JP2006021776A - 回転式納豆容器及び納豆攪拌方法 - Google Patents

回転式納豆容器及び納豆攪拌方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006021776A
JP2006021776A JP2004198799A JP2004198799A JP2006021776A JP 2006021776 A JP2006021776 A JP 2006021776A JP 2004198799 A JP2004198799 A JP 2004198799A JP 2004198799 A JP2004198799 A JP 2004198799A JP 2006021776 A JP2006021776 A JP 2006021776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
natto
container
upper lid
container body
seasoning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004198799A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunao Nakayama
一直 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUTABA ENGINEERING KK
Original Assignee
FUTABA ENGINEERING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUTABA ENGINEERING KK filed Critical FUTABA ENGINEERING KK
Priority to JP2004198799A priority Critical patent/JP2006021776A/ja
Publication of JP2006021776A publication Critical patent/JP2006021776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、納豆容器内で納豆を攪拌するこができるようにして、手に納豆の粘りが付いたり、調味料の中身が周辺に飛び散ったりするのを防ぐ、等のことを課題とするものである。
【解決手段】本発明は、底部に放射状の凹凸部を設けた納豆を収容する容器本体と、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋とから成る納豆容器において、前記上蓋に調味料注入部を設け、かつ容器本体に収容された納豆を攪拌する回し棒を取付けて、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする回転式納豆容器、及び納豆攪拌方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、納豆を効率よく攪拌することができる納豆容器に関するもので、詳しくは、納豆が収容されている容器本体と、該容器本体を覆う上蓋とからなる納豆容器において、使用時に上蓋を回転することにより納豆を攪拌することができる回転式納豆容器及び納豆攪拌方法に関する。
従来から、納豆は日本人の好む健康食品として、広く食されており、近年では、包装技術の向上により、藁に代わって美麗な装飾を施した発泡樹脂製の納豆容器がスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店頭で販売されている。
然しながら、これらの納豆容器は、上部を開口した四角形又は丸形の容器である納豆を収容する容器本体と、該容器本体を覆う上蓋とからなるものが一般的であった。当該容器本体に収容された納豆を攪拌するには、他の容器に納豆を移し替えて、調味袋の一部を切断して調味料を納豆に注ぎ、当該納豆を箸等で攪拌する、又は当該容器本体の中で当該調味料を注ぎ、納豆を箸等で攪拌している。
従って、家庭等で納豆を食するときは、箸等で掻き混ぜていたが、怪我等で利き腕が不自由な場合、大変苦労した。又、手に納豆の粘りが付いたり、調味袋の中身が飛び散って周辺を汚したり、後始末にも問題があった。
また、特許文献1に記載の発明には、「この発明にあっては、納豆容器を略凹状に形成された収納部本体と、該収納部本体の一側からヒンジ部を介して連設された共蓋と、を天然素材または合成樹脂で一体成形すると共に、上記ヒンジ部に沿って切断手段が形成された薄肉切断部を成形し、該薄肉切断部における切断の引張力を0.8kg以上乃至3kg以下としたことを特徴とするものである。」と記載されている。
このように、特許文献1の発明は、当該納豆容器が収納部本体と共蓋とが連設されているので、共蓋を回転して収納部本体に収納された納豆を攪拌することが出来ない。すなわち、本発明の上蓋(特許文献1では共蓋に相当する)を回転して納豆を攪拌することを目的とするものではない。
また、特許文献2に記載の発明には、「請求項1の発明の納豆攪はん容器は、内周面に縦方向の成分を有する突状が形成されているから、箸を容器の周方向に回すだけで、納豆が突状に当たって上下方向の運動を生じ、良く攪はんされる。」と記載されている。
