JP2006022911A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コネクタに加わる衝撃が、コネクタ本体へ伝わるのを防ぐことを目的とする。
【解決手段】 コネクタ2は、コネクタ本体10とリテーナ20と保護部材30よりなり、前記保護部材30はコネクタ本体10の外側部または内側部へ設けられる。前記保護部材30は硬質の合成樹脂材または金属材で形成されることにより、その剛性は高められている。このコネクタ2は、例えば燃料タンクに連結された配管Pへ装着されるため、メンテナンス作業を行なう際には、他の部品や作業工具が当該コネクタ2に衝突したりする。しかしこのこのコネクタ2は、前記保護部材30により、前記衝突による衝撃を緩和・吸収することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車或いは各種の機械や装置に設けられた、流体を流通させる、配管とチューブを接続するコネクタに関するものである。
例えば、自動車の燃料系の金属製の配管とチューブを接続するものとして、図7に示す様なコネクタが知られている(特許文献1)。簡単にそのコネクタを説明すると、コネクタ100は、コネクタ本体101とリテーナ102から成り、コネクタ本体101の一端部には、チューブTを接続する略竹の子状の接続部103が形成され、もう一端部には、配管Pを挿入可能とする挿入孔部104が形成される。そしてコネクタ本体101の内周部には、挿入した配管Pと本体部101をシールするシール材(不図示)及びそのシール材を取り付けるカラー(不図示)が設けられる。そしてコネクタ本体101の外周面部には、挿入した配管Pを抜け止めするリテーナ102を、取り付ける為の取付孔部105が設けられる。又前記リテーナ102には、配管Pの外周面に張り出し形成されたバルジ部Bと係合する抜止片107が設けられる。
前記の様に構成されたコネクタ100について、コネクタ100のコネクタ本体101の接続部103にはチューブTが嵌合され、挿入部104には配管Pが挿入される。その後、コネクタ本体101の側面部に設けられた取付孔部105へリテーナ102を取り付ける事により、リテーナ102の抜止片107と配管Pのバルジ部Bが係合して、コネクタ本体101と配管Pは接続される。そして、これによりチューブTと配管Pは接続される。
特表平10−509232公報
しかしながら、この様な従来の技術においては、次の様な問題があった。それは、部品組み立て時、或いはメンテナンス時、他部品或いは工具等が、コネクタ本体へ突き当たる事がある。この時の衝撃によりコネクタ本体へ割れに繋がる傷が付く恐れがあり、傷が付いたコネクタは、交換する必要があった。それにより、コネクタの交換作業が追加される為、作業工数が増え、取り付けコストが高くなっていた。
本発明は、上記の様な問題に基づいて開発されたものであって、コネクタに加わる衝撃を緩和・吸収する事を目的とするものである。
本発明は上記目的を達成する為の手段として、請求項1の発明は、流体を流通させる貫通孔を有し、一端部にはチューブを接続し、もう一端部は、配管を挿入可能とするコネクタ本体と、前記コネクタ本体に取り付けられ、かつそのコネクタ本体へ挿入された配管を抜け止めするリテーナと、前記コネクタ本体へ設けられ、コネクタ本体を保護する硬質材で形成された保護部からなるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記保護部は、コネクタ本体の外側部へ設けられるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記保護部は、コネクタ本体の内側部へ設けられるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、仮に、コネクタ本体に衝撃が加わったとしても、その衝撃は硬質材で形成された保護部によって緩和・吸収することができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、コネクタ本体に外部から衝撃が加わっても、その衝撃は保護部によって緩和・吸収するため、コネクタ本体の外側部に傷を付ける事が防止できる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、コネクタ本体に外部から衝撃が加わっても、コネクタ本体は内部に設けられた保護部により補強されている為、コネクタ本体の割れに繋がる傷を防ぐことができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1について図面を参照しながら説明する。この実施形態1では、自動車の燃料配管系のチューブTと、燃料タンクに設けられた配管Pを接続させる部分に使用されるコネクタを例にとって説明する。又、配管Pは合成樹脂製或いは金属製のものが使用され、その先端部付近の位置には、全周にわたって鍔状に張り出し形成されたバルジ部Bが設けられる。
