JP2006014124A - 情報転送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体通信ネットワークと外部ネットワークの間の通信を容易に行うことが可能な情報転送装置を得ること。
【解決手段】IPパケットの送受信を行う無線端末と接続する移動体通信ネットワークと、MACフレームの送受信を行う外部ネットワークとを接続する情報転送装置30Aであって、情報変換部38は、パケット転送用トンネルと無線端末のIPアドレスとの対応付けに関する第1の対応情報、無線端末のIPアドレスと無線端末のMACアドレスとの対応付けに関する第2の対応情報、外部ネットワーク内の通信機器のIPアドレスに対応するMACアドレスに基づいて無線端末からのIPパケットをMACフレームに変換して外部ネットワークに転送するとともに、第1の対応情報および第2の対応情報に基づいて外部ネットワーク内からのMACフレームをIPパケットに変換して移動体通信ネットワークに転送する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、移動体通信ネットワークと外部ネットワークの間で情報を転送する情報転送装置に関するものである。
近年、移動体通信ネットワーク内で情報の送受信を行う移動可能な無線端末の普及が進んでいる。無線端末のユーザは、広範囲な情報のやり取りを実現するため、移動体通信ネットワークとは異なるネットワーク上の通信機器とも情報の送受信を行うことを望む。
例えば、移動体通信ネットワークと外部ネットワークをパケットノード(情報転送装置)であるルータによって接続し、外部ネットワークに接続された通信機器と無線端末の間で情報の送受信をするシステムがある。このシステムにおいて、無線端末は、移動体通信ネットワークで無線網を制御する装置であるRNC(Radio Network Controller)を介して外部ネットワークと接続される。無線端末とRNCは無線チャネルによって接続され、RNCとパケットノードは、無線チャネルと1対1に対応したパケットデータ用のトンネルによって接続されている。
無線端末から外部ネットワークへ情報を送信する場合、まず無線端末から送信されるIP(Internet Protocol)パケットが、無線チャネルによりRNCに転送される。RNCでは、無線チャネルと1対1に対応したパケットデータ用のトンネルによってIPパケットをパケットノードに転送する。パケットノードは、RNCからのIPパケットをパケット転送用トンネルを介して受信すると、受信したIPパケットの宛先IPアドレスによって外部ネットワーク内での転送先を決定する。
一方、パケットノードが、外部ネットワークからIPパケットを受信すると、IPパケットの宛先IPアドレスに対応する無線端末へのパケットデータ用トンネルを選択する。そして、パケットノードは選択したパケット転送用トンネルにIPパケットを転送することによって、RNC経由で無線端末へIPパケットを転送する。
このように、従来移動体通信ネットワークと外部ネットワークの間で情報を転送する場合、ルータを介して情報を転送することによって複数のネットワーク同士を1つのネットワークにすることなく、ネットワークとしては独立させたうえで情報の転送処理を行なっていた。
また、移動可能なノードに対する通信プロトコルの代行処理を行なうシステムがある。特許文献1に記載の通信プロトコル代行処理方法は、移動するサブネットワーク外の広域通信網側に代行処理サーバを配置し、サブネットワーク側の代行処理ノードと上記代行処理サーバとの間で通信を行うことによってサブネットワークの移動支援を行い、パケットの受信に代表される通信プロトコル処理の代行サービスを提供するようにしている。
特開2000−341330号公報
しかしながら、移動体通信ネットワークと外部ネットワークをルータによって接続し、外部ネットワークに接続された機器と無線端末の間で情報の送受信をする場合、パケットノードはルータとして動作するため移動体通信ネットワークと外部ネットワークではサブネットワークが異なることになる。このため、異なるサブネットワーク間における情報の転送が困難になるといった問題があった。
また、特許文献1に記載の通信プロトコル代行処理方法では、広域通信網から受信したパケットのMAC(Media Access Control)アドレスから無線端末を特定することや、移動体通信ネットワークで用いるトンネルを特定することができず、移動体通信ネットワークへのパケットの転送を行なう際にはIPパケットのアドレスを認識する必要があるといった問題があった。