JP2006033185A - ダイオード検波回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、閾値電圧の低い高価なダイオードを使用することなく、温度変動に対する安定性の高い高感度なダイオード検波回路を提供することを目的とする。
【解決手段】ダイオード検波回路は、入力電圧信号にバイアス電圧を加えた電圧を第1のダイオードにより整流検波して検波信号を出力する第1のダイオード検波ユニットと、バイアス電圧に応じた固定の電圧を第2のダイオードに入力して固定電圧信号を出力する第2のダイオード検波ユニットと、第1のダイオード検波ユニットと第2のダイオード検波ユニットとに接続され検波信号と固定電圧信号との差分に応じた出力を生成する検出ユニットを含むことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は一般に検波回路に関し、詳しくはダイオードを用いたダイオード検波回路に関する。
無線通信機においては、受信すべき特定周波数の電波が存在するか否かを判断して受信動作を開始するために、受信機によりその特定周波数の電波を検波する必要がある。近年の無線通信機にはより微弱な電波を検波する能力が要求されており、しかもそのような高感度の検波回路を低価格且つ低消費電力の回路で提供することが必要となる。
上記のような条件を満足する検波回路として、従来、ダイオード、抵抗、及び容量からなる半波整流型の検波回路が広く用いられている。この検波回路では、一般に、電圧信号の直流成分を容量結合によりカットしてから、ダイオードの順方向に電圧信号の電圧を印加する。電圧信号の電圧値がダイオードの閾値電圧を上回ると、ダイオードに電流が流れる。ダイオードの他端に接続された抵抗にこの電流を流すことで、電流信号を電圧信号に変換すると共に、抵抗に並列に接続された容量により電圧波形を平滑化する。
このようなダイオード検波回路において微弱な信号を感度良く検出するためには、閾値電圧の低いダイオードを使用する必要があるが、そのようなダイオードは高価であり、経済的な観点から好ましくない。そこで低価格なダイオード検波回路を実現するために、例えば、図1のような構成の回路が用いられる。
図1は、微弱な信号を感度良く検出するダイオード検波回路の構成を示す回路図である。図1のダイオード検波回路10は、容量11、インダクタ12、ダイオード13、容量14、及び抵抗15を含む。入力端INに入力された電圧信号は、容量11による容量結合を介して、その直流成分がカットされる。直流成分がカットされた電圧信号はダイオード13に順方向に印加される。その際に、ダイオード13の入力端をインダクタ12を介して所望の電圧Voffsetに結合することで、高周波の電圧変動に対してはダイオード13の入力端に比較的自由な電圧変動を許し、低周波の電圧変動に対してはダイオード13の入力端を電圧Voffset付近に固定する。これにより、電圧信号に電圧Voffsetのバイアスをかけることができる。電圧信号の電圧値がダイオード13の閾値電圧を上回ると、ダイオードに電流が流れる。ダイオードの他端に接続された抵抗15にこの電流を流すことで、電流信号を電圧信号に変換すると共に、抵抗15に並列に接続された容量14により電圧波形を平滑化する。これにより、出力端OUTには検波後の電圧が現れる。
図1の回路では、バイアス電圧を加えることにより、入力電圧波形の変化の中心点をダイオード13の閾値電圧付近に位置させることができる。従って、閾値電圧の低い高価なダイオードを用いることなく、微弱な信号を感度良く検出することが可能になる。
しかしながらダイオードの閾値電圧には温度依存性がある。従って図1の回路において温度変動がある場合、ダイオード13の閾値電圧が変動し、バイアス電圧により設定した入力電圧波形の変化の中心点が、ダイオード13の閾値電圧からずれることになる。この場合、微弱な信号を感度良く検出することができなくなる。
ダイオード検波回路において、ダイオードの温度依存性の影響を受けないようにするための工夫として、例えば特許文献1に開示される構成がある。図2は、ダイオードの温度依存性の影響を受けないように構成されたダイオード検波回路の構成を示す回路図である(特許文献1)。
