JP2006031381A - 自動サービス装置及び自動サービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の操作に応じて、Webサーバと交信し、自動取引する自動取引システムに関し、利用者の操作毎に生じるWebサーバとのダウンロード時間を低減する。
【解決手段】自動サービス装置(1)のブラウザ(120)の画面フレーム(121)を、取引画面用フレーム(121a)と、アプレット常駐用フレーム(121b)に分割し、装置(1)の立ち上げ時に、Webサーバ(100)の画面コンテンツ(122)に全アプレットを埋め込み、ブラウザ(120)のアプレット常駐用フレーム(121b)にダウンロードしておき、以降のWeb通信において、画像コンテンツにアプレットのメソッド呼び出しスクリプトを埋め込み、常駐用フレームのアプレットのメソッドを呼び出し、IOユニット(10〜50)を動作制御する。
【選択図】図10

Description

本発明は、Webサーバからの画面コンテンツに応じて、画面制御と自動サービス動作とを実行する自動サービス装置及び自動サービスシステムに関し、特に、画面情報と画面に関連する装置の制御情報を埋め込んだ画面コンテンツにより動作する自動サービス装置及び自動サービスシステムに関する。
自動サービス装置は、各種のサービス業務に利用されており、例えば、金融分野では、自動出金機、自動入出金機が、他の分野では、自動発券機や自動発行機等が利用されている。このような自動サービス装置において、近年のインターネット等のネットワークの発達に伴い、Web技術を利用して、入出金、発券、各種情報の出力を行うものが提供されている。
図31は、従来の自動サービスシステムの構成図であり、金融業務のATM(Automatic Teller Machine)システムを示す。図21に示すように、WWW(World Wide Web)サーバ300と、現金自動取引装置400とがネットワークで接続される。
サーバ300は、クライアントである自動取引装置(ATM)400のリクエストに従い、Webページ(画面コンテンツ)500をATM400に送信する。このWebページは、表示装置に表示される画面を作成するためのプログラムを、ページ記述言語(HTML,Java Script)を用いて作成し、この1ページ(1画面)の表示内容に関連して、駆動制御する他の装置(カード処理装置、現金処理装置、通帳処理装置、明細票処理装置等)の制御プログラムをオブジェクトとして、埋め込む。
例えば、図31に示すように、Webページ500は、ページ記述言語HTML(Hyper Text Markup Language)により、画面作成プログラムと、オブジェクト(アプレット)を指定するアプレットタグと、その実行方法(method)をScriptで指定する画面コンテンツ502と、オブジェクト(アプレット)のmethodを実行するプログラムをセットしたアプレット510からなる。
このWebページ500は、WWWサーバ300からATM400のブラウザ410にダウンロードされる。一方、ATM400は、カーネル(OS)の制御の基に、ATMミドルウェアが動作し、I/O動作(取引動作)する。ATM400は、I/Oメカユニットとして、カードリーダ/ライタユニット440、レシート/ジャーナルプリンタ441、紙幣/硬貨処理ユニット442、通帳処理ユニット443、顧客操作パネル等を有する。
ブラウザ410は、Webページの画面作成プログラムに従い、画面を顧客操作パネルに表示するとともに、画面コンテンツ502のアプレットタグと、method名を解析し、アプレット510の該当プログラムを実行し、I/Oユニット440〜443にコマンドを発行する。
このようなWebブラウザによるATM制御において、各装置(現金処理装置等)単位とし、画面コンテンツ502の埋め込みオブジェクト(アプレット)として、装置インタフェース振分け部(Machine ID)420を指定し、画面コンテンツ502のScript(Java script)で、各装置の動作方法を指定することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法では、画面コンテンツ502のアプレットタグで、装置インタフェース振分け部420が指定され、そして、装置振分け部420は、Scriptを順次読み込み、解読し、動作指令を対応するインタフェース部430〜433に振分け、対応するI/Oユニット440〜443を動作する。
この提案では、同一機能のATMをWeb制御する場合に、画面コンテンツの1つのアプレットタグで、複数のユニットを動作することができ、画面コンテンツのHTML内の記述を少なくでき、埋め込みオブジェクトを軽くできる。
特開2000−298752号公報(図6、図7)
しかしながら、Web制御の自動サービス装置では、ブラウザを使用して、取引画面等の操作案内画面を表示する。そして、この取引画面(コンテンツ)に組み込まれたアプレットを経由して、IOユニットを制御する。このため、画面毎にアプレットのダウンロードを待ち合わせないと、IOユニットに処理を依頼できない。このため、利用者が複数の操作を行うには、操作毎に、待ち時間が生じて、取引等のサービス時間が長くなる。
同様に、操作案内画面に、多数の入力ボタンイメージを表示する場合には、アプレットのダウンロード時間とボタンイメージのダウンロード時間とが長くなり、好ましくない場合がある。例えば、多数のボタンを配置し、利用者の押下に応じて、通常状態、反転状態、グレーアウト状態とボタンイメージ表示を変化することは、体感的やデザイン的に、好ましいが、HTMLやScriptでは、表示時間がかかるため、アプレットでボタン表示した方が体感的な性能が向上することになる。しかし、アプレットを使用すると、このダウンロードに時間を要してしまい、画面切替時間がHTMLより遅くなる。
これにより、自動サービス装置の利用者の利用時間が長くなり、稼働率の低下及び利用者の応答待ち時間の長期化を招くおそれがある。
従って、本発明の目的は、Web制御しても、サービスを受ける利用者の操作の待ち時間を低減するための自動サービス装置及び自動サービスシステムを提供することにある。
又、本発明の他の目的は、Web制御しても、操作案内画面のアプレットのダウンロード待ち合わせ時間を低減するための自動サービス装置及び自動サービスシステムを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、Web制御しても、操作案内画面の画面切替時間を高速化するための自動サービス装置及び自動サービスシステムを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、制御アプレットを常駐化することで、IO制御中に画面遷
移を可能とし、取引時間を短縮するための自動サービス装置及び自動サービスシステムを提供することにある。
この目的の達成のため、本発明の自動サービス装置は、利用者の操作に応じて、Webサーバと交信し、案内表示とサービス動作を行う自動サービス装置において、前記案内操作表示を行う表示ユニットと、前記サービス動作を行うための複数のIOユニットと、前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、ブラウザにより、前記表示装置の画面の案内操作表示を制御し、且つ前記画面コンテンツに埋め込まれたスクリプトに応じて、前記複数のIOユニットを制御する制御ユニットとを有する。そして、前記制御ユニットは、前記サービス画面用フレームと常駐用フレームに分割されたブラウザ画面の前記常駐用フレームに、前記Webサーバからダウンロードされたアプレットを格納しておき、前記Webサーバからの画面コンテンツにより前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに組み込まれたスクリプトにより、前記IOユニットを制御するアプレットのメソッドを呼び出し、前記IOユニットを制御する。
又、本発明の自動サービスシステムは、Webサーバと、前記Webサーバにネットワークを介し接続され、利用者の操作に応じて、前記Webサーバと交信し、案内操作表示とサービス動作を行う自動サービス装置とを有する。そして、前記自動サービス装置は、前記案内操作表示を行う表示ユニットと、前記サービス動作を行うための複数のIOユニットと、前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、ブラウザにより、前記表示装置の画面の案内操作表示を制御し、且つ前記画面コンテンツに埋め込まれたスクリプトに応じて、前記複数のIOユニットを制御する制御ユニットとを有し、前記制御ユニットは、前記サービス画面用フレームと常駐用フレームに分割されたブラウザ画面の前記常駐用フレームに、前記Webサーバからダウンロードされたアプレットを格納しておき、前記Webサーバからの画面コンテンツにより前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに組み込まれたスクリプトにより、前記IOユニットを制御するアプレットのメソッドを呼び出し、前記IOユニットを制御する。
