JP2006030603A - 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006030603A
JP2006030603A JP2004209569A JP2004209569A JP2006030603A JP 2006030603 A JP2006030603 A JP 2006030603A JP 2004209569 A JP2004209569 A JP 2004209569A JP 2004209569 A JP2004209569 A JP 2004209569A JP 2006030603 A JP2006030603 A JP 2006030603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
forming composition
resist
immersion exposure
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004209569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4551706B2 (ja
Inventor
Haruki Inabe
陽樹 稲部
Shinichi Kanna
慎一 漢那
Hiromi Kanda
博美 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2004209569A priority Critical patent/JP4551706B2/ja
Publication of JP2006030603A publication Critical patent/JP2006030603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4551706B2 publication Critical patent/JP4551706B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

【課題】 液浸露光における現像液で剥離でき、なおかつレジスト膜上における均一塗布性に優れ、経時保存後のパーティクル発生数が軽減され、更には下層のレジスト組成物の感度を向上させうる、新規な保護膜を形成しうる保護膜形成組成物を提供する。
【解決手段】 (A)水不溶性かつアルカリ可溶性である樹脂、および(B)溶剤を含有し、且つ金属不純物の含有量が100ppb以下であることを特徴とする液浸露光用保護膜形成組成物、およびそれを用いたパターン形成方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、IC等の半導体製造工程、液晶、サーマルヘッド等の回路基板の製造、さらにはその他のフォトアプリケーションのリソグラフィー工程に使用される保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法に関するものである。特に波長が300nm以下の遠紫外線光を光源とする液浸式投影露光装置で露光するために好適な保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法に関するものである。
半導体素子の微細化に伴い露光光源の短波長化と投影レンズの高開口数(高NA)化が進み、現在では193nm波長を有するArFエキシマレーザーを光源とするNA0.84の露光機が開発されている。これらは一般によく知れている様に次式で表すことができる。
(解像力)=k1・(λ/NA)
(焦点深度)=±k2・λ/NA2
ここでλは露光光源の波長、NAは投影レンズの開口数、k1及びk2はプロセスに関係する係数である。
更なる波長の短波化による高解像力化のために157nmの波長を有するF2エキシマレーザーを光源とする露光機が検討されているが、短波長化のために露光装置に使用するレンズ素材とレジストに使用する素材が非常に限定されるため、装置や素材の製造コストや品質安定化が非常に困難であり、要求される期間内に十分な性能と安定性を有する露光装置及びレジストが間に合わない可能性が出てきている。
光学顕微鏡において解像力を高める技術として、従来から投影レンズと試料の間に高屈折率の液体(以下、「液浸液」ともいう)で満たす、所謂、液浸法が知られている。
この「液浸の効果」はλ0を露光光の空気中での波長とし、nを空気に対する液浸液の屈折率、θを光線の収束半角としNA0=sinθとすると、液浸した場合、前述の解像力及び焦点深度は次式で表すことができる。
(解像力)=k1・(λ0/n)/NA0
(焦点深度)=±k2・(λ0/n)/NA0 2
すなわち、液浸の効果は波長が1/nの露光波長を使用するのと等価である。言い換えれば、同じNAの投影光学系の場合、液浸により、焦点深度をn倍にすることができる。
これは、あらゆるパターン形状に対して有効であり、更に、現在検討されている位相シフト法、変形照明法などの超解像技術と組み合わせることが可能である。
この効果を半導体素子の微細パターンの転写に応用した装置例としては、特許文献1(特公昭57−153433号公報)、特許文献2(特開平7−220990号公報)等があるが、液浸露光技術に適するレジストに関しては論じてはいない。
特許文献3(特開平10−303114号公報)には、液浸液の屈折率変化が露光機の波面収差による投影像の劣化を引き起こすため液浸液の屈折率制御が重要であることが指摘され、液浸液の屈折率の温度係数をある範囲に制御することや、好適な液浸液として、表面張力を下げる、または、界面活性度を増加させるような添加剤を添加した水が開示されている。しかしながら、添加剤の開示や液浸露光技術に適するレジストに関してはやはり論じてはいない。
最近の液浸露光技術進捗が非特許文献1(SPIE Proc 4688,11(2002))、非特許文献2(J.Vac.Sci.Tecnol.B,17(1999))等で報告されている。ArFエキシマレーザーを光源とする場合は、取り扱い安全性と193nmにおける透過率と屈折率の観点で純水(193nmでにおける屈折率1.44)が液浸液として最も有望であると考えられている。
2エキシマレーザーを光源とする場合は、157nmにおける透過率と屈折率のバランスからフッ素を含有する溶液が検討されているが、環境安全性の観点や屈折率の点で十分な物は未だ見出されていない。液浸の効果の度合いとレジストの完成度から液浸露光技術はArF露光機に最も早く搭載されると考えられている。
KrFエキシマレーザー(248nm)用レジスト以降、光吸収による感度低下を補うためにレジストの画像形成方法として化学増幅という画像形成方法が用いられている。ポジ型の化学増幅の画像形成方法を例に挙げ説明すると、露光で露光部の酸発生剤が分解し酸を生成させ、露光後のベーク(PEB:Post Exposure Bake)でその発生酸を反応触媒として利用してアルカリ不溶の基をアルカリ可溶基に変化させ、アルカリ現像により露光部を除去する画像形成方法である。
液浸露光においては、レジスト膜と光学レンズの間を浸漬液(液浸液ともいう)で満たした状態で、フォトマスクを通して露光し、フォトマスクのパターンをレジスト膜に転写する。このとき、液浸液がレジスト膜内部に浸透することにより、結像しなくなる場合がある(非特許文献3)。また、レジスト膜中から液浸液へ有機物等が溶出することにより、液浸液中に不純物が混入し、レンズや露光装置を汚染するため、露光の妨げになることが予想される。
このような問題を回避する解決策として、レジスト膜とレンズの間に保護膜(以下、「トップコート」あるいは「オーバーコート」ともいう)を設けて、レジストと水が直接触れ合わないようにするという方法が知られている(たとえば非特許文献3)。
トップコートに用いられる素材としてどのようなものが良いか未だ明確になっていないが、本発明者らが検討を行った所、トップコートの素材によっては、レジスト膜上における塗布均一性が悪く、また経時保存後にパーティクルの発生が起こることがあり、改良が必要であった。また、下層のレジスト膜の感度についても改良の余地があった。
特公昭57−153433号公報 特開平7−220990号公報 特開平10−303114号公報 国際光工学会紀要(Proc. SPIE), 2002年, 第4688巻,第11頁 J.Vac.Sci.Tecnol.B, 17 (1999) 日経マイクロデバイス、2004年、4月号
本発明の目的は、液浸露光による微細パターン形成プロセスにおける現像工程で剥離が可能であり、なおかつレジスト膜上における均一塗布性に優れ、経時保存後のパーティクル発生数が軽減され、更には下層のレジスト組成物の感度を向上させうる、新規な保護膜形成組成物を提供することである。
本発明は、下記構成の保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法であり、これにより本発明の上記課題が解決される。
(1) (A)水不溶性かつアルカリ可溶性である樹脂、および(B)溶剤を含有しており、且つ金属不純物の含有量が100ppb以下であることを特徴とする、液浸露光用保護膜形成組成物。
(2) 鉄の含有量が20ppb以下であることを特徴とする上記(1)に記載の液浸露光用保護膜形成組成物。
(3) 更に(C)界面活性剤を含有することを特徴とする、上記(1)もしくは(2)に記載の液浸露光用保護膜形成組成物。
(4) (B)溶剤が、少なくとも2種の異なる化合物からなる混合溶剤であることを含有することを特徴とする、上記(1)〜(3)の何れかに記載の液浸露光用保護膜形成組成物。
(5) (A)樹脂に含有される残留単量体が5重量%以下であることを特徴とする、上記(1)〜(4)の何れかに記載の液浸露光用保護膜形成組成物。
(6) 上記(1)〜(5)に記載の液浸露光用保護膜形成組成物の製造方法に於いて、(A)樹脂を含む溶液をイオン交換フィルターにより濾過する工程を含むことを特徴とする、液浸露光用保護膜形成組成物の製造方法。
(7) 基板上にレジスト膜を形成し、該レジスト膜上に上記(1)〜(6)のいずれかに記載の保護膜形成組成物により保護膜を形成し、該レジスト膜を液浸露光し、現像することを特徴とするパターン形成方法。
