JP2006031479A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一つの位置に複数枚の合紙を挿入可能とする。
【解決手段】 クライアントPCに設けているプリンタドライバでは、印刷設定を行うときに、印刷設定ダイアログ60を表示する。この印刷設定ダイアログでは、プリントオプションとして、表紙/合紙付けの設定が可能となっており、表紙/合紙付けボタン64を操作すると、表紙/合紙付け設定ダイアログ66が表示される。この表紙/合紙付け設定ダイアログでは、合紙の挿入位置として、一つの位置を複数指定することができるようになっている。これにより、画像形成装置で合紙の挿入を実行するときに、指定された位置ごとに合紙を挿入するときに、同一位置に対して複数の指定があると、それぞれの指定に基づいて合紙挿入を実行することにより、指定された枚数の合紙を連続して挿入する。
【選択図】 図3
【解決手段】 クライアントPCに設けているプリンタドライバでは、印刷設定を行うときに、印刷設定ダイアログ60を表示する。この印刷設定ダイアログでは、プリントオプションとして、表紙/合紙付けの設定が可能となっており、表紙/合紙付けボタン64を操作すると、表紙/合紙付け設定ダイアログ66が表示される。この表紙/合紙付け設定ダイアログでは、合紙の挿入位置として、一つの位置を複数指定することができるようになっている。これにより、画像形成装置で合紙の挿入を実行するときに、指定された位置ごとに合紙を挿入するときに、同一位置に対して複数の指定があると、それぞれの指定に基づいて合紙挿入を実行することにより、指定された枚数の合紙を連続して挿入する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像データに応じた画像を用紙に形成して出力する画像形成装置に関する。詳細には、画像を形成する用紙の間に、画像を形成せずに排出する合紙を挿入する合紙機能を備えた画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ或いはこれらの機能を合わせ持つ複合機などの画像形成装置では、給紙トレイに収容している用紙を取出して、該用紙に画像を形成して出力する。また、画像形成装置では、連続して多量の用紙に画像を形成したときには、画像を形成した用紙が排紙トレイ上に積層されて集積されるようにしている。
このような画像形成装置では、用紙として、普通紙や上質紙、再生紙などの各種の紙質に加えてOHP(Over Head Projector)用紙等への画像形成が可能となっている。
ところで、それぞれに画像を形成した多数枚のOHP用紙を排紙トレイ上に集積すると、OHP用紙同士が貼り付きあってしまうという問題がある。ここから、画像形成装置には、画像を形成した用紙の間に白紙の用紙を合紙として挿入して集積する合紙機能が設けられたものがある。
OHP用紙を集積するときに、OHP用紙の間に合紙を挿入するして集積することにより、OHP同士が接触しないために、貼り付きが生じるのを防止することができる。
一方、このような画像形成装置に設けられる合紙機能を用いた各種の印刷処理が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
このうち特許文献1では、OHP用紙への印刷処理が指定されたときに、OHP用紙と合紙を交互に出力すると共に、OHP用紙とは別に普通紙に、OHP用紙に形成した画像を所定部数ずつ印刷出力するようにしている。
また、特許文献3では、区切りシートの挿入ページを指定して、挿入頁の設定値に基づいて、記録紙の該当頁に区切りシートを挿入するインターシート機能が提案されている。
近年、例えば、巻頭カラーや目次などの他のプリンタによって作成したページを連続して挿入したいと言う要求が高まっているが、合紙機能は、合紙を挿入するページを指定ないし選択できても、指定された場所には1枚ずつしか挿入されないために、合紙機能を用いて複数枚の用紙を連続して挿入することは困難となっている。
特許第2681411号
特許第2941386号
特許第2543714号