又、本発明の自動サービス方法は、サービス画面用フレームと常駐用フレームに分割された自動サービス装置のブラウザ画面の前記常駐用フレームに、Webサーバからダウンロードされたアプレットを格納するステップと、前記Webサーバからの画面コンテンツにより前記自動サービス装置の表示装置に案内操作表示を行うステップと、前記画面コンテンツに組み込まれたスクリプトにより、前記自動サービス装置のIOユニットを制御するアプレットのメソッドを呼び出し、前記IOユニットを制御するステップとを有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットは、前記Webサーバからのフレーム制御コンテンツにより、前記サービス画面用フレームを表示、前記常駐用フレームを非表示に設定する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットは、前記画面コンテンツを解釈し、前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに埋め込まれた前記オブジェクトのスクリプトを解釈し、前記複数のIOユニットを同期制御する前記取引動作の処理単位のメソッドを呼び出すブラウザを有し、前記ブラウザから前記複数のIOユニットを同期制御する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットの前記ブラウザは、前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、前記サービス用フレームを画面遷移するとともに、前記常駐用フレームを前記立ち上げ時以外は、遷移させない。
更に、本発明では、好ましくは、前記IOユニットは、少なくとも、現金処理ユニットと、カード処理ユニットとを有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットは、前記装置立ち上げ時に、更に、前記案内操作画面のイメージを生成する画面イメージ生成アプレットを、前記Webサーバから受信し、前記常駐用フレームに組み込み、且つ前記画面イメージ生成アプレットにより、前記サービス用フレームに表示するための画面イメージファイルを生成する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットは、前記画面コンテンツに前記画面イメージ生成アプレットの呼び出し指定が含まれる時に、前記画面イメージファイルを取得して、前記表示装置に表示する。
更に、本発明では、好ましくは、前記画面イメージ生成アプレットは、パターン定義体ファイルから、前記画面イメージを作成する。
更に、本発明では、好ましくは、前記画面イメージ生成アプレットは、パターン定義体ファイルに定義されている多数のボタンイメージから、配置された前記画面イメージファイルを作成する。
本発明では、ブラウザの画面フレームを、取引用フレームと常駐用フレームとに分割し、全アプレットを、装置立ち上げ時に、サーバから自動サービス装置のブラウザの常駐用フレームにダウンロードしておき、画面遷移のためのWebサーバとの通信時には、アプレットを送信せず、アプレットを指定するタグを埋め込んだ取引画面を送信するため、取引画面遷移時のアプレットダウンロード時間を削減できる。このため、利用者による画面遷移の時間待ちを削減でき、利用者の利用時間を短縮でき、利用の効率化を図ることができ、且つ装置の利用効率も向上する。
又、装置起動時(例えば、電源オン時)に、サーバからブラウザのアプレット常駐用フレーム(見えないフレーム)に、IO制御アプレットに追加して画面イメージ生成アプレットをダウンロードして、組み込んで、常駐フレームで、画面イメージ生成アプレットが、取引画面で使用するボタンイメージの取得と、画面イメージの生成を事前に行っておき、取引操作に応じて、サーバと通信する際には、取引画面コンテンツを受け、取引用フレームに、画面制御アプレットがダウンロードされた場合に、常駐用フレームの画面イメージ生成アプレットから画面イメージを取得して、描画する。
このため、アプレット自体の画面表示時間と、ボタンイメージのダウンロード時間を、画面遷移時に削減できるため、画面切替時間を短縮できる。又、体感的に複雑なパターンを表示しても、画像切替時間を短縮でき、利用者の操作入力の体感性能向上に寄与する。
以下、本発明の実施の形態を、自動サービスシステム、Web制御によるIO制御機構、WebによるIO制御方法、自動サービス処理、画面切替制御方法、他の実施の形態の順で説明する。
[自動サービスシステム]
図1は、本発明の一実施の形態の自動サービス装置の外観図、図2は、図1の自動サービス装置のブロック図、図3は、本発明の一実施の形態の自動サービスシステムのシステム構成図である。図1乃至図3は、自動サービス装置として、金融機関の自動取引装置を示す。
図1に示すように、自動取引装置1は、磁気カードの挿入及び排出のためのカード出入口2、磁気通帳の挿入及び排出のための通帳出入口3、紙幣の投入及び排出のための紙幣出入口4、硬貨の投入及び排出のための硬貨出入口5、利用者の操作案内のためのUOP(User Operation Panel)6、利用者に運用状況を表示するための運用表示器7、利用者を検出する顧客センサ8を備える。
図2は、図1の自動取引装置1のブロック図である。CRW(Card Reader Writer)ユニット10は、カード出入口(カード挿入口)2から挿入された磁気カードを、図示しない搬送機構で搬送しながら、磁気ヘッドで読み取り、出入口2へ返却する。CRWユニット10には、イメージセンサが設けられ、磁気カード(エンボス部)を光学的に読み取る。
RPR(Receipt Printer)ユニット20は、印字ヘッドで、レシート用紙に、取引結果の印字を行い、レシートをカード出入口2に排出する。又、RPRユニット20は、排出されたレシートが所定時間内に利用者に抜き取られない時に、出入口2から戻されたレシートを収容する。
JPR(Journal Printer)ユニット70は、印字ヘッドで、ジャーナル用紙に、取引状態、結果等を印字する。UOP(User Operation Panel)ユニット30は、タッチパネル付きデイスプレイで構成されるUOP6とその制御回路とで構成される。通帳(PPR)処理ユニット40は、通帳出入口3から挿入された磁気通帳を読み取り、且つ磁気通帳に取引印字を行い、通帳出入口3から排出する。
紙幣/硬貨処理ユニット50は、紙幣出入口4、硬貨出入口5から投入された紙幣、硬貨を鑑別、計数し、スタッカに収容する入金動作を行い、且つ現金スタッカから要求された紙幣、硬貨を取り出し、紙幣出入口4、硬貨出入口5へ放出する出金動作を行う。
制御部60は、LAN等のネットワーク90を介し、これら制御ユニット10,20,30,40,50、70に接続され、図3にて後述するソフトウェアの構成により自動取引処理を行う。
図3は、本発明の一実施の形態の自動取引システムのブロック図である。自動取引装置1は、インターネット等のネットワーク110を介し、WWW(World Wide Web)サーバ(ホスト)100と、取引処理に必要なコマンド、パラメータ、データのやりとりを行う。自動取引装置1では、前述の制御部60が、ブラウザ120と、ATMミドルウェア130と、カーネル(OS)140と、デバイスドライバ150とを搭載する。
デバイスドライバ150は、カード(CRW)ユニット10をドライブするためのカードユニットドライバ151と、レシート/ジャーナルユニット(RPR/JPR)20、70をドライブするためのレシート/ジャーナルユニットドライバ152と、BRU(紙幣)ユニット50をドライブするためのBRUドライバ153と、CRU(硬貨)ユニット50をドライブするためのCRUドライバ154と、UOP30をドライブするためのグラフィックドライバ155及びタッチスクリーンドライバ156と、通帳ユニット40をドライブするためのPPRドライバ157とを有する。
ブラウザ120は、例えば、Internet Explorer(Microsoft社商標名)等のWebブラウザで構成され、Webサーバ100にコンテンツの送信を要求し、Webサーバ100が送信する画面コンテンツ(Webページ)を解釈し、表示等を行う。ここでは、HTMLとJava Scriptで構成された取引処理に必要なWebページを要求し、送信されたWebページを解釈し、ATMミドルウェア130、UOP30の画面制御を行う。
カーネル140は、例えば、Windows(Microsoft社商品名)、Linux等の周知のOS(Operating System)で構成され、カーネル140の動作環境下で、ブラウザ120、ATMミドルウェア130、デバイスドライバ150が動作する。
ATMミドルウェア130は、パラメータファイル160と、IOコントロール層170と、IOクライアント層190と、IOサーバ層200と、IOサービスプロバイダ層210とを有する。
このIOクライアント層190は、装置に実装された個々のI/Oユニットを制御するものであり、IOサーバ層200は、IO動作の起動、終結及び通信プロトコル制御を行うものであり、IOサービスプロバイダ層210は、各IOユニットへの電文の変換を行うものである。これらは、その装置の機能範囲、種類、接続されたIOユニットの仕様に従い、設計された既存のミドルウェア180である。
一方、IOコントロール層170は、Webサーバ100とミドルウェア共通アプリケーションインタフェース規約で、コマンド、データの送受信を行う。この共通アプリケーションインタフェース(API)は、装置の機種によって、機能範囲が異なるため、全ての機種を動作できる共通のコマンド、データ体系で構成され、図6で後述する。
IOコントロール層170は、IOクライアント層190のアプリケーションインタフェース(API)を統合、集約し、抽象度の高い共通APIを構築するものである。パラメータファイル160は、ベンダ(ATMメーカ)固有のシステム仕様によって、一意に決定される入力パラメータ/固定パラメータを格納するものである。