このように、外部ネットワークが広域LAN(Local Area Network)である場合、MACアドレス解決ができずネットワーク間の通信ができなくなるといった問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、移動体通信ネットワークと広域LAN等の外部ネットワークの間の通信を容易に行うことが可能な情報転送装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、IPパケットの送受信を行う無線端末と接続する移動体通信ネットワークと、前記移動体通信ネットワークの他の通信ネットワークでMACフレームの送受信を行う外部ネットワークとを接続し、前記移動体通信ネットワークからのIPパケットをMACフレームに変換して前記外部ネットワークに転送するとともに、前記外部ネットワークからのMACフレームをIPパケットに変換して前記移動体通信ネットワークに転送する情報転送装置であって、前記移動体通信ネットワークと通信を行う移動通信インタフェース部と、前記外部ネットワークと通信を行う外部通信インタフェース部と、前記無線端末との接続に関する設定を行なう接続設定部と、前記移動体通信ネットワーク内においてパケットの転送を行なうパケット転送用トンネルと前記無線端末のIPアドレスとの対応付けに関する情報を第1の対応情報として作成するとともに、前記無線端末のIPアドレスと前記無線端末のMACアドレスとの対応付けに関する情報を第2の対応情報として作成する対応情報作成部と、前記対応情報作成部で作成された第1の対応情報および第2の対応情報を記憶する記憶部と、前記外部ネットワーク内の通信機器のIPアドレスに対応するMACアドレスを通信機器MACアドレスとして前記通信機器から取得するとともに、前記無線端末のIPアドレスに対応するMACアドレスを無線端末MACアドレスとして前記通信機器に提供する代理アドレス解決部と、前記第1の対応情報、前記第2の対応情報および前記通信機器MACアドレスに基づいて前記無線端末からのIPパケットをMACフレームに変換するとともに、前記第1の対応情報および前記第2の対応情報に基づいて前記外部ネットワーク内の通信機器からのMACフレームをIPパケットに変換する情報変換部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、無線端末からのIPパケットをMACフレームに変換しているので、無線端末からのIPパケットをMACフレームとして外部ネットワークに送信可能となる。また、外部ネットワークからのMACフレームをIPパケットに変換しているので、外部ネットワークからのMACフレームをIPパケットとして無線端末に送信可能となる。
この発明によれば、移動体通信ネットワーク内のIPパケットと外部ネットワーク内のMACフレームを対応付けているので、無線端末からのIPパケットをMACフレームとして外部ネットワークに送信できるとともに、外部ネットワークからのMACフレームをIPパケットして無線端末に送信可能となる。したがって、MACフレームで情報の転送を行なう外部ネットワークとIPパケットで情報の転送を行なう移動体通信ネットワークの間で情報の送受信を行うことが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明に係るパケットノード(情報転送装置)の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報通信システムの構成を示す図である。情報通信システムは、移動体通信ネットワーク(移動体アクセスネットワーク)10、外部ネットワーク20、パケットノード30Aからなる。
移動体通信ネットワーク10は、IPパケットの転送を行なうネットワークである。移動体通信ネットワーク10は、無線チャネル12、RNC(Radio Network Controller)13、パケット転送用トンネル14Aを備えている。
無線チャネル12は、移動体通信ネットワーク10に接続される無線端末11AとRNC13の間の無線チャネルである。無線チャネル12は無線端末11Aから送信されるIPパケット15をRNC13に送信する。
RNC13は、移動体通信ネットワーク10で無線網を制御する。RNC13は、無線チャネル12の終端に位置する。パケット転送用トンネル14Aは、RNC13とパケットノード30Aの間で無線チャネル12と1対1で設定されるパケットを転送するためのトンネルである。
外部ネットワーク20は、パケットノード30Aを介して移動体通信ネットワーク10と接続される広域イーサネット(登録商標)等の広域LAN(Local Area Network)である。外部ネットワーク20には複数の通信機器(図示せず)が接続され、この通信機器と無線端末11Aの間で情報の送受信が行われる。外部ネットワーク20では、MAC(Media Access Control)フレーム21によって情報の送受信が行われる。
パケットノード30Aは、移動体通信ネットワーク10と外部ネットワーク20を接続する。パケットノード30Aは、例えばブリッジ(L2スイッチ)からなる。すなわち、パケットノード30Aは移動体通信ネットワーク10と外部ネットワーク20を1つのネットワークとして扱う。
パケットノード30Aは、無線端末11AのIPアドレスとパケット転送用トンネル14Aを対応付ける対応表(第1の対応情報)(以下、IPアドレスとトンネルの対応表という)41A、無線端末11AのMACアドレスと無線端末11AのIPアドレスを対応付ける対応表(第2の対応情報)(以下、MACアドレスとIPアドレスの対応表という)42Aを有している。また、パケットノード30Aは、外部ネットワーク20に対するアドレス解決の要求や外部ネットワーク20からのアドレス解決の要求に対する応答を無線端末11Aに代わって行なうアドレス解決の代理機能(後述する代理アドレス解決部34)を有している。
