタンが設けられている。ソフトウェア操作パネル部33には、複数パターンのソフトウェア操作パネルが用意されており、例えばデータ領域に表示されているデータコンテンツ、すなわちソフトウェア操作パネルを用いた入力操作の対象に応じたパターンが用いられるものとする。
ソフトウェア操作パネルは、モニタ22に表示させた場合に、タッチパネル23を通じて入力操作が容易にすることができる大きさに設計されている。モニタ22において表示させる場合、予め設計されているサイズよりも小さくならないように展開されて表示される。通常は、テレビ画像領域が十分に確保されているため、テレビ画像領域に合わせて拡大して表示されることになる。
次に、図8に示すフローチャートを参照しながら、ソフトウェア操作パネル表示処理について説明する。
まず、例えばタッチパネル23に対してユーザのタッチ操作がされると、ソフトウェア操作パネル部33は、タッチパネル通信部34により座標データを取得して、ソフトウェア操作パネルの起動指示が入力されたものと判別する(ステップB1)。
なお、ソフトウェア操作パネルの起動指示は、データ放送により受信されたデータコンテンツに対する操作が必要な場合、BMLブラウザ部31が受信データからこれを判別するようにしても良い。
ソフトウェア操作パネル部33は、BMLブラウザ部31からコンテンツデータを取得して、現在のコンテンツデータに必要なソフトウェア操作パネルを設定する(ステップB2)。
ソフトウェア操作パネル部33は、座標情報管理部32からテレビ画像領域情報を取得し、この情報が示す領域サイズに合わせてソフトウェア操作パネルをスケーリングする(ステップB3)。なお、座標情報管理部32は、BMLブラウザ部31により解析されたテレビ画像領域情報を管理しており、ソフトウェア操作パネル部33の要求に応じて提供する。
ソフトウェア操作パネル部33は、スケーリングしたソフトウェア操作パネルを、テレビ画像領域において表示させる(ステップB4)。
図9には、テレビ画像領域にスケーリングされたソフトウェア操作パネルが表示された画面例を示している。図9に示すように、ソフトウェア操作パネルがテレビ画像領域において表示されることで、データ領域に表示された全てのデータコンテンツを見ながら、ソフトウェア操作パネルを用いた入力操作をすることができる。
なお、図10には、ソフトウェア操作パネルを半透明化して表示した例を示している。この場合、ソフトウェア操作パネルが半透明化され、テレビ画像も視認されるようにデータがVRAM17cに展開されて表示される。こうし、ソフトウェア操作パネルをテレビ画像領域に表示する場合に半透明化することで、テレビ映像を確認しながらソフトウェア操作パネルを用いた入力操作をすることができる。
図9または図10の何れの形態で表示するかは、ユーザが所定の操作をすることで切り替えられるようにする。ソフトウェア操作パネル部33は、ユーザからの指示に応じて表示形態を切り替える。
ここで、ソフトウェア操作パネルに対する入力操作があった場合(ステップB7)、タッチパネル通信部34は、タッチパネル23からの座標データを入力してソフトウェア操作パネル部33に渡す。
ソフトウェア操作パネル部33は、入力された座標データが示す位置と、表示中のソフトウェア操作パネルの各ボタンの位置とを比較することで、ソフトウェア操作パネルに対する操作内容を判別してBMLブラウザ部31に通知する(ステップB8)。なお、タッチパネル通信部34により入力される座標データは、座標変換プログラムに従う制御処理により座標系が整合するように変換されている。
ところで、図9(図10)に示す表示例では、テレビ画像領域が十分に大きいサイズであるためソフトウェア操作パネルの全体を表示できたが、テレビ画像領域がソフトウェア操作パネルの元のサイズより小さい場合には、テレビ画像領域と重なる領域が最大となる位置にソフトウェア操作パネルを表示させるものとする。
あるいはテレビ画像領域がない場合にソフトウェア操作パネルの表示が要求された場合には、例えば表示画面の4隅の何れかの位置を基準としてソフトウェア操作パネルを表示させるものとする。
こうした場合、ソフトウェア操作パネルの表示によってデータ領域の一部が隠れてしまうことになる。この場合、ソフトウェア操作パネルに設けられた位置変更ボタンに対する入力操作があった場合(ステップB5)、ソフトウェア操作パネル部33は、ソフトウェア操作パネルの表示位置を、例えば別の4隅の何れかを基準とした位置にソフトウェア操作パネルの表示位置を変更する(ステップB6)。
これにより、データコンテンツの内容を確認しながらソフトウェア操作パネルを用いた入力操作をすることができる。
ソフトウェア操作パネルに対する入力操作が終了すると、制御部30は、ソフトウェア操作パネル部33によりソフトウェア操作パネルを消去させて、ソフトウェア操作パネル表示処理を終了する。
なお、前述した説明において、テレビ画像領域がソフトウェア操作パネルより小さい場合には、テレビ画像領域と重なる領域が最大となる位置にソフトウェア操作パネルを表示させるとしているが、ソフトウェア操作パネルに設けられるボタン数を変更することによりソフトウェア操作パネルの全体サイズを小さくして表示することもできる。
