JP2006041564A - オーディオ信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 オーディオ信号処理装置において、スピーカ出力中にヘッドホンが接続されたときヘッドホンの出力信号のみ音量及び音質を切り換える。
【解決手段】 オーディオ信号処理装置において、第1のオーディオ信号の音量及び音質を調節する第1の調節手段と、第2のオーディオ信号又は第1のオーディオ信号の音量及び音質を調節する第2の調節手段と、第1又は第2の調節手段が調節したオーディオ信号をスピーカに出力する第1又は第2のスピーカ出力手段と、第2の調節手段が調節したオーディオ信号をヘッドホンに出力するヘッドホン出力手段と、第2の調節手段による調節量を設定する設定手段と、ヘッドホンの接続の有無を検出する検出手段と、ヘッドホンが接続されたとき第2のスピーカ出力手段の出力を停止させ第2の調節手段の音量及び音質を設定手段による調節量に調節しヘッドホン出力手段に第1のオーディオ信号を出力させる制御手段を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 オーディオ信号処理装置において、第1のオーディオ信号の音量及び音質を調節する第1の調節手段と、第2のオーディオ信号又は第1のオーディオ信号の音量及び音質を調節する第2の調節手段と、第1又は第2の調節手段が調節したオーディオ信号をスピーカに出力する第1又は第2のスピーカ出力手段と、第2の調節手段が調節したオーディオ信号をヘッドホンに出力するヘッドホン出力手段と、第2の調節手段による調節量を設定する設定手段と、ヘッドホンの接続の有無を検出する検出手段と、ヘッドホンが接続されたとき第2のスピーカ出力手段の出力を停止させ第2の調節手段の音量及び音質を設定手段による調節量に調節しヘッドホン出力手段に第1のオーディオ信号を出力させる制御手段を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、サラウンド再生等の複数チャンネルのオーディオ信号処理を行うオーディオ信号処理装置に関する。
オーディオ信号の音質を調節して出力するオーディオ信号処理装置において、スピーカ出力端子とヘッドホン出力端子とメモリとを備え、スピーカ使用時の音質データとヘッドホン使用時の音質データをメモリに記憶し、ヘッドホンを接続したときにはメモリに記憶したヘッドホン使用時の音質データに切り換えて音質を制御し、ヘッドホンを取り外したときにはメモリに記憶したスピーカ使用時の音質データに切り換えて音質を制御しスピーカにオーディオ信号を出力する装置があった(特許文献1参照)。
また、記録媒体に記録された映像信号及びオーディオ信号を記録媒体再生装置によって再生し、再生した映像信号を映像表示装置によって表示するときに、再生したオーディオ信号の音量及び音質を調節して、視聴者の前方左右及び後方左右等に配置したスピーカに出力するAV(Audio Visual)アンプ等のオーディオ信号処理装置がある。このようなオーディオ信号処理装置において、後方左右のスピーカに出力するオーディオ信号を前方左右のオーディオ信号に切り換える手段を備え、前方左右用のスピーカと後方左右用のスピーカにそれぞれ前方左右のオーディオ信号を出力し、それぞれ離れた場所に設置して使用することができる装置があった。このような装置では、それぞれの出力端子をスピーカからヘッドホンに切り換える手段を設けて使用することもできる。
映画等が収録された記録媒体を再生し、再生した映像信号を映像表示装置によって表示し、再生したオーディオ信号をAVアンプ等のオーディオ信号処理装置によって音量、音質を調節して、視聴者の前方左右及び後方左右等に配置したスピーカに出力して、複数の視聴者が映画等を視聴する際、例えば、複数の視聴者の一人が高齢等の難聴者である場合、他の健常者に合わせた音量及び音質でスピーカから出力される音では当該視聴者にとって聴き取り難いことがあった。
特許文献1に記載されたオーディオ信号処理装置は、ヘッドホンを用いて難聴者に合わせた音量及び音質としてオーディオ信号を出力できるが、スピーカの出力中にヘッドホンが接続されたときヘッドホンの出力チャンネルのみ音量及び音質を切り換える機能は備えていなかった。
