JP2006036121A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スレーブサーバに高価なメモリを使用せず、通信システムが安価になり、電源瞬断した場合に瞬断前のモードに対応した表示ができる車両用制御装置を提供する。
【解決手段】 車両内に、機能スイッチ4、表示部5、制御部10を有するスレーブサーバ2と、機能ステイタスメモリ8、主制御部6を有するマスタサーバ1と、両サーバを1、2を接続するバスライン3とを配置し、マスタサーバ1が所定時間間隔でバスライン3を通して要求信号をスレーブサーバ2に送信し、スレーブサーバ2が要求信号を受信するとバスライン3を通してスイッチステイタスを示す信号を送信し、マスタサーバ1の主制御部6は所定時間間隔で機能ステイタスメモリ8のデータに合致した表示ステイタス信号をバスラインを通してスレーブサーバ2に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マスタサーバ及びスレーブサーバを備えた車両用制御装置に係り、特に、自己復帰型のプッシュスイッチを用いて所定の2つの異なるモードへの切り替えを行い、同時に、どのモードに設定されているかを示す表示部を有する車両用制御装置に関する。
従来、自動車等の移動車両においては、1つまたはそれ以上の車載電装機器を一箇所の制御機器によって統括制御するものが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
ここで、図3は、このような従来の車両用制御装置の要部構成の一例を示すブロック図であり、マスタサーバ21及びスレーブサーバ22を備えた双方向通信システムによる車両用制御装置の要部を示す。当該システムにおいては運転席の近傍に設けた自己復帰型のプッシュスイッチからなる機能スイッチ24を押す度に、運転席以外の座席におけるパワーウインドウスイッチの操作を無効にするいわゆるチャイルドセイフティモードの設定と解除が交互に行われ、当該設定と解除に連動して機能スイッチ24の近辺に設けたLED25aの点灯と消灯がなされる。
図3に示されるように、この車両用制御装置は、マスタサーバ21と、スレーブサーバ22と、マスタサーバ21とスレーブサーバ22を接続するバスライン23とを有しており、さらに、スレーブサーバ22には、プッシュスイッチからなる機能スイッチ24と、機能スイッチ24によりチャイルドセイフティモードに設定されている場合はLED25aを点灯させ、解除された場合には消灯する機能スイッチ状態表示部25とが接続されている。
マスタサーバ21には図示を省略した助手席あるいは後部座席用のパワーウインドウスイッチ及びパワーウインドウ駆動部が直接あるいはバスライン23を介して接続され、マスタサーバ21は車両用制御装置の各部を統括制御する主制御部26と、スレーブサーバ22との間でバスライン23を通して各種信号を送受信する通信部27と、スレーブサーバ22から送信される機能スイッチ24のオン操作信号から機能スイッチ24の1回の操作をカウントするカウンタ29と、カウンタ29のカウントに対応して2つの値に交互になるよう保管データが更新されるE2 PROM(E squared PROM)等からなる機能ステイタスメモリ28とを有し、主制御部26は、通信部27と機能ステイタスメモリ28とカウンタ29にそれぞれ接続され、通信部27はバスライン23に接続される。なお、機能ステイタスメモリ28に収納されるデータは、チャイルドセイフティモードの設定と解除(以下、機能ステイタスと呼ぶ)を示し、チャイルドセイフティモードに設定されている場合には値が1に、解除されている場合には値が0になっている。
スレーブサーバ22は、周辺機器等の制御を行う制御部30と、マスタサーバ21との間でバスライン23を通して各種信号を送受信する通信部31と、制御部30内に設けられ、機能スイッチ24のオン、オフ状態(以下、スイッチステイタスと呼ぶ)を示すデータを保管するスイッチステイタスメモリ30a1、及び、LED25aの点灯と消灯(以下、表示ステイタスと呼ぶ)を決定するデータを保管する表示ステイタスメモリ30a2を持つRAM等からなる内部メモリ30aとを備えており、制御部30は、機能スイッチ24と機能スイッチ状態表示部25と通信部31にそれぞれ接続され、通信部31はバスライン23に接続される。
なお、当該通信システムにおいては、制御部30及び主制御部26において、バスライン23を介して情報の通信制御を行うものであり、1つの送信信号に複数の領域、すなわちフレームを設け、各フレームにそれぞれ送信元を示す信号、送信先を示す信号、機能スイッチ24がオンかオフかを示すスイッチステイタス信号、その他所定の情報を示す信号が予め定められたフォーマットに基づいて書き込まれており、これをバスライン23を介して双方向に伝送するものである。
