JP2006033515A - 接続状態制御装置、接続状態制御方法及び接続状態制御用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ツリー構造のネットワークシステム内の各ノードにおいて受信すべき配信情報を次々に変更する操作を行った場合、各ノードにおける回線切換をスムーズに行って迅速に再生を行うと共に管理サーバの負担を軽減すること可能な接続態様制御装置等を提供する。
【解決手段】 一の経路を経て配信されているコンテンツをノード14において受信し、且つ受信したコンテンツの再生処理を行っている場合に、他の経路を経て配信されている他のコンテンツをノード14において受信するとき、他の経路内にノード14を接続し、他の経路内に接続した後、他のコンテンツをノード14において受信して再生し、他の経路内にノード14が接続された以降、元のコンテンツの受信をノード14において継続し且つ元のコンテンツを用いた再生処理をノード14において中断する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、接続状態制御装置、接続状態制御方法及び接続状態制御用プログラムの技術分野に属し、より詳細には、配信情報の配信元としての配信装置と、当該配信装置を頂点として接続された複数の中継装置と、により構成されるネットワークシステム内における当該各装置の接続状態を制御する接続態様制御装置及び接続態様制御方法並びに当該接続態様の制御に用いられる接続態様制御用プログラムの技術分野に属する。
近年、家庭用のインターネット回線の高速化に伴い、配信元となる一の配信装置を頂点として各家庭等内にあるパーソナルコンピュータ等を複数個に接続してネットワーク(なお、当該ネットワークを、その接続態様の観点から見たものを「トポロジ」と称する)を構成し、そのネットワークを介して上記配信装置から音楽や映画等のいわゆるコンテンツを配信するネットワークシステムが一般化しつつある。
このようなネットワークにおいて、当該ネットワークを構成する上記配信装置及び各パーソナルコンピュータの夫々は、一般に「ノード」と称される。そして、最近では、当該ノードとしての機能を備える、いわゆるブロードバンドルータやブロードバンドセットトップボックス等が市販されている。
更に、各配信装置は異なる内容を有する配信情報を配信し、当該配信装置の下位の階層に属するノードは複数の配信装置からの配信情報を受信可能に構成され、一のノードは、配信装置から異なる複数種類の配信情報の配信を受けてそれを再生処理等をすることができる。このように、複数種類の配信装置を用いて異なる内容の配信情報を配信することは、一種のマルチキャスト配信であり、この場合の各配信元の配信装置(又はその配信装置から配信情報を配信する際に用いられる伝送経路自体)を指して、従来のテレビジョン放送と同様にチャンネルと称する場合がある。このとき、当該配信システムにおいては、各配信元になる配信装置のアドレスや、どのような回線(経路)を経てその配信情報を受信しているかの情報は、当該ネットワーク内にあるいわゆる管理サーバによって一元的に管理されている場合が多い。そして、例えば一のノードにおいてある配信情報の配信が新たに所望されたとき、そのノードは上記管理サーバに対して、その配信情報の配信元である配信装置のアドレスや当該配信情報が配信されている回線上にある直近のノードのアドレス等を問い合わせる。当該問い合わせに対する管理サーバからの回答として取得した上記各アドレスを用いてその配信情報が配信されている回線内にノードが新規に加入するように構成されている。
一方、このような複数種類のチャンネルから配信される配信情報を一のノードが選択して受信する場合には、例えば、夫々の配信情報としての内容(より具体的には、例えば配信情報として配信されている映画や音楽夫々自体の内容)を確認しつつ受信を所望する配信情報を選択することがノードにおいて行われる。そしてこの場合、一つの配信装置からの配信情報を極短時間だけ視聴してその内容を確認後、他の配信装置からの異なる配信情報の視聴に直ちに切り換えることが繰り返されること(このような短時間での配信情報の切り換えを、一般にザッピング操作と称する場合もある)がある。
ここで、当該ノードとしての機能を有するブロードバンドルータ等に関する従来技術としては、例えば下記特許文献に示されるものがある。
特開2003−169089号公報
しかしながら、上述した従来のネットワークシステムの構成によると、上述したようなマルチキャスト配信において上述したザッピング操作が頻繁に行われた場合、当該ザッピング操作によりそのノードが属すべき回線が頻繁に変更されることとなるため、各ノード内における配信情報の新たな蓄積が回線切換の度に最初から始められることになり、各ノードにおいて再生開始が可能となる量の配信情報の蓄積が完了するまでのある程度の時間が回線切換の度に必要となって、スムーズな回線切換・再生ができないという問題点もあった。
そこで、本発明は上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その目的は、上記各ノードにおいて受信すべき配信情報を次々に変更する操作を行った場合、各ノードにおける回線切換をスムーズに行って迅速にその配信情報の再生を行ことが可能な接続態様制御装置及び接続態様制御方法並びに当該接続態様の制御に用いられる接続態様制御用プログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、一の経路を経て配信されている一の配信情報を端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において行っている場合に、他の前記経路を経て配信されている他の前記配信情報を当該端末装置において受信するとき、当該他の経路内に当該端末装置を接続するCPU等の接続手段と、前記他の経路内に当該端末装置を接続した後、前記他の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した他の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において実行するCPU等の受信処理手段と、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該一の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断するCPU等の切換制御手段と、を備える。
よって、端末装置における出力処理の対象とする配信情報を、一の配信情報から他の配信情報に一時的に変更するとき、当該他の配信情報が配信される他の経路内に端末装置が接続された以降、元の一の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するので、他の配信情報から元の一の配信情報へ出力処理の対象を再度変更して復帰させる場合でも、迅速に元の一の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で相互に変更されたとしても、元の一の配信情報が配信される一の経路内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で変更することができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の接続状態制御装置において、前記他の経路内への接続前において、前記一の配信情報を前記端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において行っているとき、当該受信した一の配信情報を他の前記端末装置に中継する中継手段を更に備え、前記他の経路内に接続された以降であって元の前記一の配信情報の受信を前記端末装置において継続している間、前記中継手段は、当該受信した一の配信情報を前記他の端末装置へ中継する中継処理を継続しているように構成される。
よって、出力処理の対象を一の配信情報から他の配信情報に変更した後であっても、一の配信情報の受信を継続し更にこれを他の端末装置に中継し続けるので、当該他の端末装置においては引き続き一の配信情報の受信を継続することができ、出力処理の対象の変更が当該他の端末装置における受信状態に影響を及ぼすことがない。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の接続状態制御装置において、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において中断するCPU等の中断手段を更に備える。
よって、他の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき元の一の配信情報の受信を中断するので、出力処理の対象を当該一の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに他の配信情報のみの受信を行うことができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の接続状態制御装置において、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされるまでの間、当該端末装置に対する更に他の前記端末装置の接続を禁止するCPU等の禁止手段を更に備える。
よって、他の配信情報のみの受信が行われる状態となるまで端末装置に対して他の端末装置が接続されることがないので、他の端末装置が接続されて当該他の配信情報への他の配信情報の中継が開始された後に元の一の配信情報の受信状態へ復帰することに起因する当該他の端末装置における他の配信情報の受信中断を防止することができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の接続状態制御装置において、前記他の経路内に前記端末装置が接続された後において、前記他の配信情報の受信処理、当該受信した他の配信情報に対応する前記出力処理並びに元の前記一の配信情報の受信処理を実行している間、元の前記一の経路内に当該端末装置を接続し直すとき、当該一の経路内に当該端末装置を接続し直す接続復帰手段を更に備え、前記受信処理手段は、当該接続し直した一の経路内において前記一の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において実行し、更に、前記切換制御手段は、前記一の経路内に当該端末装置が接続し直された以降、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該他の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断するように構成される。