本発明によって、液浸露光時におけるプロセス工程を複雑にすることなくレジスト膜内部への液浸液の浸透(特にArF液浸リソグラフィーにおいては水の浸透)およびレジスト膜成分の液浸液への溶出を防ぐのみならず、レジスト膜上における塗布均一性に優れ、経時保存後のパーティクル発生量を低減し、更には下層のレジストの感度を向上させ得る液浸露光用保護膜形成組成物を提供することが可能となる。
以下、本発明について詳細に説明する。
〔1〕水不溶性かつアルカリ可溶性である樹脂(A)
本発明の液浸露光用保護膜形成組成物は、水不溶性かつアルカリ可溶性である樹脂(以下、樹脂(A)ともいう)を含有する。
水不溶性の樹脂(A)を含有する保護膜がレジスト膜と液浸液の間に介在することにより、液浸液がレジスト膜内部に浸透することを防ぎ、かつ、レジスト成分が液浸液中に溶出することを防ぐため、液浸露光によるパターン形成において、適切なパターンが得られる。
また、樹脂(A)がアルカリ可溶性であることで、保護膜の剥離工程を別段設けることなく、アルカリ現像にて容易に保護膜を溶解除去することが可能となる。
ここで、「水不溶性」とは、樹脂を溶剤に溶解した溶液をシリコンウェハー上に塗布、乾燥後、純水に23℃で10分間浸漬、乾燥させた後に膜厚測定を行った場合、膜厚が減少しない性質をいう。
また、「アルカリ可溶性」とは、レジストによるパターン形成において現像に用いられるアルカリ現像液に対して可溶であることを意味し、樹脂を溶剤に溶解した溶液をシリコンウェハー上に塗布、乾燥した膜を、23℃で2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を用いて現像液で処理したときに、1nm/秒以上の溶解速度で溶解して膜厚がゼロになる性質をいう。
樹脂(A)を構成するモノマー単位は特に限定されないが、アルカリ可溶性向上の点から、樹脂(A)を構成するモノマーのpKaが14未満、好ましくは0〜13、最も好ましくは4〜11である、酸基を有するモノマー(以下、酸性モノマーともいう)が少なくとも1種含まれることが好ましい。
酸解離定数pKaは、化学便覧(II)(改訂4版、1993年、日本化学会編、丸善株式会社)に記載のものであり、モノマーのpKaの値は、無限希釈溶媒を用いて25℃で測定した値を示す。
酸性モノマーに含有される酸基は特に限定されないが、例えば、カルボン酸基、アンモニウム塩、フェノール性水酸基、スルホンアミド基、活性メチレン基、フルオロアルコール基等などが好ましい。
これらの酸基の中でも、特にフルオロアルコール基を含むモノマーは、液浸液として純水を用いた場合に純水に対して撥水性を発現し、液浸露光時にウェハーを高速スキャンした場合に液浸液の追従性が良化しやすいため好ましい。フルオロアルコール基は少なくとも1つの水酸基が置換したフルオロアルキル基であり、炭素数1〜10個のものが好ましく、炭素数1〜5個のものが更に好ましい。フルオロアルコール基の具体例としては、例えば、−CF2OH、−CH2CF2OH、−CH2CF2CF2OH、−C(CF32OH、−CF2CF(CF3)OH、−CH2C(CF32OH、等を挙げることができる。フルオロアルコール基として特に好ましいのはヘキサフルオロイソプロパノール基である。
酸性モノマーは、酸基を1つだけ含んでいても2つ以上含んでいてもよい。該モノマーに由来する繰り返し単位は、繰り返し単位1つあたり2つ以上の酸基を有していることが好ましく、酸基を2〜5個有することがより好ましく、酸基を2〜3個有することが特に好ましい。
樹脂(A)が含有する酸性モノマーに由来する繰り返し単位の、好ましい具体例を以下に示すが、これらに限定されるものではない。
Figure 2006030603
Figure 2006030603
Figure 2006030603
Figure 2006030603
樹脂(A)の好ましい具体例を以下に示す。尚、本発明はこれに限定されるものではない。
Figure 2006030603
Figure 2006030603
Figure 2006030603
Figure 2006030603
Figure 2006030603
Figure 2006030603
Figure 2006030603
樹脂(A)中に含有される酸性モノマーの割合は水に対する不溶性とアルカリ現像液に対する溶解性を両立できるように適宜設定される。
樹脂(A)に含有される酸性モノマーがpKa 8未満の、比較的酸性度が強いものの場合には、樹脂(A)の酸価が1.0〜5.0となるよう含有させることが好ましく、2.0〜4.5となるよう含有させるのがより好ましい。
また、樹脂(A)に含有される酸性モノマーがpKa 8以上の、比較的酸性度が弱いものの場合には、樹脂(A)の酸価が3.0〜7.0となるよう含有させることが好ましく、3.5〜5.5となるよう含有させるのがより好ましい。
また、樹脂(A)を構成する酸性モノマーユニットとして、pKa 8未満の比較的酸性度が強いモノマーと、pKa 8以上の、比較的酸性度が弱いモノマーとを両方含んでいても良い。この場合、樹脂(A)の酸価が2.0〜5.0となるよう適宜調整することが好ましく、2.5〜4.5とすることがより好ましい。
樹脂(A)は、上記酸性モノマーに由来する繰り返し構造単位以外に、他の繰り返し構造単位を含有することができる。他の繰り返し構造単位を形成する単量体として、例えばアクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリルアミド類、アリル化合物、ビニルエーテル類、ビニルエステル類等から選ばれる付加重合性不飽和結合を1個有する化合物等を挙げることができる。その他にも、上記種々の繰り返し構造単位に相当する単量体と共重合可能である付加重合性の不飽和化合物であれば、共重合されていてもよい。
樹脂(A)は、露光時に光が保護膜を通してレジスト膜に到達するため、使用する露光光源において透明であることが好ましい。ArF液浸露光に使用する場合は、ArF光への透明性の点から樹脂(A)は芳香族基を有さないことが好ましい。
樹脂(A)は、常法に従って(例えばラジカル重合)合成することができる。
例えば、一般的合成方法としては、モノマー種を、一括であるいは反応途中で反応容器に仕込み、これを必要に応じ反応溶媒、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類やメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケトン類、酢酸エチルのようなエステル溶媒、さらには後述のプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートのような本発明の組成物を溶解する溶媒に溶解させ均一とした後、窒素やアルゴンなど不活性ガス雰囲気下で必要に応じ加熱、市販のラジカル開始剤(アゾ系開始剤、パーオキサイドなど)を用いて重合を開始させる。所望により開始剤を追加、あるいは分割で添加し、反応終了後、溶剤に投入して粉体あるいは固形回収等の方法で所望のポリマーを回収する。反応の濃度は通常20質量%以上であり、好ましくは30質量%以上、さらに好ましくは40質量%以上である。反応温度は通常10℃〜150℃であり、好ましくは30℃〜120℃、さらに好ましくは50〜100℃である。
また、樹脂(A)は、前記ラジカル重合に限らず、様々な方法で合成することができる。ラジカル重合のほか、たとえば、カチオン重合、アニオン重合、付加重合、環化重合、重付加、重縮合、付加縮合などによっても合成できる。
その他、市販の各種樹脂も利用可能である。
上記繰り返し構造単位は、各々1種で使用してもよいし、複数を混合して用いてもよい。また、本発明において、樹脂は、1種で使用してもよいし、複数併用してもよい。
樹脂(A)の重量平均分子量は、ガスパーミエーションクロマログラフィー(GPC)法によりポリスチレン換算値として、好ましくは1,000以上であり、より好ましくは1,000〜200,000であり、更に好ましくは3000〜20000である。
樹脂(A)中、残留単量体は5質量%以下であることが溶出物阻止の点などから好ましい。より好ましくは、残留単量体は3質量%以下である。樹脂(A)中に含有される残留単量体は、ゲル濾過クロマトグラフィ(GPC)、高速液体クロマトグラフィ(HPLC)ガスクロマトグラフィ(GC)などの分析手段で低了することが可能である。
樹脂(A)中の残留単量体の量を上記範囲とすることは、たとえば、合成語の樹脂(A)を残留単量体が良く溶解する溶媒中で再結晶化させたり、シリカゲルカラム・アルミナカラムを通すことによって行うことができる。
分子量分布(Mw/Mn、分散度ともいう)は通常1〜5であり、好ましくは1〜4、更に好ましくは1〜3の範囲のものが使用される。
本発明の保護膜形成組成物において、樹脂(A)の配合量は、保護膜形成組成物の全固形分中60〜100質量%であることが好ましく、より好ましくは70〜100質量%である。
また、通常、溶剤を含有し、さらに必要に応じ、界面活性剤およびその他の成分を含有することができる。以下にこれら各成分について説明する。
〔2〕溶剤(B)
本発明の液浸露光用保護膜形成組成物は、通常、上記の成分を所定の有機溶剤に溶解して調製する。溶剤は、レジストとの混和を避けるため、レジストで使用する有機溶剤とは異なることが好ましい。また、液浸液への溶出防止の観点からは、非水溶性であることが好ましい。また、沸点100℃〜200℃の溶剤が好ましい。
使用しうる溶剤としては、例えば下記のものがあげられる。
・ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、アミルベンゼン、イソプロピルベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデカン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、p−メンタン、デカリン、キシレン、シクロヘキシルベンゼン、シクロヘキセン、シクロペンタン、ジペンテン、ナフタレン、ジメチルナフタレン、シメン、テトラリン、ビフェニル、メシチレン等の炭化水素系溶剤;