機能スイッチ24は、自動車等の移動車両に搭乗している子供等がパワーウインドウ開閉スイッチを操作し、それによりウインドウを不必要に開閉させるのを防止するために設けているものであり、チャイルドセイフティスイッチとも呼ばれ運転席の近傍に設けられており、運転席以外のパワーウインドウ開閉スイッチの動作を行っても、当該動作に伴う開あるいは閉の指令を無視するように主制御部26を機能させるものであって、押圧を解除すると非押圧状態に操作ツマミの位置が復帰する自己復帰型タクトスイッチ等のプッシュスイッチが用いられ、このプッシュスイッチが押圧操作されてスイッチオンになる度に、ウインドウ開閉スイッチの操作が無視されるチャイルドセイフティモードとウインドウ開閉スイッチの操作によってウインドウが駆動されるチャイルドセイフティモード解除モードが交互に発生する。
すなわち、仮に初期状態において、チャイルドセイフティモード解除モードであるとするとウインドウ開閉スイッチを奇数回操作するとチャイルドセイフティモードになり、偶数回操作するチャイルドセイフティモード解除モードになる。そして、チャイルドセイフティモードのときには、LED25aが点灯してチャイルドセイフティモードに設定されていることを示し、チャイルドセイフティモード解除モードになったときには、LED25aが消灯してチャイルドセイフティモード解除モードであることを示す。
スレーブサーバ22の制御部30は、所定の時間間隔、例えば10msecで、機能スイッチ24のスイッチステイタスを確認し、スイッチオンの場合には1、オフの場合は0になるようスイッチステイタスメモリ30a1のデータを書き替えて保存する。そして、当該制御部30は、スイッチステイタスメモリ30a1のスイッチステイタスを示すデータが変更されると、当該情報を含む信号を通信部31に出力してマスタサーバー21に送信する。表示ステイタスメモリ30a2には、LED25aの表示ステイタスを決定するデータを保存し、1の場合は点灯、0の場合は消灯を示し、当該表示ステイタスを示すデータに変更があった場合には制御部30から機能スイッチ状態表示部25に信号を出力し、当該機能スイッチ状態表示部25が1の信号を受信した場合にはLED25aの点灯を次に0が入力されるまで継続し、0を受信した場合にはLED25aの消灯を次に1が入力されるまで継続する。通信部31は制御部30からの信号を入力した場合はバスライン23に信号を出力し、また、バスライン23から信号を受信した場合は制御部30に信号を出力する。
マスターサーバ21の通信部27も通信部31と同様であって、主制御部26からの信号を入力した場合はバスライン23に信号を出力し、バスライン23から信号を受信した場合は、主制御部26に信号を出力する。主制御部26は、通信部27から受信した機能スイッチ24のスイッチステイタスを示すデータをスイッチステイタスメモリ26aで保存し当該データが1から0になると、カウンタ29で1回カウントし、カウンタ29がカウントすると機能ステイタスメモリ28の値を、0の場合には1に、1の場合には0になるように書き替える。そして、機能ステイタスメモリ28のデータが変更されるとそれに対応して、表示ステイタスを示すフレームに点灯を示す1のデータあるいは消灯を示す0のデータを書き込み、この信号を通信部27を介してバスライン23に送信し、同時に、主制御部26では機能ステイタスメモリ28の値が1になると、チャイルドセイフティモードに設定し、0になるとチャイルドセイフティモード解除モードに設定する。
前記構成を有する車両用制御装置は、次のように動作する。ただし、ここで行う動作説明は、初期状態として、チャイルドセイフティモード解除モードになっており、マスタサーバ21の機能ステイタスメモリ28及びスレーブサーバ22の内部メモリ30aのスイッチステイタスメモリ30a1、表示ステイタスメモリ30a2のデータが全て0になっている状態を想定する。この状態から、機能スイッチ24が押圧操作されてオフからオン状態になり、押圧を解除することによって自動復帰し、オンからオフになった際の動作について説明する。なお、通常の動作の場合、オンとなる時間は70msec程度以上であり、制御部30が機能スイッチ24の状態を確認する所定の時間間隔よりも十分に長い。
前記スイッチステイタスメモリ30a1は、機能スイッチ24がオフからオンになる動作に伴って0から1に変更され、当該データが変更されされると制御部30は、スイッチステイタスを示すフレームを1として当該情報、及び送信元である当該スレーブサーバ22のアドレス、送信先であるマスタサーバ21のアドレスを含む所定のフォーマットからなる信号を通信部31を介してバスライン23に送信する。通信部27はバスライン23を通して当該信号を受信すると、主制御部26に出力し、当該主制御部26は自マスタサーバ21宛ての信号であるかを確認し、確認するとスイッチステイタスメモリ26aに1に示す信号を記憶する。次に、70msec程度の経過後に機能スイッチ24がオンからオフに変り、内部メモリ30a1の保存データは1から0に変化する。当該データが変化すると当該情報を含む信号を同様のフォーマットで送信し、スイッチステイタスメモリ26aの保存データは1から0に変化する。そして、カウンタ29は、スイッチステイタスメモリ26aのデータが1から0に変化すると、機能スイッチ24の操作が1回行われたものと判断して1回カウントし、機能ステイタスメモリ28の値を0から1に変化させる。このとき、主制御部26は、チャイルドセイフティモードに設定され当該モードに準じた制御を行う。