図2のダイオード検波回路20は、ダイオード21、抵抗22、差動増幅器23、ダイオード24、及び抵抗25を含む。入力端子INに入力された電圧信号はダイオード21及び抵抗22により整流検波されて、差動増幅器23の非反転入力に印加される。差動増幅器23の反転入力は抵抗25を介してグラウンド電位に結合されると共に、差動増幅器23の出力が、ダイオード24を介したフィードバック経路により差動増幅器23の反転入力に結合される。ここでダイオード21とダイオード24とは、同一特性のダイオードである。従って、差動増幅器23の非反転入力に印加される電圧信号に現れるダイオード21の閾値電圧の温度依存性は、差動増幅器23の非反転入力に印加される信号に現れるダイオード24の閾値電圧の温度依存性により相殺されることになる。これにより、ダイオードの温度依存性の影響を受けない検波が可能となる。
特開平7−111421号公報
図2に示す回路構成では、ダイオードの温度依存性の影響を受けない検波が可能となるが、ダイオードの入力側にバイアス電圧を加えることができないという問題がある。即ち、検波用のダイオード21の入力側にバイアス電圧を加えるとすると、補償用のダイオード24の入力側にも同一のバイアス電圧を加える必要があるが、ダイオード24の入力側は差動増幅器23の出力に接続されている。従って、バイアス電圧からの電流が差動増幅器23の出力に流れ込んでしまい、適切なバイアス設定ができなくなる。この理由のために、図2に示す回路構成により微弱な信号を感度良く検出するためには、閾値電圧の低い高価なダイオードを用いる必要がある。
また一般にICチップ内に閾値電圧の低いダイオードを形成することは困難であるために、ICチップでダイオード検波回路を実現する場合には、ダイオードを個別部品で提供する等の対応が必要になってしまう。
以上を鑑みて本発明は、閾値電圧の低い高価なダイオードを使用することなく、温度変動に対する安定性の高い高感度なダイオード検波回路を提供することを目的とする。
本発明によるダイオード検波回路は、入力電圧信号にバイアス電圧を加えた電圧を第1のダイオードにより整流検波して検波信号を出力する第1のダイオード検波ユニットと、該バイアス電圧に応じた固定の電圧を第2のダイオードに入力して固定電圧信号を出力する第2のダイオード検波ユニットと、該第1のダイオード検波ユニットと該第2のダイオード検波ユニットとに接続され該検波信号と該固定電圧信号との差分に応じた出力を生成する検出ユニットを含むことを特徴とする。
本発明の少なくとも1つの実施例によれば、第1のダイオード検波ユニット及び第2のダイオード検波ユニットは、オフセット電圧を設定可能な構成となっており、第1のダイオード検波ユニット及び第2のダイオード検波ユニット内部のダイオードの閾値電圧を考慮して、このオフセット電圧が設定される。これにより、閾値電圧が低い高価なダイオードを用いることなく、微弱な信号を感度よく検出することが可能になる。また検出ユニットの2つの入力には、第1のダイオード検波ユニットの出力と第2のダイオード検波ユニットの出力とが供給されるので、検出ユニットにより2つの入力の差分に応じた出力を生成することで、ダイオードの温度依存性が相殺される。このようにしてダイオードの温度依存性を相殺しながら、高感度な検波が可能となる。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図3は、本発明によるダイオード検波回路の構成の概略を示す構成図である。図3のダイオード検波回路30は、第1のダイオード検波ユニット31、第2のダイオード検波ユニット32、差動増幅器33、及び容量34及び35を含む。なお容量34及び35は、第1のダイオード検波ユニット31及び第2のダイオード検波ユニット32にその一部としてそれぞれ含まれる構成としてもよい。
入力端INから入力された電圧信号は、その直流成分が容量34によりカットされ、直流分がゼロの電圧信号として第1のダイオード検波ユニット31に供給される。第1のダイオード検波ユニット31は、半波整流型、両波整流型、ブリッジ整流型、両波倍電圧整流型等のダイオード検波回路であり、入力電圧を整流検波して検波後の電圧信号を差動増幅器33の非反転入力に供給する。第2のダイオード検波ユニット32の入力には、例えばグランド電圧等の固定の電圧が容量35を介して供給される。第2のダイオード検波ユニット32の出力電圧は、差動増幅器33の反転入力に供給される。第1のダイオード検波ユニット31と第2のダイオード検波ユニット32とは、実質的に同一の構成及び特性を有する回路である。差動増幅器33の出力は差動出力として示されるが、単相出力であってもよい。