・塩化メチレン、塩化ヘキシル、クロロベンゼン、ブロモベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶剤;
・アミルアルコール、イソアミルアルコール、ブタノール、ヘキサノール、3−ヘプタノール、i−ブチルアルコール、2−エチルブタノール、2−エチルヘキサノール、オクタノール、ノナノール、ネオペンチルアルコール、シクロヘキサノール、テトラヒドロフルフリルアルコール等のアルコール;
・アセトニトリル、イソプロパノールアミン、エチルへキシルアミン、N−エチルモルホリン、ジイソプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、ジ−n−ブチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン、トリプロピルアミン等の含窒素溶剤;
・蟻酸、酢酸、酪酸、イソ酪酸、イタコン酸、プロピオン酸等のカルボン酸系溶剤;
・無水酢酸、無水プロピオン酸、無水イタコン酸等の酸無水物系溶剤;
・1,4−ジフルオロベンゼン、1,1,2,2−テトラクロロジフルオロエタン、テトラフルオロプロパノール、トリフルオロアセト酢酸エチル、パーフルオロヘプタン、ヘキサフルオロイソプロパノール、パーフルオロブチルエタノール、ペンタフルオロプロパノール、ヘキサフルオロベンゼン、パーフルオロブチルテトラヒドロフラン、パーフルオロポリエーテル類、フルオロフェノール類等のフッ素系溶剤;
・その他、アニソール、ジオキサン、ジオキソラン、ジブチルエーテル、エチル−n−ブチルケトン、ジアセトンアルコール、ジイソブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−ブチルケトン、エチレングリコール、ジグリシジルエーテル、エチレンジクロライド、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、2−ヘプタノン、γ−ブチロラクトン、メチルエチルケトン、エチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、2−メトキシエチルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トルエン、酢酸エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、メトキシブタノール、テトラヒドロフラン、エチルエトキシプロピオネート、酢酸ブチル、N,N−ジメチルアセトアミド。
本発明の保護膜形成組成物において用いられる溶剤は、複数を混合して混合溶剤として用いることで、本発明の効果をより優れたものとする上で好ましい。混合溶剤としては、特に限定されないが、炭化水素系溶剤、ハロゲン化炭化水素溶剤、含フッ素無極性溶剤のような無極性溶剤に対して、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤、含窒素溶剤、カルボン酸系溶剤、酸無水物系溶剤、エステル系溶剤、ケトン系溶剤のような極性溶剤を加えた混合溶剤が好ましい。
無極性溶剤としては、たとえば、下記のものが好ましい。
・炭化水素系溶剤:ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、アミルベンゼン、イソプロピルベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデカン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、p−メンタン、デカリン、キシレン、シクロヘキシルベンゼン、シクロヘキセン、シクロペンタン、ジペンテン、ナフタレン、ジメチルナフタレン、シメン、テトラリン、ビフェニル、メシチレン等。
・ハロゲン化炭化水素溶剤:クロロホルム、塩化ヘキシル、エチレンジクロリド、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、ヨードベンゼン等。
・含フッ素無極性溶剤:1,4−ジフルオロベンゼン、1,1,2,2−テトラクロロジフルオロエタン、パーフルオロヘプタン、ヘキサフルオロベンゼン、パーフルオロブチルテトラヒドロフラン等。
極性溶剤としては、たとえば、下記のものが好ましい。
・アルコール系溶剤:アミルアルコール、イソアミルアルコール、ブタノール、ヘキサノール、3−ヘプタノール、i−ブチルアルコール、2−エチルブタノール、2−エチルヘキサノール、オクタノール、ノナノール、ネオペンチルアルコール、シクロヘキサノール、テトラヒドロフルフリルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラフルオロプロパノール、ヘキサフルオロイソプロパノール、パーフルオロブチルエタノール、ペンタフルオロプロパノール、フルオロフェノール等。
・エーテル系溶剤:アニソール、ジオキサン、ジオキソラン、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン等。
・含窒素溶剤:アセトニトリル、イソプロパノールアミン、エチルへキシルアミン、N−エチルモルホリン、ジイソプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、ジ−n−ブチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン、トリプロピルアミン等。
・カルボン酸系溶剤:蟻酸、酢酸、酪酸、イソ酪酸、イタコン酸、プロピオン酸等。
・酸無水物系溶剤:無水酢酸、無水プロピオン酸、無水イタコン酸等。
・エステル系溶剤:酢酸エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、γ−ブチロラクトン等。
・ケトン系溶剤:エチル−n−ブチルケトン、ジイソブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−ブチルケトン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、2−ヘプタノン、メチルエチルケトン等。
・その他の極性溶剤:エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル2−メトキシエチルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、メトキシブタノール、エチルエトキシプロピオネート、N,N−ジメチルアセトアミド等。
上述の極性溶剤、無極性溶剤の組み合わせは特に限定されないが、特に無極性溶剤として上記の炭化水素系溶剤や含フッ素無極性溶剤を使用し、極性溶剤として上記のアルコール系溶剤を使用する組み合わせが好ましい。
混合溶剤における溶剤の混合比率は、質量比で、無極性溶剤:極性溶剤で95:5〜40:60が好ましく、より好ましくは90:10〜50:50、さらに好ましくは85:15〜60:40である。
〔3〕界面活性剤
本発明の保護膜形成組成物は、更に界面活性剤を含有することができる。界面活性剤としては、フッ素系及び/又はシリコン系界面活性剤(フッ素系界面活性剤、シリコン系界面活性剤、フッ素原子と珪素原子の両方を有する界面活性剤)のいずれか、あるいは2種以上を含有することがより好ましい。上記界面活性剤を含有することにより、250nm以下、特に220nm以下の露光光源の使用時に、感度、解像度、密着性、現像欠陥の抑制などの性能向上、特に塗布均一性の向上に寄与する。
フッ素系及び/又はシリコン系界面活性剤としては、例えば特開昭62−36663号公報、特開昭61−226746号公報、特開昭61−226745号公報、特開昭62−170950号公報、特開昭63−34540号公報、特開平7−230165号公報、特開平8−62834号公報、特開平9−54432号公報、特開平9−5988号公報、特開2002−277862号公報、米国特許第5405720号明細書、同5360692号明細書、同5529881号明細書、同5296330号明細書、同5436098号明細書、同5576143号明細書、同5294511号明細書、同5824451号明細書記載の界面活性剤を挙げることができ、下記市販の界面活性剤をそのまま用いることもできる。
使用できる市販の界面活性剤として、例えばエフトップEF301、EF303、(新秋田化成(株)製)、フロラードFC430、431(住友スリーエム(株)製)、メガファックF171、F173、F176、F189、R08(大日本インキ化学工業(株)製)、サーフロンS−382、SC101、102、103、104、105、106(旭硝子(株)製)、トロイゾルS−366(トロイケミカル(株)製)等のフッ素系界面活性剤又はシリコン系界面活性剤を挙げることができる。またポリシロキサンポリマーKP−341(信越化学工業(株)製)もシリコン系界面活性剤として用いることができる。
また、界面活性剤としては、上記に示すような公知のものの他に、テロメリゼーション法(テロマー法ともいわれる)もしくはオリゴメリゼーション法(オリゴマー法ともいわれる)により製造されたフルオロ脂肪族化合物から導かれたフルオロ脂肪族基を有する重合体を用いた界面活性剤を用いることが出来る。フルオロ脂肪族化合物は、特開2002−90991号公報に記載された方法によって合成することが出来る。
フルオロ脂肪族基を有する重合体としては、フルオロ脂肪族基を有するモノマーと(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート及び/又は(ポリ(オキシアルキレン))メタクリレートとの共重合体が好ましく、不規則に分布しているものでも、ブロック共重合していてもよい。また、ポリ(オキシアルキレン)基としては、ポリ(オキシエチレン)基、ポリ(オキシプロピレン)基、ポリ(オキシブチレン)基などが挙げられ、また、ポリ(オキシエチレンとオキシプロピレンとオキシエチレンとのブロック連結体)やポリ(オキシエチレンとオキシプロピレンとのブロック連結体)など同じ鎖長内に異なる鎖長のアルキレンを有するようなユニットでもよい。さらに、フルオロ脂肪族基を有するモノマーと