これと同時に、機能ステイタスメモリ28の値の変更に伴い表示ステイタスを示すフレームを1にした信号、及び、送信元であるマスタサーバ21のアドレス、送信先であるスレーブサーバ22のアドレス含む所定のフォーマットからなる信号をバスライン23に送信する。通信部31は、バスライン23を通して当該信号を受信すると、制御部30が自己宛の信号であるかを判断するとともに、表示ステイタスメモリ30a2を1にする。制御部30は、内部メモリ30a2の値が変化すると、機能スイッチ状態表示部25に点灯を示す信号を出力してLED25aを点灯させる。
次に、この状態から再度機能スイッチ24を押圧すると、前と同様に、通信部31からマスタサーバ21に向けてスイッチステイタスを示す1と0の信号が0msecの時点と70msecの時点に送信され、カウンタ29によって機能スイッチ24が1回操作されたと判断して1回としてカウントし、今度は機能ステイタスメモリ28の値を1から0に変化させる。このとき、主制御部26はチャイルドセイフティモード解除モードになり、当該モードに準じた制御を行う。また、機能ステイタスメモリ28の値が変化すると同時に、スレーブサーバ22に表示ステイタスを示すフレームが0の信号を送信して表示ステイタスメモリ30a2を0にし、機能スイッチ状態表示部25に消灯を示す信号を送信し、機能スイッチ状態表示部25は次に1の信号が入力されるまで消灯を維持する。
このようにして、機能ステイタスメモリ28の保存データは、機能スイッチ24の1回の操作、すなわちオフからオンになりまたオフになる操作に対応して交互に0から1に変更される。すなわち、初期状態がチャイルドセイフティモード解除モードとすると、機能スイッチ24のオン操作の回数が偶数回の際には機能ステイタスメモリ28の保存データは0になり、その場合にはチャイルドセイフティモード解除モードとするとともにLED25aを消灯する。機能スイッチ24のオン操作の回数が奇数回の際には機能ステイタスメモリ28の保存データは1になり、その場合にはチャイルドセイフティモードとしてLED25aを点灯する。
なお、スレーブサーバ22は、当該スレーブサーバ22を駆動する電源が再投入され、制御部30のリセット状態が解除される度に、マスタサーバ21に信号の返信を指示する要求信号を送信し、表示ステイタスメモリ30a2のデータを機能ステイタスメモリ28のデータに合わせる処理を行う。これは当該処理が行われないと以下の不都合が生じるからである。具体的には、チャイルドセイフティモードに設定されている状態で、過大な振動等によってスレーブサーバ22の電源供給経路を形成するコネクタの接続が一時的に断たれてスレーブサーバ22の電源供給が瞬断すると、表示ステイタスメモリ30a2は一般的なRAMであるため、リセットされて値が1から0になり、チャイルドセイフティモードであるにも係わらず、LED25aが消灯してしまうことになり、この状態は再度機能スイッチ24が操作されるまで続く。これは、前述のようにスイッチステイタスメモリ30a1の内容が0から1、1から0に変更されない限り、すなわち機能スイッチ24が操作されない限りは、マスタサーバ21に信号が送信されず、このため機能ステイタスメモリ28の値は変更されず、また機能ステイタスメモリ28の値が変更されない限りはスレーブサーバ22に信号が送信されず、表示ステイタスメモリ30a2の値が変わらないためである。
このような場合、表示ステイタスメモリ30a2をRAMで構成する代わりに、電源が瞬断されてもデータ内容が保存されかつ書き替え可能なE2 PROMで構成することも考えられるが、E2 PROMは高価であるためコストアップになってしまうという問題がある。
実開平02−046491号公報
ところで、前述した従来の車両用制御装置においては、電源が瞬断した場合に容易に確認することが可能であるが、双方向通信システムであり、当該双方向通信におけるフォーマット等を決めた通信上の取り決め(プロトコル)は各車各様であるため、開発等に多くの手間が掛かり、また、IC等の標準化が難しく、さらにはメンテナンスサービスも煩雑になってしまい、安価にできないという問題がある。
ここで、統一された規格であるリンバス{LIN(Local Interconnect Network)−BUS}を用いることが考えられる。当該リンバスにおいては、所定時間間隔毎にマスタサーバ21への信号の返信を要求する要求信号をスレーブサーバ22に送信し、スレーブサーバ22は要求信号を受信した場合にのみ信号を送信するもので、当該双方向通信においてはスレーブサーバ22は、所定の状態になるとマスタサーバ21に向けて信号を送信するものと異なる。ただし、基本的なブロック図は変らず、その他の基本的な動作は前述の双方向通信の場合と変わりがないので、以下当該リンバスを用いた場合について図3を流用して説明する。