図2は、実施の形態1に係るパケットノードの構成を示すブロック図である。パケットノード30Aは、移動体通信IF部(移動体通信インタフェース部)31、記憶部32、外部通信IF部(外部通信インタフェース部)33、代理アドレス解決部34、対応設定部(接続設定部および対応情報作成部)35A、情報変換部38、制御部39からなる。
移動体通信IF部31は、移動体通信ネットワーク10と情報の送受信を行う通信インタフェースである。外部通信IF部33は、外部ネットワーク20と情報の送受信を行う通信インタフェースである。
対応設定部35Aは、IPアドレスとトンネルの対応表41A、MACアドレスとIPアドレスの対応表42Aを作成する。対応設定部35Aは、無線端末11Aに対する無線チャネル12の設定時に、無線端末11Aとパケットノード30Aの間でIPアドレスとMACアドレスの割り当て交渉(割り当て処理)を行ない、IPアドレスとトンネルの対応表41A、MACアドレスとIPアドレスの対応表42Aを作成する。記憶部32は、対応設定部35Aで作成されたIPアドレスとトンネルの対応表41A、MACアドレスとIPアドレスの対応表42Aを記憶する。
代理アドレス解決部34は、外部ネットワーク20に対し無線端末11Aの代わりにアドレス解決の要求パケットを送信することによって、MACアドレスの送信先となる外部ネットワーク20内の機器の宛先MACアドレスを決定する。アドレス解決の要求は例えばARP(Address Resolution Protocol)等のアドレス解決プロトコルによって行なう。また、代理アドレス解決部34は、外部ネットワーク20からのアドレス解決の要求パケットに対し無線端末11Aの代わりに応答処理を行なう。
情報変換部38は、無線端末から送信されたIPパケットにMACヘッダを付加してMACフレームに変換する。また、情報変換部38は、外部ネットワーク20から送信されたMACフレームからMACヘッダを取り外し、IPパケットに変換する。
制御部39は、移動体通信IF部31、記憶部32、外部通信IF部33、代理アドレス解決部34、対応設定部35A、情報変換部38を制御する。制御部39は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成されている。CPUが、ROMに格納される各種制御プログラムやアプリケーションプログラムなどを読み出してRAM内のプログラム格納領域に展開して各種処理を実行する。
つぎに、本発明の実施の形態1に係る情報配信システムの動作手順について説明する。図3は、実施の形態1に係る情報通信システムの動作手順を示すフローチャートである。無線端末11Aは、パケットノード30Aとの接続を行なうため、例えばパケットノード30Aに対し無線チャネル12、パケット転送用トンネル14Aの設定要求を行なう(設定要求の指示情報を送信する)。パケットノード30Aの制御部39は、移動体通信IF部31を介してRNC13に無線チャネル12を設定するための情報、パケット転送用トンネル14Aを設定するための情報を送信する。RNC13はパケットノード30Aから受信した情報に基づいて無線チャネル12、パケット転送用トンネル14Aの設定を行うことによって、無線端末11Aとパケットノード30Aの接続設定を行なう。
対応設定部35Aは、無線チャネル12、パケット転送用トンネル14Aの設定時に、無線端末11AのIPアドレスとパケット転送用トンネル14Aの対応付けを行い、IPアドレスとトンネルの対応表41Aを作成する(ステップS100)。
また、対応設定部35Aは、無線端末11AのMACアドレスとIPアドレスの対応付けを行い、MACアドレスとIPアドレスの対応表42Aを作成する(ステップS110)。ここでの対応設定部35Aは、MACアドレスとIPアドレスの対応付けを任意に設定する。対応設定部35Aで作成された、IPアドレスとトンネルの対応表41A、MACアドレスとIPアドレスの対応表42Aは記憶部32によって記憶される。
無線端末11Aとパケットノード30Aの接続設定が行なわれると、無線端末11AはIPパケット15を送信する。無線端末11Aから送信されたIPパケット15は無線チャネル12を介してRNC13に転送される。
RNC13は、RNC13に接続された複数のパケット転送用トンネル14Aの中から無線チャネル12に対応したパケット転送用トンネル14Aを抽出(選択)し、この抽出したパケット転送用トンネル14Aを介してIPパケット15をパケットノード30Aに転送する(ステップS120)。
移動体通信ネットワーク10と外部ネットワーク20の境界に位置するパケットノード30Aは、外部ネットワーク20に対しては無線端末11Aの代理端末として機能する。このため、無線端末11Aの代わりに代理アドレス解決部34が外部通信IF部33を介してアドレス解決の要求パケットを外部ネットワーク20に送信することによって宛先MACアドレスを決定する。
具体的には、代理アドレス解決部34が外部ネットワーク20における宛先のMACアドレスを得るためのアドレス解決の要求パケットを作成する。このアドレス解決の要求パケット中には、IPパケットの送信先となるIPアドレス(宛先IPアドレス)、送信元(パケットノード30A)のIPアドレスと送信元のMACアドレスに関する情報が含まれている。
