JP2006018512A - 通信装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信装置をプリペイドカードとして使う利用者に対し、残高不足になるか否か確認できる情報を提示できるようにするための技術を提供する。
【解決手段】 携帯端末装置1は、利用者が駅に入る場合、自動改札機2に残高や端末IDを送信する。自動改札機2は、その残高が駅に入るうえでの条件を満たしていた場合、その駅を示す駅IDを端末IDとともに料金テーブルサーバ3に送信する。そのサーバ3は、駅IDに対応する駅を基準として、移動可能な駅毎に交通機関を利用することに対する料金を示す料金テーブルを、端末IDを基に移動体通信網4を介して送信する。携帯端末装置1は、受信したテーブルを参照して、現在の残高で移動可能な最も料金の高い駅を路線毎に特定し、ユーザーに提示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交通手段に乗り降りするための施設に自動改札機を設置した交通機関を利用者が利用するための通信装置に関する。
電車などの交通手段で人を運ぶ交通機関のなかには、その交通手段に乗り降りするための施設(例えば駅)を設けているものがある。その施設を設けている交通機関では、近年、通信機能やデータ処理機能を有するICカード(通信装置)が定期券、或いはプリペイドカードとして採用されている。そのようなICカードを採用することにより、改札を通過する際の手間を低減させて利便性を向上させ、定期券区間外の利用では、自動精算を行えるようにしている。その通信装置としては今後、ICカードチップを搭載した携帯通信端末装置も多く用いられると考えられている。
上記通信装置のプリペイドカードとしての利用は、通常、利用可能な金額(残高)をチャージしておくことで行えるようになっている。それにより、自動精算は、通信装置に記憶された残高を更新することで行われる。その更新によって新たに記憶される残高は、元の残高から徴収すべき料金の額を減算して得られるものである。
通信装置に記憶できる残高として負の値は認めていないのが普通である。それにより、通信装置をプリペイドカードとして利用する場合、その残高によって交通機関を利用できる範囲は制限される。利用料金が残高よりも大きい場所に交通機関を利用して移動するのであれば、遅くとも、移動先の施設から外に出る前にチャージを行う必要がある。
自動改札機の多くは、通信装置をプリペイドカードとして利用する場合、残高を表示して利用者に通知するようになっている。それにより、利用者は残高を確認することができるが、その残高によってどこまで移動することができるかといったことは必ずしも正確に把握できない。それにより、実際には残高不足でありながら自動改札機を通って施設から出ようとすることも多いのが実情である。
残高不足であった場合、自動改札機を通ることはできない。このため、利用者にとっては、自動改札機まで行ってからチャージを行い、その後に再度、自動改札機に行くことになる。残高不足であることが事前に分かっていれば、チャージを行ってから自動改札機に行けるために、施設から出る際の作業は非常に面倒なものとなる。自動改札機を通れないことによってスムーズな流れを阻害してしまうために、後に続いて自動改札機を通る人に対しても迷惑をかけてしまう。残高不足によって自動改札機が通行を禁止するようなことは、施設の路線図等により移動区間の料金を確認することで回避が可能であるが、その確認作業を行うことでプリペイドカードとして利用するうえでの利便性は損なわれることになる。このようなことから、通信装置をプリペイドカードとして使う利用者に対しては、残高不足になるか否か確認できる情報を提供することも重要であると考えられる。
通信装置の利用者に情報を提供する技術としては、特許文献1に記載されたものがある。その特許文献1に記載された従来の技術では、交通機関の利用可能範囲を示す情報を自動改札機に送信した通信装置は、その通信装置に対し、乗車可能な交通手段の発車時刻や目的地の到着時刻、乗り換えの有無等の交通機関利用情報を自動改札機から受信して表示するようになっている。
そのような利用情報を受信するために必要な利用可能範囲を示す情報は、利用者が行こうとする目的地を表している。プリペイドカードとして利用できる通信装置では、任意の場所に移動することを前提としていることから、そのような情報は自動改札機に送信しない。このことから明らかなように、特許文献1に記載された従来の技術は、通信装置のプリペイドカードとしての利用を想定したものではない。
特開平9−81804号公報
本発明の課題は、通信装置をプリペイドカードとして使う利用者に対し、残高不足になるか否か確認できる情報を提示できるようにするための技術を提供することにある。