当該リンバスのマスタサーバ21の主制御部26は、所定時間間隔毎の、例えばスイッチのオン時間の70msecよりも短い50msec毎に送信タイミングが到来すると、その都度、送信元、送信先のアドレスを含む要求信号を形成し、その要求信号を通信部27からリンバス23を通してスレーブサーバ22に送信し、スレーブサーバ22は当該信号を受信すると、そのときのスイッチステイタスデータを示す信号を返信するようにする。具体的にはある任意の時間を基準にして、その際に要求信号を送信し、その10msecから80msecにおいて、機能スイッチ24がオン信号を発生した場合を想定すると、時間が0msecの際にはスイッチステイタスメモリ26aを0にし、50msecが経過した次のタイミングでは1になり、さらに50msec経過した次のタイミングでは0になる。そして、前述の双方向通信と同様の動作により、スイッチステイタスメモリ26aは0、1、0の値になり、1から0に変わるとカウンタ29で1回カウントして機能ステイタスメモリ28の値を変更し、そして当該値が変化すると、表示ステイタスのフレームを機能ステイタスに合わせたデータにしてスレーブサーバ22に送信し、表示ステイタスメモリ30a2のデータを変更し、制御部30が当該データの変更を検知すると機能スイッチ状態表示部25に信号を出力し、機能スイッチ状態表示部25でLED25aを点灯あるいは消灯させる。
しかしながら、当該リンバスにおいても、前述の双方向通信と同様に、機能スイッチ24が操作され、スイッチステイタスメモリ26aの値が変更されない限りは機能ステイタスメモリ28の値が変らず、機能ステイタスメモリ28の値が変らない限りは表示ステイタスメモリ30a2を変更する信号が送信されず、スレーブサーバ22の電源が瞬断された場合、設定されているモードと表示が予め定められた関係にならないという問題がある。なお、前述の双方向通信の場合には、電源が投入された段階で、スレーブサーバ22からマスタサーバ21のメモリを確認するように要求信号を送信することは可能であるが、リンバスにおいてはスレーブサーバ22が自らは信号を送信しないのでこのようにはできない。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、安価にすることが可能な通信システムを利用でき、さらにスレーブサーバに高価なメモリを必要とせず、同時にシステムの電源が瞬断された場合であっても、瞬断前のモードに合わせた表示が可能となる車両用制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明による車両用制御装置は、操作の度に所定の信号を出力して非操作位置に自動復帰する自己復帰型機能スイッチと、少なくとも異なる2つの表示状態を有する表示部と、自己復帰型機能スイッチと表示部とが接続され自己復帰型機能スイッチのオンかオフかの操作状態を示すスイッチステイタス信号を送信するとともに表示部の表示状態を決める表示ステイタス信号を受信して表示部の表示を所定の状態に表示させる制御部を有するスレーブサーバと、スイッチステイタス信号を受信するとともに当該受信信号に応じて機能ステイタスメモリの保存データを書き替え、当該保存データに合わせて車両に設けられた被制御部に対する制御を所定のモードで制御する主制御部を有するマスタサーバと、マスタサーバとスレーブサーバ間に接続配置されたバスラインとをそれぞれ車両に配置し、マスタサーバは所定時間間隔でバスラインを通して要求信号を送信し、スレーブサーバはその要求信号の受信に応答してバスラインを通してスイッチステイタスを示す信号を送信し、主制御部は所定時間間隔で機能ステイタスメモリの保存データに合わせて表示ステイタス信号を形成して当該表示ステイタス信号をバスラインを通してマスタサーバからスレーブサーバに送信する手段を具備する。
また、前記手段において、マスタサーバは、表示ステイタス信号の送信を、要求信号の送信時にバスラインを介してスレーブサーバ側に送信するようにした他の手段を具備する。
さらに、前記手段または前記他の手段において、主制御部に、スイッチステイタス信号によって、自己復帰型機能スイッチの1回の操作をカウントするカウンタを設け、当該カウントされる毎に機能ステイタスメモリの保存データを交互に切り替え、当該保存データに合わせてモードを所定のモード及び所定のモードの解除モードに切り替え、同時に表示部を点灯及び消灯の異なる2つの表示状態にしたさらに他の手段を具備する。
以上のように、請求項1に記載した車両用制御装置によれば、マスタサーバにおいて所定の時間間隔で、機能ステイタスメモリの内容に対応した表示ステイタス信号をバスラインを通して送信し、スレーブサーバにおいては受信した表示ステイタス信号に応じて表示部の表示を所定の状態に表示するようにしたので、スレーブサーバの電源が瞬断された場合であっても所定の時間が経過すれば、マスタサーバ側の機能ステイタスに基づいた主制御部のモードと、スレーブサーバの表示をリンクさせることができ、当該所定の時間間隔を短くした場合には、リンクの不一致が殆ど問題にならない。