本発明のコネクタ2は、図1から図3に示す様に、コネクタ本体10とリテーナ20と保護部材30から構成される。(ここでいう保護部材は、本発明の保護部に相当する。)そしてコネクタ本体10の内周部には、シールリング40、41が取り付けられる。
先ずコネクタ本体10から説明する。コネクタ本体10は図1及び図2に示す様に、略筒状をなし、その一方側は小径に形成された小径部58が形成され、もう一方側は大径に形成された大径部59が形成される。そして小径部58の一端部には下向きにチューブ接続部11が設けらける。
またコネクタ本体10の内部には導入孔12が形成されており、(ここでいう導入孔は、本発明の貫通孔に相当する。)その一端部より前記配管Pを受け入れ可能としている。また前記チューブ接続部11は、その内部には前記導入孔12に連なる連通孔13が開口されており、その外周面には断面矢じり状で環状をなす抜止め突条14が複数個形成される。そしてそこに合成樹脂製のチューブTが外嵌されるようになっている。また、チューブ接続部11の先端部は先細り状とすることによりチューブTの外嵌を円滑に行なうための案内部の役割を果たす。
図2に示すように、導入孔12の軸芯方向の途中には段差状に拡径された中間部15及び挿入部16(図2における右側)が形成されている。この中間部15には2つのシールリング40、41及び、そのシールリング40、41を抜け止めするカラー42が嵌着されている。この両シールリング40、41は配管Pの外周面に密着して配管Pと導入孔12の孔壁との間を密封させる働きをする。また挿入部16は、前記中間部15の内径より更に大径に形成されることにより、コネクタ2の組み立て時、カラー42の挿入性を向上させることと配管Pの入り口の役割りを果たす。
また、コネクタ本体10の外周側で配管Pの入り口となる部分には、前後一対の鍔50、51が周方向に張り出すように設けられている。この鍔50、51はほぼ正方形状に形成され、両鍔50、51の間は、次述するリテーナ20を装着するための取付部52とされている。この取付部52は略筒形に形成され、上面の鍔50寄りの部分には一対の窓部53が形成されている。これら両窓部53は挿入部16に連通しており、両窓部53を介してリテーナ20の抜け止め片21が挿入部16に出入りするようになっている。また、両窓部53間には鍔50に連なるリブ54が形成されている。これは窓部53を形成したことによって鍔50の強度が低下し、破損したり、軸芯方向に撓むことを防止するためのものである。
また、取付部52の左右の側面には、高さ方向のほぼ中央部分には挿入部16に対して連通するロック孔55が設けられる。また取付部52の下面部56は平坦なロック面が形成されている。これらロック孔55並びに下面部56に対して、リテーナ20に設けられた係止爪22は、選択的に係止可能とされており、これにより、リテーナ20はコネクタ本体10に対して配管Pの挿入及び抜けを許容する仮止め位置(図2に示す位置)と、配管Pを抜け止めするロック位置(図3に示す位置)との二段階でロックするようになっている。
またコネクタ本体10の大径部59の円周面には、鍔51と連設される突片部65が一対形成される。これは後述する保護部材30をコネクタ本体10へ取り付ける役割を果たす。
次にリテーナ20を説明する。リテーナ20は合成樹脂材で形成され、略板状の基部23と、その前縁(図1に示す手前側の側縁)に下向きに伸びる一対の係止アーム24と、同じく下向きに伸びる一対の抜止め片21を設けている。基部23に対しては両係止アーム24が外側に配され、両抜止め片21はその内側に配されている。このうち、抜止め片21は窓部53に挿入可能な幅寸法を持って形成されるとともに、その基端部分の内周側は、配管の外周面に沿った円弧状に形成されており、撓み変形不能とされている。また、両抜止め片21の間には基部23に向って真っ直ぐに切り欠かれたスリット25が設けられているが、これは、前記したリブ54と当接することを回避する逃がしである。また前記スリット25と前記リブ54が係合することにより、取付部52へ取り付けられたリテーナ20が、円周方向へ回転することを防止する効果も演ずる。