本発明の通信装置は、交通手段に乗り降りするための施設に自動改札機を設置した交通機関を利用者が利用するために用いられることを前提とし、自動改札機と通信を行うための通信手段と、使用可能な金額を記憶できる記憶手段と、表示手段と、通信手段により自動改札機と通信を行わせて施設内に利用者が入る場合に、該施設、及び記憶手段に記憶された金額に基づく交通機関の利用可能な範囲を示す利用可能範囲情報を表示手段に表示させる制御手段と、を具備する。
なお、利用者が入った施設から交通手段により移動可能な施設、及び該移動により請求される料金を施設単位で示す利用料金情報を取得する情報取得手段、を具備し、制御手段は、情報取得手段が取得する利用料金情報から利用可能範囲情報を生成して表示手段に表示させる、ことが望ましい。
また、交通手段が通る路線が複数、存在する場合に、制御手段は、利用者が過去に利用した施設を考慮して、利用可能範囲情報を表示手段に表示させる、ことが望ましい。更に、制御手段は、記憶手段に記憶された金額に応じて、利用可能範囲情報を表示手段に表示させる際に用いる表示色を変更する、ことが望ましい。
本発明のプログラムは、上記通信装置が具備する手段を実現させるための機能を搭載している。
本発明は、交通機関が交通手段に乗り降りするための施設に設置した自動改札機を通って利用者が施設内に入る場合に、その施設、及び使用可能な金額に基づく交通機関の利用可能な範囲を示す利用可能範囲情報を提示する。利用者は自身が移動しようとする目的地の施設は分かっていることから、その情報を提示することにより、その目的地の施設に移動するうえで金額が不足するか否か容易に確認することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態による通信装置が利用可能なネットワークシステムの構成を示す図である。そのシステムは、自動改札機2、及び移動体通信網4とそれぞれ通信可能な携帯端末装置1のユーザーを対象としたものであり、その自動改札機2と、移動体通信網4と、その通信網4を介して、携帯端末装置1に送信すべき情報を必要に応じて送信する料金テーブルサーバ3と、を備えている。
図1において、本実施の形態による通信装置は携帯端末装置(以下「携帯端末」と略記)1に搭載されている。その携帯端末1は、例えばPHS、或いは携帯電話機等の移動体であり、移動体通信網4を介して電話、或いはデータ送受信のための通信を行う。携帯しているユーザーが施設を利用する場合には、自動改札機2との間で通信を行う。以降、施設としては代表的なものである駅を想定し、交通機関としては複数の路線を持つものを想定する。
図2は、その携帯端末1の構成図である。図2に示すように、その携帯端末1は、端末1全体の制御を行うCPU11と、そのCPU11が実行するプログラムや各種データを格納したROM12と、CPU11がワークに用いるRAM13と、各種操作子を有する入力部14と、各種情報の表示に用いられる表示部15と、移動体通信網4を介した通信を行うための通信部16と、非接触で通信を行う非接触ICチップ17と、報知音や電話の音声等を出力するための音声出力部18と、送信する音声を入力するための音声入力部19と、を備えて構成されている。
上記非接触ICチップ(以降「ICチップ」と略記)17は、近距離に存在するICカード、或いはそれと通信可能なものと非接触で通信を行うためのものである。自動改札機2との間の通信は、そのICチップ17を用いて行われる。本実施の形態による通信装置は、例えばCPU11、ROM12、RAM13、表示部15、通信部16、及びICチップ17によって実現されている。
自動改札機2は、電車などの交通手段に乗り降りするための施設を利用する利用者の入出場を監視・管理するものである。特には図示していないが、施設毎に1つ以上、設置されている。駅に入場しようとする利用者が所持する携帯端末1からは、利用可能な金額である残高の他に、その端末1を一義的に特定できる情報などを受信する。ここでは、その情報を「端末ID」と呼ぶことにする。その端末IDとは具体的には例えば移動体通信業者が携帯端末1毎に割り当てる電話番号、或いはユーザーが変更可能なメールアドレスである。
上記残高は、例えばICチップ17、或いはRAM13に格納されている。端末IDは、ROM12、或いはRAM13に格納されている。それらの自動改札機2への送信は、CPU11が少なくとも端末IDをICチップ17に送り、送信を指示することで実現される。
料金テーブルサーバ3は、複数の料金テーブルを格納した料金テーブルデータベース(DB)3aにアクセスして、自動改札機2を通って駅に入場した利用者が持つ携帯端末1に対し、料金テーブルを送信する。その送信は、端末IDを利用することで、移動体通信網4を介して行う。そのDB3aは、サーバ3に搭載、若しくは接続された補助記憶装置、或いは通信が行える外部装置がアクセス可能な補助記憶装置に格納されている。なお、移動体通信網4を介して料金テーブルを携帯端末1に送信するのは、自動改札機2の負荷の重さを抑えるためである。自動改札機2、更にはそれとの通信を行う通信ネットワークが十分な能力を有している場合、テーブルは自動改札機2を介して送信するようにしても良い。