また、請求項2に記載した車両用制御装置によれば、マスタサーバは、表示ステイタス信号の送信を、要求信号の送信時に送信しているので、マスタサーバからスレーブサーバへの信号送信を要求信号の送信時のみとすることができ、それにより前記効果を達成できる他に、信号伝送効率を高めることができる。
さらに、請求項3に記載した車両用制御装置によれば、主制御部に、スイッチステイタス信号によって、自己復帰型機能スイッチの1回の操作をカウントするカウンタを設け、当該カウントされる毎に保存データを交互に切り替え、保存データに合わせてモードを所定のモードへの設定及び所定のモードの解除モードに切り替え、同時に表示部を点灯及び消灯の異なる2つの表示状態にしているので、所定のモードへの設定及び解除とそれに合わせて点灯と消灯を繰り返し行うように制御する制御装置への適用が容易に可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による車両用制御装置の一つの実施の形態に係わるもので、その要部構成を示すブロック図である。図1の構成と図3の従来例の構成との見掛け上の違いは、主制御部6の内部メモリ6aにスイッチステイタスメモリ6a1の他に、表示ステイタスメモリ6a2を設けている点である。
具体的には、本発明による車両用制御装置は、マスタサーバ1と、スレーブサーバ2と、マスタサーバ1とスレーブサーバ2を接続するバスライン3とを有しており、さらに、スレーブサーバ2には、プッシュスイッチからなる機能スイッチ(自己復帰型機能スイッチ)4と、機能スイッチ4によりチャイルドセイフティモード(所定のモード)に設定されている場合はLED5aを点灯させ、解除(所定のモードの解除モード)された場合にはLED5aを消灯させる機能スイッチ状態表示部(表示部)5とが接続されている。
マスタサーバ1には、図示を省略した助手席あるいは後部座席用のパワーウインドウスイッチ及びパワーウインドウ駆動部が直接あるいはバスライン3を介して接続され、マスタサーバ1は、車両用制御装置の各部を統括制御する主制御部6と、スレーブサーバ2との間でバスライン3を通して各種信号を送受信する通信部7と、スレーブサーバ2から送信される機能スイッチ4のオン操作信号から機能スイッチ4の1回の操作をカウントするカウンタ9と、カウンタ9のカウントに対応して0と1の2つの値を交互にとるように保存データが更新されるE2 PROM(E squared PROM)等からなる機能ステイタスメモリ8とを有し、主制御部6は、通信部7と機能ステイタスメモリ8とカウンタ9にそれぞれ接続され、通信部7はバスライン3に接続される。なお、機能ステイタスメモリ8に収納されるデータは、チャイルドセイフティモードの設定と解除(以下、機能ステイタスと呼ぶ)を示し、チャイルドセイフティモードに設定されている場合には値を1、解除されている場合は0になっている。
スレーブサーバ2は、周辺機器等の制御を行う制御部10と、マスタサーバ1との間でバスライン3を通して各種信号を送受信する通信部11と、制御部10内に設けられ、機能スイッチ4のオンオフ状態(以下、スイッチステイタスと呼ぶ)を示すデータを保管するスイッチステイタスメモリ10a1、及びLED5aの点灯と消灯(以下、表示ステイタスと呼ぶ)を決定するデータを保管する表示ステイタスメモリ10a2を持つRAM等からなる内部メモリ10aとを備えており、制御部10は、機能スイッチ4と機能スイッチ状態表示部5と通信部11にそれぞれ接続され、通信部11はバスライン13に接続される。
この場合、リンバスは、制御部10及び主制御部6において、バスライン3を介して情報の通信制御を行うものであり、図2にその送信される信号を示す。図2のa)はマスタサーバ1からスレーブサーバ2に送信する信号を示し、図2のb)はスレーブサーバ2からマスタサーバ1に送信する信号を示す。なお、それぞれの信号を構成するフレームの具体的な信号波形についてはその図示を省略するが、それぞれのデータ内容を示すデジタル信号になっている。
図2のa)に示すように、マスタサーバ1からスレーブサーバ2に送信する信号は、規格でフォーマットが定められ、主にデータの送信を知らせ返信を要求するためのヘッダと呼ばれるフレームと、それに続く複数のデータフレームからなり、そのデータフレームには、送信元を示す信号、送信先を示す信号、表示ステイタスを示す信号、その他所定の情報を示す信号が書き込まれている。また、図2のb)に示すように、スレーブサーバ2からマスタサーバ1に送信する信号は、受信完了後、時間t後に返信されるものであって全てがデータフレームからなり、送信元を示す信号、送信先を示す信号、機能スイッチ4のスイッチステイタス情報を示す信号、その他所定の情報を示す信号が書き込まれている。なお、図2に示されるように、マスタサーバ1からの信号の送信、及び時間t後のスレーブサーバ2からの信号の送信によって、スレーブサーバ2とマスタサーバ1との間で1回の送受信が行われる。