例えば、BMLブラウザ部31は、データ領域に表示される各オブジェクトの属性を、データ放送により受信されたデータ中の記述により解釈している。従って、ソフトウェア操作パネルに設けられているボタンのうち、データコンテンツに対する操作によって使用されるものを判別することができる。
例えば、図11において、「オンライン」の項目については青色○が付されており、この項目を選択する場合には青ボタンに対する操作が必要であることを表している。同様にして、「かんたん登録」の項目については黄色○が付されており、この項目を選択する場合には黄ボタンに対する操作が必要であることを表している。この場合、BMLブラウザ部31は、現在のデータコンテンツにおいて、青ボタンと黄ボタンが使用されることを解釈することができる。
ソフトウェア操作パネル部33は、BMLブラウザ部31による解釈結果を取得して、必要なボタン以外を削除したソフトウェア操作パネルを展開し、図11に示すようにテレビ画像領域において表示させる。
これにより、ソフトウェア操作パネルを表示することでデータコンテンツを隠すこともなく、またデータコンテンツに対する入力操作を不都合無く実行することができる。
なお、ソフトウェア操作パネルのボタンの変更は、テレビ画像領域がソフトウェア操作パネルより小さい場合だけでなく、常時、実行するようにしても良い。
なお、前述した説明で用いた図1に示す構成は一例であって、受信端末装置10と表示装置20とが一体化がされた構成とすることも可能である。この場合、図1において受信端末装置10と表示装置20で共通する構成(CPU、メモリ、表示コントローラ等)は、何れか一方があれば良い。
また、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、デジタル放送受信装置を実現するコンピュータに実行させることのできる図2に示す機能を実現するための各プログラムを、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで、あるいは通信媒体を通じて提供することができる。これらのプログラムによりコンピュータの動作を制御することで、前述した実施形態における機能を実現することができる。
10…放送受信端末、11,21…インタフェース、12…アンテナ、13…チューナ、14,25…CPU、15,26…メモリ、16,27…表示コントローラ、17(17a,17b,17c)…VRAM、20…表示装置、22…モニタ、23…タッチパネル、24…タッチパネルコントローラ、28…セレクタ、30…制御部、31…BMLブラウザ部、32…座標情報管理部、34…タッチパネル通信部、35…動画表示制御部、36…チューナ制御部。
Claims (6)
- テレビ放送とデータ放送を含むデジタル放送を受信するデジタル放送受信装置において、
前記データ放送により受信されるデータコンテンツと前記テレビ放送により受信される映像を表示するための表示手段と、
前記表示手段により前記データコンテンツを表示させる第1領域と前記映像を表示させる第2領域とを設定する表示領域設定手段と、
前記表示手段の表示面に設けられたタッチパネルと、
前記表示領域設定手段によって設定される前記第2領域に基づいて、前記タッチパネルからの入力位置を表すソフトウェア操作パネルを前記表示手段によって表示させる操作パネル表示手段と
を具備したことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記操作パネル表示手段は、前記第2領域の大きさに合わせて前記ソフトウェア操作パネルを表示させることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
- 前記ソフトウェア操作パネルの表示位置の変更指示を入力する入力手段を有し、
前記操作パネル表示手段は、前記入力手段によって入力された変更指示に応じて、前記ソフトウェア操作パネルの表示位置を所定の条件に従って変更することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。 - 前記操作パネル表示手段は、前記データコンテンツに応じて前記ソフトウェア操作パネルを変更することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
- 前記ソフトウェア操作パネルを前記表示手段により表示させる場合の最低表示サイズが設定されており、この最低表示サイズより前記第2領域のサイズが小さい場合に、前記ソフトウェア操作パネルを変更することを特徴とする請求項4記載のデジタル放送受信装置。
- 表示装置と同表示装置の表示面に設けられたタッチパネルとを有し、テレビ放送とデータ放送を含むデジタル放送を受信するデジタル放送受信装置に搭載されるコンピュータを、
前記データ放送により受信されるデータコンテンツを表示させる第1領域と前記テレビ放送により受信される映像を表示させる第2領域とを設定する表示領域設定手段と、
前記表示領域設定手段によって設定される前記第2領域に基づいて、前記タッチパネルからの入力位置を表すソフトウェア操作パネルを前記表示装置によって表示させる操作パネル表示手段とに機能させるためのソフトウェア操作パネル設定プログラム。
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2004
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