特許文献1に記載されたオーディオ信号処理装置は、ヘッドホンを用いて難聴者に合わせた音量及び音質としてオーディオ信号を出力できるが、スピーカの出力中にヘッドホンが接続されたときヘッドホンの出力チャンネルのみ音量及び音質を切り換える機能は備えていなかった。
また、前方左右用のスピーカと後方左右用のスピーカにそれぞれ前方左右のオーディオ信号を出力し、それぞれヘッドホン出力に切り換える手段を備えたオーディオ信号処理装置は、スピーカへの出力中にヘッドホンが接続されたとき、前方左右のオーディオ信号をスピーカ及びヘッドホンにそれぞれ出力することができるが、難聴者がヘッドホンを接続して使用するとき、ヘッドホンに出力するオーディオ信号の切り換え、音量と音質の調節の手動操作を必要とした。
本発明の目的は、オーディオ信号処理装置において、スピーカの出力中にヘッドホンが接続されたときヘッドホンに出力するオーディオ信号のみ音量及び音質を切り換えてスピーカの出力とヘッドホンの出力を各々に設定された音量及び音質で同時に行う機能を備えた装置を提供することにある。
本発明の請求項1に記載のオーディオ信号処理装置は、第1の2チャンネルのオーディオ信号の音量及び音質を調節する第1の調節手段と、前記第1の調節手段が調節したオーディオ信号をスピーカに出力する第1のスピーカ出力手段と、第2の2チャンネルのオーディオ信号又は第1の2チャンネルのオーディオ信号の音量及び音質を調節する第2の調節手段と、前記第2の調節手段が調節したオーディオ信号をスピーカに出力する第2のスピーカ出力手段と、前記第2の調節手段が調節したオーディオ信号をヘッドホンに出力するヘッドホン出力手段と、前記ヘッドホン出力手段に対する前記第2の調節手段による音量及び音質の調節量を設定する設定手段と、前記ヘッドホン出力手段のヘッドホンの接続の有無を検出するヘッドホン接続検出手段と、前記第1のスピーカ出力手段が第1の2チャンネルのオーディオ信号を出力し前記第2のスピーカ出力手段が第2の2チャンネルのオーディオ信号を出力しているとき前記ヘッドホン接続検出手段がヘッドホンの接続を検出した場合に、前記第2のスピーカ出力手段の第2の2チャンネルのオーディオ信号の出力を停止させ、前記第2の調節手段の音量及び音質をヘッドホン出力手段に対する前記設定手段に設定された調節量に調節し前記ヘッドホン出力手段に前記第1の2チャンネルのオーディオ信号を出力させる制御手段とを備えるものである。
本発明のオーディオ信号処理装置によれば、スピーカの出力中にヘッドホンが接続されたときヘッドホンに出力するオーディオ信号のみ音量及び音質を切り換えてスピーカの出力とヘッドホンの出力を各々に設定された音量及び音質で同時に行うことができる。
図1は、本発明のオーディオ信号処理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
入力端子1a、1bから入力されたデジタルオーディオ信号は、マルチチャンネルデコーダ2に入力される。
マルチチャンネルデコーダ2に入力されるデジタルオーディオ信号は、5.1チャンネルのオーディオ信号がエンコードされたものである場合と2チャンネルのオーディオ信号がエンコードされたものである場合がある。入力されたデジタルオーディオ信号が5.1チャンネルのサラウンド再生用のビットストリーム信号であれば、マルチチャンネルデコーダ2は、当該ビットストリーム信号を各チャンネルのデジタルオーディオ信号にデコードする。また、入力されたデジタルオーディオ信号が2チャンネルオーディオ信号であれば、マルチチャンネルデコーダ2は、2チャンネルのデジタルオーディオ信号をデコードすると共に、当該2チャンネルのデジタルオーディオ信号からサラウンド再生用の他の3.1チャンネルの信号を生成する。
入力端子1a、1bから入力されたデジタルオーディオ信号は、マルチチャンネルデコーダ2に入力される。
マルチチャンネルデコーダ2に入力されるデジタルオーディオ信号は、5.1チャンネルのオーディオ信号がエンコードされたものである場合と2チャンネルのオーディオ信号がエンコードされたものである場合がある。入力されたデジタルオーディオ信号が5.1チャンネルのサラウンド再生用のビットストリーム信号であれば、マルチチャンネルデコーダ2は、当該ビットストリーム信号を各チャンネルのデジタルオーディオ信号にデコードする。また、入力されたデジタルオーディオ信号が2チャンネルオーディオ信号であれば、マルチチャンネルデコーダ2は、2チャンネルのデジタルオーディオ信号をデコードすると共に、当該2チャンネルのデジタルオーディオ信号からサラウンド再生用の他の3.1チャンネルの信号を生成する。
