JP2006007235A - 板反り制御システム、板反り検出装置 - Google Patents

板反り制御システム、板反り検出装置 Download PDF

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薫 北見
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政光 西川
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Abstract

【課題】 板反り量を定量的に制御することが可能な板反り制御システム、板反り検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 入側及び出側テーブルローラ13、14間に設けられた板反り検出装置2、3と、下作業ロール10b天面と入側テーブルローラ天面の間の寸法(ピックアップ量)を測定するピックアップ量検出回路4と、ピックアップ量Xiを制御して板反りを制御する圧延機1とを備え、圧延機は、前記圧延材20の圧延パス毎に、前記ピックアップ量を設定し、圧延材の入側における板厚及び出側における板厚と通板高さ位置とを測定し、設定されたピックアップ量と前記出側の通板高さ位置との差から圧延された圧延材の反り量Δhを求め、求めた反り量が所定の範囲以下となるようにピックアップ量の設定値を制御するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧延機の出側で発生する板反りを制御する板反り制御システム、板反り検出装置に関する。
厚板圧延等の圧延機においては、圧延材の噛出側において板の反りが発生し、そのため、圧延機及び前後の設備が破損することによって操業が停止したり、あるいは、次圧延パスで噛込み性が阻害されて板反り矯正に時間を費やしたりするため、生産性の低下、板反りの発生による品質の低下、及び板反り部分の切捨てによる歩留まりの低下を招くなど、大きな実害をもたらしている。
そのため、板反りの発生原因の解明や、各種の圧延方法の改善が試みられてきた。その結果、厚板圧延においては、各種の板反発生要因の内で、定量的に扱え、且つ、板反りへの影響が大きいと考えられる下作業ロールピックアップ量を制御する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この方法では、圧延パススケジュールで決定されるパススケジュール、圧下量及び入側板厚寸法に基づいて、下作業ローラ天面とテーブルローラ天面との距離(ピックアップ量)を制御することによって厚板圧延に置ける板反り量を制御する方法が知られている。
また、圧延材の製造ラインにおいて、オンラインで板反りを検出する装置としては、圧延材の高さ方向に通過検出レーザを搬送テーブルローラ上に多数面上に並べ、圧延材の通過位置の軌跡から板の反り方向を判定しようとする反り検出装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
特公昭63−64253号公報 特許第3358708号明細書
圧延機廻りの環境は、厚板圧延の場合においては、圧延材が圧延時の温度が1000℃以上の高温となり輻射熱が非常に大きいこと、上下作業ロールに圧延材が噛込む時の衝撃や振動が非常に大きいこと、さらに、圧延材にかける圧延水やその水蒸気が大量に発生することから、圧延材の形状を測定するためのセンサが各種要求されているものの、実際には信頼性の高い装置の提供は困難とされ、限られた方式のセンサしか使用されていない。
上述した特許文献1によるピックアップ量から板反り量を制御する方法は、圧延時の圧延材の板反り検出装置の信号を使用するとの記載があるが、上述した環境で使用するための板反り検出装置の具体的な構成は示されていない。
また、実際には、信頼性のある板反り検出装置の設置が困難なこと、また設置しても信頼性のある検出が困難なことからから、測定値による定量的な制御が行われていない。
そのため、各種の発生要因からなる板反り状態は、圧延結果に基づく板反り状態のトレースデータから目視判断したり、圧延後工程での品質のトレースデータによる学習から経験で判断したりした圧延機の運転経験を積んだ熟練者により運転されていた。
