JP2006036110A - ステアリングロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立の作業性を向上させることが可能なステアリングロック装置を提供することにある。
【解決手段】ロックストッパ45は、本体部52とロックバー支持柱54とを含んで単一のものにて構成されている。このため、本体部52及びロックバー支持柱54が別部材にて構成されている場合とは異なり、両者を組み付ける必要がない。さらに、ロックストッパ45は、変換手段(シャフト44の雄ねじ部51及びロックストッパ45の雌ねじ部53)の一部を含んで単一の部材にて構成されている。このため、変換手段の一部がロックストッパ45とは別部材にて構成されている場合とは異なり、変換手段の一部をロックストッパ45に組み付ける必要がない。
【選択図】 図8

Description

本発明は、ステアリングシャフトに対してロックバーを嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にするステアリングロック装置に関する。
近年、自動車においては、モータ等のアクチュエータの駆動力に基づきステアリングシャフトに対してロックバーを嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にする電子式のステアリングロック装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
この種のステアリングロック装置は、ロックボディを備えている。ロックボディは、ステアリングシャフトが挿通されるコラムチューブをブラケットと協働して挟持するように、該ブラケットに対してボルト締めされている。
ロックボディ内には、ステアリングシャフトに対して係脱可能なロックバー、そのロックバーをステアリングシャフトに対して係脱させるための駆動源となるモータ、そのモータの駆動力をロックバーに伝達するための伝達機構、前記モータを制御するための電気回路が設けられたステアリングロックECUが収容されている。また、同ロックボディ内には、ステアリングシャフトに対してロックバーが嵌合されているロック状態である旨を検出するロック状態検出スイッチ、ステアリングシャフトに対するロックバーの嵌合が解除されているアンロック状態である旨を検出するアンロック状態検出スイッチも収容されている。
そして、ロックボディ内に収容される上記各部材の各々は、ロックボディにおいてコラムチューブと係合される一端部とは反対側の他端部に形成された開口部を介してロックボディ内に挿入される。そして、上記各部材の各々は、ロックボディ内に設けられた収容部の所要位置に配設される。そして、ステアリングロック装置は、ロックボディの他端部において該開口部を閉塞するためのリッドを備えている。これにより、ステアリングロック装置は、ロックボディ内に収容された上記各部材がリッドにて覆われる。その結果、このようなステアリングロック装置を備えた自動車では、ステアリング操舵が不可能なロック状態が好適に維持されることで、盗難防止機能が発揮される。
特開2003−063354号公報
ところで、前記伝達機構は、モータの出力軸と一体的に回動可能なウォームギア、そのウォームギアに噛合されるヘリカルギア、そのヘリカルギアと一体的に回動可能なシャフトを備えている。シャフトの外周面の一部には、雄ねじ部が設けられている。そして、前記伝達機構は、前記シャフトの雄ねじ部が螺合される雌ねじ部を有するリフト、そのリフトと一体的に進退可能なロックストッパ、そのロックストッパとロックバーとの間に介在されて該ロックバーをステアリングシャフト側に付勢するスプリングも備えている。
このように従来のステアリングロック装置は、伝達機構1つをとってみても、多種多様の部材を備えている。このため、従来のステアリングロック装置では、該ステアリングロック装置を組み立てるのに際して、組立作業が非常に煩雑で時間の掛かるものとなっていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、組立の作業性を向上させることが可能なステアリングロック装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ステアリングシャフトに対してロックバーを嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にするステアリングロック装置において、ロックバーをステアリングシャフトに対して係脱させるための駆動源となるアクチュエータと、そのアクチュエータの駆動力をロックバーに伝達するための伝達機構とを備え、前記伝達機構は、前記アクチュエータの駆動力に基づいて進退可能な第1移動手段と、その第1移動手段と一体的に移動することでもってロックバーを進退させる第2移動手段とを含み、同伝達機構には、前記第1移動手段と前記第2移動手段との両者を含む単一の運動部材を