IOコントロール層170は、IOクライアント層190の呼び出し時に、このパラメータファイル160から各IOクライアント層固有のパラメータを呼び出し、共通APIを、既存のクライアントAPIに変換する。
これにより、抽象度の高い共通APIを、自動取引装置1のATMミドルウェア190、搭載IOユニットの種類に合致したクライアントAPIに変換でき、既存のATMミドルウェア180とIOユニットを動作することができる。即ち、既存のATMミドルウェアを、共通APIで動作するように、カストマイズ化できる。
図3に示すように、Webページの画面コンテンツ122のアプレットとして、ATMの処理単位で定義したエージェント(Agent)123を埋め込み、処理単位で処理に必要なIOユニットの動作を制御する。更に、後述するように、必要なアプレット123を、装置立ち上げ時に、サーバ100からATM1の制御部60のブラウザ120にダウンロードする。
図4以下で後述するように、アプレット名を、同期制御や、同期制御の初期化制御という処理単位で定義し(以下、Agentという)、methodも処理単位で設ける。即ち、処理に対応したIOユニットの動作を制御するmethodを有するアプレット(Agent)を設け、処理単位で、アプレット(Agent)、methodを指定する。
これにより、複数ユニットを同期動作する場合でも、処理単位にくくることができ、且つ処理単位のアプレット名を付すことができるため、異なる機能のATMのWeb制御をWebページの変更箇所が少なくでき、且つ複雑な自動取引制御においても、Webページを容易に作成できる。
又、1つのmethodをコールするだけで、複数のIOユニットを制御できるため、複数のIOユニットを並行制御でき、それだけ、処理速度を向上でき、Web制御しても、ATMの制御時間を短縮でき、利用者の待ち時間を短縮できる。
[Web制御によるIO制御機構]
次に、Web制御によるIO制御機構を説明する。図4は、図3の構成におけるWebブラウザ120とIOコントローラ130のブロック図、図5は、図3の構成におけるATMミドルウェアの構成図、図6は、図3及び図4における共通APIのコマンドの説明図である。
図4に示すように、Webブラウザ120には、画面コンテンツ(HTML+JavaScript)122と、Agent(アプレット)123とが、WWWサーバ100からダウンロードされる。Agent123は、各ユニットを制御するための制御Agent群124と、ポスト処理を行うPOSTAgent126と、画面構築のためのViewAgent128と、Java Native Interfaceと共通APIインタフェース132を介しIOコントローラ170と通信するための通信DLL群(Dynamic Link Library)129を有する。
尚、インタフェースが同一であれば、通信DLL群129は、不要である。制御Agent群124は、取引制御で必要な制御Agentのみが、装置立ち上げ時に、予めダウンロードされ、ブラウザ120に常駐する。図7以下で詳細に説明するように、制御Agentは、ATM取引の処理単位に構成されている。
図4の構成の動作を説明すると、画面コンテンツ122のJava Scriptで記述されたメソッド名で、制御Agent124のメソッドを呼び出す。呼び出されたメソッドは、通信DLL群129を介しIOコントローラ170にコマンドを発行する。
IOコントローラ170は、ATMミドルウェア180を介し対応するユニットを動作し、動作完了を受ける。IOコントローラ170は、コマンドの実行結果を制御Agent124に応答する。制御Agent124は、Post処理を行うPOSTAgent126又は画面更新を行うViewAgent128にPOST依頼又は描画依頼を依頼し、POST処理又は画面更新処理を行わせる。
このAgentを説明する前に、先ず、共通APIを説明する。図6は、共通APIのコマンド種類の一例を示す。CRW(カードリーダ/ライタ)コマンドとしては、カード挿入コマンド、カード排出コマンドが用意されている。
RPR(レシートプリンタ)コマンドとしては、印字コマンド、放出コマンド等が用意されている。PPR(通帳プリンタ)コマンドとしては、通帳挿入コマンド、印字コマンド、MS(磁気ストライプ)書き込みコマンド、通帳排出コマンド、オートターンページコマンド等が用意されている。
BRU(紙幣リサイクルユニット)コマンドとしては、初期化コマンド、受付/計数コマンド、収納コマンド、入金返却コマンド、繰り出しコマンド、放出コマンド、取り込みコマンド、搬送路チエックコマンド、ジャムリセットコマンド等が用意されている。CRU(硬貨リサイクルユニット)コマンドも同様であり、説明を省略する。
次に、図3及び図4のATMミドルウェア130の構成を、図5により説明する。IOコントロール層170は、各IOのコントロールを行うIOコントロールライブラリ群(IOコントローラ)171〜178を有する。
ここでは、IOコントロールライブラリ群は、通帳コントロールライブラリ171、CRWコントロールライブラリ172、テンキーコントロールライブラリ173、レシートコントロールライブラリ174、紙幣コントロールライブラリ175、硬貨コントロールライブラリ176、ジャーナルコントロールライブラリ177、取引制御コントロールライブラリ178を有する。
これらコントロールライブラリ171〜178は、共通APIで指定されたタスク(カードコントロールEXE等)により呼び出され、そのタスクを前述のパラメータテーブル160を利用して、既存ミドルウェアのクライアントAPIに変換する。
又、既存ミドルウェア180のIOクライアント層190は、装置に実装された個々のI/Oユニットを制御するものであり、ここでは、カード(CRW)クライアント191,硬貨クライアント192、紙幣クライアント193、RPRクライアント194、JPRクライアント195、PPRクライアント196等が設けられている。
同様に、IOサーバ層200も、個々のIO動作の起動、終結及び通信プロトコル制御を行うため、個々のIOに分割されている。即ち、カード(CRW)サーバ201,硬貨サーバ203、紙幣サーバ202、RPR(レシートプリンタ)サーバ204、JPRサーバ205、PPR(通帳プリンタ)サーバ206が設けられている。
又、同様に、IOサービスプロバイダ層210も、各IOユニットへの電文の変換を行うため、個々のIOに分割されている。即ち、カード(CRW)サービスプロバイダ211,硬貨サービスプロバイダ213、紙幣サービスプロバイダ212、RPRサービスプロバイダ214、JPRサービスプロバイダ215、PPRサービスプロバイダ216が設けられている。
即ち、ATMミドルウェアを構成する、コントロールライブラリ、クライアント、サーバ、サービスプロバイダが、個々のIOユニットに対応して設けられ、要求された共通APIのコマンド,パラメータを、IOコントロール170が、既存ミドルウェアAPIのコマンド、パラメータに変換し、既存ミドルウェアを介しIOユニットを動作する。
次に、前述のAgentを、図7、図8で説明する。図7に示すように、同期Agentは、複数のIOユニットを同期制御するプログラムであり、メソッド(プログラム)として、初期化、メカリセット、紙幣/硬貨挿入、媒体同時排出、印字/繰り出し/MSライト/排出準備、入金返却、収納、強制排出/取込み、ユニット情報取得/取引状態設定/二面表示制御、入出金準備、強制補充、ジャムリセット、カード/通帳挿入を有する。
各メソッドは、図7の黒丸で示すIOコントローラ(即ち、IOユニット)にコマンドを発行し、コマンド実行結果の応答を受ける。例えば、初期化メソッドは、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176、通帳コントローラ171、カードコントローラ172、レシートコントローラ174、ジャーナルコントローラ177、取引制御コントローラ178、テンキーコントローラ173(図5参照)に、初期化コマンドを発行し、各コントローラによる初期化処理を行わせ、各コントローラから初期化処理結果を応答として、受信する。
同様に、メカリセットメソッドは、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176、通帳コントローラ171、カードコントローラ172、レシートコントローラ174、ジャーナルコントローラ177(図5参照)に、メカリセットコマンドを発行し、各コントローラによるメカリセット処理を行わせ、各コントローラからメカリセット処理結果を応答として、受信する。
以下、同様に、紙幣/硬貨挿入メソッドは、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176(図5参照)に、挿入コマンドを発行し、各コントローラによる挿入処理を行わせ、各コントローラから挿入処理結果を応答として、受信する。
同様に、POSTエージェントとして、POST処理メソッドと、POSTデータ保持メソッドを設ける。又、View(テキスト表示)エージェントとして、フォント設定メソッド、テキスト表示メソッド、テキスト消去メソッドを設ける。
更に、図8に示すように、単一のIOユニットを制御するアプレットも、同一アーキテクチャで制御するため、Agentとして、定義する。即ち、図8に示すように、紙幣制御Agent,通帳制御Agent,カード制御Agent,レシート制御Agent,取引制御Agent,テンキーAgentを設ける。