一方、係止アーム24ほぼ一定の横幅寸法で、抜け止め片21より下方へ長く形成されており、かつ、弾性変位可能とされている。この係止アーム24は、先端部分に内向きに係止爪22を設けており、リテーナ20が図2に示す仮止め位置にあるときに、係止爪22がロック孔55に係止するようになっている。
上記より、リテーナ20は仮止め状態の位置において、本止め状態へ移行することが規制される。また、この仮止め位置では、基部23がコネクタ本体10の外周面より突出された状態に配置されており、抜止め片21は窓部53に対して一部が差し込まれた状態にはあるが挿入部16からは完全に退避した状態であるので、導入孔12に対する配管Pの挿入及び抜けを可能としている。
次にリテーナ20を、仮止め位置から本止め位置へ移行させるための、ロック孔55に対する係止爪22のロックの解除構造について説明する。係止爪22の端部に設けられた嵌合方向前側の側面には内側に下り勾配となった案内斜面26が形成されており、仮止め位置においてはロック孔55に係止した係止爪22の先端部分が導入孔12内に進入した状態にある。この係止爪22は、配管Pが正規深さ、すなわち図2に示す位置であってバルジ部Bの前面が挿入部16に内装されるカラー42の端面に当接する位置(以下、正規挿入位置とする)まで差し込まれると、バルジ部1と干渉する位置関係にあって、バルジ部Bが係止爪22をロック解除方向に拡開させるようになっている。
これにより、係止爪22とロック孔55との係止が解除され、この状態からリテーナ20へ押し込み方向である径方向に力が作用すると、リテーナ20の係止爪22は更に拡開されることでロック孔55に対するロックが完全に解かれて図示下方に変位可能となる。尚、ロック孔55の孔縁の下部は径方向外向きに下降傾斜しているが、そこは係止爪22のロック解除動作を案内するための誘導斜面57である。
図3に示すロック位置においては、リテーナ20の係止爪22が取付部52の下面部56に対して係止するとともに、リテーナ20の抜止め片21が挿入部16内に進入してバルジ部Bに係止する。これにより、配管Pはコネクタ本体10に対して抜け止め状態に保持される。
また、ロック位置において基部23の下面はコネクタ本体10の上面、すなわち両鍔50、51の上端面にほぼ当接するようになっているが、基部23の下面側にはコネクタ本体10に対するロックを解除するための解除凹部27が凹設され鍔51の上端面との間に僅かな隙間が出来るようになっている。これは後述する保護部材30が、コネクタ本体10に取り付けられていない状態では、この隙間から解除凹部27内に解除治具(図示せず)が差し込み可能とされており、所定の解除操作を行うことで、ロック孔55に対する係止爪22の係止を解除することが出来るようになっている。
次に保護部材30を説明する。保護部材30は図1及び図2に示すように略U字状に形成されたカバー取付片部31と略L字状に形成されたカバー部32から成る。カバー部32は金属材で形成されることによりその剛性は高められている。そしてカバー部32の全長は、コネクタ本体10の鍔51からチューブ接続部11の先端までを覆う長さに設定される。そしてカバー部の両側面部は円弧状に曲げられる事によりカバー部の剛性を高めている。カバー部32の鍔51側の端部は、その両側面は曲げられることなく、平板状の連結部37とされる。これはカバー部32を成形した後、インサート成形によりカバー取付片部31を成形する際の成形性の向上を図るためである
またカバー取付片部31は合成樹脂材で形成され、その内部の幅および高さの寸法はコネクタ本体10の大径部59の寸法とほぼ同一に設定されている。そしてその両端内側には、断面矢じり状のカバー取付突起33が形成される。そしてカバー取付片部31は、カバー部32の連結部37へ、インサート成形により一体にされる。
このように形成された保護部材30は、前記カバー取付片部31のカバー取付突起33をコネクタ本体10の突片部65へがたつきなく取り付けることを可能としている。
次に上記のように構成された本実施形態の作用を具体的に説明する。コネクタ本体10の接続作業を行なうには、まずコネクタ本体10へリテーナ20を仮り止め位置にセットする。そしてコネクタ本体10のチューブ接続部11へチューブTを外嵌し、その後、コネクタ本体10の突片部65へ保護部材30のカバー取付突起33を係合させ、かつ、カバー取付片部31の端部がコネクタ本体10の鍔51と当接するようにする。このようにしてコネクタ本体10へ保護部材30はがたつきなく取り付けられることにより、コネクタ2は組み立てられる。