また、特許文献2で開示され板反り検出の方法においては、搬送ローラテーブル上に面状の広い光学空間を必要とすること、また、配置された通過検出レーザビームの配置ピッチ以上の分解能得られないことから、圧延機廻りの環境で板反り量を測定する場合に適用することは困難である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、悪環境下においても測定が可能な板反り量検出装置を提供し、圧延材の厚さと板反り量を検出して板反り量を定量的に制御することが可能な板反り制御システム、板反り検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1による板反り制御システムは、一対の上下作業ロールと、入側及び出側に夫々テーブルローラを設けた圧延機による圧延材の板反り制御システムであって、前記入側及び出側搬送テーブルローラ間に設けられた板反り検出装置と、前記下作業ロール天面と前記入側テーブルローラ天面の間の寸法(ピックアップ量)を測定するピックアップ量検出手段と、前記ピックアップ量を制御して板反りを制御する前記圧延機とを備え、前記圧延機は、前記圧延材の圧延パス毎に、前記ピックアップ量を設定し、前記板反り検出装置は、前記圧延材の入側における板厚及び出側における板厚と通板高さ位置とを測定し、設定された前記ピックアップ量と前記出側の通板高さ位置との差から圧延された前記圧延材の反り量を求め、前記圧延機は、求めた前記反り量が所定の範囲以下となるように前記ピックアップ量の設定値を制御するようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項8による板反り検出装置は、一対の上下作業ロールと、入側及び出側に夫々テーブルローラを設けた圧延機により圧延される圧延材の板反り検出装置であって前記入側及び出側テーブルローラ間の一方の側面方向の間隙から前記圧延材の側面にレーザ光線を鉛直方向に走査し、その反射光の位置を検出して前記圧延材の厚さと通板位置を求めるようにした反り検出装置と、前記下作業ロール天面と前記入側テーブルローラ天面間の寸法(ピックアップ量)を測定するピックアップ量検出手段とを備え、前記板反り検出装置は、自身の前記圧延材の鉛直方向の通板高さ位置と、前記ピックアップ量との差から反り量を求めるようにしたことを特徴とする。
以上述べた様に、本発明によれば、上下作業ロール間に通板される圧延材の板反り量を通板される圧延材の側面方向の小空間からレーザ光線を照射し、その反射光の位置を検出して圧延材の通板高さ位置と板厚さを測定する板反り検出装置と、前記下作業ロール天面と前記テーブルローラ天面間の寸法(ピックアップ量)を測定するピックアップ検出手段とを備え、悪測定環境下においても測定が可能な板反り量検出装置としたので、定量的に圧延材の厚さと板反り量を検出して板反り量の制御が可能な板反り制御システム、板反り検出装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、厚板圧延における板反り制御システムの構成図である。板反り制御システムは、圧延材20を所定の板形状に圧延する圧延機1、圧延機1の入側、出側で圧延材20の板厚と反りを検出する板反り検出装置2、3、及び圧延機1で設定される、後述するピックアップ量を検出するピックアップ量演算回路4とから構成される。
次に、各部の詳細構成について説明する。圧延機1は、一対の上下作業ロール10a、10b、上下バックアップロール11a、11b、下バックアップロール11bを支持するバックアップロール箱12、圧延材20を搬送する複数の入側、出側テーブルローラ13、14、下作業ロールを上下駆動する油圧シリンダー15、その油圧制御装置16及び下作業ロール10b天面位置を制御する板反り制御装置17とから構成される。
次に、図2を参照して板反り検出装置2の構成を説明する。図2(a)は圧延材20の断面方向から見た断面図で、同図(b)はその平面図である。