マルチチャンネルデコーダ2は、出力選択部2a、2b、2cを備える。出力選択部2a、2b、2cは、入力端子1aから入力されたオーディオ信号を出力するか、入力端子1bから入力されたオーディオ信号を出力するかを選択する。
5.1チャンネルのサラウンド再生を行う場合、出力選択部2aは、使用者の前方に位置する左右のスピーカ用のオーディオ信号を出力し、出力選択部2bは、使用者の後方に位置する左右のスピーカ用のオーディオ信号を出力し、出力選択部2cは、使用者の前方中央に位置するスピーカ及びサブウーハスピーカ用のオーディオ信号を出力する。
また、出力選択部2a、2bは、5.1チャンネルのオーディオ信号のうち前方左右のスピーカに出力するオーディオ信号を、それぞれ同時に選択して出力することができる。
DA(Digital to Analog)コンバータ3(以下、D/Aと言う。)は、マルチチャンネルデコーダ2から入力された各チャンネルのデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換する。
5.1チャンネルのサラウンド再生を行う場合、出力選択部2aは、使用者の前方に位置する左右のスピーカ用のオーディオ信号を出力し、出力選択部2bは、使用者の後方に位置する左右のスピーカ用のオーディオ信号を出力し、出力選択部2cは、使用者の前方中央に位置するスピーカ及びサブウーハスピーカ用のオーディオ信号を出力する。
また、出力選択部2a、2bは、5.1チャンネルのオーディオ信号のうち前方左右のスピーカに出力するオーディオ信号を、それぞれ同時に選択して出力することができる。
DA(Digital to Analog)コンバータ3(以下、D/Aと言う。)は、マルチチャンネルデコーダ2から入力された各チャンネルのデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換する。
音量音質調節部4aは、第1の2チャンネルのオーディオ信号として、出力選択部2aからD/A3を介して入力されたオーディオ信号の音量と音質を調節する。音量は、オーディオ信号全体の振幅レベルを増減させて調節する。音質は、予め定められた範囲の周波数帯域のオーディオ信号、即ち調節対象とする周波数帯域の低音又は高音の振幅レベルを増減させて調節する。
音量音質調節部4bは、第2の2チャンネルのオーディオ信号として、出力選択部2bからD/A3を介して入力されたオーディオ信号の音量と音質を調節する。
音量音質調節部4cは、出力選択部2cからD/A3を介して入力されたオーディオ信号の音量と音質を調節する。
音量音質調節部4bは、第2の2チャンネルのオーディオ信号として、出力選択部2bからD/A3を介して入力されたオーディオ信号の音量と音質を調節する。
音量音質調節部4cは、出力選択部2cからD/A3を介して入力されたオーディオ信号の音量と音質を調節する。
アンプ5a、5bは、音量音質調節部4aから入力されるオーディオ信号を増幅する。アンプ5c、5dは、音量音質調節部4bから入力されるオーディオ信号を増幅する。アンプ5e、5fは、音量音質調節部4cから入力されるオーディオ信号を増幅する。リレー6aは、アンプ5a、5bから入力されるオーディオ信号のヘッドホン端子7aへの出力の接続と切断とを切り換える。ヘッドホン端子7aは、ヘッドホンを接続するための端子であり、ヘッドホン9aの接続の有無を検出し、検出信号をマイコン11に出力する。
リレー6bは、アンプ5a、5bから入力されるオーディオ信号のスピーカ端子8a、8bへの出力の接続と切断とを切り換える。スピーカ端子8a、8bは、視聴者の前方左右に配置するスピーカ10a、10bを接続するための端子である。
リレー6cは、アンプ5c、5dから入力されるオーディオ信号のスピーカ端子8c、8dへの出力の接続と切断とを切り換える。スピーカ端子8c、8dは、視聴者の後方左右に配置するスピーカ10c、10dを接続するための端子である。
リレー6cは、アンプ5c、5dから入力されるオーディオ信号のスピーカ端子8c、8dへの出力の接続と切断とを切り換える。スピーカ端子8c、8dは、視聴者の後方左右に配置するスピーカ10c、10dを接続するための端子である。