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステアリングロック装置において、前記伝達機構は、前記アクチュエータの駆動力に基づいて回動可能なシャフトを含み、前記運動部材は、前記シャフトの回転運動を該運動部材の直線運動に変換することでもって、該直線運動に基づいてロックバーを進退させる変換手段の一部をさらに含んで単一の部材にて構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のステアリングロック装置において、前記シャフト及び前記運動部材の一方には、雄ねじ手段を設け、前記シャフト及び前記運動部材の他方には、前記雄ねじ手段が螺合される雌ねじ手段を設け、前記雄ねじ手段と前記雌ねじ手段とにより前記変換手段を構成したことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のステアリングロック装置において、前記シャフトの回転運動に伴う前記運動部材の連れ回りを禁止して該運動部材の直線運動のみを許容するように該運動部材を案内する案内手段を備えたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のステアリングロック装置において、前記運動部材は、ステアリングシャフトに対するロックバーの位置に連動して移動することでもって、ステアリングシャフトに対するロックバーの位置を特定するための指標となる被検出物を保持する保持手段をさらに含んで単一の部材にて構成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のステアリングロック装置において、前記運動部材は、前記ロックバーが進退される方向とは直交する方向に沿って、該ロックバーの側部に配置されていることを要旨とする。
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によれば、運動部材は、第1移動手段と第2移動手段とを含んで単一のものにて構成されている。このため、両者が別部材にて構成されている場合とは異なり、両者を組み付ける必要がない。要するに、伝達機構において、一体的に移動する両者を含む単一の運動部材を設けることで、両者を組み付ける必要がなくなる。
請求項2又は請求項3に記載の発明によれば、運動部材は、第1移動手段及び第2移動手段に加えて、さらに変換手段(雄ねじ手段及び雌ねじ手段)の一部を含んで単一の部材にて構成されている。このため、変換手段の一部が運動部材とは別部材にて構成されている場合とは異なり、変換手段の一部を運動部材に組み付ける必要がない。従って、組立の作業性を一層向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、運動部材が案内手段により好適に案内された上で、アクチュエータの駆動力が運動部材からロックバーに伝達される。このため、ロックバーをステアリングシャフトに対して確実に係脱させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、運動部材は、第1移動手段及び第2移動手段に加えて、さらに保持手段を含んで単一の部材にて構成されている。このため、保持手段が運動部材とは別部材にて構成されている場合とは異なり、保持手段を運動部材に組み付ける必要がない。従って、組立の作業性を一層向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、運動部材は、ロックバーが進退される方向とは直交する方向に沿って配置されている。このため、ロックバーが進退される方向に沿って運動部材が配置されている構成と比較して、該ロックバーが進退される方向に沿った伝達機構の長さを短くすることが可能となる。従って、伝達機構を小型化することができる。
本発明は、組立の作業性を向上させることができる。
以下、本発明を自動車のステアリングロック装置に具体化した一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のステアリングロック装置1は、モータ31の回転駆動力に基づきステアリングシャフト2に対してロックバー61を嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にする電子式のステアリングロック装置である。
ステアリングロック装置1は、マグネシウムダイカストから成るロックボディ10を備えている。ステアリングロック装置1は、ロックボディ10に対して、ロックバーユニット20が組み付けられている。ロックボディ10は、ステアリングシャフト2が挿通されるコラムチューブ3をブラケット4と協働して挟持するように、該ブラケット4に対してボルト5により締め付けられる。