第1のダイオード検波ユニット31及び第2のダイオード検波ユニット32は、オフセット電圧を設定可能な構成となっており、電圧Voffsetがオフセット電圧として印加されている。第1のダイオード検波ユニット31及び第2のダイオード検波ユニット32内部のダイオードの閾値電圧を考慮して、このオフセット電圧は設定される。即ち、入力電圧信号の変化の中心点(直流分でありこの場合は直流分ゼロ)が、ダイオードの閾値電圧付近に位置されるようにオフセット電圧が設定される。これにより、閾値電圧が低い高価なダイオードを用いることなく、微弱な信号を感度よく検出することが可能になる。
また差動増幅器33の非反転入力と反転入力とには、実質的に同一の構成及び特性を持つ第1のダイオード検波ユニット31と第2のダイオード検波ユニット32との出力が供給されるので、差動増幅器33により非反転入力と反転入力との差分をとることによりダイオードの温度依存性が相殺される。このようにしてダイオードの温度依存性を相殺しつつ、差動増幅器33は、第1のダイオード検波ユニット31の出力である検波後の電圧信号と第2のダイオード検波ユニット32の出力である固定の電圧値との差分を増幅する。これにより、ダイオードの温度依存性を相殺しながら高感度な検波が可能になる。
図4は、本発明によるダイオード検波回路の第1の実施例の構成を示す回路図である。図4のダイオード検波回路40は、ダイオード41、ダイオード42、容量43、容量44、抵抗45、抵抗46、容量47、容量48、インダクタ49、インダクタ50、差動増幅器51、及びコンパレータ52を含む。差動増幅器51は、抵抗53及び54、NMOSトランジスタ55及び56、及び定電流源57を含む。
ダイオード41、容量43、抵抗45、及びインダクタ49が第1のダイオード検波ユニット31に相当し、ダイオード42、容量44、抵抗46、及びインダクタ50が第2のダイオード検波ユニット32に相当する。図4に示される構成において、第1のダイオード検波ユニット31及び第2のダイオード検波ユニット32は、半波整流型のダイオード検波回路である。
入力端INから入力された電圧信号は、その直流成分が容量47によりカットされ、直流分がゼロの電圧信号としてダイオード41の順方向に印加される。その際に、ダイオード41の入力端DIをインダクタ49を介して所望の電圧Voffsetに結合することで、高周波の電圧変動に対してはダイオード41の入力端DIに比較的自由な電圧変動を許し、低周波の電圧変動に対してはダイオード41の入力端DIを電圧Voffset付近に固定する。これにより、電圧信号に電圧Voffsetのバイアスをかけることができる。電圧信号の電圧値がダイオード41の閾値電圧を上回ると、ダイオードに電流が流れる。ダイオード41の他端DOに接続された抵抗45にこの電流を流すことで、電流信号を電圧信号に変換すると共に、抵抗45に並列に接続された容量43により電圧波形を平滑化する。これにより、ノードAには検波後の電圧波形が現れる。この検波後の電圧信号を、差動増幅器51の非反転入力(NMOSトランジスタ56のゲート端子)に供給する。
図5は、バイアス電圧印加の効果を説明するための図である。図5に示されるように、バイアス電圧Voffsetを加えることにより、入力端DIの電圧の直流分は、ダイオードのV−I特性として示される曲線が立ち上がり始める部分(即ち閾値電圧の位置)に設定されることになる。この結果、入力端DIの正電圧方向への電圧変動をダイオード41により感度良く検出して、出力端DOに大きな振幅の電流波形を得ることができる。
ダイオード42には、例えばグランド電圧等の固定の電圧が容量48を介して順方向に印加される。その際にダイオード42の入力側を、インダクタ50を介して所望の電圧Voffsetに結合するよう構成する。ダイオード42、容量44、抵抗46、及びインダクタ50からなる第2のダイオード検波ユニットの出力電圧は、差動増幅器51の反転入力(NMOSトランジスタ55のゲート端子)に供給される。