よって、出力処理の対象が一の配信情報から他の配信情報に変更され、更に元の一の配信情報に復帰する場合でも、当該一の配信情報が配信される一の経路内に端末装置が接続し直された以降、それまでの他の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するので、現在出力処理の対象としている一の配信情報から再度他の一の配信情報へ当該対象を再度変更する場合でも、迅速に他の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で再度変更されたとしても、他の配信情報が配信される他の経路内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で再度変更することができる。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の接続状態制御装置において、前記一の経路内に前記端末装置が接続し直された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断手段を更に備える。
よって、元の一の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき他の配信情報の受信を中断するので、出力処理の対象を当該他の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに一の配信情報のみの受信を行うことができる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項3、4又は6のいずれか一項に記載の接続状態制御装置において、前記接続移行条件は、いずれかの前記経路内に接続されたタイミングから予め設定された時間が経過したことであるように構成される。
よって、各接続移行条件が経過時間であるので、簡易な処理でそのとき出力されている配信情報のみの受信を行わせる。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、一の経路を経て配信されている一の配信情報を端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において行っている場合に、他の前記経路を経て配信されている他の前記配信情報を当該端末装置において受信するとき、当該他の経路内に当該端末装置を接続する接続工程と、前記他の経路内に当該端末装置を接続した後、前記他の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した他の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において実行する受信処理工程と、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該一の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断する切換制御工程と、を含む。
よって、端末装置における出力処理の対象とする配信情報を、一の配信情報から他の配信情報に一時的に変更するとき、当該他の配信情報が配信される他の経路内に端末装置が接続された以降、元の一の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するので、他の配信情報から元の一の配信情報へ出力処理の対象を再度変更して復帰させる場合でも、迅速に元の一の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で相互に変更されたとしても、元の一の配信情報が配信される一の経路内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で変更することができる。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の接続状態制御方法において、前記他の経路内への接続前において、前記一の配信情報を前記端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において行っているとき、当該受信した一の配信情報を他の前記端末装置に中継する中継工程を更に含み、当該中継工程においては、前記他の経路内に接続された以降であって元の前記一の配信情報の受信を前記端末装置において継続している間、当該受信した一の配信情報を前記他の端末装置へ中継する中継処理を継続しているように構成される。
よって、出力処理の対象を一の配信情報から他の配信情報に変更した後であっても、一の配信情報の受信を継続し更にこれを他の端末装置に中継し続けるので、当該他の端末装置においては引き続き一の配信情報の受信を継続することができ、出力処理の対象の変更が当該他の端末装置における受信状態に影響を及ぼすことがない。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の接続状態制御方法において、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断工程を更に含むことを特徴とする接続状態制御方法。
よって、他の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき元の一の配信情報の受信を中断するので、出力処理の対象を当該一の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに他の配信情報のみの受信を行うことができる。
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、請求項8から10のいずれか一項に記載の接続状態制御方法において、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされるまでの間、当該端末装置に対する更に他の前記端末装置の接続を禁止する禁止工程を更に含む。
よって、他の配信情報のみの受信が行われる状態となるまで端末装置に対して他の端末装置が接続されることがないので、他の端末装置が接続されて当該他の配信情報への他の配信情報の中継が開始された後に元の一の配信情報の受信状態へ復帰することに起因する当該他の端末装置における他の配信情報の受信中断を防止することができる。
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、請求項8に記載の接続状態制御方法において、前記他の経路内に前記端末装置が接続された後において、前記他の配信情報の受信処理、当該受信した他の配信情報に対応する前記出力処理並びに元の前記一の配信情報の受信処理を実行している間、元の前記一の経路内に当該端末装置を接続し直すとき、当該一の経路内に当該端末装置を接続し直す接続復帰工程を更に含み、前記受信処理工程においては、当該接続し直した一の経路内において前記一の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において実行し、更に、前記切換制御工程においては、前記一の経路内に当該端末装置が接続し直された以降、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該他の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断するように構成される。
よって、出力処理の対象が一の配信情報から他の配信情報に変更され、更に元の一の配信情報に復帰する場合でも、当該一の配信情報が配信される一の経路内に端末装置が接続し直された以降、それまでの他の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するので、現在出力処理の対象としている一の配信情報から再度他の一の配信情報へ当該対象を再度変更する場合でも、迅速に他の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で再度変更されたとしても、他の配信情報が配信される他の経路内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で再度変更することができる。
上記の課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の接続状態制御方法において、前記一の経路内に前記端末装置が接続し直された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断工程を更に含む。
よって、元の一の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき他の配信情報の受信を中断するので、出力処理の対象を当該他の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに一の配信情報のみの受信を行うことができる。
上記の課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、複数の経路を経て配信される配信情報を受信する端末装置の、当該各経路内における接続状態を制御する接続状態制御装置に含まれるコンピュータを、一の前記経路を経て配信されている一の前記配信情報を前記端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において行っている場合に、他の前記経路を経て配信されている他の前記配信情報を当該端末装置において受信するとき、当該他の経路内に当該端末装置を接続する接続手段、前記他の経路内に当該端末装置を接続した後、前記他の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した他の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において実行する受信処理手段、及び、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該一の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断する切換制御手段、として機能させる。
