JP2006002998A - 冷蔵庫 - Google Patents

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武 清水
Naoki Yokoyama
直樹 横山
Koichi Nishimura
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Abstract

【課題】冷蔵室のドア開閉が増加する夏場においても、製氷室の冷却能力を確保する冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の冷却器17で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器20で製氷室、冷凍室及び切替室を冷却し、野菜室は製氷室の戻り冷気で冷却することにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器20に霜がつかず製氷室の製氷スピードを十分に確保することができる冷蔵庫を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の貯蔵室を有し複数の冷却器で各室を冷却する冷蔵庫に関するものである。
近年、使い勝手の向上を図るため、様々なレイアウトの冷蔵庫が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図8に示すように冷蔵庫本体1と、冷蔵庫本体1の上部に設けられた冷蔵室2と、冷蔵室2の下部に設けられた切替室3と、冷蔵室2の下部で切替室3に並列に設けられた製氷室4と、冷蔵庫本体1の下部に設けられた冷凍室5と、切替室3及び製氷室4と冷凍室5との間に設けられた野菜室6と、冷気を生成する冷却器7と、冷気を各室に供給するファン装置8とを有し、冷凍室5に冷気を供給するための冷凍室用送風路9と、製氷室4に冷気を供給するための製氷用送風路10と、製氷室4から冷気を冷却器7に戻す製氷室用帰還風路11と、製氷室用送風路10を通る冷気の一部を分流させて切替室3に送る切替室用送風路12と、切替室3からの冷気を冷却器7に戻すための切替室用帰還風路13と、切替室用送風路12を通る冷気の一部を分流させて冷蔵室2に送る冷蔵室用送風路14と、冷蔵室2に送られた冷気を野菜室6に戻すための冷蔵室用帰還風路15と、野菜室6に送られた冷気を冷却器7に戻すための野菜室用帰還風路16から構成される。
特許第3212954号公報
しかしながら上記従来の構成では、一つの冷却器で冷蔵庫本体全体の冷却を負担せねばならず、特に設定温度の高い冷蔵室と野菜室に囲まれた製氷室は冷却能力の確保が困難であり、更に夏場において冷蔵室の扉開閉回数が増えた場合、大量の霜が冷却器に付着することにより冷却器の能力が大幅にダウンし、製氷スピードが落ちるという課題を有していた。
また、野菜室は、冷蔵室の戻り冷気で冷却を行うため、高外気温度時には野菜室の温度は上昇し野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性が劣化してしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷蔵室のドア開閉回数が増加する夏場においても、製氷室の能力を確保し、さらに野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、冷蔵室の下部で切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、製氷室及び切替室と冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、野菜室及び製氷室及び切替室の奥に設置した第2の冷却器と、製氷室を冷却した冷気を野菜室に吐出する吐出風路とを備えたものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と切替室と冷凍室とを冷却し、製氷室の戻り冷気で野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができる。さらに、野菜室を製氷室の戻り冷気で冷却するので、切替室及び製氷室及び冷凍室の冷却量に影響はなく野菜室を冷却できる。
また本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、冷蔵室の下部で切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、製氷室及び切替室と冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、切替室及び製氷室と野菜室とを仕切る仕切り壁と、冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、野菜室及び製氷室及び切替室の奥に設置した第2の冷却器と、野菜室の天面に配置された冷却板と、製氷室から仕切り壁と冷却板の間を経由して第2の冷却器へと連通する戻り風路とを備えたものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と切替室と冷凍室とを冷却し、冷却板で野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができる。さらに野菜室は直接冷気を循環させることなく冷却板で輻射冷却するので、野菜室内を高湿度に保つことができ、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
また本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記野菜室の天面に配置された前記製氷室から前記第2の冷却器へと連通する樹脂戻り風路とを備えたものである。
これによって、野菜室天面の樹脂風路内を通過する冷気の冷熱を樹脂ダクトを介して効率良く野菜室内に伝えることができ、安価な構成で野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と切替室と冷凍室とを冷却し、製氷室の戻り冷気で野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができる。さらに、野菜室を製氷室の戻り冷気で冷却するので、切替室及び製氷室及び冷凍室の冷却量に影響はなく野菜室を冷却できる。
また本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室と切替室と冷凍室とを冷却し、冷却板で野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができる。さらに野菜室は直接冷気を循環させることなく冷却板で輻射冷却するので、野菜室内を高湿度に保つことができ、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記製氷室を冷却した冷気を前記野菜室に吐出する吐出風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室のみを冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記切替室と前記冷凍室とを冷却し、前記吐出風路からの冷気で前記野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができる。さらに、野菜室を製氷室の戻り冷気で冷却するので、切替室及び製氷室及び冷凍室の冷却量に影響はなく野菜室を冷却できる。