このようにして組み立てられたコネクタ2は燃料タンクへ装着する。それは、燃料タンクに取り付けられた配管Pをコネクタ本体10の挿入部16へ押し込んでいく。すると配管Pのバルジ部Bは導入孔12の孔壁に摺接しつつ内部へと前進していく。やがてバルジ部Bはロック孔55から挿入部16内に突出する係止アーム24を拡開させつつ更に前進していき、やがて、配管Pは正規挿入位置に至る。
この正規挿入位置では、係止爪22とロック孔55との係止が解かれた状態にある。そのため、この状態から仮止め位置にあるリテーナ20を下向きである径方向に押し込んでやると、リテーナ20は鍔縁50、51による案内作用を受けて下向きに移動していく。やがて、配管Pが図3に示すロック位置に至ると係止アーム24が弾性復帰して、係止爪22が取付部52の下面部56に係止する。このロック位置においては、抜け止め片21が窓部53を介して挿入部16内に進入してバルジ部Bに対して係止する。これにより、配管Pは抜け止め状態に保持される。
この状態においてコネクタ本体10は、剛性のカバー部32が設けられた保護部材30によって覆われているので、仮に、自動車の組み立て作業時やメンテナンス時に、他の部品や作業工具等がコネクタ2へ衝突しても、その衝突による衝撃はコネクタ2の保護部材30によって緩和・吸収され、コネクタ本体10へは伝わらない。これによりコネクタ本体10へは、その外側部に傷を付ける事を防止できるので、コネクタ2の交換等に係るコストの増加や、交換作業の作業工数を低減できる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2について図4から図5を参照して説明する。本実施形態は前記実施形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、その実施形態1と同一もしくは実質的に均等構成と考えられる部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
まずコネクタ本体18について説明する。コネクタ本体18には、そのチューブ接続部11側の左右側の円周面に円柱状のカバー取付凸部35が、それぞれ形成される。これは後述する保護部材60をコネクタ本体18へ取り付ける働きをする。
次に保護部材60を説明する。保護部材60は合成樹脂材で形成された右側カバー部61と、同じく合成樹脂材で形成された左側カバー部62と、取付クランプ66から成る。左・右側カバー部62、61は、縦断面で半円の円弧状に形成され、全体は略L字状に形成されることにより、その剛性は高められている。その左・右側カバー部62、61の内側の半径は、コネクタ本体18の大径部59の半径とほぼ同一に形成されている。また左・右側カバー部62、61の全長は、コネクタ本体18の鍔51からチューブ接続部11側までの長さより若干長く設定される。また高さはコネクタ本体18の外径寸法とチューブ接続部11の長さを合わせた寸法より若干長く設定される。そして左・右側カバー部62、61のエルボー部の内周部には、前記コネクタ本体18に設けられたカバー取付凸部35と係合するボス穴部36が設けられる。これにより左側カバー部62はそのボス穴部36と、コネクタ本体18の左側に設けられたカバー取付凸部35と係合させることにより、コネクタ本体18の左側へ取り付け可能とされる。同様に右側カバー部61はそのボス穴部36と、コネクタ本体18の右側に設けられたカバー取付凸部35と係合させることにより、コネクタ本体18の右側へ取り付け可能とされる。
また取付クランプ66は、金属製で帯状の板ばね材を、円環状に曲げ形成することにより、クランプ部68が形成され、さらにその両端部は径方向の外方へ折り曲げ形成され、摘み操作可能な摘み部70、71とされる。そして形成された取付クランプ66のクランプ部68は、前記両摘み部70、71を摘み操作することにより、拡径及び縮径させることができ、縮径状態でのクランプ部68の内径は、前記左・右側カバー部62、61を合わせた状態の外径より若干小径とされる。