よって、端末装置における出力処理の対象とする配信情報を、一の配信情報から他の配信情報に一時的に変更するとき、当該他の配信情報が配信される他の経路内に端末装置が接続された以降、元の一の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するようにコンピュータが機能するので、他の配信情報から元の一の配信情報へ出力処理の対象を再度変更して復帰させる場合でも、迅速に元の一の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で相互に変更されたとしても、元の一の配信情報が配信される一の経路内における接続態様が変更されないようにコンピュータが機能するので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で変更することができる。
上記の課題を解決するために、請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記他の経路内への接続前において、前記一の配信情報を前記端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において行っているとき、当該受信した一の配信情報を他の前記端末装置に中継する中継手段として更に機能させると共に、前記他の経路内に接続された以降であって元の前記一の配信情報の受信を前記端末装置において継続している間、前記中継手段として機能する前記コンピュータを、当該受信した一の配信情報を前記他の端末装置へ中継する中継処理を継続するように機能させる。
よって、出力処理の対象を一の配信情報から他の配信情報に変更した後であっても、一の配信情報の受信を継続し更にこれを他の端末装置に中継し続けるようにコンピュータが機能するので、当該他の端末装置においては引き続き一の配信情報の受信を継続することができ、出力処理の対象の変更が当該他の端末装置における受信状態に影響を及ぼすことがない。
上記の課題を解決するために、請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断手段として更に機能させる。
よって、他の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき元の一の配信情報の受信を中断するようにコンピュータが機能するので、出力処理の対象を当該一の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに他の配信情報のみの受信を行うことができる。
上記の課題を解決するために、請求項17に記載の発明は、請求項14から16のいずれか一項に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされるまでの間、当該端末装置に対する更に他の前記端末装置の接続を禁止する禁止手段として更に機能させる。
よって、他の配信情報の受信のみが実行される状態となるまで端末装置に対して他の端末装置が接続されることがないようにコンピュータが機能するので、他の端末装置が接続されて当該他の配信情報への他の配信情報の中継が開始された後に元の一の配信情報の受信状態へ復帰することに起因する当該他の端末装置における他の配信情報の受信中断を防止することができる。
上記の課題を解決するために、請求項18に記載の発明は、請求項14に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記他の経路内に前記端末装置が接続された後において、前記他の配信情報の受信処理、当該受信した他の配信情報に対応する前記出力処理並びに元の前記一の配信情報の受信処理を実行している間、元の前記一の経路内に当該端末装置を接続し直すとき、当該一の経路内に当該端末装置を接続し直す接続復帰手段として更に機能させると共に、前記受信処理手段として機能する前記コンピュータを、当該接続し直した一の経路内において前記一の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において実行するように機能させ、更に、前記切換制御手段として機能する前記コンピュータを、前記一の経路内に当該端末装置が接続し直された以降、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該他の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断するように機能させる。
よって、出力処理の対象が一の配信情報から他の配信情報に変更され、更に元の一の配信情報に復帰する場合でも、当該一の配信情報が配信される一の経路内に端末装置が接続し直された以降、それまでの他の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するようにコンピュータが機能するので、現在出力処理の対象としている一の配信情報から再度他の一の配信情報へ当該対象を再度変更する場合でも、迅速に他の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で再度変更されたとしても、他の配信情報が配信される他の経路内における接続態様が変更されないようにコンピュータが機能するので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で再度変更することができる。
上記の課題を解決するために、請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記一の経路内に前記端末装置が接続し直された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断手段として更に機能させることを特徴とする接続状態制御用プログラム。
よって、元の一の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき他の配信情報の受信を中断するようにコンピュータが機能するので、出力処理の対象を当該他の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに一の配信情報のみの受信を行うことができる。
上記の課題を解決するために、請求項20に記載の発明は、請求項16、17又は19のいずれか一項に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、前記接続移行条件は、いずれかの前記経路内に接続されたタイミングから予め設定された時間が経過したことであるように構成される。
よって、各接続移行条件が経過時間であるようにコンピュータが機能するので、簡易な処理でそのとき出力されている配信情報のみの受信を行うことができる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、端末装置における出力処理の対象とする配信情報を、一の配信情報から他の配信情報に一時的に変更するとき、当該他の配信情報が配信される他の経路内に端末装置が接続された以降、元の一の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するので、他の配信情報から元の一の配信情報へ出力処理の対象を再度変更して復帰させる場合でも、迅速に元の一の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で相互に変更されたとしても、元の一の配信情報が配信される一の経路内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で変更することができる。
従って、出力処理の対象とすべき配信情報を迅速に切り換えて出力処理に供させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、出力処理の対象を一の配信情報から他の配信情報に変更した後であっても、一の配信情報の受信を継続し更にこれを他の端末装置に中継し続けるので、当該他の端末装置においては引き続き一の配信情報の受信を継続することができ、出力処理の対象の変更が当該他の端末装置における受信状態に影響を及ぼすことがない。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、他の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき元の一の配信情報の受信を中断するので、出力処理の対象を当該一の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに他の配信情報のみの受信を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、他の配信情報のみの受信が行われる状態となるまで端末装置に対して他の端末装置が接続されることがないので、他の端末装置が接続されて当該他の配信情報への他の配信情報の中継が開始された後に元の一の配信情報の受信状態へ復帰することに起因する当該他の端末装置における他の配信情報の受信中断を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、出力処理の対象が一の配信情報から他の配信情報に変更され、更に元の一の配信情報に復帰する場合でも、当該一の配信情報が配信される一の経路内に端末装置が接続し直された以降、それまでの他の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するので、現在出力処理の対象としている一の配信情報から再度他の一の配信情報へ当該対象を再度変更する場合でも、迅速に他の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で再度変更されたとしても、他の配信情報が配信される他の経路内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で再度変更することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の効果に加えて、元の一の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき他の配信情報の受信を中断するので、出力処理の対象を当該他の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに一の配信情報のみの受信を行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項3、4又は6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、各接続移行条件が経過時間であるので、簡易な処理でそのとき出力されている配信情報のみの受信を行うことができる。