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、合紙機能を用いて画像を形成する用紙の間に、別の用紙を合紙として挿入するときに、複数枚の合紙を連続して挿入可能とする画像形成装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、用紙に画像を形成して出力する印刷処理を実行するときに、画像を形成した用紙の間に所定の用紙を合紙として挿入可能とする合紙機能を備えた画像形成装置であって、前記合紙の挿入位置と共に、挿入位置のそれぞれに複数枚の合紙の挿入を指定可能とする設定手段と、前記設定手段によって指定された挿入位置に、指定枚数ずつの前記合紙を挿入する合紙処理手段と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、合紙の挿入位置が指定されることにより、指定された位置に合紙を挿入しながら印刷処理を実行する。また、合紙の挿入位置指定する設定手段は、挿入位置のそれぞれに、合紙の挿入のみでなく、挿入する枚数を指定することができ、合紙処理手段は、指定された枚数の合紙を挿入するように合紙処理を実行する。
これにより、画像を形成した用紙の間に、1枚ずつのみならず、複数枚の合紙を挿入される。
また、本発明では、画像処理端末から入力される印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行するときに、前記設定手段が、前記画像処理端末に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、設定手段を、例えば、プリンタドライバとして画像処理端末に設け、印刷機能を設定するときに、合紙の挿入、挿入位置、挿入枚数を指定できるようにしている。
これにより、画像処理端末からの印刷設定で、任意の枚数の合紙を任意の位置に挿入することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、印刷ページの間に合紙を挿入するときに、合紙の挿入位置と共に、挿入枚数が指定可能となっており、複数枚の合紙の挿入が指定されていることにより、指定に基づいた合紙の挿入を実行する。これにより、合紙機能を用いた効果的で効率的な印刷処理が可能となるという優れた効果が得られる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用した画像形成装置10の概略構成を示している。なお、画像形成装置としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ或いはこれらの機能を併せ持つ複合機などの適用が可能であるが、以下では、これらの基本的機能を備えたプリンタを例に説明する。
画像形成装置10は、画像形成に用いる用紙12が装填される給紙部14、電子写真プロセスによって用紙12に画像を形成する画像形成部16を含んでいる。また、画像形成装置10には、給紙部14から画像形成部16を経て排出トレイ18に用紙12を搬送する搬送路が形成されている。
画像形成部16は、感光体ドラム20が設けられた現像モジュール22及び、レーザービーム等を用いたROS(Raster Optical Scanner)等の露光手段(図示省略)等を備えている。
現像モジュール22では、帯電器等を用いて感光体ドラム20の表面を均一に帯電させた後に、画像データに応じてレーザービームを走査して露光することにより感光体ドラム20上に静電潜像を形成する。また、現像モジュール22では、感光体ドラム20に形成した静電潜像に対してトナー現像を施すことにより画像データに応じたトナー像(例えば黒(K)色のトナー像)を形成する。
画像形成部16には、感光体ドラム20に対向して転写ベルト24が設けられており、用紙12が感光体ドラム20と転写ベルト24の間の転写位置へ供給(給紙)される。このときに、画像形成部16では、用紙12と感光体ドラム20に形成したトナー像を重ねながら用紙12を感光体ドラム20と転写ベルト24によって挟持する。これにより、画像形成部16では、感光体ドラム20に形成されているトナー像を、用紙12に転写しながら送り出す。
なお、本実施の形態では、画像形成部16として例えば、黒(K)色のトナーを用いた単色画像を形成するようにしているが、画像形成部16としては、カラー画像の形成が可能なものであっても良い。
このときには、K色に加えて、Y(イエロー)、M(マゼンタ)C(シアン)の各色の現像モジュールを用い、印刷用として入力される画像データ(カラー画像データ)をRIP処理することによりY、M、C、Kの各色成分のデータ(ラスタデータ)を生成し、それぞれのラスタデータを用いて、各色の感光体ドラムを走査露光すると共に、Y、M、C、Kの各色のトナーを用いてトナー現像を行うことにより形成したトナー像を、これらのトナー像を用紙12に重畳しながら転写し、用紙12にフルカラーのトナー像を形成するものであれば良い。