差動増幅器51の非反転入力と反転入力とには、同一の構成で同一の特性を持つ2つのダイオード検波ユニットの出力が供給されるので、差動増幅器51により非反転入力と反転入力との差分をとることによりダイオードの温度依存性が相殺される。このようにしてダイオードの温度依存性を相殺しつつ、差動増幅器51は、検波後の電圧信号と固定の電圧値との差分を増幅する。これにより、ダイオードの温度依存性を相殺しながら高感度な検波が可能となる。図4の構成では、差動増幅器51の差動出力をコンパレータ52で比較することにより、HIGH又はLOWの2値の検波出力を生成している。
図6は、温度依存性相殺の効果を説明するための図である。(a)には、図4の回路の入力端INに入力される電圧波形が示される。(b)には、ノードA及びノードBにおける電圧波形を示す。(a)に示されるように入力電圧信号の振幅が大きくなると、(b)に示されるようにノードAの電圧が増大する。ノードBの電圧は一定値にとどまる。ここで温度変動がありダイオードの閾値電圧が変化すると、(b)に示されるベース電圧Dが変化するが、この変化はノードA及びノードBにおいて同一である。即ち、ノードAのベース電圧とノードBのベース電圧とは常に同一であり、両者に差が生じることはない。
(c)には差動増幅器51の差動出力C及びXCが示される。差動増幅器51はノードAの電圧とノードBの電圧との差を増幅するので、(c)に示されるような波形が差動出力として出力される。この際、(b)に示されるベース電圧Dは差動増幅器51の差分増幅動作により相殺されるので、ベース電圧Dが変化しても差動出力C及びXCは影響を受けることがない。(d)にはコンパレータ52の出力OUTが示される。コンパレータ52は、差動増幅器51の差動出力C及びXCの差が所定値以上になると、出力OUTをHIGHにする。
図7は、本発明によるダイオード検波回路の第2の実施例の構成を示す回路図である。図7において、図4と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図7のダイオード検波回路60は、差動増幅器51、コンパレータ52、ダイオード61乃至64、容量65、66、抵抗67、68、容量69乃至72、トランス73、及びインダクタ74乃至77を含む。ダイオード61、62、容量65、抵抗67、容量69、70、トランス73、及びインダクタ74、75が第1のダイオード検波ユニットに相当し、ダイオード63、64、容量66、抵抗68、容量71、72、及びインダクタ76、77が第2のダイオード検波ユニットに相当する。図7に示される構成において、第1のダイオード検波ユニット及び第2のダイオード検波ユニットは、両波整流型のダイオード検波回路である。
入力端INに入力された電圧信号は、トランス73により順極性の信号と逆極性の信号とに変換される。順極性の信号と逆極性の信号とは、それぞれ容量69及び70によりその直流成分がカットされ、直流分ゼロの電圧信号としてダイオード61及び62に順方向に印加される。ダイオード61及び62によりそれぞれの信号の半波整流が行われ、その後、半波整流後の信号が互いに重ね合わされる。これにより両波整流が実現される。半波整流が両波整流に置き換わった以外、ダイオード検波回路60の動作は図4乃至図6に示されるダイオード検波回路40の動作と同一である。
このように半波整流型のダイオード検波回路に限らず、両波整流型のダイオード検波回路にも本発明を適用することができる。またブリッジ整流型、両波倍電圧整流型等の検波回路であっても、ダイオード検波回路である限りは、本発明を同様に適用可能であることは明らかである。
図8は、図4に示すダイオード検波回路の変形例である。図8において、図4と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図8のダイオード検波回路40Aは、図4のダイオード検波回路40から差動増幅器51を取り除き、第1及び第2のダイオード検波ユニットの出力を直接コンパレータ52に供給している。コンパレータ52は第1のダイオード検波ユニットの出力である検波後の電圧信号と第2のダイオード検波ユニットの出力である固定の電圧値とを比較して、検波後の電圧信号が固定の電圧値よりも所定の電圧差以上大きくなると出力OUTをHIGHにする。従って、図8のように検波後の電圧信号と固定の電圧値とを直接コンパレータ52に入力する構成としても、コンパレータ52によりダイオードの電圧依存性を相殺する効果を得ることができる。