このように、特許文献2の発明は、容器の内周面に縦方向に突状を形成したものであり、本発明の上蓋を回転して納豆を攪拌することを目的とするものではない。
また、特許文献3に記載の発明には、「本発明は、納豆の有する健康増進上の良効果を確実に発揮させるために専用の攪拌具を提供することを目的とする。」と記載されている。
このように、特許文献3の発明は、納豆を攪拌するための攪拌具を提供することにあり、本発明の上蓋を回転して納豆を攪拌することを目的とするものではない。
また、特許文献4に記載の発明には、「前記目的は、指先で摘み持つことができる幅並びに長さを有する摘み部1と、該摘み部1と一体に形成されかつ先方へ所定長さ突出しており、全体又は一部が摘み部1より幅広く形成されたかきまぜ部2とから成り、袋入調味料を袋3から出すために袋3を挟みかつしごく一対の縁4、4´を提供するスリット5をかきまぜ部2の先端部から摘み部方向へ形成したことによって達成される。」と記載されている。
このように、特許文献4の発明は、スプーン形のかきまぜ具を提供するもので、本発明の上蓋を回転して納豆を攪拌することを目的とするものではない。
また、特許文献5に記載の発明には、「本考案は、前述に鑑みて、野外等で食す場合でも、包装用容器でそのまま調味料等を添加して攪拌できる、ワンウエイの納豆用の包装用容器であって、包装用容器の底部及び/又は胴周部の底部近傍辺へ、膨出部を放射状に連続させて多数形成し、膨出部の断面形状を略逆V字状に形成して、前述の問題点を解消したものである。」と記載されている。
このように、特許文献5の発明は、包装用容器の底部及び/又は胴周部の底部近傍辺へ、膨出部を放射状に連続させて多数形成したものを提供するものであって、本発明の上蓋を回転して納豆を攪拌することを目的とするものではない。
特開平10−305886号公報(第3頁左欄7〜13行目、及び図1〜図4) 特開2000−327065号公報(第2頁左欄48行目〜右欄2行目、及び図8) 特開2003−304963号公報(第2頁左欄20〜23行目、及び図1〜図3) 実開平02−134065号公報(第3頁12行目〜第4頁4行目、及び図1) 実開平04−7405号公報(第3頁6〜12行目、及び図1〜図3)
ところで、家庭等で納豆を食するときに、納豆容器の中の納豆を攪拌するときの問題点として、下記が指摘されている。すなわち、
1.箸等で掻き混ぜるときに、怪我等で利き腕が不自由な場合、納豆を充分に攪拌することができない。
2.手に納豆の粘りが付いて、手をタオルで拭くなどの後始末が必要である。
3.調味袋の中身が飛び散って周辺を汚すので、テーブルを拭くなどの後始末が必要である。
しかし、これらの問題点に対して、特許文献1〜5には、その解決策が示されていない。
そこで、本発明は上記に鑑みてなされたもので、納豆容器内で納豆を攪拌するこができるようにして、手に納豆の粘りが付いたり、調味料の中身が周辺に飛び散ったりするのを防ぐ、等のことを課題とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の回転式納豆容器及び納豆攪拌方法においては、下記のような手段を取った。
請求項1に記載の本発明は、納豆を収容する容器本体と、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋とから成る納豆容器において、前記上蓋に容器本体に収容された納豆を攪拌する回し棒を取付けて、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする回転式納豆容器である。
請求項2に記載の本発明は、前記上蓋に調味料注入部を設けた、ことを特徴とする請求項1記載の回転式納豆容器である。
請求項3に記載の本発明は、前記容器本体の底部には放射状の凹凸部を設けた、ことを特徴とする請求項1又は2記載の回転式納豆容器である。
このように、本発明の請求項1は、納豆を収容する容器本体と、上蓋とから成る納豆容器において、前記上蓋に納豆を攪拌する回し棒を取付けて、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、回転式納豆容器であり、請求項2は、前記上蓋に調味料注入部を設けた、回転式納豆容器であり、請求項3は、前記容器本体の底部には放射状の凹凸部を設けた、回転式納豆容器である。
また、請求項1〜3に記載の本発明をまとめると、本発明は、納豆を収容し且つ底部には放射状の凹凸部を設けた容器本体と、調味料注入部を設けた上蓋とから成る納豆容器において、前記上蓋に納豆を攪拌する回し棒を取付けて、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする回転式納豆容器である。
このように、容器本体と上蓋とから成る納豆容器において、上蓋を覆った状態で、換言すると、上蓋を閉じた状態で、上蓋を容器本体に対して相対的に回転することにより、納豆を攪拌する、すなわち、掻き混ぜることができるので、掻き混ぜが容易となり、手に納豆が付着したり、調味料が周辺に飛び散ることも無く、快適に納豆の攪拌ができるようになる。