同図において、板反り検出装置2は、テーブルローラ13、14間の間の小空間において、圧延材20の側面にレーザ光線を鉛直方向に走査するレーザスキャナ2a1と、圧延材20の側面から反射したレーザ光線の反射位置を検出するCCDカメラ2a2とからなる位置検出部2a、CCDカメラ2a2の出力信号から圧延材の厚さとその通板高さ位置を検出する位置検出制御部2b、レーザ光線の照射、反射光路の光学空間の空気を清浄に保つための板反り検出装置2の前面に設けたエアーパージ機構部2c、及び圧延材20の上端部側面からこの光学空間の空気を清浄化するエアーパージフードを有するエアーパージ装置30とから構成される。
次に、この板反り検出装置2の詳細設定について説明する。板反り検出装置2と3は、同じ構成であるので,以下板反り検出装置2について説明し、板反り検出装置3の説明を省略する。
板反り検出装置2は、光学式三角測量法を測定原理とする位置測定装置で、CCDカメラ2a2で検出されるレーザ光線は、検出信号のS/N比を確保するため所定の出力を有するアルゴンレーザを使用し、さらに、圧延材20の輻射エネルギーとレーザ光線のエネルギーとのスペクトルの相違を光学フィルターで分離し、検出信号の安定化を図る。
また、レーザスキャナ2a1は、平行スキャン光学系とし、圧延材20の側面状の走査位置で等速走査となるようにし、CCDカメラ2a2で受光する光学条件が測定範囲でできるだけ均一な角度で検出できるように設定しておく。
また、レーザ光線の走査範囲は、圧延材20の厚さの測定範囲、測定対象とする板反り量、及び通板位置の変動範囲を考慮して予め余裕を見た範囲で設定しておく。
また、レーザスキャナ2a1の走査速度は、圧延材20の最高の通板速度時において必要な移動方向の測定分解能が得られる走査速度とし、CCDカメラ2a2は、その走査速度において必要な信号レベルを得られる受光感度となるように、受光レンズの明るさ、CCD素子の受光感度を選択して使用する。
また、レーザスキャナ2a1及びCCDカメラ2a2は、同一の基盤に実装し、温度変化に対しても光学設定条件が変動しないようにしておく。
次に、このような光学機器の信頼性を確保するため、板反り検出装置2の測定環境を確保対策のための設定について説明する。板反り検出装置2の内部には、機器内部の汚れを防止するため、ガスまたはエアーを充填し内圧パージをかけておく。
そして、そのエアーパージ機構2c窓面形状はレーザ光線の光路に必要な最小限の形状として、常時内部からエアーパージする機構を備え、外部の塵埃がエアーパージ機構2c内部に入らない構造にしておく。
また、圧延材2との対物距離は、熱、振動の影響を軽減するため少なくとも1000mm以上の距離を置いて設置し、レーザ光線の投光,受光窓ガラス2a3面は、熱線をカットする光学ガラスフィルターとし、圧延材20からの熱線をカットする。
さらに、このエアーパージ機構部2cの先端部には、測定時のみ開く、図示しないシャッタ機構を備えれば、光学窓ガラス2a3の窓面の汚れに対する保守寿命を長くすることが可能である。
また、板反り検出装置2の設置は、設置面との間に防振ゴム等の防振材を敷設して、圧延機1の噛込み時の衝撃、振動を抑制するようにしておく。
次に、このように構成設定された、板反り制御の原理について図3を参照して説明する。同図は、下作業ロール10b天面と入側テーブルローラ13天面との距離Xi(ピックアップ量)を圧延機1で予め設定し、矢印D方向に圧延したときの圧延材20の反り状態を示す図である。
ここで、ロール天面とは、ロール回転中心線上の鉛直方向の頂点位置で、水平面上を通板される圧延材20の底面が接する点を言う。また、上下作業ロール10a、10bの中心線は一致して設定される。
また、テーブルローラ13及び14の天面は、同じレベルで設定した場合を図示しているので、下作業ロール10b天面と入側のテーブルローラ天面との距離Xi(ピックアップ量)ピックアップ量と、下作業ロール10b天面と出側テーブルローラ天面との距離Xoは同一となる。
ピックアップ量Xiと入側、出側板厚Hi、Hoの関係には、下記(1)式の関係があることが特許文献1等で知見されている。ここで、ΔHは当該パス時の圧下量と言う。また、板厚方向の基準レベルは下作業ロール10b天面のレベルを0レベルとする。