(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体は2元共重合体ばかりでなく、異なる2種以上のフルオロ脂肪族基を有するモノマーや、異なる2種以上の(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)などを同時に共重合した3元系以上の共重合体でもよい。
例えば、市販の界面活性剤として、メガファックF178、F−470、F−473、F−475、F−476、F−472(大日本インキ化学工業(株)製)を挙げることができる。さらに、C613基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C613基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシエチレン))アクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシプロピレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C817基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C817基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシエチレン))アクリレート
(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシプロピレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体などを挙げることができる。
また、本発明では、フッ素系及び/又はシリコン系界面活性剤以外の他の界面活性剤を使用することもできる。具体的には、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル等のポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル類、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー類、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタントリステアレート等のソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテ−ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等のノニオン系界面活性剤等を挙げることができる。
これらの界面活性剤は単独で使用してもよいし、また、いくつかの組み合わせで使用してもよい。
界面活性剤の使用量は、液浸露光用保護膜形成組成物の全量(溶剤を除く)に対して、好ましくは0.0001〜2質量%、より好ましくは0.001〜1質量%である。
〔4〕保護膜
本発明の液浸露光用保護膜形成組成物は、レジスト膜上に塗布されるなどして保護膜を形成し、レジスト膜内部への液浸液の浸透、および、レジスト膜成分の液浸液への溶出を防ぐものである。
本発明の液浸露光用保護膜形成組成物(以下、トップコート組成物とも呼ぶ)は、当該組成物中に含まれる金属不純物の含有量が100ppb以下であることを特徴とする。保護膜形成組成物中に含まれうる金属不純物としては、Na、K、Ca、Fe、Mg、Mn、Pd、Ni、Zn、Pt、Ag、Cu等が挙げられるが、これらの中でも特に、鉄(Fe)の含有量を20ppb以下に抑えることがより好ましい。
保護膜形成組成物中の金属不純物の含有量を低減した場合に塗布均一性が良化するのは、保護膜形成組成物中の金属不純物が核となってスピン塗布の際にストリエーション等の塗布ムラを発生するのを防ぐためである、と推定される。保護膜形成組成物中の金属不純物の含有量を低減した場合、パーティクル発生数を低減できるのは、経時変化に伴い金属不純物を核として樹脂が溶剤中で凝集するのが低減されるためである、と推定される。
また保護膜形成組成物中の金属不純物の含有量を低減した場合に下層のレジスト感度向上につながる原因については明確では無いが、高エネルギーの光子照射下でトップコート組成物中の鉄をはじめとする金属不純物が存在した場合に、下層のレジスト表面と何らかの化学的相互作用をしてレジストのネガ化反応が促進されてしまうのを防止する効果があるのではないかと考えられる。
保護膜形成組成物中に含まれる金属不純物の含有量を100ppb以下とする方法としては、例えば、水に不溶でありアルカリ現像液に可溶である樹脂(A)を溶剤に溶解させて溶液とし、イオン交換フィルターにより濾過する方法を挙げることができる。その他、使用する材料の純度向上、分液洗浄、酸性イオン交換樹脂又はキレート樹脂での処理等が知られている。よって、本発明の液浸露光用保護膜形成組成物の製造方法として、例えば、樹脂(A)を含む溶液をイオン交換フィルターにより濾過する工程、次いで溶液に必要に応じて界面活性剤等を加えて混合液を調製する工程、次いで混合液を不溶コロイド除去フィルターにより濾過する工程を含む保護膜形成組成物の製造方法があげられる。
本発明に於いて使用し得るイオン交換フィルターとしては、イオン交換基がポリエチレン製多孔膜若しくはポリプロピレン製多孔膜に固定された陽イオン交換型フィルターが好ましく、例えば、イオンクリーン(日本ポール社製)、イオンクリーンAQ(日本ポール社製)等を挙げることができるが、本発明はこれに限定されるものではない。
イオン交換フィルターによる濾過速度は、500〜10000cc/min/m2とすることが好ましい。
本発明に於いて使用し得る不溶コロイド除去フィルターとしては、合成樹脂製フィルターが好ましく、例えば、マイクロリス・オプチマイザーDEV−16/40(マイクロリス社製ポリエチレンフィルター)、マイクロガードミニケム(マイクロリス社製ポリエチレンフィルター)、エンフロン(日本ポール社製ポリテトラフルオロエチレンフィルター)、ウルチポアN66(日本ポール社製ナイロン66フィルター)、ゼータプラス(キュノ社製セルローズフィルター)、エレクトロポアII(キュノ社製ナイロン66フィルター)等を挙げることができるが、本発明はこれに限定されるものではない。また、光酸発生剤等のイオン性化合物を添加した後に濾過工程を行う場合には、不溶コロイド除去フィルターは、イオン交換能をもたないものであることが好ましい。
イオン交換型フィルター及び不溶コロイド除去フィルターの孔径は、いずれも0.01〜0.5μmとすることが好ましく、0.01〜0.1μmとすることがより好ましい。
本発明の保護膜形成組成物をレジスト上に塗布する手段は適用するプロセスにあわせて適宜設定され、特に限定されるものではなく、スピンコート等の手段を用いることができる。
保護膜は、露光光源に対して透明であることが好ましいという観点から、薄膜の方が好ましく、通常1nm〜300nm、好ましくは10nm〜150nmの厚さで形成される。具体的には、膜の露光光透過率が好ましくは50%〜80%、より好ましくは60%〜70%となる膜厚であることが好ましい。露光光透過率は、樹脂の重合成分を調節するなどで調整できる。たとえば、樹脂が含有する芳香環の量を減らすことで、ArF光の透過率を高めることができる。
また、保護膜からの溶出物により液浸液やレンズが汚染されることを防ぐため、保護膜からの溶出物が無いことが好ましい。保護膜は、溶出物を防ぐ点で、低分子量の化合物(たとえば分子量1000以下の化合物)の含量は少ない方が好ましい。
保護膜は、液浸液との親和性の観点から、液浸液の保護膜に対する接触角(23℃)が50度〜80度であることが好ましく、60度〜80度であることがより好ましい。接触角は酸基の量を調整したり、共重合成分の親疎水性を制御することで前記範囲に調整できる。
保護膜の屈折率は、解像性の観点からレジスト膜の屈折率に近いことが好ましい。屈折率の調整は、保護膜形成組成物の成分、とくに樹脂の組成、繰り返し単位の比率を制御することで行うことができる。
保護膜形成組成物は、保護膜を形成する際に均一に塗布できるものが好ましい。塗布性(塗布均一性)は、溶剤の種類や、界面活性剤等や他の添加剤を適宜選択し、その添加量を調整することで改善できる。
液浸露光用保護膜形成組成物は、レジスト膜上へ塗布して膜を形成するため、レジスト膜と混合しないものであることが好ましい。
〔5〕パターン形成方法
本発明の液浸露光用保護膜形成組成物は、通常、上記の成分を溶剤に溶解し、基板上のレジスト膜上に塗布して用いる。
すなわち、液浸露光用レジスト組成物を精密集積回路素子の製造に使用されるような基板上にスピナー、コーター等の適当な塗布方法により、任意の厚み(通常50〜500nm)で塗布する。この際、基板上に適宜反射防止膜を設けた上でレジスト膜を形成することも好ましい。塗布後、スピンまたはベークにより乾燥し、レジスト膜を形成する。
さらに、レジスト組成物と同様に、レジスト膜上にスピナー、コーター等を用いて液浸露光用保護膜形成組成物を塗布、スピンまたはベークにより乾燥し、保護膜を形成する。
ついでパターン形成のためマスクなどを通し、液浸液を介して露光(液浸露光)する。露光量は適宜設定できるが、通常1〜100mJ/cm2である。露光後、好ましくはスピンまたは/かつベークを行い、現像、リンスを行い、パターンを得る。尚、本発明において、保護膜は、現像工程で現像液に溶解・剥離するため、別段剥離工程を設ける必要は無い。
露光後はベークを行うことが好ましく、ベーク温度は、通常30〜300℃である。露光から現像処理までの引き置き時間(PED)の変動によるレジストパターンの線幅変化の観点から、露光からベーク工程までの時間は短いほうがよい。
ここで露光光としては、好ましくは250nm以下、より好ましくは220nm以下の波長の遠紫外線である。具体的には、KrFエキシマレーザー(248nm)、ArFエキシマレーザー(193nm)、F2エキシマレーザー(157nm)、X線等が挙げられる。
使用することができる基板としては、通常のBareSi基板、SOG基板、あるいは、反射防止膜を有する基板等を挙げることができる。