なお、後述するマスタサーバ1とスレーブサーバ2の交信において、送信元を示す信号、送信先を示す信号は必ず書き込まれているが、必要でない信号、あるいは対応する情報を持っていない場合には、それに相当するフレームに情報を示す信号は書き込まれずに空になっており、以下の説明においては、具体的信号の詳細についての説明は省略する。
機能スイッチ4は、自動車等の移動車両に搭乗している子供等がパワーウインドウ開閉スイッチを操作し、それによりウインドウを不必要に開閉させるのを防止するために設けられているもので、チャイルドセイフテイスイッチとも呼ばれ運転席の近傍に設けられており、運転席以外のパワーウインドウ開閉スイッチの動作を行ってもその動作に伴う開または閉の指令を無視するように主制御部6を機能させるものであって、押圧を解除すると非押圧状態に操作ツマミの位置が復帰する自己復帰型タクトスイッチ等のプッシュスイッチが用いられ、このプッシュスイッチが押圧操作されてスイッチオンになる度に、ウインドウ開閉スイッチの操作が無視されるチャイルドセイフテイモードとウインドウ開閉スイッチの操作によってウインドウが駆動されるチャイルドセイフテイモード解除モードが交互に発生する。
すなわち、仮に初期状態において、チャイルドセイフテイモード解除モードであるとすると、ウインドウ開閉スイッチを奇数回操作するとチャイルドセイフテイモードになり、偶数回操作するとチャイルドセイフテイモード解除モードになる。そして、チャイルドセイフテイモードのときには、LED5aが点灯してチャイルドセイフテイモードに設定されていることを示し、チャイルドセイフテイモード解除モードになったときには、LED5aが消灯してチャイルドセイフテイモード解除モードであることを示す。
スレーブサーバ2の制御部10は、所定の時間間隔、例えば10msecで、機能スイッチ4のスイッチステイタスを確認し、スイッチオンの場合には1、スイッチオフの場合には0になるようにスイッチステイタスメモリ10a1のデータを書き替えて保存する。表示ステイタスメモリ10a2には、LED5aの表示ステイタスを決定するデータを保存し、例えば1の場合は点灯、0の場合は消灯を示し、当該表示ステイタスを示すデータに変更かあった場合に機能スイッチ状態表示部5に制御部10から信号を出力し、機能スイッチ状態表示部5が1の信号を受信した場合にはLED5aの点灯を次に0が入力されるまで継続させ、0を受信した場合にはLED5aの消灯を次に1が入力されるまで継続させる。通信部11は、制御部10からの信号を入力した場合にはバスライン3に信号を出力し、また、バスライン3から信号を受信した場合には制御部10に信号を出力する。
マスタサーバ1の通信部7も通信部11と同様であり、主制御部6からの信号を入力した場合にはバスライン3に信号を出力し、バスライン3から信号を受信した場合には主制御部6に信号を出力する。主制御部6は、通信部7から受信した機能スイッチ4のスイッチステイタスを示すデータをスイッチステイタスメモリ6a1で保存し、そのデータが1から0になるとカウンタ9で1回カウントし、カウンタ9がカウントすると機能ステイタスメモリ8の値を、0の場合には1、1の場合には0になるように書き替える。そして、機能ステイタスメモリ8のデータが変更されるとそれに対応して、LED5aの表示ステイタスを示す表示ステイタスメモリ6a2に点灯を示す1のデータを書き込む。そして同時に、主制御部6では機能ステイタスメモリ8の値が1になると、チャイルドセイフテイモードに設定し、0になるとチャイルドセイフテイモード解除モードに設定する。さらに、主制御部6では、所定時間間隔毎、例えば50msec毎に送信タイミングが到来すると、その都度返信指示を示すフレームに返信指示を行うデータ、表示ステイタスを示すフレームにデータを書き込み、送信元のアドレス及び送信先のアドレスを示すフレームに所定のデータを書き込んで通信部7からバスライン3を通してスレーブサーバ2に送信する。
前記構成を有する車両制御装置は、次のように動作する。ただし、ここで行う動作説明は、初期状態として、チャイルドセイフテイモード解除モードになっており、マスタサーバ1側の機能ステイタスメモリ8、スイッチステイタスメモリ6a1、表示ステイタスメモリ6a2、及び、スレーブサーバ2側の内部メモリ10aのスイッチステイタスメモリ10a1、表示ステイタスメモリ10a2のデータが全て0になっている状態を想定する。この状態のときに、機能スイッチ4が押圧操作されてオフからオン状態になり、押圧を解除することによって自動復帰し、オンからオフ状態になった際の動作について説明する。なお、機能スイッチ4はある任意の時間を基準として、その10msecから80msecにおいて、スイッチがオンになり、また、要求信号は0msecから50msecの時間間隔で順次送信されるものとする。