Xi=−1/2・ΔH(=Hi−Ho)・・・・(1)
同図(a)は、初期パス時の圧延機1のピックアップ量Xiを上記(1)式の関係から設定した時、圧延機1で圧延された出側の板厚に板反りなく圧延されている状態を示している。
同図(b)は、このピックアップ量Xiが、
Xi>−1/2・ΔH
として設定された場合に、圧延機1の出側で上反り+Δh(=Hh−Xi)が発生した状態を示す。
また、同図(c)は、同図(b)は、ピックアップ量Xiが、
Xi<−1/2・ΔH
として設定された場合に、出側で下反り−Δh(=Hh−Xi)が発生した状態を示す。
即ち、ピックアップ量Xiの設定値を制御することによって、圧延機1の出側における板反り量Δhとその方向(上反り、下反り)を制御できる。
次に、図1及び図4を参照してこの板反りの制御動作について説明する。図4は圧延機1による制御動作のフロー図である。まず、初期圧延パス時には、図示しない圧延制御コンピュータからパススケジュールに基づく初期値が送信され、板反り制御装置17aから油圧制御装置16にピックアップ量Xiの初期目標値が設定され、油圧シリンダー15から油圧シリンダー15を駆動して下バックアップロール11b上にある下作業ロール10b天面の初期位置を設定する。
すると位置検出センサ15aで検出された下作業ロール10b天面位置が油圧制御装置16に送られ、油圧制御装置16では、設定されたピックアップ量Xiとこの位置検出センサ15aで検出された実際の位置の差が所定の範囲内となるように制御し、設定動作を完了する(S1)。
次に、圧延材20を搬送して圧延機1の上下作業ロール10a、10bを矢印方向に回駆動させ、圧延材20を圧延する(S2)。
すると、圧延材20が板反り検出装置2及び3を通過すると、この時の板反り検出装置2からは、入側の板厚Hi、板反り検出装置3では出側の板厚Hoと通板高さHh(位置)の測定データが時系列に検出される。
この時、板反り検出装置3では、後述するピックアップ検出回路4からピックアップ量Xiを受信して、板反り量Δh(=Hh−Xi)を演算により求め、板厚Hoと合わせて板反り制御装置17にその測定値と演算結果を送信する(S3)。
ピックアップ検出回路4では、位置検出センサ15aからの下作業ロール天面の実績位置と、予め格納されたテーブルローラ13(14)天面位置設定テーブル4aからの位置の差から設定されたピックアップ量Xiを演算して求めておく。
板反り制御装置17では、板反り検出装置2、3から送信された測定データに基づいて、次パスのピックアップ量Xiの設定計算(S4)を行うとともに、この測定データを圧延制御コンピュータに送信する。
そして、圧延制御コンピュータから次パスの目標板厚が送信されると、板反り制御装置17は、再び、ピックアップ量Xiの設定動作を繰り返し、以後上述したフローの動作を繰り返す。但し、圧延機1が通常、リバース圧延機能を備えているので、次パスの圧延方向は図と逆方向となる。
この時、板反り検出装置2と板反り検出装置3で行った機能は圧延方向によって逆になり、板反り量Δhは圧延機1の出側となる板反り検出装置2によって求める。
また、板反り量Δhのデータは、測定された板厚Hi、Hoデータとともに反り検出装置17に蓄積され、ピックアップ量Xiの設定値との関係を学習し、最適値をピックアップ量設定テーブル17aに保存しておく。
以上述べた様に、本実施例1によれば、板厚Hi、Ho及び板反り量Δhを測定し、測定データに基づく圧延制御が可能となるので、従来、経験的に行っていた板反り量の制御が定量的に行われるようになり、圧延材の品質及び歩留りの向上が可能な板反り制御システム、板反り検出装置を提供することができる。
図5は本発明の実施例2に係る板反り制御システム、板反り検出装置の構成を説明する図である。この実施例2の各部について、図1の実施例に係る板反り制御システム、板反り検出装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施例2が実施例1と異なる点は、実施例1では、上下作業ロール10a、10bの前後に板反り検出装置2、3が設けられていたが、本実施例2では板反り検出器3のみで構成する点が異なる。