前記ロックボディ10においてコラムチューブ3と係合される側の端面には、円弧面状の取付部11が形成されている。取付部11には、ロックボディ10の内方へ向かうように、収容凹部12が形成されている。収容凹部12の内底面13には、締結ボルト用貫通孔14が形成されている。締結ボルト用貫通孔14には、締結ボルト6が挿通される。締結ボルト6は、外周面に雄ねじが形成された略円柱状の締結部7と、該締結部7の一端に設けられた頭部8とを備えている。頭部8の直径は、前記締結ボルト用貫通孔14の外径よりも大きく形成されている。これにより締結ボルト6の頭部8は、前記収容凹部12の内底面13において、締結ボルト用貫通孔14の周縁部に係合する。
また、ロックボディ10において、取付部11と反対側の側壁には、開口部15が形成されている。前記ロックバーユニット20は、開口部15を介してロックボディ10内の収容部16に挿入されて、ロックボディ10に対して組み付けられている。
図2に示すように、ロックバーユニット20は、ロック機構部30、マグネシウムダイカストから成るリッド70及び樹脂から成るケース110を備えている。ロック機構部30は、リッド70とケース110との協働により支持されている。ロック機構部30は、モータ31、伝達機構41(図6参照)及びロックバー61を備えている。モータ31は、ロックバー61をステアリングシャフト2に対して係脱させるための駆動源である。伝達機構41は、モータ31の駆動力をロックバー61に伝達する。リッド70は、ロックボディ10の開口部15を閉塞する。
図3(a),(b)に示すように、リッド70の内面中央からは、該リッド70の内面に対して直交する方向に沿って、モータ31を支持する第1支持体71が突設されている。第1支持体71は、モータ31の上部が係合される上壁72、モータ31の下部が係合される下壁73、モータ31の一端部が係合される一側壁74、モータ31の他端部が係合される他側壁75とにより略四角枠状に形成されている。一側壁74には、モータ31の軸受32(図2参照)が係合される円弧面76が切欠形成されている。他側壁75にも、同様の円弧面77が設けられている。要するに、モータ31をロックボディ10に依存することなく支持する第1支持手段の少なくとも一部(第1支持体71)がリッド70に一体的に設けられている。ちなみに、モータ31の一側部は、リッド70の内面に係合される。
リッド70の内面において、第1支持体71の一側上部からは、該リッド70の内面に対して直交する方向に沿って、伝達機構41及びロックバー61を支持する第2支持体81が突設されている。第2支持体81は、伝達機構41及びロックバー61の上部が係合される上壁82、伝達機構41及びロックバー61の一側部が係合される一側壁83、伝達機構41及びロックバー61の他側部が係合される他側壁84とにより断面コ字状に形成されている。
リッド70の内面において、第2支持体81の下方には、前記伝達機構41の一部に係合される第1ブッシュ35(図6参照)を支持する第1ブッシュ受け91が形成されている。第1ブッシュ受け91の下方には、前記伝達機構41を構成するリーフスプリング48(図6参照)を支持する断面略M字状のリーフ支持部92が形成されている。要するに、伝達機構41をロックボディ10に依存することなく支持する第2支持手段の少なくとも一部(第2支持体81、第1ブッシュ受け91、リーフ支持部92)がリッド70に一体的に設けられている。
リッド70の内面において、第1支持体71の上部には、円柱状の締結体93が突設されている。締結体93の先端部には、雌ねじ部94が形成されている。締結体93の先端部は、前記ロックボディ10の収容凹部12の外側面に当接される。締結体93の先端部が収容凹部12の外側面に当接された状態で、締結ボルト6を取付部11から締結ボルト用貫通孔14を介して該締結体93の雌ねじ部94に螺入することにより、リッド70(ロックバーユニット20)はロックボディ10に対して固定される。
図4〜図6に示すように、リッド70の内面において、下部両側には、嵌合突部95,95が形成されている。嵌合突部95は、基部96と、基部96の先端から下方に向かって延設された嵌合片97とにより断面L字状に形成されている。一方、ケース110の両側部には、リッド70の嵌合突部95が嵌合される嵌合凹部111,111が形成されている。そして、リッド70の嵌合突部95がケース110の嵌合凹部111に嵌合されることにより、リッド70に対してケース110が位置決めされる。特に、リッド70の嵌合突部95がケース110の嵌合凹部111に嵌合される方向とは直交する方向に沿ったケース110の移動が、該嵌合により規制される。
ケース110の裏面には、収容凹部112が設けられている。収容凹部112には、モータ31を制御するための電気回路が設けられたステアリングロックECU113が配置されている。収容凹部112には、円柱状の突部114が複数(本実施形態では2つ)設けられている。ステアリングロックECU113には、収容凹部112の突部114が係入される円孔115が設けられている。ステアリングロックECU113は、収容凹部112の突部114が円孔115に係入されて熱かしめされることにより、ケース110に対して固定されている。要するに、ケース110は、ステアリングロックECU113を該ケース110自らが単独で支持するものである。特に、ケース110は、ステアリングロックECU113の一側(部品実装面)の全体を覆っている。これにより、ステアリングロックECU113の電気回路に対する異物(特に金属粉等)の混入がケース110により遮られる。