反射防止膜としては、チタン、二酸化チタン、窒化チタン、酸化クロム、カーボン、α−シリコン等の無機膜型と、吸光剤とポリマー材料からなる有機膜型が用いることができる。前者は膜形成に真空蒸着装置、CVD装置、スパッタリング装置等の設備を必要とする。有機反射防止膜としては、例えば特公平7−69611号記載のジフェニルアミン誘導体とホルムアルデヒド変性メラミン樹脂との縮合体、アルカリ可溶性樹脂、吸光剤からなるものや、米国特許5294680号記載の無水マレイン酸共重合体とジアミン型吸光剤の反応物、特開平6−118631号記載の樹脂バインダーとメチロールメラミン系熱架橋剤を含有するもの、特開平6−118656号記載のカルボン酸基とエポキシ基と吸光基を同一分子内に有するアクリル樹脂型反射防止膜、特開平8−7115号記載のメチロールメラミンとベンゾフェノン系吸光剤からなるもの、特開平8−179509号記載のポリビニルアルコール樹脂に低分子吸光剤を添加したもの等が挙げられる。
また、有機反射防止膜として、ブリューワーサイエンス社製のDUV30シリーズや、DUV−40シリーズ、ARC25、シプレー社製のAC−2、AC−3、AR19、AR20等を使用することもできる。
液浸露光する際に使用する液浸液について、以下に説明する。
液浸液は、露光波長に対して透明であり、かつレジスト上に投影される光学像の歪みを最小限に留めるよう、屈折率の温度係数ができる限り小さい液体が好ましいが、特に露光光源がArFエキシマレーザー(波長;193nm)である場合には、上述の観点に加えて、入手の容易さ、取り扱いのし易さといった点から水を用いるのが好ましい。
液浸液として水を用いる場合、水の表面張力を減少させるとともに、界面活性力を増大させるために、ウェハ上のレジスト層を溶解させず、且つレンズ素子の下面の光学コートに対する影響が無視できる添加剤(液体)を僅かな割合で添加しても良い。その添加剤としては水とほぼ等しい屈折率を有する脂肪族系のアルコールが好ましく、具体的にはメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等が挙げられる。水とほぼ等しい屈折率を有するアルコールを添加することにより、水中のアルコール成分が蒸発して含有濃度が変化しても、液体全体としての屈折率変化を極めて小さくできるといった利点が得られる。一方で、193nm光に対して不透明な物質や屈折率が水と大きく異なる不純物が混入した場合、レジスト上に投影される光学像の歪みを招くため、使用する水としては、蒸留水が好ましい。更にイオン交換フィルター等を通して濾過を行った純水を用いてもよい。
水の電気抵抗は、18.3Mオーム・cm以上であることが望ましく、TOC(有機物濃度)は、20ppb以下であることが望ましい。また、脱気処理をしてあることが望ましい。
現像工程で用いるアルカリ現像液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア水等の無機アルカリ類、エチルアミン、n−プロピルアミン等の第一アミン類、ジエチルアミン、ジ−n−ブチルアミン等の第二アミン類、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン等の第三アミン類、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルコールアミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド等の第四級アンモニウム塩、ピロール、ピヘリジン等の環状アミン類等のアルカリ性水溶液を使用することができる。
さらに、上記アルカリ性水溶液にアルコール類、界面活性剤を適当量添加して使用することもできる。
アルカリ現像液のアルカリ濃度は、通常0.1〜20質量%である。
アルカリ現像液のpHは、通常10.0〜15.0である。
リンス液としては、純水、または純水に界面活性剤を適当量添加して使用することもできる。
また、現像処理または、リンス処理の後に、パターン上に付着している現像液またはリンス液を超臨界流体により除去する処理を行うことができる。
本発明の保護膜を用いる液浸露光において、レジストは、特に限定されず、通常使用されているものの中から任意に選ぶことができ、ポジ型、ネガ型のいずれのものでもよい。
レジストとしては、最近の超微細加工に適応し得る諸要求特性を充分備えたポジ型およびネガ型レジストが好適に使用でき、本発明では特に化学増幅型レジスト、更にはポジ型レジストが好ましく用いることができる。
化学増幅型レジストとしては、光等の活性エネルギー線により酸を発生するいわゆる酸発生剤を用いるものが代表的なものとして挙げられる。例えば、ネガ型の化学増幅型レジストは、通常、ベースポリマー、光酸発生剤、架橋剤の3成分系のものが用いられる。そして、レジスト露光時、その露光部において、光照射により発生した酸が架橋反応を起させ、現像液に対する溶解性を低下させるよう作用する。一方、ポジ型の化学増幅型レジストは、通常、溶解抑止機能をもつ保護基でブロックされた部位をもつベースポリマーと光酸発生剤を含む2成分系のものと、ベースポリマー、酸発生剤、溶解抑止剤の3成分系のものとがある。そして、レジスト露光時、その露光部において、光照射により発生した酸がポリマーの保護基を外して現像液に対する溶解性を高めるように作用する。
露光光源がArFエキシマレーザー(波長:193nm)である場合には、酸の作用によりアルカリ現像液に可溶化する樹脂と光酸発生剤とを含む2成分系のものが好ましい。特に、酸の作用によりアルカリ現像液に可溶化する樹脂は、単環または多環の脂環炭化水素構造を有するアクリルまたはメタクリル系樹脂であることが好ましく、ラクトン残基、アダマンタン残基を有することがさらに好ましい。
尚、形成されたレジストパターンは導電性を有さないことが好ましいため、レジストは金属を含有しないことが好ましい。含有する金属量としては好ましくは100ppb以下、より好ましくは50ppb以下である。金属量は、使用する材料の純度向上や濾過等の通常の精製により抑制できる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明の内容がこれにより限定されるものではない。
<樹脂(1)の合成>
4−[ビス(トリフルオロメチル)ヒドロキシメチル]スチレン 8.11g(0.03モル)およびテトラヒドロ−5−オキソフラン−3−イル アクリレート 10.93g(0.07モル)をプロピレングリコールモノメチルエーテル250mlに溶解し、重合開始剤として2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(和光純薬工業(株)製;商品名V−65)0.25gを加えた。この溶液を窒素気流下、70℃にて4時間攪拌した。その後、反応液をヘキサン1L中に激しく攪拌しながら投入。析出した樹脂をイオン交換水にて水洗し、濾別、真空下乾燥することにより、白色の樹脂15gを得た。GPC測定により、重量平均分子量(ポリスチレン標準)が4,800であり、樹脂中の残留単量体の含有割合が1%であることを確認した。
以下、同様にして樹脂(2)〜(9)を得た。
以下に樹脂(1)〜(9)の構造及び重量平均分子量、分散度、および残留単量体の含有割合をまとめて示す。
Figure 2006030603
<液浸露光用保護膜組成物の調整>
下記表1に示すように、樹脂を溶剤に溶解させ、TC−2、3、4および6〜15についてはイオン交換フィルター(日本ポール社製イオンクリーン、孔径0.1μm)による濾過を2回行い、TC−1、5については濾過を1回だけ行った。またTC−16、17についてはイオン交換フィルターによる濾過を行わなかった。続いて界面活性剤を加え、ポリテトラフルオロエチレンフィルター(日本ポール社製エンフロン、孔径0.1μm)で濾過し、固形分濃度4.5質量%とした保護膜形成組成物TC−1〜17を調製した。
上述の手順で得られた保護膜形成組成物に含有される金属不純物の含有量(単位ppb)を偏光ゼーマン原子吸光分光光度計(日立製、Z−9000)を用いてNa、K、Ca、Fe、Cu、Mg、Mnの7元素について測定を実施した。その結果も合わせて下記表1に示す。
Figure 2006030603
表1における略号は次のとおりである。
W−1;メガファックF176(大日本インキ化学工業(株)製)(フッ素系)
W−2;メガファックR08(大日本インキ化学工業(株)製)(フッ素およびシリコン系)
SL−1;2−エチルブタノール
SL−2;パーフルオロブチルテトラヒドロフラン
実施例1〜60及び比較例1〜8
<経時保存後のパーティクル増加数>
上記表1に示す保護膜形成組成物について、調液直後(パーティクル初期値)と、40℃で1週間保存した後(経時後のパーティクル数)の液中のパーティクル数を、リオン社製、パーティクルカウンターにてカウントした。(経時後のパーティクル数)−(パーティクル初期値)で計算されるパーティクル増加数を評価した。尚、パーティクルは、レジスト液1ml中の0.2μm以上のパーティクルの数をカウントした。
<保護膜形成組成物の塗布性試験>
スピンコーターによりシリコン基板上に反射防止膜(ARC29A、ブリューワサイエンス社製)を膜厚720オングストロームで均一に塗布し、205℃、60秒間乾燥を行った。次に、下記表2に示す各ポジ型レジスト組成物をスピンコーターにより塗布し、ウエハーを115℃で60秒間加熱乾燥して0.25μmのレジスト膜を形成させた。続いて、上記レジスト膜上に表2に示す保護膜形成組成物をスピンコーターにより塗布し、ウェハーを115℃60秒加熱乾燥して0.05μmの保護膜を形成させた。この時にレジスト膜上に形成された保護膜の塗布ムラを観察し、塗布ムラ無く均一に塗布されているものを○、若干の塗布ムラが見られるものを△、塗布ムラの発生が酷いものを×とした。
<下層レジストの感度評価>