代理アドレス解決部34は、外部通信IF部33を介してアドレス解決の要求パケットを外部ネットワーク20にブロードキャストで送信する。ブロードキャストを受信した外部ネットワーク20内の各ノード(通信機器)では、自ノードのIPアドレスがこのアドレス解決の要求パケット中の宛先IPアドレスと一致するか否かを調べる。各ノードにおいて自ノードのIPアドレスがアドレス解決の要求パケット中の宛先IPアドレスと一致すると判断すると、アドレス解決の要求パケットに対する応答パケットに自ノードのMACアドレス情報を付加してパケットノード30Aに送信する。
パケットノード30Aは、外部通信IF部33を介して各ノードからの応答パケットを受信し、無線端末11AからのIPパケットの宛先となるノードのMACアドレスを取得(決定)する(ステップS130)。
また、代理アドレス解決部34は、IPアドレスとトンネルの対応表41A、MACアドレスとIPアドレスの対応表42Aに基づいて送信元(無線端末11A)のMACアドレスを抽出する。具体的には、代理アドレス解決部34は無線端末11AからのIPパケットを受信した際のパケット転送用トンネル14Aと、IPアドレスとトンネルの対応表41Aに基づいて、無線端末11AのIPアドレスを抽出する。そして、抽出した無線端末11AのIPアドレスと、MACアドレスとIPアドレスの対応表42Aに基づいて無線端末11AのMACアドレスを抽出する。
情報変換部38は、抽出した送信元のMACアドレスに対応するMACヘッダを無線端末11AからのIPパケットに付加(付与)し、このIPパケットをMACフレームとして外部ネットワーク20の宛先ノードに送信(転送)する(ステップS140)。
また、外部ネットワーク20のノードから移動体通信ネットワーク内の無線端末11Aにパケットを送信する場合、まず外部ネットワーク20のノードからパケットノード30Aにアドレス解決の要求パケットが送信(ブロードキャスト)される。
代理アドレス解決部34は、外部通信IF部33を介してアドレス解決の要求パケットを受信すると、記憶部32に記憶しているMACアドレスとIPアドレスとの対応表42Aに基づいて、アドレス解決の要求パケットに対する応答を無線端末11Aに代理して行なう(ステップS150)。
すなわち、ブロードキャストを受信したパケットノード30Aの代理アドレス解決部34では、無線端末11AのIPアドレスがこのアドレス解決の要求パケット中の宛先IPアドレスと一致するか否かを調べる。代理アドレス解決部34が、無線端末11AのIPアドレスがアドレス解決の要求パケット中の宛先IPアドレスと一致すると判断すると、アドレス解決の要求パケットに対する応答パケットに無線端末11AのMACアドレス情報を付加して外部ネットワーク20の宛先ノードに送信する。外部ネットワーク20の宛先ノードは、この応答パケットを受信し、無線端末11AのMACアドレスを取得する。
また、外部ネットワーク20のノードからMACフレーム21が送信されると、パケットノード30Aの外部通信IF部33が、MACフレーム21を受信する。代理アドレス解決部34は、MACフレーム21の宛先MACアドレスをキーとし、記憶部32に記憶しているMACアドレスとIPアドレスの対応表42A、IPアドレスとパケット転送用トンネルとの対応表41Aに基づいて、無線端末11Aに転送する際のパケット転送用トンネル14Aを選択する。
情報変換部38は、外部ネットワーク20からのMACフレーム21のMACヘッダを取り外してIPパケットとし、このIPパケットを移動体通信IF部31から選択したパケット転送用トンネル14A、RNC13を経由して無線端末11Aに転送する(ステップS160)。
このように、パケットノード30Aが対応設定部35Aを備えているので、IPアドレスとトンネルの対応表41A、MACアドレスとIPアドレスの対応表42Aを作成することが可能となる。また、パケットノード30Aが代理アドレス解決部34を備えているので、外部ネットワーク20に対するアドレス解決の要求や外部ネットワーク20からのアドレス解決の要求に対する応答を無線端末11Aに代わって行なうことが可能となる。また、パケットノード30Aが情報変換部38を備えているので、IPパケットをMACフレームに変換することやMACフレームをIPパケットに変換することが可能となる。
このように、実施の形態1によれば、無線端末11AからのIPパケットをMACフレームとして外部ネットワーク20に送信可能となる。また、外部ネットワーク20からのMACフレームをIPパケットして無線端末11Aに送信可能となる。したがって、移動体通信ネットワーク10内での転送がIPパケットベースである場合であっても、移動体通信ネットワーク10と外部ネットワーク20を同一のサブネットワークとして扱うことが可能となり、MACフレームベースでの転送を行う広域LANと移動体通信ネットワークでの情報の転送が可能となる。すなわち、移動体通信ネットワーク10とMACフレームベースでの転送を行う外部ネットワーク20の親和性を確保することが可能となる。
実施の形態2.