請求項8に記載の発明によれば、端末装置における出力処理の対象とする配信情報を、一の配信情報から他の配信情報に一時的に変更するとき、当該他の配信情報が配信される他の経路内に端末装置が接続された以降、元の一の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するので、他の配信情報から元の一の配信情報へ出力処理の対象を再度変更して復帰させる場合でも、迅速に元の一の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で相互に変更されたとしても、元の一の配信情報が配信される一の経路内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で変更することができる。
従って、外部の管理装置等に対して不要な負担を与えずに、出力処理の対象とすべき配信情報を迅速に切り換えて出力処理に供させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に加えて、出力処理の対象を一の配信情報から他の配信情報に変更した後であっても、一の配信情報の受信を継続し更にこれを他の端末装置に中継し続けるので、当該他の端末装置においては引き続き一の配信情報の受信を継続することができ、出力処理の対象の変更が当該他の端末装置における受信状態に影響を及ぼすことがない。
請求項10に記載の発明によれば、請求項8又は9に記載の発明の効果に加えて、他の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき元の一の配信情報の受信を中断するので、出力処理の対象を当該一の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに他の配信情報のみの受信を行うことができる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項8から10のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、他の配信情報のみの受信が行われる状態となるまで端末装置に対して他の端末装置が接続されることがないので、他の端末装置が接続されて当該他の配信情報への他の配信情報の中継が開始された後に元の一の配信情報の受信状態へ復帰することに起因する当該他の端末装置における他の配信情報の受信中断を防止することができる。
請求項12に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に加えて、出力処理の対象が一の配信情報から他の配信情報に変更され、更に元の一の配信情報に復帰する場合でも、当該一の配信情報が配信される一の経路内に端末装置が接続し直された以降、それまでの他の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するので、現在出力処理の対象としている一の配信情報から再度他の一の配信情報へ当該対象を再度変更する場合でも、迅速に他の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で再度変更されたとしても、他の配信情報が配信される他の経路内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で再度変更することができる。
請求項13に記載の発明によれば、請求項12に記載の発明の効果に加えて、元の一の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき他の配信情報の受信を中断するので、出力処理の対象を当該他の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに一の配信情報のみの受信を行うことができる。
請求項14に記載の発明によれば、端末装置における出力処理の対象とする配信情報を、一の配信情報から他の配信情報に一時的に変更するとき、当該他の配信情報が配信される他の経路内に端末装置が接続された以降、元の一の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するようにコンピュータが機能するので、他の配信情報から元の一の配信情報へ出力処理の対象を再度変更して復帰させる場合でも、迅速に元の一の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で相互に変更されたとしても、元の一の配信情報が配信される一の経路内における接続態様が変更されないようにコンピュータが機能するので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で変更することができる。
従って、外部の管理装置等に対して不要な負担を与えずに、出力処理の対象とすべき配信情報を迅速に切り換えて出力処理に供させることができる。
請求項15に記載の発明によれば、請求項14に記載の発明の効果に加えて、出力処理の対象を一の配信情報から他の配信情報に変更した後であっても、一の配信情報の受信を継続し更にこれを他の端末装置に中継し続けるようにコンピュータが機能するので、当該他の端末装置においては引き続き一の配信情報の受信を継続することができ、出力処理の対象の変更が当該他の端末装置における受信状態に影響を及ぼすことがない。
請求項16に記載の発明によれば、請求項14又は15に記載の発明の効果に加えて、他の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき元の一の配信情報の受信を中断するようにコンピュータが機能するので、出力処理の対象を当該一の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに他の配信情報のみの受信を行うことができる。
請求項17に記載の発明によれば、請求項14から16のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、他の配信情報のみの受信が行われる状態となるまで端末装置に対して他の端末装置が接続されることがないようにコンピュータが機能するので、他の端末装置が接続されて当該他の配信情報への他の配信情報の中継が開始された後に元の一の配信情報の受信状態へ復帰することに起因する当該他の端末装置における他の配信情報の受信中断を防止することができる。
請求項18に記載の発明によれば、請求項14に記載の効果に加えて出力処理の対象が一の配信情報から他の配信情報に変更され、更に元の一の配信情報に復帰する場合でも、当該一の配信情報が配信される一の経路内に端末装置が接続し直された以降、それまでの他の配信情報の受信を当該端末装置において継続しつつそれを用いた出力処理を中断するようにコンピュータが機能するので、現在出力処理の対象としている一の配信情報から再度他の一の配信情報へ当該対象を再度変更する場合でも、迅速に他の配信情報の出力処理を開始することができる。
また、出力処理の対象が一の配信情報と他の配信情報との間で再度変更されたとしても、他の配信情報が配信される他の経路内における接続態様が変更されないようにコンピュータが機能するので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく出力処理の対象を複数の配信情報間で再度変更することができる。
請求項19に記載の発明によれば、請求項18に記載の発明の効果に加えて、元の一の配信情報の受信を開始後において所定の接続移行条件が満たされたとき他の配信情報の受信を中断するようにコンピュータが機能するので、出力処理の対象を当該他の配信情報に戻す必要がなくなったとき速やかに一の配信情報の受信のみを実行することができる。
請求項20に記載の発明によれば、請求項16、17又は19のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、各接続移行条件が経過時間であるようにコンピュータが機能するので、簡易な処理でそのとき出力されている配信情報のみの受信を行わせることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図1乃至図5を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、配信情報としてのコンテンツの配信元である配信装置としてのノードと、当該ノードに対して複数の階層を形成しつつツリー構造として接続された複数の他のノードと、を含んでコンテンツが配信されるネットワークシステムにおける各ノード間の接続態様を制御する制御処理に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
また、図1は実施形態に係るネットワークシステムの概要構成を示すブロック図であり、図2は当該ネットワークシステムに属する各ノードの細部構成を示す図であり、図3及び図4は当該ネットワークシステムにおいて上記ザッピング操作が実行される際等のチャンネル切換の処理を夫々に示す図であり、図5はチャンネル切換処理を示すフローチャートである。
先ず、当該チャンネル切換処理が実行される前の、通常状態における実施形態に係るネットワークシステムの構成ついて、図1及び図2にそのブロック図の一例等を示しつつ説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係るネットワークシステムNTは、配信装置としてのノード10を頂点としたツリー構造により形成されており、一方、ネットワークシステムNT2は、同様に配信装置としてのノード20を頂点としたツリー構造により形成されている。
そして、ネットワークシステムNTには、ノード10から見て、第一階層を構成するノードとしてノード11及び12を含んでおり、第二階層を構成するノードとしてノード13及び14を含んでおり、更に第三階層を構成するノードとしてノード15を含んでいる。また、ネットワークシステムNT2には、ノード20から見て、第一階層を構成するノードとしてノード21及び22を含んでおり、第二階層を構成するノードとしてノード23を含んでおり、第三階層を構成するノードとしてノード24を含んでおり、更に第四階層を構成するノードとしてノード24を含んでいる。そして、各ノードは、ノード10(ネットワークシステムNTの場合)又はノード20(ネットワークシステムNT2の場合)を夫々頂点として有線回線又は無線回線である回線Lにより相互通信が可能に接続されている。