そして、紙幣制御Agentは、各々紙幣コントローラ175を制御する受付/計数メソッド、収納メソッド、入金返却メソッド、放出メソッド、キャンセルメソッドを有する。又、通帳制御Agentは、各々通帳コントローラ171を制御する行セット/ページマークリードメソッド、MS(磁気ストライプ)リードメソッド、オートターンページメソッド、ページチエックオートターンメソッド、通帳構成情報設定メソッドを有する。
更に、カード制御Agentは、各々カード(CRW)コントローラ172を制御するカード挿入メソッド、キャンセルメソッド、振込みカード印字メソッド、振込みカード発行メソッド、排出準備メソッドを有する。レシート制御Agentは、各々レシートコントローラ174を制御するオーバーレイ登録メソッド、排出準備メソッドを有する。
同様に、取引制御Agentは、各々取引制御コントローラ178を制御する取引情報設定メソッド、装置状態監視メソッド、装置状態取得メソッド、運用情報設定メソッド、キャンセルメソッドを有する。テンキーAgentは、各々テンキーコントローラ173を制御するテンキー入力開始メソッド、テンキー入力終了メソッドを有する。
[WebによるIO制御方法]
このようなAgent及びメソッドを呼び出すWeb操作を、図9乃至図17で説明する。先ず、本発明では、Agent(アプレット)を、装置立ち上げ時に、予めダウンロードしておき、ブラウザに常駐しておき、以降の取引操作時には、アプレットを、Webコンテンツで送信せず、画面に関連したアプレットを指定する。図9は、Webブラウザの画面フレームの説明図、図10は、図9の動作説明図である。
図9に示すように、ブラウザ120の画面(メモリ)121を複数のフレーム121a、121bに分割する。即ち、取引画面用フレーム121aと、アプレット常駐用フレーム121bとに分け、取引画面用フレーム121aを表示100%と設定し、アプレット常駐用フレーム121bを表示0%に設定する。従って、UOP6には、アプレット常駐用フレーム121bは、表示されず、取引画面用フレーム121aのみ表示される。
そして、図10に示すように、装置起動時(例えば、電源オン時)に、サーバ100からATM1のブラウザ120のアプレット常駐用フレーム(見えないフレーム)121bに、全てのアプレットをダウンロードして、組み込んでおく。
次に、取引操作に応じて、サーバ100と通信する際には、サーバ100からHTML/JSP(Java Server Page)/Java Scriptで記述された取引画面コンテンツを受け、取引用フレーム121aにより、取引画面をUOP6に表示し、取引画面コンテンツ内のメソッド依頼指示により、アプレット(Agentともいう)常駐用フレーム121bのアプレットを呼び出し、ATMミドルウェア130を介して、IO制御し、制御結果をアプレットを介し取引画面側に応答する。
即ち、図10に示すように、取引画面用フレーム121aは、取引操作に応じて画面遷移するが、アプレット常駐用フレーム121bは、装置立ち上げ時移行は、遷移しない。
図11は、装置立ち上げ時のサーバの処理フロー図、図12は、図11のフレーム分割のための送信データの説明図、図13は、図11のダウンロード時のアプレットの説明図である。
図12及び図13を用いて、図11のダウンロード処理を説明する。
(S10)ATM1の電源オン等により、ATM1が、サーバ100に装置の立ち上げを、ネットワーク110を介し通知すると、サーバ100は、ネットワーク110を介し、図12のように、フレーム分割のためのHTML/JSPを、ATM1のブラウザ120に送信する。図12に示すように、JSPは、フレームセット(FRAMESET)の指示であり、フレームが、メニューとサブメインとからなり、その表示率COLSは、各々、「0%」、「100%」に指定されている。このため、図9で示したように、ブラウザ120では、メニュー(ここでは、常駐用)フレーム121bは、表示0%に、サブメイン(ここでは、取引画面用)フレーム121aは、表示100%に設定される。
(S12)この設定が終了すると、サーバ100は、図13に示すような全アプレットを、ATM1のブラウザ120の常駐用フレーム(メモリ)121bに、ダウンロードする。図13に示すように、図7及び図8で示した各アプレット(メソッド)が、アプレットタグとともに、ダウンロードされる。例えば、図13の1番目のアプレットは、図7の同期制御Agentの初期化メソッドである。ATM1のブラウザ120は、このダウンロードされたアプレットを、常駐用フレーム(メモリ)121bに、収容し、常駐させる。
次に、取引操作時の処理を説明する。図14は、本発明の取引操作時のブラウザのIO制御処理フロー図、図15は、図14の取引用フレームの取引画面の構成図、図16は、取引用フレームの説明図、図17は、図16の取引画面によるIO制御の説明図である。
図15乃至図17を使用して、図14のブラウザの処理を説明する。
(S20)ATM1のブラウザ120は、サーバ100から取引用フレームの画像コンテンツ(HTML/JSP)を受信する。図15及び図16に示すように、HTML(ページ記述言語)で記述された取引画面コンテンツ(JSP)122は、ヘッダ122−1と、取引画面のフレーム名の設定記述122−2と、スクリプト欄(画面コンテンツ)122−3と、ボデイ122−4とからなり、アプレット自体を含まない。スクリプト欄122−3は、アプレットが出力情報を画面側に通知するJava Script関数と、画面コンテンツのスクリプトと、画面内で呼び出すAgent名を指定欄とを有する。
図16では、一例として、画面に組み込まれたスクリプトにより、同期制御(Sync)エージェントの初期化メソッドを呼び出すことを示す。即ち、<SCRIPT Language=“javaScript>の記述により、Java Scriptで、同期制御エージェントの初期化メソッドの呼び出しを指定する。即ち、先ず、フレーム名の設定記述122−2で、取引開始前に取引画面側より取引画面のフレーム名をAgentに通知する。即ち、Agent側が取引画面側に出力情報を通知できるようにフレーム名を事前に設定する。ここでは、”frame2.document“が、常駐フレームの指示であり、”U_agtPost“で、PostAgentを、(strFrameName)で、取引画面のフレーム名を指定する。
次に、javaスクリプト122−3aで、PostAgentから呼び出される関数を定義する。そして、javaスクリプト122−3bで、画面コンテンツ自体を定義する。ここでは、「しばらくお待ち下さい。」という画面を表示する例を示す。最後に、javaスクリプト122−3cで、取引画面側から依頼するAgentのメソッドを指定する。即ち、“ret= parent.frame2.document,U_agtSync_initial.initial”の記述で、同期制御エージェントの初期化メソッドの呼び出しを指定する。
(S22)取引用フレームの画面コンテンツが、ブラウザ120にダウンロードされると、取引用フレーム(HTLM/JSP)から常駐用フレームのアプレットのメソッドを呼び出す。図17に示すように、スクリプト122−3cにより、同期制御エージェントの初期化メソッドが呼び出される。これとともに、スクリプト122−3bで、前述のように、画面コンテンツの内容が、画面表示される。
(S24)呼び出された(初期化)メソッドは、ATMミドルウェア130にコマンド以来する。例えば、初期化メソッドは、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176、通帳コントローラ171、カードコントローラ172、レシートコントローラ174、ジャーナルコントローラ177、取引制御コントローラ178、テンキーコントローラ173(図5参照)に、初期化コマンドを発行し、各コントローラによる初期化処理を行わせ、各コントローラから初期化処理結果を応答として、受信する。
(S26)呼び出された初期化メソッドは、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176、通帳コントローラ171、カードコントローラ172、レシートコントローラ174、ジャーナルコントローラ177、取引制御コントローラ178、テンキーコントローラ173(図5参照)に、初期化コマンドを連続的に発行し、これらコントローラからの応答を、処理完了したものから順次受ける。このため、IOユニットを並列的に制御でき、複数のIOユニットを制御しても、短時間で制御できる。アプレットは、取引用フレーム(取引画面側)のJavaScript関数を、スクリプト記述122−3aで呼び出し、引数で出力結果を通知する。これにより、取引画面処理を終了する。
このように、ブラウザ120の画面フレーム121を、取引用フレーム121aと常駐用フレーム121bとに分割し、全アプレット123を、装置立ち上げ時に、サーバ100からATM1の制御部60のブラウザ120の常駐用フレーム121bにダウンロードする。
そして、画面遷移のためのWebサーバ100との通信時には、アプレットを送信せず、アプレットを指定するタグを埋め込んだ取引画面を送信するため、取引画面遷移時のアプレットダウンロード時間を削減できる。このため、利用者による画面遷移の時間待ちを削減でき、利用者の利用時間を短縮でき、利用の効率化を図ることができ、且つ装置の利用効率も向上する。