上記料金テーブルは、基準とする駅から移動可能な駅毎に、そこまで交通機関を利用することに対する料金を示すものである。残高で交通機関を利用できる範囲は、利用者が入場した駅によって異なる。このことから、料金テーブルは、料金テーブルDB3aに駅毎に用意されている。サーバ3は、駅に入場した利用者が持つ携帯端末1に送信すべき料金テーブルを特定するために、自動改札機2からその駅を一義的に示す情報(駅ID)を受信する。
図4は、料金テーブルDBの構成を説明する図である。その図4において、例えば「TBL[1]」は、駅IDとして1が割り当てられた駅の料金テーブルを表している。それにより、料金テーブルは、駅の総数TBL_MAX分、DB3aに格納され、駅IDから対応するものを特定できるようになっている。
各料金テーブルには、それらに対応する駅から移動可能な駅毎に、その駅に関する情報(駅情報)が格納される。図4中、括弧を付して表記の「DST」は駅情報を示している。「TBL[1]」と表記の料金テーブルは、駅情報の総数はDST_MAXであることを示している。
各駅情報は、移動先の駅の駅ID(図中「DST_ID」と表記)、その駅への移動にかかる料金(図中「FARE」と表記)、その駅の名前(不図示)、その駅を通る路線数(図中「LN_N」と表記)、及び各路線に割り当てられたそれぞれの路線ID(図中「LN_ID」と表記)、から構成されている。以降、駅情報は「DST」、料金テーブルは「TBL」を付して表記する。
携帯端末1は、このような構成の料金テーブルTBLを通信部16により受信する。CPU11は、通信部16が受信したテーブルTBLをRAM13に格納して参照することにより、路線毎に、残高で移動可能な最も料金の高い駅を特定する。そのような駅を特定すると、路線毎にその駅の名前を配置した図6に示すような路線・駅名表示画面を生成し、表示部15に表示させる。そのようにして自動的に表示させた画面は、例えば入力部14を操作してユーザー(利用者)がその消去を指示するか、或いは一定時間の経過によって消去させる。図6の61は、入場時に徴収された金額、及び残高が配置された表示エリア(ウィンドウ)、62は残高で移動可能な最も料金の高い駅の名前を路線毎に示す路線図が配置された表示エリアである。
図6に示すような画面を表示させることにより、ユーザーは残高で交通機関を利用できる範囲を知ることができる。目的地とする駅は分かっていることから、その範囲から残高不足になるか否か正確に確認することができる。それにより、目的地とする駅で適切な対応を取れることから、迅速に、且つ他人に迷惑をかけることなく、駅から出ることができるようになる。
ところで、残高や入場した駅などによっては、駅名を配置するうえで考慮すべき路線の数が多くなることがある。しかし、表示部15の画面は比較的に小さい。それにより、一度に表示できる駅名の数には大きな制約が存在する。このことから、本実施の形態では、考慮すべき路線数が一定数を超えた場合、駅名を配置する路線を制限している。
交通機関を利用する利用者は、出かける毎に行く場所を異ならせるようなことはあまり考えられない。これは、その利用にパターンが存在することを意味する。このことから、本実施の形態では、利用者が入場した駅の履歴(利用駅ログ)を保存して、そのログを路線の選択に用いている。入場した駅のログのみ保存するのは、交通機関の利用では、出場した駅、或いはその近傍の駅から入場することが多いと考えられるからである。
その利用駅ログとしては、図3に示すように、駅に入場した通過時刻(図中「TIME」と表記)、及びその駅ID(図中「ST_ID」と表記)を入場した駅毎に保存するようにしている。それらからなる情報を利用駅情報LOGと呼べば、その数は図中「LOG_MAX」と表記の定数で制限している。その情報LOGはRAM13に保存される。
そのような利用駅情報LOGを利用駅ログとして保存することにより、利用者の利用パターン(移動(出場)しようとする駅(路線))を高い確度で特定できるようになる。このため、その利用パターンから駅名を配置する路線を制限しても、利用者にとって有益な駅名を高い確率で配置できることとなる。
図5は、利用者が入場する場合に携帯端末1、及びその他の装置(自動改札機2、及び料金テーブルサーバ3)が実行する処理の流れを示すフローチャートである。入場のために自動改札機2を通過する際に実行される処理に注目してその流れの例を示したものである。以降は、図5に示すフローチャートを参照して、携帯端末1、及びその他の装置の動作について詳細に説明する。そのフローチャートに示す処理は、例えば携帯端末1はCPU11がROM12に格納されたプログラム、自動改札機2はCPUがフラッシュメモリ等に格納されたプログラム、サーバ3はCPUがハードディスク装置等に格納されたプログラムをそれぞれ実行することで実現される。