ケース110には、第1ターミナル116、第2ターミナル117がインサート成形されることにより一体的に設けられている。第1ターミナル116は、モータ31に設けられた対外ターミナルに対して直接的に接続される。第2ターミナル117はロックボディ10の外部に設けられる車載バッテリ150(図7参照)から供給される電力を該第2ターミナル117自らがステアリングロックECU113の電気回路に供給することでもって、該電力をステアリングロックECU113の電気回路及び第1ターミナル116を介してモータ31に供給するための媒体となる。
第1ターミナル116の一端は、ケース110の表面から上方に向かって立設されている。第1ターミナル116の一端は、モータ31の対外ターミナルに対して摺接する摺接部、同対外ターミナルに対して弾性的に接触する弾性片として機能する。これにより、モータ31を含むリッド70に対してケース110が組み付けられることでもって、第1ターミナル116は、モータ31の対外ターミナルに対して好適に接続(電気的に接続)される。第1ターミナル116の他端は、収容凹部112内において露出されている。第1ターミナル116の他端は、ステアリングロックECU113の電気回路に対して直接的に接続される。
第2ターミナル117の一端は、ケース110の裏面側において、ステアリングロックECU113に隣接する位置に露出された状態でもってハウジング118により覆われている。第2ターミナル117の他端は、収容凹部112内において露出されている。第2ターミナル117の他端は、ステアリングロックECU113の電気回路に対して直接的に接続される。要するに、モータ31への給電態様は、図7に示す通りである。
前記ハウジング118は、ケース110と一体に形成されている。第2ターミナル117の一端及びハウジング118により第1コネクタ119が構成されている。第1コネクタ119は、車載バッテリ150からの電力を該第1コネクタ119自らがステアリングロックECU113の電気回路に供給することでもって、該車載バッテリ150からの電力を前記ステアリングロックECU113の電気回路を介して前記モータ31に供給するための媒体となるものである。要するに、第1コネクタ119は、ステアリングロックECU113を介して間接的にモータ31に接続される。そして、同第1コネクタは、全体がロックボディ10内に収容される(図4参照)。
ケース110において、第1ターミナル116の一端が立設された部分の周辺には、リッド70と協働してモータ31の下部を支持するモータ支持壁120が形成されている。モータ支持壁120の隣には、リッド70と協働して伝達機構41及びロックバー61を支持する支持部121が設けられている。支持部121には、伝達機構41の一部が係合される切欠き溝122が形成されている。切欠き溝122の一端部には、伝達機構41の一部に係合される第2ブッシュ36(図6参照)を支持する第2ブッシュ受け123が立設されている。
図4に示すように、ロックボディ10の底面には、貫通孔17が形成されている。貫通孔17は、開口部15側の端面とは干渉しないように設けられている。貫通孔17には、ケース110の第1コネクタ119と協働して、車載バッテリ150からの電力をモータ31に供給するための第2コネクタ124が係合される。第2コネクタ124は、ロックボディ10の外部から貫通孔17を介して第1コネクタ119に対して嵌合される。
第2コネクタ124には、前記貫通孔17の大きさよりも大きく形成された鍔部125が形成されている。鍔部125は、第1コネクタ119に対して第2コネクタ124が嵌合されている状態において、貫通孔17の周囲の外壁面に係止される。第2コネクタ124の鍔部125は、ロックボディ10の外底面よりも外側へ突出されている。要するに、第2コネクタ124は、少なくとも一部(鍔部125)がロックボディ10の外部に臨んで車載バッテリ150に接続される。
第2コネクタ124は、ロックボディ10において貫通孔17を形成する壁面18により、貫通孔17に対して挿入される方向とは直交する方向に沿った移動が規制される。要するに、第1コネクタ119に対して第2コネクタ124が嵌合されている状態において、ロックボディ10に対するステアリングロックECU113(ロックバーユニット20)の挿入方向とは反対側の抜出方向に沿ったステアリングロックECU113(ロックバーユニット20)の移動が、ロックボディ10の壁面18により規制される。
第1コネクタ119と第2コネクタ124とにより、車載バッテリ150から供給される電力に基づいてモータ31やステアリングロックECU113を作動させるための媒体となる対外接続手段、車載バッテリ150から供給される電力をモータ31やステアリングロックECU113に供給するための媒体となる対外コネクタが構成されている。