図4〜図6に従って実施の形態2に係るパケットノードを説明する。実施の形態2においては、外部ネットワーク20内のルータから送信される利用可能なサブネットに関する情報をスヌープすることによって、無線端末11AのIPアドレスを生成する。
図4は実施の形態2に係る情報通信システムの構成を示す図であり、図5は実施の形態2に係るパケットノードの構成を示すブロック図である。図4および図5の各構成要素のうち図1および図2に示す実施の形態1の情報通信システムやパケットノード30Aと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
実施の形態2においては、移動体通信ネットワーク10の外部にある外部ネットワーク20等のルータが自分(ルータ)の存在を通知するために、移動体通信ネットワーク10にルータ広告22を送信する。パケットノード30Aは、スヌープ機能(後述するスヌープ処理部36)を備えている。スヌープ機能は、パケットノード30Aを通過するルータ広告22からネットワークプレフィックス(サブネット情報(アドレスのネットワーク部))を盗み見る。
図5に示すように、パケットノード30Aは、移動体通信IF部31、記憶部32、外部通信IF部33、代理アドレス解決部34、対応設定部35A、情報変換部38、制御部39に加えてスヌープ処理部36を備えている。
スヌープ処理部36は、外部ネットワーク20から移動体通信ネットワーク10へ送信されてパケットノード30Aを通過するルータ広告22よりネットワークプレフィックスを盗み見る。すなわち、パケットノード30Aにおいては、外部ネットワーク20内から送信されたルータ広告22を外部通信IF部33で受信すると、スヌープ処理部36はこのルータ広告22からネットワークプレフィックスをコピーして抽出する。外部ネットワーク20内から送信されたルータ広告22は移動体通信IF部31から移動体通信ネットワーク10に送信される。
つぎに、実施の形態2に係る情報配信システムの動作手順について説明する。図6は、実施の形態2に係る情報通信システムの動作手順を示すフローチャートである。外部ネットワーク20内のルータは、自らの存在を他のノードに広告するため、周期的にルータ広告22を移動体通信ネットワーク10等のリンクに送信(広告)する。また、外部ネットワーク20内のルータは、移動体通信ネットワーク10等のリンク内のノードから送信されたルータ解決パケット(ルータ広告22を要求するためのパケット)を受信すると、このルータ解決パケットに対する応答パケットとして、ルータ広告22を移動体通信ネットワーク10等のリンクに送信する。外部ネットワーク20からのルータ広告22は、パケットノード30Aを介して移動体通信ネットワーク10に転送される(ステップS200)。
このルータ広告22には、そのリンクで利用可能なネットワークプレフィックスに関する情報が含まれている。パケットノード30Aにおいては、このルータ広告22をスヌープ処理部36によって盗み見る(ステップS210)。これにより、スヌープ処理部36は無線端末11Aが属しているネットワークプレフィックス(位置)を認識する。
無線端末11Aからの無線チャネル12の設定時に、対応設定部35Aが無線端末11Aとパケットノード30Aの間でIPアドレスおよびMACアドレスの割り当て交渉を実行する際、上記スヌープ処理部36によって取得したネットワークプレフィックスに基づいて無線端末11AのIPアドレスを自動生成する(ステップS220)。すなわち、無線端末11AのIPアドレスは端末を識別するための情報(アドレス)とネットワークプレフィックスによって生成される。
パケットノード30Aは、生成されたIPアドレス等に基づいて移動体通信ネットワーク10と外部ネットワーク20の間の情報転送処理を行なう。以下、実施の形態1と同様の処理によって、パケットノード30Aによる情報の転送処理が行われるため(図3のステップS100〜S160)、ここではその説明を省略する。
このように、実施の形態2によれば、パケットノード30Aが、ルータ広告22を盗み見るためのスヌープ処理部36を備えるので、無線端末11Aが属するネットワークプレフィックスを取得することが可能となり、無線端末11AのIPアドレスを適切な値で自動生成可能となる。
実施の形態3.
図7〜図9−2に従って実施の形態3に係るパケットノードを説明する。実施の形態3においては、外部ネットワーク20のL2SW(レイヤ2スイッチ)50において、ハンドオーバした無線端末11AのMACアドレスのキャッシュエントリを追加または削除する。
図7は実施の形態3に係る情報通信システムの構成を示す図であり、図8は実施の形態3に係るパケットノードの構成を示すブロック図である。図7および図8の各構成要素のうち図1および図2に示す実施の形態1の情報通信システムやパケットノード30Aと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
図7に示すように、情報通信システムの外部ネットワーク20のL2SW50は、通信可能な無線端末11AのMACアドレスを記憶するキャッシュ(MACアドレス記憶部)23を有している。L2SW50は、キャッシュ23で記憶する無線端末11AのMACアドレス等に基づいて、無線端末11Aとの通信における出力先IFの指定、ポートの指定等の通信経路制御を行なう。