即ち、この実施例2では、圧延機1が一方向のみの圧延機能しか備えていない場合に適用される。この板反り制御システムは、常に一方方向の圧延でしか制御できないが、シンプルな板反り制御システムを提供できる。
図6は本発明の実施例3に係る板反り制御システム、板反り検出装置の構成を説明する図である。この実施例3の各部について、図1の実施例に係る板反り制御システム、板反り検出装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施例3が実施例1と異なる点は、実施例1では、入側テーブルローラ1天面と出側テーブルローラ14天面レベルは同一であったが、本実施例3では、入側テーブルローラ1天面と出側テーブルローラ14天面レベルを独立して設定可能な構造とし、ピックアップ量を入側と出側で微調整して板反り量をより高精度に制御しようとする点が異なる。
この場合には、ピックアップ検出回路4も圧延方向毎に、入側、出側テーブルローラ13、14天面位置設定テーブル4aを設けておく。尚、入側、出側テーブル13、14ローラ天面位置を頻繁に変更する場合には、夫々のテーブルローラ天面位置を検出する位置検出センサを設けておく。
本発明は、上述したような各実施例に何ら限定されるものではなく、板反り検出装置2、3の設置される環境条件によって、エアーパージ機構部2c及びエアーパージ装置30などの環境対策構造を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することが可能である。
本発明の実施例1に係る板反り制御システム、板反り検出装置の構成図。 本発明による板反り検出装置の構成図及び詳細配置の説明図。 本発明による反り制御システムの動作の説明図。 本発明による板反り制御の動作を説明するフローチャート図。 本発明の実施例2に係る板反り制御システムの構成図。 本発明の実施例3に係る板反り制御システムの構成図。
符号の説明
1 圧延機
2、3 板反り検出装置
2a、3a 位置検出部
2a1 レーザスキャナ
2a2 CCDカメラ
2a3 光学窓ガラス
2b、3b 位置検出制御部
2c エアーパージ機構部
4 ピックアップ量検出回路
4a 搬送テーブルローラ天面位置設定テーブル
10a 上作業ロール、
10b 下作業ロール
11a 上バックアップロール
11b 下バックアップロール
12 バックアップロール軸箱
13 入側テーブルローラ
14 出側テーブルローラ
15 油圧シリンダー
15a 位置検出センサ
16 油圧制御装置
17 板反り制御装置
20 圧延材
30 エアーパージ装置

Claims (11)

  1. 一対の上下作業ロールと、入側及び出側に夫々テーブルローラを設けた圧延機による圧延材の板反り制御システムであって、
    前記入側及び出側テーブルローラ間に設けられた板反り検出装置と、
    前記下作業ロール天面と前記入側テーブルローラ天面の間の寸法(ピックアップ量)を測定するピックアップ量検出手段と、
    前記ピックアップ量を制御して板反りを制御する前記圧延機と
    を備え、
    前記圧延機は、前記圧延材の圧延パス毎に、前記ピックアップ量を設定し、
    前記板反り検出装置は、前記圧延材の入側における板厚及び出側における板厚と通板高さ位置とを測定し、設定された前記ピックアップ量と前記出側の通板高さ位置との差から圧延された前記圧延材の反り量を求め、
    前記圧延機は、求めた前記反り量が所定の範囲以下となるように前記ピックアップ量の設定値を制御するようにしたことを特徴とする板反り制御システム。
  2. 一対の上下作業ロールと、入側及び出側に夫々テーブルローラを設けた圧延機による圧延材の板反り制御システムであって、
    前記出側のテーブルローラ間に設けられた板反り検出装置と、
    前記下作業ロール天面と前記入側のテーブルローラ天面の間の寸法(ピックアップ量)を測定するピックアップ量検出手段と、
    前記ピックアップ量を制御して板反りを制御する前記圧延機と
    を備え、
    前記圧延機は、前記圧延材の圧延パス毎に、前記ピックアップ量を設定し、