画像形成部16には、定着モジュール(定着器)26が設けられている。この定着モジュール26は、図示しないヒータによって所定の温度に加熱された定着ローラ28を備えている。定着モジュール26では、トナー像が転写された用紙12を、定着ローラ28によって挟持することにより加圧しながら加熱する。これにより、トナー(トナー像)が溶融して用紙12に定着され、用紙12に画像データに応じた画像が形成される。
給紙部14には、それぞれに多数枚の用紙12を積層して収容可能とする複数の給紙トレイ30が設けられている。なお、本実施の形態では、比較的小サイズの用紙12を収容する給紙トレイ30A、30Bと、比較的大きいサイズの用紙12まで収容が可能な給紙トレイ30C、30Dを設けている(以下、総称するときには、給紙トレイ30とする)。
画像形成装置10では、給紙トレイ30から取出した用紙12を画像形成部16の転写位置へ搬送する。これにより、用紙12に画像を転写し、この後に、定着処理して画像を形成した用紙12を排紙トレイ18へ搬送して、排紙トレイ18上に順に積層するようにしている。
また、画像形成装置10には、手差しトレイ32が設けられており、この手差しトレイ32から挿入した用紙12への画像形成も可能となっている。なお、画像形成装置10としては、多少の用紙12を収容して、多数枚の用紙12を連続的に出力可能な給紙装置を連結可能となっており、この給紙装置から供給される用紙12への画像形成も可能となっている。
また、画像形成装置10では、給紙トレイ30から取出した用紙12に、画像を形成せずに排紙トレイ18上へ排出する空送りが可能となっており、これにより、画像を形成した用紙12と画像を形成していない用紙12を順に排紙トレイ18上に排出し集積可能となっている。
一方、画像形成装置10は、CPU、ROM、ROM等がバスによって接続されたマイクロコンピュータを備え、このマイクロコンピュータに図示しない各種のハードウェアが接続されている。
これにより、図2に示すように、画像形成装置10には、印刷機能設定部40、画像処理部42及びプリントコントローラ44が形成されており、給紙部14及び画像形成部18は、印刷出力部として、このプリントコントローラ44によって作動が制御される。
また、画像形成装置10には、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)46が設けられており、このネットワークI/F46を介して、パーソナルコンピュータやワークステーション等の画像処理端末(以下、クライアントPC48とする)に接続される。
これにより、画像形成装置10は、クライアントPC48から印刷ジョブが入力されることにより、入力された印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する。
すなわち、印刷機能設定部40では、印刷ジョブから印刷機能のコマンドを解釈して、印刷ジョブで指定されている印刷機能を設定する。
画像処理部42では、印刷機能の設定に基づいた画像処理及びRIP処理を実行し、プリントコントローラ44は、設定された印刷機能とRIP処理によって生成されたラスタデータに基づいて給紙部14及び画像形成部16の作動を制御して、画像データに応じた画像を用紙12に形成して出力する。
一方、クライアントPC48には、ページレイアウトやドキュメント等の印刷処理する画像データを生成するアプリケーションソフト(アプリケーション50)、画像形成装置10を用いて印刷処理を行うときに各種の印刷機能を指定可能とするプリンタドライバ52(ドライバソフト)と共に、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F54)が設けられており、ネットワークI/F54を介して、画像形成装置10に接続されるようになっている。
これにより、クライアントPC48では、アプリケーション50によって作成した画像データを、印刷ジョブとして画像形成装置10に出力可能となっている。
このような画像形成装置10としては、従来公知の一般的構成を適用でき、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
ところで、画像形成装置10では、画像を形成した用紙12(以下、「用紙12A」とする)の間に、画像を形成していない用紙12(以下、「合紙12B」とする)を挿入する合紙機能を備えている。