請求項4に記載の本発明は、容器本体に納豆を収容し、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋に回し棒を取付け、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法である。
請求項5に記載の本発明は、容器本体に納豆を収容し、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋に回し棒を取付けると共に、該上蓋に設けた調味料注入部に調味料を注ぎ、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法である。
請求項6に記載の本発明は、底部に放射状の凹凸部を設けた容器本体に納豆を収容し、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋に回し棒を取付け、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法である。
請求項7に記載の本発明は、底部に放射状の凹凸部を設けた容器本体に納豆を収容し、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋に回し棒を取付けると共に、該上蓋に設けた調味料注入部に調味料を注ぎ、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法である。
このように、容器本体と上蓋とから成る納豆容器において、上蓋を覆った状態で、換言すると、上蓋を閉じた状態で、上蓋を容器本体に対して相対的に回転することにより、納豆を攪拌する、すなわち、掻き混ぜることができるので、掻き混ぜが容易となり、手に納豆が付着したり、調味料が周辺に飛び散ることも無く、快適に納豆の攪拌ができるようになる。
本発明は、以上の説明から、箸を使わずに上蓋を容器本体に対して相対的に回転して納豆を攪拌することができる回転式納豆容器、及び納豆攪拌方法を提供することができる。具体的には、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、
1.箸等で掻き混ぜるときに、怪我等で利き腕が不自由な場合でも、納豆を充分に攪拌することができる。
2.手に納豆の粘りが付くことも無く、手をタオルで拭くなどの後始末も必要ない。
3.調味袋の中身が飛び散って周辺を汚すこともなく、テーブルを拭くなどの後始末も必要ない。
4.小さな子供でも汚さずに、納豆を掻き混ぜることができる。
5.クルクル回して、納豆を攪拌する作業が楽しくなる。
以下に、本発明の実施をするための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の回転式納豆容器の一実施例の断面図である。図2は、本発明の回転式納豆容器の一実施例の斜視図である。図3は、本発明の回転式納豆容器の一実施例の容器本体の斜視図である。図4は、容器本体の底面図である。
図5は、本発明の回転式納豆容器の一実施例の上蓋を下方から見た斜視図である。図6は、上蓋に設けられた調味料注入部である。図7は、本発明の回転式納豆容器に使用する回し棒及び調味袋である。(a)は回し棒、(b)及び(c)は調味袋である。図8は、調味袋の中に調味料を上蓋の調味料注入部に注入するところを説明する図面である。
図1〜図8により、本発明の一実施例である回転式納豆容器について説明する。図示するように、本発明の回転式納豆容器は、納豆Nを収容する容器本体1と、当該容器本体1の開口部11を塞ぐ上蓋2と、から構成されている。そして、前記上蓋2に容器本体1に収容された納豆Nを攪拌する回し棒3を取付けて、当該回し棒3により上蓋2を容器本体1に対し相対的に回転することにより当該納豆Nを攪拌する、ことを特徴とする回転式納豆容器である。
また、前記上蓋2に調味料注入部24を設けた、ことを特徴とする回転式納豆容器である。更に、前記容器本体1の底部12には放射状の凹凸部を設けた、ことを特徴とする回転式納豆容器である。
また、本発明の納豆攪拌方法は、底部12に放射状の凹凸部を設けた容器本体1に納豆Nを収容し、当該容器本体1の開口部11を塞ぐ上蓋2に回し棒3を取付けると共に、当該上蓋2に設けた調味料注入部24に調味料を注ぎ、当該回し棒3により上蓋2を容器本体1に対し相対的に回転することにより当該納豆Nを攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法である。
また、本発明の回転式納豆容器では、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の販売時点での梱包仕様は、容器本体1を上蓋2で塞いだ状態で、当該容器本体1の外周と上蓋2の外周とを周囲カバー4により囲繞されており、2個の調味袋5a、5b及び回し棒3が添付された状態で、当該回転式納豆容器を複数個の束にして紙等で包んだ状態である。
次に、容器本体について説明する。図1〜図3に示すように、容器本体1は、当該形状を上部を開口した開口部11とした円錐台状とし、図4に示すように、底部12を放射状の凹凸底とし、側面13の上端部131を折り返しのある縁取りとして、中間部132を円錐状とし、下部133を断面円弧状に形成している。