リレー6dは、アンプ5c、5dから入力されるオーディオ信号のヘッドホン端子7bへの出力の接続と切断とを切り換える。ヘッドホン端子7bは、ヘッドホンを接続するための端子であり、ヘッドホン9bの接続の有無を検出し、検出信号をマイコン11に出力する。
リレー6eは、アンプ5e、5fから入力されるオーディオ信号のスピーカ端子8e、8fへの出力の接続と切断とを切り換える。スピーカ端子8e、8fは、視聴者の前方中央のスピーカ10e、サブウーハ用スピーカ10fを接続するための端子である。
リレー6eは、アンプ5e、5fから入力されるオーディオ信号のスピーカ端子8e、8fへの出力の接続と切断とを切り換える。スピーカ端子8e、8fは、視聴者の前方中央のスピーカ10e、サブウーハ用スピーカ10fを接続するための端子である。
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと言う。)11は、マルチチャンネルデコーダ2、音量音質調節部4a、4b、4c、リレー6a、6b、6c、6d、6eを制御する。マイコン11には、ヘッドホン端子7a、7bの検出信号が入力される。
マイコン11は、音量音質設定部11aを備える。音量音質設定部11aは、音量音質調節部4a、4b、4cの音量及び音質の調節量を設定する。ここで、音量音質調節部4aについては、ヘッドホン9aにオーディオ信号を出力する場合とスピーカ10a、10bにオーディオ信号を出力する場合とを分けて設定し、音量音質調節部4bについては、ヘッドホン9bにオーディオ信号を出力する場合とスピーカ10c、10dにオーディオ信号を出力する場合とを分けて設定する。
操作部12は、操作ボタン等を備え、マイコン11に操作信号を入力する。
表示部13は、マイコン11から入力される表示信号により文字等を表示する。
マイコン11は、音量音質設定部11aを備える。音量音質設定部11aは、音量音質調節部4a、4b、4cの音量及び音質の調節量を設定する。ここで、音量音質調節部4aについては、ヘッドホン9aにオーディオ信号を出力する場合とスピーカ10a、10bにオーディオ信号を出力する場合とを分けて設定し、音量音質調節部4bについては、ヘッドホン9bにオーディオ信号を出力する場合とスピーカ10c、10dにオーディオ信号を出力する場合とを分けて設定する。
操作部12は、操作ボタン等を備え、マイコン11に操作信号を入力する。
表示部13は、マイコン11から入力される表示信号により文字等を表示する。
ヘッドホン9aをヘッドホン端子7aに接続した場合、ヘッドホン端子7aからマイコン11に検出信号が入力される。マイコン11は、検出信号が入力されると、音量音質設定部11aの設定値に基づいて、音量音質調節部4aの音量及び音質を調節する。
ヘッドホン9bをヘッドホン端子7bに接続した場合、ヘッドホン端子7bからマイコン11に検出信号が入力される。マイコン11は、検出信号が入力されると、音量音質設定部11aの設定値に基づいて、音量音質調節部4bの音量及び音質を調節する。
ヘッドホン9bをヘッドホン端子7bに接続した場合、ヘッドホン端子7bからマイコン11に検出信号が入力される。マイコン11は、検出信号が入力されると、音量音質設定部11aの設定値に基づいて、音量音質調節部4bの音量及び音質を調節する。
5.1チャンネルのサラウンド再生を行っている場合、スピーカ10a〜10fにオーディオ信号を出力しているときに、ヘッドホン9aを接続すると、マイコン11は、ヘッドホン端子7aの検出信号を受けて、リレー6b、6c、6eを切断してスピーカ10a〜10fへの出力を停止させ、音量音質調節部4aの調節量を音量音質設定部11aの設定に基づいて制御し、リレー6aを接続してヘッドホン9aにオーディオ信号を出力させる。このように、ヘッドホン9aをヘッドホン端子7aに接続すると、スピーカ出力からヘッドホン出力に切り換えられ、高齢等の難聴者が使用する場合、予め音量を大きくし聴こえ難い高音を増強した音質として音量音質設定部11aに設定しておいて、切り換えることができる。難聴者のために音量を大きくし聴こえ難い高音を増強した音質として利用する場合、ヘッドホン出力に切り換えることによって、隣室や近所への騒音となることを防止することができる。