プリントコントローラ44には、合紙処理部56が形成されており、印刷機能設定部40でコマンド解釈を行ったときに、合紙機能が指定されていると、合紙12Bを挿入するページを合紙処理部56に記憶する。プリントコントローラ44では、合紙機能が設定されていると、該当するページの用紙12Aに合紙12Bが重なるように給紙部14及び画像形成部16の作動を制御するようになっている。なお、合紙12Bとしては、色紙や予め所定の画像が印刷された用紙12などの任意の紙質、紙種の用紙12を用いることができる。
一方、クライアントPC48に設けているプリンタドライバ52には、合紙設定用のUIが設けられており、このUIを用い合紙機能の設定が可能となるようにしている。
図3(A)には、クライアントPC48に記憶されている印刷設定用のUIの一例とする印刷設定ダイアログ60の概略を示している。この印刷設定ダイアログ60は、基本設定タブ60A、トレイ/排出60B、グラフィックスタブ60C、スタンプ/フォームタブ60D及び詳細設定タブ60Eが設けられ、プリンタドライバ52では、トレイ/排出タブ60B上で合紙12Bの設定を行うようになっており、図3(A)では、このトレイ/排出タブ60Bを開いた状態を示している。
このトレイ/排出タブ60Bでは、画像を形成する用紙トレイ(給紙トレイ30)、排紙トレイ18を選択する排紙方法の設定が可能となっている。
また、画像形成装置10に、ステープル処理、パンチ処理、紙折り処理などの機能を備えた後処理装置が連結されているときには、後処理装置により処理の指定が可能となっている。
さらに、このトレイ/排出タブ60Bでは、手差しトレイ32を用いる手差し設定、給紙トレイ30を自動選択するときの用紙12の種類の指定が可能となっており、これらに加えて、OHP合紙の指定及び表紙/合紙付け設定が可能となっている。
ここで、合紙機能を指定するときには、OHP合紙ボタン62または、表紙/合紙付けボタン64を操作(クリック操作)する。このときに、用紙12の種類としてOHP用紙を選択することにより、OHP合紙ボタン62が操作可能となり、OHP合紙ボタン62を操作することにより、OHP用紙の間に、合紙12Bとして設定されている用紙12が重ねられて排出されるように設定される。
すなわち、画像形成装置10では、画像が形成されたOHP用紙と、画像を形成しない合紙12Bが交互に積層されるように出力される。
一方、プリンタドライバ52では、表紙/合紙付けボタン64が操作されることにより、プリントオプションとして任意のページに、任意の枚数ずつ合紙12Bとして設定されている用紙12を挿入して出力されるように設定可能となっている。
図3(B)には、表紙/合紙付けボタン64が操作されることにより表示される表紙/合紙付け設定ダイアログ66の一例を示している。
この表紙/合紙付け設定ダイアログ66では、合紙機能の特殊処理として最初の印刷ページの前に「おもて表紙」を付けるか否か、最終ページの後に「うら表紙」を付けるか否かの選択が可能となっていると共に、おもて表紙に対しては、おもて表紙を最初のページとして印刷処理するか否かの選択が可能となっている。また、おもて表紙及びうら表紙を付けるときには、おもて表紙及びうら表紙として用いる用紙12を収容している給紙トレイ30の指定が可能となっている。
また、表紙/合紙付け設定ダイアログ66では、合紙を付けるか否かの選択が可能となっており、合紙付けを選択することより、合紙12Bを付ける位置と合紙12Bとする用紙12を収容する給紙トレイ30の選択が可能となっている。
ここで、合紙付けを選択(チェックボックス68をマーク)することにより、合紙12Bとして用いる用紙12を収容する給紙トレイ30の選択、合紙12Bを付けるページの選択が可能となる。なお、表紙/合紙付け設定ダイアログ66では、合紙12Bとして用いる用紙12の紙種としてタブ紙であるか否かの設定も可能となっている。
プリンタドライバ52では、印刷処理するページのページ番号を基準に、そのページの前に合紙12Bを付けるか否かを指定するようになっており、合紙12Bを付けるときには、合紙12B付けた次のページのページ番号を入力する。すなわち、1ページ目と2ページ目の間に、合紙12Bを挿入する(付ける)ときには、『2ページ目(2)』を表記する。
また、画像形成装置10に対して設けているプリンタドライバ52では、同一のページを複数指定できるようになっており、これにより、指定した数の合紙12Bが連続して挿入されるようになっている。例えば、『1,1』と入力することにより,1頁目の用紙12(用紙12A)の前に,2枚の合紙12Bを挿入するように設定することになっている。