ここで、各ノードの具体例につき、夫々の最上位にあるノード10及び20は、例えばコンテンツの配信元となるサーバに相当するものであり、当該ノード10及び20以外の他の全てのノードは、例えば各家庭に備えられたパーソナルコンピュータ等により構成されているものである。
そして、図1に示すネットワークシステムNT又はNT2においては、ノード10又は20を配信元として各ノードの使用者により所望されているコンテンツが、ネットワークシステムNT又はNT2毎に回線L上をそのノードの上位にある階層に含まれている他のノードを経由して配信される。このとき、当該コンテンツは、言うまでもなくデジタル化された状態で配信されるのであり、いわゆるパケットを単位として配信されるものである。更に、当該各パケットには、その再生やバッファメモリ等への格納の順番を示す通番のパケット番号が付されて配信される。
なお、図1に示すネットワークシステムNTとNT2の間では相互に異なる種類のコンテンツが夫々ノード10又は20から配信されるのであり、より具体的には、例えばネットワークシステムNTでは洋画が配信され、ネットワークシステムNT2においては邦画が配信される如きものである。
ここで、例えばノード14においては、チャンネルを切り換えることで、ネットワークシステムNTにおいて配信されている邦画及びネットワークシステムNT2において配信されている邦画が共に視聴できるのであるが、この意味で図1に示す二つのネットワークシステム全体として見ると上記した1種のマルチキャスト配信が実行されていることになる。そして、当該マルチキャスト配信を行うシステムに含まれる管理サーバMは、各配信元になるノード(図1に示す場合はノード10及び20)のアドレス(一意的に決まるアドレスで本実施例ではIP(internet protocol)アドレスを指す。)や、そのコンテンツが配信されている回線L上にある各ノードのアドレス等の情報、或いは各コンテンツの配信開始時刻や配信時間等の情報を、一元的に管理している。そして、例えばノード14においてあるコンテンツの配信が所望されたとき、ノード14から管理サーバMに対して、そのコンテンツの配信元から当該コンテンツが配信されている回線L上にある直近のノードのアドレス等を問い合わせ、当該問い合わせに対する管理サーバMからの回答として取得した上記各アドレスを用いてそのノードをそのコンテンツが配信されているネットワークシステム内に新規に加入させるように構成されている。前記管理サーバMから知らせるアドレスは複数の候補であっても良い。
次に、各ノードの具体的な構成について、図2(a)を用いて説明する。なお、以下の説明では、図1に示すネットワークシステムNTにおけるノード14について、その細部構成を示すが、他のノードについても、それらの細部構成はノード14と全く同様である。
図2(a)に示すように、ノード14は、接続手段、受信処理手段、切換制御手段、中断手段及び禁止手段としてのCPU1と、メモリ2と、ブロードバンドインターフェース3と、ユーザインターフェース5と、デコーダ4と、タイマ6と、スピーカ7と、表示手段としてのCRT(Cathode Ray Tube)8と、により構成されており、CPU1、メモリ2、ブロードバンドインターフェース3、デコーダ4、ユーザインターフェース5及びタイマ6は、相互にバス9を介して接続されている。
また、ユーザインターフェース5は、視聴を希望するユーザが指定したコンテンツが配信されているチャンネルの番号等を表示するための液晶パネル等からなるチャンネル番号表示部5Bと、当該チャンネルを指定するためのテンキーや「+」キー及び「−」キー、又は操作の確定を示すエンター等のキーが備えられているキー入力部5Aと、を備えている。
次に、全体動作を説明する。
先ず、ブロードバンドインターフェース3は、上記回線Lに直接接続されているものであり、ノード14の場合は、図1に示すようにその上位階層にあるノード11に同様に含まれているブロードバンドインターフェース3に回線Lを介して接続されており、また、同様にその下位階層にあるノード15の夫々に含まれているブロードバンドインターフェース3も回線Lを介して接続されている。そして、各ノード間で、コンテンツの授受やそのために必要な制御情報の授受がパケット単位で可能となっている。更に、各ブロードバンドインターフェース3は、管理サーバMとも各種の情報の授受が可能に構成されている。
次に、メモリ2内には、図2(b)に例示するような接続状態テーブルTが記憶されている。当該接続状態テーブルTについては、後ほど詳述する。また、メモリ2には、この接続状態テーブルTの他に、いわゆるFIFO(First In First Out)形式のリングバッファメモリが含まれている。このリングバッファメモリは、各チャンネル毎に別個にメモリ2内に設定されるものであり、上位の階層にあるノード11から配信されてきたコンテンツに対応するデータを、配信された順に予め設定されている記録容量だけ蓄積し、それをCPU1の制御の下、蓄積した順に読み出し、バス9を介してデコーダ4へ出力する動作を、各チャンネル毎に別個に行う。
これにより、デコーダ4はバス9を介して上記リングバッファメモリから出力されてくるコンテンツのデータを復号し、当該データのうちの画像についてはCRT8に出力して表示し、当該データのうち音についてはスピーカ7を介して放音する。
次に、図2に戻って、タイマ6はチャンネル選択後、後述する遷移状態となった後のその経過時間を計時し、予め設定されている所定の時間経過後、やはり後述する安定状態に戻すために用いられる。本実施例ではタイマ6を使用しているが、チャンネル選択後の受信パケット数などを期間計測の方法としても良い。
次に、上記当該接続状態テーブルTの内容について、図2(b)を用いて説明する。なお、図2(b)に示す接続状態テーブルTは、ノード14が接続されたことのある各チャンネル毎に一つずつメモリ2内に記憶されているものである。
図2(b)に示すように、接続状態テーブルTは、夫々、チャンネル番号、状態フラグ、バッファアドレス並びに出力カウンタ及び入力カウンタ、再生中フラグ、上位ノード番号及びIPアドレス、下位ノード数、下位ノード番号及びIPアドレス、なる情報を、各チャンネル毎に含んでいる。
ここで、「チャンネル番号」はコンテンツの配信におけるチャンネル番号(図2(b)に示す場合は「1」チャンネル)を示し、当該コンテンツ毎に存在している。
次に、「状態フラグ」は、上記タイマ6による所定の時間経過後も同じ接続状態(同じコンテンツが同じチャンネルを介して同じ上位ノードから配信されており更に同じ下位ノードに配信している状態)であるときは「安定」を示す値となり、一方、チャンネル切換後の上記所定の時間経過前であって、すぐに他のチャンネルに切り換えられる可能性があるときは「遷移」を示す値となる。
また、「バッファアドレス」並びに「入力カウンタ」及び「出力カウンタ」は、チャンネル毎に設けられた上記リングバッファメモリの管理のためのものであり、「バッファアドレス」は現在受信しているコンテンツ(チャンネル)に対応しているリングバッファメモリを識別するための情報であり、「入力カウンタ」はコンテンツがそのリングバッファメモリに入力されることによってインクリメントされるカウンタの値であり、「出力カウンタ」はデコーダ4や下位ノードにそのリングバッファメモリから出力する際に使用するカウンタの値である。そして、「バッファアドレス+入力カウンタ」により入力されるべきデータのメモリ2内におけるアドレスがCPU1において認識可能となり、「バッファアドレス+出力カウンタ」により出力されるべきデータのメモリ2内における先頭アドレスがCPU1において認識可能となる。
更に、「再生中フラグ」は、ノード14が現在選択されているチャンネルを介して配信されているコンテンツのデータを、実際に再生しているか否か(すなわち、CRT8に表示し、或いはスピーカ7により放音しているか否か)を示す情報である。
次に、「上位ノード番号及びIPアドレス」は、コンテンツのデータをノード14に供給しているノード、すなわち、図1におけるノード11のノード番号(すなわち「11」)及びそのIPアドレス(図2(b)の場合は、「100.100.10.16」)を示している。
更に、下位ノード数は、ノード14がコンテンツのデータを配信している直近下位の階層にあるノードの数(図1の場合は「1」)を示し、以下に続く「下位ノード番号及び下位ノードのIPアドレス」の組の数を表す。
最後に、「下位ノード番号及びIPアドレス」は、ノード14がコンテンツのデータを配信している直近下位の階層にあるノード、すなわち、図1におけるノード15のノード番号(すなわち「15」)及びそのIPアドレス(図2(b)の場合は、「100.100.10.18」)を示している。
次に、図1に示した構成のネットワークシステムNT(当該ネットワークシステムNT内のチャンネル番号を「1」とする)に属しノード10から配信されているコンテンツを受信していたノード14のキー入力部5Aにおいて、ネットワークシステムNT2(当該ネットワークシステムNT2内のチャンネル番号を「2」とする)内で配信されているコンテンツの内容を確認すべく、上記ザッピング操作が実行された場合の各ネットワークシステムNT及びNT2内における処理について、図3乃至図5を用いて説明する。
先ず、上記図1に示すように、ノード14においてチャンネル1のコンテンツの配信を受けつつ、これを再生しているものとする。この場合、そのコンテンツの配信は直近上位のノード11から回線Lを介して受けており、更にノード14において当該コンテンツの再生処理を行いつつ同時に回線Lを介して直近下位にあるノード15に対してそのコンテンツの配信を行っているとする。このとき、ノード14のメモリ2内の上記接続状態テーブルTとしては、図4に示す接続状態テーブルT1の内容となっており、これは言うまでもなく、図2(b)において示したものと同様の内容である。
この状態において、ノード14においてチャンネル1のコンテンツを視聴していたユーザが、そのキー入力部5Aを用いてチャンネル2のコンテンツを視聴する旨の操作を行うと、ノード14内のCPU1は管理サーバMに対して、ノード14においてチャンネル2のコンテンツのデータの配信を受けるために接続すべき接続先(例えば図3に示す場合はノード21)を、制御信号Sを用いて問い合わせる。
このとき、当該管理サーバMは、それが管理を担当する全てのノードについて、夫々のチャンネルにおけるトポロジの態様に関する情報(各ノードのIPアドレス及び接続先並びにチャンネル番号等)を全て有している。よって、管理サーバMは、上記制御信号Sを用いて、ノード14からの問い合わせに対する返答として、それがチャンネル2のコンテンツのデータの配信を受けるために接続すべきノードがノード21である旨を、当該ノード21のIPアドレスと共にノード14に告知する。