更に、詳しく説明すると、側面13の上端部131を折り返しのある縁取り、すなわち、開口部11の周囲の縁取りは、外側に折り返した形状として、容器としての強度を確保している。また、下部133の断面円弧状は、納豆Nを攪拌するときに、攪拌の効率を良くするための形状である。納豆Nを構成する各大豆の粒が良く掻き混ぜられるように側面形状を凹凸にするためのものであり、同時に容器本体1の強度に寄与するものである。また、外周に糸尻121を形成する底部12に放射状の凹凸部を設けたことも、納豆Nを構成する各大豆の粒が良く掻き混ぜられるようにしたものである。尚、下部133の断面円弧状及び底部12の放射状の凹凸部は、納豆Nの攪拌をより効率的にすることができる形状であれば良く、円弧状、凹凸状、三角状、等の形状を適宜選択すると良い。
また、図1に示すように、容器本体1の底部には、上蓋2の軸棒23の先端部を軸支する凹部形状の軸棒用受部14が設けられている。納豆Nを掻き混ぜるときに、上蓋2を容器本体1に対して相対的に回転するときに、当該上蓋2の軸棒23を当該軸棒用受部14で軸支するのである。
また、容器本体1の材質は、紙又は合成樹脂等が選択される。例えば、発泡ポリスチレンやポリオレフィン等の合成樹脂が利用されている。勿論、発泡樹脂だけではなく硬質の合成樹脂も利用できる。
次に、上蓋について説明する。図1、図2、及び図5に示すように、上蓋2は、上面(表面)には、平面部21と外周部22が形成され、下面(裏面)には、軸棒23、複数の攪拌棒25、25、…、及び回し棒差込孔26の外筒261が形成されている。尚、上面に形成されている平面部21には回し棒差込孔26が穿設され、更に調味料注入部24が穿設されている。尚、当該軸棒23、及び複数の攪拌棒25、25、…は、別部材として、上蓋2に取付けても良い。これは、素材の選択により強度を確保するための処置でもある。
更に、詳しく説明すると、当該上蓋2は、上面には、中央部分から外周近傍まで広い範囲に渡って平面部21が形成され、該平面部21に延設して該平面部21よりやや高い高さhの位置にある一定の幅をもった堤221と該堤221より外側面に一定幅を持った側面部222とから成る外周部22が形成されている。換言すると、上蓋2の外周部22は、ある一定の幅を持った堤221と該堤221より外側面に一定幅を持った側面部222とから形成され、該堤221よりやや低い位置に、すなわち、当該堤221より低い高さhの位置に中央部分の広い範囲に渡って平面部21が形成されている。
また、上蓋2の上面に形成された平面部21には回し棒3を挿入する又は嵌挿する回し棒差込孔24を穿設し、凹部形状の調味料注入部24を穿設している。また、上蓋2の裏面に形成された軸棒23の先端部は容器本体1の軸棒用受部14に軸支されている。更に、攪拌棒25には、複数の膨出部251、251、…が形成されており、当該複数の膨出部251、251、…により、納豆Nを攪拌したときに、当該納豆Nの攪拌が充分に行われるように配慮した形状となっている。
次に、調味料注入部について説明する。調味料注入部24は、図2及び図6に示すように、平面部21に穿設された凹みであり、当該調味料注入部24の底面の中央部に円錐状の突起241が形成され、該円錐状の突起241の底辺には該円錐状の突起241を支える複数のリブ242、242、…が形成され、該リブ242、242、…の間には複数の開口部243、243、…が形成されている。当該円錐状の突起241により調味袋5を破って調味料52を取り出す若しくは噴出させることになる。
また、上蓋2の材質は、容器本体1の材質と同様に、紙又は合成樹脂等が選択され、例えば、発泡ポリスチレンやポリオレフィン等の合成樹脂が利用されている。勿論、発泡樹脂だけではなく硬質の合成樹脂も利用できる。
次に、回し棒について説明する。図7(a)に示すように、回し棒3は、頭部31を太く、当該頭部31に延設して長い棒部32としたものである。回転式納豆容器を使用するときに、当該回し棒3の棒部32を上蓋2の回し棒差込孔26に挿入して又は嵌挿して、当該頭部31を指で握って上蓋2に対して容器本体1を相対的に回転させて納豆Nを掻き混ぜるものである。
また、回し棒3の材質は、硬質の合成樹脂又は木等が選択される。
次に、調味袋について説明する。図7(b),(c)に示すように、調味袋5は、三角形状の袋であり、三角の一端は円錐状の突起241により破れて開放される開放端51とし、該三角形状の袋の中に調味料52がある。調味料としては、辛子、醤油等がある。例えば、調味袋(A)5aには、辛子を入れ、調味袋(B)5bには醤油を入れておくと良い。
次に、養生シール、及び調味料の注入について説明する。図1及び図8に示すように、上蓋2の調味料注入部24を塞ぐ養生シール6がある。当該養生シール6は、裏面に接着剤を塗布して、調味料注入部24を塞いでいる。図8(a)に示すように、当該養生シール6を剥がして、(b)に示すように調味袋5の開放端51を円錐状の突起241の先端に挿入して、(c)に示すように調味袋5の先端(すなわち、開放端51)を破り、(d)に示すように調味料52を開口部243から容器本体1の中へ注入する。
また、調味袋5の材質は、透明の薄い合成樹脂が選択される。これは、調味袋5の開放端51が円錐状の突起241により破り易いように、当該調味袋5の材質を選択したためである。