0msecの時点において、返信指示を示すフレームが返信指示を行うデータで、表示ステイタスのフレームが0の信号をマスタサーバ1からスレーブサーバ2に送信する。スレーブサーバ2は、これを受信し、自スレーブサーバ2宛ての信号であるかを確認し、確認が行われると表示ステイタスのデータと表示ステイタスメモリ10a2のデータを比較してそれらの一致を確認する。また、返信を要求されていることを確認すると、スイッチステイタスメモリ10a2は0になっているので、スイッチステイタスが0の信号を送信する。通信部7はこの信号を受信して主制御部6に出力し、主制御部6では、自マスタサーバ1宛ての信号であるかを確認し、確認が行われるとスイッチステイタスを示すフレームの0とスイッチステイタスメモリ6a1に記録されている0とを比較し、この場合同じであるのでスイッチステイタスメモリ6a1を書き替えない。
次に、50msec経過後に0msecの時点と同じ信号を送信し、スレーブサーバ2でこの信号を受信すると前と同様に表示ステイタスメモリ10a2のデータの一致を確認する。なお、返信を要求されていることを確認すると、その際には機能スイッチ4はオンになっているので、スイッチステイタスメモリ10a1は1になっており、スイッチステイタスが1の信号をマスタサーバ1に送信する。このとき、マスタサーバ1では、前述の動作が行われ、スイッチステイタスのデータとスイッチステイタスメモリ10a1に収納されているデータとを比較し、この場合に異なっているのでスイッチステイタスメモリ6a1のデータを0から1に変更する。
次いで、100msec経過後に0msecの時点と同じ信号が送信され、それに対して機能スイッチ4はオフになっているので、スイッチステイタスメモリ10a1は0になっており、スイッチステイタスが0の信号をマスタサーバ1に送信する。このとき、前述の場合と同様の動作により、マスタサーバ1はスイッチステイタスメモリ6a1のデータを1から0に変更する。
カウンタ9は、スイッチステイタスメモリ6a1のデータが1から0に変化したので機能スイッチ4の操作が1回行われたものと判断して1回カウントし、機能ステイタスメモリ8の値を0から1に変化させる。このとき、主制御部6はチャイルドセイフテイモードに設定され、そのモードに準じた制御を行う。また、表示ステイタスメモリ6a2の値を1に変更する。
この後、150msec経過後においては、表示ステイタスメモリ6a2が1になっているので、表示ステイタスを1にした信号を送信する。スレーブサーバ2がこの信号を受信すると、表示ステイタスメモリ10a2のデータを書き替え、この書き替えが行われると、制御部10は、LED5aを点灯するように機能スイッチ状態表示部5に制御信号を供給する。機能スイッチ状態表示部5は次に0の信号が入力されるまでLED5aの点灯を維持する。
なお、この状態から再度機能スイッチ4を押圧すると、同様に、主制御部6は時間の経過に伴ってスイッチステイタスがそれぞれ0、1、0の信号を受信し、カウンタ9は1回カウントして機能ステイタスメモリ8のデータを1から0に変更し、表示ステイタスメモリ6a2のデータも1から0に変更する。そして、次の送信タイミングがきたとき、表示ステイタスを0にした信号をスレーブサーバ2に送信し、表示ステイタスメモリ10a2のデータを0に書き替え、LED5aを消灯する。
このようにして機能ステイタスメモリ8には、機能スイッチ4の1回の操作、すなわちオフからオンになり、又オフになる操作に対応して交互に保存データを0から1に変更する。すなわち、初期状態がチャイルドセイフテイモード解除モードである場合、機能スイッチ4のオン操作の回数が偶数回の際には機能ステイタスメモリ8の保存データは0になり、その場合にはチャイルドセイフテイモード解除モードにするとともにLED5aを消灯する。機能スイッチ4のオン操作の回数が奇数回の際には機能ステイタスメモリ8の保存データは1になり、その場合にはチャイルドセイフテイモードとしてLED5aを点灯する。
なお、チャイルドセイフテイモードの状態で、過大な振動等によってスレーブサーバ2の図示が省略された電源供給経路に配置されるコネクタの接続が一時的に断たれ、スレーブサーバ2の電源供給が瞬断すると、機能ステイタスメモリ8はE2 PROMで構成されているため1の値が維持されるのに対して、表示ステイタスメモリは通常のRAMであるためその値が1から0になる。しかるに、本発明においては、電源が復帰した直後にマスタサーバ1からスレーブサーバ2に送信される要求信号には前述したように表示ステイタスを1にした信号が送信されるので、LED5aは直ちに点灯する。
なお、前記実施の形態においては、機能スイッチ4として、非押圧状態においてオフであり、押圧したときオンになるスイッチを用いた例を挙げて説明したが、このようなスイッチの代わりに、非押圧状態においてオンであり、押圧したときオフになるスイッチを用いるようにしてもよい。
また、前記実施の形態においては、スイッチステイタスメモリ10a1、6a1のデータとして、機能スイッチ4のオン時に1で、オフ時に0になるようにしたが、オン時に0で、オフ時に1になるようなデータに変更するようにしてもよい。さらに、表示ステイタスメモリ10a2、6a2のデータとして、0のときにLED5aの消灯を、1のときに点灯を指示させるようにしたが、それとは逆に、データが1のときにLED5aの消灯を、データが0のときに点灯を指示させるように変更してもよい。