請求項2に記載の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記切替室及び前記製氷室と前記野菜室とを仕切る仕切り壁と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記野菜室の天面に配置された冷却板と、前記製氷室から前記仕切り壁と前記冷却板の間を経由して前記第2の冷却器へと連通する戻り風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室のみを冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記切替室と前記冷凍室とを冷却し、前記冷却板で前記野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することができる。さらに野菜室は直接冷気を循環させることなく冷却板で輻射冷却するので、野菜室内を高湿度に保つことができ、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記野菜室の天面に配置された前記製氷室から前記第2の冷却器へと連通する樹脂戻り風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室のみを冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記切替室と前記冷凍室とを冷却し、前記樹脂戻り風路で前記野菜室を冷却するものであり、野菜室天面の樹脂風路内を通過する冷気の冷熱を樹脂ダクトを介して効率良く野菜室内に伝えることができ、安価な構成で野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記野菜室内に設置した野菜ケースと、前記野菜ケースの上部に蓋とを備えたものであり、野菜ケース外周を冷却することで、間接的に野菜ケース内を冷却するため、野菜ケース内を高湿度に保ちかつ温度ムラなく冷却ができ、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記第2の冷却器からの冷気と、前記製氷室からの戻り冷気を、前記戻り風路内で混合したものであり、冷却板を低温に冷却することができ、夏場において野菜室のドア開閉回数が増えて野菜室に暖湿気が流入しても、野菜室を低温に保つことができ、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路図である。図3は本発明の実施の形態1における断面図である。
図1において1は冷蔵庫本体であり、最上部に冷蔵室2と、冷蔵室2との下方に切替室3と、並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室4と、本体下部に設けられた冷凍室5と、並列配置した製氷室4及び切替室3と冷凍室5の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室6を有する。
図2、3において、第1の冷却器17は冷蔵室背面に設置される。冷蔵室冷却用ダクト18は第1の冷却器17と冷蔵室2を仕切り、第1の冷却器17によって冷却された冷気を冷蔵室2に導くための冷蔵室用吐出風路18a及び冷蔵室2を冷却した冷気を第一の冷却器17に戻すための冷蔵室用戻り風路18bを有する。冷蔵室用冷却ファン19は第1の冷却器17で発生した冷気を循環させる。第2の冷却器20は、野菜室6及び製氷室4及び切替室3の奥に設置され、製氷室4及び切替室3及び冷凍室5及び野菜室6を冷却する。仕切り壁21は野菜室6と冷凍室5を仕切り、冷蔵庫本体1の発泡充填前に設置されている。冷凍室用ダクト22は、第2の冷却器20で冷却された冷気を製氷室4及び切替室3及び冷凍室5へ導き、切替室吐出風路22a及び製氷室吐出風路22b及び冷凍室吐出風路22cから各室に吐出させ、第2の冷却器20に冷気を戻す切替室戻り風路22d及び冷凍室戻り風路22eを内蔵し、第2の冷却器20の前に設置される。冷凍室用冷却ファン23は第2の冷却器20で発生した冷気を循環させる。
切替室用ダンパー24は切替室吐出風路22aに内蔵されており、切替室3の温度を冷凍から冷蔵まで制御する。野菜室用吐出風路25は、製氷室4を冷却した高湿度の戻り冷気を野菜室6に吐出し、野菜室6を冷却する。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。第1の冷却器17によって発生した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵室用吐出風路18aに導かれ冷蔵室2に供給される。冷蔵室2を冷却した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵室用戻り風路18bに導かれ第1の冷却器17に帰還する。
また第2の冷却器20によって発生した冷気は冷凍室用ダクト22の各吐出風路に導かれ製氷室4及び切替室3及び冷凍室5に供給され冷却し、各戻り風路に導かれ第2の冷却器20に帰還する。
野菜室6は、野菜室吐出風路25からの製氷室4の高湿度の戻り冷気により冷却する。
以上のように本実施の形態においては、最上部に冷蔵室2と、冷蔵室2との下方に切替室3と、並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室4と、本体下部に設けられた冷凍室5と、並列配置した製氷室4及び切替室3と冷凍室5の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室6を有するものにおいて、第1の冷却器17で冷蔵室2のみを冷却し、第2の冷却器20で冷蔵室以外の製氷室4、切替室3、冷凍室5及び野菜室6を冷却し、野菜室6を製氷室4の戻り冷気で冷却するようにしたことにより、夏場冷蔵室2のドア開閉が増え冷蔵室2に暖湿気が流入しても製氷室4を冷却する第2の冷却器20は影響を受けず製氷室4の能力を確保することができる。さらに、野菜室6は高湿度の製氷室4の戻り冷気により冷却するので、野菜室6内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性への悪影響はない。さらに、野菜室6を製氷室4の戻り冷気で冷却するので、切替室3、製氷室4、冷凍室5の冷却量に影響はなく野菜室6を冷却できる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の断面図である。
図4において、野菜室6の天面には冷却板28を配置し、仕切り壁26は切替室3及び製氷室4と野菜室6とを仕切り、仕切り壁26と冷却板28の間を経由して第2の冷却器20へと連通する戻り風路27を構成する。冷却板28は、製氷室4の戻り冷気で冷却され、野菜室6の上部から野菜室6を輻射冷却する。
以上のように本実施の形態においては第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で冷蔵室以外の製氷室、切替室、冷凍室及び野菜室を冷却し、野菜室6は製氷室4の戻り冷気で冷却される冷却板28で天面から間接的に冷却するようにしたことにより、夏場冷蔵室のドア開閉が増え冷蔵室に暖湿気が流入しても製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず製氷室の能力を確保することができる。さらに、冷却板で野菜室の冷却を行い、野菜室に直接冷気を循環させないことで、野菜室の湿度の低下を防止し、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3による冷蔵庫の断面図である。