また、パケットノード30Aは、外部ネットワーク20内のL2SW50のキャッシュ23を制御するキャッシュ制御部(記憶制御部)37を有している。キャッシュ制御部37は、キャッシュ23にキャッシュにおけるMACアドレスの更新を指示するキャッシュ更新メッセージ24XやMACアドレスの削除を指示するキャッシュ削除メッセージ24Yを送信する。キャッシュ更新メッセージ24X、キャッシュ削除メッセージ24Yが特許請求の範囲に記載のMACアドレス変更情報に対応する。
図8に示すように、パケットノード30Aは、移動体通信IF部31、記憶部32、外部通信IF部33、代理アドレス解決部34、対応設定部35A、情報変換部38、制御部39に加えてキャッシュ制御部37を備えている。
例えば、無線端末11Aのハンドオーバによって、無線端末11Aが他のパケットノード配下からパケットノード30Aの配下に移動してきた場合、パケットノード30Aのキャッシュ制御部37は、外部ネットワーク20のキャッシュ23に無線端末11AのMACアドレスを追加するよう外部通信IF部33を介して指示情報(キャッシュ更新メッセージ24X)を送信する。これにより、L2SWのキャッシュ23に無線端末11AのMACアドレスが追加される。
また、無線端末11Aのハンドオーバによって、無線端末11Aがパケットノード30Aの配下から他のパケットノード配下に移動した場合、パケットノード30Aのキャッシュ制御部37は、外部ネットワーク20のキャッシュ23に無線端末11AのMACアドレスを削除するよう外部通信IF部33を介して指示情報(キャッシュ削除メッセージ24Y)を送信する。これにより、外部ネットワーク20のキャッシュ23から無線端末11AのMACアドレスが削除される。
つぎに、実施の形態3に係る情報配信システムの動作手順について説明する。図9−1は、無線端末がパケットノードに移動してきた場合のキャッシュ制御の動作手順を示すフローチャートである。
ハンドオーバ等により他のパケットノードの配下から、パケットノード30Aの配下に無線端末11Aが移動してくると、新たにパケットノード30Aの配下に移動してきた無線端末11Aは、パケットノード30Aへの接続要求とともに自らのMACアドレスをパケットノード30Aに送信する。パケットノード30Aは、対応設定部35Aが無線端末11AからのMACアドレス等を受信することによって無線端末11Aのハンドオーバを検出する(ステップS300)。
対応設定部35Aは、このMACアドレスに基づいて、無線端末11AのIPアドレスとパケット転送用トンネル14Aの対応付けを行い、IPアドレスとトンネルの対応表41Aを作成(更新)する。このとき、対応設定部35Aはキャッシュ制御部37に新たな無線端末11AのMACアドレスを送信する。キャッシュ制御部37は、L2SW50におけるキャッシュのエントリを追加するために、キャッシュ更新メッセージ24XをL2SW50に送信する(ステップS310)。L2SW50は、キャッシュ制御部37からのキャッシュ更新メッセージ24Xに基づいて、キャッシュ23に無線端末11AのMACアドレスの追加(エントリの更新)を行なう(ステップS320)。
図9−2は、無線端末がパケットノードから移動していった場合のキャッシュ制御の動作手順を示すフローチャートである。ハンドオーバ等によりパケットノード30Aの配下から他のパケットノードの配下に無線端末11Aが移動すると、パケットノード30Aはハンドオーバ先のノードやRNC13からの通知によって無線端末11Aのハンドオーバを検出する(ステップS400)。
対応設定部35Aは、IPアドレスとトンネルの対応表41Aを更新する。このとき、対応設定部35Aはキャッシュ制御部37にハンドオーバした無線端末11AのMACアドレスを送信する。パケットノード30Aのキャッシュ制御部37は、L2SW50のキャッシュ23における無線端末11AのMACアドレスのエントリを削除するために、キャッシュ削除メッセージ24YをL2SW50に送信する(ステップS410)。L2SW50は、キャッシュ制御部37からのキャッシュ削除メッセージ24Yに基づいて、キャッシュ23のエントリから無線端末11AのMACアドレスを削除する(ステップS420)。
このように、実施の形態3によれば、L2SW50のキャッシュ更新(MACアドレスの追加や削除)をパケットノード30Aからのキャッシュ更新メッセージ24Xやキャッシュ削除メッセージ24Yによって行なうため、L2SW50においてハンドオーバ時等の無線端末11Aの移動に伴う無線端末11Aとの接続の切替を迅速に行なうことが可能となる。
なお、キャッシュ23において無線端末11AのMACアドレスを追加する処理は、無線端末11Aのハンドオーバの場合に限られず、無線端末11Aとパケットノード30Aの間におけるMACアドレスが設定変更された場合に、キャッシュエントリの更新を行なうようにしてもよい。これにより、無線端末11Aとパケットノード30Aの間におけるMACアドレスが設定変更される場合であっても、L2SW50において無線端末11Aの無線アドレスに伴う無線端末11Aとの接続の切替を迅速に行なうことが可能となる。
例えば、無線端末11Aへの不正アクセスを防止するため、無線端末11Aとパケットノード30Aの間におけるMACアドレスを定期的に設定変更する場合であっても、無線端末11Aとの接続の切替を迅速に行なうことが可能となる。
実施の形態4.