なお、図3(B)では、1ページ目と5ページ目の前のそれぞれに、2枚の合紙12Bを挿入するように設定した状態を示している。また、本実施の形態に適用した設定手段として適用した表紙/合紙付け設定ダイアログ66では、合紙12Bを挿入する前のページ番号を入力するようにしているが、これに限らず、合紙を挿入する次のページ番号を入力するものであっても良い。
プリンタドライバ52では、合紙付け(合紙機能)を含む印刷機能が指定されると、指定された印刷機能に対応するコマンドを印刷ジョブに付加する。画像形成装置10では、印刷機能設定部40でこのコマンドを解釈することにより、指定に基づいた印刷機能が実行されるように設定する。
このように構成されている画像形成装置10とクライアントPC48の間では、例えば、クライアントPC48上でアプリケーション50などを用いて作成したドキュメントなどを印刷処理するときには、プリンタドライバ52を用いて、印刷設定を行い、印刷ジョブとして画像形成装置10へ送信する。
画像形成装置10では、印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブに付加されているコマンド解釈を実行して、印刷設定の指定に基づいた印刷機能の設定を行う。この後に、印刷機能の設定に応じて、各ページの画像データに対して、順に画像処理及びRIP処理を実行する。
これと共に、画像形成装置10では、印刷機能の設定に基づいて、画像を形成する用紙12を取り出す給紙トレイ30の選択を行い、選択した給紙トレイ30からの用紙12の取出し、ラスタデータに基づいた感光体ドラム20の走査露光を実行することにより、用紙12へ順に画像を形成し、排出トレイ18上に集積する。
ところで、画像形成装置10では、印刷機能として合紙機能(合紙付け)を備えており、クライアントPC48上で合紙付けが指定されることにより、合紙付けの設定に基づいて、印刷処理に合わせた合紙12Bの挿入、すなわち合紙機能を実行するようになっている。
ここで、図4には、合紙付けが設定されたときに実行される合紙挿入処理の一例を示している。このフローチャートは、受信した印刷ジョブに合紙機能(合紙付け)が指定されていることにより実行され、最初のステップ100では、設定に基づいた合紙の挿入位置及びそれぞれの挿入位置で挿入する合紙12Bの枚数を読み込む。次のステップ102では、ページ数nの初期設定を行う。すなわち、ページ数nを1に設定する(n=1)。
この後、ステップ104では、nページ目の前への合紙12Bの挿入指定があるか否かを確認する。
ここで、1ページ目の前に合紙12Bの挿入が指定されていると、ステップ104で肯定判定してステップ106へ移行する。このステップ106では、挿入する合紙12Bの枚数を設定する。このときに、表紙/合紙付け設定ダイアログ66上で「1,1」として指定されていると、挿入する合紙12Bの枚数を2枚に設定する。
次のステップ108では、合紙12Bを挿入する前のページである(n−1)ページ目の用紙12が給紙トレイ30から取出されたか否かを確認し、前のページの用紙12が取出される、ステップ108で肯定判定して、次に合紙12Bが設定枚数だけ取出されるようにする。すなわち、次の用紙12の取出しタイミングで、合紙12Bを取出す。
この後、ステップ112では、次のページがあるか否か、すなわち、印刷ジョブの最終ページまで実行されたか否かを確認して、最終ページに達していないとき、すなわち、nページ目が最終ページでなければ、ステップ112で肯定判定してステップ114へ移行し、nを次のページに設定し(n=+1)、ステップ104へ戻る。
このときに、nページ目の前に合紙12の挿入が設定されてなければ、ステップ104で否定判定してステップ112へ移行し、次のページに対する処理を実行する。
このようにして合紙12の挿入処理を行うことにより、例えば、1ページ目の前に2枚の合紙12Bを挿入するように指定されていると、図5(A)に示すように、先ず、2枚の合紙12Bが指定された給紙トレイ30から取出されて排出される。
この後に、1ページ目の印刷処理が実行され、図5(B)に示すように、2枚の合紙12Bに重ねて1ページ目の用紙12Aが排出される。
次に、5ページ目の前に、2枚の合紙12Bを挿入するように指定されていると、図5(C)に示すように、4ページ目までの用紙12Aが排出された後、図5(D)に示すように、4ページ目の用紙12Aに重ねて、2枚の合紙12Bが排出される。