近年、2チャンネルのオーディオ信号であっても、マルチチャンネルデコーダによって、サラウンド用のスピーカを配置してオーディオ信号を再生したときのような音場の広がり感や移動感等の音響効果を高めるための処理を行ってオーディオ信号を再生する技術がある。ここで、マルチチャンネルデコーダ2が、ヘッドホン9aへ出力するオーディオ信号に音響効果を高める信号処理を行って出力する構成として実施することもできる。
5.1チャンネルのサラウンド再生を行っている場合、スピーカ10a〜10fにオーディオ信号を出力しているときに、高齢等の難聴者がヘッドホン9bを接続すると、マイコン11は、ヘッドホン端子7bの検出信号を受けて、リレー6cを切断してスピーカ10c、10dへの出力を停止させ、音量音質調節部4bの調節量を、難聴者が聴取しやすくなるように予め音量を大きくし聴こえ難い高音を増強した音質に設定した音量音質設定部11aの設定に基づいて制御し、マルチチャンネルデコーダ2を制御して音量音質調節部4bに出力するオーディオ信号を前方左右の2チャンネルのオーディオ信号に切り換えさせて、リレー6dを接続してヘッドホン9bにオーディオ信号を出力させる。
なお、マルチチャンネルデコーダ2が、ヘッドホン9bへ出力するオーディオ信号に音場の広がり感や移動感等の音響効果を高めるための信号処理を行って出力する構成として実施することもできる。また、マルチチャンネルデコーダ2が、スピーカ10a、10bへ出力するオーディオ信号に音響効果を高める信号処理を行って出力することによって、サラウンド用スピーカ10c、10dの出力がなくなった分の音響効果を補強する構成として実施することもできる。
映画等が収録された記録媒体を再生装置で再生し、再生装置が再生した映像信号を映像表示装置に入力して表示し、再生装置が再生したオーディオ信号をAVアンプ等のオーディオ信号処理装置によって音量、音質を調節して、視聴者の前方左右及び後方左右等に配置したスピーカに出力して、複数の視聴者が映画等を視聴するとき、例えば、複数の視聴者の一人が高齢等の難聴者である場合、難聴者はヘッドホン9bを使用して、例えば、音量を大きくし聴こえ難い高音を増強した音質に設定したオーディオ信号を再生して聴取することができる。このようにして、健常者はスピーカで聴取し、同時に、難聴者はヘッドホンで音量及び音質を聴き取りやすく調節した音を聴取し、同じ場所で映画等を鑑賞することができる。
操作部12の操作によりマイコン11を介して出力選択部2a、2bで同じ2チャンネルのオーディオ信号を選択して再生する場合、ヘッドホン9a、9bに、それぞれ異なる音量及び音質を設定し、ヘッドホン9a、9bをヘッドホン端子7a、7bに接続したとき、音量音質設定部11aの設定値に基づいて、自動的に音量及び音質を調節して、使用することができる。
本実施例のオーディオ信号処理装置によれば、複数の視聴者が映画等を視聴する場合、複数の視聴者の一人は、高齢等の難聴者であって、他の健常者に合わせた音量及び音質でスピーカから出力される音では聴き取り難い場合、ヘッドホン9bをヘッドホン端子7bに接続し、難聴者が聴取しやすいように音量を大きくし聴こえ難い高音を増強した音質に自動的に切り換えて聴取することができ、健常者と難聴者が同じ場所で映画等を鑑賞することができる。
1a、1b 入力端子
2 マルチチャンネルデコーダ
2a、2b、2c 出力選択部
3 DAコンバータ(D/A)
4a、4b、4c 音量音質調節部
5a、5b、5c、5d、5e、5f アンプ
6a、6b、6c、6d、6e リレー
7a、7b ヘッドホン端子
8a、8b、8c、8d、8e、8f スピーカ端子
9a、9b ヘッドホン
10a、10b、10c、10d、10e、10f スピーカ
11 マイコン
11a 音量音質設定部
12 操作部
13 表示部
2 マルチチャンネルデコーダ
2a、2b、2c 出力選択部
3 DAコンバータ(D/A)
4a、4b、4c 音量音質調節部
5a、5b、5c、5d、5e、5f アンプ
6a、6b、6c、6d、6e リレー
7a、7b ヘッドホン端子
8a、8b、8c、8d、8e、8f スピーカ端子
9a、9b ヘッドホン
10a、10b、10c、10d、10e、10f スピーカ
11 マイコン
11a 音量音質設定部
12 操作部
13 表示部
Claims (1)