次に、これを受けたノード14においては、告知されたIPアドレスを手がかりにノード21に対して回線L’を接続し、ノード14に対するチャンネル2のコンテンツのデータの配信を要求する旨の制御信号を送信する。この処理により、ノード14のネットワークシステムNT2への新規加入は完了し、必要なコンテンツのデータを受信して再生する。このとき、当該ノード14のメモリ2における接続状態テーブルTとしては、新たに図4に示す接続状態テーブルT3が形成される。そして、この場合の接続状態テーブルT3の内容としては、図4に示すように、状態フラグは、チャンネル2への切換直後であるから「遷移」を示す値となり、バッファアドレス並びに入力カウンタ及び出力カウンタは、チャンネル2のコンテンツ用としてメモリ2内に新たに設定された「バッファ2」に対応する値となり、再生中フラグは、チャンネル2がノード14において再生中であるので「再生中」を示す値となり、上位ノード番号及びIPアドレスは、現在ノード14がチャンネル2のコンテンツのデータの配信を受けているノード21のノード番号(すなわち「21」)及びそのIPアドレス(図4の場合は、「100.100.10.21」)となり、下位ノード数は、現在はノード14の下位にはチャンネル2のコンテンツのデータを配信すべき他のノードが接続されていないため「0」となり、これに伴って下位ノード番号及びIPアドレスも無値となる。
一方、ノード14がネットワークシステムNT2に参加した直後であってチャンネル2についての状態フラグが「遷移」を示しているときには、元のネットワークシステムNT内のノード11及びノード15との間にも継続して回線Lが接続されており、ノード11→ノード14→ノード15の経路でのデータの配信は継続されている。すなわち、管理サーバMとの間では、ノード14がネットワークシステムNTから脱退した旨の情報の授受は行われていない。そして、この段階においては、ノード14のメモリ2内には、ザッピング操作前は接続状態テーブルT1であったものが接続状態テーブルT2として更新されている。そして、当該更新された接続状態テーブルT2においては、接続状態テーブルT1に対して再生中フラグが「非再生」となり且つ状態フラグが「遷移」となった点以外は、各項目は同じ値となっている。
また、上述したように、管理サーバMとの間ではノード14がネットワークシステムNTから脱退した旨の情報の授受は行われていないので、当該管理サーバM上では、ノード14は未だネットワークシステムNT内に属していることになっている。
ここで、ノード14内の接続状態テーブルT2及びT3の状態フラグが夫々「遷移」であるときに、例えば図3に示すノード25がチャンネル2のコンテンツのデータを受信すべくネットワークシステムNT2に新規加入するとする。この場合、ノード25は、本来ならば配信元であるノード20からの経由ノード数が少ないノード14の直近下位に接続されて当該データを受信すべきなのであるが、上述したようにノード14内の接続状態テーブルT2及びT3の状態フラグが夫々「遷移」であるため、当該ノード14は直ぐに他のチャンネルに切り換えられてしまう可能性があり、管理サーバMにおいてはノード14は未だネットワークシステムNT内に属している状態になっている。従って、管理サーバMは、ノード25からの新規加入要求メッセージが制御信号Sとして送信されてきた場合には、その返答としてノード14ではなくノード24を照会し、これによりノード25は図3に示すように当該ノード24に接続され、チャンネル2のコンテンツのデータの配信を当該ノード24から受けることになる。
次に、接続状態テーブルT2及びT3の状態フラグが夫々「遷移」であるときに、ノード14のキー入力部5Aにおいて、元のチャンネル1に戻ってコンテンツのデータを受信する旨のザッピング操作が更に実行されたとする。この場合、元のチャンネル1のコンテンツのデータの配信は、ノード11及びノード15との間で回線Lを介して継続されているので、ノード14は、元のノード11に関する情報を管理サーバMに問い合わせることなく、単に再生対象をチャンネル2のコンテンツのデータからチャンネル1のコンテンツのデータに切り換えるだけで元のチャンネル1のコンテンツの再生に直ちに戻ることができる。
また、チャンネル1のコンテンツの再生が再開されたときでも、その直後であってチャンネル2についての状態フラグが「遷移」を示しているとき(後述する接続状態テーブルT4参照)には、元のネットワークシステムNT2内のノード21との間にも継続して元の回線L’が接続されており、ノード21→ノード14の経路でのチャンネル2のコンテンツのデータの配信は継続されている。
ここで、図4に示すように、当該チャンネル1のコンテンツの再生を再開した直後のノード14のメモリ2における接続状態テーブルTとしては、更なるザッピング操作前は接続状態テーブルT2であったものが接続状態テーブルT4として更新されている。そして、当該更新された接続状態テーブルT4においては、接続状態テーブルT2に対して再生中フラグが「再生」となった点以外は、各項目は同じ値となっている。これと並行して、更なるザッピング操作前は接続状態テーブルT3であったものが接続状態テーブルT5として更新されている。そして、当該更新された接続状態テーブルT5においては、接続状態テーブルT3に対して再生中フラグが「非再生」となった点以外は、各項目は同じ値となっている。
なお、接続状態テーブルT2及びT3の状態フラグが夫々「遷移」であるときに、そのままチャンネル2のコンテンツの再生が継続され、上記タイマ6において上記所定の時間が経過した場合は、そのままチャンネル2のコンテンツの再生が継続されるものであるとノード14において判定され、これにより、正式にネットワークシステムNTから脱退する(すなわち、元のノード11及び15との間の回線Lを断とする)旨の情報並びにネットワークNT2に加入する旨の情報を夫々制御信号S1として管理サーバMに送信し、これにより、管理サーバM上においても、ノード14がネットワークシステムNTから脱退し新たにネットワークシステムNT2のノード21の直近下位に接続されて新規加入した旨の処理が実行される。なおこのとき、ノード14のメモリ2における接続状態テーブルTとしては、チャンネル1に対応していた接続状態テーブルT4は消去され、更に接続状態テーブルT5であったものが接続状態テーブルT6として更新されている。そして、当該更新された接続状態テーブルT6においては、接続状態テーブルT5に対して状態フラグが「安定」となった点以外は、各項目は同じ値となっている。
次に、上述してきた一連の動作につき、ノード14及び管理サーバM夫々における処理を纏めてフローチャートとして図5に示す。
上述したように、管理サーバMのIPアドレスは各ノードにおいて認識されており、また、当該管理サーバMは、各チャンネル後とのトポロジ管理を行っている。
また、図5右に示すように、ノード14において実行される割込処理としては、デコーダ4による割込と、上述した遷移状態(すなわち、状態フラグが「遷移」である状態)から安定状態(すなわち、状態フラグが「安定」である状態)に移行するトリガとなるためのタイマ割込がある。
図5に示すように、ネットワークシステムNTに加入しているノード14において電源がオンとされると、必要な初期化処理を実行する(ステップS1)します。その後は、コンテンツのデータのパケットの受信とユーザインターフェース5におけるチャンネル入力操作の実行の有無を常時監視している(ステップS2及びS8)。
この状態において、パケットを一つ受信すると(ステップS2;Y)、CPU1はその内容を確認し、現在ネットワークシステムNT内において安定的に受信しているコンテンツのデータを下位ノード(図1に示す場合はノード15。図5においては、下位ノードを「子ノード」と示している。)に転送する旨の当該下位のノードからのコンテンツのデータ要求メッセージか(ステップS3)、或いは現在接続しているチャンネル1の上位ノード(図1に示す場合はノード11)からのパケットかを判断する(ステップS5)。
そして、受信した(ステップS1)パケットがデータ要求メッセージであれば(ステップS3;Y)、当該メッセージ内には、チャンネル番号、下位ノード番号及びそのIPアドレスが含まれているので、そのチャンネル番号に相当する接続状態テーブルTの下位ノード数を「1」だけ増大させ、更に下位ノード番号及びIPアドレスを新たに登録する(ステップS4)。そして、これ以後、上位ノードからパケットを受信すると同時にこの新たに登録した下位ノードにこれを転送することとなる。
一方、受信した(ステップS1)パケットがノード11からのパケットである場合は(ステップS5;Y)、送信元のIPアドレスと接続状態テーブルT内の上位ノードのIPアドレスとを比較し、そのパケットと同一のチャンネル(図5においては、チャンネルを「CH」と示している。)のバッファアドレスと入力カウンタに基づいて(ステップS6)必要なデータのパケットをリングバッファメモリ内に格納する(ステップS7)。更に、下位のノードが接続されている場合はすべての子ノードに対して、このストリームデータを送信する。
他方、ステップS8の判定において、ユーザによりチャンネル番号の指定があると(ステップS8;Y)、現在メモリ2内に格納されている各チャンネル毎の接続状態テーブルTの内容を確認し(ステップS9)、いずれかの接続状態テーブルTがその指定されたチャンネルに該当していれば(ステップS9;Y)、そのチャンネルに対応する接続状態テーブルTにおける再生中フラグを「再生」に設定し且つ他のチャンネルに対応する接続状態テーブルTの再生中フラグを全て「非再生」に設定する。そして更に各接続状態テーブルTにおける状態フラグを「遷移」に更新し、タイマ6における計時を開始すると共にタイマ割込命令の実行を許可する(ステップS15)。
一方、ステップS9の判定において、現在の接続状態テーブルTに指定されたチャンネルに対応するものがないときは(ステップS9;N)、そのチャンネル(図3及び図4に例示する場合はチャンネル2)に接続するべく、管理サーバMにその旨の接続要求メッセージを送信し(ステップS10)、新たなチャンネルにおける接続可能な上位ノードのIPアドレスを取得する(ステップS11)。
次に、当該上位ノードになるノード(図3及び図4に例示する場合はノード21)にコンテンツのデータ要求メッセージを送信する(ステップS13)と共に、新たなチャンネルに対応するリングバッファメモリをメモリ2内に新たに設定し、(ステップS13)、当該新たな上位ノードからのコンテンツのデータを受信する(ステップS14)。
