JP2006041682A - アンテナコイル - Google Patents

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JP2006041682A
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Seiichiro Saegusa
征一郎 三枝
Kazuki Nakatani
一樹 中谷
Takayuki Ochi
貴之 大地
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Yonezawa Densen Co Ltd
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Yonezawa Densen Co Ltd
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Abstract

【課題】 所望のインダクタンスが容易に得られ、共振周波数を容易に調整することが可能なアンテナコイルを提供する。
【解決手段】 コイル2と、コイル2が巻回されるコイルボビン3と、コイル2に接続されたコンデンサ8とを備えるアンテナコイル1であって、前記コイルボビン3の内部には中空部4が形成されており、前記中空部4には、磁性粉5と該磁性粉5を封止する封止剤6とが充填されていることを特徴とするアンテナコイル1により解決される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種受信装置等に用いられるアンテナコイルに関する。
従来、受信装置などの共振回路に用いられるアンテナコイルとしては、棒状のフェライトコアの長軸に沿って巻線を施したバーアンテナコイルが多用されていた(例えば特許文献1,2参照)。
ここで、フェライトコアは、一般にフェライトの焼結によって得ることができる。また、バーアンテナコイルは、フェライトコアの周りに導線をボビン巻きしたり、あるいは、フェライトコアの外側に空芯コイルを装着するなどの方法により、組み立てられている。
特開2002−217635号公報 特開2003−208572号公報
この種のバーアンテナコイルでは、共振周波数を調整する場合、コイルの巻き数を調整するか、コンデンサとして可変コンデンサを用いてそのキャパシタンス(C)を調整する等の手段が用いられることがある。
しかし、この分野で一般にコイルのインダクタンス(L)を精度よく調整できるような技術は知られておらず、共振周波数の調整が難しいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、所望のインダクタンスが容易に得られ、共振周波数を容易に調整することが可能なアンテナコイルを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、コイルと、コイルが巻回されるコイルボビンと、コイルに接続されたコンデンサとを備えるアンテナコイルであって、前記コイルボビンの内部には中空部が形成されており、前記中空部には、磁性粉と該磁性粉を封止する封止剤とが充填されていることを特徴とするアンテナコイルを提供する。
本発明のアンテナコイルによれば、コイルボビンの中空部に充填される磁性粉の量を調整することにより、所望のインダクタンスを容易に得ることができる。これにより、共振周波数を容易に調整することが可能である。
本発明のアンテナコイルは単純な構成とすることが可能なので、容易に製造することができ、低コストで高精度なアンテナコイルが得られる。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明のアンテナコイルの一例を示す断面図である。
同図に示すように、本形態例のアンテナコイル1は、コイル2と、コイル2が巻回されるコイルボビン3と、コンデンサ8が搭載された基板7と、基板7に接続された入出力用の電線9を備える。
コイルボビン3は、内部は中空になっており、外周にはコイル2が巻装されている。このコイル2の端末は、基板7に形成された端子(図示略)に接続されている。
コイル2は、導線をコイルボビン3にボビン巻きすることによって形成することもでき、あるいは、コイル巻き済みの空芯コイルをコイルボビン3の外周に装着する方法を採用することもできる。
コイルボビン3は、プラスチック等の電気絶縁性を有する適当な成形材料を用いて成形することが可能である。コイルボビン3の形状は、特に限定されるものではなく、円筒状、角筒状、扁平状など、各種形状を採用することが可能である。
コイルボビン3の内部の中空部4には、磁性粉5と、該磁性粉5を封止する封止剤6とが充填されている。
磁性粉5としては、特に限定されるものではないが、例えば、フェライト系磁性粉、鉄系磁性粉、ニッケル系磁性粉、コバルト系磁性粉などが挙げられる。
具体例には、純鉄、パーマロイ、センダスト、カーボニル、フェライトなどの磁性粉を例示することができる。フェライトとしては、例えば、Mn−Znフェライト、Ni−Znフェライト、Mg−フェライト、Cu−Znフェライト等が挙げられる。
封止剤6はコイルボビン3の中空部4の開口した側に設けられ、中空部4内に充填された磁性粉5を封止する。
封止剤6としては、例えばエポキシ系樹脂を用いることができる。この他、封止剤6としては、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤など、用途に応じて幅広く選定することができる。
基板7は、コイル2とともに共振回路を構成するためのコンデンサ8が少なくとも搭載された回路基板である。前記共振回路は、直列共振回路としてもよく、並列共振回路としてもよい。基板7には、その他、用途や目的等に応じて、コンデンサ8のほか、ICなどの各種電子素子を搭載することも可能である。
基板7は、例えば接着等によりコイルボビン3に固定することができる。
電線9は、例えばハーネスであり、例えば半田などの導電性材料により、基板7に形成された端子(図示略)と接続することができる。
このようなアンテナコイルによれば、コイルボビンの中空部に充填された磁性粉がコイルの内側に配置されるので、磁性粉により、コイルのコアが構成される。磁性粉の量を調整することにより、コイルのインダクタンスを調整することが可能となる。
従って、コイルのインダクタンスを調整することにより、アンテナコイルの共振周波数を容易に調整することが可能である。
このアンテナコイルは単純な構成とすることが可能なので、容易に製造することができ、低コストで高精度なアンテナコイルを容易に製造することが可能となる。
本発明は、例えば車載用のキーレスエントリーシステム、ICカード等、各種の無線装置や受信装置に適用することができる。
本発明のアンテナコイルの一例を示す断面図である。
符号の説明
1…アンテナコイル、2…コイル、3…コイルボビン、4…中空部、5…磁性粉、6…封止剤、8…コンデンサ。

Claims (1)

  1. コイルと、コイルが巻回されるコイルボビンと、コイルに接続されたコンデンサとを備えるアンテナコイルであって、
    前記コイルボビンの内部には中空部が形成されており、前記中空部には、磁性粉と該磁性粉を封止する封止剤とが充填されていることを特徴とするアンテナコイル。
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