同じく、機能ステイタスメモリ8においても、データが1のときにチャイルドセイフテイモードの設定、データが1のときにチャイルドセイフテイモードの解除の設定になるようにしているが、その反対に、データが0のときにチャイルドセイフテイモードの設定、データが1のときにチャイルドセイフテイモードの解除の設定になるように変更するようにしてもよい。さらに、カウンタ9は、スイッチステイタスメモリ6a1のデータが1から0に変わった場合にカウントするようにしているが、データが0から1に変わった場合にカウントするようにしてもよく、データが0、1、0の順に変わったときにカウントするようにしてもよい。
この他に、前記実施の形態においては、マスタサーバ1がスレーブサーバ2に対してスイッチステイタスメモリ6a1のデータの送信を指示する信号の送信時に、表示ステイタスを示す信号を送信するようにしているが、表示ステイタスを示す信号の送信を前記データの送信を指示する信号の送信時ではなく、別の送信タイミング時に送信するようにしてもよい。
本発明による車両用制御装置の実施の形態に係わるもので、その要部構成を示すブロック図である。 マスタサーバとスレーブサーバ間に送信される送信信号の信号フォーマットを表す信号構成図である。 既知の車両用制御装置の一例を示す要部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 マスタサーバ
2 スレーブサーバ
3 バスライン
4 機能スイッチ(自己復帰型機能スイッチ)
5 機能スイッチ状態表示部(表示部)
6 主制御部
7、11 通信部
8 機能ステイタスメモリ
9 カウンタ
10 制御部

Claims (3)

  1. 操作の度に所定の信号を出力して非操作位置に自動復帰する自己復帰型機能スイッチと、少なくとも異なる2つの表示状態を有する表示部と、前記自己復帰型機能スイッチと前記表示部とが接続され前記自己復帰型機能スイッチのオンかオフかの操作状態を示すスイッチステイタス信号を送信するとともに前記表示部の表示状態を決める表示ステイタス信号を受信して前記表示部の表示を所定の状態に表示させる制御部を有するスレーブサーバと、前記スイッチステイタス信号を受信するとともに当該受信信号に応じて機能ステイタスメモリの保存データを書き替え、当該保存データに合わせて車両に設けられた被制御部に対する制御を所定のモードで制御する主制御部を有するマスタサーバと、前記マスタサーバと前記スレーブサーバ間に接続配置されたバスラインとをそれぞれ前記車両に配置し、前記マスタサーバは所定時間間隔で前記バスラインを通して要求信号を送信し、前記スレーブサーバはその要求信号の受信に応答して前記バスラインを通して前記スイッチステイタスを示す信号を送信し、前記主制御部は所定時間間隔で前記機能ステイタスメモリの保存データに合わせて前記表示ステイタス信号を形成して当該表示ステイタス信号を前記バスラインを通して前記マスタサーバから前記スレーブサーバに送信することを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記マスタサーバは、前記表示ステイタス信号の送信を、前記要求信号の送信時に前記バスラインを通して前記スレーブサーバに送信するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 前記主制御部に、前記スイッチステイタス信号によって、前記自己復帰型機能スイッチの1回の操作をカウントするカウンタを設け、そのカウンタがカウントされる毎に前記機能ステイタスメモリの保存データを交互に切り替え、当該保存データに合わせて前記モードを所定のモード及び所定のモードの解除モードに切り替え、同時に前記表示部を点灯及び消灯の異なる2つの表示状態としたことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の車両用制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014017657A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Denso Corp 電子制御装置
JP2020100390A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 アイトロニクス カンパニー リミテッド Lin通信車両のlinスレーブユニット制御方法
CN112887954A (zh) * 2020-11-04 2021-06-01 博泰车联网(南京)有限公司 用于车辆交互的方法、计算设备和计算机存储介质

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