    前記板反り検出装置は、前記圧延材の出側における板厚と通板高さ位置とを測定し、前記設定されたピックアップ量と前記出側の通板高さ位置との差から圧延された前記圧延材の反り量を求め、
    前記圧延機は、求めた前記反り量が所定の範囲以下となるように前記ピックアップ量の設定値を制御するようにしたことを特徴とする板反り制御システム。
  3. 前記板反り検出装置は、前記テーブルローラ間の一方の側面の間隙において、前記圧延材の側面にレーザ光線を鉛直方向に走査し、その反射光の位置を検出して前記圧延材の厚さと鉛直方向における通板高さ位置を求めるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の板反り制御システム。
  4. 前記ピックアップ量検出手段は、前記下作業ロール天面位置を検出する位置検出センサと、前記位置検出センサの出力と前記入側のテーブルローラ天面位置の設定値との差を求めるピックアップ量検出回路とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の板反り制御システム。
  5. 前記入側及び出側テーブルローラ天面位置の設定値は、夫々の天面位置を独立に設定する設定テーブルとし、入側及び出側のピックアップ量を独立に求めるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の板反り制御システム。
  6. 前記反り検出装置は、光学三角測量方式の位置検出装置であって、
    前記圧延材の搬送方向に対し、鉛直方向からレーザ光線を走査するレーザスキャナと、
    前記圧延材の側面からの反射光を検出するCCDカメラと、
    前記CCDカメラの信号から前記圧延材の厚さと通板高さ位置とを測定する位置検出制御部と、
    前記レーザ光線の照射及び反射光路の光学空間の空気を清浄化するエアパージ機構と
    を備え、
    前記ピックアップ量及び前記圧延材の出側における通板高さ位置との差から反り量及び反り方向を求めるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の板反り制御システム。
  7. 前記レーザスキャナは、レーザ光線を平行走査する方式としたことを特徴とする請求項6に記載の板反り制御システム。
  8. 一対の上下作業ロールと、入側及び出側に夫々テーブルローラを設けた圧延機により圧延される圧延材の板反り検出装置であって
    前記入側及び出側テーブルローラ間の一方の側面方向の間隙から前記圧延材の側面にレーザ光線を鉛直方向に走査し、その反射光の位置を検出して前記圧延材の厚さと通板位置を求めるようにした反り検出装置と、
    前記下作業ロール天面と前記入側のテーブルローラ天面間の寸法(ピックアップ量)を測定するピックアップ量検出手段と
    を備え、
    前記板反り検出装置は、自身の前記圧延材の鉛直方向の通板高さ位置と、前記ピックアップ量との差から反り量を求めるようにしたことを特徴とする板反り検出装置。
  9. 前記反り検出装置は、光学三角測量方式の位置検出装置であって、
    前記圧延材の搬送方向に対し、鉛直方向からレーザ光線を走査するレーザスキャナと、
    前記圧延材からの反射光を検出するCCDカメラと、
    前記CCDカメラの信号から前記圧延材の厚さと通板高さ位置とを測定する位置検出制御回路と、
    前記レーザ光線の照射及び反射光路の光学空間の空気を清浄化するエアーパージ機構と
    を備えたことを特徴とする請求項8に記載の板反り検出装置。
  10. 前記ピックアップ量検出手段は、前記下作業ロールの天面位置検出センサと、前記下作業ロール天面位置検出センサの出力と前記搬送テーブルローラ天面位置設定値出力との差からピックアップ量を演算するピックアップ量検出回路とを備えたことを特徴とする請求項8に記載の板反り検出装置。
  11. 前記レーザスキャナは、レーザ光線を平行走査する方式としたことを特徴とする請求項8に記載の板反り検出装置。
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