JP2006025739A - 筒状玉網 - Google Patents

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【課題】 釣針にかかった魚を水中から確実に掬い上げることができる玉網を提供すること。
【解決手段】 本発明は、釣針にかかった魚まで釣糸を介して落下させ、魚を水中から掬い上げる玉網を、筒状で側面にチャック5を備えた網本体3と、網本体3の上部に取り付けられた浮力と弾性力とを備えた上部枠体4と、網本体3の下部に丸環12を介して取り付けられた弾性力と水中を沈降していく重さとを備えた下部枠体6と、下部枠体6の一端部に結び付けられたロープ8などから構成し、ロープ8が引かれると下部枠体6の取付具16の連結が解除され袋状に形成されるように玉網を構成した。
これにより、釣針に魚がかかったら玉網2を釣糸32に沿って魚まで落下させ、ロープ8を引くと玉網2が反転して、魚を容易に掬い上げることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、釣針にかかった魚まで釣糸を介して落下させ、魚を水中から掬い上げる玉網に関する。
投げつりでは、釣針にかかった魚を水面下までリールを巻いて引き寄せ、玉網で魚を水中から掬い上げている。ところが、魚の位置まで玉網が届かない場合や足場が悪く玉網で掬えないことがある。そして掬い上げる前に釣糸が切られたり、魚が釣り釣針から外れて逃げられてしまい悔しい思いをすることがある。
そこで、釣糸に沿って円筒状の玉網を魚まで落下させ、釣針にかかった魚を玉網で被せ、玉網をロープで引き上げて魚を掬い上げる方法が知られている。
実開昭55−45776号公報
しかしながら上記公報に記載の玉網は袋状で、釣竿を通すチャックを上部に備え、釣針に魚がかかるとチャックを開けて釣竿を竿尻から通し、釣竿全体を通して釣糸に沿って魚まで落下させるようにしていた。そのため、魚がかかった状態で玉網の中に釣竿を通すことから、取り付けに手間がかかっていた。また、水面近くでしか使用できなかったり、玉網の開口部が水中で十分に開かず、水中で玉網の内部に魚を引き込むことができないことがあった。
本発明は、釣針にかかった魚を水中から確実に掬い上げることができる玉網を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決し、釣針にかった魚を水中から確実に掬い上げることができる玉網を次のように構成した。
網本体の上端に浮力を有する上部枠体を取り付け、下端に複数の環状取付具を取り付け、該環状取付具内に移動可能に、かつ抜けることなく下部枠体を通し、かつ左右端縁に該左右端縁相互を線状に結合する線状結合手段を有し、上部枠体の両端に該両端相互を連結する取付具を設け、該取付具相互を連結して該上部枠体を環状に保持可能とし、下部枠体の一端部にロープを取り付け、更に両端に該両端相互を連結する取付具を連結解除を可能に設け、該取付具相互を連結して該下部枠体を環状に保持可能とし、前記環状取付具とともに水中を沈降するように形成し、更に前記ロープを引張して該下部枠体の取付具の連結を解除可能として筒状玉網を構成した。
本発明の筒状玉網は、網本体を釣糸に巻きつけるようにしてチャックなどの線状結合手段を閉じ、上下それぞれの枠体の取付具を連結することにより、簡単に釣糸の周囲に筒状の玉網を形成し、取り付けることができる。
上部枠体と下部枠体はともに環状に形成され、また下部枠体側を下部にして筒状玉網を水中に沈降し、上部枠体は浮力を備えて浮こうとするので、水中で筒状を保持したまま釣糸に沿って筒状玉網が沈降し、魚を筒状玉網に容易に入れることができる。
ロープを引くと下部枠体の取付具の連結が解除され、更にロープを引くと玉網を反転させながら環状取付具を端部に寄せて網本体の下部を巾着状に閉じ、魚を玉網の内部に閉じ込めることができる。そして筒状玉網を引き上げることにより、水中から魚を確実に掬い上げることができる。
本発明にかかる筒状玉網の一実施形態について説明する。
図1に玉網2を示す。玉網2は円錐台状の筒体で、側面にチャック5を備えた網本体3と、網本体3の上部に取り付けた上部枠体4と、網本体3の下部に取り付けた下部枠体6と、下部枠体6の一端部に結び付けたロープ8などから構成されている。
網本体3は通常の網で、図2に示すように台形状に形成してあり、上端には上部枠体4が一体に取り付けてある。網本体3の左右端縁には線状結合手段であるチャック5がそれぞれほぼ長さ全体にわたり取り付けてあり、チャック5を閉じて左右端縁相互を結合すると円錐台状に成形される。網本体3の下部には環状取付具である丸環12が適度な間隔で複数取り付けられている。
上部枠体4は適度な弾性と浮力を備えた棒状部材で、両端に取付具10を有し、弾性に抗して上部枠体4を曲げ取付具10を相互に連結すると円環状に形成される。円環状に形成された上部枠体4の内側は、釣糸や浮きなどを通し易く断面円形に形成してあり、かつ掬い上げる魚は通り抜けられない内径となっている。