スピンコーターによりシリコン基板上に反射防止膜(ARC29A、ブリューワサイエンス社製)を膜厚720オングストロームで均一に塗布し、205℃、60秒間乾燥を行った。次に、下記表2に示す各ポジ型レジスト組成物をスピンコーターにより塗布し、ウエハーを115℃で60秒間加熱乾燥して0.25μmのレジスト膜を形成させた。続いて、上記レジスト膜上に表2に示す保護膜形成組成物をスピンコーターにより塗布し、ウェハーを115℃60秒加熱乾燥して0.05μmのトップコート層を形成させた。続いて、液浸用露光・溶解挙動解析装置MODEL IMES-5500(リソテックジャパン製)を用いて上記レジスト膜を193nm露光による液浸感度を評価した。
ここでいう感度とは、露光後のウエハーを120℃で90秒間加熱乾燥した後、2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を用いて23℃で30秒間現像を行い、純水で30秒間リンスし乾燥させた後に膜厚測定を行った場合、膜厚がゼロになる最小の露光量を指す。
Figure 2006030603
表2における略号は次の通りである。
PR1:特開2000−275845号公報の実施例1に記載のレジスト組成物、すなわち、下記樹脂P−1(重量平均分子量約1万)10部、酸発生剤(トリフェニルスルホニウムパーフルオロブタンスルホネート(みどり化学社製"TPS-109"))0.2部、塩基性化合物(2,6-ジイソプロピルアニリン)0.015部、溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート47.5部とγ-ブチロラクトン2.5部)を含有するレジスト組成物。
Figure 2006030603
PR2:特開2003−167347号公報の実施例1に記載のレジスト組成物、すなわち下記樹脂P−2(重量平均分子量1万)100質量部、酸発生剤成分(トリフェニルスルホニムノナフルオロブタンスルホネート)2質量部、塩基性化合物(トリエタノールアミン)0.2質量部、有機溶媒(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート750質量部・γ−ブチロラクトン30質量部)を含有するレジスト組成物。
Figure 2006030603
PR3:特開2002−12622号公報実施例1に記載のレジスト組成物すなわち下記樹脂P−3 80重量部、酸発生剤(PAG1)1重量部、塩基性化合物(TBA:トリブチルアミン)0.078重量部、溶剤(PGMEA:プロピレングリコールメチルエーテルアセテート)480重量部を含有するレジスト組成物。
Figure 2006030603
Figure 2006030603
PR4:特開2003−177538号公報の実施例1に記載のレジスト組成物、すなわち、下記樹脂P−4(重量平均分子量10600)2g、酸発生剤(PAG2)38mg、塩基性化合物(1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕−5−ノネン(DBN))4mg、界面活性剤(メガファックF176(大日本インキ(株)製))10g、溶剤(プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGMEA)/乳酸エチル=70/30、固形分濃度14重量%)を含有するレジスト組成物。
Figure 2006030603
Figure 2006030603
表2に示したように、本発明の保護膜形成組成物は、塗布性が改良されており、経時保存後のパーティクル発生数が抑えられていることがわかる。さらには、下層のレジスト組成物の感度についても改良されいることがわかる。

Claims (7)

  1. (A)水不溶性かつアルカリ可溶性である樹脂、および(B)溶剤を含有し、且つ金属不純物の含有量が100ppb以下であることを特徴とする液浸露光用保護膜形成組成物。
  2. 鉄の含有量が20ppb以下であることを特徴とする請求項1に記載の液浸露光用保護膜形成組成物。
  3. 更に、(C)界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の液浸露光用保護膜形成組成物。
  4. (B)溶剤が、少なくとも2種の異なる化合物からなる混合溶剤であることを含有することを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の液浸露光用保護膜形成組成物。
  5. (A)樹脂に含有される残留単量体が5重量%以下であることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の液浸露光用保護膜形成組成物。
  6. 請求項1〜5に記載の液浸露光用保護膜形成組成物の製造方法に於いて、(A)樹脂を含む溶液をイオン交換フィルターにより濾過する工程を含むことを特徴とする、液浸露光用保護膜形成組成物の製造方法。
  7. 基板上にレジスト膜を形成し、該レジスト膜上に請求項1〜6のいずれかに記載の保護膜形成組成物により保護膜を形成し、該レジスト膜を液浸露光し、現像することを特徴とするパターン形成方法。
JP2004209569A 2004-07-16 2004-07-16 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法 Expired - Lifetime JP4551706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004209569A JP4551706B2 (ja) 2004-07-16 2004-07-16 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004209569A JP4551706B2 (ja) 2004-07-16 2004-07-16 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006030603A true JP2006030603A (ja) 2006-02-02
JP4551706B2 JP4551706B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=35897030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004209569A Expired - Lifetime JP4551706B2 (ja) 2004-07-16 2004-07-16 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4551706B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006058404A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Central Glass Co Ltd リソグラフィー用トップコート膜の製造方法
WO2006051909A1 (ja) * 2004-11-11 2006-05-18 Nikon Corporation 露光方法、デバイス製造方法、及び基板
JP2006243308A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Jsr Corp 液浸上層膜用重合体および液浸上層膜用樹脂組成物
JP2007219504A (ja) * 2006-01-08 2007-08-30 Rohm & Haas Electronic Materials Llc フォトレジストのためのコーティング組成物
JP2007219180A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd レジスト保護膜形成用組成物及びこれを用いたレジストパターンの形成方法
JP2007316307A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Fujifilm Corp 保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JPWO2005069076A1 (ja) * 2004-01-15 2007-12-27 Jsr株式会社 液浸用上層膜形成組成物およびフォトレジストパターン形成方法
JP2008046515A (ja) * 2006-08-19 2008-02-28 Daicel Chem Ind Ltd レジスト保護膜形成用樹脂組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP2008046542A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Jsr Corp 上層膜形成組成物及びフォトレジストパターン形成方法
JP2008152103A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Shin Etsu Chem Co Ltd パターン形成方法
JP2008216967A (ja) * 2007-02-08 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd バリア膜形成用材料及びそれを用いたパターン形成方法
JP2008260931A (ja) * 2007-03-20 2008-10-30 Fujifilm Corp レジスト表面疎水化用樹脂、その製造方法及び該樹脂を含有するポジ型レジスト組成物
JP2009025708A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Fujifilm Corp パターン形成方法
JP2010039148A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Jsr Corp 液浸上層膜形成用組成物の製造方法
WO2011121960A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 住友ベークライト株式会社 ポジ型感光性樹脂組成物の製造方法、ポジ型感光性樹脂組成物、及びフィルタ
WO2012043762A1 (ja) * 2010-09-29 2012-04-05 Jsr株式会社 液浸上層膜形成用組成物及び重合体