更に、前述のAgentは、処理単位名が付された処理単位で設けられるため、この処理単位の内容を若干変更するだけで、各種の機能のATMに、同一のアプレットタグ、メソッド名で、対応できる。この例では、前述のメソッド呼び出しSCRIPTのメソッド名の括弧内に設けられたinput Paramの変更により実現している。即ち、input Paramは、各IOコントローラ(紙幣、硬貨、通帳、カード、レシート、ジャーナル、取引制御、テンキー)に、入力フラグを設定する8ビットの情報で構成され、入力フラグは、”1”がセットされたIOコントローラへのメソッドの入力を許可することを示す。
呼び出されたメソッドは、この入力フラグを参照して、コマンドを発行するIOコントローラを決定する。このため、入力フラグをWebサーバ100で操作することにより、異なる機能のATMでも、同一のアプレットタグ、メソッド名で、同一の処理を実行させることができる。
例えば、硬貨を扱わない取引装置では、硬貨の入力フラグを”0”にセットしておけば、硬貨コントローラへのコマンド発行を防止できる。同様に、通帳を扱わない取引装置では、通帳の入力フラグを”0”にセットしておけば、通帳コントローラへのコマンド発行を防止できる。
又、SCRIPTのメソッド名の括弧内に設けられたParseInt(postMode)により、POSTエージェントを、このエージェント内で指定している。このため、POST処理を、エージェント主導で円滑に実行できる。
[自動サービス処理]
次に、図18のカード入金取引を例に、Webサーバ100の画面コンテンツと、顧客操作画面(UOP画面)と、Agentとメソッド、IOコントローラとの関係を説明する。
Webサーバ100は、JSP(Java Server Pages)により、装置立ち上げ時に、アプレットをダウンロードし、ブラウザ120に常駐させる。次に、Webサーバ100は、取引種別選択の画面コンテンツ(指定アプレット名を埋め込んだ)を、ATM1に発行する。ATM1では、ブラウザ120で、取引種別選択画面を、UOP6の顧客操作画面に、表示する。
そして、画面コンテンツに埋め込まれたアプレット名とメソッド名により、図7の同期制御Agentの入出金準備メソッドを呼び出し、紙幣コントローラ175と、硬貨コントローラ176に、入出金準備コマンドを発行し、入出金の準備を行わせる。両コントローラ175、176は、入出金の準備が完了すると、入出金準備メソッドに完了を応答する。
UOP6の種別選択画面で、入金キーが押下されると、Webサーバ100に報告される。これにより、Webサーバ100は、JSPにより、カード開始処理に移行し、挿入処理の画面コンテンツをATM1に発行する。ATM1では、ブラウザ120で、UOP6の顧客操作画面に、カード挿入画面を表示する。
そして、画面コンテンツに埋め込まれたアプレット名カード制御、メソッド名カード挿入により、カード制御Agentのカード挿入メソッドを呼び出し、カードコントローラ172にカード挿入コマンドを発行する。コントローラ172は、カード挿入コマンドにより、カードユニット10を動作する。カードユニット10がカードの挿入を検出し、カードを読取ると、カードコントロールライブラリ172より、カード挿入完了を、カード挿入メソッドに応答する。
そして、カード挿入メソッドは、取引状態(ここでは、カード挿入検出及びカードの読取りデータ)をPOST依頼し、POSTエージェント126が、Webサーバ100にリクエスト送信する。この場合、同期制御Agentのカード/通帳挿入メソッドを呼び出し、その入力フラグで、カードコントローラに入力フラグを設定しておくことにより、同様に、制御できる。
次に、Webサーバ100のJSPは、カード挿入処理の終了によるリクエストにより、現金挿入処理の画面コンテンツをATM1に発行する。ATM1では、ブラウザ120が、画面コンテンツに応じて、UOP6の顧客操作画面に、現金挿入画面を表示する。そして、画面コンテンツに埋め込まれたアプレット名であるカード制御Agent、メソッド名であるカード挿入により、同期制御Agentの紙幣/硬貨挿入メソッドを呼び出し、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176に受付計数コマンドを発行する。
紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176は、受付計数コマンドにより、紙幣ユニット、硬貨ユニット50を動作する。紙幣、硬貨ユニット50は、挿入口を開き、投入紙幣、硬貨を検出し、挿入口を閉じ、投入紙幣、硬貨を計数する。計数を終了すると、紙幣コントローラ175と硬貨コントローラ176より、受付計数完了を、紙幣/硬貨挿入メソッドに応答する。そして、紙幣/硬貨挿入メソッドは、取引状態(ここでは、受付枚数、合計額)をPOST依頼し、POSTエージェント126が、Webサーバ100にリクエスト送信する。
次に、Webサーバ100のJSPは、現金挿入処理の終了によるリクエストにより、残高更新等の入金処理に移行し、コンピュータ処理の画面コンテンツをATM1に発行し、UOP6の顧客操作画面に、「お待ち下さい」の画面を表示する。
そして、ブラウザ120は、画面コンテンツに埋め込まれたアプレット名である同期制御Agent,メソッド名である印字/繰り出し/MSライト/排出準備により、同期制御Agentの印字/繰り出し/MSライト/排出準備メソッド(図7参照)を呼び出し、カードコントローラ172にMSライトコマンド、排出準備コマンドを、レシートコントローラ174に印字コマンド、排出準備コマンドを、ジャーナルコントローラ177に印字コマンドを発行する。
これにより、カードユニット10は、カードの磁気ストライプに書き込みを行い、カードの排出を準備し、レシートプリンタ20は、レシートを印字し、排出の準備を行い、ジャーナルプリンタ70は、ジャーナルに印字を行う。各コントローラ172,174,177は、コマンド実行完了により、印字/繰り出し/MSライト/排出準備メソッドに完了を応答する。
そして、印字/繰り出し/MSライト/排出準備メソッドは、取引状態(ここでは、排出準備完了)をPOST依頼し、POSTエージェント126が、Webサーバ100にリクエスト送信する。
Webサーバ100のJSPは、媒体排出処理に移行し、媒体排出の画面コンテンツをATM1に発行する。ATM1では、ブラウザ120が、UOP6の顧客操作画面に、媒体排出画面を表示する。そして、ブラウザ120は、画面コンテンツに埋め込まれたアプレット名である同期制御Agent,メソッド名である媒体排出により、同期制御Agentの媒体排出メソッド(図7参照)を呼び出し、カードコントローラ172に放出コマンドを、レシートコントローラ174に放出コマンドを、図示しないサウンドコントローラに、ベル再生コマンドを発行する。
これにより、カードユニット10は、カードを、レシートプリンタ20は、レシートを放出し、カード、レシートの抜き取りを検出し、所定時間内に抜き取られないと、連続音を発する。各コントローラ172,174は、コマンド実行完了により、媒体排出メソッドに完了を応答する。
そして、媒体排出メソッドは、取引状態(ここでは、抜き取り完了)をPOST依頼し、POSTエージェント126が、Webサーバ100にリクエスト送信する。
次に、Webサーバ100のJSPは、ATM1からの抜き取り完了によるリクエストを受け、取引終了処理に移行し、取引終了の画面コンテンツをATM1に発行する。ATM1では、ブラウザ120により、UOP6の顧客操作画面に、終了画面を表示する。ブラウザ120は、画面コンテンツに埋め込まれたアプレット名である同期制御Agent,メソッド名である紙幣/硬貨収納により、同期制御Agentの紙幣/硬貨メソッド(図7参照)を呼び出し、紙幣コントローラ175と硬貨コントローラ176に収納コマンドを発行する。
これにより、紙幣ユニット、硬貨ユニット50は、計数紙幣、硬貨を内部スタッカに収納する。各コントローラ175,176は、コマンド実行完了により、紙幣/硬貨メソッドに完了を応答する。そして、紙幣/硬貨メソッドは、取引状態(ここでは、収納完了)をPOST依頼し、POSTエージェント126が、Webサーバ100にリクエスト送信する。これにより、Webサーバ100は、前述の取引種別選択処理に戻り、同様な処理を繰り返す。
このように、Webサーバ100からアプレット(Agent)を予めダウンロードしておき、画面遷移時に、アプレットをダウンロードせずに、画面遷移できる。又、画面コンテンツに取引処理の各処理単位のAgentを埋め込み、処理単位の1つのメソッドを呼び出すことにより、複数のIOユニットを動作制御でき、一般的な取引処理の流れで、異なる自動取引装置に共通に使用できる。
このため、異なる機能、構成の自動取引装置をWeb制御する画面コンテンツの作成が容易となり、且つ並列制御が可能となり、高速のIOユニット制御を実現できる。これにより、利用者の自動取引装置の待ち時間を短縮でき、且つ稼働率を向上できる。この例では、カード入金処理で説明したが、出金処理、通帳を使用した入金処理、出金処理、記帳処理、残高照会等も同様である。
[画面切替方法]
次に、画面描画の高速化方法を説明する。図19は、本発明の第2の実施の形態のシステム構成図、図20は、図19の構成におけるWebブラウザ120とIOコントローラ130のブロック図、図21は、図20のエージェントの構成図である。
図19に示すように、この実施の形態では、制御Agent(アプレット)の他に、画面イメージ生成アプレットを、装置立ち上げ時に、予めダウンロードしておき、ブラウザに常駐しておき、以降の取引操作時には、アプレットを、Webコンテンツで送信せず、画面に関連したアプレットを指定する。