- 第1の2チャンネルのオーディオ信号の音量及び音質を調節する第1の調節手段と、前記第1の調節手段が調節したオーディオ信号をスピーカに出力する第1のスピーカ出力手段と、第2の2チャンネルのオーディオ信号又は第1の2チャンネルのオーディオ信号の音量及び音質を調節する第2の調節手段と、前記第2の調節手段が調節したオーディオ信号をスピーカに出力する第2のスピーカ出力手段と、前記第2の調節手段が調節したオーディオ信号をヘッドホンに出力するヘッドホン出力手段と、前記ヘッドホン出力手段に対する前記第2の調節手段による音量及び音質の調節量を設定する設定手段と、前記ヘッドホン出力手段のヘッドホンの接続の有無を検出するヘッドホン接続検出手段と、前記第1のスピーカ出力手段が第1の2チャンネルのオーディオ信号を出力し前記第2のスピーカ出力手段が第2の2チャンネルのオーディオ信号を出力しているとき前記ヘッドホン接続検出手段がヘッドホンの接続を検出した場合に、前記第2のスピーカ出力手段の第2の2チャンネルのオーディオ信号の出力を停止させ、前記第2の調節手段の音量及び音質をヘッドホン出力手段に対する前記設定手段に設定された調節量に調節し前記ヘッドホン出力手段に前記第1の2チャンネルのオーディオ信号を出力させる制御手段とを備えることを特徴とするオーディオ信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004213815A JP2006041564A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | オーディオ信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004213815A JP2006041564A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | オーディオ信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006041564A true JP2006041564A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35906128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004213815A Pending JP2006041564A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | オーディオ信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006041564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2031895A3 (en) * | 2007-08-28 | 2012-12-05 | Sony Corporation | Audio signal transmitting apparatus, audio signal receiving apparatus, audio signal transmission system, audio signal transmission method, and program |
-
2004
- 2004-07-22 JP JP2004213815A patent/JP2006041564A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2031895A3 (en) * | 2007-08-28 | 2012-12-05 | Sony Corporation | Audio signal transmitting apparatus, audio signal receiving apparatus, audio signal transmission system, audio signal transmission method, and program |
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Legal Events
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---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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