上記のように構成された実施形態2の作用を具体的に説明すると、実施形態1と同様に、コネクタ本体18へリテーナ20が仮り止め位置にセットされる。そしてコネクタ本体18のチューブ接続部11へチューブTが外嵌される。その後、コネクタ本体18の左右側から保護部材60の左・右側カバー部62、61が、カバー部に設けられたボス穴部36とコネクタ本体18に設けられたカバー取付凸部35が係合するように取り付けられる。そして取り付けられた左・右側カバー部62、61のコネクタ本体18側の端部付近の円周部と、チューブ接続部11側の端部付近の円周部へ、両摘み部70、71を操作して拡径状態とされた取付クランプ66が配置され、摘み操作を解除して、クランプ部68を縮径状態にすることにより、左・右側カバー部62、61を固定する。
この時左・右側カバー部62、61は、ボス穴部36とカバー取付凸部35により、コネクタ本体18に対して位置決めおよびずれ止めがなされ、かつ、両カバー部の内径はコネクタ本体18の大径部とほぼ等しいことにおいて、取付クランプ66によって固定されているのでコネクタ本体18へがたつきなく取り付けられる。
従って実施形態1の効果と同様に、コネクタ3へ外側から衝撃力が加わっても、その衝撃は保護部材60によって緩和・吸収される。
<実施形態3>
実施形態3を図6を参照して説明する。本実施形態は前記実施形態1または2の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、その実施形態1または2と同一もしくは実質的に均等構成と考えられる部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
コネクタ本体28のチューブ接続部11には、その内周部に保護部材80が圧入により嵌め込まれている。この保護部材80は、金属製で筒状に形成されており、チューブ接続部11を補強する役割を果たす。これによりコネクタ4へ衝撃が加わっても、保護部材80により補強されているため、コネクタ4は割れを防ぐことができる。
<他の実施形態>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記記述以外にも要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態1の保護部材30は、カバー部32へカバー取付片部31をインサート成形することにより形成されていたが、合成樹脂材或いは金属の板材でカバー部32とカバー取付片部31を一体に形成しても良い。
(2)本実施形態2の保護部材60は、左・右側カバー部62、61を組み合わせていたが、左・右側カバー部62、61をヒンジ部で連結しても良い。
(3)本実施形態2の保護部材60の左・右側カバー部62、61は、コネクタ本体18へ組み付け後、取付クランプ66により固定していたが、取付クランプ66を廃止し、一方のカバー部へ係止爪部を設け、もう一方のカバー部へ係合孔部を設けて、係止爪部と係合孔部の係合により、コネクタ本体18へ固定しても可能である。
実施形態1におけるコネクタの分解斜視図 コネクの仮止め状態の断面図 コネクタの配管の抜け止め状態の断面図 実施形態2におけるコネクタの分解斜視図 コネクの仮止め状態の断面図 実施形態3におけるコネクタの仮止め状態の断面図 従来例のコネクタの分解斜視図
符号の説明
T…チューブ
P…配管
B…バルジ部
2、3、4、…コネクタ
10、18、28…コネクタ本体
12…導入孔(貫通孔)
16…挿入部
20…リテーナ
21…抜け止め片
22…係止爪
30、60、80…保護部材(保護部)
31…カバー取付片部
32…カバー部
35…カバー取付凸部
36…ボス穴部
50、51…鍔
52…取付部
61…右側カバー部
62…左側カバー部
66…取付クランプ

Claims (3)

  1. 流体を流通させる貫通孔を有し、一端部にはチューブを接続し、もう一端部は、配管を挿入可能とするコネクタ本体と、
    前記コネクタ本体に取り付けられ、かつそのコネクタ本体へ挿入された配管を抜け止めするリテーナと、
    前記コネクタ本体へ設けられ、コネクタ本体を保護する硬質材で形成された保護部からなる事を特徴とするコネクタ。
  2. 前記保護部は、コネクタ本体の外側部へ設けられる事を特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記保護部は、コネクタ本体の内側部へ設けられる事を特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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