また、養生シール6の材質は、薄い合成樹脂シート又は紙等が選択される。特に、透明又は半透明のシートが利用されている。
次に、周囲カバーについて説明する。図1及び図2に示すように、周囲カバー4は、回転式納豆容器の梱包時に、容器本体1に上蓋2を被せて若しくは覆って、すなわち、閉じた状態として、上蓋2の外周部22と容器本体1の上端部131とを把持するものである。回転式納豆容器を使用するときは、周囲カバーに設けられたミシン目である切込み41の切込みを破って周囲カバーを外してから、上蓋2を容器本体1に対して相対的に回転して納豆Nを掻き混ぜることになる。
また、周囲カバー4の材質は、薄い合成樹脂又は紙等が選択される。
次に、納豆の攪拌について説明する。納豆Nを攪拌するには、先ず、回転式納豆容器の容器本体1の養生シール6を剥がして、調味袋5の中の調味料52を調味料注入部24の開口部243から容器本体1の中へ注入する。その後、当該容器本体1の回し棒差込孔26に回し棒3の棒部32を挿入又は嵌挿して、回し棒3の頭部31を指で握り、容器本体1に対して相対的に上蓋2を回転させると、上蓋2に取り付けた複数の攪拌棒25、25、…により納豆Nを掻き混ぜることができる。上蓋2の回転方向は、時計回り、反時計周りのいずれでも良い。また、時計方向、反時計方向の組合せでも良い。
図1〜図8をまとめると、本発明の回転式納豆容器は、納豆Nを収容する容器本体1と、該容器本体1の開口部11を塞ぐ上蓋2とから成る納豆容器において、前記上蓋2に容器本体1に収容された納豆Nを攪拌する回し棒3を取付けて、該回し棒3により上蓋2を容器本体1に対し相対的に回転することにより該納豆Nを攪拌する、ことを特徴とする回転式納豆容器である。
また、前記上蓋2には調味料注入部24を設けたものである。更に、前記容器本体1の底部12には放射状の凹凸部を設けることにより、納豆Nの攪拌を容易にすることできる。
また、本発明の納豆攪拌方法は、底部12に放射状の凹凸部を設けた容器本体1に納豆Nを収容し、該容器本体1の開口部11を塞ぐ上蓋2に回し棒3を取付けると共に、該上蓋2に設けた調味料注入部24に調味料を注ぎ、該回し棒3により上蓋2を容器本体1に対し相対的に回転することにより該納豆Nを攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法である。
以上の説明は、開示された実施の形態のすべての点で例示であり制限的なものではない。従って、本発明の範囲は、上記の説明に限定されたものではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内のすべての変更が含まれることが意図されている。
本発明の回転式納豆容器及び納豆攪拌方法は、家庭内の日常の食卓において、納豆を食するときに利用することができる。また、行楽地等の弁当のおかずとして又はどこでも手軽に食べられるように紙又は合成樹脂製の簡単なスプーンを添付しても良い。
図1は、本発明の回転式納豆容器の一実施例の断面図である。 図2は、本発明の回転式納豆容器の一実施例の斜視図である。 図3は、本発明の回転式納豆容器の一実施例の容器本体の斜視図である。 図4は、容器本体の底面図である。 図5は、本発明の回転式納豆容器の一実施例の上蓋を下方から見た斜視図である。 図6は、上蓋に設けられた調味料注入部である。 図7は、本発明の回転式納豆容器に使用する回し棒及び調味袋である。(a)は回し棒、(b)及び(c)は調味袋である。 図8は、調味袋の中に調味料を上蓋の調味料注入部に注入するところを説明する図面である。
符号の説明
1 容器本体 11 開口部 12 底部 121 糸尻
13 側面 131 上端部 132 中間部 133 下部
14 軸棒用受部
2 上蓋 21 平面部 22 外周部 221 堤 222側面部
23 軸棒 24 調味料注入部 241 円錐状の突起
242、242、… リブ 243、243、… 開口部
25、25、…攪拌棒 251,251、…膨出部
26 回し棒差込孔 261 外筒
3 回し棒 31 頭部 32 棒部
4 周囲カバー 41 切込み
5 調味袋 5a 調味袋(A) 5b 調味袋(B)
51 開放端 52 調味料
6 養生シール
h 高さ
N 納豆

Claims (7)

  1. 納豆を収容する容器本体と、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋とから成る納豆容器において、
    前記上蓋に容器本体に収容された納豆を攪拌する回し棒を取付けて、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする回転式納豆容器。
  2. 前記上蓋に調味料注入部を設けた、ことを特徴とする請求項1記載の回転式納豆容器。
  3. 前記容器本体の底部には放射状の凹凸部を設けた、ことを特徴とする請求項1又は2記載の回転式納豆容器。
  4. 容器本体に納豆を収容し、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋に回し棒を取付け、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法。