図10〜12に従って実施の形態4に係るパケットノードを説明する。実施の形態4においては、パケットノード30Bが無線端末11Bから送信されるMACフレーム16を外部ネットワーク20に転送する。
図10は実施の形態4に係る情報通信システムの構成を示す図であり、図11は実施の形態4に係るパケットノードの構成を示すブロック図である。図10および図11の各構成要素のうち図1および図2に示す実施の形態1の情報通信システムやパケットノード30Aと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
図10に示すように、情報通信システムは、移動体通信ネットワーク10、外部ネットワーク20、パケットノード30Bからなる。パケットノード30Bは、例えばブリッジ(L2スイッチ)からなる。すなわち、パケットノード30Bは移動体通信ネットワーク10と外部ネットワーク20を1つのネットワークとして扱う。
ここでは移動体通信ネットワーク10の無線チャネル12が、無線端末11Bから送信されるMACフレーム16をRNC13に送信する。移動体通信ネットワーク10は、MACフレーム転送用トンネル14Bを備えている。
MACフレーム転送用トンネル14Bは、RNC13とパケットノード30Bの間で無線チャネル12と1対1で設定されるMACフレームを転送するためのトンネルである。外部ネットワーク20は、パケットノード30Bを介して移動体通信ネットワーク10と接続される広域LAN等である。外部ネットワーク20では、MACフレーム21によって情報の送受信が行われる。
パケットノード30Bは、無線端末11BのMACアドレスとMACフレーム転送用トンネル14Bを対応付ける対応表(以下、MACアドレスとトンネルの対応表という)43Bを有している。パケットノード30Bは、移動体通信IF部31、記憶部32、外部通信IF部33、対応設定部35B(接続設定部および対応情報作成部)、制御部39からなる。
対応設定部35Bは、無線端末11BからのMACフレームを外部ネットワーク20に転送する際に、MACアドレスとトンネルの対応表43Bを作成する。記憶部32は、MACアドレスとトンネルの対応表43Bを記憶する。制御部39は、移動体通信IF部31、記憶部32、外部通信IF部33、対応設定部35Bを制御する。
つぎに、本発明の実施の形態4に係る情報配信システムの動作手順について説明する。図12は、実施の形態4に係る情報通信システムの動作手順を示すフローチャートである。無線端末11Bから送信されるMACフレーム16は無線チャネル12を介してRNC13に転送される。
RNC13は、無線チャネル12に対応したMACフレーム転送用トンネル14Bを抽出し、このMACフレーム転送用トンネル14Bを介してMACフレーム16をパケットノード30Bに転送する(ステップS500)。
パケットノード30Bはブリッジとして機能する。したがって、パケットノード30Bは、RNC13からMACフレーム転送用トンネル14Bを介して受信したMACフレーム16に対し、MACフレーム16の宛先MACアドレスに基づいて外部ネットワーク20内の転送先を決定する。
外部通信IF部33からMACフレーム16が外部ネットワーク20内に転送される(ステップS510)。対応設定部35Bは、MACフレーム16を外部ネットワーク20に転送する際、MACフレーム16に基づいて、MACアドレスとトンネルの対応表43Bを作成する(ステップS520)。対応設定部35Bで作成された、MACアドレスとトンネルの対応表43Bは記憶部32によって記憶される。
また、外部ネットワーク20のノードから移動体通信ネットワーク内の無線端末11Bにパケットを送信する場合、まず外部ネットワーク20のノードからパケットノード30BにMACフレーム21が送信される(ステップS530)。外部ネットワーク20のノードからMACフレーム21が送信されると、パケットノード30Bの外部通信IF部33が、MACフレーム21を受信する。
パケットノード30Bは、MACフレーム21の宛先MACアドレスをキーとし、記憶部32に記憶しているMACアドレスとトンネルの対応表43Bに基づいて、無線端末11Bに転送する際のMACフレーム転送用トンネル14Bを選択する(ステップS540)。
外部ネットワーク20からのMACフレーム21は、選択されたMACフレーム転送用トンネル14Bを介してRNC13に転送され、無線端末11Bに送信される(ステップS550)。
このように、実施の形態4によれば、パケットノード30Bが対応設定部35Bを備えているので、MACアドレスとトンネルの対応表43Bを作成することが可能となる。したがって、移動体通信ネットワーク10内での転送がMACフレームベースである場合、移動体通信ネットワーク10と外部ネットワーク20を同一のサブネットワークとして扱うことが可能となり、MACフレームベースでの転送を行う広域LANと移動体通信ネットワークでの情報の転送が可能となる。すなわち、移動体通信ネットワーク10とMACフレームベースでの転送を行う外部ネットワーク20の親和性を確保することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる情報転送装置は、複数のネットワーク間における情報の転送に適している。
実施の形態1に係る情報通信システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係るパケットノードの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る情報通信システムの動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る情報通信システムの構成を示す図である。 実施の形態2に係るパケットノードの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る情報通信システムの動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る情報通信システムの構成を示す図である。 実施の形態3に係るパケットノードの構成を示すブロック図である。 無線端末がパケットノードに移動してきた場合のキャッシュ制御の動作手順を示すフローチャートである。 無線端末がパケットノードから移動していった場合のキャッシュ制御の動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る情報通信システムの構成を示す図である。 実施の形態4に係るパケットノードの構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る情報通信システムの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 移動体通信ネットワーク