そして、接続状態テーブルTとして、今受信しているチャンネルに関する諸情報(より具体的には、チャンネル番号、状態フラグ(「遷移」に設定する)、バッファアドレス並びに入力カウンタ及び出力カウンタ、再生中フラグ、上位ノード番号及びIPアドレス、下位ノード数(「0」に設定する)を追加し、それ以外のチャンネルに対応する接続状態テーブルTにおける状態フラグ及び再生中フラグを、夫々「遷移」及び「非再生」に設定する。そして、タイマ6における計時を開始すると共にタイマ割込命令の実行を許可する(ステップS15)。
なお、上述した一連の処理において、パケットを一つ受信したときに対応するチャンネルの接続状態テーブルTを「非再生」とするのは、デコーダ4が先に到着していた別のパケットを復号することを防止すべく、最初の一パケット分を先にリングバッファメモリ内に格納してから、そのチャンネルに対応するチャンネルの接続状態テーブルTを「再生」とするためである。
なお、上述したステップS1乃至S15の処理と並行して、管理サーバMにおいては所定の初期化処理を実行した後は(ステップS35)、管理下にあるいずれかのノードからのメッセージを待機し(ステップS36)、いずれかのメッセージが受信された場合(ステップS36;Y)、それが新たなチャンネルへの接続要求メッセージである場合は(ステップS37;Y。上記ステップS10参照。)、それに対応して、当該新たなチャンネルにおける接続可能な上位ノードのIPアドレスをその接続要求メッセージを送信してきたノードに返信する(ステップS38)。一方、送信されてきたメッセージが、ノードがいずれかのチャンネルから脱退する旨のメッセージであった場合は(ステップS39;Y)、そのチャンネルにおけるトポロジを示すリストを更新する(ステップS40)。
次に、タイマ割込み命令が発生した(すなわち、そのノードの接続状態テーブルTにおける状態フラグを「安定」と更新するタイミングが到来した)ときは、CPU1において、先ず、そのときにメモリ2内に格納されている複数の接続状態テーブルTの内の先頭の接続状態テーブルTの内容を確認し(ステップS25)、状態フラグが「遷移」であって(ステップS26;Y)且つ再生中フラグが「非再生中」である接続状態テーブルTであるときは(ステップS27;N)は、管理サーバMに対してその接続状態テーブルTが対応しているチャンネルのトポロジから当該ノードを削除する旨のメッセージを送信し(ステップS28)、その接続状態テーブルをメモリ2から削除する(ステップS29)。そして、その接続状態テーブルTの最後まで内容を確認していないときは(ステップS30;N)引き続き内容を確認し、一方、最後まで接続状態テーブルTの内容を確認し終わったときは(ステップS30;Y)、次の接続状態テーブルTを対象として上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS26及びS27において、状態フラグが「遷移」であり(ステップS26;Y)且つ再生中フラグが「再生中」である接続状態テーブルTであるときは(ステップS27;Y)、管理サーバMに対してその接続状態テーブルTが対応しているチャンネルのトポロジに当該ノードを新規加入させる旨のメッセージを送信し(ステップS31)、その接続状態テーブルTにおける状態フラグを「安定」として(ステップS32)上記ステップS30に移行する。この管理サーバMにおける登録処理によって初めて、下位ノードが新たに接続されたときに当該下位ノードに対するデータの配信を行うことができるようになる。
一方、デコーダ4としての処理であるデコーダ割込み命令は、復号すべきデータが必要となる度に割込みを発生する。より具体的には、各接続状態テーブルTの中から再生中フラグが「再生中」であるチャンネルに対応する接続状態テーブルTを検索し(ステップS20)、その中に記述されているバッファアドレスと出力カウンタからリングバッファメモリから取り出すべきデータのアドレスを認識して、一パケット分のデータをデコーダ4に出力し(ステップS21)、出力カウンタを更新して(ステップS22)一回のデコーダ割り込み命令の実行を終わる。
以上説明したように、実施形態に係るネットワークシステムNT及びNT2における処理によれば、ザッピング操作により各ノードにおける再生処理の対象とするコンテンツのチャンネル変更を一時的に行うとき、新たなチャンネルに当該ノードが接続された以降、元のチャンネルのコンテンツの受信を継続しつつそれを用いた再生処理を中断するので、元のチャンネルへ再生処理の対象を再度変更して復帰させる場合でも、迅速に元のチャンネルの再生処理を開始することができる。
また、再生処理の対象が各チャンネル間で相互に変更されたとしても、元のチャンネル内における接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を外部の管理サーバMが実行することなく再生処理の対象を複数のコンテンツ間で変更することができる。
従って、管理サーバMに対して不要な負担を与えずに、再生処理の対象とすべきコンテンツを迅速に切り換えて当該再生処理に供させることができる。
また、再生処理の対象を変更した後であっても、元のコンテンツの受信を継続し更にこれを下位のノードに中継し続けるので、当該下位のノードにおいては引き続き元のチャンネルの受信を継続することができ、再生処理の対象の変更が当該下位のノードにおける受信状態に影響を及ぼすことがない。
更に、チャンネル変更後において所定時間が経過したとき元のチャンネルの受信を中断するので、再生処理の対象を元のチャンネルに戻す必要がなくなったとき速やかに変更先のチャンネルのコンテンツの受信のみを実行することができる。
更にまた、変更先のチャンネルの受信のみが実行される状態となるまでそのノードに対して下位のノードが接続されることがないので、当該下位のノードが接続されてコンテンツの中継が開始された後に元のチャンネルへ復帰することに起因する当該下位のノードにおけるコンテンツの受信中断を防止することができる。
また、再生処理の対象のチャンネルが変更され、その後更に元のチャンネルに復帰する場合でも、当該元のチャンネルにノードが接続し直された以降、それまでの他のチャンネルのコンテンツの受信をそのノードにおいて継続しつつそれを用い再生力処理を中断するので、現在再生処理の対象としているコンテンツから再度他のコンテンツへ当該再生対象を再度変更する場合でも、迅速に再生処理を開始することができる。
更に、再生処理の対象のチャンネル再度変更されたとしても、その変更直前のチャンネルにおける接続態様が変更されないので、不必要な接続態様の変更処理を実行することなく再生処理の対象を複数のコンテンツ間で再度変更することができる。
更にまた、新たなチャンネルの受信を開始後において所定の時間が経過したとき再変更前のチャンネルの受信を中断するので、再生処理の対象を当該再変更前のチャンネルに戻す必要がなくなったとき速やかに所望のコンテンツの受信のみを実行することができる。
また、安定化への移行条件が所定時間の経過であるので、簡易な処理でそのときのコンテンツの配信のみを実行させることができる。
なお、図5に示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等を介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを各実施形態に係るCPU1として機能させることも可能である。
以上夫々説明したように、本発明はツリー構造を有するネットワークシステムを用いたコンテンツの配信の分野に利用することが可能であり、特に映画や音楽等のリアルタイムの放送の如き、上記ザッピング操作が頻繁に行われることがあるコンテンツの配信の分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
実施形態に係るネットワークシステムの概要構成を示すブロック図である。 実施形態に係るネットワークシステムに含まれているノードの構成を示す図であり、(a)はそのブロック図であり、(b)は接続状態テーブルの内容を例示する図である。 実施形態に係るトポロジの変更を例示するブロック図である。 実施形態に係るトポロジの変更に伴う接続状態テーブルの内容を変更を例示する図である。 実施形態に係るネットワークシステムにおける動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
4 デコーダ
2 メモリ
3 ブロードバンドインターフェース
5 ユーザインターフェース
5A キー入力部
5B チャンネル番号表示部
6 タイマ
7 スピーカ
8 CRT
9 バス
10、11、12、13、14、15、20、21、22、23、24、25 ノード
L、L’ 回線
M 管理サーバ
T、T1、T2、T3、T4、T5、T6 接続状態テーブル
、S 制御信号
NT、NT2 ネットワークシステム

Claims (20)

  1. 一の経路を経て配信されている一の配信情報を端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において行っている場合に、他の前記経路を経て配信されている他の前記配信情報を当該端末装置において受信するとき、当該他の経路内に当該端末装置を接続する接続手段と、
    前記他の経路内に当該端末装置を接続した後、前記他の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した他の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において実行する受信処理手段と、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該一の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断する切換制御手段と、
    を備えることを特徴とする接続状態制御装置。
  2. 請求項1に記載の接続状態制御装置において、
    前記他の経路内への接続前において、前記一の配信情報を前記端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において行っているとき、当該受信した一の配信情報を他の前記端末装置に中継する中継手段を更に備え、
    前記他の経路内に接続された以降であって元の前記一の配信情報の受信を前記端末装置において継続している間、前記中継手段は、当該受信した一の配信情報を前記他の端末装置へ中継する中継処理を継続していることを特徴とする接続状態制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の接続状態制御装置において、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断手段を更に備えることを特徴とする接続状態制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の接続状態制御装置において、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされるまでの間、当該端末装置に対する更に他の前記端末装置の接続を禁止する禁止手段を更に備えることを特徴とする接続状態制御装置。