図6及び図8に示すように、伝達機構41は、ウォームギア42、ヘリカルギア43、シャフト44、ロックストッパ45、ピン46、スプリング47及びリーフスプリング48を備えている。ウォームギア42は、モータ31の出力軸34に固定されている。ウォームギア42には、ヘリカルギア43が噛合されている。ヘリカルギア43の挿入孔49には、シャフト44の膨出部50が挿入支持されている。このため、ヘリカルギア43及びシャフト44は、モータ31の回転駆動に伴い一体的に回動する。
シャフト44の外周面の一部には、雄ねじ部51が設けられている。雄ねじ部51は、ロックストッパ45の本体部52に係合される。ロックストッパ45は、亜鉛ダイカストからなる。本体部52は、筒状に形成されている。本体部52の内周面には、シャフト44の雄ねじ部51が螺合される雌ねじ部53が設けられている。雌ねじ部53は、切削加工による台形2条ねじにより構成されている。モータ31の回転駆動に伴うシャフト44の回転運動は、雌ねじ部53に対して雄ねじ部51が螺合されることでもって、直線運動に変換される。ロックストッパ45は、前記シャフト44の雄ねじ部51が雌ねじ部53に螺合されている間、移動可能である。
ロックストッパ45において、本体部52の上部には、前記ロックバー61を支持するロックバー支持柱54が形成されている。ロックバー支持柱54には、スプリング47を支持する円柱状のスプリング受け部55がリッド70とは反対側に突設されている。ロックバー支持柱54には、スプリング受け部55と直交する方向にピン貫通孔56が形成されている。
前記ロックバー61は、ロックバー支持柱54を跨ぐようにスプリング47及びピン46を介して本体部52の上面により支持される。ロックバー61の基端部は、断面コ字状に形成されている。ロックバー61の内端面とロックバー支持柱54のスプリング受け部55との間には、スプリング47が介在されている。ロックバー61の基端部両側に位置する一対の側板部62の各々には、長孔63が形成されている。前記ロックバー支持柱54のピン貫通孔56には、ピン46が挿通される。ピン46の両端は、ロックバー61の側板部62において、長孔63を形成する壁面に係合される。要するに、スプリング47の付勢力によりロックバー61がステアリングシャフト2側に付勢された状態でピン46が長孔63を介してピン貫通孔56に挿通される。
ロックバー61は、前記ロックストッパ45と一体に直線運動する。ロックバー61は、リッド70の第2支持体81により、シャフト44の回転運動に伴うロックストッパ45の連れ回りが禁止されることでもって、該ロックバー61の連れ回りも禁止される。要するに、ロックバー61は、リッド70の第2支持体81により、ロックストッパ45の直線運動のみが許容されることでもって、該ロックバー61の直線運動のみが許容される。即ち、第2支持体81は案内手段を構成する。ロックバー61は、長孔63内の範囲だけスプリング47の付勢力により移動可能である。
ロックストッパ45において、本体部52の下部には、マグネット保持部57が形成されている。マグネット保持部57には、マグネット58が収容保持されている。マグネット保持部57は、前記ケース110の切欠き溝122内を移動可能である。
ケース110において、切欠き溝122の直下には、2つのホールIC126,126が設けられている。これらのホールIC126,126は、ステアリングロックECU113に実装されている。これらホールIC126,126は、ステアリングシャフト2に対するロックバー61の位置に連動して移動する前記マグネット58を検出するためのものである。要するに、ホールIC126,126は、ステアリングシャフト2に対してロックバー61が嵌合されているロック状態と、ステアリングシャフト2に対するロックバー61の嵌合が解除されているアンロック状態とを検出するためのものである。
これらのように、ロックストッパ45は、モータ31の駆動力に基づいて進退可能な本体部52と、その本体部52と一体的に移動することでもってロックバー61を進退させるロックバー支持柱54とを含んで単一のものにて構成されている。即ち、本体部52は第1移動手段を構成し、ロックバー支持柱54は第2移動手段を構成する。特に、ロックストッパ45は、ロックバー61が進退される方向に沿って、該ロックバー61の側部に配置されている。また、ロックストッパ45は、モータ31の回転運動を該ロックストッパ45の直線運動に変換することでもって、該直線運動に基づいてロックバー61を進退させる変換手段の一部(雌ねじ部53)をさらに含んで単一の部材にて構成されている。即ち、雄ねじ部51は雄ねじ手段を構成し、雌ねじ部53は雌ねじ手段を構成する。さらに、ロックストッパ45は、ステアリングシャフト2に対するロックバー61の位置に連動して移動することでもって、ステアリングシャフト2に対するロックバー61の位置を特定するための指標となるマグネット58を保持するマグネット保持部57をさらに含んで単一の部材にて構成されている。即ち、マグネット58は被検出物を構成し、マグネット保持部57は保持手段を構成する。