一方、図4のフローチャートでは、ページ数nが印刷ジョブの最終ページに達すると、ステップ112で否定判定してステップ114へ移行する。このステップ114では、最終ページの次のページ((n+1)ページ目)の前に合紙12Bが挿入するように指定されているか否かを確認する。すなわち、最終ページの次に合紙12Bを挿入するように設定されていなければ、ステップ116で否定判定して処理を終了する。
これにより、7ページ分の印刷ジョブであれば、図5(E)に示すように、5ページ目の前の2枚の合紙12Bに、5ページ目から7ページ目の用紙12Aが重ねられて集積される。
なお、合紙12Bの挿入が指定されているときには、図4のフローチャートのステップ116で肯定判定してステップ118へ移行し、合紙12Bの挿入枚数を設定し、最終ページ(nページ目)の用紙12(用紙12A)が取出されると、ステップ120で肯定判定してステップ122へ移行し、設定した枚数の合紙12Bを取出す。
このように、画像形成装置10では、合紙12Bを挿入する位置が指定されているとその位置に合紙12Bを挿入して印刷ジョブに応じた画像を形成した用紙12Aと共に集積する。
また、画像形成装置10では、同一の位置に複数枚の合紙12Bの挿入が指定されていると、指定された数の合紙12Bを連続して送り出して集積することができる。
これにより、例えば、合紙12Bとして、複数ページに渡る目次や挿絵などがあるときにも、指定された枚数の目次や挿絵を的確に挿入することができ、合紙機能を用いた印刷処理の大幅な拡張が可能となる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するものではない。
例えば、本実施の形態では、画像形成装置として主にクライアントPC48から入力される印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する画像形成装置10を例に説明したが、本発明はこれに限らず、複写機や複合機を適用することができる。これにより、多数ページに渡る原稿を複写するときに、原稿内の指定ページの間に、指定した枚数の合紙12Bを挿入することが可能となる。
また、本発明は、これらに限らず、合紙機能を備えた任意の構成の画像形成装置に適用することができる。
10 画像形成装置
12 用紙
12B 合紙
14 給紙部
16 画像形成部
18 排紙トレイ
30(30A〜30D) 給紙トレイ
40 印刷機能設定部
42 画像処理部
44 プリントコントローラ
48 クライアントPC
52 プリンタドライバ
56 合紙処理部
60 印刷設定ダイアログ
66 表紙/合紙付け設定ダイアログ
12 用紙
12B 合紙
14 給紙部
16 画像形成部
18 排紙トレイ
30(30A〜30D) 給紙トレイ
40 印刷機能設定部
42 画像処理部
44 プリントコントローラ
48 クライアントPC
52 プリンタドライバ
56 合紙処理部
60 印刷設定ダイアログ
66 表紙/合紙付け設定ダイアログ
Claims (2)
- 用紙に画像を形成して出力する印刷処理を実行するときに、画像を形成した用紙の間に所定の用紙を合紙として挿入可能とする合紙機能を備えた画像形成装置であって、
前記合紙の挿入位置と共に、挿入位置のそれぞれに複数枚の合紙の挿入を指定可能とする設定手段と、
前記設定手段によって指定された挿入位置に、指定枚数ずつの前記合紙を挿入する合紙処理手段と、
を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 画像処理端末から入力される印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行するときに、前記設定手段が、前記画像処理端末に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004210728A JP2006031479A (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | 画像形成装置 |
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Publications (1)
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JP2004210728A Pending JP2006031479A (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | 画像形成装置 |
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