11A 無線端末
11B 無線端末
12 無線チャネル
14A パケット転送用トンネル
14B フレーム転送用トンネル
15 IPパケット
16,21 MACフレーム
20 外部ネットワーク
22 ルータ広告
23 キャッシュ
24X キャッシュ更新メッセージ
24Y キャッシュ削除メッセージ
30A,30B パケットノード
31 移動体通信IF部
32 記憶部
33 外部通信IF部
34 代理アドレス解決部
35A,35B 対応設定部
36 スヌープ処理部
37 キャッシュ制御部
38 情報変換部
39 制御部
41A,42A,43B 対応表

Claims (10)

  1. IPパケットの送受信を行う無線端末と接続する移動体通信ネットワークと、前記移動体通信ネットワークの他の通信ネットワークでMACフレームの送受信を行う外部ネットワークとを接続し、前記移動体通信ネットワークからのIPパケットをMACフレームに変換して前記外部ネットワークに転送するとともに、前記外部ネットワークからのMACフレームをIPパケットに変換して前記移動体通信ネットワークに転送する情報転送装置であって、
    前記移動体通信ネットワークと通信を行う移動通信インタフェース部と、
    前記外部ネットワークと通信を行う外部通信インタフェース部と、
    前記無線端末との接続に関する設定を行なう接続設定部と、
    前記移動体通信ネットワーク内においてパケットの転送を行なうパケット転送用トンネルと前記無線端末のIPアドレスとの対応付けに関する情報を第1の対応情報として作成するとともに、前記無線端末のIPアドレスと前記無線端末のMACアドレスとの対応付けに関する情報を第2の対応情報として作成する対応情報作成部と、
    前記対応情報作成部で作成された第1の対応情報および第2の対応情報を記憶する記憶部と、
    前記外部ネットワーク内の通信機器のIPアドレスに対応するMACアドレスを通信機器MACアドレスとして前記通信機器から取得するとともに、前記無線端末のIPアドレスに対応するMACアドレスを無線端末MACアドレスとして前記通信機器に提供する代理アドレス解決部と、
    前記第1の対応情報、前記第2の対応情報および前記通信機器MACアドレスに基づいて前記無線端末からのIPパケットをMACフレームに変換するとともに、前記第1の対応情報および前記第2の対応情報に基づいて前記外部ネットワーク内の通信機器からのMACフレームをIPパケットに変換する情報変換部と、
    を備えることを特徴とする情報転送装置。
  2. 前記代理アドレス解決部は、アドレス解決プロトコルに基づいて、前記外部ネットワーク内の通信機器から前記通信機器MACアドレスを取得することを特徴とする請求項1に記載の情報転送装置。
  3. 前記代理アドレス解決部は、アドレス解決プロトコルに基づいて、前記外部ネットワーク内の通信機器に前記無線端末MACアドレスを提供することを特徴とする請求項1または2に記載の情報転送装置。
  4. 前記外部ネットワーク内の通信機器から前記無線端末に送信される前記無線端末の位置に関する情報をスヌープするスヌープ処理部をさらに備え、
    前記接続設定部は、前記スヌープ処理部によってスヌープされた前記無線端末の位置に関する情報に基づいて、前記無線端末との接続に関する設定を行なうことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報転送装置。
  5. 前記接続設定部が行なう前記無線端末との接続に関する設定は、前記無線端末のIPアドレスの設定であることを特徴とする請求項4に記載の情報転送装置。
  6. 前記外部ネットワーク内の通信機器は、該通信機器と通信可能な無線端末のMACアドレスを記憶するMACアドレス記憶部を備え、
    前記移動体通信インタフェースを介して通信できる無線端末が変更になると、前記変更になった無線端末のMACアドレスに関する情報をMACアドレス変更情報として前記MACアドレス記憶部に送信する記憶制御部をさらに備え、
    前記MACアドレス記憶部は、前記記憶制御部からの前記変更された無線端末のMACアドレスに関する情報に基づいて、記憶する無線端末のMACアドレスを更新することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報転送装置。
  7. 前記記憶制御部は、前記無線端末がハンドオーバした際に、前記MACアドレス変更情報を前記MACアドレス記憶部に送信することを特徴とする請求項6に記載の情報転送装置。
  8. 前記記憶制御部は、前記無線端末のMACアドレスが変更された場合に、前記MACアドレス変更情報を前記MACアドレス記憶部に送信することを特徴とする請求項6または7に記載の情報転送装置。
  9. 前記対応情報作成部は、前記MACアドレス記憶部でMACアドレスが記憶されている無線端末の前記移動体通信インタフェースを介して通信できる状態が変更になると、前記第2の対応情報を更新することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報転送装置。
  10. MACフレームの送受信を行う無線端末と接続する移動体通信ネットワークと、前記移動体通信ネットワークの他の通信ネットワークでMACフレームの送受信を行う外部ネットワークとを接続してネットワーク間での前記MACフレームの転送を行なう情報転送装置において、
    前記移動体通信ネットワークと通信を行う移動通信インタフェース部と、
    前記外部ネットワークと通信を行う外部通信インタフェース部と、
    前記移動体通信ネットワーク内においてパケットの転送を行なうMACフレーム転送用トンネルと前記無線端末のMACフレームとの対応付けに関する情報を対応情報として作成する対応情報作成部と、
    前記対応情報作成部で作成され対応情報を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記外部ネットワーク内の通信機器からのMACフレームに含まれるMACアドレスおよび前記対応情報に基づいて前記通信機器からのMACフレームを前記無線端末に送信することを特徴とする情報転送装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014045238A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Fujitsu Ltd 情報処理システム、中継装置、情報処理装置、及び情報処理方法。

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