シャフト44の両端には、第1ブッシュ35及び第2ブッシュ36が設けられている。ロックストッパ45は、リーフスプリング48によって常にロックボディ10の取付部11方向に付勢されている。これにより、ロックストッパ45は、シャフト44の雄ねじ部51に対する係合が解除されても、リーフスプリング48の付勢力により、雄ねじ部51に対する係合が直ちに再開可能である。
(実施形態の作用)
次に、上記実施形態のように構成されたステアリングロック装置1の動作について説明する。
ステアリングシャフト2に対してロックバー61が嵌合されている場合、ステアリングロック装置1は、ステアリング操舵が不可能なロック状態である(図1の実線参照)。
このロック状態でエンジン始動操作が行われた場合、ステアリングロックECU113によりモータ31が正転駆動される。すると、ウォームギア42、ヘリカルギア43を介してシャフト44が正回転される。すると、ロックストッパ45の雌ねじ部53に対するシャフト44の雄ねじ部51の螺合により、ロックストッパ45が後退する。すると、ロックバー61も後退する。やがて、アンロック状態を検出するホールIC126によりマグネット58が検出されると、ステアリングロックECU113によりモータ31の正転駆動が停止される。その結果、ステアリングロック装置1は、ステアリングシャフト2に対するロックバー61の嵌合が解除されているアンロック状態となる(図1の二点鎖線参照)。
一方、アンロック状態でエンジンが停止された後、降車に伴って車載ドアが開閉された場合、ステアリングロックECU113によりモータ31が逆転駆動される。すると、ウォームギア42、ヘリカルギア43を介してシャフト44が逆回転される。すると、ロックストッパ45の雌ねじ部53に対するシャフト44の雄ねじ部51の螺合により、ロックストッパ45が進出する。すると、ロックバー61も進出する。やがて、ロック状態を検出するホールIC126によりマグネット58が検出されると、ステアリングロックECU113によりモータ31の逆転駆動が停止される。その結果、ステアリングロック装置1は、ロック状態となる。
次に、上記実施形態のように構成されたステアリングロック装置1の組立方法について説明する。
ロック機構部30(モータ31、伝達機構41、ロックバー61)をリッド70に組み付けて第1サブユニットを構成する。一方、ステアリングロックECU113をケース110に組み付けて第2サブユニットを構成する。そして、第1サブユニットに対して第2サブユニットを組み付けてロックバーユニット20を構成する。次に、ロックバーユニット20をロックボディ10に組み付ける。最後に第2コネクタ124を第1コネクタ119に嵌合する。
上記実施形態のステアリングロック装置1によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ロック機構部30(モータ31、伝達機構41、ロックバー61)がリッド70の第1支持体71及び第2支持体81により支持されることで、リッド70とロック機構部30とを含む1つのユニット(第1サブユニット)が構成されている。そして、このようなユニットが供されてステアリングロック装置1が組み立てられるのに際して、ロック機構部30がロックボディ10の開口部15を介してロックボディ10内の収容部16に挿入される一方、リッド70にてロックボディ10の開口部15が閉塞される。要するに、さほど大きくもないロックボディ10の狭い収容部16内において、全ての組立作業が一貫して行われる訳ではない。このため、該ユニット(第1サブユニット)を構成するのに際して、ロック機構部30は、ロックボディ10の収容部16を区画形成する各壁による規制を何ら受けない。従って、組立の作業性を向上させることができる。
(2)ロック機構部30(モータ31、伝達機構41、ロックバー61)がリッド70とケース110との協働により安定的に支持されることで、リッド70とケース110とロック機構部30とを含む1つのロックバーユニット20が構成されている。このため、該ロックバーユニット20が供されてステアリングロック装置1が組み立てられるのに際して、ロック機構部30をロックボディ10内の収容部16に容易に挿入可能となる。従って、組立の作業性を一層向上させることができる。
(3)ステアリングロックECU113は、リッド70ではなくケース110の収容凹部112に支持される。これにより、リッド70に係合されるロック機構部30の点数が抑制されて、リッド70において過剰に高密度化されてしまうことが回避される。このため、リッド70とロック機構部30とを含む1つのユニット(第1サブユニット)を構成するのに際して、リッド70に対してロック機構部30を容易に係合可能となる。従って、組立の作業性をより一層向上させることができる。