即ち、図19に示すように、ブラウザ120の画面(メモリ)121を複数のフレーム121a、121bに分割する。即ち、取引画面用フレーム121aと、アプレット常駐用フレーム121bとに分け、取引画面用フレーム121aを表示100%と設定し、アプレット常駐用フレーム121bを表示0%に設定する。従って、UOP6には、アプレット常駐用フレーム121bは、表示されず、取引画面用フレーム121aのみ表示される。
そして、図19に示すように、装置起動時(例えば、電源オン時)に、サーバ100からATM1のブラウザ120のアプレット常駐用フレーム(見えないフレーム)121bに、全てのアプレット(ここでは、画面イメージ生成アプレット125を追加)をダウンロードして、組み込んでおく。そして、装置起動時に、常駐フレーム121bで、画面イメージ生成アプレット(Disp Agentという)125が、画面の取引画面のボタンイメージの取得と、画面イメージの生成を行っておく。
次に、取引操作に応じて、サーバ100と通信する際には、サーバ100からHTML/JSP(Java Server Page)/Java Scriptで記述された取引画面コンテンツを受け、取引用フレーム121aにより、取引画面をUOP6に表示し、取引画面コンテンツ内のメソッド依頼指示により、アプレット(Agentともいう)常駐用フレーム121bのアプレットを呼び出し、ATMミドルウェア130を介して、IO制御し、制御結果をアプレットを介し取引画面側に応答する。この時、取引用フレームに、画面制御アプレット(図24で後述する)がダウンロードされた場合に、常駐用フレーム121bのDisp Agent(アプレット)125から画面イメージを取得して、描画する。
即ち、図10に示したように、取引画面用フレーム121aは、取引操作に応じて画面遷移するが、アプレット常駐用フレーム121bは、装置立ち上げ時移行は、遷移しない。
図20に示すように、Webブラウザ120には、画面コンテンツ(HTML+JavaScript)122と、Agent(アプレット)123とが、WWWサーバ100からダウンロードされる。
Agent123は、各ユニットを制御するための制御Agent群124と、ポスト処理を行うPOSTAgent126と、画面構築のためのViewAgent128と、Java Native Interfaceと共通APIインタフェース132を介しIOコントローラ170と通信するための通信DLL群(Dynamic Link Library)129を有する。更に、前述のDispAgent125を有する。
制御Agent群124、DispAgent125は、取引制御で必要なAgentが、装置立ち上げ時に、予めダウンロードされ、ブラウザ120に常駐する。図21以下で詳細に説明するように、制御Agentは、ATM取引の処理単位に構成されている。
図20の構成の動作を説明すると、画面コンテンツ122のJava Scriptで記述されたメソッド名で、制御Agent124のメソッドを呼び出す。呼び出されたメソッドは、通信DLL群129を介しIOコントローラ170にコマンドを発行する。
IOコントローラ170は、ATMミドルウェア180を介し対応するユニットを動作し、動作完了を受ける。IOコントローラ170は、コマンドの実行結果を制御Agent124に応答する。制御Agent124は、Post処理を行うPOSTAgent126又は画面更新を行うViewAgent128にPOST依頼又は描画依頼を依頼し、POST処理又は画面更新処理を行わせる。
又、DispAgent125は、ダウンロードされた取引画面のボタンイメージの取得と、画面イメージの生成を行っておく。次に、取引操作に応じて、サーバ100の取引用フレームに、画面制御アプレットがダウンロードされた場合に、常駐用フレーム121bのDisp Agent(アプレット)125から画面イメージを取得して、描画する。
図21に示すように、この例では、同期Agentは、同期制御の初期化、メカリセット、紙幣/硬貨挿入、媒体同時排出、印字/繰り出し/MSライト/排出準備、入金返却、収納、強制排出/取込み、ユニット情報取得/取引状態設定/二面表示制御、入出金準備、強制補充、ジャムリセット、カード/通帳挿入を有する。
各エージェント/メソッドは、図21の黒丸で示すIOコントローラ(即ち、IOユニット)にコマンドを発行し、コマンド実行結果の応答を受ける。例えば、同期制御の初期化エージェント/メソッドは、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176、通帳コントローラ171、カードコントローラ172、レシートコントローラ174、ジャーナルコントローラ177、取引制御コントローラ178、テンキーコントローラ173(図5参照)に、初期化コマンドを発行し、各コントローラによる初期化処理を行わせ、各コントローラから初期化処理結果を応答として、受信する。
同様に、同期制御のメカリセットエージェント/メソッドは、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176、通帳コントローラ171、カードコントローラ172、レシートコントローラ174、ジャーナルコントローラ177(図5参照)に、メカリセットコマンドを発行し、各コントローラによるメカリセット処理を行わせ、各コントローラからメカリセット処理結果を応答として、受信する。
以下、同様に、同期制御の紙幣/硬貨挿入エージェント/メソッドは、紙幣コントローラ175、硬貨コントローラ176(図5参照)に、挿入コマンドを発行し、各コントローラによる挿入処理を行わせ、各コントローラから挿入処理結果を応答として、受信する。
更に、画面制御(キー制御)Agentが設けられ、その画面単位のアプレットとして、暗証入力、金額入力、電話番号入力、口座番号入力、依頼人/受取人名入力等とが設けられる。
図22は、本発明の他の実施の形態における画面フレームの説明図、図23は、図22の常駐フレーム121bのDispAgentの定義例の説明図、図24は、図24の取引フレームでのDispAgent呼び出しの定義例の説明図である。
図22は、常駐フレーム121bのキー制御(画面制御)Agentの依頼人名/受取人名入力メソッドに対する取引フレーム121aの画像例を示す。図23に示すように、事前に、常駐用として、依頼人名/受取人名入力アプレットを組み込んでおく。ここでは、アプレットタグで、依頼人名/受取人名入力アプレットを、“agtDisp.U_agtDisp_inputName.class”で定義し、幅、高さは、「0」(非表示)とする。又、パラメータとして、パターン名を“strPatternNo”、モードを高速モード(strFastMode VALUE=“2”)で指定する。
例えば、パターン1、高速モード2のパターンファイルAは、図22の取引フレーム121aに表示されるパターン定義体であり、各ボタンイメージファイルと格納場所、表示メッセージ、文字フォント、配置位置、色等を定義する。そして、このDispAgent125の装置立ち上げ時の実行(画面イメージ生成(パネルやボタンの配置)とボタンイメージの取得/組み込み)により、図22の取引フレーム121aに示すようなボタンイメージのイメージファイル(パターン1、高速モード1)Bが、事前に作成される。
次に、図24に示すように、取引フレーム121aで、常駐側の依頼人名/受取人名入力アプレットが、呼び出された場合は、常駐用画面Bを取得して、表示する。ここでは、取引フレーム121aに、画面制御アプレットとして、アプレットタグで、依頼人名/受取人名入力アプレットを、“agtDisp.U_agtDisp_inputName.class”で定義し、幅、高さは、「800」、「600」(表示)とする。又、パラメータとして、パターン名を“strPatternNo”=1、モードを高速モード(strFastMode VALUE=“1”)で指定する。
このため、常駐側のパターンファイルBが直ちに、図22に示すように表示される。尚、ここでは、画面イメージ作成アプレットと画面制御アプレットを、同一のアプレット名“agtDisp.U_agtDisp_inputName.class”とし、パラメータ(パターン名“strPatternNo”=1、モード(strFastMode Value)で区別している。しかし、他のアプレット名としても良い。
図25乃至図27は、依頼人名入力画面である。即ち、図22及び図25に示すように、かな文字のボタンイメージと、「前に戻る」、「一文字訂正」、「空白」、「英数字」、「確認」等の制御ボタンイメージと、「株式会社」等の簡易入力ボタンイメージ等である。同様に、図26の他の依頼人名入力画面は、英数文字のボタンイメージと、「前に戻る」、「一文字訂正」、「空白」、「英数字」、「確認」等の制御ボタンイメージと、「株式会社」等の簡易入力ボタンイメージ等である。又、図27の別の依頼人名入力画面は、「前に戻る」、「一文字訂正」、「空白」、「英数字」、「確認」等の制御ボタンイメージと、「株式会社」等の簡易入力ボタンイメージ等である。
更に、図28乃至図30は、受取人名入力画面である。図28に示すように、かな文字のボタンイメージと、「前に戻る」、「一文字訂正」、「空白」、「英数字」、「確認」等の制御ボタンイメージと、「株式会社」等の簡易入力ボタンイメージ等である。同様に、図29の他の依頼人名入力画面は、英数文字のボタンイメージと、「前に戻る」、「一文字訂正」、「空白」、「英数字」、「確認」等の制御ボタンイメージと、「株式会社」等の簡易入力ボタンイメージ等である。又、図30の別の依頼人名入力画面は、「前に戻る」、「一文字訂正」、「空白」、「英数字」、「確認」等の制御ボタンイメージと、「株式会社」等の簡易入力ボタンイメージ等である。