下部枠体6は適度な弾性を備えた棒状部材で、丸環12の内側を移動自在に通して網本体3の下部に取り付けてあり、両端には丸環12が抜け落ちるのを防止する抜止具13と解除機能を備えた取付具16とが設けられている。取付具16は、弾性に抗して下部枠体6を曲げ取付具16相互を連結すると下部枠体6を円環状に形成し、また一方の端部に連結させてあるロープ8を引くと連結が解除され、下部枠体6を弾性力によりほぼ直線上に復元させる。更に下部枠体6は、丸環12の重さを含めて玉網2を水中を沈下させる自重を有している。下部枠体6も上部枠体4と同様に釣糸や浮きなどを通し易く形成してある。
上部枠体4には保持具20が設けてあり、保持具20はロープ8を適度な保持力で保持し、所定以上の力が加えられるとロープ8の保持を解除する。
次に、玉網2の使用方法について説明する。
船釣などにおいて魚の当たりを待っているときは、取付具10及び取付具16の相互の連結は外し、チャック5は開き、玉網2を図2に示すように展開させておく。
玉網2を必要とする魚Fがかかると、直ちに、あるいはある程度水面近くまで魚を引き上げた後に釣り竿30(図8参照)を横に倒し、玉網2を釣糸32の周囲に巻き付けるようにして取付具10及び取付具16を組み付け、チャック5を閉じて円筒状に形成する。ロープ8を保持具20に保持させ、ロープ8を繰り出しながら玉網2を釣糸32に沿って図8の二点鎖線で示すように落下させる。
玉網2は、下部枠体6などが錘となって水中を落下していく。上部枠体4が浮力を有し、またロープ8が保持具20に保持されているので、玉網2は上部枠体4を上にして水中で筒状を保持して沈降する。玉網2が魚Fの位置までくると、下部枠体6が環状に広がっているので図3に示すように魚Fは玉網2の沈降と釣糸32の巻上げにより玉網2の内部に引き込まれる。
魚Fが玉網2内に入ったことがロープ8の繰り出しが停止したことなどにより判断できると、ロープ8を手前に引く。ロープ8を引くと、図4に示すように保持具20からロープ8が外され下部枠体6が引き上げられる。そして更に図5に示すように取付具16の連結が解除され、下部枠体6が直線状になるとともに図6に示すように玉網2は上下反転しながら、丸環12が下部枠体6の一方の端に寄り網本体3が巾着状態となり魚Fが玉網2の中に捕らえられる。
更にロープ8を引き上げると図7に示すように玉網2は完全に反転して袋状になって魚Fを入れた状態で引き上げられる。釣糸32は、ロープ8の引き上げより早くならないように追従させながら巻き取る。
このように玉網2は釣糸32に取り付けが容易で、しかも上部枠体4が浮力により常に下部枠体6より上方にあり、また下部枠体6が環状に形成されているので、水中で玉網2は筒状形状を保持し、魚Fが暴れた場合でも玉網2内に引き入れ易く、容易に魚を玉網2内に捕獲し動きを止めることができる。魚Fが入った後はロープ8を引いて下部枠体6で玉網2を袋状にできるので、釣糸32で無理に魚Fを引き寄せて釣針から魚Fが外れたり、釣糸32を切断させることなく釣針にかかった魚Fを確実に水中から掬い上げることができる。
掬い上げた魚Fは、下部枠体6に沿って丸環12を移動させて網本体3の下部を開くことにより玉網2から容易に取り出すことができる。
尚玉網2は、図9に示すように陸上からの投げ釣りにも利用できる。また釣り竿30を立てて釣糸32を手前に引き寄せ、釣糸32に玉網2を取り付けるようにしてもよい。更に、釣り竿30に玉網2を取り付け、釣り竿30の先端から釣糸32に移動させて魚Fを掬い上げるようにしてもよい。
また、魚Fに応じて使用できるよう、大きさの異なる玉網を予め用意してもよい。
本発明にかかる玉網の一実施形態を示す図である。 本発明にかかる玉網の一実施形態を示す展開図である。 玉網の作用の一例を示す図である。 玉網の作用の一例を示す図である。 玉網の作用の一例を示す図である。 玉網の作用の一例を示す図である。 玉網の作用の一例を示す図である。 玉網の一使用例を示す図である。 玉網の他の使用例を示す図である。
符号の説明
2 玉網
3 網本体
4 上部枠体
5 チャック
6 下部枠体
8 ロープ
10 取付具
12 丸環
13 抜止具
16 取付具
20 保持具
30 釣り竿
32 釣糸
F 魚

Claims (1)

  1. 釣糸を介して落下させ、釣針にかかった魚を水中で掬い上げる玉網において、
    網本体の上端に浮力を有する上部枠体を取り付け、下端に複数の環状取付具を取り付け、該環状取付具内に移動可能に、かつ抜けることなく下部枠体を通し、かつ左右端縁に該左右端縁相互を線状に結合する線状結合手段を有し、
    上部枠体の両端に該両端相互を連結する取付具を設け、該取付具相互を連結して該上部枠体を環状に保持可能とし、
    下部枠体の一端部にロープを取り付け、更に両端に該両端相互を連結する取付具を連結解除を可能に設け、該取付具相互を連結して該下部枠体を環状に保持可能とし、前記環状取付具とともに水中を沈降するように形成し、更に前記ロープを引張して該下部枠体の取付具の連結を解除可能としたことを特徴とする筒状玉網。
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