  5. 容器本体に納豆を収容し、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋に回し棒を取付けると共に、該上蓋に設けた調味料注入部に調味料を注ぎ、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法。
  6. 底部に放射状の凹凸部を設けた容器本体に納豆を収容し、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋に回し棒を取付け、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法。
  7. 底部に放射状の凹凸部を設けた容器本体に納豆を収容し、該容器本体の開口部を塞ぐ上蓋に回し棒を取付けると共に、該上蓋に設けた調味料注入部に調味料を注ぎ、該回し棒により上蓋を容器本体に対し相対的に回転することにより該納豆を攪拌する、ことを特徴とする納豆攪拌方法。

JP2004198799A 2004-07-06 2004-07-06 回転式納豆容器及び納豆攪拌方法 Pending JP2006021776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004198799A JP2006021776A (ja) 2004-07-06 2004-07-06 回転式納豆容器及び納豆攪拌方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004198799A JP2006021776A (ja) 2004-07-06 2004-07-06 回転式納豆容器及び納豆攪拌方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006021776A true JP2006021776A (ja) 2006-01-26

Family

ID=35795338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004198799A Pending JP2006021776A (ja) 2004-07-06 2004-07-06 回転式納豆容器及び納豆攪拌方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006021776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4585042B1 (ja) * 2010-03-26 2010-11-24 義知 徳重 納豆攪拌機能を有する容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4585042B1 (ja) * 2010-03-26 2010-11-24 義知 徳重 納豆攪拌機能を有する容器
JP2011201570A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Yoshitomo Tokushige 納豆攪拌機能を有する容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6688469B1 (en) Food container
US4393988A (en) Spoon lid
US2972406A (en) Container with mixing attachment
JP2008526274A (ja) 分配用具
JP2006021776A (ja) 回転式納豆容器及び納豆攪拌方法
US20120258213A1 (en) Enhanced Multicompartment Cup
JP2007045427A (ja) 納豆用容器
KR200443066Y1 (ko) 분말 또는 액상 음료의 일회용 포장용기
US9829362B2 (en) Container and spout with open-position locking feature
JP4533212B2 (ja) 流動物絞り出し二重袋
US11832747B2 (en) Measuring scoop
JP3544363B2 (ja) 容器入り食品
KR200480933Y1 (ko) 젓개가 내장된 종이컵
JP3083314U (ja) お好み焼きなどの調理具
KR200433749Y1 (ko) 아이스크림 용기
KR101264746B1 (ko) 피자용 다용도 칼
KR200421560Y1 (ko) 종이컵
KR200385834Y1 (ko) 라면 포장용기
KR20140002522U (ko) 젓갈 용기
KR20130006294U (ko) 스푼이 구비된 일회용 커피포장용기
KR200404016Y1 (ko) 스푼이 부착된 일회용 컵
KR200314790Y1 (ko) 컵라면 용기 뚜껑
JPH0958760A (ja) 即席食品用容器と同容器を用いた容器入り即席食品
JPS5845259Y2 (ja) 容器。
TWM557241U (zh) 具有遊戲單元之拋棄式封口件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100301