  5. 請求項1に記載の接続状態制御装置において、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された後において、前記他の配信情報の受信処理、当該受信した他の配信情報に対応する前記出力処理並びに元の前記一の配信情報の受信処理を実行している間、元の前記一の経路内に当該端末装置を接続し直すとき、当該一の経路内に当該端末装置を接続し直す接続復帰手段を更に備え、
    前記受信処理手段は、当該接続し直した一の経路内において前記一の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において実行し、
    更に、前記切換制御手段は、前記一の経路内に当該端末装置が接続し直された以降、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該他の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断することを特徴とする接続状態制御装置。
  6. 請求項5に記載の接続状態制御装置において、
    前記一の経路内に前記端末装置が接続し直された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断手段を更に備えることを特徴とする接続状態制御装置。
  7. 請求項3、4又は6のいずれか一項に記載の接続状態制御装置において、
    前記接続移行条件は、いずれかの前記経路内に接続されたタイミングから予め設定された時間が経過したことであることを特徴とする接続状態制御装置。
  8. 一の経路を経て配信されている一の配信情報を端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において行っている場合に、他の前記経路を経て配信されている他の前記配信情報を当該端末装置において受信するとき、当該他の経路内に当該端末装置を接続する接続工程と、
    前記他の経路内に当該端末装置を接続した後、前記他の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した他の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において実行する受信処理工程と、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該一の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断する切換制御工程と、
    を含むことを特徴とする接続状態制御方法。
  9. 請求項8に記載の接続状態制御方法において、
    前記他の経路内への接続前において、前記一の配信情報を前記端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において行っているとき、当該受信した一の配信情報を他の前記端末装置に中継する中継工程を更に含み、
    当該中継工程においては、前記他の経路内に接続された以降であって元の前記一の配信情報の受信を前記端末装置において継続している間、当該受信した一の配信情報を前記他の端末装置へ中継する中継処理を継続していることを特徴とする接続状態制御方法。
  10. 請求項8又は9に記載の接続状態制御方法において、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断工程を更に含むことを特徴とする接続状態制御方法。
  11. 請求項8から10のいずれか一項に記載の接続状態制御方法において、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされるまでの間、当該端末装置に対する更に他の前記端末装置の接続を禁止する禁止工程を更に含むことを特徴とする接続状態制御方法。
  12. 請求項8に記載の接続状態制御方法において、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された後において、前記他の配信情報の受信処理、当該受信した他の配信情報に対応する前記出力処理並びに元の前記一の配信情報の受信処理を実行している間、元の前記一の経路内に当該端末装置を接続し直すとき、当該一の経路内に当該端末装置を接続し直す接続復帰工程を更に含み、
    前記受信処理工程においては、当該接続し直した一の経路内において前記一の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において実行し、
    更に、前記切換制御工程においては、前記一の経路内に当該端末装置が接続し直された以降、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該他の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断することを特徴とする接続状態制御方法。
  13. 請求項12に記載の接続状態制御方法において、
    前記一の経路内に前記端末装置が接続し直された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断工程を更に含むことを特徴とする接続状態制御方法。
  14. 複数の経路を経て配信される配信情報を受信する端末装置の、当該各経路内における接続状態を制御する接続状態制御装置に含まれるコンピュータを、
    一の前記経路を経て配信されている一の前記配信情報を前記端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において行っている場合に、他の前記経路を経て配信されている他の前記配信情報を当該端末装置において受信するとき、当該他の経路内に当該端末装置を接続する接続手段、
    前記他の経路内に当該端末装置を接続した後、前記他の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した他の配信情報に対応する出力処理を当該端末装置において実行する受信処理手段、及び、
    前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該一の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断する切換制御手段、
    として機能させることを特徴とする接続状態制御用プログラム。
  15. 請求項14に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、前記他の経路内への接続前において、前記一の配信情報を前記端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において行っているとき、当該受信した一の配信情報を他の前記端末装置に中継する中継手段として更に機能させると共に、
    前記他の経路内に接続された以降であって元の前記一の配信情報の受信を前記端末装置において継続している間、前記中継手段として機能する前記コンピュータを、当該受信した一の配信情報を前記他の端末装置へ中継する中継処理を継続するように機能させることを特徴とする接続状態制御用プログラム。
  16. 請求項14又は15に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、元の前記一の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断手段として更に機能させることを特徴とする接続状態制御用プログラム。
  17. 請求項14から16のいずれか一項に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、前記他の経路内に前記端末装置が接続された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされるまでの間、当該端末装置に対する更に他の前記端末装置の接続を禁止する禁止手段として更に機能させることを特徴とする接続状態制御用プログラム。
  18. 請求項14に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、前記他の経路内に前記端末装置が接続された後において、前記他の配信情報の受信処理、当該受信した他の配信情報に対応する前記出力処理並びに元の前記一の配信情報の受信処理を実行している間、元の前記一の経路内に当該端末装置を接続し直すとき、当該一の経路内に当該端末装置を接続し直す接続復帰手段として更に機能させると共に、
    前記受信処理手段として機能する前記コンピュータを、当該接続し直した一の経路内において前記一の配信情報を当該端末装置において受信し、且つ当該受信した一の配信情報に対応する前記出力処理を当該端末装置において実行するように機能させ、
    更に、前記切換制御手段として機能する前記コンピュータを、前記一の経路内に当該端末装置が接続し直された以降、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において継続し且つ当該他の配信情報を用いた前記出力処理を当該端末装置において中断するように機能させることを特徴とする接続状態制御用プログラム。
  19. 請求項18に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、前記一の経路内に前記端末装置が接続し直された以降であって予め設定された接続移行条件が満たされたとき、前記他の配信情報の受信を当該端末装置において中断する中断手段として更に機能させることを特徴とする接続状態制御用プログラム。
  20. 請求項16、17又は19のいずれか一項に記載の接続状態制御用プログラムにおいて、
    前記接続移行条件は、いずれかの前記経路内に接続されたタイミングから予め設定された時間が経過したことであることを特徴とする接続状態制御用プログラム。
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