このように、装置起動時(例えば、電源オン時)に、サーバ100からATM1のブラウザ120のアプレット常駐用フレーム(見えないフレーム)121bに、制御アプレットに追加して画面生成イメージアプレット125をダウンロードして、組み込んでおく。そして、装置起動時に、常駐フレーム121bで、画面生成イメージアプレット(Disp Agentという)125が、画面の取引画面のボタンイメージの取得と、画面イメージの生成を行っておく。
次に、取引操作に応じて、サーバ100と通信する際には、サーバ100からHTML/JSP(Java Server Page)/Java Scriptで記述された取引画面コンテンツを受け、取引用フレーム121aにより、取引画面をUOP6に表示し、取引画面コンテンツ内のメソッド依頼指示により、アプレット(Agentともいう)常駐用フレーム121bのアプレットを呼び出し、ATMミドルウェア130を介して、IO制御し、制御結果をアプレットを介し取引画面側に応答する。この時、取引用フレームに、画像描画アプレット名がダウンロードされた場合に、常駐用フレーム121bのDisp Agent(アプレット)125から画面イメージを取得して、描画する。
このため、アプレット自体のダウンロード時間と、ボタンイメージのダウンロード時間を、画面遷移時に削減できるため、画面切替時間を短縮できる。又、体感的に複雑なパターンを表示しても、画像切替時間を短縮でき、利用者の操作入力の体感性能向上に寄与する。
[他の実施の形態]
前述の実施の形態では、図1のような自動取引装置として、自動入出金機を例に、説明したが、出金機、自動現金貸出機、自動発行機等の他の装置に適用できる。又、ネットワークをインターネットで説明したが、他のネットワークに適用でき、且つサーバは、SCRIPTは、Java SCRIPTのみならず、他のSCRIPTのものにも適用できる。
更に、共通APIによるカストマイズ化したミドルウェア制御を例に説明したが、これを使用せず、ミドルウェア制御するものにも、適用できる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)利用者の操作に応じて、Webサーバと交信し、案内表示とサービス動作を行う自動サービス装置において、前記案内操作表示を行う表示ユニットと、前記サービス動作を行うための複数のIOユニットと、前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、ブラウザにより、前記表示装置の画面の案内操作表示を制御し、且つ前記画面コンテンツに埋め込まれたスクリプトに応じて、前記複数のIOユニットを制御する制御ユニットとを有し、前記制御ユニットは、前記サービス画面用フレームと常駐用フレームに分割されたブラウザ画面の前記常駐用フレームに、前記Webサーバからダウンロードされたアプレットを格納しておき、前記Webサーバからの画面コンテンツにより前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに組み込まれたスクリプトにより、前記IOユニットを制御するアプレットのメソッドを呼び出し、前記IOユニットを制御することを特徴とする自動サービス装置。
(付記2)前記制御ユニットは、前記Webサーバからのフレーム制御コンテンツにより、前記サービス画面用フレームを表示、前記常駐用フレームを非表示に設定することを特徴とする付記1の自動サービス装置。
(付記3)前記制御ユニットは、前記画面コンテンツを解釈し、前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに埋め込まれた前記オブジェクトのスクリプトを解釈し、前記複数のIOユニットを同期制御する前記取引動作の処理単位のメソッドを呼び出すブラウザを有し、前記ブラウザから前記複数のIOユニットを同期制御することを特徴とする付記1の自動サービス装置。
(付記4)前記制御ユニットの前記ブラウザは、前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、前記サービス用フレームを画面遷移ずるとともに、前記常駐用フレームを前記立ち上げ時以外は、遷移させないことを特徴とする付記1の自動サービス装置。
(付記5)前記IOユニットは、少なくとも、現金処理ユニットと、カード処理ユニットとを有することを特徴とする付記1の自動サービス装置。
(付記6)前記制御ユニットは、前記装置立ち上げ時に、更に、前記案内操作画面のイメージを生成する画面イメージ生成アプレットを、前記Webサーバから受信し、前記常駐用フレームに組み込み、且つ前記画面イメージ生成アプレットにより、前記サービス用フレームに表示するための画像イメージファイルを生成することを特徴とする付記1の自動サービス装置。
(付記7)前記制御ユニットは、前記画面コンテンツに前記画面イメージ生成アプレットの呼び出し指定が含まれる時に、前記画像イメージファイルを取得して、前記表示装置に表示することを特徴とする付記6の自動サービス装置。
(付記8)前記画面イメージ生成アプレットは、パターン定義体ファイルから、前記画像イメージファイルを作成することを特徴とする付記7の自動サービス装置。
(付記9)前記画面イメージ生成アプレットは、パターン定義体ファイルに定義されている多数のボタンイメージから、配置された前記画像イメージファイルを作成することを特徴とする付記8の自動サービス装置。
(付記10)Webサーバと、前記Webサーバにネットワークを介し接続され、利用者の操作に応じて、前記Webサーバと交信し、案内操作表示とサービス動作を行う自動サービス装置とを有し、前記自動サービス装置は、前記案内操作表示を行う表示ユニットと、前記サービス動作を行うための複数のIOユニットと、前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、ブラウザにより、前記表示装置の画面の案内操作表示を制御し、且つ前記画面コンテンツに埋め込まれたスクリプトに応じて、前記複数のIOユニットを制御する制御ユニットとを有し、前記制御ユニットは、前記サービス画面用フレームと常駐用フレームに分割されたブラウザ画面の前記常駐用フレームに、前記Webサーバからダウンロードされたアプレットを格納しておき、前記Webサーバからの画面コンテンツにより前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに組み込まれたスクリプトにより、前記IOユニットを制御するアプレットのメソッドを呼び出し、前記IOユニットを制御することを特徴とする自動サービスシステム。
(付記11)前記制御ユニットは、前記Webサーバからのフレーム制御コンテンツにより、前記サービス画面用フレームを表示、前記常駐用フレームを非表示に設定することを特徴とする付記10の自動サービスシステム。
(付記12)前記制御ユニットは、前記画面コンテンツを解釈し、前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに埋め込まれた前記オブジェクトのスクリプトを解釈し、前記複数のIOユニットを同期制御する前記取引動作の処理単位のメソッドを呼び出すブラウザを有し、前記ブラウザから前記複数のIOユニットを同期制御することを特徴とする付記10の自動サービスシステム。
(付記13)前記制御ユニットの前記ブラウザは、前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、前記サービス用フレームを画面遷移ずるとともに、前記常駐用フレームを前記立ち上げ時以外は、遷移させないことを特徴とする付記10の自動サービスシステム。
(付記14)前記IOユニットは、少なくとも、現金処理ユニットと、カード処理ユニットとを有することを特徴とする付記10の自動サービスシステム。
(付記15)前記制御ユニットは、前記システム立ち上げ時に、更に、前記案内操作画面のイメージを生成する画面イメージ生成アプレットを、前記Webサーバから受信し、前記常駐用フレームに組み込み、且つ前記画面イメージ生成アプレットにより、前記サービス用フレームに表示するための画像イメージファイルを生成することを特徴とする付記10の自動サービスシステム。
(付記16)前記制御ユニットは、前記画面コンテンツに前記画面イメージ生成アプレットの呼び出し指定が含まれる時に、前記画像イメージファイルを取得して、前記表示システムに表示することを特徴とする付記15の自動サービスシステム。
(付記17)前記画面イメージ生成アプレットは、パターン定義体ファイルから、前記画像イメージファイルを作成することを特徴とする付記16の自動サービスシステム。
(付記18)前記画面イメージ生成アプレットは、パターン定義体ファイルに定義されている多数のボタンイメージから、配置された前記画像イメージを作成することを特徴とする付記17の自動サービスシステム。
(付記19)サービス画面用フレームと常駐用フレームに分割された自動サービス装置のブラウザ画面の前記常駐用フレームに、Webサーバからダウンロードされたアプレットを格納するステップと、前記Webサーバからの画面コンテンツにより前記自動サービス装置の表示装置に案内操作表示を行うステップと、前記画面コンテンツに組み込まれたスクリプトにより、前記自動サービス装置のIOユニットを制御するアプレットのメソッドを呼び出し、前記IOユニットを制御するステップとを有することを特徴とする自動サービス方法。
(付記20)前記Webサーバからのフレーム制御コンテンツにより、前記自動サービス装置のサービス画面用フレームを表示、前記常駐用フレームを非表示に設定するステップを更に有することを特徴とする付記19の自動サービス方法。