自動改札機2は、例えば携帯端末1との通信をリーダ/ライタにより行う。そのリーダ/ライタは常時、間欠的に駆動させることにより、通信待ちの状態とさせている。携帯端末1に搭載されたICチップ17は、例えばそのリーダ/ライタの通信圏に入ることで生じる電力により起動し、CPU11に通知するものである。このため、利用者が入場のために自動改札機2の指定箇所に携帯端末1を移動させると、それらの間で通信が行われ、携帯端末1は、ICチップ17により、残高や端末ID等の情報を自動改札機2に送信する(ステップSA1)。ここでは、その残高は変数Cに代入されることにする。
それらを受信した自動改札機2は、残高が入場料以上か否か判定し、それ以上と判定した場合に、徴収する入場料や時刻、及び駅ID等の情報を携帯端末1に送信し、料金テーブルサーバ3には、端末IDや駅IDを送信する(ステップSB1)。残高が入場料より小さいと判定した場合には、特には図示していないが、不図示のドアを閉じ、利用者の通行を拒否するための処理を実行する。
自動改札機2から入場料等を受信した携帯端末1は、変数Cに、現在の残高からその入場料を減算して得られる値を代入する(ステップSA2)。続くステップSA3では、それにより変数Cに代入される、入場料を減算した後の残高が0以上か否か判定する。入場料以上の残高が存在する状態で利用者が駅に入場しようとした場合、判定はYESとなり、変数Cの値(残高)を保存してからステップSA5に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップSA4で残高不足により改札を通過できない旨を表示部15により通知してから、入場時における一連の処理を終了する。
ステップSA5では、利用駅ログを更新する。その更新は、自動改札機2から受信した時刻や駅IDを利用駅情報LOGとして新たに保存し、その保存によって利用駅情報LOGの数が定数LOG_MAXを越えるのであれば、最も古い情報LOGを消去する形で行う。
一方。自動改札機2から端末ID、駅ID(ST_ID)を受信した料金テーブルサーバ3は、その駅IDに対応した料金テーブルTBL(図中「料金テーブルTBL[ST_ID]」と表記)を料金テーブルDB3aから読み出し、移動体通信網4を介して、端末IDで特定される携帯端末1宛に送信する(ステップSB2)。
上記ステップSA5からステップSA6に移行した携帯端末1は、そのようにして料金テーブルサーバ3から送信される料金テーブルTBLを受信するのを待つ。そのテーブルTBLを受信すると、ステップSA7に移行して、変数C、受信したテーブルTBL、及び利用駅ログに基づいて、利用可能な路線、その路線で最も料金の高い駅を選定(特定)する。その選定は、より具体的には例えば、路線毎に料金の最も高い駅を抽出してその数を計数し、計数した数が一定数を越えた場合に、抽出した駅のなかから、利用された頻度の高い上位一定数の駅、或いは路線のなかで利用された駅が集中している上位一定数の路線の駅を更に抽出することで行う。そのような選定を行った後、ステップSA8に移行する。
ステップSA8では、変数Cに基づき背景色を選定する。選定の対象となる背景色は、例えば表示エリア61以外の部分のものであり、その選定は、例えば変数Cと選定すべき背景色の関係を示す、ROM12に格納されたテーブルを参照して行われる。そのテーブルで定義された関係とは、例えば残高Cが500円未満であれば背景色はピンク色、残高Cが500円以上3000円未満であれば背景色はイエロー色、残高Cが3000円以上であれば背景色はグリーン色、といったものである。そのように、変数C(残高)に応じて背景色を変更することにより、携帯端末1のユーザーに背景色から大凡の残高を把握させることができるようになる。
ステップSA8の次に移行するステップSA9では、ステップSA7で選定した路線毎に駅名を示す路線図を表示エリア62に配置し、入場料、及び変数Cの値を表示エリア61に配置し、その表示エリア61以外の部分がステップSA8で選定した背景色の路線・駅名表示画面を生成して表示部15に表示させる。その画面の表示により、入場時における一連の処理が終了する。