図5において、樹脂戻り風路29は、野菜室6の上部に配設し、製氷室の戻り冷気により冷却され野菜室6を冷却する。
以上のように本実施の形態においては第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で冷蔵室以外の製氷室、切替室、冷凍室及び野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場冷蔵室のドア開閉が増え冷蔵室に暖湿気が流入しても製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず製氷室の能力を確保することができる。さらに、野菜室天面の樹脂戻り風路内を通過する冷気の冷熱を樹脂ダクトを介して効率良く野菜室内に伝えることができ、安価な構成で野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
(実施の形態4)
図6は本発明の実施の形態4による冷蔵庫の断面図である。
図6において野菜ケース30は、野菜室6内に設置され、上部には蓋31があり、野菜室用吐出風路25からの製氷室4からの戻り冷気で野菜ケース30の外周を冷却する。
以上のように本実施の形態においては第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で冷蔵室以外の製氷室、切替室、冷凍室及び野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場冷蔵室のドア開閉が増え冷蔵室に暖湿気が流入しても製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず製氷室の能力を確保することができる。さらに、野菜室上部に蓋を取り付けることで、野菜室の冷却を間接的に行い、野菜室に直接冷気を循環させないことで、野菜室の湿度の低下を防止し、さらに温度ムラなく冷却できるので野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
(実施の形態5)
図7は本発明の実施の形態5による冷蔵庫の断面図である。
図7において混合用風路32は、戻り風路27に連結し第2の冷却器20からの低温冷気を戻り風路27内で、製氷室4の戻り冷気と混合させ冷却板28を低温に冷却する。
以上のように本実施の形態においては第2の冷却器からの冷気と、製氷室からの戻り冷気を、戻り風路内で混合したものであり、冷却板を低温に冷却することができ、夏場において野菜室のドア開閉回数が増えて野菜室に暖湿気が流入しても、野菜室を低温に保つことができ、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室のみを冷却し、第2の冷却器で製氷室、切替室、冷凍室を冷却し、製氷室の戻り冷気で野菜室を冷却するようにしたことにより、夏場において冷蔵室のドア開閉回数が増えて冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器には霜が付かずに製氷スピードを確保することが可能となるので、冷凍機器全般の冷却方法の用途にも適用できる。
本発明による冷蔵庫の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態1における冷蔵庫の風路図 本発明による冷蔵庫の実施の形態1における冷蔵庫の断面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態2における冷蔵庫の断面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態3における冷蔵庫の断面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態4における冷蔵庫の断面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態5における冷蔵庫の断面図 従来の冷蔵庫の風路図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
3 切替室
4 製氷室
5 冷凍室
6 野菜室
17 第1の冷却器
20 第2の冷却器
25 野菜室用吐出風路
26 仕切り壁
27 戻り風路
28 冷却板
29 樹脂戻り風路
30 野菜ケース
31 蓋
32 混合用風路

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記製氷室を冷却した冷気を前記野菜室に吐出する吐出風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室のみを冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記切替室と前記冷凍室とを冷却し、前記吐出風路からの冷気で前記野菜室を冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記切替室及び前記製氷室と前記野菜室とを仕切る仕切り壁と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記野菜室の天面に配置された冷却板と、前記製氷室から前記仕切り壁と前記冷却板の間を経由して前記第2の冷却器へと連通する戻り風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室のみを冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記切替室と前記冷凍室とを冷却し、前記冷却板で前記野菜室を冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた冷凍から冷蔵までの温度範囲で切替え可能な切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた冷凍室と、前記製氷室及び前記切替室と前記冷凍室との間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室奥面に設置した第1の冷却器と、前記野菜室及び前記製氷室及び前記切替室の奥に設置した第2の冷却器と、前記野菜室の天面に配置された前記製氷室から前記第2の冷却器へと連通する樹脂戻り風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室のみを冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室と前記切替室と前記冷凍室とを冷却し、前記樹脂戻り風路で前記野菜室を冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 前記野菜室内に設置した野菜ケースと、前記野菜ケースの上部に蓋とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 前記第2の冷却器からの冷気と、前記製氷室からの戻り冷気を、前記戻り風路内で混合したことを特徴とする請求項2または3に記載の冷蔵庫。
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