JP2012088574A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Jsr Corp 感放射線性樹脂組成物及びその製造方法
JP2012128447A (ja) * 2006-03-10 2012-07-05 Rohm & Haas Electronic Materials Llc フォトリソグラフィーの組成物および方法
JP2013140319A (ja) * 2011-12-06 2013-07-18 Shin Etsu Chem Co Ltd レジスト保護膜材料及びパターン形成方法
JP2015092278A (ja) * 2015-01-14 2015-05-14 Jsr株式会社 液浸用上層膜形成組成物及びレジストパターン形成方法
JP2018189731A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 富士フイルム株式会社 レジスト上層膜形成用組成物、並びに、それを用いたパターン形成方法及び電子デバイスの製造方法
WO2019188595A1 (ja) 2018-03-26 2019-10-03 富士フイルム株式会社 感光性樹脂組成物及びその製造方法、レジスト膜、パターン形成方法、並びに、電子デバイスの製造方法
CN115826362A (zh) * 2023-01-06 2023-03-21 Tcl华星光电技术有限公司 光刻方法及集成电路

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08504279A (ja) * 1992-07-10 1996-05-07 ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減
JPH08123031A (ja) * 1994-10-26 1996-05-17 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型化学増幅レジスト組成物及びこれに使用する化合物の製法
JPH09325500A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Mitsubishi Chem Corp 表面反射防止塗布組成物及びパターン形成方法
JPH10303114A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Nikon Corp 液浸型露光装置
JPH11352697A (ja) * 1998-06-12 1999-12-24 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 反射防止膜形成用塗布液組成物およびこれを用いたレジスト材料
JP2000058436A (ja) * 1998-08-11 2000-02-25 Nikon Corp 投影露光装置及び露光方法
JP2003233189A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Mitsubishi Electric Corp マスクブランク、並びにこれに用いる保護膜とマスクブランクのパターン形成方法
JP2004004576A (ja) * 2002-02-26 2004-01-08 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性樹脂組成物
JP2004219981A (ja) * 2002-12-27 2004-08-05 Fuji Photo Film Co Ltd 化学増幅型レジスト組成物、その製造方法及びそれを用いたパターン形成方法
WO2004074937A1 (ja) * 2003-02-20 2004-09-02 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. 液浸露光プロセス用レジスト保護膜形成用材料、複合膜、およびレジストパターン形成方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08504279A (ja) * 1992-07-10 1996-05-07 ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減
JPH08123031A (ja) * 1994-10-26 1996-05-17 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型化学増幅レジスト組成物及びこれに使用する化合物の製法
JPH09325500A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Mitsubishi Chem Corp 表面反射防止塗布組成物及びパターン形成方法
JPH10303114A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Nikon Corp 液浸型露光装置
JPH11352697A (ja) * 1998-06-12 1999-12-24 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 反射防止膜形成用塗布液組成物およびこれを用いたレジスト材料
JP2000058436A (ja) * 1998-08-11 2000-02-25 Nikon Corp 投影露光装置及び露光方法
JP2003233189A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Mitsubishi Electric Corp マスクブランク、並びにこれに用いる保護膜とマスクブランクのパターン形成方法
JP2004004576A (ja) * 2002-02-26 2004-01-08 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性樹脂組成物
JP2004219981A (ja) * 2002-12-27 2004-08-05 Fuji Photo Film Co Ltd 化学増幅型レジスト組成物、その製造方法及びそれを用いたパターン形成方法
WO2004074937A1 (ja) * 2003-02-20 2004-09-02 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. 液浸露光プロセス用レジスト保護膜形成用材料、複合膜、およびレジストパターン形成方法

Cited By (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211226A (ja) * 2004-01-15 2010-09-24 Jsr Corp 液浸用上層膜形成組成物およびフォトレジストパターン形成方法
JP4600289B2 (ja) * 2004-01-15 2010-12-15 Jsr株式会社 液浸用上層膜形成組成物
JP4666108B2 (ja) * 2004-01-15 2011-04-06 Jsr株式会社 液浸用上層膜形成組成物およびフォトレジストパターン形成方法
US8247165B2 (en) 2004-01-15 2012-08-21 Jsr Corporation Upper layer film forming composition for liquid immersion and method of forming photoresist pattern
US9182674B2 (en) 2004-01-15 2015-11-10 Jsr Corporation Immersion upper layer film forming composition and method of forming photoresist pattern
JPWO2005069076A1 (ja) * 2004-01-15 2007-12-27 Jsr株式会社 液浸用上層膜形成組成物およびフォトレジストパターン形成方法
JP4520245B2 (ja) * 2004-08-17 2010-08-04 セントラル硝子株式会社 リソグラフィー用トップコート膜の製造方法
JP2006058404A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Central Glass Co Ltd リソグラフィー用トップコート膜の製造方法
US8294873B2 (en) 2004-11-11 2012-10-23 Nikon Corporation Exposure method, device manufacturing method, and substrate
JPWO2006051909A1 (ja) * 2004-11-11 2008-05-29 株式会社ニコン 露光方法、デバイス製造方法、及び基板
JP2010219555A (ja) * 2004-11-11 2010-09-30 Nikon Corp 露光方法、デバイス製造方法、及び基板
JP4565270B2 (ja) * 2004-11-11 2010-10-20 株式会社ニコン 露光方法、デバイス製造方法
WO2006051909A1 (ja) * 2004-11-11 2006-05-18 Nikon Corporation 露光方法、デバイス製造方法、及び基板
JP4552697B2 (ja) * 2005-03-03 2010-09-29 Jsr株式会社 液浸上層膜用重合体および液浸上層膜用樹脂組成物
JP2006243308A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Jsr Corp 液浸上層膜用重合体および液浸上層膜用樹脂組成物
JP2007219504A (ja) * 2006-01-08 2007-08-30 Rohm & Haas Electronic Materials Llc フォトレジストのためのコーティング組成物