なお、本実施の形態では、携帯端末1が外部から取得する料金テーブルTBLを参照して、現在の残高で交通機関を利用できる範囲を特定、つまり利用可能範囲情報を生成するようにしているが、その情報の生成は外部、例えば自動改札機2、或いはそれと接続された料金テーブルサーバ3のようなデータ処理装置に行わせるようにしても良い。利用可能範囲情報は料金テーブルTBLと比較してデータ量が小さいことから、外部で生成したその情報は移動体通信網4のような通信ネットワークを介してでなく、自動改札機2を介して携帯端末1に送信するようにしても良い。携帯端末1は定期券としても用いることができることから、現在の残高で交通機関を利用できる範囲内に定期券区間が存在する場合、利用可能範囲情報の生成は定期券区間を考慮して行われる。
交通機関を利用できる範囲内に一定数を超える路線が存在する場合、選択すべき路線(駅)は利用駅ログを参照して選択するようにしているが、その選択を行ううえでの規則を複数、用意して、そのなかで採用する規則を利用者に選択させるようにしても良い。本発明の通信装置への適用は、移動体通信網4を介した通信を行える装置以外の装置に対して行っても良く、専用の装置として実現させても良い。
上述したような通信装置(携帯端末1)を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは着脱自在なフラッシュメモリ等の記録媒体に記録させて配布しても良い。移動体通信網4や公衆網等の通信ネットワークを介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、プログラムを取得してロードすることにより、既存の通信装置に本発明を適用させることができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
本実施の形態による通信装置が利用可能なネットワークシステムの構成を示す図である。 本実施の形態による通信装置を搭載した携帯端末装置の構成図である。 利用駅ログとして保存される情報を説明する図である。 料金テーブルデータベースの構成を説明する図である。 利用者が入場する場合に携帯端末装置、及びその他の装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 路線・駅名表示画面を説明する図である。
符号の説明
1 携帯端末装置
2 自動改札機
3 料金テーブルサーバ
3a 料金テーブルデータベース
4 移動体通信網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力部
15 表示部
16 通信部
17 非接触ICチップ

Claims (5)

  1. 交通手段に乗り降りするための施設に自動改札機を設置した交通機関を利用者が利用するための通信装置において、
    前記自動改札機と通信を行うための通信手段と、
    使用可能な金額を記憶できる記憶手段と、
    表示手段と、
    前記通信手段により前記自動改札機と通信を行わせて前記施設内に利用者が入る場合に、該施設、及び前記記憶手段に記憶された金額に基づく前記交通機関の利用可能な範囲を示す利用可能範囲情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を具備することを特徴とする通信装置。
  2. 前記利用者が入った施設から前記交通手段により移動可能な施設、及び該移動により請求される料金を施設単位で示す利用料金情報を取得する情報取得手段、を具備し、
    前記制御手段は、前記情報取得手段が取得する利用料金情報から前記利用可能範囲情報を生成して前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記交通手段が通る路線が複数、存在する場合に、前記制御手段は、前記利用者が過去に利用した施設を考慮して、前記利用可能範囲情報を前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1、または2記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された金額に応じて、前記利用可能範囲情報を前記表示手段に表示させる際に用いる表示色を変更する、
    ことを特徴とする請求項1、2、または3記載の通信装置。
  5. 交通手段に乗り降りするための施設に自動改札機を設置した交通機関を利用者が利用するための通信装置に実行させるプログラムであって、
    前記自動改札機と通信を行うための機能と、
    使用可能な金額を記憶手段に記憶できる機能と、
    前記通信を行うための機能により前記自動改札機と通信を行わせて前記施設内に利用者が入る場合に、該施設、及び前記記憶手段に記憶された金額に基づく前記交通機関の利用可能な範囲を示す利用可能範囲情報を表示手段に表示させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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