同様に、図7のダイオード検波回路60から差動増幅器51を取り除き、第1及び第2のダイオード検波ユニットの出力を直接コンパレータ52に供給する構成としても、ダイオードの電圧依存性を相殺する効果を得ることができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
例えば上記実施例においては、ダイオード検波回路により、入力電圧信号の正方向の電圧変動を検波する構成を説明したが、入力電圧信号の負方向の電圧変動を検波する構成としても同様に本発明を適用することができる。また同様に、正方向の電圧変動と負方向の電圧変動を両方検波する構成であってもよい。
微弱な信号を感度良く検出するダイオード検波回路の構成を示す回路図である。 ダイオードの温度依存性の影響を受けないように構成されたダイオード検波回路の構成を示す回路図である。 本発明によるダイオード検波回路の構成の概略を示す構成図である。 本発明によるダイオード検波回路の第1の実施例の構成を示す回路図である。 バイアス電圧印加の効果を説明するための図である。 温度依存性相殺の効果を説明するための図である。 本発明によるダイオード検波回路の第2の実施例の構成を示す回路図である。 図4に示すダイオード検波回路の変形例である。
符号の説明
30 ダイオード検波回路
31 第1のダイオード検波ユニット
32 第2のダイオード検波ユニット
33 差動増幅器
34、35 容量

Claims (10)

  1. 入力電圧信号にバイアス電圧を加えた電圧を第1のダイオードにより整流検波して検波信号を出力する第1のダイオード検波ユニットと、
    該バイアス電圧に応じた固定の電圧を第2のダイオードに入力して固定電圧信号を出力する第2のダイオード検波ユニットと、
    該第1のダイオード検波ユニットと該第2のダイオード検波ユニットとに接続され該検波信号と該固定電圧信号との差分に応じた出力を生成する検出ユニット
    を含むことを特徴とするダイオード検波回路。
  2. 該検出ユニットは差動増幅回路であることを特徴とする請求項1記載のダイオード検波回路。
  3. 該差動増幅回路の出力に接続されるコンパレータを更に含むことを特徴とする請求項2記載のダイオード検波回路。
  4. 該検出ユニットはコンパレータであることを特徴とする請求項1記載のダイオード検波回路。
  5. 該第1のダイオード検波ユニット及び該第2のダイオード検波ユニットは、半波整流型、両波整流型、ブリッジ整流型、及び両波倍電圧整流型のうちの何れか1つであることを特徴とする請求項1記載のダイオード検波回路。
  6. 該第1のダイオード検波ユニット及び該第2のダイオード検波ユニットの各々は、
    入力端と、
    該入力端に一端が結合される容量と、
    該容量の他端に一端が結合される検波ダイオードと、
    該検波ダイオードの該一端と該バイアス電圧との間を結合するインダクタと、
    該検波ダイオードの他端に結合される抵抗と、
    該抵抗と並列に結合される容量
    を含むことを特徴とする請求項1記載のダイオード検波回路。
  7. 該バイアス電圧は該検波ダイオードの閾値電圧に略等しいことを特徴とする請求項6記載のダイオード検波回路。
  8. 該第1のダイオード検波ユニットの該入力端は該入力電圧信号を受け取る端子であることを特徴とする請求項6記載のダイオード検波回路。
  9. 該第1のダイオード検波ユニットの該第1のダイオードと該第2のダイオード検波ユニットの該第2のダイオードとは実質的に同一の特性を有することを特徴とする請求項1記載のダイオード検波回路。
  10. 該第1のダイオード検波ユニットと該第2のダイオード検波ユニットとは実質的に同一の構成を有することを特徴とする請求項1記載のダイオード検波回路。
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