(4)第2コネクタ124がロックボディ10の貫通孔17を介して第1コネクタ119に接続(嵌合)されることで、対外コネクタとしての役目が果たされる。つまり、対外コネクタとしての役目が分担されている。このため、ロックボディ10に対する対外コネクタの干渉を回避するとしても、単一の対外コネクタよりも小さな第1コネクタ119さえロックボディ10に対して干渉しないようにすればよい。加えて、ロックボディ10の貫通孔17の付近に応力集中が生じるとしても、ロックボディ10に切欠溝を設けた従来の構成と比較して、ロックボディ10の開口部15側の端面付近に生じる応力の度合いが小さなものとなる。このため、小型化を阻害することなく、好適な強度を維持することができる。
(5)第2コネクタ124の鍔部125がロックボディ10において貫通孔17の周囲の外壁面に係止されることで、第2コネクタ124の少なくとも鍔部125がロックボディ10の外部に臨む。このため、第2コネクタ124に対する外部の相手コネクタの嵌合作業を好適に行うことができる。
(6)ロックボディ10の壁面18により、ロックボディ10に対するステアリングロックECU113の抜出方向に沿った移動が規制される。このため、秘匿性を向上させることができる。
(7)ケース110に設けられた第1ターミナル116は、モータ31の対外ターミナルに対して直接的に接続される。このため、両者を接続するのに際して、何らかの接続手段を用いる必要がない。従って、組立の作業性を向上させることができる。
(8)ケース110に設けられた第1ターミナル116は、ステアリングロックECU113の電気回路に対しても直接的に接続される。このため、両者を接続するのに際して、何らかの接続手段を用いる必要がない。従って、組立の作業性を一層向上させることができる。
(9)ケース110に設けられた第2ターミナル117は、ステアリングロックECU113の電気回路に対して直接的に接続される。このため、両者を接続するのに際して、何らかの接続手段を用いる必要がない。従って、組立の作業性をより一層向上させることができる。
(10)ロックストッパ45は、本体部52とロックバー支持柱54とを含んで単一のものにて構成されている。このため、両者が別部材にて構成されている場合とは異なり、両者を組み付ける必要がない。要するに、伝達機構41において、一体的に移動する両者を含む単一のロックストッパ45を設けることで、両者を組み付ける必要がなくなる。従って、組立の作業性を向上させることができる。
(11)ロックストッパ45は、本体部52及びロックバー支持柱54に加えて、さらに変換手段(シャフト44の雄ねじ部51及びロックストッパ45の雌ねじ部53)の一部を含んで単一の部材にて構成されている。このため、変換手段の一部がロックストッパ45とは別部材にて構成されている場合とは異なり、変換手段の一部をロックストッパ45に組み付ける必要がない。従って、組立の作業性を一層向上させることができる。
(12)ロックストッパ45がリッド70の第2支持体81により好適に案内された上で、モータ31の駆動力がロックストッパ45からロックバー61に伝達される。このため、ロックバー61をステアリングシャフト2に対して確実に係脱させることができる。
(13)ロックストッパ45は、本体部52及びロックバー支持柱54に加えて、さらにマグネット保持部57を含んで単一の部材にて構成されている。このため、マグネット保持部57がロックストッパ45とは別部材にて構成されている場合とは異なり、マグネット保持部57をロックストッパ45に組み付ける必要がない。従って、組立の作業性を一層向上させることができる。
(14)ロックストッパ45は、ロックバー61が進退される方向とは直交する方向に沿って配置されている。このため、ロックバー61が進退される方向に沿ってロックストッパ45が配置されている構成と比較して、該ロックバー61が進退される方向に沿った伝達機構41の長さを短くすることが可能となる。従って、伝達機構41を小型化することができる。
(別の実施形態)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ステアリングロックECU113をロックボディ10に依存することなく支持する第3支持手段の少なくとも一部をリッド70に一体的に設けた構成としてもよい。
・ロックボディ10において貫通孔17の位置は、第1コネクタ119の位置に応じて、開口部15の端面とは干渉しない範囲で適宜変更してもよいことは言うまでもない。ちなみに、ロックボディ10において、形状が急激に変化する部分(端面等)から離れた位置に貫通孔17を設ける構成が、該部分付近に生じる応力の度合が小さなものとなって好ましい。
・対外接続手段(対外コネクタ)は、3つ以上のコネクタにより構成されていてもよい。
・第1ターミナル116の本数は、モータ31の対外ターミナルの数に応じて適宜変更してもよいことは言うまでもない。