JP2007219180A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd レジスト保護膜形成用組成物及びこれを用いたレジストパターンの形成方法
JP4642672B2 (ja) * 2006-02-16 2011-03-02 東京応化工業株式会社 レジスト保護膜形成用組成物及びこれを用いたレジストパターンの形成方法
JP2013174883A (ja) * 2006-03-10 2013-09-05 Rohm & Haas Electronic Materials Llc フォトリソグラフィーの組成物および方法
KR102003220B1 (ko) 2006-03-10 2019-07-24 롬 앤드 하스 일렉트로닉 머트어리얼즈 엘엘씨 포토리소그래피용 조성물 및 방법
KR20180079260A (ko) * 2006-03-10 2018-07-10 롬 앤드 하스 일렉트로닉 머트어리얼즈 엘엘씨 포토리소그래피용 조성물 및 방법
JP2012128447A (ja) * 2006-03-10 2012-07-05 Rohm & Haas Electronic Materials Llc フォトリソグラフィーの組成物および方法
JP2007316307A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Fujifilm Corp 保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP2008046515A (ja) * 2006-08-19 2008-02-28 Daicel Chem Ind Ltd レジスト保護膜形成用樹脂組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP2008046542A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Jsr Corp 上層膜形成組成物及びフォトレジストパターン形成方法
JP2008152103A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Shin Etsu Chem Co Ltd パターン形成方法
JP2008216967A (ja) * 2007-02-08 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd バリア膜形成用材料及びそれを用いたパターン形成方法
JP2008260931A (ja) * 2007-03-20 2008-10-30 Fujifilm Corp レジスト表面疎水化用樹脂、その製造方法及び該樹脂を含有するポジ型レジスト組成物
JP2009025708A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Fujifilm Corp パターン形成方法
JP2010039148A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Jsr Corp 液浸上層膜形成用組成物の製造方法
WO2011121960A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 住友ベークライト株式会社 ポジ型感光性樹脂組成物の製造方法、ポジ型感光性樹脂組成物、及びフィルタ
JP5786855B2 (ja) * 2010-03-31 2015-09-30 住友ベークライト株式会社 ポジ型感光性樹脂組成物の製造方法
WO2012043762A1 (ja) * 2010-09-29 2012-04-05 Jsr株式会社 液浸上層膜形成用組成物及び重合体
JP5720692B2 (ja) * 2010-09-29 2015-05-20 Jsr株式会社 液浸上層膜形成用組成物及び重合体
US9540535B2 (en) 2010-09-29 2017-01-10 Jsr Corporation Composition for forming liquid immersion upper layer film, and polymer
US9926462B2 (en) 2010-09-29 2018-03-27 Jsr Corporation Composition for forming liquid immersion upper layer film, and polymer
JP2012088574A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Jsr Corp 感放射線性樹脂組成物及びその製造方法
JP2013140319A (ja) * 2011-12-06 2013-07-18 Shin Etsu Chem Co Ltd レジスト保護膜材料及びパターン形成方法
JP2015092278A (ja) * 2015-01-14 2015-05-14 Jsr株式会社 液浸用上層膜形成組成物及びレジストパターン形成方法
JP2018189731A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 富士フイルム株式会社 レジスト上層膜形成用組成物、並びに、それを用いたパターン形成方法及び電子デバイスの製造方法
WO2019188595A1 (ja) 2018-03-26 2019-10-03 富士フイルム株式会社 感光性樹脂組成物及びその製造方法、レジスト膜、パターン形成方法、並びに、電子デバイスの製造方法
CN115826362A (zh) * 2023-01-06 2023-03-21 Tcl华星光电技术有限公司 光刻方法及集成电路

Also Published As

Publication number Publication date
JP4551706B2 (ja) 2010-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4551701B2 (ja) 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP4551706B2 (ja) 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
EP1630610B1 (en) Protective film-forming composition for immersion exposure and pattern forming method using the same
TWI518461B (zh) 頂塗層組成物、使用組成物之鹼顯影劑可溶性頂塗層薄膜及使用它之圖案形成方法
EP1621931B1 (en) Protective film-forming composition for immersion exposure and pattern-forming method using the same
KR101141861B1 (ko) 고분자 화합물, 레지스트 보호막 재료, 및 패턴 형성 방법
TWI334421B (ja)
TWI341961B (en) Method of forming patterns
JP5301070B2 (ja) 液浸露光プロセス用レジスト保護膜形成用材料、および該保護膜を用いたレジストパターン形成方法
TWI480700B (zh) 正型光阻組成物及圖案形成方法
JP4778835B2 (ja) 保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
CN107407887A (zh) 上层膜形成用组合物、图案形成方法、抗蚀剂图案及电子器件的制造方法
JP4368267B2 (ja) レジスト保護膜形成用材料、およびこれを用いたレジストパターン形成方法
JP2007241109A (ja) 保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
KR20170121257A (ko) 패턴 형성 방법, 레지스트 패턴, 전자 디바이스의 제조 방법, 및 상층막 형성용 조성물
JP2010107793A (ja) レジスト膜用トップコート組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP2006030477A (ja) 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
WO2020255585A1 (ja) 活性光線又は放射線の照射によって酸を発生する化合物の精製方法、感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物の製造方法、パターン形成方法、電子デバイスの製造方法
JP2010066497A (ja) 液浸露光フォトレジスト膜の保護層用塗布組成物、及びそれを用いたパターン形成方法
JP2010102048A (ja) レジスト膜の保護層用トップコート組成物及びそれを用いたパターン形成方法
KR20240017759A (ko) 감활성광선성 또는 감방사선성 수지 조성물, 감활성광선성또는 감방사선성 막, 패턴 형성 방법 및 전자 디바이스의 제조 방법
JP2011242803A (ja) ポジ型レジスト組成物およびパターン形成方法
TW201716861A (zh) 圖案形成方法及感光化射線性或感放射線性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060327

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071108

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071115

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4551706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250