(付記21)前記制御ステップは、ブラウザにより、前記画面コンテンツに埋め込まれた前記オブジェクトのスクリプトを解釈し、前記複数のIOユニットを同期制御する前記取引動作の処理単位のメソッドを呼び出し、前記複数のIOユニットを同期制御するステップからなることを特徴とする付記19の自動サービス方法。
(付記22)前記案内操作表示ステップは、前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、前記サービス用フレームを画面遷移するとともに、前記常駐用フレームを前記立ち上げ時以外は、遷移させないステップからなることを特徴とする付記19の自動サービス方法。
(付記23)前記制御ステップは、少なくとも、現金処理ユニットと、カード処理ユニットとを有するIOユニットを制御するステップからなることを特徴とする付記19の自動サービス方法。
(付記24)前記装置立ち上げ時に、更に、前記案内操作画面のイメージを生成する画面イメージ生成アプレットを、前記Webサーバから受信し、前記常駐用フレームに組み込むステップと、前記画面イメージ生成アプレットにより、前記サービス用フレームに表示するための画像イメージファイルを生成するステップを有することを特徴とする付記19の自動サービス方法。
(付記25)前記画面コンテンツに前記画面イメージ生成アプレットの呼び出し指定が含まれる時に、前記画像イメージファイルを取得して、前記表示方法に表示するステップを更に有することを特徴とする付記24の自動サービス方法。
(付記26)前記生成ステップは、パターン定義体ファイルから、前記画像イメージファイルを作成するステップからなることを特徴とする付記25の自動サービス方法。
(付記27)前記生成ステップは、パターン定義体ファイルの多数のボタンイメージから、配置された前記画像イメージを作成するステップからなることを特徴とする付記26の自動サービス方法。
このように、ブラウザの画面フレームを、取引用フレームと常駐用フレームとに分割し、アプレットを、装置立ち上げ時に、サーバから自動サービス装置のブラウザの常駐用フレームにダウンロードしておき、画面遷移のためのWebサーバとの通信時には、アプレットを送信せず、アプレットを指定するタグを埋め込んだ取引画面を送信するため、取引画面遷移時のアプレットダウンロード時間を削減でき、装置の利用効率も向上する。
又、装置起動時(例えば、電源オン時)に、アプレット常駐用フレームに、制御アプレットに追加して画面イメージ生成アプレットをダウンロードして、組み込んで、常駐フレームで、画面イメージ生成アプレットが、取引画面のボタンイメージの取得と、画面イメージの生成を行っておき、取引操作に応じて、サーバと通信する際には、取引画面コンテンツを受け、取引用フレームに、画面制御アプレットがダウンロードされた場合に、常駐用フレームから画面イメージを取得して、描画する。
このため、アプレット自体の画面表示時間と、ボタンイメージのダウンロード時間を、画面遷移時に削減できるため、画面切替時間を短縮できる。又、体感的に複雑なパターンを表示しても、画像切替時間を短縮でき、利用者の操作入力の体感性能向上に寄与する。
本発明の一実施の形態の自動サービス装置の外観図である。 図1の自動サービス装置のブロック図である。 本発明の一実施の形態の自動サービスシステムのシステム構成図である。 図3のブラウザ及び画面コンテンツの説明図である。 図3及び図4のATMミドルウェアのブロック図である。 図3及び図5の共通インタフェースの取引コマンドの説明図である。 図3及び図4のエージェントの説明図である。 図3及び図4の他のエージェントの説明図である。 図3及び図4のブラウザのフレームの説明図である。 図3及び図4のブラウザの動作説明図である。 図3のWebサーバの装置立ち上げ時のダウンロード処理フロー図である。 図11のフレーム分割処理の説明図である。 図11のアプレットダウンロード処理の説明図である。 図3の自動サービス装置のブラウザのエージェントによるIO制御処理フロー図である。 図14の取引フレームの説明図である。 図15の取引フレームの定義例の説明図である。 図14のブラウザのメソッド呼び出し動作の説明図である。 本発明の一実施の形態の入金処理の説明図である。 本発明の他の実施の形態のアプレットダウンロード処理の説明図である。 本発明の他の実施の形態のブラウザと常駐アプレットの構成図である。 本発明の他の実施の形態のエージェントの説明図である。 図20の取引フレームと常駐フレームの説明図である。 図22の常駐フレームのアプレットダウンロードの定義例の説明図である。 図22の常駐フレームのアプレット呼び出し処理の定義例の説明図である。 図22の取引フレームの依頼人名入力画面の表示例の説明図である。 図22の取引フレームの依頼人名入力画面の他の表示例の説明図である。 図22の取引フレームの依頼人名入力画面の更に他の表示例の説明図である。 図22の取引フレームの受取人名入力画面の表示例の説明図である。 図22の取引フレームの受取人名入力画面の他の表示例の説明図である。 図22の取引フレームの受取人名入力画面の別の表示例の説明図である。 従来のWeb制御による自動取引システムの説明図である。
符号の説明
1 自動取引装置
2 カード出入口
3 通帳出入口
4 紙幣出入口
5 硬貨出入口
6 UOP
10 磁気カードリーダユニット
20 レシートプリンタユニット
30 UOPユニット
40 通帳処理ユニット
50 紙幣/硬貨処理ユニット
60 制御ユニット
70 ジャーナルプリンタユニット
80 MOPユニット
100 Webサーバ
110 ネットワーク
120 ブラウザ
121 ブラウザ画面
121a 取引画面用フレーム
121b アプレット常駐用フレーム
122 画面コンテンツ
124、125、126、128 エージェント(アプレット)
130 ATMミドルウェア
140 カーネル
150 デバイスドライバ
160 パラメータファイル
170 IOコントロール層
180 既存ミドルウェア層

Claims (5)

  1. 利用者の操作に応じて、Webサーバと交信し、案内表示とサービス動作を行う自動サービス装置において、
    前記案内操作表示を行う表示ユニットと、
    前記サービス動作を行うための複数のIOユニットと、
    前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、ブラウザにより、前記表示装置の画面の案内操作表示を制御し、且つ前記画面コンテンツに埋め込まれたスクリプトに応じて、前記複数のIOユニットを制御する制御ユニットとを有し、
    前記制御ユニットは、
    前記サービス画面用フレームと常駐用フレームに分割されたブラウザ画面の前記常駐用フレームに、前記Webサーバからダウンロードされたアプレットを格納しておき、
    前記Webサーバからの画面コンテンツにより前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに組み込まれたスクリプトにより、前記IOユニットを制御するアプレットのメソッドを呼び出し、前記IOユニットを制御する
    ことを特徴とする自動サービス装置。
  2. 前記制御ユニットは、前記Webサーバからのフレーム制御コンテンツにより、前記サービス画面用フレームを表示、前記常駐用フレームを非表示に設定する
    ことを特徴とする請求項1の自動サービス装置。
  3. 前記制御ユニットは、
    前記装置立ち上げ時に、更に、前記案内操作画面のイメージを生成する画面イメージ生成アプレットを、前記Webサーバから受信し、前記常駐用フレームに組み込み、且つ前記画面イメージ生成アプレットにより、前記サービス用フレームに表示するための画面イメージファイルを事前に生成する
    ことを特徴とする請求項1の自動サービス装置。
  4. Webサーバと、
    前記Webサーバにネットワークを介し接続され、利用者の操作に応じて、前記Webサーバと交信し、案内操作表示とサービス動作を行う自動サービス装置とを有し、
    前記自動サービス装置は、
    前記案内操作表示を行う表示ユニットと、
    前記サービス動作を行うための複数のIOユニットと、
    前記Webサーバからの画面コンテンツに応じて、ブラウザにより、前記表示装置の画面の案内操作表示を制御し、且つ前記画面コンテンツに埋め込まれたスクリプトに応じて、前記複数のIOユニットを制御する制御ユニットとを有し、
    前記制御ユニットは、前記サービス画面用フレームと常駐用フレームに分割されたブラウザ画面の前記常駐用フレームに、前記Webサーバからダウンロードされたアプレットを格納しておき、
    前記Webサーバからの画面コンテンツにより前記案内操作表示を行うとともに、前記画面コンテンツに組み込まれたスクリプトにより、前記IOユニットを制御するアプレットのメソッドを呼び出し、前記IOユニットを制御する
    ことを特徴とする自動サービスシステム。
  5. 前記制御ユニットは、
    前記システム立ち上げ時に、更に、前記案内操作画面のイメージを生成する画面イメージ生成アプレットを、前記Webサーバから受信し、前記常駐用フレームに組み込み、且つ前記画面イメージ生成アプレットにより、前記サービス用フレームに表示するための画面イメージファイルを生成する
    ことを特徴とする請求項4の自動サービスシステム。
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