・第2ターミナル117の本数は、ステアリングロックECU113と、該ステアリングロックECU113に電気的に接続される他の車載ECUとの間において行われる各種信号のやりとりに必要な数に応じて適宜変更してもよいことは言うまでもない。
・シャフト44とロックストッパ45との両者において、雌雄の関係を前記実施形態とは逆にすることで、雌ねじ部に対する雄ねじ部の螺合が実現される構成を採用してもよい。
・ステアリングシャフト2に対してロックバー61を嵌合させるために必要な駆動力、及びロックバー61をステアリングシャフト2から引き抜くために必要な駆動力が得られるものであれば、アクチュエータはモータ31のようなモータに限定されない。
・ステアリングシャフト2とロックバー61との両者において、凹凸の関係を前記実施形態とは逆にすることで、ステアリングシャフト2に対するロックバー61の嵌合が実現される構成を採用してもよい。
・ロックストッパ45の雌ねじ部53を金型により成形してもよい。このように構成すれば、製造コストを低減することができる。
本実施形態におけるステアリングロック装置を示す部分断面図。 ステアリングロック装置のロックバーユニット及びロックボディを示す分解斜視図。 (a)はステアリングロック装置のリッドを示す平面図、(b)はステアリングロック装置のリッドを示す斜視図。 ロックバーユニット及び第2コネクタをロックボディに組み付ける際の分解斜視図。 (a)及び(b)はケースをリッドに組み付ける際の分解斜視図。 ステアリングロック装置の分解斜視図。 モータへの給電態様を示すブロック図。 ロック機構部を示す分解斜視図。
符号の説明
1…ステアリングロック装置、2…ステアリングシャフト、31…モータ(アクチュエータ)、41…伝達機構、44…シャフト、45…ロックストッパ(運動部材)、51…雄ねじ部(変換手段、雄ねじ手段)、52…本体部(第1移動手段)、53…雌ねじ部(変換手段、雌ねじ手段)、54…ロックバー支持柱(第2移動手段)、57…マグネット保持部(保持手段)、58…マグネット(被検出物)、61…ロックバー、81…第2支持体(案内手段)。

Claims (6)

  1. ステアリングシャフトに対してロックバーを嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にするステアリングロック装置において、
    ロックバーをステアリングシャフトに対して係脱させるための駆動源となるアクチュエータと、そのアクチュエータの駆動力をロックバーに伝達するための伝達機構とを備え、
    前記伝達機構は、前記アクチュエータの駆動力に基づいて進退可能な第1移動手段と、その第1移動手段と一体的に移動することでもってロックバーを進退させる第2移動手段とを含み、
    同伝達機構には、前記第1移動手段と前記第2移動手段との両者を含む単一の運動部材を設けたことを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 請求項1に記載のステアリングロック装置において、
    前記伝達機構は、前記アクチュエータの駆動力に基づいて回動可能なシャフトを含み、
    前記運動部材は、前記シャフトの回転運動を該運動部材の直線運動に変換することでもって、該直線運動に基づいてロックバーを進退させる変換手段の一部をさらに含んで単一の部材にて構成されていることを特徴とするステアリングロック装置。
  3. 請求項2に記載のステアリングロック装置において、
    前記シャフト及び前記運動部材の一方には、雄ねじ手段を設け、
    前記シャフト及び前記運動部材の他方には、前記雄ねじ手段が螺合される雌ねじ手段を設け、
    前記雄ねじ手段と前記雌ねじ手段とにより前記変換手段を構成したことを特徴とするステアリングロック装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のステアリングロック装置において、
    前記シャフトの回転運動に伴う前記運動部材の連れ回りを禁止して該運動部材の直線運動のみを許容するように該運動部材を案内する案内手段を備えたことを特徴とするステアリングロック装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のステアリングロック装置において、
    前記運動部材は、ステアリングシャフトに対するロックバーの位置に連動して移動することでもって、ステアリングシャフトに対するロックバーの位置を特定するための指標となる被検出物を保持する保持手段をさらに含んで単一の部材にて構成されていることを特徴とするステアリングロック装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のステアリングロック装置において、
    前記運動部材は、前記ロックバーが進退される方向とは直交する方向に沿って、該ロックバーの側部に配置されていることを特徴とするステアリングロック装置。
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